JPH0240325Y2 - - Google Patents

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JPH0240325Y2
JPH0240325Y2 JP1983133910U JP13391083U JPH0240325Y2 JP H0240325 Y2 JPH0240325 Y2 JP H0240325Y2 JP 1983133910 U JP1983133910 U JP 1983133910U JP 13391083 U JP13391083 U JP 13391083U JP H0240325 Y2 JPH0240325 Y2 JP H0240325Y2
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deceleration
hydraulic cylinder
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valve
hydraulic
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主として自動パレツト交換装置
(APC)に用いて好適な搬送装置における減速装
置に関する。
〔従来の技術、及びその問題点〕
従来、マシニングセンタ等に用いられる自動パ
レツト交換装置は、例えば第1図に示すように、
パレツト1を搬送するパレツトキヤリア2に取付
けられたピン3がジヨイントブロツク4に装着さ
れ、このジヨイントブロツク4の下部に設けられ
たコンベアチエーン5が油圧モータ6の軸に取付
けられたスプロケツト7に巻回されていると共
に、レール8にパレツトキヤリア2のローラ9,
10,11,12が当接されて構成されている。
そして、パレツトキヤリア2に取付けられたドグ
13の端面は第2図に示すように、角度α1の勾配
が形成されており、かつデセラレーシヨン弁14
のスプール15の変位量S1と差圧力P、流量Qと
の間には第3図に示すような関係があるので、理
論的には角度α1の勾配によつて可及的に減速時の
衝撃を少なくすることができるようになつてい
る。
しかしながら、実際には、ドグ13が搬送可動
中のパレツトキヤリア2に固定されているので、
パレツトキヤリア2のブツシユ16とピボツト1
7との間の隙間、レール8とローラ9,10,1
1,12との間の隙間あるいはパレツトキヤリア
2の自重レール8等によるたわみによつてデセラ
レーシヨン弁14のスプール15の変化量S1は安
定しない。従つて、第4図に示すような油圧ポン
プ18に電磁切換弁19を介して連結されている
油圧モータ6の減速度は安定せず、制御調整が極
めて困難であるという不具合がある。
このため、上記のように構成された減速装置を
改良する装置として、現状ではデセラレーシヨン
弁14のかわりにリミツトスイツチ20を設け、
ドグ13でリミツトスイツチ20を作動させて、
その電気信号を第5図に示すように電磁切換弁2
1に入力し絞り弁22に油圧回路を切換えること
により、油圧モータ6の速度を減速するのが採用
されている。そして、この装置においては、パレ
ツトキヤリア2の搭載荷重に全く影響されないで
減速可能である。
しかしながら、リミツトスイツチ20の作動信
号によつて電磁切換弁21が作動する際、通常、
1/100〜2/100秒で油圧回路が切換わるため、第6
図に示すように、搬送圧力P1が減速開始時t1から
減速圧力P2に安定するまでの間にシヨツク圧力
P3が生じる。従つて、搬速中のパレツトキヤリ
ア2に振動異音が発生し、コンベアチエーン5の
伸びやレール8のローラ走行面の損傷等の不具合
を誘発するという欠点がある。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、減速時の制御安定性がよ
く、衝撃が極めて少ない搬送装置における減速装
置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を解決するために、本考案は、キヤ
リアを動かす油圧モータをデセラレーシヨン弁に
よつて減速させる搬送装置における減速装置にお
いて、キヤリアが所定の位置に近づくとONして
減速指令信号を発するスイツチと、該スイツチよ
り発せられた減速指令信号により作動する油圧シ
リンダと、上記デセラレーシヨン弁のスプールの
先端に接触して設けられ、油圧シリンダにより動
かされて上記スプールの位置を制御する傾斜部材
と、上記油圧シリンダに付設され該油圧シリンダ
のピストンを停止させる弾性部材よりなるストツ
パと、上記油圧シリンダの油圧回路に設けられた
該油圧シリンダの作動時間を調整自在とした絞り
装置とを具備した構成とした。
〔作用〕
キヤリアが所定位置に近づくとスイツチがON
して減速指令信号が発せられ、油圧シリンダが作
動して傾斜部材を動かす。傾斜部材の移動によつ
