JPS5826574B2 - タイプライタ−における鍵盤内漢字および鍵盤外漢字の選択装置 - Google Patents

タイプライタ−における鍵盤内漢字および鍵盤外漢字の選択装置

Info

Publication number
JPS5826574B2
JPS5826574B2 JP54048032A JP4803279A JPS5826574B2 JP S5826574 B2 JPS5826574 B2 JP S5826574B2 JP 54048032 A JP54048032 A JP 54048032A JP 4803279 A JP4803279 A JP 4803279A JP S5826574 B2 JPS5826574 B2 JP S5826574B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
kanji
keyboard
key
character
shift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54048032A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55162134A (en
Inventor
皓勇 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP54048032A priority Critical patent/JPS5826574B2/ja
Publication of JPS55162134A publication Critical patent/JPS55162134A/ja
Publication of JPS5826574B2 publication Critical patent/JPS5826574B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、日本語のタイプライタ−において、日常の
言語活動に使用しない、特殊なコードを記憶することな
しに、必要にして十分な字種の数の漢字を容易に選択し
得る、鍵盤的漢字および鍵盤性漢字の選択装置に関する
欧米におけるクイプライクー使用の普及は、鍵盤の操作
が軽快で、直観的な印字方法が、趣味的な程度の訓練で
可能である点に依るところが太きい。
これらの性質は道具としてのタイプライターの効果を考
える上で本質的に重要なものである。
漢字、仮名等を混用する日本語のクイプライクーとして
、従来知られているものは、いずれもこれらの性質が不
充分であるため、普及が遅れて居り、一方、日本語は書
き難く読みやすい性質を持っているので、充分な性能を
有するタイプライタ−が待望されている。
タイプライタ−の構成は、入力部、印字部、および人力
部から印字部への伝達部に分けることができるが、後二
者に関しては、最近における電子計算機等の入出力装置
の進歩により、極めて軽快な動作が可能になっているが
、入力部については、決定的な解決が出現していない。
欧文タイプライタ−の原理は、ピアノの鍵盤を叩くよう
に言語素材である表音文字を印字することである。
従って、綴字と言語音声との対応関係が比較的簡単で、
かつ表音文字の種類、即ち鍵盤上に選択すべきキーの数
が少ないので、会話の速度に近い速度で打鍵することが
できる。
日本語に於ては、仮名文字やローマ字は、これらの要件
を充たしているが、漢字は同音異字が多くて音声との対
応が間接的であり、かつ、細かい意味の書き分けに適し
ているので同音の類義語を構成し易く、かつ欧文に於て
は、単純な単語を用いて表現し、文脈の前後関係により
読者が判断すべき内容を、日本文に於ては漢語の精細な
表現により簡潔に表現することが出来るので、語葉とし
ても類語が多いのが特徴である。
従って、日本語タイプライタ−における打鍵操作は複雑
で、熟練した者が行う場合でも、欧文タイプライタ−の
打鍵速度とは比較にならない。
これらの問題を解決するために、字や語を文中の要素と
してでは無く、単なる記号として扱い、コードの一覧表
の中から目視または暗記連想により選択したり、仮名で
入力して、同音語を改めて指定する方法が試みられてい
るが、これらの動作は、タイプ印書以外の通常の言語生
活と全く無縁のものであり、幼年期以来の言語による思
考訓練と別個の負荷をオペレータに課すので、無味乾燥
で、特殊な仕事にならざるを得ない。
タイプライタ−で印字されるものは、単なる記号ではな
く、言語の要素でなければならず、欧文タイプライタ−
やカナタイプ等はこの要件を備えているから、筆記と同
様に創作にも使用されるが、口述記録や清書などの作業
も言語活動であることには変りなく、コードの表からの
検索や、辞書を参照するに類する同音語の選択とは異質
なものである。
タイプライタ−は、創作や口述記録にも使用されるが、
モールス信号等の電信信号を用いる電信機は、作文され
た原稿により打鍵することを原則とする。
これは日常使用される言語を電信信号に翻訳する頭脳の
働きが、打鍵作業中に介在するためであり、他方、これ
により言語を極めて単純な符号に変換し、打鍵速度を向
上させることができる。
特公昭5O−35453(出願者 用上晃)、特公昭5
O−33368(出願者 香材新興製作所)は、この特
徴を有し、仮名・漢字共に2打鍵に統一して、選択印字
操作を単純化している。
