JPS5826825A - メチルナフタレン並びにインド−ルを含むタ−ル塩基の製造方法 - Google Patents

メチルナフタレン並びにインド−ルを含むタ−ル塩基の製造方法

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JPS5826825A
JPS5826825A JP57116682A JP11668282A JPS5826825A JP S5826825 A JPS5826825 A JP S5826825A JP 57116682 A JP57116682 A JP 57116682A JP 11668282 A JP11668282 A JP 11668282A JP S5826825 A JPS5826825 A JP S5826825A
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JP
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indole
fraction
ethylene glycol
quinoline
methylnaphthalene
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Application number
JP57116682A
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English (en)
Inventor
スチ−ブン・エドワ−ド・ベルスキ−
シエムポリル・ト−マス・マツソ−
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Allied Corp
Original Assignee
Allied Chemical Corp
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10CWORKING-UP PITCH, ASPHALT, BITUMEN, TAR; PYROLIGNEOUS ACID
    • C10C1/00Working-up tar
    • C10C1/18Working-up tar by extraction with selective solvents

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Other In-Based Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コールタールを蒸留し中間沸点(■80°〜300℃)
の留分を得て、この留分から水酸化す) l)ラム水溶
液等の塩基水溶液で、主としてフェノール及びクレゾー
ル類からなり一部キシレノール類を伴なう云わゆるター
ル酸類を抽出することは従来から行なわれていた。斯か
る抽出のラフィネートは、ナフタレン、メチルナフタレ
ン異性体、ビフェニル及び集合的にタール塩基き称され
る各種の窒素含有化合物を含有する。このラフィネート
(通常蒸留にてナフタレン及び低沸物及び一部の高沸物
を除去したもの)を20%硫酸等稀薄な酸で抽出し、メ
チルナフタレン含有有機ラフィネートと、中和によりタ
ール塩基含有有機層を形成する水性抽出物にすることは
種々の文献の記載するLころである。斯かる方法の例は
米国特許第2.456,774号(エンゲル(Enge
l)、1948年)及びカークアンドオスマー(Kir
k & Ot緘er矢Encyclopedia of
 Chemical Technolog’/第1版第
11巻第891頁(1953年)に記載がある。米国特
許第8.412.168号(マスチアントニオ(Mas
ciantonio)、1968年)は、硫酸、苛性溶
液及び水で液相抽出し、引続き蒸留する方法につき開示
している。米国特許第8,412,168号では、苛性
溶液抽出1でがなりの量のタール酸が残留しているよう
に見える。
インドールは、例えばトリプトファンの製造及び香料に
使用される価値ある化学物質である。コールタール中の
インドールの同定については種々の報告がなされている
が、斯かるインドールを経済的に回収する方法は未だに
開発されていない。
特に酸抽出に係る前記諸方法では、インドールは、中和
によシ生ずるタール塩基有機層中の顕著な成分として得
られず、一般に重合するためゴム状廃棄物として廃棄せ
ねばならぬのである。
本発明は、下記の諸工程からなる、塩基抽出したタール
蒸留留分からのタール塩基及び色調安定なメチルナフタ
レン溶液の回収方法を包含する。
(,2)  メチルナフタレン類、インドール、及びキ
ノリン、インキノリン並びにそれらの混合物からなる群
から選択されるものを含有する塩基抽出したタール蒸留
留分を、pH約0.5乃至約3.0の緩衝した塩水溶液
で抽出し、キノリン、インキノリン又はその両者を含有
する水性抽出物と、メチルナフタレン類及びインドール
を含有し且つキノリン及びインキノリンを実質的に含有
せぬラフィネートにすること・、 (b)前記ラフィネートからインドールを回収して色調
安定なメチルナフタレン溶液とすること、及び (c)前記の水性抽出物から、キ7ノリン、イソキノリ
ン、又はそれらの混合物を回収すること。
本発明は、メチルナフタレン類及びインドールを含む混
合物をエチレングリコールで抽出し、メチルナフタレン
を含有するラフィネートとインドール及びエチレングリ
コールを含有する抽出物を回収することからなる、前記
混合物の分離方法をも包含する。インドールからメチル
ナフタレン類を斯く分離する方法は、前記方法の工程(
b)に特に適用可能である。
本発明の方法を適用するタール蒸留留分の沸点は一般に
約215℃乃至約800℃の範囲であり1、好捷しくは
約230℃乃至800℃である。特に好適な留分の沸点
範囲は約280℃乃至約275℃であり、これは溶剤縁
メチルナフタレンの製造用に特に有用である。塩基によ
る抽出は、タール酸特にフェノール及びクレゾール類を
約0.5チ以下の水準にまで除去するに十分な程度でな
ければならない。前記範囲とは異なる沸点範囲のタール
蒸留留分を先ず回収し、引続き塩基抽出してタール酸を
除去し、その後更に蒸留して望ましい沸点範囲を有する
タール留分とすることが考えられる。
ナフタレンは、第2蒸留時の分離生成物として回収され
る。
本発明の方法では、メチルナフタレン類、インドール、
一般ニキノリンとイソキノリンの両者及び、頻繁にジフ
ェニル、アセナフテン、ジベンゾフラン、フルオレン、
ナフタレン、チオナフテンその他同様な沸点の炭化水素
、オキシ炭化水素及びチオ炭化水素を含有する塩基抽出
タール蒸留留分を、硫酸水素アンモニウム水溶液又は硫
酸水素す) IJウム水溶液等pH約0.5乃至約3.
