JPS5827842Y2 - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
空気入りラジアルタイヤInfo
- Publication number
- JPS5827842Y2 JPS5827842Y2 JP1979012742U JP1274279U JPS5827842Y2 JP S5827842 Y2 JPS5827842 Y2 JP S5827842Y2 JP 1979012742 U JP1979012742 U JP 1979012742U JP 1274279 U JP1274279 U JP 1274279U JP S5827842 Y2 JPS5827842 Y2 JP S5827842Y2
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- JP
- Japan
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- tire
- cord
- carcass
- modulus
- belt
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/18—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/18—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
- B60C9/26—Folded plies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は空気入りラジアルタイヤ、なかでも低重合変
ポリエチレンテレフタレート・コードにJ、るベルト補
強をもち、乗用部用としてとくに好適fx空気入りラジ
アルタイヤに関するものである。
ポリエチレンテレフタレート・コードにJ、るベルト補
強をもち、乗用部用としてとくに好適fx空気入りラジ
アルタイヤに関するものである。
従来ラジアルタイヤのベルト材として(dl レーヨン
、スチールなどのコードか好んで用いられている。
、スチールなどのコードか好んで用いられている。
しかしレーヨンコードは物性の面で水分に敏感であり、
タイヤの製造工程にお・いて避けられない吸湿その地走
行時に受ける外傷を通しての水分の浸入r(−よって、
コード弾性率、強力の低重は芽ぬかれずまたスチールコ
ードは同様に水分の浸入による腐食の害を受け、さらに
コード先端部のゴムに対する接着性に欠けることなどか
ら隣接ゴムとのはく離が生L5易い傾向がある。
タイヤの製造工程にお・いて避けられない吸湿その地走
行時に受ける外傷を通しての水分の浸入r(−よって、
コード弾性率、強力の低重は芽ぬかれずまたスチールコ
ードは同様に水分の浸入による腐食の害を受け、さらに
コード先端部のゴムに対する接着性に欠けることなどか
ら隣接ゴムとのはく離が生L5易い傾向がある。
この考案は補強材として上記のよりな欠点がなくしかも
ベルト補強材として熱収縮性が小さく、有利なほか、弾
性率も高い低重合度ポリエチレンテレフタレートのコー
ドを、とくにそのコーティングゴム物性の適切な選択下
に組合わせたベルトを、乗用車用タイヤのカーカスとく
にそのビード部における有効な強化補強との適合を図る
ことによって高速耐久性の著しい改善を実現した空気入
りラジアルタイヤを提案するものである。
ベルト補強材として熱収縮性が小さく、有利なほか、弾
性率も高い低重合度ポリエチレンテレフタレートのコー
ドを、とくにそのコーティングゴム物性の適切な選択下
に組合わせたベルトを、乗用車用タイヤのカーカスとく
にそのビード部における有効な強化補強との適合を図る
ことによって高速耐久性の著しい改善を実現した空気入
りラジアルタイヤを提案するものである。
ここに低重合度ポリエチレンフタレートヤーンは、25
℃の温度下にオルソクロルフェノールを溶剤として測定
した極限粘度が0.3〜0.8の範囲にあるものとし、
その撚合わせによるコードは、少なくとも6 X 10
4kg/cm2のコード弾性率を有するものとする。
℃の温度下にオルソクロルフェノールを溶剤として測定
した極限粘度が0.3〜0.8の範囲にあるものとし、
その撚合わせによるコードは、少なくとも6 X 10
