JPS5827996Y2 - 角形水槽の補強構造 - Google Patents
角形水槽の補強構造Info
- Publication number
- JPS5827996Y2 JPS5827996Y2 JP1978171983U JP17198378U JPS5827996Y2 JP S5827996 Y2 JPS5827996 Y2 JP S5827996Y2 JP 1978171983 U JP1978171983 U JP 1978171983U JP 17198378 U JP17198378 U JP 17198378U JP S5827996 Y2 JPS5827996 Y2 JP S5827996Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing
- curved
- side plate
- plate
- aquarium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、角形水槽の側板補強構造に係るものである。
合成樹脂、特にガラス繊維強化プラスチック（Ｆ、Ｒ，
Ｐ、）にて角形の水槽を作る場合、弾性率が低いことに
よって水圧を受けると撓みが大きく生じ、これをいかに
小さく押えて実用化ならしめるかは重要な問題である。
Ｐ、）にて角形の水槽を作る場合、弾性率が低いことに
よって水圧を受けると撓みが大きく生じ、これをいかに
小さく押えて実用化ならしめるかは重要な問題である。
したがって、従来より第１図に示すごとく水槽側板ａの
外側に等間隔をもって剛性の高い形削等の縦補強２を設
け、該補強間の側板を曲面板にすることによって水槽を
構成する方法が採られていた。
外側に等間隔をもって剛性の高い形削等の縦補強２を設
け、該補強間の側板を曲面板にすることによって水槽を
構成する方法が採られていた。
この構造は水圧に充分対抗できる補強を設けることによ
り、その間にある曲面板１の両端部を除く中央部では、
曲面に沿った膜応力が生じるだけで曲げ応力が生じない
ため、この側板が単なる平板である場合に比べ、肉厚が
薄くても撓みが小さく経済的な方法である。
り、その間にある曲面板１の両端部を除く中央部では、
曲面に沿った膜応力が生じるだけで曲げ応力が生じない
ため、この側板が単なる平板である場合に比べ、肉厚が
薄くても撓みが小さく経済的な方法である。
しかし、第３図に示すごとく、曲面板１の補強端末６に
接する点４においては、剛性の高い補強部材と、低い曲
面板部材の境界となるため応力集中が生し、補強端末６
が鋭い角を有していると曲面板１に亀裂を誘発させ漏水
するという欠点を有していた。
接する点４においては、剛性の高い補強部材と、低い曲
面板部材の境界となるため応力集中が生し、補強端末６
が鋭い角を有していると曲面板１に亀裂を誘発させ漏水
するという欠点を有していた。
本考案は斜上の欠点に鑑みてなされたものであり、補強
と曲面板とのバランスの良い組合せを保って、角形構造
の水槽の品質を更に安定化させることを目的とし７たも
ので゛ある。
と曲面板とのバランスの良い組合せを保って、角形構造
の水槽の品質を更に安定化させることを目的とし７たも
ので゛ある。
本考案の実施例を第４図に基づき説明すると、Ｆ、Ｒ，
Ｐ、等の合成樹脂で、横方向に受圧面とする曲面部、補
強に当接する平面部を連続的に構成させ適宜の高さを備
えた側板ａにおいて、補強端末６が当接する側板ａの曲
面部と平面部の衝合個所に、補強２とは反対方向に小さ
な曲率で凹部を縦方向一体に形成せしめ、補強端末部６
と凹部間に空間５を設は側板ａの曲面部と平面部の衝合
個所が補強端末６に接しない状態とした。
Ｐ、等の合成樹脂で、横方向に受圧面とする曲面部、補
強に当接する平面部を連続的に構成させ適宜の高さを備
えた側板ａにおいて、補強端末６が当接する側板ａの曲
面部と平面部の衝合個所に、補強２とは反対方向に小さ
な曲率で凹部を縦方向一体に形成せしめ、補強端末部６
と凹部間に空間５を設は側板ａの曲面部と平面部の衝合
個所が補強端末６に接しない状態とした。
上記構成よりなる角形水槽に水圧が加わると、曲面板１
は水圧によって外方に押出されることになり、補強端末
６と凹部間の空間５は、水圧が加わらない時の状態より
も小さくなるが、補強端末６と曲面板１の曲面部と平面
部の衝合個所に設けた凹部面は接しない。
は水圧によって外方に押出されることになり、補強端末
６と凹部間の空間５は、水圧が加わらない時の状態より
も小さくなるが、補強端末６と曲面板１の曲面部と平面
部の衝合個所に設けた凹部面は接しない。
なお、曲面板１に設けた凹部の曲率の大きさは、水槽に
おける最大の水圧が加わっても曲面板１の凹部面が補強
端末６に接しないよう設定しておく。
