JPS5828434Y2 - 通信ケ−ブルのダム保護装置 - Google Patents

通信ケ−ブルのダム保護装置

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JPS5828434Y2
JPS5828434Y2 JP14333479U JP14333479U JPS5828434Y2 JP S5828434 Y2 JPS5828434 Y2 JP S5828434Y2 JP 14333479 U JP14333479 U JP 14333479U JP 14333479 U JP14333479 U JP 14333479U JP S5828434 Y2 JPS5828434 Y2 JP S5828434Y2
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JP
Japan
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dam
tape
cable
protection device
layer
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JP14333479U
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JPS5663231U (ja
Inventor
清史 高木
Original Assignee
古河電気工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、通信ケーブルのダムを外部雰囲気から保護す
るダム保護装置の改良に関するものである0 通信ケーブルのダムは直接外気に触れていると、紫外線
又は大気中の汚染物質によって化学的に劣化したりケー
ブルの布設中に機械的外力を受けてダムに大きな外傷が
加わり、ダムからガス洩れする事故がある。
このため、ダムを化学的、機械的に保護するため、ダム
を保護スリーブで保護することが行なわれている。
従来技術の1つでは、この保護スリーブはダムとその両
側のケーブル部分とに跨って被ぶせられた熱収縮性スリ
・−ブから或っている。
しかし、この従来技術では熱収縮性スリーブの内面に接
着剤層を有するが、熱収縮性スリーブの縦方向の収縮に
よってその両端から接着剤層がはみ出すため外観が低下
する欠点があった。
このため熱収縮性スリーブの両端から中央に向けて加熱
する必要があり、またトーチランプ等により全体を均一
に加熱する必要があるが、これらの作業は高度の熟練を
必要としていた。
更に熱収縮性スリーブを直火で加熱すると、樹脂自体の
酸化劣化を促進させダムに不要な熱がかかるのでダムの
溶融、軟化による変形、亀裂が生ずる虞れがあった。
他の従来技術ではダムを包囲する大径部とその両端に設
けられた通信ケーブルに接合する小径部とから成る保護
スリーブの小径部をケーブルシースに電熱線融着して保
護スリーブを取付けている。
しかし、この従来技術では通信ケーブルの寸法毎に別個
の保護スリーブを用意する必要があるので多くのスリー
ブ用金型を必要とするため設備費が高価となる欠点があ
った。
また、熱源である電熱線がケーブルシースと保護スリー
ブの小径部との間にあるのでシースに過剰の熱を与えて
シースの軟化により電熱線がシース内部に喰込むため電
熱線の通電量及び保護スリーブの小径部の抑え巻を精度
よく制御する必要があって作業性が悪かった。
本考案の目的は、高度の熟練を必要とすることなく、ま
たシースに損傷を与えることなく高い作業性で安価に製
造することができる通信ケーブルのダム保護装置に提供
することにある。
本考案の実施列を図面を参照して詳細にのべると、第1
図は本考案に係る通信ケーブルのダム保護装置10を示
し、この装置は通信ケーブル12のダム14を包囲する
所定径のガラス繊維強化プラスチックから成る保護スリ
ーブ16とこの保護スリーブの両端とダム14の両側の
ケーブル部分12aとの間に設けられた取付部18とを
備えている。
取付部18は、第2図に示すようにケーブル部分12a
の表面に巻付けられて接着されたテープ接着層20と第
3図に示すようにその両側に巻付けられたテープシール
層22.22’と第4図に示すようにテープシール層2
2.22’間に充填された常温硬化性樹脂充填材24と
を含んでいる。
テープ接着層20は二層テープ20Aを巻付けて形成さ
れ内側の層はポリエチレンの如きケーブル部分12aの
シースに加熱融着することができる第1のプラスチック
層であり、外側の層は充填材であるエポキシ樹脂又はウ
レタン樹脂によく接着する第2のプラスチック層である
この二層テープ20Aは例えば内側がエチレンアクリル
酸エチル共重合樹脂層で外側がエチメンアクリル酸共重
合樹脂層とすることができる。
テープシール層22゜22′はゴムテープの如きシーリ
ングテープを渦巻状に巻付けて形成される。
充填材24としては例えば低発泡性エポキシ樹脂が用い
られ、この充填材は保護スリーブ16に設けられたねじ
fL16aを通して充填される。
この充填材はテープシール層22.22’の間でテープ
接着層20の外周の第2のプラスチック層に接着し、ま
た保護スリーブ16にも接着する。
ねじ孔16aは充填材24の充填後ねじ蓋26によって
閉じられる。
本考案によれば、上記のように、保護スリーブはテープ
巻によって形成される空間内に保護スリーブを通して充
填材を充填することによって形成される取付部によりダ
ムの両側のケーブル部分に固着されるので一種の保護ス
リーブで種々の寸法の通信ケーブルに適用することがで
きるから保護スリーブの製造設備は安価であり、またこ
の保護スリーブは過剰な熱をかけることなく固定できる
のでケーブルシースを傷めることがなく、更に熟練を必
要とすることなく作業できるから安価に提供できる実益
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る通信ケーブルのダム保護装置の縦
断面図、第2図乃至第4図は本考案の装置の組立順序を
示す説明図である。 10・・・・・・通信ケーブルのダム保護装置、12・
・・・・・通信ケープ”、12a・・・・・・ケーブル
部分、14・・・・・・ダム、16・・・・・・保護ス
リーブ、18・・・・・・取付部、20・・・・・・テ
ープ接着層、22.22’・・・・・・テープシール層
、24・・・・・・常温硬化性樹脂充填材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通信ケーブルのダムを包囲する保護スリーブと、前記保
    護スリーブの両端と前記ダムの両側のケーブル部分との
    間に設けられた取付部とを備え、前記取付部は前記ケー
    ブル部分の表面に巻付けられて接着されたテープ接着層
    とその両側に巻付けられたテープシール層と前記テープ
    シール層間に充填された常温硬化性樹脂充填材とを含み
    、前記テープ接着層はその外面が前記充填材に接着する
    材質から戒っていることを特徴とする通信ケーブルのダ
    ム保護装置。
JP14333479U 1979-10-18 1979-10-18 通信ケ−ブルのダム保護装置 Expired JPS5828434Y2 (ja)

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JP14333479U JPS5828434Y2 (ja) 1979-10-18 1979-10-18 通信ケ−ブルのダム保護装置

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JP14333479U JPS5828434Y2 (ja) 1979-10-18 1979-10-18 通信ケ−ブルのダム保護装置

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Publication Number Publication Date
JPS5663231U JPS5663231U (ja) 1981-05-28
JPS5828434Y2 true JPS5828434Y2 (ja) 1983-06-21

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ID=29374573

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JP14333479U Expired JPS5828434Y2 (ja) 1979-10-18 1979-10-18 通信ケ−ブルのダム保護装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3243828C2 (de) * 1982-11-26 1986-12-04 Minnesota Mining And Manufacturing Co., Saint Paul, Minn. Kabelverbindung für unter Gasdruck setzbare Fernmeldekabel

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JPS5663231U (ja) 1981-05-28

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