JPS5826930Y2 - 粉体の連続パック体 - Google Patents
粉体の連続パック体Info
- Publication number
- JPS5826930Y2 JPS5826930Y2 JP1978060570U JP6057078U JPS5826930Y2 JP S5826930 Y2 JPS5826930 Y2 JP S5826930Y2 JP 1978060570 U JP1978060570 U JP 1978060570U JP 6057078 U JP6057078 U JP 6057078U JP S5826930 Y2 JPS5826930 Y2 JP S5826930Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- pack
- continuous
- base film
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は2枚の柔軟なプラスチックフィルムの間に粉体
を入れ、その外周をシール密閉して粉体を収納するよう
にした粉体の連続パック体の改良に関するものである。
を入れ、その外周をシール密閉して粉体を収納するよう
にした粉体の連続パック体の改良に関するものである。
従来粉体をパックする時は第1図に示すように1対のシ
ールロール1,2を当接して回転させ、塩化ビニール、
スチロール樹脂等からなる厚さ約50μ程度の柔軟なプ
ラスチックフィルム3,4を1対のシールロール1,2
に斜上方より巻回移送し、シールロール1,2の当接部
で重合し、重合部上方に粉体ホッパ5を配設してY型に
開いている2枚のプラスチックフィルム3,4の間に所
定量投下し、直にシールロール1,2で粉体上下部を横
方向にシールすると同時に粉体両側部を縦方向にシール
して第2図に示すような粉体の連続パック体6を連続成
形していたが、平板状のフィルムがY型になっていると
ころに上方から粉体を投入するので投入された粉体が平
板状のフィルム両側から落ちないようにするためには平
板状のフィルムの巾を収納粉体量に対して充分広くしな
ければならないので、粉体7が収納されている収納部8
の平面的大きさは粉体7の充填容量に対して遥かに大き
くなり、粉体の連続パック体6の巾W′、長さL′は収
納されている粉体7の量からみて相当大きくなり、それ
だけ材料費が高くなるだけでなく、該粉体の連続パック
体6を集積して収納する容器も大型となり、従って更に
その保管倉庫もそれに応じた広いスペースを必要とし、
また輸送費もそれだけアップされ全体としてかなり高価
になり、又平板状フィルムによる粉体の連続パック体を
開口する時その上方部分をカットするだけでは袋口がう
まく開口できず、従って耐着性が強く流動性の悪い経口
薬剤粉体を収納している場合、袋外側より指等で軽打す
る必要があり、その際経口薬剤粉体がまわりに飛散して
しまうという欠点があった。
ールロール1,2を当接して回転させ、塩化ビニール、
スチロール樹脂等からなる厚さ約50μ程度の柔軟なプ
ラスチックフィルム3,4を1対のシールロール1,2
に斜上方より巻回移送し、シールロール1,2の当接部
で重合し、重合部上方に粉体ホッパ5を配設してY型に
開いている2枚のプラスチックフィルム3,4の間に所
定量投下し、直にシールロール1,2で粉体上下部を横
方向にシールすると同時に粉体両側部を縦方向にシール
して第2図に示すような粉体の連続パック体6を連続成
形していたが、平板状のフィルムがY型になっていると
ころに上方から粉体を投入するので投入された粉体が平
板状のフィルム両側から落ちないようにするためには平
板状のフィルムの巾を収納粉体量に対して充分広くしな
ければならないので、粉体7が収納されている収納部8
の平面的大きさは粉体7の充填容量に対して遥かに大き
くなり、粉体の連続パック体6の巾W′、長さL′は収
納されている粉体7の量からみて相当大きくなり、それ
だけ材料費が高くなるだけでなく、該粉体の連続パック
体6を集積して収納する容器も大型となり、従って更に
その保管倉庫もそれに応じた広いスペースを必要とし、
また輸送費もそれだけアップされ全体としてかなり高価
になり、又平板状フィルムによる粉体の連続パック体を
開口する時その上方部分をカットするだけでは袋口がう
まく開口できず、従って耐着性が強く流動性の悪い経口
薬剤粉体を収納している場合、袋外側より指等で軽打す
る必要があり、その際経口薬剤粉体がまわりに飛散して
しまうという欠点があった。
そこで出願は先に第4図乃至第6図に示す如く、一方の
熱可塑性ベースフィルム9に皿状凹部9aを形威し、そ
の内部に所定量の粉体10を収納し、その上に前記熱可
塑性ベースフィルム9と同程度の強度、防湿性を有する
柔軟なカバーフィルム11を重合し一体にシールして粉
体の連続パック体10を形成することを考案したが、皿
状凹部9a内に収納されている粉体10は該皿状凹部9
a内で一方に偏し易く、従って、一方に粉体が偏った時
に皿状凹部9aに空白部が生し該空白部はわずかな外力
によって変形し易く、従って変形時に該空白部にシワ9
a’が生じピンホールが発生し易い欠点があった。
熱可塑性ベースフィルム9に皿状凹部9aを形威し、そ
