JPS582661Y2 - ダンプ車のギアミッションケ−スの構造 - Google Patents
ダンプ車のギアミッションケ−スの構造Info
- Publication number
- JPS582661Y2 JPS582661Y2 JP1978064200U JP6420078U JPS582661Y2 JP S582661 Y2 JPS582661 Y2 JP S582661Y2 JP 1978064200 U JP1978064200 U JP 1978064200U JP 6420078 U JP6420078 U JP 6420078U JP S582661 Y2 JPS582661 Y2 JP S582661Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- gear transmission
- transmission case
- auxiliary
- dump truck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、作動油タンクに兼用させたギアミッションケ
ースの外部に、荷台ダンプ用ポンプへの供給路に対する
フィルターを収容する補助ケースを取付け、その補助ケ
ース内部で前記ギアミッションケースから前記フィルタ
ーへの流路途中にマグネットを配設したダンプ車のギア
ミッションケースの構造に関する。
ースの外部に、荷台ダンプ用ポンプへの供給路に対する
フィルターを収容する補助ケースを取付け、その補助ケ
ース内部で前記ギアミッションケースから前記フィルタ
ーへの流路途中にマグネットを配設したダンプ車のギア
ミッションケースの構造に関する。
従来、フィルターを収容するための補助ケースは、例え
ば実開昭58−29025号公報に記載のもののように
、補助ケースを単独でギアミッションケースに取付けて
いたのであるが、ダンプ車のように操向操作用のシフタ
ーをギアミッションケースに内装しているものであれば
、ギアミッションケースに形成したシフター挿入用の開
口を閉塞するシフターカバーをミッションケースに取付
けているのであり、ギアミッションケース内の作動油の
漏出を防止するべくミッションケースに対する前記シフ
ターカバーと補助ケースとの両方の取付接触部をシール
する必要があり、シールすべき箇所が両者を加えたもの
となって油漏れの可能性が高くなる欠点がある。
ば実開昭58−29025号公報に記載のもののように
、補助ケースを単独でギアミッションケースに取付けて
いたのであるが、ダンプ車のように操向操作用のシフタ
ーをギアミッションケースに内装しているものであれば
、ギアミッションケースに形成したシフター挿入用の開
口を閉塞するシフターカバーをミッションケースに取付
けているのであり、ギアミッションケース内の作動油の
漏出を防止するべくミッションケースに対する前記シフ
ターカバーと補助ケースとの両方の取付接触部をシール
する必要があり、シールすべき箇所が両者を加えたもの
となって油漏れの可能性が高くなる欠点がある。
本考案の目的は、かかる実情に鑑み、オイルフィルター
及び操向操作用シフターが共にミッションの下方部分に
近接配備されていることに着目し、簡単な構造改良によ
りシールに対する信頼性を向上させ、しかも、製作面に
おいても有利なギアミッションケースを提供する点にあ
る。
及び操向操作用シフターが共にミッションの下方部分に
近接配備されていることに着目し、簡単な構造改良によ
りシールに対する信頼性を向上させ、しかも、製作面に
おいても有利なギアミッションケースを提供する点にあ
る。
本考案の特徴構成は、冒記したダンプ車のギアミッショ
ンケースの構造において、操向操作用のシフターを挿入
するためにギアミッションケースに形威した開口を閉塞
するカバーと前記補助ケースとを一体形成すると共に、
ギアミッションケースに形成した前記補助ケースへの連
通用開口部を、前記マグネットに対向する比較的小範囲
に形成し、更に、前記補助ケースのギアミッション取付
側面を大きく開口した点にある。
ンケースの構造において、操向操作用のシフターを挿入
するためにギアミッションケースに形威した開口を閉塞
するカバーと前記補助ケースとを一体形成すると共に、
ギアミッションケースに形成した前記補助ケースへの連
通用開口部を、前記マグネットに対向する比較的小範囲
に形成し、更に、前記補助ケースのギアミッション取付
側面を大きく開口した点にある。
本考案特徴構成による作用効果は、次の通りである。
つまり、シフターケースとフィルター収容用の補助ケー
スとを一体的に形威しであるために、別々に構威してい
るものに比べてシフターカバーと補助ケースとの境めの
部分のシールが不用となり、それだけシール部分からの
油の漏出の可能性を低くし得、シールに対する信頼性を
向上し得るに至った。
スとを一体的に形威しであるために、別々に構威してい
るものに比べてシフターカバーと補助ケースとの境めの
部分のシールが不用となり、それだけシール部分からの
油の漏出の可能性を低くし得、シールに対する信頼性を