0の塩水溶液で抽出する。その他の好適塩溶液には、硫
酸水素カリウム、リン酸二水素ナトリウム−リン酸混合
物及びリン酸二水素アンモニウム−リン酸混合物が含ま
れる。下記実施例3に示すように、pH値約0.5以下
の塩溶液はその他のタール塩基と共にインドールを除去
するが、一方pH値約360以上の塩溶液は、有機ラフ
ィネート中にインドールと共にキノリン及び/又はイソ
キノリンを残留させる。無機酸(例えば硫酸水溶液単独
)は調節が困難であり、インドールの除去又は有機ラフ
ィネート中へのキノリン及び/又はインキノリンの残留
を回避するためには、酸とタール塩基の比を一層正確に
調節する要がある。所望pHの塩水溶液を用いると、混
合比の正確な調節は不要となり、所望のキノリン及び/
又はインキノリンを除去する化学量論量より過剰ならば
満足すべきものとなる。
本抽出は、多数の分離された段、抽出塔又は類似物のい
ずれかにて、並流又は向流的に実施される。
斯くして得られ分離された水性抽出物は、水中の酸性塩
と一緒にキノリン及び/又はインキノリンを酸付加塩と
して含有する。塩基で中和するとタール塩基は塩基形態
に戻り、従って有機層をキノリン及び/又はインキノリ
ンで豊富にする。所望ならば、次段階で斯かる物質を別
々に分離する。
メチルナフタレン類及びインドールを含有するラフィネ
ートは、幾つかの方法で更に処理され、各成分は有用な
形態で回収される。−別法は、ラフィネートをリン酸で
抽出してインドールをリン酸付加塩として水層に取り出
し、炭化水素及び類似物とのみ混合した塩基を含まぬメ
チルナフタレンを残留させる方法である。続いて抽出物
を塩基で中和すると、インドールが有機層として回収さ
れる。
インドール回収の第二方法は、エチレングリコールの存
在下に抽出蒸留してメチルナフタレン類からなる第1留
分とインドール及びエチレングリコールからなる第2留
分とする方法である。回分蒸留(留分を次々に回収する
)、・連続蒸留(同−又は相異なる塔から連続的に留分
を別々に回収する)のいずれも使用可である。本発明の
方法が施される塩基抽出したタール蒸留留分の中には、
ビフェニル、アセナフテン、ジベンゾフラン又はそれら
の混合物等その他の物質が頻繁に存在する。
斯かる成分は塩水溶液抽出のラフィネート中に残留シ、
従ッてエチレングリコールによる抽出蒸留時に存在する
であろう。これらの物質はメチルナフタレン類のあと、
インドール−エチレングリコールの前に出てくるので、
−緒に回収するこ吉も或いは所望ならば中間製品きして
別々に回収するこ吉もできる。更にはメチルナフタレン
類の回収に際し、塩基抽出したタール蒸留留分及び塩水
溶液抽出からの有機ラフィネートの両者での異性体分布
と比較して、2−メチルナフタレンに富む最初の留分と
2−メチルナフタレンに富む次の留分を別々に回収する
ことも可能である。
本発明の方法にて塩抽出したラフィネートからインドー
ルを回収する第8の好適手段は、エチレングリコールに
よる抽出である。末法は、本発明方法の第1工程でもあ
る。この工程では、塩抽出のラフィネート等メチルナフ
タレン類とインドールからなる混合物を、インドールの
除去に十分な量、好ましくはインドールを1000 p
pm以下の水準にする十分な量のエチレングリコールで
抽出する。本方法では、プロピレングリコール、ポリエ
チレングリコール及び類似物等その他の多価アルコール
類も使用可能であるが、エチレングリコールが好適であ
る。エチレングリコールとインドールを含有する抽出物
が形成されたならば、蒸留及び蒸留後のエチレングリコ
ールからのインドールの晶出或いは単独晶出により分離
することができる。エチレングリコール中のインドール
濃度が85重量パーセントを越える場合は、単独晶出が
好適であり、エチレングリコール中のインドール濃度が
約35重量パーセント未満の場合には、蒸留後晶出が好
適である。
本発明の方法は、ビフェニルアセナフテンが存在する塩
基抽出タール蒸留留分の出発原料にも適用可能であり、
ビフェニル及びアセナフテンはメチルナフタレン相に集
まり、一方キノリン、イノキノリン及びインドールはエ
チレングリコール相に集するであろう。斯かる場合メチ
ルナフタレン類は、アセナフテン及びビフェニル(時に
ハソの他の炭化水素も含んだ)との混合物として溶剤用
途に使用されるか、或いはラフィネートを蒸留して純粋
な形態にすることもできる。インドール、キノリン及び
イノキノリンを含有するエチレングリコール抽出物は、
実施例1に説明するように蒸留可能であり、第1留分と
してキノリン、イソキノリン、エチレングリコールの混
合物、第2留分としてエチレングリコール、第3留分と
してインドールに富んだ留分が分離される。第3留分か
らインドールを晶出させると、インドールとエチレング
リコールが得られ、後者は第2留分と一緒に最初の抽出
工程に再循環される。第1留分からキノリノ及び/又は
イノキノリンを回収する(例えばスチームストリッピン
グ又はトルエン等の溶剤による抽出)場合も、得られる
エチレングリコールは再循環される。
第1図は、塩基水溶液抽出並びに引続くエチレングリコ
ール抽出を用いる、本発明方法の一実施態様である。
塩基抽出でタール酸を除去したコールタール蒸留留分を
、流10にて抽出塔11の底部に供給する。例えば2.
