JPS5827816A - 内燃機関用の調速機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、噴射ポンプの搬送量調節部材（調節棒）と連
結されている調節し・ζ−と、主調節ばねの予ばね力に
より不動のストッパに当て付けられる力伝達し・ζ−と
を備えている内燃機関用の調速機、特に自動車ディーゼ
ル機関の噴射ポンプの最高最低調速機であって、前記調
節し・ζ−は１回転数に関連して変位する調節部材（調
速機スリーブ）並びに搬送量を任意に変化させるために
旋回させることのできる調整部材によって操作可能であ
り、前記力伝達し・ζ−は。

不動の回転軸を中心にして旋回可能であり、少なくとも
２つのアイドリングばねの力に抗して前記調節部材がア
イドリング距離だけ変位した後に、この調節部材が前記
力伝達し・９−と作用結合し、第１のアイｐ　ＩＪソン
グねの戻し力は前記調節部材のアイドリング距離の一部
分にわたって、第２のアイドリングばねの戻し力によっ
て強められるようになっている形式のものに関する。

ドイツ連邦共和国特許出願公開第２９００１９８号明細
書に記載されているこのような形式の遠心調速機におい
ては、第２のアイドリングばね（いわゆる付加アイｒ　
ＩＪソングね）を使用することによって、アイドリング
制御が安定にされる。この場合筒１のアイドリングばね
は。

十分に大きな負荷を生ぜしめ得るように構成されており
、かつ付加アイｐ　ＩＪソングねによって比例度（Ｐ−
ｄｅｇｒｅｅ　）が高い回転数の方向に増大せしめられ
、内燃機関は急激な負荷減小の場合に回転数が高められ
ているので、停止することはない。アイドリングを制御
するこれら両方のばねを力伝達し・ζ−に配置すること
によって。

これらのばねの力作用は、調節部材（調速機スリーブ）
がアイドリング距離だけ変位すると自動的に遮断され、
これによってこれらのばねが回転数抑制制御に影響を与
えることはない。この公知の調速機は自動車内燃機関用
の噴射ポンプの最高最低調速機として役立つので、操作
し、６−を全負荷位置にして内燃機関を始動させる場合
に、付加アイドリングばねは比例度の増大により始動燃
料量の抑制点を高い回転数の方向にずらすことになる。

これによってスモークショックが生じることになるが、
しかしこれは調整部材の旋回位置に関連して付加アイｙ
　ＩＪソングねの力作用を減小させ得ることによって避
けられる。このために、力伝達し・ζ−の回転軸に支承
され調節部材と結合されている案内し・ζ−が、一方の
端部を力伝達レノ々−に取り付けられている付加アイｒ
　ＩＪソングねの他方の端部に結合部材を介して連結可
能である公知の調速機においては、調整部材に押し下げ
ねじが取り付けられており、この押し下げねじによって
、調整部材を全負荷位置にして内燃機関を始動させる場
合に、付加アイドリングばねの力作用が遮断される。

ところ〒最初に述べた形式の公知の調速機においては、
アイドリング制御が改善されるにもかかわらず、いわゆ
るスタートダッシュが弱い。その理由は、調整部材をア
イドリング位置がら旋回させる場合の燃料増大量が比較
的にわずかであるからである。アイドリング回転数と最
高回転数との間ｆは調速段階が存在していないので、走
行抵抗が大きい場合１例えば上り坂において発進する場
合に、内燃機関が全負荷回転数にまで達して、場合によ
りクラッチが急激に磨滅するという危険が生じる。

これに対し、特許請求の範囲第１項の構成要件を具備し
た本発明による調速機においては。

調整部材により操作可能な修正部材によって。

調整部材がアイドリング位置から部分負荷位置に旋回せ
しめられる場合に、内燃機関の発進状態が改善される。

部分負荷回転数が負荷に関連して調速されることによっ
て、急な上り坂での発進に際して内燃機関の回転数が定
格回転数にまで上昇することが避けられ、クラッチの磨
滅がわずかになる。更に、可変の伝動部材を使用するこ
となしに調節し・ζ−のわずかな旋回運動により大きな
調速運動が行われ２発進の快適性が著しく改善される。