従って、打鍵速度は速いが、常用する漢字および仮名の
コードまたはキー位置を常時明白に記憶していることを
要件として居り、専任のオペレーター以外にはこれが困
難であることは、日常生活の作文筆記に於て、漢字の字
体を度忘れして、辞書を参照する経験に徴しても明らか
である。
アルファベットは二十六字にすぎないが、実際に打鍵操
作により印字される文字連続の種類は多数のものが必要
であり、これは日本語における常用される漢字の字種の
数とあまり大きな相違ではなく、また、これらの文字連
続が、それぞれ特定の意味を持っていて、文脈展開の要
素となっていることも漢字の場合と同じである。
決定的な相違は、すべてを二十六字のアルファベットで
表記するので、25種類以下の順列の逐次的な反復しか
有り得ず、必らず系統的な打鍵操作になることである。
更に、二十六字のアルファベットのうちでも、母音を印
字する文字は、a、e、i、o、u、yなど数個の字種
に限られ、音節は子音・母音・子音又は子音・母音若し
くは母音・子音などの型式で構成されるので、約二十種
の子音文字と、数種の母音文字が文中で交互に出現する
ことが多い。
従って、子音から母音への文字連続には、数種類の順夕
1ルか存在し得ない。
また子音同志の文字連続も、例えばCに連続する文字は
、ch−、cl−。
cr−、cz−で、h、l、r、zに限られるように、
実際には数個の順列のうちの一個を選択打鍵すれば良い
ので、この事実が欧文タイプライタ−のタッチ法(めく
ら打ち)による敏速な打鍵を容易なものにしている。
従って、同時に選択判断すべき順列の数を数個に限定す
れば、特殊なコード等の暗記に依らずに、欧文における
敏速で容易な打鍵法を日本文に於ても実施できる。
日本語に常用される約2,000字種の漢字のうち、1
0%ないし20饅程度の字種の漢字は、使用頻度が高く
、かつ、大半の工学熟語には、これらの良く意味が知ら
れている漢字が含まれて居り、かつ、これらの漢字は同
音異義語の主たる要素になっている。
この程度の字種の数の漢字は、欧文タイプライタ−の鍵
盤に、四シフトないしへシフトにより収容できるので、
操作上は文字キー・シフトキーの順列、即ちシフトキー
選択の判断が四個ないし八個のものになり、上記の要件
を満足する。
また、これにより、漢字を直接に指定して打鍵するので
、カナ鍵盤における同音異字判別の問題が解消する。
欧文タイプライタ−における印字と異なる点は、二打鍵
で一字を指定するために、文字キー、シフトキーがそれ
ぞれ容易に選択されるような体系に漢字が配列されてい
なければならないことである。
偏、傍などの部首による配列や、漢字の読み方による配
列が和文タイプ等に行われているが、欧文タイプライタ
一式の鍵盤に、これらの配列を適用しても、各キーに四
字ないしへ字を均等に割り当てるのが困難であるので、
本発明に於ては、新規な方法により配列した。
以下、この発明を実施例に基づいて説明する。
第1図に、この発明に係るタイプライタ−の鍵盤上のキ
ーと、該キーに表示された活字の一例を示す。
第1図に於て、各キーの枠内に表示、された四字の漢字
は原則として、使用頻度の特に高い漢字を、意味の近い
もの同志をまとめて同一キー内に収納し、カナ鍵盤の文
字配置との対応を、実施例では第1段目の左端から 「ぬ−1」・・・・・・数に関する漢字 「ふ」 ・・・・・・不()) 「あ」 ・・・・・・新(あたらしい)「う」
・・・・・・上(うえ) のように、最初の漢字の読み仮名の頭文字などにより照
合している。
各キーの枠内の四字のうちから一字を選択するには、シ
フトキー1,2,3.4のうちの−f固を選択打鍵しな
ければならない。
従って、これらの漢字の印字に際しては、文字キーを打
鍵し、次にシフトキーを打鍵し、合計二階の選択により
一字の漢字が選択される。
シフトキーの選択が容易に行われるためには、シフトキ
ーの数が少ないだけでは足りず、各キーの枠内の四字の
構成のうちに、シフトの段数を指示する要素が含まれて
いなければ、文字キー打鍵からシフトキー選択への思考
過程に不連続が生じて、欧文タイプライタ−打鍵におけ
る子音文字から母音文字への順列と同様に容易にシフト
キーを選択打鍵することができない。
このために、各キーの枠内の四字を、単なる羅列でなく
意味を成すように、即ち漢字四半で形成される句を成す
ように整列しである。
こうして各キーの枠内には類義の漢字の四字句が形成さ
れるので、句の内部構成は表1に示す三種類の形式に限
られ、各型式について表1に例示する通り、句の構成要
素である熟語等における位置が、四字句の何字目である
かを示すので、これによりシフトの段数が容易に選択さ
れる。
日本語の会話に於て、同音異義語の判別などを即座に行
なって正しく解釈する際に、漢字の意味カテゴリーの知
覚が働らく。
この知覚は、意味の近い漢字同志が結合して熟語が形成
される場合が多いという事実に基づいているので、動詞
的な意味を表わす漢字に結びついて工学熟語を形成する
際の結合相手の漢字について、その表わす意味により、
事柄、主体、物体・動作に三分類する。
この三分類は熟語を構成する漢字の記憶と共に、構文に
おける補語、主語、述語と同様に、即時に無意識的に判
断される点がタイプライタ−の敏速な打鍵のために有用
である。
漢字には以上の三種の他に、形式的認識を表わすものが
あるので、これ**を加えて四種類とし、使用頻度の高
い約180字の漢字について四段の鍵盤の各段に1種類
