JPS5827132Y2 - キヤリパ−ブレ−キのセンタ−調整装置 - Google Patents
キヤリパ−ブレ−キのセンタ−調整装置Info
- Publication number
- JPS5827132Y2 JPS5827132Y2 JP1979085807U JP8580779U JPS5827132Y2 JP S5827132 Y2 JPS5827132 Y2 JP S5827132Y2 JP 1979085807 U JP1979085807 U JP 1979085807U JP 8580779 U JP8580779 U JP 8580779U JP S5827132 Y2 JPS5827132 Y2 JP S5827132Y2
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- Japan
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- protrusion
- spring holder
- adjustment
- fixed shaft
- brake
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自転車用キャリパ−ブレーキ装置に係り、よ
り具体的にはサイトプル型式で、左右一対のプV−キシ
ュとリムとの所謂ブレーキ巾が常に適正値となるセンタ
ー調整装置に関する。
り具体的にはサイトプル型式で、左右一対のプV−キシ
ュとリムとの所謂ブレーキ巾が常に適正値となるセンタ
ー調整装置に関する。
従来のキャリバーブレーキは、ブレーキシュを有スる一
対のブレーキアームの各シュを、互いに離反方向に付勢
したブレーキバネを具備し、このバネの保持体は、車体
への取付軸となる固定軸に一体に設けられている。
対のブレーキアームの各シュを、互いに離反方向に付勢
したブレーキバネを具備し、このバネの保持体は、車体
への取付軸となる固定軸に一体に設けられている。
従って、ブレーキシュが偏摩耗したときに、ブレーキア
ームの調整を行なうには、固定軸を車体に対して緩め、
ブレーキアームと共に固定軸をその軸心廻りに回わし、
ブレーキシュとリムとの間隔を適正に調整した後に、再
び固定軸を車体に締着する必要があり、そのブレーキの
センター調節は面倒かつ手間を要し、これがためプレー
キネ調又は不良のまま乗車し、これが原因で重大事故を
起すおそれもあった。
ームの調整を行なうには、固定軸を車体に対して緩め、
ブレーキアームと共に固定軸をその軸心廻りに回わし、
ブレーキシュとリムとの間隔を適正に調整した後に、再
び固定軸を車体に締着する必要があり、そのブレーキの
センター調節は面倒かつ手間を要し、これがためプレー
キネ調又は不良のまま乗車し、これが原因で重大事故を
起すおそれもあった。
本考案は斯る欠点を除去すると共に、部品の兼用化を図
って構造簡単でありながら、調整が正確かつ容易にでき
てブレーキの片利きを防止することを目的とする。
って構造簡単でありながら、調整が正確かつ容易にでき
てブレーキの片利きを防止することを目的とする。
斯る目的を達成するために本考案は、車輪のリムに接離
するブレーキシュを有する第1アームと第2アームとを
車体に固定軸によりそれぞれ揺動自在に備え、固定軸に
、各アームのシュを相互に離反方向に付勢するブレーキ
バネを保持スルバネ保持体を備えたものにおいて、バネ
保持体を固定軸に回動自在に備え、バネ保持体に一対の
突部を外側方に突設し、固定軸に、車体に回動不能に係
合された調節部材を備え、調節部材に、バネ保持体の上
方側に位置する突出部を突設し、突出部に側方突出部を
一側の突部と対応させて外側方に突設し、側方突出部に
、−側の突部を介してバネ保持体を回動させる調整螺杵
を一側の突部に対して進退自在に螺挿し、突出部に、他
側の突部を押圧することでバネ保持体を一回動方向に付
勢して上記−側の突部と調整線杆とを接当させる弾性片
を他側の突部と対応させて外側方に突設し、側方突出部
及び弾性片の外側方突出部を外側方に向うに従って下位
となる傾斜状としたことを特徴とするものである。
