JPS5828610A - 六分儀の示標ドラムねじ用軸受装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明゛は、＠動可能に取付けられた軸受ブロック内
に配置される大分儀のドラムねじ用軸受装置に謁するも
のである。

大分−によってたとえば里の方位角のような角度の測定
中にバーニア調整を実行できるようにするために、大分
儀本体部（対して円弧状の角度目盛上を旋回できる示標
レバーには、示標レバーの低部あるいは外部の自由端で
それぞれ旋回するように取付けられている軸受ブロック
に正確に嵌まり込むように案内されるいわゆるドラムね
じと呼ばれる調整ねじが設けられる。ドラムねじは、軸
受ブロックの一方端で突出しているマイク０メータのウ
オームが正確に固定された角度の下で大分儀本体部の目
盛付円弧アームの一部と係合するような態様で支持され
る。軸受ブロックは示標レバーの自由端を通過して突出
するレバーによって、ばねの動作に対して旋回されるこ
とができる。すなわち、レバーが押されると、軸受ブロ
ックは、所望角度への迅速な荒調整が達成されることを
可能にするために、マイクロメータのウオームが角度一
部から外されるようなＩＩＩ＃ｓで旋回する。

大分儀の角Ｉ１１定精度は、色々なファクタ中、ねじり
に対して剛性があり熱的に安定な大分一本体部と、水平
鏡および動鏡用の精密な軸受と、目盛および大分儀本体
部の歯部の精度と、ドラムねじおよびマイクロメータの
ウオームの１ｌＩｒ！ＩＬとによって決定される。高品
質の商業的に入手可能な大分儀を持ってすれば、±２０
’の範囲内の測定精度が連続生産で達成され得る。

この発明の基本的な目的は、生産することのできる大分
儀の測定精度を改良することである。

大分儀の保証測定精度を改良するという目的に注意を向
けながら、誤差源の系統的調査がこの発明の準備作業と
して実行された。この作業は、ドラムねじ用軸受装置が
測定結果の精度に対してかなり強い影響をもたらすこと
ができるということを示した。これまで知られている大
分儀においては、ドラムねじの軸受プロツクは示標レバ
ーの下部自由端で一方だけに旋回可能となるように蝶番
で止められている。しかしながら、もしドラムねじが清
らかに旋回できることを要求されるならば、優かな軸方
向の遊びが軸受プロツクに対して避けられない。しかし
ながら、測定結果の精度に対するより大きな影響は、大
分儀本゛体部の一部に対するマイクロメータのウオーム
の多少大きな接触圧力（よって生じる軸受ブロックの輪
受箇所のまわりの異なった大きさの偽モーメントである
。もちろん、他の干渉モーメント、たとえば使用者がマ
イクロメータのドラムねじをやや堅く作用させるときに
生じるモーメントもまた存在する。

ドラムねじ用の軸受ブロックのまわりに延びている示標
レバーの下端部のＵ状の設計は、全体として遊びのない
、しかもドラムねじ軸受装置に作用しかつ測定結果に影
響を与える干渉モーメントの影響をもはや受〕けること
のないドラムねじ用の２点軸受装璽を生み出す。これま
でに知られているすべての解決法においては、その設計
上そのような偽モーメントを補正することは不可能であ
る。

特にまた大分一本体部の歯部の不良およびドラムねじの
軸線方向の軸受不良の僅かな補正に対する最適な解決法
は、もし軸受ブロックの１１１回軸線が大分儀本体部の
一部を形成するフライスの回転中心に位置するのであれ
ば、確実になされ得る。

それ自体全く遊びのない軸受装置は、軸受ブロックに■
状の軸受シェルと、示標レバーのＵ状のアーム内のディ
スタンスねじによって調節され得る小さな鋼球とを有す
るという設計によって調整される。もちろん、高価な軸
受、焼入れされた箇所での軸受および同様なタイプの軸
受を用いφことによって良好な結果がまた達成され得る
。

ドラムねじの容易な回転を損わないために、軸受ブロッ
クの軸受ブツシュは、旋回軸線の領域内で優かにえぐら
れている。これは、軸受ブロックの横穴上のいかなる隆
起もドラムに対して何の影響ももたらさないということ
を保１証する。

この発明およびその有利な詳細は６図面を参照して何本
的な、実施例においてより詳細に以下に説明される。

第１図はこの発明に関連して重要である大分儀の部品の
分解斜Ｗ４！ｌＩを示し、望遠鏡、動鏡、水平鏡、何ら
かの目盛照明、枢軸で回転するハウジングなどがより明
瞭に示すために取除かれている。

第２図はこの発明に従うドラムねじ軸受＠１の本質的な
構成要素を明らかにするために、ドラムねじの領域にあ
る大分儀の一部分の部分ＩＴ面側面図、あるいは大分儀
の取付方によっては平面図を示す。