ずつ分類配置する。
次に鍵盤の各段における漢字の配列については、各段に
所属する十二個のキーを四等分して三個ずつのグループ
に分け、各グループを一部として、起、承、転、結の四
節で一段が構成されるように漢字を配置すると、表2に
、形式的認識の意味の漢字について示すように、各節に
属する三個のキーには、左から右へ、導入句、中央句、
変換句を分担することになり、それぞれ、限定的な意味
の漢字、説明的な意味の漢字、動きまたは情緒を換起し
やすい漢字が配列される。
この作業を鍵盤の四段全部について実行すると、第1図
に示すように、各相の分担打鍵すべき文字キ一群に配置
される漢字の喚起的(暗示的)意味特徴が確定し、前述
した各段に配した漢字の指示的意味区分(形式的認識、
事柄、主体、物体・動作の区分)と複弁類されることに
より、各相が分担打鍵すべき各々のキーに配置される漢
字の意味特徴が確定する。
以上のように体系的に漢字を配置する理由は、各キーの
枠内に配置された使用頻度の高い漢字のうち、最初の一
字だけはカナキーとの対応を取り得るが、漢字の読み方
は五十音図中の特定の音に集中しているために、他の三
字については、読みによる対応が取り得ないためである
第−字目のカナキーとの対応は、漢字の配置を記憶する
ためのヒントとしては有用であるが、第二半日以下の漢
字の印字に際しては、第−字目からの連想ではなく、印
字すべき漢字の意味特徴により、上記の配置の意味特徴
に従って打鍵しなければ、敏速な打鍵を行なうことがで
きない。
第1図に於て、各キーの枠内の漢字に次いで使用頻度の
高い漢字を、枠内の漢字との意味上の関連に於て、その
両側に配置した。
例えば「ふ」のキーに於て 1不」に対して「当」 「無」に対して「有」 のようにである。
これにより「ふ」のキーの枠内の四字句「不無以的」に
対して、枠外の四字「当有即義」が対句を形成する。
隣りの「あ」 「う」のキーについては 「あ」のキー 新高明前 旧低暗後 「う」のキー 上右大小 下左多少 のように、四字句の対句を形成する。
これらの枠外の漢字は、各キーに配置された四字の第−
字目が、カナキーとの対応を取って居らず、枠内の四字
を対句の上旬として、その下旬の第−字目として特徴づ
けている事以外は、表1に示したシフトキーの選択方法
、表2示した鍵盤の段における漢字の配列は、枠内の漢
字と同様である。
従って、これらの漢字もまた、文字キーとシフトキーの
打鍵により敏速に選択し得るが、枠内の漢字と区別する
ために、打鍵順序を逆転させて、シフトキーを先ず打鍵
し、次に文字キーを打鍵する。
例えば、「ふ」を打鍵 次に「シフト1」打鍵ならば枠
内の「不」 「シフト1」を打鍵 次に「ふ」打鍵ならば枠体の「当
」 「ふ」を打鍵 次に「シフト2」打鍵ならば枠内の「無
」 「シフト2」を打鍵 次に「ふ」打鍵ならば枠外の「有
」 が選択される。
以上の打鍵順序の変更により、最初に打鍵されるキーが
文字キーであるか、シフトキーであるかを示す信号を発
生し、二番目に打鍵されたキーからは信号が伝達されな
いようにすれば、枠内の漢字であるか、枠外の漢字であ
るかが判別され、打鍵されたシフトキーの番号を示す信
号との組合わせによってシフトの段数が確定する。
次にその詳細を説明する。
第2図および第3図においては、正論理、即ち、構成素
子内の電位が高いレベル(”H″)の時を”1″即ち「
信号あり」とし、低レベル(”L″)の時に′b フリップフロップ11は、漢字選択における二階の打鍵
のうち、先頭の打鍵による信号を、フリップフロップ1
6または17へ伝えて、枠内漢字または枠外漢字の選択
信号を発生させるための2進カウンタであり、図示の実
施例はJK型フリップフロップを使用したものである。
回路制御用の準備信号18をに端子に加えると、出力F
端子の電位19はL″になる。
この状態で、文字キー、またはシフトキーのうちの一個
を打鍵すると、オアゲート12または13を介してフリ
ップフロップ11のJ端子はW′になりF端子も反転し
てH”になり、アンドゲート14および15に出力する
この第一打鍵が文字キーならば、オアゲート12を介し
てアンドゲート14へ、シフトキーからのものならば、
オアゲート13からアンドゲート15へ、いずれか片方
へ信号が来ているので、Fからの出力によって、14ま
たは15の一つから、16のS端子と17のR端子、ま
たは16のR端子および17のS端子へ信号が出力され
る014のゲートから出力された場合は、16のF端子
が”Hllになり、これが枠外漢字選択信号を出力し、
17のF端子はL″になる○15のゲ゛−トから出力さ
れた場合は、反対に17のF端子が°H″になって、枠
外漢字選択信号を出力し、16のF端子はL″になる。
次に漢字選択の第二打鍵として、シフトキーまたは文字
キーが打鍵されて、オアゲート12または13から来る
信号が、JKフリップフロップのF端子を反転させてL
″にするので、この第二打鍵によってはアンドゲート1
4および15のいずれも開かれず、フリップフロップ1
6および17の状態は変化せず、新規な信号を発生しな
い、尚図中10は文字キーからの選択信号を表わし、2
0はシフトキーからの選択信号を示す。
次に、例えば装置の印字動作完了などを待って、JKフ
リップフロップのに端子に準備信号が与えられて、次の
漢字打鍵に備える。
以上により、文字キー、シフトキーの打鍵順序を逆転さ
せて、四個のシフトキーによって、各キーに八個配置さ
