JPS5828852B2 - 活性化ハロゲノベンゼンと陰イオン性有機酸素含有若しくは硫黄含有反応体との反応によるベンゼン誘導体の製造方法 - Google Patents

活性化ハロゲノベンゼンと陰イオン性有機酸素含有若しくは硫黄含有反応体との反応によるベンゼン誘導体の製造方法

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JPS5828852B2
JPS5828852B2 JP55085981A JP8598180A JPS5828852B2 JP S5828852 B2 JPS5828852 B2 JP S5828852B2 JP 55085981 A JP55085981 A JP 55085981A JP 8598180 A JP8598180 A JP 8598180A JP S5828852 B2 JPS5828852 B2 JP S5828852B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はベンゼン誘導体の製造方法に関し、さらに詳し
くは活性化ハロゲノベンゼンを陰イオン性の有機酸素含
有もしくは硫黄含有反応体と反応させることによるベン
ゼン誘導体の製造方法に関するものである。
さらに、本発明はこの方法を実施して得られる生成物に
も関するものである。
活性化ハロゲンベンゼンという用語は、ハロゲンに対し
てオルト−又はパラ−位置に電子吸引基を有するハロゲ
ノベンゼンを意味すると理解され、また陰イオン性の有
機酸素含有もしくは硫黄含有反応体とはRO−M+又は
R8−M+型(こ・′でRは炭化水素基である)の反応
体を意味すると理解される。
第2311004号として刊行されたフランス特許出願
第1.3943/76号が従来技術として知られている
この刊行物は、一般式A −Y −A’ −Zn C式
中、A及びA′は置換又は未置換アリール基を示し、Z
は電子保有基であり、YはO,S又はSO2であり、D
は1〜3である〕の化合物の製造方法を記載している。
この方法によれば、式A −YMe (式中、Meは
アルカリ金属又はNH4を示す)の化合物を弐X−A’
−Zn(式中、Xはハロゲンまたは活性化ニトロ基であ
る)の化合物と反応させる。
反応は二相系で行なわれ、相の一方は水又はアルカリ性
の水性媒体であってここで化合物AYMe を反応させ
、他方は一種若しくはそれ以上の水混和性溶媒中におけ
る化合物X−A’−Znの溶液よりなっている。
反応は、触媒としての第四級アンモニウム若しくはホス
ホニウム誘導体の存在下に行なわれる。
この型の方法の主たる欠点は、水相の使用に関係する。
水の存在は、反応温度が100 ℃より高い場合、加圧
下に操作するここを必要とする。
さらに、これは、第四級アンモニウム誘導体の存在下で
水とのエマルジョンを形成しないような水不混和性溶媒
の使用を含む。
この場合、たとえばスルホラン、ジメチルスルホキシド
及びN−メチルピロリドンのような、水混和性溶媒であ
る非プロトン極性溶媒を使用する場合、若干の反応しか
顕著な収率で起こらない。
また、上記フランス特許出願の実施例から明白なように
、使用する大量の水は大型反応器の使用を必要とさせる
といわざるを得ない。
さらに、触媒として第四級アンモニウム若しくはホスホ
ニウム誘導体を使用することから別の欠点が生ずる。
事実、これらは温度が約130℃を越えると容易に分解
するような化合物であることを、当業者は周知している
さらに、反応生成物から触媒を分解する際工業的観点か
ら重大な困難に遭遇する。
この型の従来技術の方法における他の欠点は、水の存在
下で分解するアルコラードを使用することが許されない