するブレーキシュを有する第1アームと第2アームとを
車体に固定軸によりそれぞれ揺動自在に備え、固定軸に
、各アームのシュを相互に離反方向に付勢するブレーキ
バネを保持スルバネ保持体を備えたものにおいて、バネ
保持体を固定軸に回動自在に備え、バネ保持体に一対の
突部を外側方に突設し、固定軸に、車体に回動不能に係
合された調節部材を備え、調節部材に、バネ保持体の上
方側に位置する突出部を突設し、突出部に側方突出部を
一側の突部と対応させて外側方に突設し、側方突出部に
、−側の突部を介してバネ保持体を回動させる調整螺杵
を一側の突部に対して進退自在に螺挿し、突出部に、他
側の突部を押圧することでバネ保持体を一回動方向に付
勢して上記−側の突部と調整線杆とを接当させる弾性片
を他側の突部と対応させて外側方に突設し、側方突出部
及び弾性片の外側方突出部を外側方に向うに従って下位
となる傾斜状としたことを特徴とするものである。
以下、図面に従って本考案の各実施例を詳しく説明する
。
。
第1図乃至第5図において、1は小アーチ又はY字アー
チと呼ばれる第1ブレーキアームで、その一端にホルダ
2を介してブレーキシュ3を有する。
チと呼ばれる第1ブレーキアームで、その一端にホルダ
2を介してブレーキシュ3を有する。
4は大アーチ又はC字アーチと呼ばれる第2ブレーキア
ームで、その一端にホルダ5を介してブレーキジュロを
有する。
ームで、その一端にホルダ5を介してブレーキジュロを
有する。
第1フレーキアーム1の他端と第2ブレーキアーム4の
中途が互いに重ね合されて固定軸Tに挿通支持さ札固定
軸7の軸心回りに揺動自在であり、このさい、各ブレー
キシュ3.6が車輪のリム8に対応すべく配置されてい
る。
中途が互いに重ね合されて固定軸Tに挿通支持さ札固定
軸7の軸心回りに揺動自在であり、このさい、各ブレー
キシュ3.6が車輪のリム8に対応すべく配置されてい
る。
なお、各ブレーキシュ3,6は耐摩耗性ゴムをブロック
としたもので、第2図に示す各ガイド孔10の範囲でボ
ルト9を弛めると車輪の半径方向に調整自在である。
としたもので、第2図に示す各ガイド孔10の範囲でボ
ルト9を弛めると車輪の半径方向に調整自在である。
また、第1ブレーキアーム1はその中途に張出しアーム
11を有し、このアーム11の先端にコネクタ12が取
付けられている。
11を有し、このアーム11の先端にコネクタ12が取
付けられている。
13はアウターホルダで、筒螺軸であって、前記コネク
タ12に螺合されており、14がホルダ13に套嵌した
螺子調整体である。
タ12に螺合されており、14がホルダ13に套嵌した
螺子調整体である。
15はインナーワイヤコネクタで、第2フレーキアーム
4の他端に着脱自在に取付けである。
4の他端に着脱自在に取付けである。
アウターワイヤ16とインナーワイヤ17かもなるボー
デンケーブル18のアウターワイヤ16がアウターホル
ダ13に装着され、インナーワイヤ17はアウターホル
ダ13を貫挿して第2ブレーキアーム4のコネクタ15
に結合されている。
デンケーブル18のアウターワイヤ16がアウターホル
ダ13に装着され、インナーワイヤ17はアウターホル
ダ13を貫挿して第2ブレーキアーム4のコネクタ15
に結合されている。
なお、ボーデンケーブル18は自転車ハンドルに装備し
たブレーキレバーに連繋されている。
たブレーキレバーに連繋されている。
19はブレーキバネで、全体形状はアーチ形を呈し、そ
のアーチ両肩部に巻回部20の一対を対称位置に備え、
弾発性を助長している。
のアーチ両肩部に巻回部20の一対を対称位置に備え、
弾発性を助長している。
21はバネ保持体で、半径方向の保持部22を切欠して
備えた筒形で、固定軸7に対してその軸心廻りに回動自
在に挿通保持されている。
備えた筒形で、固定軸7に対してその軸心廻りに回動自
在に挿通保持されている。
固定軸7はその軸長方向の中途に一体の鍔23を有し、
この鍔23を境にして前半部には前記各ブレーキアーム
1.4およびバネ保持体21をそれぞれ回動自在に支持
しており、後半部は、車体26に挿通されると共に、該
車体260前後円弧面を抱合する彎曲部24a、25a
