JPS5826810A - 化粧用ペンシル型まゆ墨押出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は化粧用ペンシル型まゆ橙などに関し、特にこの
種ペンシル型まゆ墨製造用の押出機に関するものである
◇ 長年にわたり子供、特に少女は化粧することを楽しんで
きた。この点で、化粧品製造業者はこうした子供向きの
各種の水溶性リップスチック、ルーシュ、マスカラ、ペ
ンシル型まゆ墨ヲ製造してきた。本発明は子供達が自分
自身が使用する化粧用ペンシル型まゆ墨を製造できるよ
うにした新規な装置を提供することにある。従って、本
文に示す装置は子供用のペンシル型まゆ墨の要求を充す
ことを目的としたものであると共に装置の操作に興味を
おこさすほか教育的でもある効果的で面白い装置を提供
するものである。

本申請者が承知している本発明に最も近い先行技術を代
表する公知装置は次の米国特許請求の範囲に記載されて
いる。ルーシュほかによる米国特許第３５９０７４９号
、メ−３その他の米国特許第３６８５９３６号、メスそ
の他の米国特許第３８９２５１０号、クララケルその他
の米国特許第４２３０６５５号。バーンズその他の特許
およびメスその他の特許は所望の形状の鋳型またはダイ
スに型材料を圧入する押出装置に関するものであるが１
この押出しをおこなうための比較的複雑なレバー操作プ
ランジャ機構を含む。本発明の装置は押出しに先だって
粉粒材料を加熱する装置を組入れ、常時作動のネジ式押
出機構を含む上記公知の装置とは大いに異なる。クララ
ケルその他の特許は尖端を持つ化粧用ペンシル型まゆ墨
を鋳込む方法に関するもので、化粧用ペンシル型まゆ墨
を押出すのに使用可能な構造を教示していない。従って
、本発明はまゆ墨などを押出すのに子供が使用できる簡
単で面白い装置を提供せんとする初めての試みである。

本発明は化粧用ペンシル型まゆ墨などを押出すための比
較的簡単な構造の新規な装置を提供せんとするものであ
る０本装置は子供達が簡単に操作でき、その装置の操作
と、この装置で製造した化粧用ペンシル型まゆ墨の使用
とに興味をおこさせるものである。

本装置は溶解した化粧用組成物をシリンダからペンシル
・ケーシングに押出すピストン・シリンダ装置を含む。

ピストンの内端に設けたオリアイスによってシリンダと
ピストンの縦方向管路とは連通しているのでピストンが
シリンダ内に前進すると溶解した組成物はこのオリフィ
スを通って管路内に圧入される。従って、ベンジノケー
シングが管路内にオリアイス近く位置する時は、溶解組
成物はケーシングの軸孔内に圧入されてケーシングを充
たす。押出されたペンシルはピストン内の管路から取外
され、硬化後に、在来の削り装置でペンシルに尖端部を
形成する。

ピストン・シリンダ構造体は加熱液を入れるに適したふ
た付き容器内に取付けられて、この加熱液がシリンダと
これに入れられた組成物を加熱して押出す前にこの組成
物を溶解するのに用いられる。この場合、上記容器には
組成物の溶解点にほぼ等しい温度で膨張するのが視覚的
に解るサーモスタット・キャップが設けられている。

従って、本装置の使用者は容器に使用される加熱液が容
器に液を充填する前に単にキャップを液にあてるだけで
組成物を溶かすだけの温度かどうか肉眼でわかる。

ピストンをシリンダ内に前進させるためにピストンは容
器のふたに取付けられたねじスリーブとねじ係合して前
進するねじ栓に取付けられている。従って１装置はスリ
ーブとねじ係合の栓をねじるだけで操作可能で、ピスト
ンはシリンダ内に前進し、溶解した組成物をベンジ泗ケ
ーシング内に圧入できる。