の内部に所定量の粉体10を収納し、その上に前記熱可
塑性ベースフィルム9と同程度の強度、防湿性を有する
柔軟なカバーフィルム11を重合し一体にシールして粉
体の連続パック体10を形成することを考案したが、皿
状凹部9a内に収納されている粉体10は該皿状凹部9
a内で一方に偏し易く、従って、一方に粉体が偏った時
に皿状凹部9aに空白部が生し該空白部はわずかな外力
によって変形し易く、従って変形時に該空白部にシワ9
a’が生じピンホールが発生し易い欠点があった。
特にベースフィルムをアルミ箔したときは顕著であった
。
。
本考案はベースフィルムに、一方に傾斜した凹部を設け
るようにして従来の欠点を除くようにしたものである。
るようにして従来の欠点を除くようにしたものである。
次に添付図面第7図乃至第9図に示した本願考案の一実
施例について詳細に説明する。
施例について詳細に説明する。
12は塩化ビニール、スチロール樹脂、アルミ箔等にポ
リエチレンをラミネートした50μのベースフィルムで
一方に傾斜した多数の凹部12 aを型により形成して
なるものであり、その内部に所定量の粉体13が収納さ
れ、その上に前記ベースフィルム12と同程度、防湿性
を有するカバーフィルム14が重合され一体にシールさ
れ粉体の連続パック体15を形成している。
リエチレンをラミネートした50μのベースフィルムで
一方に傾斜した多数の凹部12 aを型により形成して
なるものであり、その内部に所定量の粉体13が収納さ
れ、その上に前記ベースフィルム12と同程度、防湿性
を有するカバーフィルム14が重合され一体にシールさ
れ粉体の連続パック体15を形成している。
16は切り取り線である。本考案によれば一方のベース
フィルム12に粉体13を収納する一方に傾斜した凹部
12aを設けたので粉体13をパックする時前記凹部1
2 a内に粉体13を投入するようになるので従来例え
ば横巾70ミリ、縦巾40ミリの収納部に収納していた
粉体と同量の粉体を、横巾45ミリ、縦巾23ミリ、凹
部の深さ4.5ミリの一方に傾斜した凹部12 aに確
実にパックできるので粉体の連続パック体の巾W、長さ
Lは従来品に比較して約半分近くにすることができ、材
料費を著しくコストダウンできるのみならず、単に皿状
凹部を形成した粉体の連続パック体と相違し、凹部内の
粉体が一方に偏った場合でも偏平部分が空白部分となる
ので、空白部分におけるフィルムには大きな変形がなく
、シワの発生、ピンホールの発生等を阻止し得、粉体の
連続パック体として最も大切な防湿効果を得られたもの
である。
フィルム12に粉体13を収納する一方に傾斜した凹部
12aを設けたので粉体13をパックする時前記凹部1
2 a内に粉体13を投入するようになるので従来例え
ば横巾70ミリ、縦巾40ミリの収納部に収納していた
粉体と同量の粉体を、横巾45ミリ、縦巾23ミリ、凹
部の深さ4.5ミリの一方に傾斜した凹部12 aに確
実にパックできるので粉体の連続パック体の巾W、長さ
Lは従来品に比較して約半分近くにすることができ、材
料費を著しくコストダウンできるのみならず、単に皿状
凹部を形成した粉体の連続パック体と相違し、凹部内の
粉体が一方に偏った場合でも偏平部分が空白部分となる
ので、空白部分におけるフィルムには大きな変形がなく
、シワの発生、ピンホールの発生等を阻止し得、粉体の
連続パック体として最も大切な防湿効果を得られたもの
である。
さらにまた、該粉体の連続パック体を多数積重ねて箱詰
めする場合などにおいては、第10図に示す如く交互に
反転して積重ねるようにすることによって、積重ね高さ
Hも単に皿状凹部とした場合の約半分とすることができ
、従って収納容器もその分だけ小型化し得、その保管倉
庫も狭いスペースでよく、輸送費も安くなり、全体とし
て大巾にコストダウンでき、又粉体が経口薬剤粉末の場
合で流動性が悪く、且つ耐着性が強い粉体特性又は飛散
性を有している場合であっても、粉体の連続パック体の
一部をカットすることにより成形されたベースフィルム
と平板状のカバーフィルムにより大きく開いた開口部が
形成されるので収納粉体を容易に排出することができ、
従来の如くパック体をカットして更に密着している開口
部を拡げたり指で袋外側を軽打する必要がなく、更に粉
体の耐着面積が少いのでパック体に粉体が耐着して残る
量が極めて少くなり必要な投与量を確実に飲むことがで
きる等の実用的効果を有するものである。
めする場合などにおいては、第10図に示す如く交互に
反転して積重ねるようにすることによって、積重ね高さ
Hも単に皿状凹部とした場合の約半分とすることができ
、従って収納容器もその分だけ小型化し得、その保管倉
庫も狭いスペースでよく、輸送費も安くなり、全体とし
て大巾にコストダウンでき、又粉体が経口薬剤粉末の場
合で流動性が悪く、且つ耐着性が強い粉体特性又は飛散
性を有している場合であっても、粉体の連続パック体の
一部をカットすることにより成形されたベースフィルム
と平板状のカバーフィルムにより大きく開いた開口部が
形成されるので収納粉体を容易に排出することができ、
従来の如くパック体をカットして更に密着している開口
部を拡げたり指で袋外側を軽打する必要がなく、更に粉
体の耐着面積が少いのでパック体に粉体が耐着して残る