5モル濃度の硫酸水素アンモニウム等の塩水溶液を、流
12にて抽出塔の頂部に供給する。水相は重いので流1
8として塔底から取り除かれて混合器14に供給され、
そこで流15にて供給される化学量論量の塩基(例えば
アンモニア等)さ−緒になる。次に中和された抽出物を
分離容器16に供給し、そこでキノリン及びインキノリ
ンを含有する少量の有機層が硫酸アンモニウム水溶液の
頂部を形成する。キノリン及びインキノIJ 7は、更
なる精製のため、流17に抜き取られ、硫酸アンモニウ
ム溶液は流18に抜き取られる。流18の一部は、流1
2に戻すため、硫酸で硫酸水素アンモニウムに転化され
る。残部は結晶化され、肥料さして有用な固体硫酸アン
モニウムとして回収される。
抽出塔11からのラフィネートを頂部で流19中に取出
し、第2抽出塔20の底部に供給する。
エチレングリコールを21にて第2抽出塔20の頂部に
供給する。向流抽出後、ラフィネートを流22として取
り除く。流22は流IOに元から存在していた各種炭化
水素と一緒にメチルナフタレンを含有するであろう。し
かしタール塩基は実質的に含有されないであろう。キノ
リン及びイソキー′ノリンの両者は流18中に抽出され
ており、インドールは第2抽出塔20でエチレングリコ
ール中に抽出されたからである。抽出物を第2抽出塔2
0の底部から流28として取り出し、晶出器24にて冷
却してインドールのエチレングリコール中スラリーを形
成する。遠心分離器又は濾過器等通常の分離容器25内
で、固体インドールを流26にて示すように取り出し、
残った母液27も除去する。母液は蒸留その他の処理を
施して大部分のエチレングリコールを取り出し、流21
への戻りとし、母液の残部は晶出器24へ再循環される
第1図に示す方法は、キノリン及びインキノリンを第1
副生物として流17に取り出し、固体インドールを第2
副生成物として流26に取り出す利点を有する。更には
、流22として取り出される第2ラフイネートは、全タ
ール塩基を重要でない水準まで除去しており、一方メチ
ルナフタレ゛ンsと一緒にビフェニル、アセナフテン及
び類似物等の炭化水素を保有し、溶剤用途に適当な材料
を提供する。着色又は着色形成の原因となるタール塩基
その他の物質の一部が流22中に尚且つ存在する場合に
は、濃硫酸(例えば98%)にて抽出・除去される。
第2図は第1図に示した方法の変形である。流■9の第
1ラフイネートは、第1図で説明し7たように、第1抽
出塔で製られる。そのあき該ラフィネートは流19とし
て蒸留塔80の底部近くの点に供給される。エチレング
リコールの流21は流19と共に、或いはその他の場所
で塔30に供給され、炭化水素及びその他の物質が塔頂
から除去されるまでインドールの蒸気形成を抑制する抽
出蒸留溶剤として機能する。
塔80からの塔底物はりボイラー31を経て再循環され
る。全体”を戻すこきが好ましいが、一部をタール、高
沸物及び類似物として抜取ってもよし)。塔80からの
塔頂留分ばコンデンサー32にそのあと分離器33に供
給され、その一部は還流として塔80の頂部に連続的に
戻される。回分方式での操作が好ましく、その際は分離
器33で一連の塔頂5留分を次々に抜き取る。
最初の8留分は2相の凝縮物を含有し、夫々容器39に
て上部の炭化水素相と下部のエチレングリコール相に相
分離される。上相は、メチルナフタレン類に富み、特に
2−メチルナフタレンが多い第1炭化水素相34、メチ
ルナフタレン類に富み、特にl−メチルナフタレンが多
い第2炭化水素相35及びビフェニル及びアセナフチイ
ン等メチルナフタレン類以外の炭化水素に富む第3炭化
水素相36さして次々に取9出される。
第4留分37は主としてエチレングリコールであり2最
初の8留分の上部相と一緒に流21を経て塔30に戻す
ことができる。第5留分38は若干のエチレングリコー
ルき共にインドールを含有する。第5留分38を晶出器
24で冷却してエチレングリコール中にインドールを含
むスラリーとし、続いて遠心分離器25で分離し、流2
6として取出す固体インドールと流27として取出す母
液に分ける。第1図に示した場合のように、流27の母
液は蒸留その他の処理により、エチレングリコールを流
21の再循環するために取り出し、残った濃インドール
溶液は晶出器24に戻される。
別法として、流27を蒸留塔30に戻してもよい。
第2図に示す方法は、第1抽出物からインドールを回収
する点が第1図の方法により有利である。
特に、別々の塔頂留分を採取して炭化水素相34及び8
5とすることによシ、メチルナフタレン類を純粋な形態
にて、或いはその異性体の一方又は他方を豊富にして回
収することが可能である。しかしながら、第2図の方法
は蒸留にエネルギー消費を要する点が不利であり、従っ
て第1図に示す方法は、流22として抜取られるその他
の炭化水素を伴なうメチルナフタレンが、考慮されてい
る用途に対し満足すべきものである限り好適である。
第8図は本発明の方法の実際を示すものであり、第1図
に示した方法の第2抽出段階に若干類似している。同じ
塩基抽出したタール蒸留留分10を抽出塔111の底部
に供給する。エチレングリコールを流21として抽出塔
111の頂部近くに供給する。向流抽出により、ラフィ
ネートが該塔の頂部付近で得られ、流40として抜き取
られる。
流40はメチルナフタレン、ビフェニル及U 流10に
