JPS5828102B2 - パイプの製造方法 - Google Patents

パイプの製造方法

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JPS5828102B2
JPS5828102B2 JP2870277A JP2870277A JPS5828102B2 JP S5828102 B2 JPS5828102 B2 JP S5828102B2 JP 2870277 A JP2870277 A JP 2870277A JP 2870277 A JP2870277 A JP 2870277A JP S5828102 B2 JPS5828102 B2 JP S5828102B2
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JP
Japan
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pipe
mold
protrusion
stage
recess
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Expired
Application number
JP2870277A
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English (en)
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JPS53114869A (en
Inventor
稔 稲葉
隆文 金子
好夫 上原
省三 稗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/0015Making articles of indefinite length, e.g. corrugated tubes
    • B29C49/0021Making articles of indefinite length, e.g. corrugated tubes using moulds or mould parts movable in a closed path, e.g. mounted on movable endless supports

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は表面に凹凸を有し、かつ凸部に部分的に切欠部
を有するパイプの連続的な製造方法に関する。
一般的にこのような蛇腹パイプは耐圧性に富み、曲げお
よびねじり強度が強く表面積が大きいから、例えばパイ
プ表面に適当数の孔をあけ地中に埋め排水用等に供され
る。
地中に埋められているパイプの突部は見掛けの空隙率を
高め、土との接地面積を増しその結果排水されるべき水
の流れはよくなり、水はパイプの表面に凹部すなわち円
筒部分およびそこに穿たれている孔を介して該パイプ中
に集められ適当に排水される。
さらにこのパイプの表面をフィルター材で被覆すると、
従来必要とされていた砂利、もみがら等の資材を使用す
ることなく暗渠パイプとして使用できるものである。
またこのようなパイプは地中に埋められて、該地中に給
水するのにも使用され得ることはその構造からみて当然
である。
本発明は以下、表面に突部があり、かつ該突部に切欠部
のあるパイプの製造方法に関して主として述べられるが
、これに限定されるものではなく、使用される金型の内
周壁面の構造さえ適当に選定すれば、どのようなパイプ
の製造にも適用できることは勿論であり、したがって例
えば金型に形成する環状の凹部をリング状ではなくて螺
線状に形成することができる。
従来の蛇腹パイプの連続製造装置は、例えば第1図に示
すように押出機Aから押出される軟化状態の合成樹脂は
ダイス1からパイプ状にパイプ形成装置Bに供給される
が、該パイプ形成装置Bを構成する金型2は多数並列し
て無端的に連続して形成されているものの、単にパイプ
接当面に凹凸が設けられているだけであるから、パイプ
形状が蛇腹状となるにすぎなかった。
このためこの蛇腹パイプを地下等の排水用として埋設し
ても、蛇腹パイプ周囲にある水を必ずしも円滑に排水さ
せることができなかった。
そこで本発明は上記従来技術のパイプにおいてパイプの
突部に部分的に切欠部を形成させることにより上記従来
技術の欠点を除去することを目的とするものであり、す
なわちパイプを地中等に埋設した場合にパイプ外周辺部
の水もパイプに沿って円滑に流せるようなパイプの製造
方法を得ることを目的とするものである。
さらに本発明の第2の目的はパイプの形成時において、
蛇腹状の凹凸と同時に凸部に形成させる切欠部をきわめ