おける最大の水圧が加わっても曲面板１の凹部面が補強
端末６に接しないよう設定しておく。
従って、本考案は上記構成よりなるので、曲面板の曲面
部と平面部の衝合個所に生じていた応力の集中は、曲率
を有する凹部によって緩和され、また空間を設けたこと
により鋭い角を有する補強端末とは当接せず曲面板に亀
裂を生じさせることはない。
部と平面部の衝合個所に生じていた応力の集中は、曲率
を有する凹部によって緩和され、また空間を設けたこと
により鋭い角を有する補強端末とは当接せず曲面板に亀
裂を生じさせることはない。
さらに曲率を有する凹部は、リブの役目を果し強固なも
のとなり、その効果は極めて大なるものである。
のとなり、その効果は極めて大なるものである。
第１図は屋根部をはずした状態の水槽斜視図、第２図は
、水槽側面部の水平断面図、第３図は、従来例に係る補
強と側板の当接部の部分断面図、第４図は、本考案に係
る補強と側板の当設部の部分断面図。 符号の説明 １・・・・・・曲面板、２・・・・・・補
強、３・・・・・・底板、４・・・・・・曲面板の補強
端末に接する点、５・・・・・・空間、６・・・・・・
補強端末、ａ・・・・・・側板。
、水槽側面部の水平断面図、第３図は、従来例に係る補
強と側板の当接部の部分断面図、第４図は、本考案に係
る補強と側板の当設部の部分断面図。 符号の説明 １・・・・・・曲面板、２・・・・・・補
強、３・・・・・・底板、４・・・・・・曲面板の補強
端末に接する点、５・・・・・・空間、６・・・・・・
補強端末、ａ・・・・・・側板。
Claims (1)
- 側板の外側に形鋼の補強体を等間隔に当接せしめ該補強
体間の側板を曲面とする角形水槽において、該補強体の
縁部が当接する側板部分を補強側と反対方向にへこませ
て四部を形成させたことを特徴とする角形水槽の補強構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978171983U JPS5827996Y2 (ja) | 1978-12-12 | 1978-12-12 | 角形水槽の補強構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978171983U JPS5827996Y2 (ja) | 1978-12-12 | 1978-12-12 | 角形水槽の補強構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5586785U JPS5586785U (ja) | 1980-06-14 |
| JPS5827996Y2 true JPS5827996Y2 (ja) | 1983-06-17 |
Family
ID=29176360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978171983U Expired JPS5827996Y2 (ja) | 1978-12-12 | 1978-12-12 | 角形水槽の補強構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5827996Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6094380B2 (ja) * | 2013-05-22 | 2017-03-15 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両用シートの取付構造 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5314210B2 (ja) * | 1972-08-25 | 1978-05-16 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51119511U (ja) * | 1975-03-26 | 1976-09-28 | ||
| JPS5620395Y2 (ja) * | 1976-07-19 | 1981-05-14 |
-
1978
- 1978-12-12 JP JP1978171983U patent/JPS5827996Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5314210B2 (ja) * | 1972-08-25 | 1978-05-16 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5586785U (ja) | 1980-06-14 |
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