JPS5829314B2 - チオノホスホン酸またはチオノリン酸のo−アルキル−o−フエニルエステルの製造方法 - Google Patents

チオノホスホン酸またはチオノリン酸のo−アルキル−o−フエニルエステルの製造方法

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JPS5829314B2
JPS5829314B2 JP48086930A JP8693073A JPS5829314B2 JP S5829314 B2 JPS5829314 B2 JP S5829314B2 JP 48086930 A JP48086930 A JP 48086930A JP 8693073 A JP8693073 A JP 8693073A JP S5829314 B2 JPS5829314 B2 JP S5829314B2
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ゼ−リング リカルド
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特許第1113974号(特公昭56−529
13号)の追加の発明に関する。
先願の特許第1113974号0特公昭5652913
号)明細書には、式(I) 〔式中、R7は、場合により塩素で置換されていてもよ
い低級アルキル基又は場合によりハロゲン又は低級アル
キルで置換されていてもよいフェニル基又はR−0−基
を表わし、ここで、Rは、炭素原子1ないし12個のア
ルキル基を表わし、これは酸素を介在していてもよく又
は−COOR’(R′−低級アルキル)基で置換されて
もよく、あるいは炭素原子3ないし12個のアルケニル
基を示し、R2は低級アルキルであり、そしてX、Y及
び2は相互に同一であっても異なってもよく、水素、塩
素、臭素、ヨウ素、低級アルキル又はニトロ基を表わし
及びZはその外にシアノ、アセチル基又は−8(0)n
R′/(式中R“は低級アルキル基を意味し、nは0.
1又は2を意味する)基であってもよい〕 の化合物の製造方法において、式(8) の対応するジフェニルチオノホスホネートを強塩基の存
在下で式叫 のアルコールで再エステル化することを特徴とする上記
式(I)の化合物の製造方法が示されている。
ところが、弱塩基も再エステル化の触媒として同様に有
利に作用しうろことがこSに明らかになった。
このような塩基としては、たとえば式のフェノールのナ
トリウム塩またはカリウム塩に加えて、とりわけ乾燥ア
ンモニアが考えられる。
上記フエノラートのような他の弱塩基の触媒作用の場合
、完全な再エステル化には一般に還流下または加圧下で
数時間の加熱が必要になるが、乾燥アンモニアの影響下
での再エステル化は室温で行なうのが好ましい。
そして本発明による反応条件下では、アンモニアは驚く
べきことに上記式(9)の出発化合物と反応してアミド
を形成しない。
本発明による再エステル化は式叫のアルコール、とりわ
けメタノールまたはエタノールの存在下でもまた行なわ
れ、そしてそれによってもアミド化はまったく認められ
ない。
弱塩基による再エステル化の反応はアルコレートによる
場合よりも若干遅いが、しかしより選択的に行なわれる
本発明の方法によれば、所望のエステルが高収率で得ら
れ、またその粗生成物はより高純度を有している。
さらに、アルコレートを使用する場合に比較して、アル
コールと金属ナトリウムとの反応が避けられるという利
点がある。
また、第三級アミンを使用する場合と比較すると、四級
化生成物の形成がないという利点もある。
アンモニアによる再エステル化の場合、対応するジフェ
ニルチオノホスホネートまたはアルキルジフェニルチオ
ノホスフェート(9)をそれぞれ適当な溶剤(たとえば
、トルエン、トリクロルエチレン、塩化エチレン、クロ
ロホルム)に溶解スる。
この溶液を大過剰の対応するアルコールと混合する。
続いて、乾燥アンモニアをこの溶液に適当な反応温度で
(約−20〜100℃、好ましくは室温で)反応が完結
するまで導入するが、またはこの溶液をオートクレーブ
に満たし、そして乾燥アンモニアをある圧力(たとえば
、3〜5気圧)に達するまで封入する。
高NH3−圧力下では、再エステル化の反応は常圧下に
おけるよりも速く進行する。
反応の進行は薄層クロマトグラフィー(TLC=シリカ
ケル板、トルエン:n−ヘフタン:クロロホルム−2:
2:1)で制御するか、またはオートクレーブのNH3
−圧の低下を観察することによって制御する。