従って、本発明の目的は溶解した化粧用ペンシル型まゆ
墨組成物をペンシル・ケーシング内に押出す装置を提供
することにある。

本発明の別の目的は子供が自分で使う化粧用ペンシル型
まゆ墨などを造るのに使用できる装置を提供することに
ある。

本発明のその他の目的、特徴、利点は以下に添付の図面
を参考に述べる説明の進行につれさらに明白になる。

さて図について述べると、本発明の装置を第１図乃至３
図において１符号１０を以てその全体を示す。装置１０
は図示のごとく円形カバー１４を有する円形容器で、カ
バー１４には全体を１６で示す押出ｆＭ４１１造一体が
取付けられている。

容器１２とカバー１４とは好ましくは適当なプラスチッ
ク材料で鋳造されている（第２図および３図に明示）。

容器には在来の開放けち形容器で、カバー１４は容器上
にきちんと嵌合する形状につくられ、容器１２の側壁の
上側部分と密封係合する下向きに突出する円形７ランジ
１６および１７を備えている。カバー１４の外縁２０は
容器１２の側壁に対して外側へ隔離された関係に下方へ
延び１キヤツプ２４を有する充填口２２がカバー１４に
設けられている。

円形リングまたはボス２６はカバー１４の上面から同軸
方向に上方に延び、管状スリーブ２８はカバー１４の上
面から下方へ容器１２の内部に延びている。スリーブ２
８の内側には一本のねじまたはらせんのリング３０が設
けられ、内側および３６を備えた円形の主円筒支持リン
グ３２はスリーブ２８の外面と３８において７ランジ３
６を対接させた状態でスリーブ２６の底端に取付けられ
ている。上側周面の７ランジ４２を有するカップ４０は
断面がほぼ円形の主シリンダ４４を容器１２内に限定し
ている。カップ４０は７ランジ４２が７ランジ３４の上
級に着座しているので７ランジ３４に固着され、シリン
ダ保持リング４６により所定位置に固定され、リング４
６け７ランジ４２上に位置し、例えば４８において７ラ
ンジ３４に固着されている。

使用法についていえば、熱で粘性流体濃度に溶解可能な
ろう状固形粒子５０よりなるペンシル型まゆ墨組成物は
ペンシル・ケーシングなどに押出すためシリンダ４４内
に入れられる。このために１管状部材５３とピストン・
ヘッド５４とよりなるピストン５２が設けられ、ピスト
ン・ヘッド５４はシリンダ４４と断面がほぼ同一形状寸
法をしているので、ヘッド５４はシリンダ４４内にきち
んとはまり込む。このヘッド５４の底端は貫通するオリ
アイス５８を有するオリフィス板５６を限定して、オリ
フィス５８はへプロ２を通って管状部材５３の環状先細
管路または孔６０と連通ずる。ピストン５４がシリンダ
４４内に前進すると、粘性組成物５０／ｆｉオリアイス
５８内を通って孔６０内に圧入される。

開孔６６を有する管状ペンシル・ケーシング６４はハブ
６２が孔６６内に突入した状態で孔６０内に位置するこ
とによりオリフィス板５６の上側はペンシル・ケーシン
グ６４の端部に対し座席の役目をする時、ハブ６２はオ
リフィス５８と孔６６と密封して連通ずる。従って、ピ
ストン５２がシリンダ４４内に前進すると、組成物５０
は孔６６内へ圧入または押出されて孔６６内を上方へ進
む。

ねじ６９を有する栓６８はピストン５２をシリンダ４４
内へ前進させて、このピストンの前進中はこれを正しく
直線状に維持する。ピストン５２は栓５８と一体的に取
付けられ、管状部材５３は栓５８内を縦方向に貫通する
。栓５８は図示のとおりスリーブ２８内に嵌入可能で、
栓６８のねじ６９はねじ３０と例えば７０において係合
して、栓６８がスリーブ２８内で前進するに従いシリン
ダ４４内へピストン５２を前退させる。翼部材７１が栓
６８の上面に設けられて栓の前進を容易にしている。シ
リンダ４４内でピストン５２が前進し過ぎたり、または
適正に前進しないことによってカップ４０が破損しない
ようにするため、容器１２の底から上向きに延びる止め
７２が設けられてカップ４０の支持装置を形成している
。