れた漢字のうちの一字を選択することができる。
これまでの説明は、鍵盤上に表示されている約380字
の漢字の打鍵についてであるが、実際には、この他に多
数の漢字が必要である。
これらの使用頻度の低い多数の漢字は、鍵盤上に表示さ
れた漢字と結びついて工率の熟語を形成して使用される
場合が多いので、表3に示すように、この結合形式の熟
語を媒介として、鍵盤内漢字の下位区分として、その読
み仮名の第一音節を記憶させて置けば、この第一音節の
指定により、容易に選択される。
例えば、表3に於て、「筆」を印字したいときは、熟語
「能筆」からの結びつきにより、生ず鍵盤内漢字「能」
を選択し、但し「能」が印字されないような手段を構じ
て置き(後述する)、そのまま「筆」の読み仮名の第−
音節「ヒ」を打鍵すれば、「筆」を選択することができ
る。
「術」は、第1図の鍵盤上の「ま」のキーに表示され
ているが、仮りに文字キー数、シフト段数の節減などの
ために鍵盤上に表示できなかった場合に於ても、表3に
示すように、「能」の下位区分として、「技、」を読み
仮名の「ギ」により記憶させて置けば、熟語「技能」か
らの結びつきにより「ギ」を打鍵して「技」を選択でき
る。
こうして「技」が選択されれば、同様に第一音節のみの
打鍵、即ち「シュ」「ケ」 「キュ」を順次打鍵し、打
鍵と並行して打鍵された音節の数を機械にカウントさせ
、これによりメモリの段数を順次指定させれば、「術」
「研」 「究」が順次選択される。
第4図に示すシフトキーに於て、リードスイッチ等の近
接スイッチを使用したシフトキーの打下げ検出器31お
よび戻り検出器32の双方から1個ずつの信号を受けて
、始めて2進カウンタ25が打鍵完了信号をCPU41
(第5図)へ出す。
従って、鍵盤外漢字選択の際の打鍵法としては、シフト
キーをロックして、前記の第一音節を打鍵する。
前記の例に於ては、「の」のキーを打鍵して、「能」の
シフトキー/161を鍵盤的漢字印字の時よりも深く押
下げてフレームに取付られている爪34をシフトキー肩
部35に引掛ける。
次に、「技」 「術」 「研」 「究」の各字の第一音
節「ギ]「シュ」 「ケ」 「キュ」を打鍵して、シフ
トキーを更に深く押下げてロックを解除すれば、シフト
キーの戻り検出器32からの信号が、チャタ−防止回路
等の検出器付加回路Pを経て2進カウンタ2Sに蓄えら
れたシフトキーの打下げ検出器31からの信号に加算さ
れて、打鍵完了信号がCPU41(第5図)に出されて
、熟語「技術研究」が選択される。
尚4図において、Pは検出器の付加回路(チャタ−防止
回路)である。
第5図に示す文字選択装置のブロック図に於て、各ブロ
ック間を結ぶ矢印の傍に「A」と記入しであるのは、鍵
盤内漢字選択の指示系統を示し、rBJと記入しである
のは、鍵盤外漢字選択の指示系統を示す。
矢印の傍にλBと記入しであるのは、鍵盤内漢字、鍵盤
外漢字のいずれの選択の場合にも使用される指示系統で
ある。
文字キ一群42から鍵盤符号器43への入力はABであ
るが、出力はABとBに分岐し、また漢字シフトキー4
5から鍵盤内漢字符号器44への入力(シフト1〜4、
および枠内枠外漢字選択信号)はABであるが、出力は
AとBに分岐している。
これらの分岐はCPU41からの分岐指令により行われ
るが、CPU41は、文字キ一群42から打鍵数カウン
ター48を介しての信号と、漢字シフトキー45からの
打鍵信号および打鍵完了信号により、予定されたプログ
ラムの通りに、これらの分岐信号を発する。
鍵盤符号器43の出力の分岐ABが選択されるのは、文
字キ一群42の打鍵によって生じた文字キーの番号の信
号が鍵盤内漢字を指定する信号である場合であり、従っ
てシフトキー、文字キーの各−打鍵の信号が、シフトキ
ーの打下げ検出器31(第4図)および第5図の打鍵数
カウンタ48からCPU41に入った時に、CPU41
から鍵盤符号器43に、この分岐が指令される。
鍵盤内漢字符号器44からの出力の分岐は、リセットの
時、即ち印字機械416からの印字完了信号、リセット
キー417からの信号(電源電力投入時を含む)を受け
た時をカウント0として、文字キーが二個打鍵された時
に、打鍵数カウンタ48のカウントにもとづ<CPU4
1からの分岐指令により、鍵盤内符号器44の出力がB
へ分岐して熟語記憶装置413へ出力する。
打鍵数カウンタ48に於て、文字キーの打鍵数が1にな
っている時に、シフトキー45から打鍵完了信号が発せ
られた場合はCPU41は鍵盤内漢字符号器44に分岐
Aを指令して印字機械416へ出力し、文字キー打鍵数
がOのときは、1になるのを待って、同様出力するO 鍵盤符号器43への、CPU41からの分岐指令は、リ
セットの時をカウント0として、文字キーの打鍵数1の
時までは分岐AB、打鍵数2の時にBへ分岐させる。
この分岐は、打鍵された文字キー涜が鍵盤外漢字の第一
音節であるから、分岐により入力した音節編集回路49
(後述する)により、熟語記憶装置413のメモリの番
地を指定し、音節数カウンタ410がカウントを開始し
てメモリの段数を指定し、前述した鍵盤内漢字符号器4
4の分岐Bによりメモリのラベルを指定し、以上三個の
指定により必要な鍵盤性漢字が選択される。
CPU41から鍵盤符号器43のBへの分岐指令および
鍵盤的漢字符号器44のBへ分岐指令は、シフトキー4
5が戻り、打鍵完了信号がCPU41へ発せられるまで
継続され、その間に打鍵された鍵盤性漢字の第一音節は
