JPS5827069B2 - 軸受抜き取り工具 - Google Patents

軸受抜き取り工具

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Publication number
JPS5827069B2
JPS5827069B2 JP53142474A JP14247478A JPS5827069B2 JP S5827069 B2 JPS5827069 B2 JP S5827069B2 JP 53142474 A JP53142474 A JP 53142474A JP 14247478 A JP14247478 A JP 14247478A JP S5827069 B2 JPS5827069 B2 JP S5827069B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
arm
claw
collar
extraction tool
Prior art date
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Expired
Application number
JP53142474A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5570581A (en
Inventor
栄二 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ENU KEE SHII KK
Original Assignee
ENU KEE SHII KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ENU KEE SHII KK filed Critical ENU KEE SHII KK
Priority to JP53142474A priority Critical patent/JPS5827069B2/ja
Publication of JPS5570581A publication Critical patent/JPS5570581A/ja
Publication of JPS5827069B2 publication Critical patent/JPS5827069B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は軸受抜き取り工具に関する。
従来のこの種工具は実公昭50−44633号公報の自
動車の後車輪軸の軸受抜取り工具のように軸受の外周に
適合する円弧溝と、軸受の1側面に当接する爪に形成し
た爪体の複数個を、プーラ−筒体の一端に着脱自在に螺
着した保持筒に着脱自在に嵌合し、これらの爪体の外側
に固定管を嵌合することにより、前記爪体の爪を軸受の
1側面に当接させるとともに円弧溝で軸受を囲むように
なして、前記保持筒をプーラ−筒体に螺合し、これを軸
受の附近に位置させる。
そして、軸受とカバーの間に爪体の爪を差入れ軸受を囲
むように引掛けながら円弧鍔を保持筒の円周溝に組込む
次に2枚の爪体を軸受と保持筒に掛は渡したならば、予
じめプーラ−筒体に通した固定管を爪体の外径部に挿合
固定し、爪体が保持筒および軸受から離脱するのを防止
する。
かかる状態において、プーラ−筒体に取り付けられた抜
き出し機構により後車輪を右方へ押出して軸受を抜き取
るものが提案されている。
すなわち、従来のこの種工具は上述した如く、軸受の外
側若しくは内側から爪を囲むように引掛け、その後抜き
出し機構により抜き取るものであったから、第1に、内
輪軸受シャフトのないものには使用できない。
第2に、軸受の内輪と外輪に軸又はフレームが装着され
ている場合に、軸受を囲むようにして爪を引掛けるため
に内輪又は外輪のいずれか一方から軸又はフレームのい
ずれか一方を取り除かねばならなかった。
かかる取り外し作業は極めて困難なもので、特に農機具
では複雑なりラッチ、変速機構およびリンク機構がある
ため、ベアリングはこれら機構内に収蔵されており、こ
のベアリングの外枠あるいはシャフトを取り外すのは容
易なものでなく一週間位を要していたもので、これが従
来この種工具の欠点であった。
本発明は上記欠点を一掃し得る軸受抜き取り工具を提供
することを目的とする。
次に本発明の構成および作用を図面の実施例により説明
する。
ボディ本体1の一側を徐々に径大にしてテーパーの周側
面2を設け、このテーパー周側面2からボディ本体1の
略中央まで軸受のボール数に応じた数の複数の切込溝3
を等間隔に穿設する。
このボディ本体1には空洞部4が形成されており、長手
方向に穿設された切込溝3により複数のアーム5が形成
され、従ってこのアーム5は弾性を有することになる。
なお、この切込溝3及びアーム5の数は軸受のボール数
と必ずしも同数である必要はなく例えば8ケのボールに