という事実である。
今回、出願人は、従来技術の欠点を克服する方法を見出
した。
本発明は、活性化ハロゲノベンゼンを水の不存在下で使
用される陰イオン性の有機酸素含有若しくは硫黄含有反
応体と反応させることによるベンゼン化合物の製造方法
に関するものである。
さらに、本発明は、高温度で劣化しない触媒を使用する
この形式の方法に関するものである。
さらに、本発明は、触媒の容易な分離及び回収を可能に
するこの型式の方法に関するものである。
したがって本発明は、活性化ハロゲノベンゼンを陰イオ
ン性の有機酸素含有若しくは硫黄含有反応体と反応させ
ることによるベンゼン化合物の製造方法において、反応
を式 C式中、nは1又は2であり、R1、R2、R3及びR
4は水素原子を示し、R5はアルキル基を示す〕 の少なくとも一種の金属イオン側鎖剤の存在下で行なう
ことを特徴とするベンゼン化合物の製造方法に関するも
のである。
反応は、溶媒の存在下又は不存在下に行なうことができ
る。
如何なる補助溶媒をも使用しない場合は、活性化・・ロ
ゲノベンゼン自身が溶媒として作用する。
本発明は、式(’I)の金属イオン側鎖剤が陰イオン性
の有機酸素含有若しくは硫黄含有反応体と共に鎖体を形
成し、この鎖体は前記陰イオン性の有機酸素含有若しく
は硫黄含有反応体がその末鎖化状態において不溶性又は
極めて難溶性であるような溶剤に対し可溶性であると(
・う事実に基づいている。
その結果、本発明による方法は、従来その使用が実現化
されえなかった溶媒を使用することを可能にすることが
明白である。
このことは、工業規模において、従来使用された溶媒よ
りもず★★つと取り扱い易い溶媒の使用を可能にするの
で、増々有利である。
さらに本発明の利点は、まだ完全には説明されていない
が、式(I)の金属イオン側鎖剤による銘体化が反応系
を活性化させると思われることである。
本発明の好ましい具体例によれば、式(I)におL゛て
R4、R2、R3及びR4が水素原子を示し、R5及び
nが上記の意味を有するような金属イオン側鎖剤が使用
される。
これら金属イオン側鎖剤のうち、R5が1〜4個の炭素
原子を有するアルキル基を示すような金属イオン側鎖剤
を使用するのが特に好適である。
次に金属イオン側鎖剤を挙げることができる:次式のト
リス−(3・6−シオキサヘプチル)アミン: N (CH2−CH20CH2−CH2−0−CH3
)3、次式のトリス−(3・6・9−トリオキサトリル
)−アミン: 次式のトリス (3・6 ジオキサオクチル) アミン: (CH2 CH2 CH2 CH2 C2R5)s 、※ ※ 次式のトリス−(3・6・9 デシル)−アミン: トリオキサラン 次式のトリス ( 6−シオキサノニル) アミン: (CH2 CH2 CH2 CH2 C3R7) 3 、* * 次式のトリス (3・6・9 トリオキサトリ シル)−アミン: 次式のトリス (3 ジオキサデシル)− アミン: (CH2−CH2−O CH2 CH2−0 C4H9)3、■ ■ 次式のトリス−(3・6・9 デシル)−アミン; トリオキサトリ ン 本発明の方法に使用されるアミンは、従来技術において
それ自体公知である。
たとえば、フラン ス特許第1302365号明細書は、第−級及び第二級
アミンの合成における副生物としての、対応する第三級
アミンN −(CH2−CH2−0−CN5)3及びN
”−(CH2−CH2−0−CH2−CH2−OCH3
)3の製造を記載しており、前記第−級及び第二級アミ
ンは医薬物質合成用の中間体として、腐蝕抑制剤として
、農業上価値ある化学物質の合成用中間体として及び乳
化剤として価値ある生産物である。
上記フランス特許第1302365号により得られる化