番地を、音節数カウンタ410はメモリ段数を逐次指定
し、熟語記憶装置413から取り出してバッファメモリ
414に蓄積される。
シフトキー(ロックを解除して)が戻り、打鍵完了信号
がCPU41に届くと、CPU41はバッファメモリ4
14に蓄えられた鍵盤性漢字の信号を、入力された順序
に鍵盤外漢字符号器415に出力し、鍵盤外漢字符号器
415は、印字機械416へ符号を出力する。
音節編集回路49は、第6図にその詳細を示すもので、
その作用は、濁音、拗音など、二打鍵以上で一音節を形
成する片名文字コード(鍵盤符号器43より復号器47
を介して入力する)を、それぞれ濁音、拗音などの音節
を示す一個の符号に変換し、−打鍵で音節が形成される
清音等の場合と同様に、相互に区別される一個の信号と
して出力することである。
第6図に於て、511.512,513で仮名文字で示
したリード線端子および515に濁点、半濁点、拗音の
ヤ、ユ、ヨで示したリード線端子に、鍵盤符号器43で
作成された仮名コードおよび仮名記号コードが復号器4
7によって解読され、打鍵された仮名または仮名記号が
、それぞれ一個の信号として入力される。
また5180,518゜5181に、仮名文字で音節を
表記した端子は、それぞれの音節の信号を、一個の信号
として、音節符号器411および音節数カウンタ410
へ出力する。
音節符号器411により作成された鍵盤性漢字の第一音
節の符号コードは、熟語記憶装置における当該漢字の第
一音節の検索によるメモリ番地指定に用いられる。
また音節数カウンタ410によりカウントされる音節の
数は、音節数符号器412を介して、熟語記憶装置41
3における当該漢字の所属するメモリの段数を指定する
−鍵の打鍵で音節が決定するア乃至ンの信号群511に
ついては、それぞれ端子5180より音節符号器411
および音節数カウンタ410(第5図)へ出力すると共
に、母線510へ出力する。
二鍵の打鍵で音節を決定する力乃至りの仮名信号群51
2については、それぞれ打鍵により端子より生ずる信号
がD型フリップフロップ516に保持される。
次にカナ記号キ一群515のうち、該当のものを打鍵す
ると、端子からマトリックス回路518へ、打鍵された
カナ信号が入力されると同時に、同じ端子から母線51
72および517を通じて信号が入力されるので、先に
D型フリップフロップ516に保持されていた信号もマ
トリックス回路518に入力され、両方で二人力信号と
なって指定した濁音、半濁音、拗音の位置情報が出力さ
れる。
清音の入力の場合は、次に打鍵される仮名キー(51L
512,513のうちの任意の一つ)が、上記の仮名記
号キーの機能の代りをする。
即ち、仮名51L512,513の信号が、母線510
を通ってアンドゲート519に到り、先に目的の清音の
キーの打鍵による信号を保持しているD型フリップフロ
ップ5161と共にアンドゲート519を開いて母線5
101に入るので、目的の清音の端子からD型フリップ
フロップ516を通った信号と共に2人力の信号となっ
てマトリックス回路群518のうち、目的の回路より清
音の位置信号を出力する。
三鍵の打鍵により音節が決定する仮名キ一群513(キ
、シ、ヒ)の場合は、上記の二鍵で決定する文字キ一群
の場合に準するが端子のあとに更にD型フリップフロッ
プ5162を加え、D型フリップフロップ516または
5161と共に二段構成とし、アンドゲート519が開
く時期が、後続2鍵目の打鍵の時になっているので、こ
の時に母線5101に入る信号より、リード線5102
,5103により二人力をマトリックス回路5181に
供給し、同時に端子513からD型フリップフロップ5
162.516の二段を経て来る一人力とともに、三入
力としてウトリックス回路5181に入力し、これによ
り清音の位置信号を出力する。
仮名記号キー515のうち、濁音(゛)、半濁音(0)
のキーは、音節の二鍵目に打鍵されるので、D型フリッ
プフロップ5163により一段遅延させて、D型フリッ
プフロップ516を通じて来る信号およびリード線51
02を通じて来る信号と同期させてマトリックス回路5
181に入力し、濁音、半濁音、拗音の濁音、拗音の半
濁音の位置信号入力の要素を形成する。
仮名記号キー515のうち、ヤ、ユ、ヨは、音節の二鍵
目または三鍵目に打鍵されるので、前者の場合はD型フ
リップフロップ5164により一段遅延させて、後者の
場合はリード線5104より直接にマトリックス回路5
181に入力する。
以上の手段で同期を取ってマトリックス回路5181に
入力した諸信号により、マトリックス回路5181の図
示した交点を、ダイオードと抵抗、あるいはROMなど
公知の技術手段により各音節につき三個用ずつ結線して
三入力となし、清音とともに、濁音、半濁音、拗音、拗
音の濁音、拗音の半濁音の位置信号を、マトリックス回
路5181より出力する。
端子512へ入力する清音の仮名の信号および端子51
3へ入力する信号のうち、−打鍵および二打鍵で音節が
構成される信号は、漢字シフトキー45 (第5図)を
ロックしている間は上記の通り後続信号を待っているが
、ロックを解除して漢字シフトキーが戻り、打鍵完了信
号が発せられる(第4図)と、CPU41から音節編集
回路49へ完了指令が発せられ(第5図)、第6図に記
した音節編集回路49のすべてのD型フリップフロップ
回路に蓄えられている信号をマトリックス回路518.
