JPS5829649A

JPS5829649A - ラベルの製造方法

Info

Publication number: JPS5829649A
Application number: JP12817981A
Authority: JP
Inventors: 千ケ崎　政夫
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1981-08-18
Filing date: 1981-08-18
Publication date: 1983-02-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はラベルの製造方法に係り、切に詳しくはカーボ
ンコピーにより、あらかじめ印刷された枠内に記載を行
なうことができると共に、記載された部分を透明々フイ
ルムのカバーによシ保存することができるように構成し
たラベルの製造方法に関するものである。

従来より、感圧性接着剤などを用いて商品その他の対称
物に貼着することが出来るラベルが各種提案されている
。ところが、この釉のラベルの最゛犬の欠点はラベル等
に手１た（ハ）タイプライタなどを用いて記載した文字
そのものが外気にさらされた状態で露出しているため、
手が触れたり、他の物体に触れたり、あるいけ風雨にさ
らされると、文字や記号等が薄れて１〜゛タつたり、消
ヌてし１つたりする次点があった。

このような欠点を解消するものとして、記叔が終った後
、ラベルの表面に透明なフィルムを貼着し、記載された
文字を保護し、消失しないように構成したラベルが提案
された。しかし、このような透明フィルムによシカバー
されるラベルの製法Ｆｉ椿めで複雑で、かつ、経済的に
も極めて不利なものとなる欠点を有していた。

そこで本出願人は特許第９１９２０２号をもって開示し
たように、透明フィルム付きのラベルの極めて容易な製
造方法を提案した。どの製法は透明フィルム伺きのラベ
ルの優れた製造方法であるが、文字や記号の記載にペン
等によるラベルへの直接的な記載であって、カーボンコ
ピーをオＵ用することが出来ガいと言う点で改良の余地
があった。

本発明は本出願人が先に提案した特許第９１９２０２号
の製法とほとんど同一の製法を用いて、カーボンコピー
による記載を行なうことができる透明フィルム付きのラ
ベルの製造方法を提供することを目的としている。

以下、図面と共に本発明方法を詳細に説明する。

図において、符号１で示すものシフ１上伸貼７Ｐ：ｒ体
で、これは合成樹脂から寿る透明フィルム２を最上層と
し、イの下面には感圧性接着剤層（後述）を介して剥緬
紙３が貼着されており、さらにその下面にはカーボン層
４が全面にわたって塗布されている。このような構造を
有う゛る」−側貼着体１は所定幅の帯状に形成されてお
り、回転軸５に対してロール状に巻付けられている。

一方、符号６で示すものは下側貼加俸で、これはラベル
用紙７を上層にイ」し、その下１Ｔ１１に感圧性接着剤
を介して台紙８が貼着さＪｌて」、・す、全体として９
「定幅の帯状に形成され、回転軸９にロール状に巻き付
けられ−ｒいる。

上側貼着体１はガイドローラ】０を力して引き出される
が、この時、Ｊ＝、　（Ｉｌｌｌ貼崩口・１の一方Ｊ）
側、例えば第１図において右側の部分の爪面の剥離紙３
およびカーボン層４がル［定幅で、かつ、全長にわたっ
て剥離され、この部分には感圧性接着剤の塗布された透
明フィルム２だけが残る。

剥離された剥離紙３とカーボン層４が所定幅の帯状とな
ってガイドローラ１０の下側を通シ巻取軸１１に巻き取
られる。

一方、下側貼着体６は引き出される途中で固定的に配置
された上型１２と、間欠的に上下する下型］３の間を通
り、ラベル用紙７上に所定間隔で枠体１４が印刷される
。印刷された下側貼着体６と、剥離紙３とともにカーボ
ン層４を剥離された上側貼着体１は上下の押圧ローラ１
５　、１６の間を通シ、両者間に押圧されて感圧性接着
剤層を塗布された透明フィルム２の部分のみが下側貼着
体６のラベル用紙７上に貼着される。

このようにして一部が貼着された状態で重ね合わされた
上下の貼着体１，６は重なった状態で導かれ、その途中
に配置された下型１７と上型１８との間を通る。このと
き上型１８は前述したようにして印刷された枠体１４を
囲んだ刃１９をその下面に備えているため、上型１Ｂを
昇降させれば枠体１４を囲んで切り込み２０を所定間隔
で形成することになる。この切り込み２０は下側貼着体
６の台紙８にまでは達せず、ラベル用紙７を切断する位
訪に１でしか形成さね、ない。

このようにして刃１９による切断が行われれば上側貼着
体１はＰ９ｉ定間隔で窓を開けられた状態と々る。

切り込み２０を形成された」１下の貼着体１，６は上下
に対向されて配置されたガイドローラ２１゜２２の間に
導かれる。

上下のガイドローラ２１　、２２の間を通った上」１１
貼着体１は剥離されて巻取軸２３に巻き取らノ］る。

との上側貼着体１は切り込み２０を形成しフコことによ
シ形成された窓１ａを所定間隔で有するブランクあるい
はスケルトンと呼ばれる状態で巻き取られ、巻き取られ
た後には廃棄処分される。

一方、ガイドローラ２２に沿って剥割された下側貼着体
６のラベル用紙７上には前記切り込み加を形成すること
により打ち抜かれた状態にあるカーボン層４．剥離紙３
及び透明フィルム２が重なった状態にあり、さらに剥離
紙３とともに剥離されたカーボン層４を有しない透明フ
イルム２の部分はラベル用紙７上に感圧性接着剤を介し
て貼着された状態にある。