を有する1対の取付は環体24.25を挿通具有し、こ
の取付は環体24.25は車体26への取付けに供され
る。
この鍔23を境にして前半部には前記各ブレーキアーム
1.4およびバネ保持体21をそれぞれ回動自在に支持
しており、後半部は、車体26に挿通されると共に、該
車体260前後円弧面を抱合する彎曲部24a、25a
を有する1対の取付は環体24.25を挿通具有し、こ
の取付は環体24.25は車体26への取付けに供され
る。
なお、固定軸7の前半部および後半部はそれぞれネジ部
7a、7bとされ、袋ナツト27がネジ部7aに、ロッ
クナツト28がネジ部7bにそれぞれ螺着されて車体2
6に挿通した固定軸7を強固に締付は固定している。
7a、7bとされ、袋ナツト27がネジ部7aに、ロッ
クナツト28がネジ部7bにそれぞれ螺着されて車体2
6に挿通した固定軸7を強固に締付は固定している。
また、第5図に示す如く袋ナツト27と第2ブレーキア
ーム4の間には座金29が、第2ブレーキアーム4と第
1ブレーキアーム1の間には座金30が、また、第1ブ
レーキアーム1とバネ保持体21の間には座金31がそ
れぞれ介在されている。
ーム4の間には座金29が、第2ブレーキアーム4と第
1ブレーキアーム1の間には座金30が、また、第1ブ
レーキアーム1とバネ保持体21の間には座金31がそ
れぞれ介在されている。
ブレーキバネ19は巻回部20より左右対称でかつ下向
に延びており、各ブレーキアーム1,4の背面対称位置
に突出した係合体32.33に第1図で示す如くそれぞ
れ内側より係合固定し、ここに各ブレーキアーム1.4
を互いに外向に弾発し、各ブレーキシュ3,6を離反方
向に付勢している。
に延びており、各ブレーキアーム1,4の背面対称位置
に突出した係合体32.33に第1図で示す如くそれぞ
れ内側より係合固定し、ここに各ブレーキアーム1.4
を互いに外向に弾発し、各ブレーキシュ3,6を離反方
向に付勢している。
34.35は一対の突部であって、バネ保持体21より
一体に張出して形成され、第4図に示す如く固定軸7を
中心に対称で車体の中方向に左右下向方傾斜姿勢で一体
に張出している。
一体に張出して形成され、第4図に示す如く固定軸7を
中心に対称で車体の中方向に左右下向方傾斜姿勢で一体
に張出している。
36は調節部材で車体に対する第一取付環体24を具備
すると共に、車体前方に水平でバネ保持体21の上方に
位置する突出部36aと、バネ保持体21の突部34に
間隔をおいて対面状に形成された側方突出部36bとを
有し、該突出部36bにはね1:/fL36cが貫通状
に設げられている。
すると共に、車体前方に水平でバネ保持体21の上方に
位置する突出部36aと、バネ保持体21の突部34に
間隔をおいて対面状に形成された側方突出部36bとを
有し、該突出部36bにはね1:/fL36cが貫通状
に設げられている。
37は板バネによる弾性片であり、前記突出部36aの
下面にリベット38によって固定され、その先端部37
aは下方巻き込円形状に形成されて(・ると共に、前記
バネ保持体21に常時一方向の回動作用を加えるべく突
部35の上面に弾接させている。
下面にリベット38によって固定され、その先端部37
aは下方巻き込円形状に形成されて(・ると共に、前記
バネ保持体21に常時一方向の回動作用を加えるべく突
部35の上面に弾接させている。
また39は調整線杆であり上記突出部36bに設けられ
たねじ孔36cにその軸心方向に螺進退勤自在に螺合貫
挿され、弛み止めにコイルバネ40が設けられている。
たねじ孔36cにその軸心方向に螺進退勤自在に螺合貫
挿され、弛み止めにコイルバネ40が設けられている。
調節部材36の突出部36a、36bと弾性片37は、
バネ保持体21の突部34.35に沿って前述のように
張出すが、調節部材36の突出部36a 、36bが調
整線杆39および弾性片37の取付は用であり、バネ保
持体21の各突部34.35が調整線杆39および弾性
片37の受用として供される。
バネ保持体21の突部34.35に沿って前述のように
張出すが、調節部材36の突出部36a 、36bが調
整線杆39および弾性片37の取付は用であり、バネ保
