JPS5826498Y2 - 高周波コイル - Google Patents

高周波コイル

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Publication number
JPS5826498Y2
JPS5826498Y2 JP13094779U JP13094779U JPS5826498Y2 JP S5826498 Y2 JPS5826498 Y2 JP S5826498Y2 JP 13094779 U JP13094779 U JP 13094779U JP 13094779 U JP13094779 U JP 13094779U JP S5826498 Y2 JPS5826498 Y2 JP S5826498Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
cap
screw core
hollow
rotated
Prior art date
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Expired
Application number
JP13094779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5649118U (ja
Inventor
寿郎 八幡
Original Assignee
スミダ電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by スミダ電機株式会社 filed Critical スミダ電機株式会社
Priority to JP13094779U priority Critical patent/JPS5826498Y2/ja
Publication of JPS5649118U publication Critical patent/JPS5649118U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコイルを巻回した中空ボビンの中空部にネジコ
アを螺挿しそれを回動させてコイルのインダクタンスを
可変させる高周波コイルの構造に関する改善を提供する
ものである。
従来からこの種の高周波コイルは合成樹脂製の中空ボビ
ンとその外周に巻回されたコイルとネジコアからなるも
のが通常である。
この中空ボビンの外周にはコイルを巻回し保持しやすい
ように複数のツバが設けられていて、そのツバ間に巻線
をほどこし、中空部には、ネジコアを保持螺挿するため
のセルフタップ用の突条が設けられている。
ネジコアは上、下面に調整ドライバー用の凹溝を有し外
周にはネジ溝をもっている。
このネジ溝はボビン中空部に螺挿する場合、ネジ溝がみ
ずから上記突条にくい込みネジのタッピングを行なうよ
うになっている。
巻線されたコイルは中空部におけるネジコアが回転して
上下に移動することによってそのインダクタンスが可変
して所要の値にセツティングされるわけである。
このネジコアのセルフタップによる螺挿はネジコアの径
のバラツキによって径大の場合にはその回転トルクが大
きすぎ、その作業中に調整用凹溝が破壊されてしまう。
また正常の径の場合で適正な回転トルクが得られても、
セットのプリント基板にマウントされ半田付される工程
において、その半田フラックスがガス化してボビン中空
部とネジ溝間に付着粘着して固化し、セットの調整作業
中にも回転トルクが過大になってネジコアを破損する事
故が絶えなかった。
またこれらを防止するためにネジコアに多角形の貫通孔
を設けたものを使用し、ネジコアの全長にわたって接触
する調整冶具で回転させるものがあるが、これは常に特
殊な調整冶具を備えねばならず、またセットのアフター
サービス等に支障をきたすために採用されるケースはま
れであった。
本案はこれらの欠点を改善するために考案されたもので
、これを図面について説明する。
第1図は本考案の1実施例の縦断面図で第2図は本案に
使用するネジコアとキャップの斜視図である。
図において1は合成樹脂からなる中空ボビンで、2はそ
の中空部である。
この中空ボビン上先端には小ツバ3が設けられ、また複
数のコイル巻線用ツバ4も設けられている。
下端には係止用突起5があり、これによってベース6の
段部等に係止している。
中空部2には複数のセルフタップ用突条7が設けられで
ある。
8はコイルで9はネジコアである。
このネジコア9は中空部2にねじ込まれ回転させること
によって突条7にタップをきりながら螺挿されるが、そ
の軸中心に多角形の貫通孔10が設けられている。
11は中空ボビンにかぶさるキャップで比較的やわらか
い材質の合成樹脂からなり、その上面にはドライバー調
整溝12が設けられ、その下面にはネジコア9の貫通孔
10に挿入される突柱13が1体に成型されである。
またキャップ11の内周には凹溝14が設けられてあり
、これが前記中空ボビン1の先端の小ツバ3にはめこま
れるわけである。
この凹溝14は必らずしも全周にわたる必要はないが、
小ツバ3にパチンとはめこまれ、しかも回転可能でかつ
容易にはずれないような寸法になっている。
本案は以上のような構造になっているのでコイルのイン
ダクタンスを調整する場合には上方から調整ドライバー
をキャップ11の調整用凹溝12にさし込んで回転させ
れば突柱13を介してネジコア9を回転させる。
この場合ネジコア9の螺挿時の回転トルクが大きい場合
でもキャップが比較的軟質の合成樹脂であるため破壊さ
れることはなく、またネジコア9の全長にわたって貫通
孔10に突柱13が接しているので従来のようにネジコ
ア9の上面の1部分のみに強い力が加わることもない。
従って従来のネジコア破損事故が防止されるわけで破損
コアの取出不能、交換不能等の不良損失がなくなり、本
案の実用上の効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の縦断面図で第2図は本案に
使用するネジコアとキャップの斜視図である。 1・・・・・・中空ボビン、2・・・・・・中空部、3
・・・・・・小ツバ、4・・・・・・巻線用ツバ、5・
・・・・・係止用突起、6・・・・・・ベース、7・・
・・・・突条、8・・・・・・コイル、9・・・・・・
ネジコア、10・・・・・・貫通孔、11・・・・・・
キャップ、12・・・・・・調整溝、13・・・・・・
突柱、14・・・・・・凹溝、15・・・・・・端子ピ
ン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルを巻回した中空ボビンの中空部にネジコアを螺挿
    し、それを回動させてコイルのインダクタンスを可変さ
    せる高周波コイルにおいて、中空ボビンには上端に小ツ
    バを設け、ネジコアには軸中心に多角形の貫通孔を設け
    、その貫通孔に挿入される棒状突柱を下面の中心にもち
    上面に調整ドライバー用凹溝を有する合成樹脂製のキャ
    ップを上記中空ボビン上端の小ツバにかみあわせ、回転
    可能のようにはめこみ、上記キャップを調整用ドライバ
    ーで回転させることによって上記棒状突柱を挿入したネ
    ジコアを回動させることを特徴とする高周波コイル。
JP13094779U 1979-09-21 1979-09-21 高周波コイル Expired JPS5826498Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13094779U JPS5826498Y2 (ja) 1979-09-21 1979-09-21 高周波コイル

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13094779U JPS5826498Y2 (ja) 1979-09-21 1979-09-21 高周波コイル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5649118U JPS5649118U (ja) 1981-05-01
JPS5826498Y2 true JPS5826498Y2 (ja) 1983-06-08

Family

ID=29362628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13094779U Expired JPS5826498Y2 (ja) 1979-09-21 1979-09-21 高周波コイル

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JPS5649118U (ja) 1981-05-01

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