JPS5828970Y2 - 歯ブラシ容器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は歯ブラシ容器に関するもので厚紙またはプラス
チックシートをもって形成される。

本考案の歯ブラシ容器について以下図示の実施例によっ
て説明する。

第１図は本考案の歯ブラシ容器の展開図である。

糊しろ片１、側面板２、正面板３、他の側面板４、次い
で背面板５を順に折目６，７，８．９によって連設する
。

正面板３の中央上部に窓１０を設けるとともに歯ブラシ
の長さに応じた所定の高さの位置に、はぼ側面板幅の間
隔をおいて２本の平行な水平折目を設ける。

即ち側面板２上の２本の平行折目を１１．１２とし正面
板３上の２本の平行折目を１３．１４、側面板４上のそ
れを１５．１６、背面板５上のそれを１７．１８とする
。

側面板２の上縁からその中央に縦の折目１９を上方の折
目１２まで下ろし、また同様側面板３の上縁からその中
央に縦の折目２０を設ける。

ついでこの交点からそれぞれの側面板２，４の下方の水
平折目の両端まで斜めの折目２１，２２、および２３．
２４を設けてそれぞれ三角形を折目により区画する。

側面板４の中央の縦の折目２０を軸とし、上部水平折目
１４．１’６．１８の上方にわたって対称的な形状の鉤
状釘掛部２５．２６をその開口部をや・下方に傾斜させ
て打抜く。

即ち開口部は側面板４の中央の縦の折目２０の上で形成
され、この折目２０で釘掛部の開口部が最下端となって
下方に傾斜している。

底は側面板２、正面板３、側面板４および背面板５の下
縁にそれぞれ折目を介して底形成フラップ２７．２８，
２９．３０によって組立てられる。

このブランクシートから歯ブラシ容器を形成するには糊
しろ片１を背面板の内側に貼着し、次いで底を常法によ
ってＷｔｔｃする。

この状態は第２図の外観図によって示される。

次いで両側面板２，４の縦の中央折目１９．２０を内方
に押し込んで正面板３と背面板５の上方を重ねることに
より第３図の本考案歯ブラシ容器の上方の要部を示す外
観図のような形状となるので鉤状の形状の釘掛部は釘や
陳列用の水平棒に引掛けることができる。

この際に側面板中央の折目２０の下端は第３図に見られ
るように釘掛部開口部の上縁に突起部Ａとし犬山するの
で、釘などから注意しなければ容易には外せないので商
店などでの販売において盗難の予防ともなる効果がある
。

本考案は正面板の窓のや・上方にほぼ側面板の幅を間隔
とする２本の折目を胴体全体にわたり水平に平行に設け
、両側面板の上縁から中央に縦に上記上方水平折目に至
る折目を設けるとともに、この交点から下方水平折目の
両端に斜めの折目により三角形を区画し、かつ正面板、
背面板とこれに挾まれた側面板にわたって、前記胴体の
上部水平折目の上方において上記側面板の中心折目を軸
とした対称的な形状の鉤状釘掛部を開口部をや・下方に
傾斜させて打抜いたことを要点とするものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の歯ブラシ容器の展開図、第２図は糊し
ろ貼着底部組立てを終った本考案の容器の外観図、第３
図は本考案容器の使用時の上方の要部を示す外観図であ
る。 １・・・・・・糊しろ片、２・・・・・・側面板、３・
・・・・・正面板、４・・・・・・側面板、５・・・・
・・背面板、６，７，８．９・・・・・・折目、１０・
・・・・・窓、１１．１２，１３，１４，１５，１６，
１７．１８・・・・・・水平折目、１９．２０・・・・
・・縦折目、２１．２２，２３．２４・・・・・・斜め
の折目、２５，２６・・・・・・釘掛部の打抜き、２７
．２８，２９．３０・・・・・・底形成フラップ、Ａ・
・・・・・釘掛部に生ずる突起部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 正面板に窓を有する断面方形の歯ブラシ容器において、
   上記窓のや・上方に、はぼ側面板の幅を間隔とする２本
   の折目を胴体全体にわたり水平に平行に設け、両側面板
   の上縁から中央に縦に上記上方の水平折目に至る折目を
   設けるとともにこの交点から下方水平折目の両端に斜の
   折目により三角形を区画し、かつ正面板、背面板とこれ
   に挾まれた側面板にわたって、前記胴体の上部水平折目
   の上方において上記側面板の中心折目を軸とした対称的
   な形状の鉤状釘掛部を開口部をや・下方に傾斜させて打
   抜いたことを特徴とする歯ブラシ容器。