持体21の各突部34.35が調整線杆39および弾性
片37の受用として供される。
即ち、調整線杆39の先端がバネ保持体21の突部34
に接当し、弾性片37の先端がバネ保持体21の突部3
5に弾接しているのである。
に接当し、弾性片37の先端がバネ保持体21の突部3
5に弾接しているのである。
なお側方突出部36b及び弾性片37の外側方突出部は
外側方に向うに従って下位となる傾斜状とされている。
外側方に向うに従って下位となる傾斜状とされている。
なお、上記実施例では調整線杆39の頭は先頭とされ、
頭には十字状等の工具係合部を形成している。
頭には十字状等の工具係合部を形成している。
勿論、調整線杆39の頭形状は皿頭としてもよく、図示
しないが六角頭としてもよく、バネ40は省略すること
も出来る。
しないが六角頭としてもよく、バネ40は省略すること
も出来る。
また弾性片37としては板バネを使用するが、この弾性
片3Tの変形例、および突出部36aに対する取付手段
について各実施例を第6図および第7図に示す。
片3Tの変形例、および突出部36aに対する取付手段
について各実施例を第6図および第7図に示す。
第6図示の実施例においては、弾性片37の先端部37
aをU字状に形成してこのU字形屈曲部の一部を突部3
5の上面に弾接させると共に、該U字形屈曲部の終端を
突出部36aの下面に対応する位置に迄延設させている
。
aをU字状に形成してこのU字形屈曲部の一部を突部3
5の上面に弾接させると共に、該U字形屈曲部の終端を
突出部36aの下面に対応する位置に迄延設させている
。
また弾性片37の突出部36aに対する固定手段として
上記したリベット38に変え、突出部36aに設けた孔
36dに挿入固定している。
上記したリベット38に変え、突出部36aに設けた孔
36dに挿入固定している。
第7図示例においては、弾性片37の傾斜部の先端部3
7aを下方巻き込み状に屈曲形成して、この屈曲部を突
部35の上面に弾接させ、更に上方へ該巻き込み状に形
成した終端を延長して前記傾斜部の下面へ重合させてい
る。
7aを下方巻き込み状に屈曲形成して、この屈曲部を突
部35の上面に弾接させ、更に上方へ該巻き込み状に形
成した終端を延長して前記傾斜部の下面へ重合させてい
る。
また弾性片37の取付は手段としては突出部36aの下
面に溶接により固着している。
面に溶接により固着している。
上記第1取付は環体24は第3図で明らかなように調節
部材36に形成され、固定軸T上においてその彎曲部2
4aを車体26の円孤形前面に嵌合していて回止め状と
なされている。
部材36に形成され、固定軸T上においてその彎曲部2
4aを車体26の円孤形前面に嵌合していて回止め状と
なされている。
また上記の如く、調節部材36と第1取付環体24を一
体に形成し部品点数を少なくしたのである。
体に形成し部品点数を少なくしたのである。
また前記間止め状態をより確実にするには、第5図およ
び第7図に見られる如く、該環体24の軸孔42を小判
形に形成し、この軸孔42を固定軸T上の小判形断面軸
部7cに挿通嵌合すればよい。
び第7図に見られる如く、該環体24の軸孔42を小判
形に形成し、この軸孔42を固定軸T上の小判形断面軸
部7cに挿通嵌合すればよい。
なお、調節部材36は車体に対する取付環体24を兼用
したものであるが、調節部材36は独立体としてもよい
。
したものであるが、調節部材36は独立体としてもよい
。
また、その他国において、Aは荷台保持金具、Bは荷台
容器を示しており、斯る部品が車体に具備されていると
きには、調整線杆39の調整操作が不便であることに基
き、第1図乃至第7図に示す実施例では各突部を下向姿
勢に傾斜させているのであるが、勿論、斯る部品が装備
されてないときは、突部を水平に張出さしてもよいもの
である。
容器を示しており、斯る部品が車体に具備されていると
きには、調整線杆39の調整操作が不便であることに基
き、第1図乃至第7図に示す実施例では各突部を下向姿
勢に傾斜させているのであるが、勿論、斯る部品が装備
されてないときは、突部を水平に張出さしてもよいもの
である。
なお、各ブレーキアーム1.4、バネ保持体21取付は