合物及び本出願の主題を構成する方法において使用され
るアミンの応用分野は、本発明の分野とは全く異なると
いうことを強調する価値がある。
本発明の方法は、一般式/ の活性化ハロゲノベンゼンの反応に適用することができ
、上記式中Xはハロゲン原子(F、CI、Br又は■)
を示し、ZはNO2、CN、SO3M。
C02M及びCF3 よりなる群から選択される少なく
とも一種の電子吸引基を示し、ここでMはアルカリ金属
を示し、2は基Xに対してオルト及び(又は)パラ−位
に位置し、R6は次のものからなる群より選択される少
なくとも一種の成分を示し: 水素、 1〜12個の炭素原子を有するアルキル及びシクロアル
キル基、 3〜12個の炭素原子を有するアルケニル基、たとえば
プロペニル、ノニル及びドデシル基、式CmH2m +
1−φ−1CmH2m−]−φ及びφ−CmH2m−
(式中mは1〜12の整数(1<m<、 12 )であ
り、φはフェニル基を表わしそして置換されていてもよ
い)の基、 1〜12個の炭素原子を有するアルコキシ基及びフェノ
キシ基、 式−CmH2m −OH及び−CmH2mOR(式中、
mは1〜12の整数(1くmく12)であり、Rは1〜
12f固の炭素原子を有するアルギル基又はフェニル基
である)の基、 1〜12飼の炭素原子を有するアルキルチオ基及びフェ
ニルチオ基、 式CPH2P −h−qp、(式中、Pは1〜4(1く
Pく4)であり、qは3〜9(3くq<:9うである)
の基、たとえば−CF3及び−CH2CF3、 中、Rは1〜12個の炭素原子を有するアルキル基又は
フェニル基である)の基、 基CI、F及びBr、並びに 基−NO2、−303M、−CN、−Co2M、−CO
2R1−COR及び−COH(式中、Mはアルカリ金属
を示し、Rは1〜12個の炭素原子を有するアルキル基
又はフェニル基を示す);そして nは1.2又は3に等しくてもよい整数(1<nく3)
である。
本発明の方法により使用しうる陰イオン性の酸素含有若
しくは硫黄含有反応体は一般式 を有し、式中R7は1〜12岡の炭素原子を有しかつ適
宜置換された線状又は分校状アルキル基及びシクロアル
キル基並びに適宜置換されたアIJ +ル基よりなる群
から選択される基を示し、Aは酸素又は硫黄を示し、M
十はアルカリ金属若しくはアルカリ土類金属に由来する
一価若しくは二価のカチオン又はアンモニウムカチオン
NH4+ を示す。
それのみに限定しないが、本発明の方法が特に関係する
式■の化合物は、R7が1〜6@の炭素原子を有しかつ
適宜置換されてもよい線状又は分枝状アルキル基及びシ
クロアルキル基、並びに適宜少なくとも一つの次の基1
1〜6個の炭素原子を有するアルキル基、フェニル基、
ハロゲノニトロ、シアノ、アミド及びアミノ基、1〜6
個の炭tiJ子を有するアルコキシ基、フェノキシ基、
1〜6個の炭素原子を有するアルキルアミノ基、フェニ
ルアミノ基、1〜6f固の炭素原子を有するアルキルア
ミド基及びフェニルアミド基により置換されたフェルル
及びナフチル基よりなる群から選択される基を示すよう
なものである。
式Hの化合物の例として、次の化合物を挙げることがで
きる: 式■の化合物の挙げうる例は、次の化合物のアルカリ金
属塩又はアンモニウム塩である:アルコール類、たとえ
ばメタノール、エタノール、インプロパツール及びブタ
ノール、環式アルコール類、たとえばシクロヘキサノー
ル及びフルフロール、フェノール類、たとえばフェノー
ル、アルキルフェノール類、たとえば0−1p−及びm
−クレゾール、2−イソプロピル−4−メチルフェノー
ル及び2−イソプロピル−5−メチルフェノール、ドデ
シルフェノール及びノニルフェノール、アリールフェノ
