JPS5826441Y2 - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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Publication number
JPS5826441Y2
JPS5826441Y2 JP1979048851U JP4885179U JPS5826441Y2 JP S5826441 Y2 JPS5826441 Y2 JP S5826441Y2 JP 1979048851 U JP1979048851 U JP 1979048851U JP 4885179 U JP4885179 U JP 4885179U JP S5826441 Y2 JPS5826441 Y2 JP S5826441Y2
Authority
JP
Japan
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contact
sheet
iron core
movable iron
core
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979048851U
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English (en)
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JPS55148147U (ja
Inventor
美清 今井
正 榊原
美二 馬場
Original Assignee
オムロン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by オムロン株式会社 filed Critical オムロン株式会社
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Publication of JPS55148147U publication Critical patent/JPS55148147U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は接点部と可動鉄片との間に遮へい部を設けた
電磁継電器に関する。
たとえば、E形鉄心を用いた電磁性継電器において、可
動鉄片の基端部は鉄心上面にヒンジ支持されており、ま
た、先端部は板ばねに支持されたカードにより押し上げ
られ、ストッパに受は止められている。
鉄心が励磁されると、可動鉄片が回動して鉄心上面にべ
た当り状に吸着されるとともにこの吸着動作により上記
カードが板ばねに抗し押し下げられ、接点機構が切り換
わる。
鉄心のi;’r″I磁がとかれると、上記板ばねの弾性
力によりカード、可動鉄片が復帰し、接点機構が元の状
態に切り換わる。
このような動作がくり返されることにより、可動鉄片の
ヒンジ部や、可動鉄片と鉄心、カードおよびストッパと
の各相互当接部などが次第に摩耗し、摩耗粉が鉄心下部
に飛散する。
ところで、上記接点機構は鉄心下部に配置されており、
このため、上記のように鉄心下部に飛散した摩耗粉が接
点機構の接点接触面に付着して、接点接点性が悪化する
不都合がある。
この考案は上記のように飛散する摩耗粉が接点接触面に
付着することを防止して、接点接触性を向上した電磁継
電器を提供することを目的とする。
以下、この考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図において、10はベース11上の端子台12.1
3に支持されたE形鉄心であり、第2図のように、この
鉄心10の中央脚14には電磁コイル15を巻装したス
プール16が外嵌されている。
一方の端子台12の内側中央部には復帰用の板ばね17
が突設されるとともに、この板ばね17の両側部に位置
して上下1組の可動接触片18.19が2組づつ並行状
に突設されている。
各組の可動接触片18.19の先端部には接点20.2
1が形成され、各接点20.21間には他方の端子台1
3の内側に突設された各固定接触片22(1本だけ図示
)の接点23が配置されている。
24,25.26はベース11の下部に導出された各接
触片18,19.22の端子である。
27は板ばね17の先端部に支持されたカードであり、
このカード27には第3図のように上方への突片28と
両側方への突片29とが形成され、上方への突片28は
鉄心10上に突出して可動鉄片30の先端部をスプール
16の一方のつば部31に形成されたストッパ32に押
し付けており、また、両側方への突片29は各組の可動
接触片18.19間に挿入されている。
33は鉄心10と可動鉄片30との間に介挿して鉄心1
0に固着した非磁性シートであり、このシート33の内
周部には電磁コイル15、スプール16のつば部31.
35およびカード27の突片28と鉄心10との間の各
隙間を遮へいする遮へい部34が形成されている。
また、シート33の外周部にはベース11に嵌着された
ケース37の内周面まで延出して、この内周面に形成さ
れた段部38に圧接する遮へい部36が形成されている
つまり、上記シート33はケース37内の空間を鉄心1
0の上面部を境として上下2つに区画した状態に設けら
れている。
上記可動鉄片30は第4図のようにコ字形で、その基端
部に突設されたヒンジピン39と鉄心10に装着された
ヒンジばね40とにより、上記シート33上にヒンジ支
持されている。
上記構成において、電磁コイル15に通電すると、可動
鉄片30が鉄心10に吸引されて、この鉄片30により
カード27が押し下げられるとともに、このカード27
の突片29により下側の可動接触片19が下方へたわめ
られ、かつ、上側の可動接触片18がそれ自体の弾性力