特許請求の範囲第２項以下は本発明の有利な実施態様を
記載したものである。特許請求の範囲第２項・第３項又
は第４項の実施態様では。

第１のアイドリングばねの予ばね力の増大と第１のアイ
ドリングばねのばね特性とによって。

第２のアイドリングばねの予ばね力も高い遮断回転数ｎ
２□の方向にずらされる。

特許請求の範囲第５項の実施態様〒は、第２のアイドリ
ングばねが負荷に関連して高い遮断回転数の方向にずら
されることによって、始動時増量に共に影響を及ぼす第
１のアイｙ　ＩＪリンばねの範囲も高い回転数の方向に
過度にずらされることなしに、所望の急進的な負荷増大
が生ぜしぬられる。特許請求の範囲第６項及び第７項の
実施態様では必要とされる新しい部品がわずかですみ、
調速機を安価に作ることができる。特許請求の範囲第８
項の実施態様では、修正部材の案内が改善され、特許請
求の範囲第９項の実施態様では、第２のアイドリングば
ねの遮断回転数が正確に定められ、調整部材の特定の旋
回範囲に制限される。これによって、付加的に調速され
る部分負荷回転数の急進的な増大が、ノッキング現象が
生ずる回転数以下の回転数範囲に制限される。

特許請求の範囲第１０項〜第１２項の実施態様では、調
速機の制御特性を内燃機関に合わせて広範囲に適合させ
ることがｆき、特に特許請求の範囲第１２項の実施態様
では、第２のアイドリングばねによって始動時燃料の抑
制制御が不都合に影響を受けることひいては煙の放出量
の増大が回避される。

以下においては図面に示した実施例に基づいて本発明の
構成を具体的に説明する。

第１図に示した最高最低調速機として構成された遠心調
速機においては、内燃機関用の噴射ポンプのカム軸１０
に調速機おもり装置１１が取り付けられており、その旋
回可能に支承されている調速機おもり１２は遠心力に基
づく旋回運動を調節部材として役立つ調速機スリーブ１
３及びそのスリーブビン１４に伝達する。スリーブピン
１４はヒンジビン１５によって案内レバー１６に枢着さ
れており、この案内レノζ−は、調速機ケーシング１７
に固定されている回転軸１８を中心にして旋回可能であ
って、調速機スリーブ１３０行程運動を案内する。更に
ヒンジビン１５によって転向レノ々−１９の一方の端部
１９　ａがスリーブピン１４に枢着されており。

この転向レノζ−１９の他方の端部１９ｂはビン２１を
介してレノ々−状の調整部材２２に枢着されている。調
整部材２２は調速機ケーシング−７に支承されているレ
ノζ−軸２３に固定されており、このレノマー軸は、調
速機ケーシング１７の外側で破線で示した操作レ−：−
２４を保持しでいる。転向し・ζ−１９はその両方の端
部１９ａ・１９ｂの間で支承部２５により調節レノクー
２６に結合されており、この調節レノζ−２６は弾性的
に可とう性の連結部材２７を介して噴射ポンプの調節棒
２８に一端部を枢着されているとともに、他端部を調整
可能な旋回支承部２９Ｇこ支えられている。

案内レバー１６のほかに９回転軸】８に力伝達レバー３
１が支承されており、この力伝達レバーには、スリーブ
ピン１４の行程ストツノξとし して役立つアングライヒビン３２がアングライヒばね３
３の力に抗して移動可能に案内されており、かつ力伝達
しＡ−３１の自由端部３１ａは主調節ばね３４によって
不動のストツノξ３０に押し付けられている。最高同転
数調速ばねとし７て役立つ主調節ばね３４の予ばね力は
その取り付は位置によって定められ、調速機ケーシング
１７内にねじ込まれるばね受け３５によって調整するこ
とができる。調整部材２２のためのストツノξねじとし
て構成されているアイドリングストッパ３６は調速機ケ
ーシング１７の内部に配置されていて、調整部材２２ひ
いては操作レバー２４の図示のアイｐ　ＩＪリン位置を
確定する。操作レバー２４の始動位置及び全負荷位置ハ
破線−？ｌ’示したフルロードストツ７！？４０によっ
て定められる。

調速機ケーシング１７の内部にある調整ねじ３７のヘッ
ド３７ａは、板ばねとして構成されている第１のアイド
リングばね３８の一方の端部３８ａのための調節可能な
ばね受けとして役立ち、この第１のアイドリングばねは
、支持アングル材３９を介して力伝達レノ々−３１に支
えられているとともに、他方の端部３８ｂにより案内レ
バー１６の横ピン４１を押している。