環体24.25等は1例としてアルミ、アルミ合金等の
軽量金属材で製作される。
環体24.25等は1例としてアルミ、アルミ合金等の
軽量金属材で製作される。
上記構成においてそのセンター調整手順を説明すると、
アウターワイヤ16とインナーワイヤ17から成るボー
デンケーブル18はその各ワイヤ16゜17の伝達力が
不均衡である。
アウターワイヤ16とインナーワイヤ17から成るボー
デンケーブル18はその各ワイヤ16゜17の伝達力が
不均衡である。
これらに基き、一対のブレーキシュ3,6は同一に摩耗
することはほとんどなく、必ず偏摩耗し、従って、当初
適正なブレーキ巾(通常は2rrrm程度)であったと
しても片利きを生じる。
することはほとんどなく、必ず偏摩耗し、従って、当初
適正なブレーキ巾(通常は2rrrm程度)であったと
しても片利きを生じる。
斯る場合、従来ではまず固定軸を車体に対して弛め、調
整の基準と回動角を勘と経験に頼って実施し、その後、
再び締着固定していたのである。
整の基準と回動角を勘と経験に頼って実施し、その後、
再び締着固定していたのである。
ところが、実施例にあっては固定軸7は車体26に対し
て締着固定したまま、調整線杆39を締付けて螺進させ
るか、又は緩めて螺退させると、バネ保持体21が固定
軸7廻りに左又は右に回動させることができる。
て締着固定したまま、調整線杆39を締付けて螺進させ
るか、又は緩めて螺退させると、バネ保持体21が固定
軸7廻りに左又は右に回動させることができる。
即ち、例えば第4図において調整線杆39を締付けC方
向に螺進させその先端でバネ保持体21の突部34を押
すと、バネ保持体21は他方の突部35で弾性片3Tを
その弾圧に抗し押し返しながら軸7中心に左方向りに回
動する。
向に螺進させその先端でバネ保持体21の突部34を押
すと、バネ保持体21は他方の突部35で弾性片3Tを
その弾圧に抗し押し返しながら軸7中心に左方向りに回
動する。
反対に調整線杆38を緩めE方向に螺退させて行くと、
バネ保持体21は弾性片37で押されるまま右方向Fに
回動する。
バネ保持体21は弾性片37で押されるまま右方向Fに
回動する。
かかるバネ保持体21の左又は右回動により、■対のブ
レーキシュ3,6とリム80間隔を簡単かつ容易に調整
できるのである。
レーキシュ3,6とリム80間隔を簡単かつ容易に調整
できるのである。
即ち、予めブレーキレバーを把握してボーデンケーブル
18を介して制動方向にブレーキアーム1.4を縮め、
次いで調整線杆39を螺進又は螺退させて偏摩耗した側
のブレーキシュ3又は6をリム8に接触させ、その後、
レバー把握を解放すれば、ブレーキバネ19にてブレー
キシュ3゜6が等量だけリム8より離反するのである。
18を介して制動方向にブレーキアーム1.4を縮め、
次いで調整線杆39を螺進又は螺退させて偏摩耗した側
のブレーキシュ3又は6をリム8に接触させ、その後、
レバー把握を解放すれば、ブレーキバネ19にてブレー
キシュ3゜6が等量だけリム8より離反するのである。
実施例は以上詳述したように1本の調整螺杵39の締付
け、緩め操作のみで簡易迅速に調整することができる。
け、緩め操作のみで簡易迅速に調整することができる。
これが、例えば第8図にその比較例を示すように調節部
材36に左右一対の突出部36bを設け、双方に調整螺
杵39を備え、この調整螺杵39のいずれか一方を螺進
させることにより調整を行うものでは、片方の螺杵39
を締付けるときは他方の螺杵39の締付けを緩めなげれ
ばならず、つまり2本の螺杵39で調整しなげればなら
ず、それだけ面倒で手数を要するのであるが、実施例で
はバネ保持体210片方の突部35を弾性片37で押え
常時押し、他方の突部34を調整螺杵39で押して該1
本の調整螺杵39だゆで調整できるようにしたものであ
るから、その調整はきわめて簡易迅速に行なえる。
材36に左右一対の突出部36bを設け、双方に調整螺
杵39を備え、この調整螺杵39のいずれか一方を螺進
させることにより調整を行うものでは、片方の螺杵39
を締付けるときは他方の螺杵39の締付けを緩めなげれ
ばならず、つまり2本の螺杵39で調整しなげればなら