第３図は示標レバーのＵ状に曲げられた端部にあるドラ
ムねじの軸受プロツク用軸受装習の一例を示す。

第４図はこの発明に従ったドラムねじ軸受装置の有利な
実施例の拡大断面図を示す。

第１図の分解斜視図において、大分儀本体部は参照番号
１によって示され、大分儀本体部の隆起している側面上
の角度目盛は参照番号２によって示され、エツジの円弧
に沿って形成されている大分儀本体部の歯部は参照番＠
３によって示され、示標レバーは総括的に参照番号４に
よって示され、快方で回動可能に取付けられるドラムね
じ用の軸受ブロックは参照番号６によって示され、軸受
ブロック６に形成されるバーニア目盛は参照番＠７によ
って示され、軸受ブロックの底部へ一体となって取付け
られる旋回レバーは参照番＠８によって示され、マイク
ロメータドラムは参照番号５によって示され、ドラムね
じシャフトは参照番号９によって示され、そしてドラム
ねじシャフト９へ連結されかつ歯部３と係合するマイク
ロメータのウオームは参照番号１０によって示される。

第１図からそしてより詳細には第２図ないし第４図にお
いて明らかであるように、示標レバー４の図において底
部で示される自由端は、長く延び、Ｕ状に曲げられて軸
受ブロック６のまわりに配置される。示標レバー４のＵ
状の端部は参照番号１２によりｔ示され、Ｕ状の２個の
アーム線それぞれ参照番号１２．および１２２によプて
示される。

示標レバー４のＵ状の端部１２はまた、互いに対向して
配置されかつお互いが一定の１隔となるようにスペーサ
ピンあるいはポストのような要素によって互いに連結さ
れる２−のプレート要素によっても形成されることがで
きる。シャフト９とマイクロメータのウオーム１０とを
有するマイクロメータドラム５の軸輪と、大分儀本体部
の一部３の円弧の曲率との閤の正確に規定された角度関
係は、第２図から明らかとなる。この第２図はまた、軸
受軸線２１と、ドラムねじを運ぶのに用いられる軸受プ
ロツク１２の旋回点とを明らかに示している。この軸受
ブロックの回転の点は、上昇および下降角度に対するマ
イクロメータのウオーム１０と六゛分儀本体部の歯部３
との閣の係合のより良い反転精度を保証するために、大
分儀本体部の一部を形成するフライスの想像される回転
の中心に位置するのが好ましい。

知られている大分儀と対比して、軸受ブロック６に対す
る軸受軸線すなわち旋目軸線２１は、２個の正反対の軸
受箇所によって固定される。軸受プロツク６の２個の外
壁表面上では、真直貫通穴１４は拡げられ断面形状がＶ
状の軸受表面１６゜および１６２となり、そこには保持
および調整ねじ１７．および１７□によって軸線方向に
固定されかつ調整されることのできる小さな銅球１５゜
および１５２が挿入される。これらの保持および調整ね
じ１７．および１７２は、示標レバー４のＵ状の端部１
２の対向するアーム１２１および１２２にあるねじ穴２
２．および２２２に挿入され、そしてナツト１８．およ
び１８２によって固定される。Ｖ軸受表＠１６＋および
１６２を走る銅球１５、および１５□は、保持および調
整ねじ１７、および１７２によって、完全に遊びをなく
すというように軸受プｂツク６に対する軸受を調整する
ことを可能にする。偽モーメントの望ましくない影響は
、軸受ブロック６に対する２点軸受調整によって解消さ
れる。示標レバー４のＵ状の端部１２の連結アームにあ
る開口を通過して延びるレバー８は、軸受ブロックに好
ましくは一体となって結合され、そしてレバー８は、第
２図に示されるように、ストッパ１１に対して作用して
いる圧縮ばね２４によって右方向に押圧されており、し
たがってマイクロメータのウオーム１０は大分儀本体部
の一部と係合し、かつ規定の接触圧力の下で保持係合さ
れる。マイクロメータのウオーム１、Ｏと大分儀本体部
の歯部とのこのばね萄履による係合によって、特徴的に
マイクロメータのウオームに対する全軸受が取り付けら
れる。こうして遊びのない３平閑における空間位置が達
成される。

ストッパ１１の方向にレバー８を押圧することによって
、軸受ブロック６そして全体のドラムねじは、示標レバ
ー４の荒調整のために軸受箇所２１のまわりを旋回する
ことができ、したがってマイクロメータのウオーム１０
は大分儀本体部の一部３から外れモして示標レバー４は
旋回することができる。

軸受ブロック６の＊ｍにあるＶ状軸受表＠１６、および
１６２は、挿入ブツシュ１９における精密機械加工によ
って形成されることができ、その一方は第４図において
点纏で示される。これらの挿入される軸受ブツシュは、
貌入れされた鋼あるいは軸受ブロック６に適合するその
他の材料から構成することができる。

