JPS582727Y2 - 真空包装装置 - Google Patents

真空包装装置

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JPS582727Y2
JPS582727Y2 JP1977023824U JP2382477U JPS582727Y2 JP S582727 Y2 JPS582727 Y2 JP S582727Y2 JP 1977023824 U JP1977023824 U JP 1977023824U JP 2382477 U JP2382477 U JP 2382477U JP S582727 Y2 JPS582727 Y2 JP S582727Y2
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JP
Japan
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flat
insertion hole
packaging
frame
crosspiece
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JP1977023824U
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JPS53121269U (ja
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憲司 渡辺
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は多数個の被包装物をほとんど完全に真空包装
する真空包装装置に関する。
従来、服飾雑貨の包装装置として内部に真空ポンプに連
通ずる空気を設けた気函の上部に多孔プレートを設け、
この網板の四周部を4辺支持板にて支持し、この網板上
に釦を安定的に載置する数多の治具を設置したものは実
公昭48−25628号公報により公知である。
しかしながら、この包装装置によると、釦を載置する治
具を網板に取付ける手数を要し、しかも必ずこの釦を治
具上に安定的確に載置して軟化フィルムにより包装しな
ければならないので専門的技術を要する欠点と網板にそ
の四周部を保持する支持板を設定しなければならないの
で必要部品的に高価となる欠点がある。
また、従来真空スキン包装方法及びそのための装置とし
て両型形体の上下の金型を開口部を対面させて重ね合せ
真空スキン包装するに当り両型形体の前記下部金型に吸
気通路を設けた構成は特開昭51−46277号公報に
より公知である。
しかしながら、前記両型形体の上部金型を、同じく両型
形体の下部金型上に重ね合せ、下部金型に設けた吸気通
路を通して内部の空気を吸引し、真空スキン包装する方
法であるから必ず両型形体の上下の金型を用いなければ
ならないことと、吸気通路の設定工作及び金型製作に多
くの手数と資材を要するため高価に失し、しかも上方の
金型を重ね合せて真空スキン包装を行う手数と、労力を
要する欠点があって実用的でない。
この考案は前記従来の服飾雑貨の包装装置や、上下の金
型の重ね合せによる真空スキン包装の欠点にかんがみ、
真空包装装置として構成の簡潔化と、包装操作の簡便化
と、被包装物の高低に関係なくほとんど完全に真空引包
装可能な真空包装装置の実用化に成功したものである。
以下、この考案の構成を図面に示す実施例について説明
すると、作業台やテーブル上に掘設する可搬式の桟面1
に多数の吸気小孔2を設けた上壁3を設け、この上壁3
の上方の空気を吸引する負圧室(図示してない)を撮画
1内に設ける。
前記上壁3の上方に上部の包装用無孔プラスチックスフ
ィルムF1を挾持クランプして垂直方向に昇降するよう
にした上下枠4,5をほぼ水平に配設し、この上枠4を
下枠5の後部のリンク6に上下開閉重合自在に枢着し、
上枠4をリンク6の枢軸7を支点として上方に展開した
とき、桟面1の後部両側のブラケット軸受8に支架した
巻装原反プラスチックスフィルムより繰り出した前記上
部の包装用無孔プラスチックスフィルムF1を上枠4と
下枠5との間に挿通して前方に引き出すと共に上枠4を
閉じ、下枠5上に重ね合すことにより、この上下枠4,
5間に前記包装用無孔プラスチックスフィルムF1を挟
持して緊張状態に保持する。
そしてこの上下枠4,5の上方に桟面1の左右両側部に
ほぼ垂直に設けたガイドフレーム9,10を介して上部
に水平に設けた覆枠11内に電熱ヒータなどの加熱源(
図示してない)を設ける。
この構成において、被包装v0Pの真空包装を行うに当
っては、吸気小孔2を多数側設けである上壁3上に、あ
らかじめこの上壁3の平面積よりも小面積(前記上壁3
の多数の吸気小孔2群の周側部の吸気小孔2群を残し、
この吸気小孔2を閉塞しない程度の面積)の包装用無孔
プラスチックスフィルムなど被包装物Pの台座となる無
孔座板F2を着脱自在に載置し、この無孔座板F2上に
着脱自在に載置するベニヤ板や厚紙板などの耐熱性板材
による平板状治具Hに被包装vOPよりも可成り大きく
、また被包装物Pの形態に適応する各種形体の挿入空孔
12として貫通孔を適当数個設け、この挿入空孔12の
内径数個所と平板状治具Hの外側方とを外気に連通させ
、負圧室よりの吸気作用により吸気小孔2を通して外側
方より挿入空孔12部の空気を吸引する平面十字形の連
通吸気通路13を第9図に示すように裏部全面にほは゛
水平に設定する。
この場合、平板状治具Hの平面積(外周側大きさ)は無
孔座板F2よりも小さく形成し、肉厚の厚さは被包装物
Pの種類、形態に応じて設定する。
そして前記無孔座板F2を下にしてその上に平板状治具
Hを載置して上壁3上に無孔座板F2を載置し、その上