はじめから存在していたその他の炭化水素を含有する。
抽出物は流41として塔111の底部から抜き取られ、
インキノリン、キノリン、インドール並びにメチルナフ
タレン類若干部をエチレングリコールに溶解された状態
で含有する。次に流41を蒸留塔180の底部に供給す
る。該塔130は第2図の蒸留塔30と同様に操作され
る。
塔底物はりボイラー131にて加熱されて塔に戻される
。その際高沸物除去のためある種のブリードその他の系
を用いてもよい。塔130からの塔頂留分はコンデンサ
ー132で凝縮されて還流分離器133に供給され、そ
こで一部が還流として塔■30の頂部に連続的に戻され
る。還流分離器で4塔頂留分を継時的に採取する。第1
塔頂留分134、第2塔頂留分185、第3塔頂留分1
86及びインドールに富む第4塔頂留分である。キノリ
ン及びインキノリンは、塔頂留分分離のタイミングにも
よるが、通常は流135又は186の一部として一緒に
回収できる。一般に、斯かるキノリン及びイソキノリン
は混入物として若干のインドールを含有するであろう。
しかしながら、第4塔頂留分137は、キノリン又はイ
ノキノリンが顕著に存在しないインドールを含有するよ
うに選択できる。流137は晶出器24に供給され、そ
こで冷却されてスラリーを生成し、該スラリーは遠心分
離器25で分離されて流26の固体インドールと流27
の母液となる。第1図及び第2図に記載の方法と同様に
、流27の母液は流21へ再循環するだめのエチレング
リコールと晶出器24へ戻すための一層濃縮されたイン
ドール溶液を回収すべく処理される。一般に、第1抽出
物41はメチルナフタレン類を若干部含有するであろう
から、塔頂留分特に第1塔頂留分184はメチルナフタ
レンとエチレングリコールの両者を含有すると思われる
。両者の溶解度は相互に非常に制限されたものである。
従って、メチルナフタレンに富む相140とエチレング
リコールに富む相141の2相が形成され、前者は頂部
にて後者は底部にて抜き取られる。これらは内部に存在
する不純物に応じ、各々プロセス内の適当な位置に再循
環される。(例えば流141の流21への再循環及び流
1400流10への再循環) 実施例 以下の実施例に使用したタール留分は、゛タール蒸留プ
ラントの種々の流から採取されたものである。一般に蒸
留留分は、沸点範囲の定ったプラントで採取された。該
留分を水酸化ナトリウムで抽出してタール酸を除去し、
抽出物を更に蒸留してナフタレンとメチルナフタレンに
富む留分に分離した。このメチルナフタレンに富む留分
が本実験の出発原料であった。タール蒸留プラントの操
作条件は様々だったので、本実施例の一部に用いられる
出発原料には組成の異なるものもある。各試料の一部を
ガスクロマトグラフで分析したが、その主成分を重量百
分率で第1表に示す。
第 1・表 出発原料 ナフタレン        6.8  5.6  4.
9 15.8  5.02−メチルナフタレン 48.
7 47.1 30.4 33.4 47.2■−メチ
ルナフタレン  19.8 19.8 18.1 16
.7 18.8キノリン        10.9 1
2.0 11.2  7.2  9.2イソキノリン 
      5.1  4.4  8.5. 5.8 
 4.5ビフエニル        5.6  4.7
  8.7  8.0  4.フィンドール     
  5.8  5.2  5.8   B、8  4.
8ジベンゾフラン    (1,0(1,05,6(1
,01,87セf7−rン<1.0  <1.0  7
.4  2.4  2.1インデン         
1.0  <1.0  <1.0  <1.0  <1
.0ベンゾフラン     (1,0<1.0  (1
,0(1,0(1,0米 軽質留分     <1.0  <1.0  <1.0
  <1.0  <1.0米 沸点170℃以下の原料 第1表原料Aのタール留分1500Fを、エチレングリ
コールで2回抽出した。第1回15002、第2回10
00 f。  次に抽出物を一緒にして(2500り)
直径5−1cIrL(2インチ)の20段オルダーショ
ウ(Qldershaw)蒸留塔を用い、常圧回分方式
、還流比10:1にて分別蒸留した。
第2表に示すように、塔頂留分試料を継時的に捕集して
ガスクロマトグラフィー分析を行なった。
最初の8試料は各々項相吉底相を形成したが(例えば■
T及びlB)、残りの試料は室温で一相であった。第2
表の記号は以下のものを表わす。
EG;エチレングリコール、N;ナフタレン、2A#;
2−メチルナフタレン、IMN;l−メチルナフタレン
、Q;キノリン、IQ;イソキノリン、BP;ビフェニ
ル、I;インドール。塔頂温度は試料゛′1では176
℃、試料2;186℃、試料3;193℃、試料4〜6
;196℃、試料7〜19;197℃、試料20〜84
では198℃であり、釜温度は試料1及び2では197
℃、試料3〜11;198℃、試料12〜25;199
℃、試料26〜34では200℃であった。
第   2   表 エチレングリコ−y冊−中物の分J蒸留試料 量 EG
   N  2MN IMN  Q  IQ  BP1
7’      −28,552,6145−−6,3
1 1B90.7  2.5  4.5  1.0 −− 
 −   −−2T     −5,964,425,
8−−1,21 2B     90,6  0.9  5.5  2.
