JPS582848A - 静電記録体 - Google Patents
静電記録体Info
- Publication number
- JPS582848A JPS582848A JP9973381A JP9973381A JPS582848A JP S582848 A JPS582848 A JP S582848A JP 9973381 A JP9973381 A JP 9973381A JP 9973381 A JP9973381 A JP 9973381A JP S582848 A JPS582848 A JP S582848A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive layer
- recording material
- electrostatic recording
- conductive
- pigment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/10—Bases for charge-receiving or other layers
- G03G5/104—Bases for charge-receiving or other layers comprising inorganic material other than metals, e.g. salts, oxides, carbon
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
静電記録体に関する。
従来の静電記録体の１つに金属支持体上に誘電層を設け
たものがある。かかる構成の静電記録体においては画像
濃度向上のために印加電圧を上げたシ、解像性向上のた
めに誘電層の厚さを薄くしたりすると、誘電層の絶縁破
壊を生じ、耐久性に乏しく、繰返し特性が悪い欠点があ
る。そこで、かかる問題を解決するために、カーデン粒
子と有機質結合剤とを混合した中間層を設けることが提
案されているが、これも導電層の破壊現象が起り満足し
得るものではない。
たものがある。かかる構成の静電記録体においては画像
濃度向上のために印加電圧を上げたシ、解像性向上のた
めに誘電層の厚さを薄くしたりすると、誘電層の絶縁破
壊を生じ、耐久性に乏しく、繰返し特性が悪い欠点があ
る。そこで、かかる問題を解決するために、カーデン粒
子と有機質結合剤とを混合した中間層を設けることが提
案されているが、これも導電層の破壊現象が起り満足し
得るものではない。
本発明は、上記絶縁破壊による耐久性低下を改良せんと
するもので、絶縁性基体上に導電層および誘電体層を形
成してなる静電記録体において、上記導電層が表面に酸
化インジウム、酸化スズを主成分とする導電体を付着せ
しめた導電性顔料と有機バインダとからなることを特徴
とする静電記録体を要旨とするものである。
するもので、絶縁性基体上に導電層および誘電体層を形
成してなる静電記録体において、上記導電層が表面に酸
化インジウム、酸化スズを主成分とする導電体を付着せ
しめた導電性顔料と有機バインダとからなることを特徴
とする静電記録体を要旨とするものである。
これを図面によって説明すると、図中１は絶縁性基体を
示し、有機重合体紙などが用いられるが、可撓性、寸法
安定性などを考慮するとポリエチレンテレフタレート、
ポリカーブネート、ポリメチルメタクリレート、ポリイ
ミド等の有機重合体のフィルムやシートが用いられる。
示し、有機重合体紙などが用いられるが、可撓性、寸法
安定性などを考慮するとポリエチレンテレフタレート、
ポリカーブネート、ポリメチルメタクリレート、ポリイ
ミド等の有機重合体のフィルムやシートが用いられる。
この絶縁性基体１上に導電性顔料と有機バインダよシな
る導電層２が形成されている。導電性顔料としては酸化
チタン表面に酸化インジウム層を形成して導電性を付与
したもの、あるいは炭酸カルシウム表面に塩化第一スズ
を反応させて酸化スズ層を形成したものなどが用いられ
る。使用する有機バインダとしてはポリエステル、ポリ
カルボネート、ポリビニルブチラール等が挙げられる。
る導電層２が形成されている。導電性顔料としては酸化
チタン表面に酸化インジウム層を形成して導電性を付与
したもの、あるいは炭酸カルシウム表面に塩化第一スズ
を反応させて酸化スズ層を形成したものなどが用いられ
る。使用する有機バインダとしてはポリエステル、ポリ
カルボネート、ポリビニルブチラール等が挙げられる。
かかる導電性顔料と有機バインダとは任意の比率、好ま
しくは重量比で２：１〜４：１で秤量し、はグレンミル
などで混合し、この混合液をワイヤー バーコーティン
グアルいはロールコーティング化 などによシ・前記絶縁性基体ｌ上に塗布乾燥さにる。
しくは重量比で２：１〜４：１で秤量し、はグレンミル
などで混合し、この混合液をワイヤー バーコーティン
グアルいはロールコーティング化 などによシ・前記絶縁性基体ｌ上に塗布乾燥さにる。
導電性顔料として酸化インジウムあるいは酸化スズを用
いたのは、これらのものが特に湿度変化による導電度の
変化が小さいためである。
いたのは、これらのものが特に湿度変化による導電度の
変化が小さいためである。
又１導電性顔料と有機バインダの比率が２：１未満だと
表面電気抵抗が高く、低湿環境下（相対湿度２０ ％Ｒ
Ｈ）で放電し難く、画像濃度が低いという問題があシ、
又、４：１を超えると、表面電気抵抗が低くな多すぎる
ため、誘電体表面の電荷が横方向に広がシ解像性が低下
するという問題が起る。この表面電気抵抗の最適範囲と
しては１０６〜１０ Ωが好ましい。
表面電気抵抗が高く、低湿環境下（相対湿度２０ ％Ｒ
Ｈ）で放電し難く、画像濃度が低いという問題があシ、
又、４：１を超えると、表面電気抵抗が低くな多すぎる
ため、誘電体表面の電荷が横方向に広がシ解像性が低下
するという問題が起る。この表面電気抵抗の最適範囲と
しては１０６〜１０ Ωが好ましい。
かかる導電層２上に誘電体層３が形成されているが、誘
電体層３は静電荷蓄積のために必要であるため、体積抵
抗の高い材料が選択される。普通は上記絶縁性基体１と
同じ物で良いが、最適な厚、さとしては３〜１５μがよ
い。３μ未満だと絶縁：破壊による耐久性が低下し、１
５μを超えると解像性の低下および導電層間との放電効
率の悪さによる画像濃度の低下が起る。又形成方法とし
ては溶液塗布法や貼シ合せ法などが用いられる。
電体層３は静電荷蓄積のために必要であるため、体積抵
抗の高い材料が選択される。普通は上記絶縁性基体１と