このような状態にある下側貼着体６は前記ガイドローラ
２２の下方に配置されたもう一つのガイドローラ２４に
添接して巻取軸２５に巻き取られる。この巻取軸２５に
巻き取られたものが完成したラベルとなる。

このようにして打ち抜かれて形成されたラベルの拡大図
を第３図に示す。第３図からも明らかなように透明フィ
ルム２の剥離紙３及びカーボン層４を剥離された部分が
直接ラベル用紙７に貼着されており、ラベル用紙７上に
印刷されノこ枠体１４が透けて見える状態にあわ、かつ
この部分だけは剥離紙３とカーボン層４の厚みを合わせ
ただけわずかに薄くなっている。

第５図、第６図及び第８図、第９図において符号２６で
示すものは透明フィルム２の下面に塗布された接着剤層
を示Ｌ　Ｎ符号〃は印刷層を示し、符号２８はラベル用
紙７の下面に塗布された接着剤層を示す。

次に、以上のようにして得られたラベル２９の使用方法
につき散明する。

ラベル２９は拐ち抜かれた直後においては、第４図に示
すように印刷された枠体１４の一部のみが透明フィルム
２を介して透けて兇える状態にあるとともに、この透け
て見える部分のみにおいて透明フィルム２とラベル用船
７が感圧性接着剤層２６を介して接着された状態にある
。この状態でたとえば枠体１４が住所９氏名々とを記入
する枠体であった場合には、透けてふ１える指定された
部分に対応して、タイプライタあるいはボールペンなど
により透明フィルム２の」−から文字３０を記入する。

すると、その記入に応じてカーボン層４がラベル用紙７
上に転写される。

この状態を第６図に示す。このようにして文字等の記入
をし終わった後に、透明フィルム２がラベル用紙７上に
貼着されている部分せで、す力わち第４図において枠体
１４が透けてｙ、える部分まで剥離紙３とカーボン層４
とが一体となった透明フィルム２を上側に折り返し１、
第８図に示すように剥離紙３とカーボン層４を剥離する
。

この状態では透明フィルム２しか上側貼着体としては残
っていないため、その裏面に塗布された感圧性接着剤層
２６を介して文字３０が転写されたラベル用紙７上に透
明フィルム２を接着することができる。

このようにして最終的には透明フィルム２によって記載
された文字や記号は株われ、外部との直接的な接触はな
く、文字等の部分がこすられたりしても消えることが々
く、風雨にさらされても消失することの々いラベルを得
ることができる。

なお、上記の実施例にあってはラベルは一列ずつしか形
成しない例について説明したが、２列以」二同時に形成
してもよく、また、剥離紙３を介してカーボン層４を剥
離してしまう製法を示したが、逆にカーボン層４を必要
とする部分に、これが塗布された剥離紙３を介して接着
する方法を採用してもよい。

以上の駅、明から明らかなように、本発明によれば、タ
イプライタ等を利用してカーボンコピーを行うことがで
きる透明フィルム利きのラベルを提供することができ、
記載された文字等を透明フィルムで池った文牢智の消失
の４ｐ−ｈ、のないラベルを極めて簡単ｔ（：、　ａる
ことかできる。

４追加の関係この発明は本出願人の発明になる特Ｗ１−第９１９２０
２号の追加の発明で、前記時Ｒ′Ｉの構成に欠くことが
できない昂項の主要部をその構成に欠くことができ々い
主袈部とし−Ｃいる発明であって、前記％許と同一の目
的を達成するものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を費４明するもので、第１図は製
造工程を示す全体斜視図、第２図は第１図のＡ−Ａ線断
面図、第６図り第１図のＢ　−Ｂ線間の拡大斜視図、第
４図はラベルの一１１′面図、第５図及び第６図は第４
図のＣ−Ｃ糺１及び１）−Ｄ紳拡大断面［シ１、第７回
目、記入仕のラベルの平面図、第８区１ｄ、カーボン層
の剥離方法を示す拡大縦断側面図、第９図は第７図のＥ
−Ｅ線拡大断面図である。１・・・上側貼着体、２・・・透明フィルム、３・・・
剥離紙、４・・・カーボン層、６・・・下側貼着体、７
・・・ラベル用紙、８・・・台紙、１２・・・上型、１
３・・・下型、１４・・・枠体、１５　、１６・・・押
圧ローラ、１７・・・下型、１８・・・上型、１９・・
・刃、２０・・・切り込み、２６　、２８・・・感圧性
接着剤層、２９・・・ラベル、３０・・・文字。（１１）

Claims

【特許請求の範囲】

透明フィルム２とその裏面に感圧性接着剤層２６ｆ介し
て貼着された剥離紙３と、この剥離紙３の裏面に形成さ
れたカーボン層４とからなる」二側貼着体１と、ラベル
用紙７とその裏面に感圧性接着剤層２８とからなる下側
貼着体６とをそｉｌぞ１１巻き付けられた回転軸５，９
から引き出１７、上側貼着体１のいずれか一方の側縁に
沿ってカーボン層４が形成された剥離紙３を所定の幅で
全長にわたって剥離し、下側貼着体６のラベル用紙７」
二には所定のパターンの枠体１４を印届１１シた移、両
者を抑圧ローラ１５　、１６間に導き両者をｌね台わせ
るとともにカーボン層４とともに剥離紙３を剥離された
透明フィルム２を感圧性接着剤層２６を介してラベル用
紙７上に接着し、然る後下型１７と上型１８との間を通
し、上型１８の下面に設けられた枠体１４上の刃１９に
より前記印Ｍ用された枠体】４を凹んで台紙８にまでは
達し々い程度の切り込み加を形成し、切り込み２０を形
成された上側貼着体１を剥離する工程を含むことを特徴
とするラベルの製造方法。