てデセラレーシヨン弁のスプールが動かされ、キ
ヤリアを駆動している油圧モータを減速させる。
この場合、デセラレーション弁のスプールはキ
ヤリアによつて直接動かされるのではなく、スプ
ールとの位置関係を正確に定めることができる傾
斜部材によつて動かされるため、常に正確に動か
すことができるようになり、油圧モータの減速が
安定する。また、スイツチにより油圧モータの油
圧回路を直接切り換えるのではないので、シヨツ
ク圧力が生じてキヤリアに振動異音が発生した
り、コンベアチエーンやローラ等の伸びや損傷等
の不具合を誘発することもない。
上記において、油圧シリンダの移動初期(減速
開始時)及び/又は停止時(減速完了時)に弾性
部材よりなるストツパの働きで傾斜部材の動き及
び/又は停止が緩やかになるので、加速度が小さ
くなり、衝撃が低減される。
油圧シリンダの作動時間は絞り装置によつて調
整する。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案を具体的に説明す
る。
第7図と第8図は本考案の一実施例を示すもの
で、図中符号30はデセラレーシヨン弁であり、
このデセラレーシヨン弁30の上部にはブラケツ
ト31が固定されている。このブラケツト31の
一端には、デセラレーシヨン弁30の絞り用のス
プール32に接触し、かつそのスプール32を所
定量だけ押し下げる円錐体(傾斜部材)33の一
端が、軸受34を介して、円錐体の軸方向への摺
動が自在なるごとく支持されている。そして、こ
の円錐体33の他端には油圧シリンダ35のピス
トン36aに固定されているピストンロツド(ロ
ツド)36がネジ込まれて固定されている。ま
た、油圧シリンダ35のロツド側の一端部はブラ
ケツト31の他端にネジ込まれロツクナツト37
により固定されている。そして、油圧シリンダ3
5の内部には弾性部材でできているパツキン(ス
トツパ)38がネジで固定されていると共に、油
圧シリンダ35の中央外周部には、回転自在な油
圧管継手39がリテーナ40で固定されている。
さらに、油圧シリンダ35の他端部には回転自在
な油圧管継手41がネジ込まれて固定されてい
る。
上記デセラレーシヨン弁30は配管42を介し
て電磁切換弁43に連絡されており、電磁切換弁
43は配管44,45を介して自動パレツト交換
装置(APC)駆動用の油圧モータ46に連絡さ
れている。そして、電磁切換弁43は配管47を
介して油圧ポンプ48に連絡されていると共に、
電磁切換弁49に連絡されている。この電磁切換
弁49のソレノイド49aは、自動パレツト交換
装置の所定位置に設置されかつ減速指令を発する
リミツトスイツチ50に電気的に接続されてい
る。また、電磁切換弁49は配管51,52と絞
り装置53を介して油圧シリンダ35に連絡され
ている。
次に、上記のように構成された搬送装置におけ
る減速装置の作用について説明する。
まず、パレツトキヤリアが所定の停止位置に近
づいて、リミツトスイツチ50がONすると、リ
ミツトスイツチ50の作動信号によつて、電磁切
換弁49のソレノイド49aが切れる。その結
果、切換弁49が切換えられて油圧シリンダ35
のピストンロツド36が伸びて、円錐体33によ
つてデセラレーシヨン弁30のスプール32を押
し下げる。そして、油圧シリンダ35のピストン
ロツド36を変位量Sだけ伸ばすと、円錐体33
が角度αだけ傾斜しているので、デセラレーシヨ
ン弁30のスプール32は押し下げ量S×tamα
だけ押し下げられる。従つて、角度αを小さくす
ればするほどスプール32の押し下げ量は微少と
なり、デセラレーシヨン弁30のスプール変位量
と流量絞り量の高精度な特性によつて油圧シリン
ダ35の作動が高精度な流量絞りに変換される。
なお、スプール32の変位量はロツクナツト37
をゆるめ、ブラケツト31に対して油圧シリンダ
35を回転することにより、ブラケツト31に対
する油圧シリンダ35の相対的な取付位置を調整
可能であり、その際、油圧配管51,52はスイ
ベルジヨイント方式なので、結合したままで、か
つ作動中に調整できる。
デセラレーション弁30のスプール32が押し
下げられて、配管42を流れる流量を絞ると油圧
モータ46は減速される。ここで、減速時の衝撃
は次式 減速時圧力P2−APC搬送中の負荷圧力P1/減速完了時
間T2−減速指令時間T1 (第9図参照)の値が大きいほど大きく、減速開
始時T1あるいは減速完了時T2の部分がシヤープ
に変化すると、それだけ加速度が大きくなるので
衝撃は大きくなる。なお、Tsは停止時間、Psは
停止時のリリーフ圧力(停止時はストツパに衝突
させ、駆動用油圧はリリーフ状態で位置決め精度
を維持している。)である。
本考案に係る減速装置においては、油圧シリン
ダ35内にクツシヨン機構であるパツキン38が
設けられているので、減速開始時T1における作
動油の流れと、減速完了時T2におけるピストン
36aの停止にクツシヨン効果が生じて傾斜部材