対し、4ケのアーム5及び切込溝3により形成すること
も可能である。
このボディ本体1の一側面すなわちアーム5の頭部の内
方には段部6により軸受aの内輪すとの係合面7が形成
されている。
このアーム5頭部の中央外方に爪体8が突出しており、
この爪体8は軸受aのボールC間に嵌着するように第3
図、第4図に示す如く左右側面が中心に向かうテーパー
面9となり略三角形又はホーン形に形成されている。
この爪体8の下方面は軸受aのボール嵌入溝dに沿った
円弧面10が設けられ、この円弧面10の頂部が段部6
および係合面7と連続している。
ボディ本体1の切込溝3の後方には雄螺子部11が適宜
長さ設けられ、空洞部4の端部すなわちアーム5と反対
側に雌螺子部12が設けられている。
ボディ本体1に外装するカラー13をボディ本体1のア
ーム5の頭部側よりやや径小で短い円筒体として設け、
このカラー13にボデ一本体1の外形と同一の空洞部1
4を形成する。
この空洞部14のテーパー周側面15はボディ本体1の
テーパー周側面2よりもやや径小になる。
このカラー13の空洞部14の端部に前記雄螺子部11
に螺合する雌螺子部16を形成する。
図中17はボールCの結束バンド、18は外輪eと内輪
すの両側に設けられた溝である。
而して、第2図〜第5図のように相互に並設するボール
C間に爪体8を位置せしめてボディ本体1を押し付ける
すると切込溝3によって形成された複数のアーム5は弾
性を有しているため拡がりながら前進してアーム5の爪
体8がボール嵌入溝dに嵌入する。
この場合、内輪すの溝18により形成された外郭部19
に簡単に爪体8が嵌置され少しの力でボール嵌入溝dに
嵌入する。
次にカラー13をボディ本体1に外嵌し、かつ雄螺子部
11と雌螺子部16の螺合により前進せしめると、カラ
ー13がボディ本体1よりもやや小さく形成しているた
め、複数のアーム5が圧着されて強固に締め付けられる
かかる状態で抜き出し機構21によりボディ本体1に引
張力を与えて軸受aを抜き取るものである。
抜き取り後はカラー13を緩めることによりアーム5が
復帰するため軸受aが簡単に爪体8から解放される。
又、ボディ本体1の爪体8は左右側面がデーパ−面9で
あるため、第2図第3図第4図第5図のようにボールC
の結束バンド17により形成される空隙部20に確実に
嵌入するとともに結束バンド17がこれを保持する如く
なる。
然も、爪体8の下方面がボール嵌入溝dに沿った円弧面
10になっているため第5図のようにアーム5の先端が
ボール嵌入溝dに喰い込み確実に固定する。
又、爪体8の内方には段部6により係合面7が形成され
ているため、第5図のようにこの係合面7と爪体8によ
り内輪すを係合して一層確実に内輪すを固定し、かつ内
輪すが微動しないようにできる効果がある。
次に抜き出し機構21の実施例を詳述すると次の通りで
ある。
第8図のようにカラー13を外装して軸受aの内輪すに
ボディ本体1を固定せしめた後、ボディ本体1の空洞部
4に雌螺子部12を介して螺子杆22を螺入する。
そしてこの螺子杆22の先端の先鋭部23を軸24に係
合せしめた後、螺子杆22の基端の角頭部25にボック
ススパナ等を係合して回転する。
すると、螺子杆22は軸24によって前進が阻まれてい
るためボディ本体1が後退して軸受aを抜き取るもので
ある。
更に、第9図のように軸受aに固定されたボディ本体1
の雌螺子部12にガイド杆26の雄螺子部27を螺合す
るとともにガイド杆26に緩装されたハンマー28をガ
イド杆26の基端に設けたストッパー29に衝突せしめ
る。
すると、ハンマー28によってガイド杆26に与えられ
た衝撃により軸受aが抜き取られるものであり、これは
軸24が無い場合に匣利である。
第10図はボディ本体1aの爪体8を外輪eのボール嵌
入溝dに嵌入せしめた場合を示すもので、ボディ本体1
aをほぼ円筒体とし、空洞部4aに前方に向かって径小
になるテーパー周側面30を形成するとともにこの空洞
部4aにテーパー周側面30よりもやや径大のテーパー
周側面31を有するカラー13aを螺入せしめて、カラ
ー13aの螺入によりアーム5aが押し拡げられて軸受
aに固定するようになしたものである。
本発明は上記の如く、軸受aのボール嵌入溝dに喰い込
み、かつ固定する爪体8、段部6、係合面7および爪体
8の左右側面のテーパー面9と下方面の円弧面10を具
備せしめたから、軸受すを囲むようにして引掛ける必要
が無くなり、したがって従来の如く内輪b1外輪eの軸
24又はフレーム32を取り除くという煩雑な手間が一
掃され、これらの軸24又はフレーム32が装着された
まま軸受aを離脱し得るものである。
然も、アーム5の弾性によりワンタッチで軸受aとボデ
ィ本体1を固定出来簡単に取り外すことが出来る等実用
上効果は大きい。
尚、この種のものとしてドラム体に割溝を形成し、かつ
ドラム体下端に爪体を形成した実開昭52−2697号