ール類、たとえばp−フェニルフェノール、モノハロゲ
ノフェノール類、たとえばOp−及びm−クロロフェノ
ール並びに対応するブロモ、イオド及びフルオロ化合物
、ポリハロゲノフェノール類、たとえばジクロロフェノ
ール、トリクロロフェノール、テトラクロロフェノール
及びペンタクロロフェノール、「混成」ジハロゲノフェ
ノール類、たとえば3−クロロ−4−ブロモフェノール
、3−1口ロー4−フルオロフェノール、3−J’ロロ
ー5−フルオロフェノール及び同等の化合物、ハロゲノ
アルギルフェノール類、たとえば3−トリフルオロメチ
ルフェノール及び4トリフルオロメチルフエノール、ア
ルキルハロゲノフェノール類、たとえば2−メチル−4
−クロロ−フェノール及び2・4−ジメチル−5−クロ
ロフェノール、アミノフェノール類、たとえば3−アミ
ノフェノール、4−アミンフェノール、2−メチル−4
〜アミノフエノール及び2−(N・N−ジメチルアミノ
)−フェノール、シアンフェノール類、たとえば2−シ
アンフェノール及び4−シアンフェノール、ニトロフェ
ノール類、たとえばo−p−及びm−ニトロフェノール
、2−メチル−3−二トロフェノール、 2−メf)
’−’−4−トロフェノール及び2・4−シロトロフェ
ノール、アミドフェノール類、たとえばo−1p−及び
m−アミドフェノール、アルコキシフェノール類、たと
えば3−メトキシフェノール、2−メトキシフェノール
及び4−メトキシフェノール、フェノキシフェノール類
、たとえハo−1m −及びp−フェノキシフェノール
、アルキルアミドフェノール類、たとえば2−ジメチル
アミドフェノール、チオアルコール類、たとえばメチル
メルカプタン及びエチルカプタン、チオフェノール類、
たとえばp−クロロチオフェノール、p−アミノチオフ
ェノール、2−メチルチオフェノール、3−メチルチオ
フェノール、4−メチルチオフェノール及び2・4−ジ
メチルチオフェノール並びにメルカプトベンゾチアゾー
ル類。
本発明の方法を実施するのに最も適する金属イオン側鎖
剤の選択は、カチオンM+(式■の化合物)の寸法に関
して行なわねばならない。
カチオンが大きくなる程、金属イオン側鎖剤の分子中に
存在する酸素原子の数も多くなげればならない。
たとえば、カリウムフェノラートを使用する場合は、ト
リス−(3・6・9−トリオキザテシル)アミンを使用
するのが好ましく、これに対し対応するナトリウム塩の
場合はトリス−(3・6ジオキサヘプチル)−アミンが
好ましく・。
補助溶媒は、もしこの種の溶媒を使用するとすれば、幾
つかの条件を満足せねばならない。
第一に、金属イオン側鎖剤を溶解しうるものでなげれば
ならない(金属イオン側鎖剤は大多数の通常の溶媒に可
溶性である)。
第二に、溶解すべき塩に対して化学的に不活性でなげれ
ばならない。
また、本発明の方法から最良の結果を達成するには、選
択溶媒の非極性が顕著になる程、金属イオン側鎖剤の親
油性もより顕著にならねばならない(すなわち、金属イ
オン側鎖剤中に存在する炭素原子の数がより多くなげれ
ばならない)ことに注目すべきである。
使用しうる補助溶媒の例はアセトニトリル、Nメチルピ
ロリドン、クロロベンゼン、0−ジクロロベンゼン、ジ
メチルスルホキシド、ジフェニルエーテル、ジオキサン
及びエチレングリコールポリエーテル(一般に「グリム
」と呼ばれる)である。
式■及び■の化合物は、化学量論量で又は化学量論量に
対し過剰量で使用することができる。
好適具体例によれば、化合物■及び■の一方又は他方の
化学量論量に対し20%過剰が使用される。
使用される式■のアミンの量は、式■の化合物100モ
ル当り約1〜約100モルとすることができる。
化合物■の100モル当り1〜15モルのアミンを使用