5181を介して、音節符号器411および音節数カウ
ンタ410へ出力するようにする。
次に、例えば「矛盾」 「朦朧」など、使用頻度が特に
低い漢字の選択方法について説明する。
これらの熟語は、共に使用頻度の低い漢字で構成されて
いるので、前記の方法では熟語メモリに格納できないが
、「矛盾」は「前後矛盾」、 「@朧」は「酔眼朦朧」
の四字句を形成するので、表4に示す型式1に示すよう
に鍵盤上の「前」、rauの下位区分として、これらの
漢字を熟語メモリに格納することができる。
これらの四字句は、表1に示した一つの文字キーの枠内
漢字四半の場合と同様に、表4に示した三つの形式に限
られる。
表4に示す型式3に示した例は、人名などに用いられる
異字体の選択の場合で、相対的に使用頻度の高い「峰」
をメモリ第一段に、中位の1峯」を第二段に、最も使用
頻度の低い「嶺」を第三段に配置する。
例えば「矛盾」を選択する時は、鍵盤的漢字「前」を選
択して、その際、漢字シフトキー45をロックしたまま
、「後」「矛」「盾」の読み仮名の第一音節「ゴ」 「
ム」「シュ」を打鍵することは、前記した鍵盤外漢字の
選択方法と同じであるが、異なるところは、漢字シフト
キー45のロックを解除する前に、鍵盤上の出力漢字段
数指定キー雁1乃至雁4のうち、出力すべき漢字のメモ
リーの段数を指定することである。
第5図の下部にCで表示した系統は、この指示系統であ
り、出力漢字段数指定キー418からの指示により、C
PU41?′lバツフアアメモリ414へ、指示された
段数の漢字のみを鍵盤外漢字符号器415へ出力するよ
うに指令する。
「矛盾」の出力の場合は、メモリ番二段の「矛」および
第三段の「盾」であるから、出力漢字段数指定キー41
8のA2および&3を打鍵する。
バッファメモリ414は、データをメモリしながら先着
順に送り出すFIFO(First(n−First−
Out)のレジスタで、シフトレジスタなどにより構成
される。
CPU41からは、出力すべき漢字の所在するシフトレ
ジスタの段数の指定および、その出力後に、出力不要の
漢字の記憶を(「矛盾」の出力の例では「後」の記憶を
)シフトレジスタから沫消するために、バッファメモリ
414にリセット信号が発せられる。
以上で本発明の構成要素について説明を終り、次に打鍵
能率を向上させるための第2の実施例について説明する
上記した出力漢字段数指定キー418を打鍵する際に、
手が鍵盤のホームポジションから離れる不都合を除くに
は、漢字シフトキー45の雁1乃至A4に、第7図に示
すロック中も打鍵できる二重打鍵キーを用いて、これに
より出力漢字のメモリ段数を指定する。
第7図に於て、上部キー61に附属する一次はね62は
、フレーム基盤に取付けられたスタッド63と上部キー
61との間に圧縮され、下部キー64に力を及ぼさない
従って、上部キー61を押下げて、その下面611が下
部キー64と接触した時に初めて、下部キー64が押下
げられるようにする。
次に、上部キー61のみの運動によって近接スイッチ6
50が作動するように、上部キー61のストローク巾を
設定する。
また、近接スイッチ660の位置を、爪67と掛金68
による下部キー64のロックの際に近接スイッチ660
が作動せず、更にキーを深く押下げて、掛金上左部69
により爪67を反時計方向に反転させてロックを解除す
る際に、初めて近接スイッチ660が作動するように、
充分低い位置に設定する。
近接スイッチ650,660,670同志の磁界が干渉
する恐れがある場合は、アルミ箔651゜661.67
1などを中間に挿入してシールドする。
近接スイッチ650には、第5図のCPU41から鍵盤
内漢字符号器44への分岐指令線と共通の入力線を有す
るフリップフロップ601が接続され、これにより、リ
セットの時から数えて文字キーの打鍵が2個以上の時は
、近接スイッチ650により作られる信号はバッファメ
モリ414へ接続され、出力すべき漢字のメモリの段数
を指定する信号になる。
近接スイッチ670および660に接続されたフリップ
フロップ602.603にも、上記と同じ分岐指令線が
CPU41から接続され、同様にCPU41からの分岐
指示により、リセットの時から数えて文字キーの打鍵数
が2個未満の場合に限り近接スイッチ670で作られる
信号が鍵盤的漢字の打鍵完了信号としてCPU41へ送
り返され、反対に、リセットの時から数えて文字キーの
打鍵数が2個以上の時に限り近接スイッチ660により
作られる信号が鍵盤外漢字打鍵完了信号としてCPU4
1へ送り返される。
漢字シフトキー45のA1乃至嵐4を第7図に示した二
重打鍵キーにより構成し、その打鍵により、上記の信号
をCPU41へ送ることにより、漢字シフトキー45に
出力漢字段数指定キー418を兼用させることができる
次に第3の実施例について説明する。
漢字仮名まじり文に於ては、分かち書きを行わず、漢字
で表記する語と仮名で表記する語の区分が、分かち書き
の機能を代行している。
従って、スペースバーを、漢字から仮名へ、仮名から漢
字への交互のシフトモードキーとして使用すれば、自然
で容易な打鍵法を構成する。
第8図に示したフリップフロップ四組から成るシフトモ
ード回路は、基本的には、仮名鍵盤に通常用いられてい
るものと同じであるが、異なる所は、最下段のスペース
バーに接続するフリップフロップの出力にT型フリップ
フロップTFFを追加して、ひらがなから漢字へ、漢字
からひらがなへの交互のシフトモードを、単純なスペー
スバー打鍵により可能にした点である。
英数字、片カナ、仮名記号から漢字またはひらがなへの
シフトモードも可能であるが、次の文字連続の場合に限