4kg/cm2のコード弾性率を有するものとする。
なお上記極限粘度は、実際に測定された濃度対粘度の相
対関係から濃度率に外挿したときの粘度を指すものとし
、その値が高い程粘度が高り、またコードとしては傾向
的に熱収縮性が大きくなる。
対関係から濃度率に外挿したときの粘度を指すものとし
、その値が高い程粘度が高り、またコードとしては傾向
的に熱収縮性が大きくなる。
この考案は、タイヤの半軽面ないしはこれと浅い角度で
交わる平面内に多数のコードを配列したプライより戒り
、左右一対のビード部にその一方から他方の間へトロイ
ド状にわたらせて上記ビード部に埋設したビードワイヤ
の1わりにそれぞれ折返し固定したルーカス釦よび、該
カーカスとその折返し間にあってビードワイヤ位置から
上方へ延びるゴムフィラーとをそなえ、このカーカスの
クラウン部外側でタイヤの周方向に対し浅い角度に配列
した多数のコードとして上記の低重合度ポリエチレンテ
レフタレートコードの層からなるベルトにより上記カー
カスを補強したラジアルタイヤにつき、上記ベルトが、
そのコード層の表面に、上記コード弾性率のllXl0
−4〜33×10−4倍に当る300多伸張モジユラス
を有するコーティングゴムを被覆したシートを折畳んで
該コーティングゴム同志により密着させその折曲げ部を
ベルトの実質上の両側端にそれぞれ位置させた複数層の
積層に成り、かつ上記ゴムフィラーが20係伸張時モジ
ュラス25〜75に9/ci2、ショアーA硬度80〜
96°の物性をあわせものとして上記課題の有効な解決
を導いた空気入りラジアルタイヤである。
交わる平面内に多数のコードを配列したプライより戒り
、左右一対のビード部にその一方から他方の間へトロイ
ド状にわたらせて上記ビード部に埋設したビードワイヤ
の1わりにそれぞれ折返し固定したルーカス釦よび、該
カーカスとその折返し間にあってビードワイヤ位置から
上方へ延びるゴムフィラーとをそなえ、このカーカスの
クラウン部外側でタイヤの周方向に対し浅い角度に配列
した多数のコードとして上記の低重合度ポリエチレンテ
レフタレートコードの層からなるベルトにより上記カー
カスを補強したラジアルタイヤにつき、上記ベルトが、
そのコード層の表面に、上記コード弾性率のllXl0
−4〜33×10−4倍に当る300多伸張モジユラス
を有するコーティングゴムを被覆したシートを折畳んで
該コーティングゴム同志により密着させその折曲げ部を
ベルトの実質上の両側端にそれぞれ位置させた複数層の
積層に成り、かつ上記ゴムフィラーが20係伸張時モジ
ュラス25〜75に9/ci2、ショアーA硬度80〜
96°の物性をあわせものとして上記課題の有効な解決
を導いた空気入りラジアルタイヤである。
この考案はオす、上掲目的に沿うべきあ寸た実験と検討
を経て上記低重合度ポリエチレンテレフタレートヤーン
につき極限粘度が上記測定条件下に0.3〜0.8の範
囲で有利に適合することについての先行開発成果に立脚
している。
を経て上記低重合度ポリエチレンテレフタレートヤーン
につき極限粘度が上記測定条件下に0.3〜0.8の範
囲で有利に適合することについての先行開発成果に立脚
している。
一方該ヤーンの撚合わせになるコードについてはその弾
性率が6 x 104kg /c、x2よりし]・さい
とき、ベルト補強として適性を欠くのに反してラジアル
タイヤとして卓越した操縦安定性および耐摩耗性を、6
X 104 kg/cm2以上のコード弾性率の下で
有利にもたらし、この材料の個有の性質じより、最大限
13 X 104kg/c、IILz程度に至るコード
弾性率の範囲で有効であることを究明して完成に至った
。
性率が6 x 104kg /c、x2よりし]・さい
とき、ベルト補強として適性を欠くのに反してラジアル
タイヤとして卓越した操縦安定性および耐摩耗性を、6
X 104 kg/cm2以上のコード弾性率の下で
有利にもたらし、この材料の個有の性質じより、最大限
13 X 104kg/c、IILz程度に至るコード
弾性率の範囲で有効であることを究明して完成に至った
。
ちなみにラカ・ルタイヤのカーカスコードとしてのみ、
従来から一般に知られていたポリエステルテレフタレー
ト・コードというのは、上記の定義に従う極限粘度が凡
そ0.93、そしてコード弾性率が凡そ4.3 X 1