に平板状治具Hを載置して設定する。
そして、平板状治具Hの挿入空孔12内に被包装物Pを
挿入空孔12の内径と、被包装物Pの外径との間の空隙
Gを形成するようにして挿入すると共に下部を無孔座板
F2上に接して載置して設定する。
この設定状態において、例えば第7図及び第8図に示す
この考案の真空包装機において上下枠4.5間に挾持ク
ランプした包装用無孔プラスチックスフィルムF1の垂
直上昇位置においてこの包装フィルムF1を覆枠11内
の加熱源により加熱軟化させると共に、この軟化状態の
前記フィルムF1を上下枠4,5を垂直に下降させるこ
とによりそのまま前記のように設定しである平板状治具
Hと被包装v0Pの上面にこれらを被包するように垂直
に下降させると同時に負圧室よりの急速強力な吸気作用
により吸気小孔2を通し、さらに、無孔座板F2の外周
部及び平板状治具Hの下部の平面十字形の連通吸気通路
13を通して平板状治具Hの挿入遊孔12部内及びその
附近の空気を強力に吸引すると共に、前記軟化状態の上
部の包装用無孔プラスチックスフィルムF1を下方に吸
引し、これにより瞬時的にこの包装フィルムF1を第3
図および第4図及び第10図に示すように被包装*Pに
密着させると同時に無孔座板F2に一体的に密着させて
被包装物Pの真空包装を終了させることができる。
その後、平板状治具Hと、無孔座板F2と共に真空包装
された被包装vlJPを上壁3より離脱させ、第5図に
示す状態にした後、第6図に示すように真空包装された
被包装物Pを個々に分離させるため、前記挿入遊孔12
間に吸引されて無孔座板F2に一体的に密着された上部
の包装用無孔プラスチックスフィルムF1の部分と、こ
の部分の下部の無孔座板F2とをヒートカッタなどのカ
ッターにより垂直方向より切断するのである。
このようにして、上部の包装用無孔プラスチックスフィ
ルムF1と、下部の無孔プラスチックスフィルムなどの
包装用無孔座板F2と平板状治具Hによる全面吸気作用
とにより被包装物Pの真空包装を完了するのである。
第7図及び第8図に示すこの考案の真空包装機について
説明すると、上下枠4,5の下枠5の後部をガイドフレ
ーム9,10を案内として転子14.15を介して垂直
に上下動する昇降部材16の上部に連結し、この昇降部
材16を下部の転子14を介して垂直に昇降させるアー
ムレバー17と、上枠4を上下に開閉するL形アームレ
バー18との後部をそれぞれ桟面1の前部左右両側に設
けた支軸19に枢着する。
そしてこれらのアームレバー17.18の時差的上下運
動は桟面1の前部においてその左右両側壁を貫通して水
平に架設した正逆回転軸20に嵌挿固定した平面カムな
どによる作動部材21の回転により、その周側部に支架
した転子22゜23ヲ前記のアームレバー17.18に
時差をつけて作動させ、これらのアームレバー17.1
8を上下動させるのである。
そして作動部材21の正逆回転は回転軸20の一側に取
付けた操作ハンドル24の起伏運動によって行うのであ
る。
この考案によると、負圧室における吸気用の平面上壁3
の上面にその周側部の多数の吸気小孔2を残して載置設
定する無孔座板F2を前記平面上壁3の平面積よりも小
面積に形成し、この無孔座板F2上に載置設定する平板
状治具Hに被包装物Pをその外周部との間に空隙を存し
て挿入する挿入空孔12を設け、さらにこの挿入空孔1
2内の空気を外周端全面より吸引する平面十字形の連通
吸気通路13を裏面部全面に水平に設定し、被包装物P
の真空包装において前記平面上壁3の上方に設置した覆
枠11内の加熱源により加熱軟化状態の上部の無孔プラ
スチックス包装フィルムF1を垂直昇降部材16により
垂直に昇降する上枠4と、下枠5との間に挾持クランプ
して平板状治具Hと、被包装物P上にこれらを被包する
ように垂直に下降させると同時に負圧室よりの吸気作用
により平面上壁3の吸気小孔2を通して吸引すると同時
に挿入空孔12内及びその附近の空気を平面十字形の連
通吸気路13を通して平板状治具Hの外周端全面より急
速均一に吸引し、この吸引力により前記軟化状態の上部
の包装フィルムF□を下方に吸引し、この真空引き吸引
作用により瞬時的に包装フィルムF□を挿入空孔12内
に吸引して被包装物Pに密着させると同時に無孔座板F
2に一体的に密着させて被包装物Pの真空包装をほとん
ど完全に行うことができる。
しかも、この被包装物Pの真空包装において第10図に
示すように嵩高の被包装物Pの真空包装においても加熱
軟化状態の上部の包装フィルムF1を上枠4と下枠5と
により挟持してこの上下枠4,5の垂直下降により垂直
に前記被包装物P及び平板状治具H上に下降させるので
、上部の包装フィルムF1により被包装物Pを動揺や変
位させることなくその外周全面に適正に密着させると同
時に無孔座板F2の上面に密着させて嵩高の被包装物P
をも的確に真空包装することができる。
さらに平板状治具Hは資材として平板を用い、簡易な工
作により被包装物Pの挿入空孔12と、裏面部にこの挿
入空孔12に十字形に連通ずる平面十字形の連通吸気通
路13を設定するので治具として低廉であり、また平板
状であるから、無孔座板F2の上面に適正に密接載置す
ることができて平面十字形の連通吸気通路13による被
包装物Pの挿入空孔12内及びその附近の空気の吸引作
用を適確に行うことができるなど、真空包装装置として
実益が大である。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施を示すもので、第1図は負圧室の上
部なる多数の吸気小孔を有する平面上壁土に下部の無孔
座板と、治具とを載置設定した状態を示す垂直筒正面図
、第2図は同上平面図、第3図は第1図及び第2図に示
す設定状態において被包装物を真空包装した状態を示す