1−−   −BT      −0,446,131
,2−−−11,25 8B     85.6  −   4.5  3.1
..4.40.8  −試料 量 EG   I  2
MN 11  Q  IQ  BP4  48 51.
1  0.1 8.8 4.2 27.2 7−4 4
.85   77 60.5  0.1  −  − 
 80.4 7,2 0.36   82 618  
0.1−−29.7 7.8 0,37   82 6
3.4  0.2  −  −  27.3 7,5.
0.:38   83 65.6  0.3  −  
−  24.3 8.0 0.39   82 69.
3  0.5  −  −  20.2 8,8 0,
810   68 72.1  0.7  −−16.
8 8,3 0.211   73 748  0.9
  −  −  146 7.9 0,212  86
 79.4  1.0  −−  −  10、l  
7.8 0.](第2表続き) 試料 量 EG   I  2MN1!vfN  Q 
 IQBP■38285.5 1.2 −  −  7
.6 7.4 0114  92 85.5 15 −
、  −  5.1 6.6 −1−5  84 88
.0 1.7−−−   8.2 5.8 −16  
78 89.7  L9 −  −  2.1 5.1
 −17  8087.5 2゜l  −−−1,24
1−1840?1.0 2.8 −  −  0.88
.7 −19 112 92.6 2.4 −  − 
 0.5 8.1 −20  69 93.6 2.6
 −−  −  0.2 2.4 −21 101 9
42 2.7 −  −−  0.I  L9 −22
  6494.6 2.9 −  −  − 1.5 
−28  71 94.9 3.1 −  −  −−
 1.2 −24  49 95.0 3.8−−  
−  LO−253295,33,1−−−−−1,0
−265695,53,1−−−−0,7−27429
5,68,2−−−0,6−284595,73,3−
−−0,5−298895,038−−−0,4− 805795,08,9−−−0,8−316594,
741−−=  0.2 −32  67 94.4 
4.5 −−  −  − 0.1 −38  639
&9 5.0 −  −  − 0.1 −(第2表続
き) 試料 量 EGI2ノM  IMN Q  IQ  B
F2+  58 939 55 − −−  −− 0
.1 −P、R,136587370−−−1,6−8
,M 2500 739− 49 5.4 2.5  
7.9 42 0.7F!R,=釜残 SM=出発原料(併合抽出物)(ナフタレン1.0%)
上記結果から、適正な操作を施すとメチルナフタレン類
に富む留分(試料1.2及びBT)が得られ、色調を良
好にする要ある場合にはそれからタール塩基(主として
キノリン及びインキノリン)を抽出できることが判る。
次にキノリンに富む留分(試料3B、4−12)が採取
される。インドールに富む留分の採取は最後であり、そ
の他のタール塩基を伴なった広域留分(試料18−残留
物)或いはキノリンを含ませずイノキノリン含量が低い
狭域留分として得られる。いずれの場合も、インドール
の温度依存性溶剤として例えばエチレングリコールで再
結晶すると、インドールを高純とすることができる。
実 施 例 2 酸性水溶液によるタール留分の抽出 第1表原料Bタール留分の一連試料各50dを、第3表
に示す酸水溶液又は酸性塩溶液で抽出した。
各試料中のキノリン及びインキノリンは、その完全抽出
に約60ミリ当量の酸を要する量であった。
ランA、C,D、G、H及びJで使用した酸又は酸性塩
の量は、60ミリ当量数となるように計算された。ラン
B、E、F、K及びLでは、この化学量論量より大過剰
(850〜900ミリ当量)の量を用いた。ランIでは
少過剰(30%)の塩溶液を用いた。各水溶液のpHは
抽出前のものである。各ラフィネートの一部をガスクロ
マトグラフィーで分析した。結果を第3表に示す。
第   3 N 3、′i A 20%NH,H,,PO44,16,843,’B
 20%NH4H2POk+H3PO41,17,25
1,’(C20%KH8O41,17,851,ID 
20%NH4H8O41,17,850,(E 20%
NH4H8041,t 7.850.ξF m、 H2
SO41,17,552,ξG 20%NH4H804
,、+20%(NH4)2so42.07.250.と
H20%M14H8O,+20%(NH4)2SQ43
.07.048.Sl 20%MイH8O<+H2S0
a   O,57,851,]J権H2SO40,57
,350,E K稀H2SO40,57,652,侶 1MN     Q     IQ   BP    
I’    19.8   10.9   5.1  
 5.6   5.31   19.9   10.7
   4.8   5.7   5.41   28.