同じ物で良いが、最適な厚、さとしては３〜１５μがよ
い。３μ未満だと絶縁：破壊による耐久性が低下し、１
５μを超えると解像性の低下および導電層間との放電効
率の悪さによる画像濃度の低下が起る。又形成方法とし
ては溶液塗布法や貼シ合せ法などが用いられる。
以下実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
実施例１
下記の混合組成物をアトラーイタにて２時間混合す
分散し、均一分散導電層液とした。
導電性顔料（酸化チタン表面に酸
化インジウムを付着させたもの）３０重量部線状ポリエ
ステル樹脂（東洋肱社） 製商品名パイロン５００ ） １０重量部
トルエン １００重量部二軸延
伸したポリエチレンテレフタレートフィルム（７５μ）
上に、上記導電層液をワイヤーノ々−にて固形重量で５
Ｖｒｒ？になるように塗布乾燥し導電層を形成した。
ステル樹脂（東洋肱社） 製商品名パイロン５００ ） １０重量部
トルエン １００重量部二軸延
伸したポリエチレンテレフタレートフィルム（７５μ）
上に、上記導電層液をワイヤーノ々−にて固形重量で５
Ｖｒｒ？になるように塗布乾燥し導電層を形成した。
この導電層の上に、誘電層として５μの二軸延伸したポ
リエチレンテレフタレートをラミネータにて貼合せて静
電記録体とした。
リエチレンテレフタレートをラミネータにて貼合せて静
電記録体とした。
この静電記録体を２０℃６５ＳＲＨの雰囲気で−５ＫＶ
の放電を１５００回実施したが、誘電層の絶縁破壊は全
く発生しなかった。
の放電を１５００回実施したが、誘電層の絶縁破壊は全
く発生しなかった。
このあと、現像処理を行なった結果（乾式トナー）、光
学反射濃度１．６（マクベス濃度計）と高い画像濃度を
示した。
学反射濃度１．６（マクベス濃度計）と高い画像濃度を
示した。
実施例２
下記の混合組成をアトライタにて２時間混合分（５）
散し、均一分散導電層液とした。
導電性顔料（炭酸カルシウム表面
に酸化インジウムを付着させたも
の）４０重量部
線状ポリエステル樹脂（東洋灰社）
製商品名バイロン３００ ） １０重量部
トルエン ８０重量部二軸延
伸したポリエチレンテレフタレートフィルム（１００μ
）上に上記導電層液をワイヤーパーにて固形重量で４ｇ
〜になるように塗布乾燥し導電層を形成した。
トルエン ８０重量部二軸延
伸したポリエチレンテレフタレートフィルム（１００μ
）上に上記導電層液をワイヤーパーにて固形重量で４ｇ
〜になるように塗布乾燥し導電層を形成した。
この導電層の上に誘電層として線状ポリエステル樹脂（
東洋紡（社）製、商品名バイロン５００）をトルエンに
溶解したものを乾燥固形重量で６ｇβになるように塗布
乾燥し、静電記録体とした。
東洋紡（社）製、商品名バイロン５００）をトルエンに
溶解したものを乾燥固形重量で６ｇβになるように塗布
乾燥し、静電記録体とした。
この静電記録体表面に一５ＫＶのコロナ帯電を１０００
回連続した結果、絶縁破壊は例等見られず、その後現像
処理した結果（湿式トナー）、１．２（マクベス反射濃
度計）と高い画像濃度を示したＯ （６）
回連続した結果、絶縁破壊は例等見られず、その後現像
処理した結果（湿式トナー）、１．２（マクベス反射濃
度計）と高い画像濃度を示したＯ （６）
図は本発明の詳細な説明図である。
１・・・絶縁性基体 ２・・・導電層３・・・誘電体
層 特許出願人 株式会社リコー 代理人弁理士 小 松 秀 岳
層 特許出願人 株式会社リコー 代理人弁理士 小 松 秀 岳
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、 絶縁性基体上に導電層および誘電体層を形成して
なる静電記録体において、上記導電層が表面に酸化イン
ジウム、あるいは酸化スズを主成分とする導電体を付着
せしめた導電性顔料と有機バインダとからなることを特
徴とする静電記録体。 ２、 導電性顔料と有機バインダとの比率が重量比で２
：１〜４：１である特許請求の範囲第１項記載の静電記
録体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9973381A JPS582848A (ja) | 1981-06-29 | 1981-06-29 | 静電記録体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9973381A JPS582848A (ja) | 1981-06-29 | 1981-06-29 | 静電記録体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS582848A true JPS582848A (ja) | 1983-01-08 |
Family
ID=14255244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9973381A Pending JPS582848A (ja) | 1981-06-29 | 1981-06-29 | 静電記録体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS582848A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61156051A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-15 | Daicel Chem Ind Ltd | 静電記録体 |
| JPS646955A (en) * | 1987-06-29 | 1989-01-11 | Oji Paper Co | Electrostatic recording sheet |
-
1981
- 1981-06-29 JP JP9973381A patent/JPS582848A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61156051A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-15 | Daicel Chem Ind Ltd | 静電記録体 |
| JPS646955A (en) * | 1987-06-29 | 1989-01-11 | Oji Paper Co | Electrostatic recording sheet |
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