ず、それだけ面倒で手数を要するのであるが、実施例で
はバネ保持体210片方の突部35を弾性片37で押え
常時押し、他方の突部34を調整螺杵39で押して該1
本の調整螺杵39だゆで調整できるようにしたものであ
るから、その調整はきわめて簡易迅速に行なえる。
さらにまた、実施例では、板バネ等による弾性片3Tの
先端部37aを突部35の上面に直接弾接させているの
で、第8図示の構義の如き調整螺杵39は省略でき単一
の弾性片37で足り、組立や構造がきわめて簡単で低コ
ストで提供できる。
先端部37aを突部35の上面に直接弾接させているの
で、第8図示の構義の如き調整螺杵39は省略でき単一
の弾性片37で足り、組立や構造がきわめて簡単で低コ
ストで提供できる。
以上詳述したように、本考案は所期目的を充分に達成す
ると共に、特に本考案では、調整螺杵39及び弾性片3
7を備える調節部材36を車体26に回動不能に係合し
たので、各ブレーキシュ3,6とリム8との間隔調整時
に、調節部材36が車体26に対して回動することがな
く、上記間隔調整を容易且つ的確に行えると共に、間隔
調整後においても、調節部材36の車体26に対する回
動によって、各ブレーキシュ3.6とリム8との間隔が
異なるようになったりすることがない。
ると共に、特に本考案では、調整螺杵39及び弾性片3
7を備える調節部材36を車体26に回動不能に係合し
たので、各ブレーキシュ3,6とリム8との間隔調整時
に、調節部材36が車体26に対して回動することがな
く、上記間隔調整を容易且つ的確に行えると共に、間隔
調整後においても、調節部材36の車体26に対する回
動によって、各ブレーキシュ3.6とリム8との間隔が
異なるようになったりすることがない。
又調節部材36に、バネ保持体21の上方側に位置する
突出部36aを突設し、該突出部36aに、バネ保持体
21の突部35を押圧する弾性片37を突部35と対応
させて外側方に突設したので、弾性片3Tが上下方向に
大きく揺動可能であり、従って、バネ保持体21を一回
動方向に付勢する弾性片37によってバネ保持体210
回動詞整可能量が制約されることはな(・。
突出部36aを突設し、該突出部36aに、バネ保持体
21の突部35を押圧する弾性片37を突部35と対応
させて外側方に突設したので、弾性片3Tが上下方向に
大きく揺動可能であり、従って、バネ保持体21を一回
動方向に付勢する弾性片37によってバネ保持体210
回動詞整可能量が制約されることはな(・。
更に、突出部36aから外側方に突設されて調整螺杵3
9を備える側方突出部36bと、弾性片3Tの外側方突
出部とを外側方に向うに従って下位となる傾斜状とした
ので調節部材36の上方側に荷台容器B等の部材を設け
る場合でも、側方突出部36bや弾性片37を水平に配
置する場合と比較して、上記部材を調節部材36かも上
方側に大きく離さずともよいと共に、このように上記部
材と調節部材36を上下に近接して配置した場合でも、
調整暉杆39による調整操作を容易に行える。
9を備える側方突出部36bと、弾性片3Tの外側方突
出部とを外側方に向うに従って下位となる傾斜状とした
ので調節部材36の上方側に荷台容器B等の部材を設け
る場合でも、側方突出部36bや弾性片37を水平に配
置する場合と比較して、上記部材を調節部材36かも上
方側に大きく離さずともよいと共に、このように上記部
材と調節部材36を上下に近接して配置した場合でも、
調整暉杆39による調整操作を容易に行える。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は第1実施例の全
体背面図、第2図は第1図の側面図、第3図は第1図の
平面図、第4図は第1図の要部拡大断面図、第5図は第
1図■−V線拡大断面図、第6図、第7図は弾性片の他
の実施例を示す断面図、第8図は比較例を示す断面図で
ある。 1・・・・・・第1ブレーキアーム、4・・・・・・第
2ブレーキアーム、3.6・・・・・・ブレーキシュ、
7・・・・・・固定軸、19・・・・・ワレーキバネ、
21・・・・・・バネ保持体、24.25・・・・・・
取付は環体、26・・・・・・車体、34゜35・・・