2         −6.2   5.8、   2
8.8         −6.3   5.71  
 23.0         −   6.8   5
.8i、    22.9         −   
6.4   5.5i    28.8       
  −   6.4   2.9+    28.1 
        −   6.2   5.91   
22.1    8.8−6.2   5.8k   
 28.1          −6.4   5.3
+    2’3.1         −   6J
    5.7+    23.9         
 −   6.6   1.8第3表の結果から、pH
約1乃至8の塩溶液を用いる抽出(ランE−E及びG)
では−貫してキノリン及びイソキノリンはすべてラフィ
ネートから検出不可量まで除去されたが、インドールは
高水準で(5,5〜5.9 % )ラフィネート中に残
留するこさが明らかであろう。ランAはpH4,1であ
シ、キノリン又はイソキノリンの抽出物への取出しに失
敗した。ランHはpH3,0で、キノリンを一部残留し
た。(3,8%)t、かし過剰塩溶液を使用しなかった
ので、pH約3.0では本発明の方式さしては好ましく
ない。pHo、5ではほぼ化学量論量の塩溶液(ランI
)で、インドールの一部が除去され、大過剰の塩溶液を
用いると更に多量のインドールが除去された。(ランL
)従って、pH約0.5が実際的な意味での下限である
。このpHでは、抽出物からのインドール損失を伴なわ
ずに、キノリン及びイノキノリンを完全に除去するには
、別の調節が必要だからである。好適酸塩の代わりに稀
酸を用いたランF、J及びKでは、更に多容量要の水性
抽剤をし、従って低pH且つ過剰酸の傾向があった。(
ランK) ン回収 硫酸アンモニウム、水及び98チ硫酸を一緒に混合し、
30%硫酸水素アンモニウム12kIjとした。本溶液
と第1表原料Eのタール留分17.64〜の固溶液をケ
ニツクス(Kenics)静的混合−沈降装置にポンプ
装入し混合した。タール留分の供給速度は800m1分
、硫酸水素塩溶液は475m、l 7分であった。相分
離し、ラフィネートを分析すると、キノリン及びイソキ
ノリンは<0.5%tで実質的に完全に除去され、イン
ドールの抽出物への損失は極く僅かに過ぎないことが判
明した。
硫酸水素塩水相12.878Icgを8バツチに分割し
、アンモニアを加えてpHを6.8〜7.8にすると、
第4表に示すように相分離した。キノリン相を分析する
と、約2チのメチルナフタレン類と25%のインドール
が存在した。表記分析値には10%水は含1れていない
。50段オルダーショウ蒸留塔を用い、この混合物から
キノリンを蒸留分離した。所要製品純度に応じて各種の
蒸留方法が使用される。メチルナフタレンは軽質留分と
して除去することも、中和前の水相からトルエン等その
他の有機溶剤を用いて抽出するこきもできる。
主としてメチルナフタレン類、ナフタレン、ビフェニル
及びインドールからなる硫酸水素アンモニウムからのラ
フィネートを更に抽出し、インドールラメチルナフタレ
ンカラエチレンクリコール中に分離した。この向流抽出
は、ヨークーシャイベル(York −5cheibe
l)抽出塔を用い、エチレングリコールを頂部にて且つ
ほぼ等容量のメチルナフタレンを底部で供給して行なっ
た。第4A表のデータが示すところは、インドールの〉
80チがグリコール中に抽出され、グリコール中のメチ
ルナフタレンは極く僅かであった。この抽出のラフィネ
ートはナフタレン、メチルナフタレン類及びビフェニル
からな5.1〜2チインドール及び〈0.1%グリコー
ルを伴なっていた。
第   4A   表 EGによるMNの向流ヨークーシャイベル塔抽出2 0
.5 9.2 9.7  ?、8   〃’2.7  
5.18 1.0 9.5 10,0 10.8   
〃−−4 1.5 9,8 9.7 9.7   〃−
−52,09,39,79,8、1,?   6.46
 2.5 9.79.7 9.8   、  −  −
7 3.0 9.5 9.7 9.7  〃  −−8
8,59,59,811,1〃1.5  7.89 4
.0 9.7 9,411.0   〃−−10米0 
 9.8.10,5 10.6   、  −−  −
11 0.5 9,8 10.8 10.8   N 
  2.1  5.712 1.0’  9.7 10
.1−、〃−−181,59,810,216,4〃−
−142,010,010,015,8〃−−152,
510,09,810,8〃−−16 8.0 10.
0 9,8 10.2   〃−−17 3.5 9.