するのが好ましい。
補助溶媒を使用する場合は、その重量の約10〜500
重量%の式■の化合物を含有するような量で使用される
本発明の方法は約50〜約200℃、好ましくは約80
〜約160℃の温度で行なわれる。
圧力は臨界的でない。
本方法は一般に大気圧下で行なわれるが、それより低い
又は高い圧力も排除されない。
本発明の方法により得られる化合物は、次の一般式■を
有する: 〔式中、R6、R7、A及びZは上記の意味を有する〕
式IV a −dの一つに対応する化合物の例として、
次の化合物を挙げることができる。
これらの化合物は、特に植物保護剤として使用しうる有
機化合物の合成用中間体として有用である。
本発明の方法に使用される弐〇の金属イオン側鎖剤は、
式 〔式中、R3、R4、R5及びnは上記の意味を有し、
Mはナトリウム、カリウム及びリチウムから選択される
アルカリ金属原子を示す〕の塩を、般式 〔式中、R1及びR2は上記の意味を有し、Xは塩素又
は臭素を示す〕 のアミン、又は対応する塩酸塩若しくは臭酸塩のいずれ
かと縮合させて製造することができる。
アルカリ金属塩/アミンのモル比は約3〜約5である。
縮合操作は、たとえばクロロベンゼン又は好ましくは式
R3−(0−CHR4−CHR3) n−OHのエチレ
ングリコールモノアルキルエーテルであってもよい溶媒
の存在下で、100〜150℃の温度にて1〜15時間
行なわれる。
本方法は、好ましくは、溶液が溶媒11当り2〜5モル
のアルカリ金属塩を含有するようにして行なわれる。
反応の終了時における混合物は、主として式の第三級ア
ミンを含有するが、少割合の対応する式 の第二級アミン及び微量の式 の第一級アミンをも含有する。
第三級、第二級及び第一級アミンは、蒸留後、一般にそ
れぞれ90:8:2の比で存在する。
本発明の方法においては、最初の蒸留後に得られる上記
混合物、すなわち三種のアミンを含有するものをそのま
ま使用することができる。
本発明からより良好な結果を得るには、はぼ純粋な第三
級アミンを得るため、上記混合物のより完全な蒸留を行
なうのが好まし見・。
本発明のその他特徴及び利点は、以下の例の記載から一
層明確になるであろう。
本発明は、決してこれら例のみに限定されるものではな
い。
例1 ジクロロベンゼン中のトリス−(3・6−シオキサヘプ
チル)−アミンの存在下で式 のp−フェノキシニトロベンゼンを得るため、φONa
十とp−ニトロクロロベンゼンとの反応 クロロベンゼン100rfLlとp−ニトロクロロベン
ゼン329(0,2モル)とナトリウムフエナート2.
1’(0,2モル)とトリス−(3・6−シオキサオク
チル)−アミン3.7?(0,01モル)とを機械攪拌
機と温度計と還流凝縮器とを備えた500rnlの三首
丸底フラスコに順次導入した。
この混合物を]、 30℃にて9時間攪拌及び加熱した
反応の収率は、単離p−フェノキシニトロベンゼンに関
し95%であった。
比較例 同じ操作条件下で、トリス−(3・6−シオキサオクチ
ル)−アミンの不存在下において、反応の収率は3%で
あった。
例2 ジクロロベンゼン中のトリス−(3・ キサヘプチル)−アミンの存在下で式 %式%) ベンゼンを得るため、式 ニトロ のナトリウム2・4−ジクロロフエナートとpニトロク
ロロベンゼンとの反応 機械攪拌機と温度計と還流凝縮器とを備えた500m1
の三首丸底フラスコに、モノクロロベンゼン100WL
7とp−クロロニトロベンゼン15.79(0,1モル
)とすトリウム2・4−ジクロロフエナート27.81
(0,16モル)とトリス−(3・6−シオキサヘプチ
ル)−アミン2.31(0,007モル)とを順次に導
入した。