第１図および４図に示されるごとく、円形の凹所７４が
さらにふた１４に設けられ、ふた１４を貫通する下向き
に延びるピン７８を有するサーモスタット拳キャップ７
６が凹所７４内に取付けられている。サーモスタットの
バイメタルコイル８０はふた１４の裏面でピン７８に取
付けられ、さらにふた１４から下側へ延びるピン８２に
固定されている。組成物５０の融点にほぼ等しい所定の
温度にあたると、コイル８０は膨張して上向きに曲り、
凹所７４内でキャップ７６を上方へ動かす。従って、容
器１２内で用いられる液にキャップ７６をあてて組成物
５０を溶かすことによって、上記液の温度が使用できる
状態であるか否かについて装置１０の使用者はこのキャ
ップ７６を用いて視覚的に知ることができる。特に、サ
ーモスタットが作動して適正な水温に達したことを示す
まで水道の水をキャップ上に流して温度の調整して龜よ
い。

従って１本発明は化粧用ペンシル型まゆ墨などを押出す
効果的な装置で種々の年屡の子供が使用できる操作の簡
単な装置を提供する。操作では、先ずキャップ７６を加
熱液８４（なるべくは水道口から出る湯）に当ててこの
液の温度が組成物５０を溶解するに十分かどうかを測定
する。キャップ７６が上方へ移動するならば、容器午液
８４を充填してもよい。次いで所定量の化粧用ペンシル
型まゆ墨編成物５０をシリンダ４４に入れると組成物５
０は液８４で溶解される。次にペンシルΦケーシング６
４を孔６０に押入してこのケーシング６４の端部がハブ
６２を受は入れるようにする。次に栓６８をスリーブ２
８内に螺入する。栓６８がスリーブ２８内で前進するに
つれて、ピストン・ヘッド５４はシリンダ４４内に前進
して溶解した組成物５０をオリフィス内に圧入させてオ
リアイス内を上昇させてケーシング６４の孔６６に入れ
る。組成物５０が孔６６に入り、ケーシング６４が装置
１０から取出（この取出しは管状部材が外側へ向ってつ
けられたテーパのために容易になっている）されてから
は、組成物は加熱液８４にあたらないので急速に冷却さ
れるのでケーシング６４内で固化しく３分乃至５分内に
）、化粧用ペンシル型まゆ墨を形成する。次にペンシル
削り器８８を用いてペンシル８６に尖端を形成する。こ
れは安全のためあまり鋭利にしないことが好ましい。

従って、本装置１０は化粧用ペンシル型まゆ墨などを押
出すのに有効な新規で面白い装置である０操作が安全で
簡単であるので種々の年屡の子供が使用できる。種々色
を変えた化粧用ペンシル型まゆ墨が種々異なる着色組成
物５０を用いて簡単にできる。

本発明を実施してなる特定の構造を図示説明したが、基
本の発明理念および範囲を逸脱することなく種々の変型
実施および部品の配列替えの可能なこと並びに本発明が
付属の特許請求の範囲に示した以外には図示説明の特定
の実施態様に制約されないことは当業技術者には明白で
ある・