7 9.3 9.2   〃−−184,010,39
,39,2〃−−195,59,710,810,5〃
1.2.  5.8米 このランは一夜停止ののち、翌
日継続した。
ランは平衡到達前に中断した。MNフィードはメチルナ
フタレン、ナフタレン及びビフェニルを合計85チ含有
した。
EG抽出物は前記のものを合計2.5チ含有した。
収 実施例3のエチレングリコール抽出物の一部を、20段
オルダーショウ蒸留塔を用い、還流比l0=1で蒸留し
てエチレングリコールとインドールを分離処理した。エ
チレングリコール抽出物20877を出発原料として回
分蒸留すると、第5表に示すように少量のインドールを
伴なったエチレングリコールが除去された。エチレング
リコール19317を留去後、真空(865kPα絶対
圧)一段フラッシュ蒸留にて更に分離すると、先ず20
%インドールの留分(沸点1210〜165℃)697
、次にインドール95.2%の留分(沸点165〜17
28C)48.59が得られ、111の残渣が残留した
第  5  表 21875−197158640.80.198197
  241 ’880.810.674197  38
7960.840.815197  421840.7
60.646197  487160.790.187
1972 5391020.860.8881972 
6411020.90.9291975 788970
.980.9101975 ’  8411080.9
71.0111975 9591181.031.21
121975 1088791.070.851819
75 11541161.111.29141975 
1284801.170.941.51975 135
01161.161.:34161975 14651
151.241.48171975 1550851.
311.11181975 16661161.481
.62191975 17791131.531.78
201975 18901111.791.99211
98 1931− jl 1.980.812211−
1652000692018.828165(7220
4948595246,189,7 米 絶対圧65朋H7 回収 実施例8のエチレングリコール抽出物の別部分を、20
段オルダーショウ蒸留塔を用いて第1O段ニエチレング
リコール抽出物を供給し、キノリン非含有メチルナフタ
レンも若干部供給し、メチルナフタレンの存在下で連続
蒸留することにより、エチレングリコール相とインドー
ルに富む相に分離した。塔底物中のインドールを濃縮す
るため、蒸留は回分方式にて開始した。塔底物組成のイ
ンドール濃度が犬になった後、メチルナフタレンと一緒
にグリコール抽出物の連続供給を開始した。
塔頂物はメチルナフタレンとエチレンクリコールの二相
からなる。メチルナフタレンを分離し、供給用に再循環
した。メチルナフタレン再循環の理由は、二相蒸留によ
り塔頂留分温度が最小吉なり、そのため塔頂留分中のイ
ンドール量が減少するからである。第6表のデータによ
ると、塔頂グリコール相のインドールは1チ未満であり
、塔底物中のインドールは80%を超える量である。
前記蒸留の塔底物を、5段オルダーショウ蒸留塔を用い
て真空下(絶対圧8.65 kPα)で更に蒸留すると
、96〜98チのインドールを含有する塔頂留分が得ら
れる。
第  6  表 還流塔底’l供給 背哄給 EG塔項音塔頂1  4 
  286   1.25   0.77   0.9
2   1゜22  4   288   1.25 
  0.77   0.94   1.88  4  
 282   1.28   0.79   0.88
   1.184  4   248   1.25 
  0.82   0.92   1.185  5 
  239   1.0    0.78   0.9
7   1.096  5   241   1.0 
   0.8    0.97   1.097  5
.5  282.5  1.0    0.8    
0.9    1.08  5.5  285   1
.0    0.8    0.98   1.08米
 塔頂温度は全8留分共188〜189℃であった。
第6A表 分  析  結  果 EG 2MN IMN BP  INDIO88,74
4,242,140,640,361B1,390.1
10.162,2 84.612090.214.31
2,090.49 0.862B 1,560.020
.031.1186.148084164.322,2
 0,68 1.13B1.56   o、os  0
003   i、o487.424086.444.3
02.1 0,54 1.134B 2.250,01
0,010,9889.875Q 86.584.45
2.240,56 0.995B 2.2  −0.7
890.756087.274.102.110.56
 0.876B 2.120.120.070.679
0.637087.574.572,2 0.87 0
.347B 2.93 ’0.110.161.698
5.258087.874.652.210.28 0
.468B 2.870.250.388.0582.
9B第6A表の「10」とは留分1の塔頂留分(0ue
rhead、グリコール相)を意味し、1Bとは留分l
の塔底物(bottom)を意味する。共に第6表に示
した条件下で採取されたものである。
硫酸す) IJウム、水及び98%硫酸を一緒に混合し
、20チ硫酸水素ナトリウム80’00 fを得た。第
1表Eのタール留分3qを20%硫酸水素ナトリウム溶
液8智と、ジャケット付攪拌機付反応器内で1時間混合
した。イ時間沈降後相分離した。メチルナフタレン相の
分析では、キノリン類を含有せぬこさが判明した。
前記ラフィネート(メチルナフタレン相)の1884グ
ラムをエチレングリコール1884fと一緒に5リツト
ルフラスコに添加した。20段オルダーショウ蒸留塔を
用い、還流比10:lにて、この混合物から諸成分を蒸
留した。第7表は蒸留条件を示すものであ°す、第7A
表は、第7表の条件に対応する第7A表数字試料の分析
結果を示すものである。2相の塔頂留分が得られたが、
■相は90チグリコールからなり、第2の相は、最初は
ナフタレン、次に高濃度(96%)メチルナフタレン類
、更に続いてはビフェニル濃度が増大シたものであった
。ビフェニル除去が完了すると第2相は消失し、塔頂留
分はグリコール相だけとなった。第8表のデータは、l
O段オルダーショウ蒸留塔を用い、還流比■0°1、絶
対圧8.6kPαに於ける本蒸留の完了1でを示すもの
であり、インドールは975%の濃度で回収されている
第7表 留出物 試料  塔頂温度  重 量(2)  重量(2)番号
  ℃   試料  全量 第7 8 64.58 8.19      +to 80.