04 kg/crIL2であって、この考案に訃けるコ
ード材とは、ベルト補強材の生命である諸物性が著しく
異なるものであった。
従来から一般に知られていたポリエステルテレフタレー
ト・コードというのは、上記の定義に従う極限粘度が凡
そ0.93、そしてコード弾性率が凡そ4.3 X 1
04 kg/crIL2であって、この考案に訃けるコ
ード材とは、ベルト補強材の生命である諸物性が著しく
異なるものであった。
次にベルトのコーティングゴムについてはその30饅伸
張モジユラスを、通常好んで用いられる構造、即ちコー
ドをタイヤの周方向に対し1oQ−25°のように比較
的小さい角度ではあるが通常複数の積層コード層間で異
なる方向に交差させた配列下で外力を受けたときに生じ
る、コード層間せん断応力に対しとくに高い緩衝効果を
発揮する範囲として、コード弾性率のllXl0−43
3xlO−4倍に相当するように選ぶことが、このコー
チイブゴムを被覆したシートを折畳んでコーティングゴ
ム同志により密着させその折曲げ部をベルトの実質上の
両側端にそれぞれ位置させて積層するベルト構造で、こ
の考案の目的を達成するために不可欠なのである。
張モジユラスを、通常好んで用いられる構造、即ちコー
ドをタイヤの周方向に対し1oQ−25°のように比較
的小さい角度ではあるが通常複数の積層コード層間で異
なる方向に交差させた配列下で外力を受けたときに生じ
る、コード層間せん断応力に対しとくに高い緩衝効果を
発揮する範囲として、コード弾性率のllXl0−43
3xlO−4倍に相当するように選ぶことが、このコー
チイブゴムを被覆したシートを折畳んでコーティングゴ
ム同志により密着させその折曲げ部をベルトの実質上の
両側端にそれぞれ位置させて積層するベルト構造で、こ
の考案の目的を達成するために不可欠なのである。
またゴムフィラーについては20幅伸張時のモジュラス
25〜75kg/CrIL2、ショアA硬度80〜96
°の物性値を有するものとすることも必須である。
25〜75kg/CrIL2、ショアA硬度80〜96
°の物性値を有するものとすることも必須である。
以下図面により説明する。
図はこの考案によるラジアルタイヤの断面図をあられし
、1はタイヤ、2は一対のビード部であり、これらビー
ド部2にサイド部3、トレッド部4を通例のごとくトロ
イダルに連ねる。
、1はタイヤ、2は一対のビード部であり、これらビー
ド部2にサイド部3、トレッド部4を通例のごとくトロ
イダルに連ねる。
ビード部2の先端位置には環状ビードワイヤ5を具え、
その一方からクラウン部6を通り他方のビードワイヤ5
に至る間にわたって、カーカス7を配置する。
その一方からクラウン部6を通り他方のビードワイヤ5
に至る間にわたって、カーカス7を配置する。
このカーカスは通常好んで使用されるレーヨン、ナイロ
ン、高重合度ポリエチレンテレフタレートtたときには
この考案にてベルト補強に適用するのと同じ低重合度ポ
リエチレンテレフタレートなどからなる繊維コードを、
タイヤの半径面内または、これと浅い角度で交わる平面
内に配列したゴム引層の1枚か或は少数枚を用いる。
ン、高重合度ポリエチレンテレフタレートtたときには
この考案にてベルト補強に適用するのと同じ低重合度ポ
リエチレンテレフタレートなどからなる繊維コードを、
タイヤの半径面内または、これと浅い角度で交わる平面
内に配列したゴム引層の1枚か或は少数枚を用いる。
このようにして成るカーカス7の両端部ハヒードワイヤ
5の1わりを外側へ巻き上げ固定した後、ビードの基部
からトレッドの頂点迄の距離で表わされるタイヤ断面高
さHのほぼ1/2地点りへ至る間に折返し8を形成する
を可と、ここにカーカス7とその折返し8間に形成され
る空隙にはビードワイヤ5上に基部を置き上方へ向って
タイヤ断面高さHの20〜47%の地点に向って舌状に
延びるゴムフィラー9が配置しである。
5の1わりを外側へ巻き上げ固定した後、ビードの基部
からトレッドの頂点迄の距離で表わされるタイヤ断面高
さHのほぼ1/2地点りへ至る間に折返し8を形成する
を可と、ここにカーカス7とその折返し8間に形成され
る空隙にはビードワイヤ5上に基部を置き上方へ向って
タイヤ断面高さHの20〜47%の地点に向って舌状に
延びるゴムフィラー9が配置しである。
このゴムフィラーは20係伸張時のモジュラスの値が2