垂直筒正面図、第4図は同上一部の拡大垂直時正面図、
第5図は吸気小孔を有する平面上壁土より真空包装した
被包装物を上部の包装用無孔プラスチックスフィルムと
、下部の包装用無孔座板と共に離脱させた状態を示す垂
直筒正面図、第6図は真空包装した被包装物を周囲部を
カッティングして個別にした状態を示す垂直筒正面図、
第7図はこの考案を実施する1例としての真空包装機の
斜視図、第8図は同上内部機構を示す斜視図、第9図は
平板状治具の裏面図、第10図は嵩高の被包装物を真空
包装した状態を示す垂直筒正面図である。 1・・・・・・機部、2・・・・・・多数の吸気小孔、
3・・・・・・負圧室の平面上壁、4・・・・・・上枠
、5・・・・・・下枠、6・・・・・・後部リンク、7
・・・・・・枢軸、9,10・・・・・・ガイドフレー
ム、11・・・・・・内部に加熱源を設けた覆枠、12
・・・・・・被包装物の挿入空孔、13・・・・・・平
面十字形の連通吸気通路、14゜15・・・・・・転子
、16・・・・・・垂直昇降部材、17.18・・・・
・・アームレバー、19・・・・・・支軸、20・・・
・・・正逆回転軸、21・・・・・・作動部材、H・・
・・・・平板状治具、Fl・・・・・・無孔プラスチッ
クス包装フィルム、F2・・・・・・包装用無孔座板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 真空ポンプなどにより吸気作用を有する負圧室を設けた
    桟面1の上部に多数の吸気小孔2を有する平面上壁3を
    設置し、この平面上壁3の上方に無孔プラスチックス包
    装フィルムF1を挾持クランプして昇降する上下枠4,
    5をほぼ水平に配設し、この上下枠4,5の上方に設け
    た覆枠11に前記包装フィルムF1をその上昇時に加熱
    軟化させるヒータなどの加熱源を設置し、さらに前記上
    枠4の後部を下枠5の後部に後部リンク6を介して枢軸
    7にて上下開閉自在に枢着し、前記桟面1の左右両側部
    に垂直に前後のガイドフレーム9,10を所定間隔で連
    結し、このガイドフレーム9,10の内側部に転子14
    .15を介して垂直昇降部材16を嵌装すると共にこの
    垂直昇降部材16の上部に下枠5を連結し、前記垂直昇
    降部材16を上昇動させるアームレバー17の後部を桟
    面1の前記側壁に支軸19に枢着し、前記上枠4を枢軸
    7を支点として上方に開かせるアームレバー18を支軸
    19に枢着し、このアームレバー18と、前記アームレ
    バー17とを振動させる作動部材21を桟面1の前側部
    に支架した正逆回転軸20に連結して戒る真空包装装置
    において、前記吸気用平面上壁3の上面に載置するこの
    上壁3よりも平面積の小さい無孔座板F2と、この無孔
    座板F2上に載置する被包装物Pを、その外周部との間
    に空隙を存して挿入する挿入空孔12と、この挿入空孔
    12内の空気を外周端部より吸引する平面十字形の連通
    吸気通路13を裏面部全面に水平に設定した平板状治具
    Hとを具備したことを特徴とする真空包装装置。
JP1977023824U 1977-03-02 1977-03-02 真空包装装置 Expired JPS582727Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977023824U JPS582727Y2 (ja) 1977-03-02 1977-03-02 真空包装装置

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JP1977023824U JPS582727Y2 (ja) 1977-03-02 1977-03-02 真空包装装置

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JPS53121269U JPS53121269U (ja) 1978-09-27
JPS582727Y2 true JPS582727Y2 (ja) 1983-01-18

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ID=28861146

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JP1977023824U Expired JPS582727Y2 (ja) 1977-03-02 1977-03-02 真空包装装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4825628U (ja) * 1971-07-30 1973-03-27
JPS5146277A (en) * 1974-08-22 1976-04-20 Grace W R & Co Shinkusukinhosohoho oyobi sonotamenosochi

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4825628U (ja) * 1971-07-30 1973-03-27
JPS5146277A (en) * 1974-08-22 1976-04-20 Grace W R & Co Shinkusukinhosohoho oyobi sonotamenosochi

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JPS53121269U (ja) 1978-09-27

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