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施した化粧用ペンシル型まゆ墨の押
出装置の斜視図、第２図燻第１図装置の分解横断面図、
第３図は第１図の３−３ｍ！に沿った横断面図、第４図
は第１図の４−４線に沿った部分断面図、第５図は本発
明装置で製造した化粧用ペンシル型まゆ墨の先端を尖ら
す方法を示す斜視図である。 なお図において、符号１２は円形容器、１４はふた、２
８は管状スリーブ、２４はキャップ、４０はカップ状部
材、４４Ｉｆｉ主シリンダ、５０は組成物、５２はピス
トン、５４はピストン・ヘッド、６２はハブ、６４は中
空ペンシル・ケーシング、６８はねじ栓、７６はサーモ
スタット・キャップ、８６はペンシル型まゆ墨である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、粉粒形の化粧品組成物の供給を受取るように仕組ま
   れた主シリンダを形成するカップ状部材と、該組成物を
   粘性流体に変えるため該主シリンダを加熱する装置と、
   該シリンダと共動するピストン部材と、該ピストン部材
   が該シリンダ内にきちんと嵌入する形状に造られたピス
   トン・ヘッドよりなりかつ該ピストン・ヘッドの裏面に
   取付けられほぼ垂直方向に延びる細長い管状スリーブを
   有すること、該管状スリーブは中空の管状のペンシル型
   まゆ墨ケーシングを受入れるように仕組まれていること
   、上記ピストン・ヘッドはこれを貫通して上記真状スリ
   ーブと連通ずる開口を有すること、上記ピストン部材を
   上記シリンダ内に前進させることによってシリンダ内の
   粘性流体が上記開口を通って上記ペンシル型ケーシング
   内に圧入されるようにした装置とよりなる化粧用ペンシ
   ル型まゆ墨などを形成する化粧品組成物押出装置。 ２、特許請求の範囲第１項に記載のものにおいて、前記
   加熱装置が加熱液を入れるに適し前記キャップ部材を取
   付けた容器と、該キャップ部材と連通してキャップ部材
   に熱を伝達する前記容器内の適当に加熱された液とより
   なることを特徴とする装置。 ３、特許請求の範囲第２項に記載のものにおいて、前記
   装置がさらに前記容器に取付けられサーモスタット・キ
   ャップよりなり、該キャップが前記組成物の融点にほぼ
   等しい温度で膨張することが視覚的にわかるので装置の
   使用者は前記液がこれを上記キャップにあてることによ
   り適当に加熱されているか否かを測定することができる
   ようにしたことを特徴とする装置。 ４、特許請求の範囲第１項に記載のものにおいて、前記
   前進装置が前記キャップに取付けられてこれと直線に列
   ぶねじスリーブと、ねに栓に取付けられた前記ピストン
   を有し該ねじスリーブ内にねじ係合してピストンを前記
   シリンダ内で前進させるねじ栓とよりなることを特徴と
   する装置。 ５　特許請求の範囲第３項に記載のものにおいて１前記
   装置がさらに前記容器のふたを含み、該ふたに前記キャ
   ップが取付けられたことを特徴とする装置。 ６、特許請求の範囲第１項に記載のも６において、前記
   装置がさらに前記開口の周りのスリーブ内へ延びるパル
   プを含み、該ハブが前記管状ケーシング端内に受入れら
   れてケーシングとシリンダとの間に密封の連通をおこな
   うようにしたことを特徴とする装置。 ７、　カップ状シリンダに粉粒の化粧材料を供給するこ
   と、該シリンダを加熱して該粉粒材料を粘性流体に変゛
   化させること、該流体を中空の管状ペンシルｅケーシン
   グに押出すこと、該押出流体を冷却させて該ケーシング
   内で固化させること、該固化材料を含む該ケーシングに
   尖端を形成することとよりなる化粧用ペンシル型まゆ墨
   などを成形する方法。 ８、特許請求の範囲第７項に記載のものにおいて、前記
   押出工程が前記シリンダ内にきちんと受入れられるピス
   トン・ヘッドの開口と連通し、該開口より後方へ延びる
   管状スリーブ内へ中空管状のペンシル・ケーシングを配
   置すること、該ピストン・ヘッドを上記シリンダ内へ前
   進させて前記流体を上記ケーシング内へ圧入することと
   よりなることを特徴とする方法。 ９、特許請求の範囲第８項に記載のものにおいて、前記
   前進工程が前記ピストン・ヘッドを取付けたねじ栓を前
   記シリンダにこれと直線に取付けられたねじスリーブ内
   へ螺進させることよりなることを特徴とした方法。 １０、特許請求の範囲第７項に記載のものにおいて、前
   記加熱工程がシリンダを取付けた容器に適当に加熱され
   た液を充填することよりなることを特徴とする方法。 １１、特許請求の範囲第１０項に記載のものにおいて前
   記方法がさらに前記液を前記容器に充填する前に譲渡が
   適当に加熱されているかどうかを測定するために前記組
   成物の融点にほぼ等しい温度で膨張するサーモスタット
   ・キャップに譲渡をあてる工程よりなることを特徴とす
   る方法。