て円滑に、例えばパイプ表面を傷つけることなく形の整
った状態で形成することである。
さらに本発明の第3の目的は切欠部を形成させる手段と
して何ら駆動装置を設けることなく、きわめて簡単な部
材を付設することにより実現することにある。
以下図面を参照しつつ本発明の詳細な説明する。
まず、本発明によるパイプの連続製造方法ヲ実施する系
統図である第2図について、まず全体的な工程を説明す
ると、押出機Aから押出される軟化状態の合成樹脂は、
ダイス1からパイプ状にパイプ形成装置Bに供給される
パイプ形成装置は詳しくは後述するが、図示されている
ように内面に適当な間隔をあけて複数個凹部が形成され
ている金型を無端的に多数連結し、矢印方向に駆動され
るとき、直線的に移行する部分でパイプ状の未硬化の合
成樹脂を空気圧によって膨らませ、凹部が形成しである
金型の周壁面に密着させて、所望の形状にパイプを形成
するものである。
この形成装置Bから出てくるパイプは冷却槽Cによって
冷却され、次の孔あけ機りでパイプ表面の凹部に孔あけ
加工が施される。
孔あけ機はパイプ形成装置Bと冷却槽Cとの間に設けら
れてもよい。
孔あけ加工が施されたパイプはクロスへラドダイEでそ
の外周をフィルタ一層形成材料で被覆され、その後定尺
切断機Fで適当な長さに切断されて加工を終わる。
切断機Fは往復動する台車型式のものが図示されている
が、その他の型式のものでもよく、冷却槽C1クロスへ
ラドダイE等もその目的に応じた任意の型式のものを用
いることができる。
パイプ形成装置Bの詳細を示す第3図および第4図を参
照すると、該装置は、軟化状態の合成樹脂Pをパイプ状
で押出すダイス1と、矢印a方向に無端的に駆動される
金型2と、該金型が好ましくは直線状に移行する部分で
かつ金型で構成されるパイプ形成筒3内に配されている
シール装置45と、前記形成筒3に挿入されている冷却
水および圧縮空気の供給管6とから主として構成されて
いることが理解される。
しかしながら本発明の実施に際して押出しダイス1を金
型2に隣接させずに、あらかじめパイプを形成しておき
、そのパイプを再度軟化温度に加熱して金型2に移送す
ることもできる。
金型2には、パイプの表面を凹凸に形成するために、適
当な大きさの凹部7が内周面に相対的に所要数刻設され
る。
この凹部7は前述の如くパイプの表面にリング状、螺施
状の環状の突部を形成するためのものである。
また金型2は、前述のように、多数個が無端的に結合さ
れて駆動されるが、直線状に移行する部分では所望され
る断面形状のパイプが形成されるように構成されている
すなわち2つ割り以上、できれば3つ割り以上(第3図
では2つ割りの金型が示されている)に構成されている
金型は、内周面が円形あるいは多角形の所望形状に形成
されその形状を保った状態で直線状移行部分を通過する
ように構成されている。
金型の分割数は後の金型を開く操作を考慮すると3分割
以上が好ましい次に本発明の要部であるパイプの形成装
置Bについて説明する。
金型2が多数個無端的に結合されていることは上述のと
おりであるが、この金型2の環状の凹部7には凹部7内
に対して出入自在のピストン形状の突子8がそれぞれ設
けられており、かつ突子8に形成されたフランジ9と金
型外面との間には突子8を金型2内から後退勝手とする
手段としてスプリング10が介在されており、突子8を
凹部底面に後退勝手に付勢している。
したがって上記突子8に何ら外力が加わらない以上、突
子8は金型底面2aに張り付いた状態となっている。
そこで上記突子8によりパイプ11の突部11aに切欠
部11bを形成するために一定行程だけ突子8を金型2
内に突出させる。
これが案内体12である。
案内体12は第3図に示すように両端を彎曲12aさせ
た平面体から構成されており、金型2が閉鎖する以前す
なわち樹脂と接触する以前に突子8を下方に押圧して突
出させ、パイプの突部11aに切欠部11bを形成させ
る。
そして金型2が開く以前に突子8を後退させるように案
内体12を配置させである。
案内体12から開放された突子8はスプリング10によ
り第3図において上動し、突子8は金型2の凹部2aの
底面まで後退することとなる。
全体的なパイプ製造工程については上述のとおりで、こ
こではパイプ形成装置Bについてのみその作用および効
果を説明すると、押出機Aのダイス1からパイプ状に連
続的に押出されるパイプは金型2内で加圧流体により吹
き膨らませられ金型の内周壁に密着する。
金型2には環状の凹部2aが形成されているから、パイ
プ11としてはこの部分で突型に形成される。
しかしながら凹部2aの一部には突子8が凹部2a内に
突入した状態で配置されているから、第5図に示すよう
にこの部分のみ切欠部11bとなる。
特に本発明方法では金型凹部2aに樹脂が接触する以前