クロロベンゼンの還流温度にて12時間、混合物を攪拌
及び加熱した。
反応の収率は68%であった。
比較例 トリス−(3・6−シオキサヘプチル)−アミンの不存
在下にお(、・て、収率は8%であった。
例3 0−ジクロロベンゼン中ノドリス−(3・6・9−トリ
オキサデシル)−アミンの存在下で式4′−シニトロジ
フェニルエーテルヲ得ルため、式 のカリウムp−ニトロフエナートとp−フルオロニトロ
ベンゼンとの反応 機械攪拌機と温度計と還流凝縮器とを備えた500rI
llの三首丸底フラスコに、0−ジクロロベンゼン20
0rnlとp−フル、オロニトロベンゼン]、 4.1
. P (0,1モル)とカリウムp−ニトロフエナー
ト]、7.7?(0,1モル)とトリス−(3・6・9
−トリオキサデシル)−アミ74.55 ?(0,01
モル)とを順次に導入した。
0−ジクロロベンゼンの還流温度にて、混合物を10時
間攪拌及び加熱した。
反応の収率は87%であった。例4 0−ジクロロベンゼン中のトリス−(3・6・9−トリ
オキサデシル)−アミンの存在下で式の2・4′−シニ
l−ロジフェニルエーテルヲ得ルため、カリウムp−ニ
トロフエナートと式の0−ニトロフルオロベンゼンとの
反応 機械攪拌機と温度計と還流凝縮器とを備えた500rI
llの三首丸底フラスコに、0−ジクロロベンゼン20
0w1lと0−フルオロニトロベンゼン14、.1 f
(0,1モル)とカリウムp−ニトロフエナート17
.7f!(0,1モル)とトリス−(3・6・9−トリ
オキサデシル)−アミ74.55 P (0,01モル
)とを順次に導入した。
0−ジクロロベンゼンの還流温度にて10時間、混合物
を攪拌及び加熱した。
冷却後、塩を除去し、次いで溶媒を蒸発除去した。
反応の収率は85%であった。例5 ジクロロベンゼン中のトリス−(3・6・トリオキサデ
シル)−アミンの存在下で式ジニトロジフェニルエーテ
ルを得ル ため、式 のカリウム0−二l・ロフエナートとO−ニトロフルオ
ロベンゼンとの反応 機械攪拌機と温度計と還流凝縮器とを備えた500rI
llの三首丸底フラスコに、0−ジクロロベンゼン20
0rIllトo−フルオロニトロベンゼン14.1S’
(0,1モル)とカリウム0−ニトロフエナート17.
7?(0,1モル)とトリス−(3・6・9−トリオキ
サデシル)−アミ74.55 f(0,01モル)とを
順次に導入した。
0−ジクロロベンゼンの還流温度にて8時間、混合物を
攪拌及び加熱した。
冷却後、塩を除去し、次いで溶媒を蒸発除去した。
反応の収率は82%であった。例6 クロロベンゼン中のトリス−(3・6−シオキサヘプチ
ル)−アミンの存在下で式 のp−(4−7ミノフエノキシ)−二トロベンゼンを得
るため、ナトリウムp−アミノフェナートとp−ニトロ
クロロベンゼンとの反応機械攪拌機と温度計と還流凝縮
器とを備えた500rnlの三首丸底フラスコに、クロ
ロベンゼン100rIllとp−りoo=トロベンゼン
15.7P(o、iモル)とナトリウムp−アミノフエ
ナート131グ(0,1モル)とトリス−(3・6−シ
オキザヘプチル)−アミン1.69 (0,005モル
)とを順次に導入した。
この混合物を130℃にて13時間攪拌及び加熱し、次
いで得られた溶液を熱時沢過した。
濾過後、ヘキサン300m1を加え、これはp−(4−
アミノフェノキシ)−二トロベンゼンを沈殿させた。
反応の収率は83%であった。
例7 クロロベンゼン中のトリス−(3・6−シオキザヘプチ
ル)−アミンの存在下で式 のp−チオメトキシニトロベンゼン 式CH3S Na+のナトリウムチオメチラートとp
−ニトロクロロベンゼンとの反応 機械攪拌機と温度計と還流凝縮器とを備えた2zの=.