向上し得るに至った。
又、補助ケースに対する連通用開口部を必要最小限にし
て、ギアミッションケース壁をして補助ケースに対する
隔壁とする事により、従来に比してギアミッションケー
ス自体の剛性を高くする事ができ、そして、補助ケース
自体は、ポンプに対して吸引側であって、耐圧強度を高
く必要としないので、特に補強を図る事なく隔壁に相遇
する補助ケース部分を省略でき、全体に対して大幅な材
料軽減を図る事ができる。
て、ギアミッションケース壁をして補助ケースに対する
隔壁とする事により、従来に比してギアミッションケー
ス自体の剛性を高くする事ができ、そして、補助ケース
自体は、ポンプに対して吸引側であって、耐圧強度を高
く必要としないので、特に補強を図る事なく隔壁に相遇
する補助ケース部分を省略でき、全体に対して大幅な材
料軽減を図る事ができる。
その上、補助ケースがその一部を大きく開口する形状に
なるので、補助ケースを鋳造するにしても極めて容易に
でき、全体として極めて簡単な構造改良でもって従来の
欠点を一挙に解消する事ができた。
なるので、補助ケースを鋳造するにしても極めて容易に
でき、全体として極めて簡単な構造改良でもって従来の
欠点を一挙に解消する事ができた。
次に、本考案の実施例を例示図について詳述する。
クローラ走行装置1を備える機台2に、流体圧シリンダ
3によって、その機台前端側の水平横軸まわりで揺動自
在にダンプ荷台4を取付け、このダンプ荷台4の後方に
、操縦部5とカバー6によって覆われたギアミッション
ケース7、及びエンジン部8を並置搭載してダンプ車を
構威しである。
3によって、その機台前端側の水平横軸まわりで揺動自
在にダンプ荷台4を取付け、このダンプ荷台4の後方に
、操縦部5とカバー6によって覆われたギアミッション
ケース7、及びエンジン部8を並置搭載してダンプ車を
構威しである。
前記ギアミッションケース7に、主クラツチ内装のプー
リー9を備える入力軸P1と、この軸P1に連動連結す
るポンプ10を同軸状に架設し1前後進並びに変速のギ
ア機構Aと左右操向機構Bをケース7に内装すると共に
、左右の車軸P2.P2を前記操向機構Bに連係してギ
アミッションを構成しである。
リー9を備える入力軸P1と、この軸P1に連動連結す
るポンプ10を同軸状に架設し1前後進並びに変速のギ
ア機構Aと左右操向機構Bをケース7に内装すると共に
、左右の車軸P2.P2を前記操向機構Bに連係してギ
アミッションを構成しである。
前記ギアミッションケース7をタンクとして潤滑を兼ね
る作動油を収容し、その作動油をろ過装置12を介して
ポンプ10に供給する流路CとコントロールバルブVを
介して前記油圧シリンダ3に供給する流路りを設けであ
る。
る作動油を収容し、その作動油をろ過装置12を介して
ポンプ10に供給する流路CとコントロールバルブVを
介して前記油圧シリンダ3に供給する流路りを設けであ
る。
前記ろ過装置12は、その一端側にマグネット13を一
体的に装着した筒状のフィルター14を、その一端面側
を開放した箱状の補助ケース15に開口16を通して取
付け、この補助ケース15の開放側を前記ギアミッショ
ンケース7の外側に取付けると共に、そのマグネット1
3の存在部分に対向するケース壁7aに、補助ケース1
5に対する連通用開口部17を必要最小限の比較的小範
囲に形成して、マグネット13の配設箇所を通るフィル
ター14への流路を構成し、そして前記ポンプ10とフ
ィルター14とにわたって可撓性の管18を接続して、
もってポンプ10による作動油の吸引によって作動油が
マグネット配設流路を通過する際に、それに含まれてい
る微細な鉄粉をマグネット13によって吸着除去し、続
いてフィルター14を通過する際に、作動油中の夾雑物
をろ過除去すべく構成しである。
体的に装着した筒状のフィルター14を、その一端面側
を開放した箱状の補助ケース15に開口16を通して取
付け、この補助ケース15の開放側を前記ギアミッショ
ンケース7の外側に取付けると共に、そのマグネット1
3の存在部分に対向するケース壁7aに、補助ケース1
5に対する連通用開口部17を必要最小限の比較的小範
囲に形成して、マグネット13の配設箇所を通るフィル
ター14への流路を構成し、そして前記ポンプ10とフ
ィルター14とにわたって可撓性の管18を接続して、
もってポンプ10による作動油の吸引によって作動油が
マグネット配設流路を通過する際に、それに含まれてい
る微細な鉄粉をマグネット13によって吸着除去し、続
いてフィルター14を通過する際に、作動油中の夾雑物
をろ過除去すべく構成しである。
前記補助ケース15には、ケース7内へ操向機構Bのシ
フター21を組込むための開口19を閉塞するためのシ
フターカバー20が一体連設され。
フター21を組込むための開口19を閉塞するためのシ
フターカバー20が一体連設され。
かつ操向機構Bのシフター21に対する操作軸22の軸
支構造11が設けられている。
支構造11が設けられている。
尚、前記補助ケース15を板金による溶接構造によって
構成するも良い。
構成するも良い。
前記荷台ダンプ用シリンダ3に対する圧油供給流路りは