り、スペースバーを2回打鍵して、T型フリップフロッ
プTFFの記憶を反転させなければならない。
他の方法として、スペースバーを左右に分割して、左半
分を漢字、右半分をひらがなのシフトモードキーとして
使用しても良い。
この場合は、第8図のT型フリップフロップTFFを使
用せず、代わりにシフトモード回路の段数を一段増力口
させ、またシフトモードキーを〒個追カロして、漢字モ
ードとひらがなモードを別個に指定する。
以上の実施例に基づいて、特許請求の範囲の様に構成し
たので、本発明による装置に於ては、日常の言語活動に
使用されない特殊なコードを記憶すること無しに、必要
にして充分な字種の数の漢字を容易に選択し得ることが
できた。
またタイプライタ−の普及の条件として鍵盤の操作が軽
快で敏速に打鍵できることが必要であり、以下、この点
に関して本発明の詳細な説明する。
第一の特徴は鍵盤の一層の小型化が可能なことである。
タッチ法によるタイピングに於ては、鍵盤を見ない事が
原則であるから、鍵盤上に表示された文字は備忘録とし
ての機能を果たせば充分であり、従って第1図について
説明した枠外漢字は、枠内漢字の下旬として関係付けら
れているので、これを表示から外しても、伺ら差支えを
生じない。
枠内漢字のみで一層につき8字ずつ構成すれば、第1図
の半分の鍵数で足りる。
その種々の構成例を第9図、第10図、第11図に示す
この場合シフトの段数が2倍になるので、第9図に於て
は、各文字キーのa、b欄につき各4個の漢字シフトキ
ーを、鍵盤中段のホームポジション位置に設ケ、第10
図に於ては、鍵盤下部の四個の漢字シフトキーの上部に
近接してスペースバーに形状が類似した共通シフトキー
を設けて、その打鍵の有無による各文字キーの右側の四
字か左側の四字か判別し得るようにしである。
この共通シフトキーの打鍵は、&1〜A4の漢字シフト
キーの上部を親指で打鍵するときに、指先を共通シフト
キーにまたがらせて、同時に一打鍵で打鍵できる。
第9図は欧文タイプライタ−兼用の三段鍵盤、第10図
は二段構成のローマ字鍵盤で、これらの鍵盤に於ては、
仮名文字の印字はローマ字で打鍵して仮名に変換して印
字するが、この変換器の内容は、はぼ音節編集回路49
(第5図)に相当し、従って鍵盤符号器43の中に音節
編集回路49が含まれることになる。
第2の特徴は、漢字と他の字種、特に平がなとの間のシ
フトモードが、漢字仮名まじり文に於ては際めで頻繁で
あるが、これを自動的に指定できることである。
第8図について説明した方法によっても英文における大
文字へのシフトよりも、遥かに操作回数が多いので、次
の方法により、これを避けることができる。
第5図に於て、鍵盤符号器43の内郭に、文字キー2打
鍵に相当する記憶容量のバッファメモリを付設する。
漢字シフトキー嵐1乃至履4の一つが打鍵され、その打
鍵信号がCPU41に入った時の打鍵数カウンタ49の
カウント数、即ち文字キーの打鍵数がリセットの時から
数えてOまたは1であれば漢字、2以上であればその他
の字種、たとえば平仮名であると判断して、CPU41
は、鍵盤符号器43への分岐指令を、前者の場合は打鍵
完了信号が発せられるまで待つが、後者の場合は第5図
のD系統を通して印字機械416への出力を指示するよ
うにする。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るタイプライタ−の鍵盤上のキー
と、該キーに表示された活字の一例である、第2図は枠
内および枠外漢字選択信号発生回路(先行信号優先回路
)図、第3図はJK型フリップ70ツブの作動波形タイ
ムチャート、第4図は漢字シフト信号および打鍵完了信
号の発生装置の一部を省略した機構のブロック図、第5
図は文字選択装置のブロック図、第6図は音節編集回路
の系統図、第7図は一部を省略した二重打鍵キーの機構
と打鍵信号発生装置のブロック図、第8図はシフトモー
ド回路のブロック図、第9図、第10図、第1 1図はこの発明の実用例を示した鍵 盤内キーの配置と該キーに表示された文字を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一つの段を構成する文字キーの数が杓子二個以内で
    あり、二段ないし四段の文字キーおよび付属のシフトキ
    ーにより構成される鍵盤に於て、使用頻度の高い漢字の
    うち、各段に割り当てる漢字の指示的意味の範囲を、形
    式的認識、事柄、主体、物体・動作に限定し、以上四種
    類の限定内の漢字を鍵盤の各段に一種類ないし二種類ず
    つ割り当て、各段に配置される上記指示的意味による限
    定内における漢字の喚起的意味により、各役牛の各キー
    に漢字より成る句を配置して四シフトないしへシフトに
    構成し、喚起的意味と指示的意味の複弁類により、各指
    の各段に於て打鍵すべき漢字の意味特徴を限定して、選
    択すべき漢字の所属する文字キーの指定を容易ならしめ
    、かつ、各漢字句に所属する漢字の句中における順序位
    置により、シフトキーの選択を容易ならしめるように漢
    字を配置し、文字キー−個およびシフトキー−個の打鍵
    により鍵盤的漢字を選択し、鍵盤的漢字の下位区分とし
    て鍵盤性漢字の熟語メモリを熟語および類義の漢字によ
    り構成して、鍵盤的漢字を以てメモリ中の最上位区分と
    戒し、熟語等における順序位置により鍵盤的漢字および
    鍵盤性漢字の分類段数を定め、鍵盤性漢字の読み方の第
    −音節等により番地を定め、鍵盤的漢字の打鍵に、熟語