・・・21に設けた突部、36a 、36b・・・・・
・36に設けた突出部、39・・・・・・調整螺杵、3
T・・・・・・弾性片、40・・・・・・コイルバネ。
体背面図、第2図は第1図の側面図、第3図は第1図の
平面図、第4図は第1図の要部拡大断面図、第5図は第
1図■−V線拡大断面図、第6図、第7図は弾性片の他
の実施例を示す断面図、第8図は比較例を示す断面図で
ある。 1・・・・・・第1ブレーキアーム、4・・・・・・第
2ブレーキアーム、3.6・・・・・・ブレーキシュ、
7・・・・・・固定軸、19・・・・・ワレーキバネ、
21・・・・・・バネ保持体、24.25・・・・・・
取付は環体、26・・・・・・車体、34゜35・・・
・・・21に設けた突部、36a 、36b・・・・・
・36に設けた突出部、39・・・・・・調整螺杵、3
T・・・・・・弾性片、40・・・・・・コイルバネ。
Claims (1)
- 車輪のリム8に接離するブレーキシュ3.6を有する第
1アーム1と第2アーム4とを車体26に固定軸7によ
りそれぞれ揺動自在に備え、固定軸7に、各アーム1.
4のシュ3,6を相互に離反方向に付勢するブレーキバ
ネ19を保持するバネ保持体21を備えたものにおいて
、バネ保持体21を固定軸7に回動自在に備え、バネ保
持体21に一対の突部34.35を外側方に突設し、固
定軸7に、車体26に回動不能に係合された調節部材3
6を備え、調節部材36に、バネ保持体21の上方側に
位置する突出部36aを突設し、突出部36aに側方突
出部36bを一側の突部34と対応させて外側方に突設
し、側方突出部36bに、−側の突部34を介してバネ
保持体21を回動させる調整螺杵39を一側の突部34
に対して進退自在に螺挿し、突出部36aに、他側の突
部35を押圧することでバネ保持体21を一回動方向に
付勢して上記−側の突部34と調整螺杵39とを接当さ
せる弾性片37を他側の突部35と対応させて外側方に
突設し、側方突出部36b及び弾性片37の外側方突出
部を外側方に向うに従って下位となる傾斜状としたこと
を特徴とするキャリバーブレーキのセンター調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979085807U JPS5827132Y2 (ja) | 1979-06-20 | 1979-06-20 | キヤリパ−ブレ−キのセンタ−調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979085807U JPS5827132Y2 (ja) | 1979-06-20 | 1979-06-20 | キヤリパ−ブレ−キのセンタ−調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS562434U JPS562434U (ja) | 1981-01-10 |
JPS5827132Y2 true JPS5827132Y2 (ja) | 1983-06-13 |
Family
ID=29319004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979085807U Expired JPS5827132Y2 (ja) | 1979-06-20 | 1979-06-20 | キヤリパ−ブレ−キのセンタ−調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5827132Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5315095Y2 (ja) * | 1975-05-19 | 1978-04-21 |
-
1979
- 1979-06-20 JP JP1979085807U patent/JPS5827132Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS562434U (ja) | 1981-01-10 |
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