、シリンダ34こ対する可撓性給排管a。
、シリンダ34こ対する可撓性給排管a。
aを接続するポートを備えるコントロールバルブVを、
前記ポンプ10を連結したギアミッションケース7に連
結し、このバルブ■の戻り油用ポートをケース7に連通
ずるために、戻り油用流路部分をケース7に形成すると
共に、バルブ■の圧油供給用ポートと前記ポンプ10と
を、耐圧の高い鋼管等の硬質管23によって接続して流
路りを構成しである。
前記ポンプ10を連結したギアミッションケース7に連
結し、このバルブ■の戻り油用ポートをケース7に連通
ずるために、戻り油用流路部分をケース7に形成すると
共に、バルブ■の圧油供給用ポートと前記ポンプ10と
を、耐圧の高い鋼管等の硬質管23によって接続して流
路りを構成しである。
図面は本考案に係るダンプ車の駆動部構造の実施例を示
し、第1図はダンプ車の全体斜視図、第2図はミッショ
ン系統図、第3図は作動油配管の系統を示す斜視図、第
4図は駆動部構造の断面図、第5図は補助ケース部分の
断面図である。 7・・・・・・ギアミッションケース、10・・・・・
・荷台タンプ用ポンプ、13・・・・・・マグネット、
14・・・・・・フィルター、15・・・・・・補助ケ
ース、17・・・・・・連通用開口部、C・・・・・・
供給路。
し、第1図はダンプ車の全体斜視図、第2図はミッショ
ン系統図、第3図は作動油配管の系統を示す斜視図、第
4図は駆動部構造の断面図、第5図は補助ケース部分の
断面図である。 7・・・・・・ギアミッションケース、10・・・・・
・荷台タンプ用ポンプ、13・・・・・・マグネット、
14・・・・・・フィルター、15・・・・・・補助ケ
ース、17・・・・・・連通用開口部、C・・・・・・
供給路。
Claims (1)
- 作動油タンクに兼用させたギアミッションケース7の外
部に、荷台ダンプ用ポンプ10への供給路Cに対するフ
ィルター14を収容する補助ケース15を取付け、その
補助ケース内部で前記ギアミッションケース7から前記
フィルター14への流路途中にマグネット13を配設し
たダンプ車のギアミッションケースの構造において、操
向操作用のシフター21を挿入するためにギアミッショ
ンケース7に形成した開口19を閉塞するカバー20と
前記補助ケース15とを一体形成すると共に、ギアミッ
ションケース7に形成した前記補助ケース15への連通
用開口部17を、前記マグネット13に対向する比較的
小範囲に形威し、更に、前記補助ケース15のギアミッ
ション取付側面を大きく開口させであることを特徴とす
るダンプ車のギアミッションケースの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978064200U JPS582661Y2 (ja) | 1978-05-13 | 1978-05-13 | ダンプ車のギアミッションケ−スの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978064200U JPS582661Y2 (ja) | 1978-05-13 | 1978-05-13 | ダンプ車のギアミッションケ−スの構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54165436U JPS54165436U (ja) | 1979-11-20 |
JPS582661Y2 true JPS582661Y2 (ja) | 1983-01-18 |
Family
ID=28968102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978064200U Expired JPS582661Y2 (ja) | 1978-05-13 | 1978-05-13 | ダンプ車のギアミッションケ−スの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS582661Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5329025B2 (ja) * | 1973-06-27 | 1978-08-18 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5732023Y2 (ja) * | 1976-08-20 | 1982-07-14 |
-
1978
- 1978-05-13 JP JP1978064200U patent/JPS582661Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5329025B2 (ja) * | 1973-06-27 | 1978-08-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54165436U (ja) | 1979-11-20 |
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