公報で知られる弁座環抜き取り工具、及び支持杆上端を
固定し該支持杆下端に爪体を形成した実開昭53−44
400号公報のプーラ−が知られる。
しかしこの種の抜き取り原理は爪体を軸受のボール嵌入
溝に係合せしめることだけによるものである。
該係合は前者公報においてはドラム体の形状により後者
公報においては支持杆の弾性により作用せられる。
しかしながらこれらの作用では十分でなく固定がうまく
できない。
この為に容易に軸受を抜き出すことができない問題点を
有する。
しかしながら本発明はこの問題点を解決している。
即ち、本発明では軸受aとの固定は爪体8がボール嵌入
溝dに係合すると共に、アーム5の頭部はボールCを介
して軸受aに緊着するものである。
この為に本発明の軸受aとの固定力は前記公報のものに
比較し極めて強力に固定可能である。
尚、爪体8の内側に狭くテーパー面9を形成したのでア
ーム緊締用カラー13を下方に挿着するに従かいボール
Cは内方へテーパー面8によりガイドせられて定位置に
移動し強力な緊締力が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例であり、第1図は全体斜視図、第
2図は要部の正面図、第3図は同上側面図、第4図は要
部の側面図、第5図は同上断面図、第6図は側面図、第
7図はカラーを介して軸受にボディ本体を固定した状態
を示す縦断正面図、第8図第9図は抜き出し状態を示す
縦断正面図、第10図は他の実施例を示す断面図である
。 1・・・ボディ本体、5・・・アーム、8・・・爪体、
a・・・軸受。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 中空のボディ本体の一側を徐々に径大にしてテーパ
    ーの周側面を設けかつ該−側に切込溝を長手方向に複数
    穿設してアームを形成し、該アームの頭部に軸受のボー
    ル嵌大溝に係合する内側へ狭くテーパー面を形成した爪
    体を突出せしめるとともに、前記ボディ本体のアームの
    頭部側よりやや径小なアーム緊締用カラーをボディ本体
    に着脱自在に挿着せしめたことを特徴とする軸受抜き取
    り工具。
JP53142474A 1978-11-18 1978-11-18 軸受抜き取り工具 Expired JPS5827069B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53142474A JPS5827069B2 (ja) 1978-11-18 1978-11-18 軸受抜き取り工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53142474A JPS5827069B2 (ja) 1978-11-18 1978-11-18 軸受抜き取り工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5570581A JPS5570581A (en) 1980-05-28
JPS5827069B2 true JPS5827069B2 (ja) 1983-06-07

Family

ID=15316152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53142474A Expired JPS5827069B2 (ja) 1978-11-18 1978-11-18 軸受抜き取り工具

Country Status (1)

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JP (1) JPS5827069B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS522697B2 (ja) * 1973-10-01 1977-01-24
JPS5344400B2 (ja) * 1975-06-16 1978-11-28

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS522697U (ja) * 1975-06-24 1977-01-10
JPS5344400U (ja) * 1976-09-21 1978-04-15

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS522697B2 (ja) * 1973-10-01 1977-01-24
JPS5344400B2 (ja) * 1975-06-16 1978-11-28

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JPS5570581A (en) 1980-05-28

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