    メモリを構成する漢字の読み方の第−音節等を逐次追加
    打鍵して、音節等により番地を、音節等の数により分類
    段数を指定する手段を具え、少数の使用頻度の高い漢字
    との関連に於て多数の漢字をタッチ法により選択するこ
    とを特徴とする鍵盤的漢字および鍵盤性漢字の選択装置
    。 2 漢字シフトキーにロック中も打鍵することができる
    二重打鍵キーを使用して、出力漢字のメモリ段数を指定
    するようにした特許請求の範囲第1項記載の鍵盤的漢字
    および鍵盤性漢字の選択装置。 3 漢字と他字種の間の字種切換え用シフトキーとして
    、スペースバーを使用した特許請求の範囲第1項記載の
    鍵盤的漢字および鍵盤性漢字の選択装置。 4 文字キー−個およびシフトキー−個の打鍵により鍵
    盤的漢字を選択し、かつ、この組合わせ打鍵と異なる打
    鍵による漢字以外の字種の文字の指定を、同一文字キー
    上における鍵盤的漢字の指定と区別する遅延出力プログ
    ラム制御による判別手段を備え、これにより、漢字以外
    の字種との同一文字キーの兼用に於て、鍵盤的漢字と細
    字種間の判別のための打鍵を僅少になし得ることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の鍵盤的漢字および鍵
    盤性漢字の選択装置。
JP54048032A 1979-04-20 1979-04-20 タイプライタ−における鍵盤内漢字および鍵盤外漢字の選択装置 Expired JPS5826574B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54048032A JPS5826574B2 (ja) 1979-04-20 1979-04-20 タイプライタ−における鍵盤内漢字および鍵盤外漢字の選択装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54048032A JPS5826574B2 (ja) 1979-04-20 1979-04-20 タイプライタ−における鍵盤内漢字および鍵盤外漢字の選択装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55162134A JPS55162134A (en) 1980-12-17
JPS5826574B2 true JPS5826574B2 (ja) 1983-06-03

Family

ID=12791965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54048032A Expired JPS5826574B2 (ja) 1979-04-20 1979-04-20 タイプライタ−における鍵盤内漢字および鍵盤外漢字の選択装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5826574B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4602878A (en) * 1983-07-20 1986-07-29 Iograph Corporation Ideographic word processor
JPH0797368B2 (ja) * 1984-07-30 1995-10-18 皓勇 石川 日本語入力装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55162134A (en) 1980-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100307897B1 (ko) 키이입력장치
JPH08211987A (ja) 曖昧さの解決論理を備えたキーボード
CA1151745A (en) Device for the introduction of linguistic information
GB2195293A (en) Keyboard input apparatus
JP2004523034A (ja) 文字生成システム
KR100989836B1 (ko) 문자열 예측 입력방법 및 그 방법이 구현되는 전자장치
KR100599873B1 (ko) 한글자모를 이용한 다문자 입력장치 및 그 방법
JPS5826574B2 (ja) タイプライタ−における鍵盤内漢字および鍵盤外漢字の選択装置
CN101071337B (zh) 一种拼音字母、数字的汉字输入法及键盘和屏幕的显示方法
JPH08241155A (ja) 複数キーの同時入力判定方法およびキー入力装置
JPS6323591B2 (ja)
JP3466309B2 (ja) キー入力装置
JPS6362018B2 (ja)
JPH0721797B2 (ja) 中国語入力装置
JP3130693B2 (ja) パソコン用日本語混合文入力装置
JPH0797368B2 (ja) 日本語入力装置
JP2666590B2 (ja) イ語文字入力装置
JPH0560139B2 (ja)
JP3466313B2 (ja) キー入力装置
JP3042284B2 (ja) 日本語入力装置
JPH08179868A (ja) キー入力装置
JPS5931089B2 (ja) タイプライタ−における鍵盤内漢字および鍵盤外漢字の選択装置
JPS59121425A (ja) 「へい」音漢字変換装置
JPH04284524A (ja) キー入力装置
JPH0614308B2 (ja) カナ鍵盤