M丸底フラスコに、クロロベンゼン11とp−ニトロク
ロロベンゼン151’(1モル)トナトリウムチオメチ
ラー)140P(2モル)とトリス−(3・6−シオキ
サヘプチル)−アミン32?(0.1モル)とを順次に
導入した。
クロロベンゼンの還流温度にて2時間、混合物を攪拌及
び加熱し、次いで冷却した。
生成した塩と未変化のナトリウムチオメチラートとを1
過によって除去し、そしてクロロベンゼンを蒸発除去し
た。
チオメトキシニトロベンゼンを蒸留した。
反応の収率は72%であった。
例8 0−ジクロロベンゼン中のトリス−(3・6・9−トリ
オキサデシル)−アミンの存在下で式のp−フェノキシ
ベンゾニトリルを得るため、カリウムフエナートとp−
クロロベンゾニトリルとの反応 機械攪拌機と、温度計と還流凝縮器とを備えた500m
lの三首丸底フラスコに0−ジクロロベンゼン200r
nlとp−クロロベンゾニトリル27.5!P(0.2
モル)とカリウムフエナート29.04?(0.22モ
ル)とトリス−(3・6・9−トリオキサデシル)−ア
ミン4,551(0.01モル)とを順次に導入した。
0−ジクロロベンゼンの還流温度にて8時間、反応混合
物を攪拌及び加熱した。
生成した塩を1過によって除去し、溶媒を蒸留によって
除去した。
反応の収率は85%であった。比較例 同じ操作条件下で、トリス−(3・6・9−トリオキサ
デシル)−アミンの不存在下において、収率は僅か3%
であった。
例9 クロロベンゼン中のトリス−(3・6−シオキサヘプチ
ル)−アミンの存在下で式 0式% チルベンゼンを得るため、ナトリウムフエナートと3−
ニトロ−4−クロロトリフルオロメチルベンゼンとの反
応 機械攪拌機と温度計と還流凝縮器とを備えた500ml
の三首丸底フラスコに、クロロベンゼン200rlll
ト3−二トロー4.−クロロトリフルオロメチルベンゼ
ン2 2.5 P ( 0.1モル)とナトリウムフエ
ナート13P(0.11モル)とトリス(3・6−シオ
キサヘプチル)−アミン3.2P(0.01モル)とを
順次に導入した。
クロロベンゼンの還流温度にて4時間、混合物を攪拌及
び加熱した。
冷却後、塩を沢去し、次いで溶媒を蒸発除去した。
反応の収率は92%であった。
比較例 トリス−(3・6−シオキサヘプチル)−アミンの不存
在において、反応の収率は18%であった。
例10 トリス−(3・6−シオキサヘプチル)−アミンの製造 (a) 機械攪拌機と温度計と凝縮器とを備えた11
の三首丸底フラスコに、2−メトキシエタノール38(
1(5モル)を導入した。
ナトリウム23f(1モル)を3時間かげて加え、その
間混合物の温度を40℃に保った。
(b) 上記混合物に、トリス−(2−クロロエチル
)アミン塩酸塩51.6S’(すなわち0.215モル
)を加えた。
次L・で、混合物を2−メトキシエタノールの還流温度
(125℃)にて12時間加熱し、次いで溶媒を減圧下
に蒸留した。
塩酸水溶液(1ON) I 1.6mlを加えて、過剰
のナトリウム2−メトキシエタノ−ルを中和した。
塩化ナトリウムを沢去し、そして溶液を蒸留した。
例11 トリス−(3・6・9−トリオキサデシル)アミンの製
造 機械攪拌機と凝縮器と温度計とを備えた11の三首丸底
フラスコに、ジエチレングリコールモノメチルエーテル
(3・6−ジオキサへブタン−1オール)600P、す
なわち5モルを導入し、次℃・でナトリウム2.1’(
]モル)を少量づつ加えてナトリウム3・6−シオキサ
ヘプタノラートを生成させた。
ナトリウムが全部変換された後、トリス−(2クロロエ
チル)−アミン塩酸塩51.8?(すなわち0.215
モル)を加えた。
攪拌しながら、混合物を130’Cにて8時間加熱し、
次いで冷却しそして過剰のナトリウムアルコラードを1
0℃濃度の塩酸水溶液で中和した。
3・6−シオキサヘブタンー1−オールを20mmHg
の圧力下に130℃にて蒸留除去した。
得られた混合物を沢過して塩化ナトリウムを除去し、次
いで生成物を蒸留した。
かくして0.lmmHgの圧力下で189℃にて留出す