5〜75 kg/cyrt2、そしてショアA硬度は8
0〜96゜程度に硬質のものを用いねばならない。
5〜75 kg/cyrt2、そしてショアA硬度は8
0〜96゜程度に硬質のものを用いねばならない。
つ1りこのようにしてビード部2からサイド部3に至る
タイヤの下方区域Aの剛性を高め、その結果タイヤの大
変形領域がサイド部3の比較的狭い上方部に押しやられ
て、この考案のベルト構造によりベルト10の両端に生
じる変形の影響を有利に軽減させることができるのであ
る。
タイヤの下方区域Aの剛性を高め、その結果タイヤの大
変形領域がサイド部3の比較的狭い上方部に押しやられ
て、この考案のベルト構造によりベルト10の両端に生
じる変形の影響を有利に軽減させることができるのであ
る。
さてカーカス8とトレッド14の間にはラジアルタイヤ
の通例に従ってベルト10を配置する。
の通例に従ってベルト10を配置する。
しかしこのベルト10はとくにコード弾性率が、少なく
とも6 x 10 ’ kg/備2 と著しく高い低重
合度ポリエチレンテレフタレート・コードを、タイヤの
周方向、即ち赤道C−Cに対し100−25゜のように
小さい角度で配列し、ここに用いるコードの弾性率の1
1×10−4〜33XIQ−4倍に当る300%伸張モ
ジュラスを有するコーティングゴムをもって桟積したシ
ートを折畳んで、該コーチイブゴム同志により密着させ
とくにその折曲げ部をベルト10の実質上の両側端にそ
れぞれ位置させた複数即の積層に成るものとする。
とも6 x 10 ’ kg/備2 と著しく高い低重
合度ポリエチレンテレフタレート・コードを、タイヤの
周方向、即ち赤道C−Cに対し100−25゜のように
小さい角度で配列し、ここに用いるコードの弾性率の1
1×10−4〜33XIQ−4倍に当る300%伸張モ
ジュラスを有するコーティングゴムをもって桟積したシ
ートを折畳んで、該コーチイブゴム同志により密着させ
とくにその折曲げ部をベルト10の実質上の両側端にそ
れぞれ位置させた複数即の積層に成るものとする。
すなわちこの実施例においては符号11−1と1L2で
示す2枚のシートをそれぞれ2つ折りした各層13−□
。
示す2枚のシートをそれぞれ2つ折りした各層13−□
。
13 2t13−3及び13−4の都合4枚の積層をな
し、この場合シート折畳みに当って被覆したコーティン
グゴム同志が全体にわたって直接密着するようにする。
し、この場合シート折畳みに当って被覆したコーティン
グゴム同志が全体にわたって直接密着するようにする。
ここに接合後のコーティングゴムにつき符号12により
図示しである。
図示しである。
この実施例で2枚のシート110,11 を、用いそ
の折り曲げ部15−1,15−2をベルト10の実質上
の両側端にそれぞれ位置させ、また各層13 〜13−
4のコードはコーティングゴム12を1 夫々介して異方向に交差させた場合を示しであるが単に
1枚のシートを三段又は二段に折重ねて折りたたみ、同
様な4層或は3層の積層になるようにすることもできる
。
の折り曲げ部15−1,15−2をベルト10の実質上
の両側端にそれぞれ位置させ、また各層13 〜13−
4のコードはコーティングゴム12を1 夫々介して異方向に交差させた場合を示しであるが単に
1枚のシートを三段又は二段に折重ねて折りたたみ、同
様な4層或は3層の積層になるようにすることもできる
。
ここで上に述べたコード弾性率はコードの引張り力とこ
れに対する伸びの関係を測定し、引張り開始後、直線関
係にある部分をコードの伸び率100φに外挿したとき
のコードの強力をalそしてコードの断面積をSとする
とa/s (kgAIIL2 )で表われる数値とし、
そしてコードの断面積SはJ I SL 1017に規
定される糸径より算出するものとする。
れに対する伸びの関係を測定し、引張り開始後、直線関
係にある部分をコードの伸び率100φに外挿したとき
のコードの強力をalそしてコードの断面積をSとする
とa/s (kgAIIL2 )で表われる数値とし、
そしてコードの断面積SはJ I SL 1017に規
定される糸径より算出するものとする。
以下この考案のタイヤと従来のタイヤとの間で行った高
速耐久、耐摩耗及び操縦性の比較テスト結果について述
べる。
速耐久、耐摩耗及び操縦性の比較テスト結果について述