力伝達し・ζ−３１には、板ばねとして構成されている
第２のアイドリングばね（付加アイドリングばね）４２
の一方の端部４２ｂが固定されており７その他方の端部
４２ａは、カム軸ＩＯに対してほぼ平行でかつ第２のア
イドリングばねの長手方向に対して直角な支承孔４３に
よって、はぼビン状の修正部材４４を保持している。こ
の場合修正部材４４は支承孔４３内で軸方向移動を防止
されて回動可能に案内されている。修正部材４４の一部
分は、第２のアイｒ　ＩＪリンばね４２と案内し・ぐ−
１６との間の結合部材４４ａとして役立つ。このために
案内レバー１６は結合部材４４ａを貫通させる連行部分
１６ａを有しており、案内し・ζ−１６が間隔すだけ変
位すると、結合部材４４ａに固定されているストン・ξ
部材４５が連行部分１６ａに当接するようになっている
。図示の第１実施例では連行部分１６ａ並びにストン・
ξ部材４５はそれぞれストツノξカム１６ｂ若しくは４
５ａを備えている。これらのストツノξカム１６ｂ・４
５ａの形状は次のように定められている。すなわち修正
部材４４０回動により間隔すが変化し、これにより第４
図に関連して後述する第２のアイドリングばね４２の遮
断回転数ｎ２が調節されるようになっている。（間隔す
は図面では誇張して示されている。）修正部材４４の回
動運動を生ぜしめるために、修正部材４４はスト７７９
部材４５とは逆の側の端部に長孔状の滑子案内４６を備
えており、この滑子案内４６に、調整部材２２に固定さ
れている連行ビン４７が係合している。カム状に構成さ
れている滑子案内４６はその形状により、負荷に関連す
る調整部材２２の旋回位置に関連して第２のアイドリン
グばね４２の作用範囲を決定する。この滑子案内４６の
特別な構成については第２図を参照しながら説明する。

第２図においては修正部材４４の支承形式は異なってい
るが、滑子案内４６の形状は同じである。

第２図に示した第２実施例においては、第２のアイドリ
ングばね（付加アイドリングばね）５１はそのスリット
付きの端部５１ａで修正部材４４を軸方向で支えている
だけであり、修正部材４４の結合部材４４ａが、力伝達
し・ζ−３１に設けられた軸受はブツシュ５２の案内孔
５２ａ内で回動可能かつ軸方向移動可能に支承されてい
る。修正部材４４のビン状の結合部材４４ａはそのねじ
山付きの端部４４ｂに、ストツノぐ力Ａ　４５　ａを備
えたナツト状のスト７７８部材４５を保持している。更
に第２図には、スト７１２部材４５のストツノξカム４
５ａと協働する連行部分１６ａのストツノξカム１６ｂ
が明確に図示されている。修正部材４４０大径のヘッド
部分４４ｃには滑子案内４６が形成されており。

この滑子案内は、第２のアイドリングばね５１の作用範
囲を調節する３つの制御区分４６ａ〜４６ｃを有してい
る。第１の制御区分４６ａは、調整部材２２が逆時計回
り方向にアイドリングストツノｐ３６により確定されて
いる図示のアイｐ　ＩＪング位置がら部分負荷位置に旋
回せしめられるときに、第２のアイドリングばね５１の
作用範囲を高い遮断回転数ｎ２の方向にずらす。

円弧形の第２の制御区分４６ｂによって、調整部材２２
の引き続く旋回運動中に遮断回転数ｎ２が少なくともほ
ぼフンスタンドに保たれ、第３の制御区分４６ｃによっ
て、調整部材２２が全負荷位置に旋回せしめられる場合
に修正部材４４０回動運動が少なくともアイドリング位
置。

好ましくはそれよりも低い回転数に再び戻される。これ
によって、第２のアイドリングばね５１の力作用は全負
荷位置において減小せしめられるか又は完全に遮断され
る。このことは前記ドイツ連邦共和国特許出願公開第２
９００１９８号明細書に記載されている調速機において
は、調整部材に固定された付加的な押し下げねじによっ
て行われる。