量が極めて少くなり必要な投与量を確実に飲むことがで
きる等の実用的効果を有するものである。
なおベースフィルム、カバーフィルムの材料については
特に限定されるものではなく、また粉体の種類はどのよ
うなものを用いてもよい。
特に限定されるものではなく、また粉体の種類はどのよ
うなものを用いてもよい。
第1図は従来の粉体の連続パック体成形方法を示す説明
図、第2図は第1図の方法によって成形された従来の粉
体の連続パック体の平面図、第3図は第2図のlll−
III正断面図、第4図は従来の他の粉体の連続パック
体の平面図、第5図は第4図の■−■正断面図、第6図
は第5図の皿状凹部の空白部が押圧されてシワを生じた
時の正断面図、第7図は本考案の一実施例粉体の連続パ
ック体の平面図、第8図は第7図の■−■正断面図、第
9図は第7図の個−珊側断面部分図、第10図は第7図
の粉体の連続パック体を交互に向きを変えて重合した時
の正面図である。 12・・・・・・ベースフィルム、12a・・・・・・
一方に傾斜した凹部、13・・・・・・粉体、14・・
・・・・カバーフィルム、15・・・・・・粉体の連続
パック体。
図、第2図は第1図の方法によって成形された従来の粉
体の連続パック体の平面図、第3図は第2図のlll−
III正断面図、第4図は従来の他の粉体の連続パック
体の平面図、第5図は第4図の■−■正断面図、第6図
は第5図の皿状凹部の空白部が押圧されてシワを生じた
時の正断面図、第7図は本考案の一実施例粉体の連続パ
ック体の平面図、第8図は第7図の■−■正断面図、第
9図は第7図の個−珊側断面部分図、第10図は第7図
の粉体の連続パック体を交互に向きを変えて重合した時
の正面図である。 12・・・・・・ベースフィルム、12a・・・・・・
一方に傾斜した凹部、13・・・・・・粉体、14・・
・・・・カバーフィルム、15・・・・・・粉体の連続
パック体。
Claims (1)
- ベースフィルムに複数個の矩形状四部を所定間隔で直列
状に形威し、各凹部の底面を一側より他側に向って同様
に傾斜させ粉体を収納し、ベースフィルム開口側にベー
スフィルムとほは゛同質の平板状のカバーフィルムを被
着し、一体にシールしてなる粉体の連続パック体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978060570U JPS5826930Y2 (ja) | 1978-05-04 | 1978-05-04 | 粉体の連続パック体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978060570U JPS5826930Y2 (ja) | 1978-05-04 | 1978-05-04 | 粉体の連続パック体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54162579U JPS54162579U (ja) | 1979-11-14 |
JPS5826930Y2 true JPS5826930Y2 (ja) | 1983-06-10 |
Family
ID=28961191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978060570U Expired JPS5826930Y2 (ja) | 1978-05-04 | 1978-05-04 | 粉体の連続パック体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5826930Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58154160U (ja) * | 1982-04-09 | 1983-10-15 | 大森機械工業株式会社 | 粉体のパツク体 |
EP3147233A1 (de) * | 2015-09-22 | 2017-03-29 | Bayer Pharma Aktiengesellschaft | Einzelblisterpackungen zur optimierten stapelung |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS442555Y1 (ja) * | 1966-02-04 | 1969-01-30 | ||
JPS451813Y1 (ja) * | 1966-07-07 | 1970-01-26 |
-
1978
- 1978-05-04 JP JP1978060570U patent/JPS5826930Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS442555Y1 (ja) * | 1966-02-04 | 1969-01-30 | ||
JPS451813Y1 (ja) * | 1966-07-07 | 1970-01-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54162579U (ja) | 1979-11-14 |
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