べる。
テストに適用したタイヤのサイズは165SR13、カ
ーカスは高重合度ポリエチレンテレフタレートの150
0d/2コー)Kなる1プライのラジアルカーカスを共
通とし、基本的に図に示す構造及び形状とした。
ーカスは高重合度ポリエチレンテレフタレートの150
0d/2コー)Kなる1プライのラジアルカーカスを共
通とし、基本的に図に示す構造及び形状とした。
第1表に従来品A及びB1そしてこの考案のタイヤをC
とし主要構造を示す。
とし主要構造を示す。
テスト結果は第2表に示すが、テスト条件は■
4TJリムに組み、内圧2.1 kg 7cm2にて以
下ニ示すように揃えた。
下ニ示すように揃えた。
高速耐久性試験
直径1.7m、表面が平滑なスチールドラム上に420
kyの荷重を加えて先ず80krrV/hの速度で12
0分間慣らし走行を行う。
kyの荷重を加えて先ず80krrV/hの速度で12
0分間慣らし走行を行う。
ならし走行が終ったら室温(38℃)に3時間放置した
後、次いで121 km/hの速度で 30分分間前さ
せる。
後、次いで121 km/hの速度で 30分分間前さ
せる。
この条件を完走したら129,137,145・・・k
m/hと8km/hステップで各30分間毎に故障発生
に至る迄速度を上げて行く。
m/hと8km/hステップで各30分間毎に故障発生
に至る迄速度を上げて行く。
第2表には故障時の速度と走行時間を示す。
耐摩耗試験
実車による40000km走行後の状態からタイヤAを
基準として指数表示した。
基準として指数表示した。
操縦性試験
コーナリングパワ(スリップアングルとコーナリングフ
ォース関係曲線におけるコーナリングフォースの立上り
部分)を測定し、タイヤAを基準とする指数表示した。
ォース関係曲線におけるコーナリングフォースの立上り
部分)を測定し、タイヤAを基準とする指数表示した。
倒れも数値が大きい程性能に優れていることを意味する
。
。
第2表をみると一目でわかるように同じポリエチレンテ
レフタレート・コードのベルトを使用したタイヤであっ
ても高重合度のタイヤB、は、低重合度であるこの考案
のタイヤCと比べて各特性共に著しく劣り、またタイヤ
のベルト補強材として好んで使用されるレーヨンコード
によるタイヤAと比較しても、この考案のタイヤCは耐
摩耗及び操縦性につき遜色なく、他方高速耐久性につい
てはタイヤAおよびBの両者共発熱によるフライ間セパ
レーション故障で、走行を中止したのに対、してこの考
案のタイヤCでは著しく高速域・迄熱疲労に対し安定で
あることを示している。
レフタレート・コードのベルトを使用したタイヤであっ
ても高重合度のタイヤB、は、低重合度であるこの考案
のタイヤCと比べて各特性共に著しく劣り、またタイヤ
のベルト補強材として好んで使用されるレーヨンコード
によるタイヤAと比較しても、この考案のタイヤCは耐
摩耗及び操縦性につき遜色なく、他方高速耐久性につい
てはタイヤAおよびBの両者共発熱によるフライ間セパ
レーション故障で、走行を中止したのに対、してこの考
案のタイヤCでは著しく高速域・迄熱疲労に対し安定で
あることを示している。
図はこの考案の実施例のタイヤ断面図である。
1・・・タイヤ、2・・・ビード部、7・・・カーカス
、10・・・ベルト、12・・・コーティングゴム。
、10・・・ベルト、12・・・コーティングゴム。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 タイヤの半径面ないしはこれと浅い角度で交わる平面内
に多数の繊維コードを配列したプライより、左右一対の
ビポド部にその一方から他方の間へトロイド状にわたら
せて上記ビード部に埋設したビードワイヤの捷わりにそ
れぞれ折返し固定したカーカスおよび、該カーカスとそ
のプライ折返し間にあってビードワイヤ位置から上方へ
延びるゴムフィラーとをそなえ、このカーカスのクラウ
ン部外側でタイヤの周方向に対し浅い角度に配列した多
数の下記に別記したコードの層からなるベルトにより、
上記カーカスを補強したラジアルタイヤにおいて、 上記ベルトがそのコード層の表面にコード弾性率の11
×10−4〜33X10−4倍に当る300φ伸張モジ
ユラスを有するコーティングゴムを被覆したシートを折
畳んで該コーティングゴム同志により密着させ、その折