33の動きと停止が緩やかになり、加速度が小さ
くなつて衝撃を抑える。
また、絞り装置53を調整することによつて作
動時間T2−T1を任意に調整することができる構
成とされているため、減速時の衝撃をAPC負荷
の変化に無関係に任意に調整することができる。
なお、T2−T1を大きくすると上記のように衝撃
が小さくなるが、APCのサイクルタイムが長く
なつて作業能率が下がるので、T2−T1はこれも
考慮して決定する。減速開始時T1、または減速
完了時T2にスプール32と接する円錐体33の
部分の傾斜を、他の部分より緩やかに形成して衝
撃を更に緩和することもできる。弾性部材よりな
るストツパ38を円錐体33の底面33bと反対
側の段付部33a等に設けてもよい。ストツパ3
8を円錐体33の段付部33aに設けた場合は、
減速完了時T2の衝撃のみが改善される。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係る搬送装置に
おける減速装置は、キヤリアを動かす油圧モータ
をデセラレーシヨン弁によつて減速させる搬送装
置における減速装置において、キヤリアが所定の
位置に近づくとONして減速指令信号を発するス
イツチと、該スイツチより発せられた減速指令信
号により作動する油圧シリンダと、上記デセラレ
ーシヨン弁のスプールの先端に接触して設けら
れ、油圧シリンダにより動かされて上記スプール
の位置を制御する傾斜部材と、上記油圧シリンダ
に付設され該油圧シリンダのピストンを停止させ
る弾性部材よりなるストツパと、上記油圧シリン
ダの油圧回路に設けられ該油圧シリンダの作動時
間を調整自在とした絞り装置とを具備し、デセラ
レーシヨン弁のスプールが、該スプールとの位置
関係を正確に定めた傾斜部材によつて動かすこと
ができる構成とされているため、デセラレーシヨ
ン弁のスプールがキヤリアによつて直接動かされ
る従来の減速装置と違つて、スプールが常に正確
に動かされるようになり、油圧モータの減速が安
定する効果がある。また、スイツチにより油圧シ
リンダを介してデセラレーシヨン弁のスプールを
動かす構成とされているので、スイツチにより油
圧モータの油圧回路を直接切り換える従来の減速
装置と違って、シヨツク圧力が生じてキヤリアに
振動異音が発生したり、コンベヤチエーンやロー
ラ等の伸びや損傷等の不具合を生ずることもな
い。
さらにまた、油圧シリンダには弾性部材よりな
るストツパが付設されているので、減速開始時や
減速完了時の衝撃が緩和される効果がある。その
上、油圧シリンダの油圧回路に調整自在な絞り装
置が設けられているので、油圧シリンダの作動時
間を調整してこの面からも衝撃を小さくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は従来の減速装置を示すもの
で、第1図は断面図、第2図は第1図の−線
矢視図、第3図はデセラレーシヨン弁の特性を示
す特性図、第4図と第5図は従来の油圧回路を示
す配管図、第6図は減速時の衝撃を示す特性図、
第7図と第8図は本考案の一実施例を示すもの
で、第7図は断面図、第8図は油圧回路を示す配
管図、第9図は減速、停止時の状態を示す特性図
である。 30……デセラレーシヨン弁、32……スプー
ル、33……円錐体(傾斜部材)、35……油圧
シリンダ、36……ピストンロツド(ロツド)、
38……パツキン(ストツパ)、46……油圧モ
ータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤリアを動かす油圧モータ46をデセラレー
    シヨン弁30によつて減速させる搬送装置におけ
    る減速装置において、キヤリアが所定の位置に近
    づくとONして減速指令信号を発するスイツチ5
    0と、該スイツチ50より発せられた減速指令信
    号により作動する油圧シリンダ35と、上記デセ
    ラレーシヨン弁30のスプール32の先端に接触
    して設けられ、油圧シリンダ35により動かされ
    て上記スプール32の位置を制御する傾斜部材3
    3と、上記油圧シリンダ35に付設され該油圧シ
    リンダ35のピストン36aを停止させる弾性部
    材よりなるストツパ38と、上記油圧シリンダ3
    5の油圧回路に設けられ該油圧シリンダ35の作
    動時間を調整自在とした絞り装置53とを具備し
    たことを特徴とする搬送装置における減速装置。
JP13391083U 1983-08-30 1983-08-30 搬送装置における減速装置 Granted JPS6040801U (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5340634U (ja) * 1976-09-14 1978-04-08
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