必要とされる反応時間は出発化合物および反応条件に依
存し、そしてほとんどの場合2〜20時間継続する。
生成したフェノールは水酸化ナトリウム溶液とともに振
とうして取り出し、そして回収する。
かくして、モノフェニルエステルは有機溶液の蒸発中に
残渣として得もれる。
このとき、モノフェニルエステルは殺虫剤としての用途
には満足しうる純度で生成するが、蒸留および(または
)再結晶によってさらに精製してもよい。
次に、実施例で本発明の詳細な説明する。
実施例 1 ベンゼンチオノホスホン酸−〇−メチルー0(4−ブロ
ム−2・5−ジクロルフェニル)エステルの合成 ベンゼンチオノホスホン酸−〇−ビスー4−フロムー2
・5−ジクロルフェニルエステル(m、p124〜12
6℃)124.41(0,2モル)をトリクロルエチレ
ン800m1およびメタノール200m1に溶解する。
かきまぜながら室温で乾燥アンモニアをはじめ急速に、
次いでごく少量のアンモニアが冷却器から逃げるように
徐々に導入する。
反応は4〜5時間で終る。反応バッチを蒸発し、塩化メ
チレン500TLlに溶解し、2N水酸化ナトリウム溶
液とともに振とうし、乾燥しそして蒸発する。
水溶液からブロムジクロルフェニル(49?)を回収す
る。
有機溶液の残渣として予想した生成物がはじめ黄色の油
状物として得られる。
この油状物は間もなく白色、結晶状物質に固化する。
m、p69〜72℃、収量:811(理論値の98.3
%)。
ガスクロマトグラフィーの定量によると、この粗生成物
は予想した活性成分を95%以上含有しているが、出発
物質はまったく含まれていない。
コレラインプロパノールから再結晶する。
m、974〜75℃ 実施例 2 メタンチオノホスホン酸−〇−エチルー0(2・5−ジ
クロル−4−メチルメルカプトフェニル)−エステルの
合成 (a) メタンチオノホスホン酸−ビス−2・5−ジ
クロル−4−メチルメルカプトフェニルエステル247
グ(0,05モル)をトルエン4007711に溶解し
、そしてエタノール100TfLlを加よる。
この溶液をオートクレーブに満たし、次いで乾燥アンモ
ニアをその圧力が5気圧になるまで導入する。
室温で5時間経過後、圧力は3.8気圧まで低下した。
このとき、ジフェニルエステルは完全に反応していた。
反応バッチを蒸発し、その残渣をトルエンで希釈し、そ
して生成したジクロルメチルメルカプトフェノールを再
エステル化するために、2N水酸化す) IJウム溶液
とともに振とうする。
その有機溶液を乾燥および蒸発する。
この結果、予想した生成物が淡かつ色の油状物として1
4.3f(87%)得られる。
これを分子蒸留によって精製する。m、9130℃10
.001)ル。
ジクロルメチルメルカプトフェノールは水溶液を酸性に
したのち該水溶液から抽出する。
(b)メタンチオノホスホン酸−ビス−2・5−ジクロ
ル−4−メチルメルカプトフェニルエステル24.7P
(0,05モル)をトリクロルエチレン400m1に溶
解する。
エタノール200TILlを加えたのち、乾燥アンモニ
アを該溶液にかきまぜながら室温で徐々に導入する。
約20時間後、出発物質は薄層クロマトグラムによって
もはや見いだすことができない。
反応バッチを(a)で述べたようにして処理する。
この結果、予想した生成物が黄色がかった油状物の形で
16.2’!/(98%)得られる。
これを分子蒸留によって精製する。
b、9130℃10.001)ル、nD、1.5962 実施例 3 0−メチル−〇−エチルー〇−(4−ブロム2・5−ジ
クロルフェニル)−チオノホスフェートの合成 〇−エチルー〇−O−ビス−(4−ブロム−2・5−ジ
クロルフェニル)−チオノホスフェート(m、p67℃
)301をトリクロルエチレン300m1およびメタノ
ール7omlに溶解する。
かきまぜながら乾燥アンモニアを室温で導入する。
反応をクロマトグラフィーで制御する。
24時間後、出発物質はもはや存在しない。
溶剤を留去し、残留物を希水酸化ナトリウム溶液および
水とともに振とうする。
残分は18z(理論値の93.5%)である。
n’7 :1.5674、b、po、01)ル/150
〜153℃。
0−n−ブチル−0−O−ビス−(4−フロム2・5−
ジクロルフェニル)−チオノホスフェ−)(m、p38
℃)を上記の反応条件下で用いると、O−メチル−〇−
n−ブチルー0−(4フロム−2・5−ジクロルフェニ
ル)−チオノホスフェートが得られる。
収率:理論値の91%、b、po、01 トル/16
FC8 次の化合物を上記と同じ方法で製造する。