58 11.75   0.08 +1281.86 
18.57   0.1311479.7 16−58
   0.1711675.9820.68   0.
25 +1865.5427.91   0.3211
9 62.8485.88   0.44 +2052
.8742.54   0.67121 39.485
4.19   1.1212225.5565−09 
  2.52123 14J670.08   5.8
6124 6.0561.55 12.1 17.48
125 1.25 28.58 20.2 51−01
  ・グリコール(電歇%) lND   グリコール  2MN  IMN  BP
)、03 )、02 90.64 6.42 1.08)、01 
90.7   q、4  1.47)、02 90.2
7 7.35 1.81)、02 88.61 8.8
9 2.61 0.oID、08 91.11 5.8
1 2.62 0.02)、02 8’1.7B  7
.88 4.86 0.040.01 90.76 4
.73 8.99 0.05:)、01 91.58 
8.26 4.49 0.080、Ol 0.02 0.02 90.08 0.62 6.5  1.56
0.08 90.9  0.1  2.5  4.29
第8表 80151−181128(314268,62298
1180−182181−168,5179,0680
82182−18516&5−16.66 1 8..
91τ−L − 38185−190166−167190,20924
84190−209167210,189753520
9−28416616968 86284−860+ 166 12  784.8
【図面の簡単な説明】
第1図は、塩基水溶液抽出並びに引続くエチレングリコ
ール抽出を用いる、本発明方法の一実施態である。 第2図は第1図に示した方法の変形である。 第3図は、第1図の方法の第2抽出段階に若干類似する
、本発明の方法の実際を示すものである。 特開昭58−2682508) 特許出願人  アライド・コーポレーション化  理 
 人  弁理士   湯  浅  恭  三(外2名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)  メチルナフタレン、インドール及ヒ、キ
    ノリン、インキノリン並びにそれらの混合物からなる群
    から選択されるものを含有する塩基抽出したタール蒸留
    留分を、pHO,5乃至8.0の緩衝した塩水溶液で抽
    出し、キノリン、インキノリン又はその両者を含有する
    水性抽出物と、メチルナフタレン及びインドールを含有
    し且つキノリン及びイソキノリンを実質的に含有せぬラ
    フィネートにすること、 (b)  前記ラフィネートからインドールを回収する
    とき、及び (c)前記の水性抽出物からキノリン、インキノリン又
    はそれらの混合物を回収することの諸工程からなる、塩
    基抽出したタール蒸留留分がらタール塩基を回収する方
    法。 2、前記の緩衝した塩水溶液がアンモニウム又はアルカ
    リ金属の硫酸水素塩或いはそれらの混合物であシ、対応
    する硫酸塩又は硫酸が前記範囲のpHを有する、特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。 8、前記の硫酸水素塩が硫酸水素アンモニウム、又はそ
    れき硫酸アンモニウム若しくは硫酸との混合物である、
    特許請求の範囲第2項に記載の方法。 4、(c)工程が、前記の水性抽出物をアンモニアで中
    和して前記キノリン、インキノリン又はそれらの混合物
    を有機層として回収することを特徴する特許請求の範囲
    第1項乃至第3項に記載の方法。 5、前記の硫酸水素塩が硫酸水素す) 17ウム、又は
    それと硫酸す) +7ウム若しくは硫酸吉の混合物であ
    る、特許請求の範囲第2項に記載の方法。 6、  (c)工程が、前記の水性抽出物を水酸化す)
     IJウムで中和して前記キノリン、インキノリン又は
    それらの混合物を有機層として回収することを特徴する
    特許請求の範囲第5項に記載の方法。 7、エチレングリコールの存在下で前記ラフイネ−トを
    抽出蒸留して、メチルナフタレン類からなる第1塔頂留
    分と、インドール及びエチレングリコールからなる第2
    塔頂留分を製造し、前記第2塔頂留分からインドールを
    晶出させることにより@記うフィネートからインドール
    を特徴する特許請求の範囲第1項に記載の方法。 8、@記の塩基抽出したタール蒸留留分が、ビフェニル
    、アセナフテン、ジベンゾフラン及ヒソレらの混合物か
    らなる群から選択される追加成分を更に含有し、且つ、
    前記の追加諸成分をエチレングリコールによる抽出蒸留
    時に、前記の第1塔項留分き前記の第2塔頂留分の間の
    留分として回収する、特許請求の範囲第7項に記載の方
    法。 9、メチルナフタレンとインドールを含有する混合物を
    エチレングリコールで抽出すること及び、メチルナフタ
    レン含有ラフィネート並びにインドールとエチレングリ
    コールを含有する抽出物を回収すること及び、前記の抽
    出物からインドールを回収することからなる、メチルナ
    フタレンとインドールを含有する混合物を分離する方法
    。 叫、前記混合物がキノリノ、イノキノリ/、ビフェニル
    及びアセナフテンを更に含有し、ビフェニル及びアセナ
    フテンは前記ラフィネート中に優勢に存在し、且つ、キ
    ノリン及びインキノリンは前記抽出物中に存在する、特
    許請求の範囲第9項に記載の方法。
JP57116682A 1981-07-28 1982-07-05 メチルナフタレン並びにインド−ルを含むタ−ル塩基の製造方法 Pending JPS5826825A (ja)

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