に突子8を凹部2a内に突出させるから、切欠部11b
の形成に無理がなく材料的な弱点も発生しない。
また突子8は金型がパイプと分離する以前すなわち第3
図B−B断面部分においてすでに後退させるように構成
されているから、金型とパイプとの分離が円滑であり、
かつ突子8により切欠部を損傷することもない。
すなわち、分割金型を用いた場合に通常金型の移動方向
と凹部2aを形成する突子8の突出方向とは異っている
ので、突子8が半径方向に突出したままでは、金型を分
離する際に、突出した突子8の先端はパイプの凹部の肩
部と干渉し、パイプの凹部を損傷してしまう。
したがって突子を引込ませることによって金型とパイプ
とが円滑に分離するのである。
実施例 高密度ポリエチレン(MI−0,15)を用い本発明に
よる成形方法により、凹部を有する蛇腹パイプを成形し
た。
外径35M〆肉厚37IgIlの円筒ダイより、樹脂温
220℃の溶融した樹脂を48に2/Hrの押出量で押
出し、0.2Ky/7Gの圧力で予備吹込みを行なった
後1.5 Kp7cr/lGの圧力で吹込み成形を行な
った結果、成形速度4.0 m //IItπで外径5
571#!〆、谷部の径40M〆、山部の肉厚1.07
1mの凹部を有する蛇腹パイプを得た。
このパイプの凹みは深さ571m、底部の巾3w11で
あり、金型凸部の引込みストロークは金型の分割線に対
して45°方向に31gN、であった。
以上のように本発明方法によれば第5図および第6図に
示すような切欠部つきのパイプを連続的にきわめて円滑
に製造することができるに至ったのである。
特に切欠部を形成するための複雑な構成が全く不必要で
あり製造されたパイプの耐久性も極めて高いという利点
もある。
なお上記実施例では案内体と突子との接触を円滑にする
ため突子の端部にローラ13を付設して案内体に対する
突子の移動を円滑化している。
なお符号14はパイプ11の凹部に形成された孔であり
、これは孔あけ機りで適宜形成されたものである。
また切欠部の形状については突子8の先端形状を適宜選
択すればよくこれは設計的事項であるので詳しく説明し
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本出願前公知の蛇腹パイプの製造方法を示す製
造装置の内の押出機およびパイプ形成装置の主要な部分
の断面図である。 第2図ないし第6図は本発明の実施例を示しており、第
2図は本発明方法によるパイプ製造装置の全体図、第3
図はその主要部であるパイプ形成装置の主要部の断面図
、第4図イ2口はそれぞれ第3図A−A断面およびB−
B断面の断面図であり、第5図は本発明方法により製造
したパイプの斜視図、第6図は同パイプの第5図におけ
る水平方向の断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軟化状態にある合成樹脂製パイプ状物を準備する第
    1段階と、前記第1段階で準備されたパイプを内面に不
    連続な環状の凹部を有する分割されている金型で挾む第
    2段階と、前記第2段階で挾まれたパイプを挾んだまま
    の状態で移行する第3段階と、前記第3段階中にパイプ
    内に加圧流体を供給して該パイプを吹き膨らませて金型
    の内周壁に密着させる第4段階とから威り、閉鎖した金
    型内で内圧によりふぐられだ樹脂が金型凹部の内壁に接
    触する以前に突子を突出させパイプの凸部に切欠部を形
    成させ、分割金型が開く以前に突子を後退させたことを
    特徴とするパイプの製造方法。 2 突子をピストン状に形成し該ピストン状の突子を金
    型内から後退勝手とする手段を設けると共に上記突子を
    金型内に突出させるための案内体を設けたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のパイプの製造方法。
JP2870277A 1977-03-17 1977-03-17 パイプの製造方法 Expired JPS5828102B2 (ja)

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IT1276787B1 (it) * 1995-06-26 1997-11-03 Nuova Euromec Srl Stampo a catene per la produzione di prodotti alimentari solidi, eventualmente ripieni, di svariate forme tridimensionali

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