るトリス−(3・6・9−トリオキサデシル)−アミン
83L?が得られた。
同様にして、本発明の範囲内で使用される他の金属イオ
ン判鎖剤を製造することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 活性化ハロゲノベンゼンを陰イオン性の有機酸素含
    有若しくは硫黄含有反応体と反応させることによるベン
    ゼン化合物の製造方法において、反応を式 〔式中、nは1又は2であり、R1、R2、R3及びR
    4は水素原子を示し、R5はアルキル基を示す〕の少な
    くとも一種の金属イオン側鎖剤の存在下で行なうことを
    特徴とするベンゼン化合物の製造方法。 2 式(I)において、R5が1〜4個の炭素原子を有
    するアルキル基を示すことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 ψ★3 式(I)の金属イオン側鎖剤が、式 N (CH2CH20CH2CH20CH3)3のト
    リス−(3・6−シオキサヘプチル)−アミンであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 式(I)の金属イオン側鎖剤が式 のトリス−(3・6・9−トリオキサデシル)アミンで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法
    。 5 式(■)の金属イオン側鎖剤が式 N−(CH2−CH2−O−CH2−CH2−O−C2
    H5)3のトリス−(3・6−シオキザオクチル)−ア
    ミンであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 6 反応をクロロベンゼン、0−ジクロロベンゼン、ジ
    フェニルエーテル、ジオキサン、エチレングリコールポ
    リエーテル、N−メチルピロリドン及びジメチルスルホ
    キシドよりなる群から選択される溶媒の存在下で行なう
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5項のい
    ずれかに記載の方法。 7 使用する式(I)の金属イオン側鎖剤の量を金属イ
    オン側鎖剤対陰イオン性有機酸素含有若しくは硫黄含有
    化合物のモル比が1/100〜1となるようにすること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれ
    かに記載の方法。 8 金属イオン側鎖剤対陰イオン性酸素含有若しくは硫
    黄含有化合物のモル比が1/100〜15/100であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の方法。 9 溶媒の量が、その重量の約10〜500%の陰イオ
    ン性有機酸素含有若しくは硫黄含有化合物を含有するよ
    うな量であることを特徴とする特許請求の範囲第6項記
    載の方法。 10 反応を、化学量論量に対し約20%過剰の活性
    化ハロゲノベンゼン又は有機酸素含有若しくは硫黄含有
    化合物を使用して行なうことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項乃至第9項いずれかに記載の方法。 11 反応を約50〜約200℃の温度で行なうこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第10項のいず
    れかに記載の方法。 12温度が約80〜約160℃であることを特徴とする
    特許請求の範囲第11項記載の方法。
JP55085981A 1979-06-27 1980-06-26 活性化ハロゲノベンゼンと陰イオン性有機酸素含有若しくは硫黄含有反応体との反応によるベンゼン誘導体の製造方法 Expired JPS5828852B2 (ja)

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