曲げ部をベルトの実質上の両側端に夫々位置させた複数
層の積層に成り、 かつ上記ゴムフィラーが20%伸張時のモジュラス25
〜75kg/cIrL2、ショアA硬度80〜96°の
物性をあわせもつことを特徴とする空気入りラジアルタ
イヤ。 25℃の温度下にオルソロルフェノールヲ溶剤として測
定した極限粘度が0.3〜0.8の範囲にある低重合度
ポリエチレンテレフタレートヤーンの撚合わせになり、
少くとも6 X 104 ky/cIIL2のコード弾
性率を有するポリエチレンテレフタレート ・ コード
。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979012742U JPS5827842Y2 (ja) | 1979-02-05 | 1979-02-05 | 空気入りラジアルタイヤ |
GB8003664A GB2041843B (en) | 1979-02-05 | 1980-02-04 | Pneumatic radial tyre |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979012742U JPS5827842Y2 (ja) | 1979-02-05 | 1979-02-05 | 空気入りラジアルタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55113605U JPS55113605U (ja) | 1980-08-11 |
JPS5827842Y2 true JPS5827842Y2 (ja) | 1983-06-17 |
Family
ID=11813869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979012742U Expired JPS5827842Y2 (ja) | 1979-02-05 | 1979-02-05 | 空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5827842Y2 (ja) |
GB (1) | GB2041843B (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0174147B1 (en) * | 1984-08-29 | 1990-10-10 | Sumitomo Rubber Industries, Co. Ltd | Airplane tyre |
US6117258A (en) * | 1998-04-27 | 2000-09-12 | Bridgestone/Firestone Research, Inc. | Band element and method for building same for a run flat banded tire |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4925604A (ja) * | 1972-06-28 | 1974-03-07 | ||
JPS49120303A (ja) * | 1973-03-28 | 1974-11-18 |
-
1979
- 1979-02-05 JP JP1979012742U patent/JPS5827842Y2/ja not_active Expired
-
1980
- 1980-02-04 GB GB8003664A patent/GB2041843B/en not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4925604A (ja) * | 1972-06-28 | 1974-03-07 | ||
JPS49120303A (ja) * | 1973-03-28 | 1974-11-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2041843A (en) | 1980-09-17 |
JPS55113605U (ja) | 1980-08-11 |
GB2041843B (en) | 1983-05-11 |
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