第３図に示した第３実施例においては、力伝達レノ々−
３１に一端部を固定されている第２のアイドリングばね
（付加アイドリングばね）６１はその他方の端部６１ａ
の範囲に結合ビン６２を備えており、この端部は、調整
部材２２が全負荷位置に旋回せしめられると、調整部材
２２に固定されている押し下げねじ６３により操作され
、これにより第２のアイドリングばね６１が遮断される
。この手段は、前記ト°イッ連邦共和国特許出願公開第
２９００１９８号明細書に記載されている手段と同じで
あって、結合ビン６２にねじはめられているストン・９
部材としての調節ナツト６４と協働して、第２のアイド
リングばね６１を全負荷範囲において非作用状態にする
。

第１図及び第２図の実施例と異なってこの第３実施例に
おいては、調整部材２２により操作される修正部材６５
は、力伝達レノ々−３１に支承されている調節カム６６
により形成されている。この調節カム６６は第１のアイ
ドリングばね３８のための支持アングル材３９により回
動可能に支承されていて、結合部材６７を介して調整部
材２２に連結されており、これによって、調整部材２２
が図示のアイｒ　ＩＪリン位置がら部分負荷位置に旋回
せしめられる場合に第１のアイドリングばね３８の予ば
ね力を増大させる。結合部材６７は、調節カム６６と回
転不能に結合されている調節し・ζ−６８より成ってお
り、これは案内長孔６８ａを有している。案内長孔６８
ａは案内し・５−１６及び調整部材２２の背後に位置し
ていて、大部分破線で示されており、この案内長孔６８
ａ内には、調整部材２２に固定されている案内ビン６９
が係合している。この案内ビン６９によって２本発明に
よれば、調整部材２２が図示のアイドリング位置から部
分負荷位置に旋回せしめられる場合に、修正部材６５の
調節カム６６が回動せしめられて。

第１のアイドリングばね３８の予ばね力が高められる。

これにより、第５図に関連して後述するように、第１の
アイドリングばね３８の特性ひいては第２のアイドリン
グばね６１の特性が高い回転数及び大きな搬送量の方向
にずらされる。

第４図及び第５図には本発明による調速機の若干の調速
曲線が示されている。縦軸は調節棒２８の調節距離Ｒを
表わし、横軸は回転数ｎを表わす。実線の曲線Ａ−Ｂ−
Ｃ−Ｄ−Ｅは全負荷調速曲線を示し２曲線Ｆ−Ｇ−Ｈ−
Ｉ−Ｊはアイドリング調速曲線を示し、この場合比例度
の大きい曲線区分Ｈ−Ｉは第２のアイｙ　ＩＪリンばね
４２若しくは５１の影響によって生ぜしぬられる。各曲
線に記されている角度表示は調整部材の停止位置からの
その都度の角度を示す。

全負荷調速曲線とアイドリング調速曲線との間の部分負
荷調速曲線ｃ−ｄ及びｅ若しくはｆ・ｇ及びｈの実線部
分は本発明により達成される搬送量の変化を示し、破線
部分ｄ　−ｈは本発明を実施しない場合の搬送量変化を
示す。

第４図及び第５図の全負荷調速曲線のわずかに降下して
いる部分に−Ｌは、調速機スリーブ１３０行程ストツノ
ξとして役立ちアングライヒばね３３により負荷されて
いるアングライヒビン３２（第１図参照）によって生ぜ
しめられる周知のアングライヒ制御を表わす。このアン
グライヒ制御は本発明の対象〒はない。

第１図及び第２図に示した実施例は修正部材イ４の支承
形式が異なるだけであって２作用は同一であるので１両
実施例の作用は第４図を参照しながら説明する。両実施
例において調整部材２２はアイドリング位置にあって、
アイドリング位置ツ・ξ３６に支えられている。調速機
おもり１２は部分的に外方に旋回せしめられていて、調
速機スリーブ１３を出発位置若しくは始動位置から力伝
達し・ζ−３１の方向に押しずらしており１図示のアイ
ドリング位置では、アイドリング制御に役立つアイドリ
ング距１１ａの一部がアングライヒビン３２に対して残
されているにすぎない。したがって調節棒２８は第１図
においてＬＬで示したアイＰリング位置にあり、このア
イドリング位置ＬＬは第４図において点Ｈの近くにあり
、この場合のアイｙ　ＩＪリン回転数はｎｌにほぼ等し
い。急傾斜の曲線部分Ｇ−Ｈは第１のアイドリングばね
３８により生ぜしめられ２回転数ｎ１とｎ　ｚ　１との
間の緩傾斜の曲線部分Ｈ−■は第２のアイドリングばね
４２若しくは５１によって生ぜしぬられる。この場合１
１ｚ＋は第２のアイドリングばね４２・５１の遮断回転
数である。