O−メチル−〇−エチルー(2・4・5−トリクロルフ
ェニル)−チオノホスフェート、無色の油状物、n貨:
1.5580゜ O−メチル−〇−エチルー(2・5−ジクロル4−ノチ
ルメルカブトフェニル)−チオノホスフェート、b、p
O,01トル、 146℃。
0−メチル−o−−r−チル−(2・5−ジクロル4−
ヨウドフェニル)−チオノホスフェート、n賀:1.5
723 0−メチル−0−n−へキシル−(2・4−ジクロルフ
ェニル)−チオノホスフェート、n賀:1.4988゜ 0−O−ジエチル−〇−(2・4・5−トリクロルフェ
ニル)−チオノホスフェート、 b、pO,01)ル、
146〜147℃。
0−5r−fルーO−イソプロピル−(4−ブロム−2
・5−ジクロルフェニル)−チオノホスフェート、n賀
:1.5483゜ 上記の物質は薄層クロマトグラフィー的に均一で、出発
物質として用いた対応するジフェニルチオノホスフェー
トを含有していない。
元素分析の結果は計算値に一致する。
得られた生成物は非常に有効な殺虫剤および殺ダニ剤で
ある。
本発明は特許請求の範囲に記載の方法を要旨とするもの
であるが、次の実施態様を包含する。
(1)弱塩基として乾燥アンモニアを特徴する特許請求
の範囲に記載の方法。
追加の関係 原発明である特許第1113974号←特公昭56−5
2913号)の発明は 「式 〔式中、R1は所望により塩素置換された低級アルキル
基又は所望によりハロゲン又は低級アルキルで置換され
たフェニル基又はR−O−(式中Rは炭素原子数1ない
し12個のアルキル基を表わす)基を表わし、R−0−
基は酸素で中断され又は−COOR’−(R1’−低級
アルキル)基又は炭素原子数3ないし12個のアルケニ
ル基で置換されてもよい、R2は低級アルキルであり、
及びX、Y及びZは同一であっても異なってもよく、水
素、塩素、臭素、ヨウ素、低級アルキル又はニトロ基を
表わし及びZはその外にシアノ、アセチル基又は−5(
O)nR″(式中R“は低級アルキル基を意味し、nは
0.1又は2を意味する)基であってもよい〕 の化合物の製造方法において、式 の対応するジフェニルチオノホスホネイトを強塩基の存
在下で式 のアルコールで再エステル化することを特徴とする、上
記式■の化合物の製造方法。
」に関するものであり、本発明は原発明の方法において
、再エステル化触媒として弱塩基を使用することを特徴
とする方法である。
したがって原発明の構成に不可欠の事項を主要部として
いる発明であって、原発明と同一の目的を達成するもの
であるから、特許法第31条第1号の要件を満足するも
のである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔式中、R1は、場合により塩素で置換されていテモよ
    い低級アルキル基、または場合によりハロゲンまたは低
    級アルキルで置換されていてもよいフェニル基、または
    基R−0−を表わし、ここで、Rは、炭素原子1〜12
    個のアルキル基を表わし、そしてこれは酸素を介在して
    もよく、または基−COOR′−(R’−低級アルキル
    )で置換されていてもよく、あるいは炭素原子3〜12
    個のアルケニル基を示し、 R2は低級アルキル基であり、そして X、YおよびZは相互に同一であっても、また異なって
    いてもよく、水素、塩素、臭素、ヨウ素、低級アルキル
    またはニトロ基を表わし、そしてZはその外にシアノ、
    アセチルまたは 5(0)nR”基(式中、R“は低級アルキル基を表わ
    し、そしてnは011または2を意味する)であっても
    よい〕 の化合物を、式(9) のアルコール化合物との再エステル化反応によって製造
    する方法において、再エステル化触媒として弱塩基を使
    用することを特徴とする上記式(I)のチオノホスホネ
    ートまたはチオノホスホレートの製造方法。
JP48086930A 1973-08-03 1973-08-03 チオノホスホン酸またはチオノリン酸のo−アルキル−o−フエニルエステルの製造方法 Expired JPS5829314B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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ORGANOPHOSPHORUS COMPOUNDS=1958 *

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