真直貫通穴１４のエツジがドラムねじのシャフト９にで
きるだけ影響を及ぼすのを防止するために、軸受プロツ
ク６の軸受ブツシュ２３は穴１４の領域でわずかにえぐ
られることができる。これは第４図において参照番号１
３によって示される。

しかしながら、示標レバー４のＵ状の端部１２はまた同
時に、はるかに安定した態様で示標レバー４を案内する
ことを可能にする。この目的のために、大分儀本体部の
一部のエツジに近い頂部あるいは底部（第３図参照）で
、しかも軸受ブロック６の外部で、震動ピン２０．およ
び２０　ｚがＵ状の端部１２のアーム１２．および１２
２内へ挿入されることができ、ピンは、示標レバー４が
旋回するとき、大分儀本体部の円弧の頂部あるいは底部
に沿って摺動する。これらの震動ピン２０＋および２０
２は軸線方向に調節可能である。摺動ピン２０．は、示
標レバー４を大分儀本体部の表面に対して平行に整列さ
せるのに用いられるものであり、このことは必ず軸受ブ
ロック６の旋回軸線２１を、示標レバー４のあまり詳細
には示されていない１転軸纏に対して平行に整列させる
。ｌＩ動上ピン２０　ｔは示標レバー４を調節して遊び
をなくすのに用いられる。

測定精度における考えられる改良は、この発明に従うて
、ドラムねじ用軸受ブロックの遊びをなくすように調節
できる２点軸受装置によって達成される。試験を行なっ
た結果、上昇および下降角度の閤の±３＃の要求精度が
反複可能に維持されかつ保証されることができるという
ことが示された。大分儀の角度精度は、この発明に従っ
た軸受装置によって±１０＃以下の値まで改良される。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に関連のある重要な大分儀の部品の分
解斜視図を示す。 第２図は大分儀の一部分の部分断面側面図、あるいは大
分儀の取付方によって平面図を示す。 第３図はドラムねじの軸受ブロック用軸受装置の一例を
示す。 第４図はこの発明に従ったドラムねじ軸受装置の好まし
い実施例の拡大断面図を示す。 図において、１は大分儀本体部、２は角度目盛、４は示
標レバー、６は軸受ブロック、９はドラムねじ、１２は
Ｕ状端部、１２．および１２２は対向するアーム、１５
．および１５２は鋼球、１６、および１６．はＶ状軸受
表面、１７Ｉおよび１７２は軸受調整ねじ、２０．およ
び２０２は摺動ピン、２１は旋回軸線を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　回動可能に取付けられた軸受ブロック内に配置
   される大分−の示標ドラムねじ用軸受装置であって、 大分一本体部（１）の角度目盛（２）の円弧内で旋回さ
   れ得る示標レバー（４）の自由端はＵ状の形状であり、
   かつ軸受ブロック（６）のまわりに延びるように設計さ
   れ、 ド、ラムねじの軸線に対して垂直となるように配置され
   る軸受ブロック（６）の旋回軸線（２１）は、示標レバ
   ー（４）のＵ状の端部（１２）の対向しているアーム（
   １２１，１２２）内に位置する２つの軸受箇所（それぞ
   れ１５．．１６．あるいは１５２．１６□）によって固
   定されることを特徴とする、大分儀の示標ドラムねじ用
   軸受側Ｌ（２）　軸受ブロック（６）の旋回軸線（２１
   ）は、大分儀本体部（１）に歯部を形成するフライスの
   想像回転軸輪に位置する、特許請求の範囲第１項記載の
   大分儀の示標ドラムねじ用軸受ＭＩＦ。 （３）　軸受ブロックの軸受箇所は２個のＶ受け（１６
   １，１６ｔ　）と鋼球（１５，，１５２）とによって決
   定され、２個の■受け（１６１，１６２）はドラムねじ
   （９）の軸線に対して垂直に互いに対向して位置するも
   のであり、鋼球（１５１，１５２）はＶ受げに挿入され
   かつ遊びのない軸受を保証するために示標レバー（４）
   のＵ状のアーム（１２１，１２□）内で軸受調整ねじ（
   １７１，１７２＞によって調整されることができる、特
   許請求の範囲第１項または第２項記載の大分儀の示標ド
   ラムねじ用軸受装置。 （４）　挿入された軸受輪（１９）内で窪んだＶ受は部
   は焼入れされた鋼、洋白などの材料から構成される、特
   許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれかに記載の大
   分儀の示標ドラムねじ用軸受＠獣。 （５）　示標レバー（４）のＵ状の端部（１２）のアー
   ム（１２＋　、１２２　）内へ挿入され、六分一本体部
   の頂部あるいは底部に僅かなねじ込みの遊びを有して配
   置され、かつ示標レバー（４）を大分儀本体部（１）に
   対する遊びを生じさせることなく調節することを可能に
   する摺動調整ビン（２０１，２０２）をさらに備える、
   特許請求の範囲第１項ないし第４項のいずれかに記載の
   大分儀の示標ドラムねじ用軸受装置。