ところで発進の際に調整部材２２を１０°で示したアイ
ドリング位置から２０の位置に旋回させると、調整部材
２２が第２のアイドリングばね４２・５１を調整しない
とすれば、調節棒２８による調速作用はｎ２□まで曲線
部分ｅに沿って行われることになる。この場合にはアイ
ドリング調速曲線に比して搬送量の増大が比較的にわず
かであって、既に述べたような欠点が生じる。しかしな
がら第１図及び第２図の実施例の場合、調整部材２２が
図示のアイｐ　ＩＪング位置から旋回せしめられると、
調整部材２２と結合されている連行ピン４７が修正部材
４４に設けられている滑子案内４６を介して修正部材４
４を回動させるので、ストッパカム１６ａと４５ａとの
間隔も減小し、これにより第２のアイドリングばね４２
・５１の遮断回転数がｎ２□から〕２２に高められる。

したがって曲線部分ｅ中の区分Ｈθ′−工ｅは部分負荷
調速曲線ｅ中の部分Ｈｅ４θになる。本発明によれば曲
線部分Ｈｅ　−Ｉｅによって第２のアイドリングばね４
２・５１の遮断回転数がｎ　ｚ　＋からｎ　Ｚ　２に高
められると同時に、この曲線部分における搬送量が増大
せしめられる。このように第２のアイドリングばね４２
・５１によって制御される曲線部分が上方にずらされる
結果、搬送量が急激に増大せしめられて１発進にとって
有利である。また制御範囲がｎ　まで広げられる。制御
範囲は更に高い遮２ 断回転数の方向に広げることも可能ではあるが、調整部
材２２が例えば２０位置を越えて旋回せしめられても第
２のアイドリングばね４２・５１の予ばね力が付加的に
増大せしめられないようにするのが有利であると判明し
た。このために第２図に示すように制御区分４６ｂは、
遮断回転数ｎ２□がコンスタントに維持されるような形
状を有している。

調整部材２２が５０位置若しくは全負荷位置の近くにま
で旋回せしめられると、第２図において符号４６ｃで示
した制御区分によって、それまで制御区分４６ａにより
生ぜしめられていた修正部材４４の回動運動が戻されて
１間隔すが増大せしめられ、したがって調整部材２２が
４０°位置にある場合（曲線Ｃ参照）、第２のアイドリ
ングばねの遮断回転数はｎ　ｚ　、を越えてｎｌの方に
までずらされ、全負荷位置では第２のアイドリングばね
は完全に遮断される。

第３図に示した第３実施例においては、第５図に示すよ
うに、調整部材２２が例えば２００部分負荷位置に旋回
せしめられることにより。

第１のアイドリングばね３８の予ばね力が増大せしめら
れて、その制御曲線Ｇｈ　−Ｈｈと一緒に、第２のアイ
ｙ　ＩＪリンばね６１の制御曲線も曲線ｈ′中のＨｈ’
　−Ｉｈ’から部分負荷調速曲線り中のＨｈ−工りにず
らされる。これにより既に述べた実施例におけるように
この場合においても搬送量及び回転数の著しい増大が生
ぜしめられ１発進状態が改善される。

全負荷調節距離Ｒｖの上方に記入されている４０位置（
曲線ｆ）でのＢからＢｆへの始動燃料抑制回転数の増大
が不都合である場合には１周知の手段によってこの位置
での始動時燃料増量を完全にカットしてしまうことがで
きる。このことはＲｖの高さにおける水平の鎖線ｆによ
って示されている。

第１図及び第２図においてストッパカム１６ｂと４５ａ
との間隔すは図面を見やすくするために誇張して示され
ていることは既に述べた。

この間隔すは実際には、内燃機関が停止している場合の
調速機おもり】２と調速機スリーブ１３との作用間隔に
ほぼ等しい。第４図及び第５図に示したアイＹ　ＩＪリ
ン位置ＬＬにおいては。

この間隔すは実際上ゼロにされている。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１実施例の概略的断面図、第２図は第２実施
例の部分的断面図、第３図は第３実施例の部分的断面図
、第４図及び第５図は本発明による調速機の調速曲線を
示した線図である。 ＩＯ・・・カム軸、ＩＩ・・・調速機おもり装置、１２
・・・調速機おもり、１３・・・調速機スリーブ、１４
・・・スリーブビン、１５・・・ヒンジビン、１６・・
・案内レノζ−２１６ａ・・・連行部分、１６ｂ・・・
ストッパカム、】７・・・調速機ケーシング、１８・・
・回転軸、１９・・・転向レノζ−２１９ａ及び１９ｂ
・・・端部、２１・・・ビン、２２・・・調整部材、２
３・・・レノマー軸、２４・・・操作しＡ−，２５・・
・支承部、２６・・・調節し・ζ−１２７・・・連結部
材、２Ｂ・・・調節棒、２９・・・旋回支承部、３０・
・・ストツノξ、３１・・・力伝達し・ζ−９３１ａ・
・・自由端部、３２・・・アングライヒビン、３３・・
・アングライヒばね、３４・・・主Ｒ節ばね、３５・・
・ばね受け、３６・・・アイドリングストツノξ、３７
・・・調整ねじ、３７ａ・・・ヘッド、３８・・・アイ
ドリングばね、３８ａ及び３８ｂ・・・端部、３９・・
・支持アングル材、４０・・・フルロードストツノ？、
４１・・・横ビン、４２・・・アイドリングばね、４２
ａ及び４２ｂ・・・端部、４３・・・支承孔、４４・・
・修正部材、４４ａ・・・結合部材、４４ｂ・・・端部
、４４ｃ・・・ヘラ１部分、４５・・・ストツ／ξｍ　
材、　４５　ａ・・・ストッパカム、４６・・・滑子案
内、４６ａ〜４６ｃ・・・制御区分、４７・・・連行ビ
ン、５１・・・アイドリングばね、５１ａ・・・端部、
５２・・・軸受はブツシュ、５２ａ・・・案内孔、６１
・・・アイドリングばね、６】ａ・・・端部、６２・・
・結合ビン、６３・・・押し下げねじ、６４・・・調節
ナツト、６５・・・修正部材、６６・・・調節カム。 ６７・・・結合部材、６８・・・調節し・ζ−２６８ａ
・・・案内長孔、６９・・・案内ピン

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　噴射ポンプの搬送量調節部材と連結されている調
   節レノ々−（２６）と、主調節ばね（３４）の予ばね力
   により不動のストツ・ξ（３０）に当て付けられる力伝
   達し・々−（３１）とを備えている内燃機関用の調速機
   であって。 前記調節し・々−は２回転数に関連して変位する調節部
   材並びに搬送量を任意に変化させるために旋回させるこ
   とのできる調整部材（２２）によって操作可能であり、
   前記力伝達レバーは、不動の回転軸（１８）を中心にし
   て旋回可能であり、少なくとも２つのアイｒ　ＩＪング
   ばね（３８・４２；５１；６］）の力に抗して前記調節
   部材がアイドリング距離（ａ）だけ変位した後に、この
   調節部材が前記力伝達レバーと作用結合し、第１のアイ
   ドリングばね（３８）の戻し力は、前記調節部材のアイ
   ドリング距離（ａ）の一部分にわたって、　’＄　２　
   Ｏアイｌ”）　＞　、ｉｆゎ、４゜、５ｌ−６１）の戻
   し力によって強められるようになっている形式のものに
   おいて、前記調整部材（２２）がアイｖ　ＩＪング位置
   から部分負荷位置に旋回せしめられる場合に９両方のア
   イｐ　ＩＪングばね（３８・４２；５］　；６１　）の
   少なくとも一方の力作用が、調整部材（２２）により操
   作される修正部材（４４・６５）によって、負荷が増大
   するにつれて搬送量が増大してアイドリング回転数より
   も高い調節された部分負荷回転数が生ぜしめられるよう
   に。 変化せしめられるようにしたことを特徴とする内燃機関
   用の調速機。 ２　修正部材（６５）が結合部材（６７）を介して調整
   部材（２２）に連結されており、調整部材（２２）がア
   イドリング位置から部分負荷位置に旋回せしめられる場
   合に、第１のアイドリングばね（３８）の予ばね力を高
   めるように修正部材（６５）が操作されるようにした特
   許請求の範囲第１項記載の調速機。 ３　修正部材（６５）が、力伝達し・ζ−（３１）に支
   承された調節カム（６６）を有しており、この調節カム
   は、結合部材（６７）の一部として役立つ調節レ−：−
   （６８）によって、調整部材（２２）の旋回位置に関連
   して回動せしめられ、かつ第１のアイ−リングばね（３
   ８）の調節可能なばね受けとして構成されている特許請
   求の範囲第２項記載の調速機。 ４　結合部材（６７）が、一方の被結合部分の案内長孔
   （６８ａ）内に係合しかつ他方の被結合部分に固定され
   ている案内ビン（６９）を有している特許請求の範囲第
   ２項又は第３項記載の調速機。 ５　力伝達レバー（３１）の回転軸（１８）に支承され
   かつ調節部材（１３）と結合されている案内レノ々−（
   １６）が結合部材（４４ａ）を介して、力伝達し・ζ−
   （３１）に一方の端部（４２ｂ）を固定されている第２
   のアイドリングばね（４２・５１）の他方の端部（４２
   ａ・５１ａ）と連結可能であり、前記結合部材（４４ａ
   ）は、調整部材（２２）が部分負荷位置に旋回せしめら
   れる場合に、調整部材（２２）により操作される修正部
   材（４４）によって回動せしめられて２回転数増大の際
   に遮断される第２のアイドリングばね（４２・５１）の
   作用範囲を高い遮断回転数（ｎ２□）の方向にずらすよ
   うにした特許請求の範囲第１項記載の調速機。 ６、　結合部材（４４ａ）が修正部材（４４）の一部に
   より形成されている特許請求の範囲第５項記載の調速機
   。 ７　修正部材（４４）が、第２のアイｐ　ＩＪリングね
   （４２）の他方の端部（４２ａ）に形成されている支承
   孔（４３）内で軸方向移動を防止されて回動可能に支承
   されている特許請求の範囲第５項又は第６項記載の調速
   機。 ８、修正部材（４４）が第２のアイドリングばね（５１
   ）の他方の端部（５１ａ）に対して軸方向移動を防止さ
   れていて、この端部を貫通し、力伝達し・５−（３１）
   に形成されている案内孔（５２ａ）内〒回動可能に支承
   されている特許請求の範囲第５項又は第６項記載の調速
   機。 ９、　板ばねとして構成され力伝達し・ζ−（３１）に
   固定されている第２のアイドリングばね（４２・５１）
   の作用範囲が、結合部材（４４ａ）に固定されているス
   トツ・９部材（４５）によって決定され、このストッパ
   部材並びに（又は）案内し・ζ−（１６）に設けられて
   いて該ストン／６部材と協働する対応ストッパ部材は、
   ストツノ上カム（１６ｂ・４５ａ）を有しており、その
   形状により遮断回転数（ｎ、）が決定される特許請求の
   範囲第５項〜第８項のいずれかに記載の調速機。 １０　　修正部材（４４）が滑子案内（４６）を備えて
   おり、この滑子案内に、調整部材（２２）に固定されて
   いる連行ビン（４７）が係合している特許請求の範囲第
   ５項〜第９項のいずれかに記載の調速機。 １１　　滑子案内（４６）が、第２のアイドリングばね
   （５１）の作用範囲を高い遮断回転数（ｎ　ｚ□）の方
   向にずらす第１の制御区分（４６ａ）と、該遮断回転数
   （ｎｚ□）を少なくともほぼコンスタントに保つ第２の
   Ｉ［ｌａ区分（４６ｂ）とを有している特許請求の範囲
   第１０項記載の調速機。 １２、　　滑子案内（４６）が、調整部材（２２）が全
   負荷位置に旋回せしめられる場合に修正部材（４４）の
   回動運動を少なくともアイ−リング位置に再び戻す第３
   の制御区分（４６Ｃ）を有している特許請求の範囲第１
   １項記載の調速機。