で復帰して、接点21.23間が開、接点20.23間
が閉となる。
上記通電が遮断されると、板ばね17の弾性力によりカ
ード27か゛押し上げられ、可動鉄片30がストッパ3
2に受は止められるとともに、接点20.23間が開、
接点21.23間が閉となる。
このとき、シート33の遮磁効果により、可動鉄片30
の残留磁気が遮断されるので、可動鉄片30は素早く復
帰する。
上記動作がくり返されることにより、可動鉄片30のヒ
ンジ部(第1図参照)41.可動鉄片30とそのストッ
パ32との相互当接部42.可動鉄片30とカード27
との相互当接部43.可動鉄片30とシート33との相
互当接部44などが次第に摩耗して摩耗粉が発生するが
、この摩耗粉はシート33の遮へい部34.36により
、鉄心10下への落下を防止される。
すなわち、遮へい部34.36をもったシート33によ
り、鉄心10の上部で発生した摩耗粉が鉄心10の下部
に配置された接点20,21.23部に飛散して、接点
接触面に付着することが防止される。
なお、シート33を滑性をも有するテフロンやナイロン
などで形成すると、可動鉄片30のヒンジ部41の摩耗
を減少することができる。
また、第4図のように、鉄心10の中央脚14の上面部
に対応させて、上記シート33に切欠部45を設けるよ
うにすれば、この切欠部45の寸法を加減して、この部
分の磁束の流れを増大または減少させ、可動鉄片30の
吸着力を調整することができる。
以上のように、この考案によれば、電磁コイルが巻装さ
れた平坦な固定鉄心と、この固定鉄心の平坦面上に回動
可能にヒンジ支持された可動鉄片との間に非磁性シート
を介挿したからコイルへの通電が断たれたとき、固定鉄
心に残留磁気が存在しても、上記シートの遮磁効果によ
り、可動鉄片を素早く復帰動作させることができる上に
、上記シートを口字形に形成し、このシートの内周部を
電磁コイルの外周面まで延出させてこのコイルと固定鉄
心との間隙を閉塞するとともに、上記シートの外周部を
ケースの内周面に当接させたから、このシートの遮磁効
果により、鉄心上部で発生した摩耗粉が鉄心下部に配置
された接点部に飛散して、接点接触面に付着することが
防止され、接点接触性が改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例にかかる電磁継電器の一部切
欠側面図、第2図は第1図の2−2線断面図、第3図は
第1図の3−3線断面図、第4図は上記継電器の分解斜
視図である。 10・・・・・・鉄心、14・・・・・・中央脚、20
.21・・・・・・接点、23・・・・・・接点、27
・・・・・・カード、30・・・・・・可動鉄片、33
・・・・・・非磁性シート、34・・・・・・遮へい部
、36・・・・・・遮へい部、37・・・・・・ケース
、38・・・・・・段部、40・・・・・・ヒンジばね
、45・・・・・・切欠部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)電磁コイルが中央部に巻装された平□坦な固定鉄
    心と、この固定鉄心の平坦面上にヒンジばねで回動可能
    に支持された可動鉄片との間に、口字形の非磁性シート
    を上記固定鉄心の平坦面に沿わせて介装させるとともに
    、上記シートの内周部を電磁コイルの外周面に当接させ
    てこのコイルと固定鉄心との間隙を閉塞し、かつ上記シ
    ートの外周部をケースの内周面に当接させ、可動鉄片と
    、この鉄片に連動する絶縁カードで開閉される接点部と
    の間を上記シートで遮へいしてなることを特徴とする電
    磁継電器。
  2. (2)鉄心の中央脚の上面部に対向させて、上記シート
    に切欠部を形成した実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の電磁継電器。
JP1979048851U 1979-04-11 1979-04-11 電磁継電器 Expired JPS5826441Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979048851U JPS5826441Y2 (ja) 1979-04-11 1979-04-11 電磁継電器

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JP1979048851U JPS5826441Y2 (ja) 1979-04-11 1979-04-11 電磁継電器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55148147U JPS55148147U (ja) 1980-10-24
JPS5826441Y2 true JPS5826441Y2 (ja) 1983-06-08

Family

ID=28933343

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JP1979048851U Expired JPS5826441Y2 (ja) 1979-04-11 1979-04-11 電磁継電器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5796422A (en) * 1980-12-05 1982-06-15 Omron Tateisi Electronics Co Solenoid relay
JPH074760Y2 (ja) * 1986-10-27 1995-02-01 松下電工株式会社 高周波リレ−

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS497622U (ja) * 1972-04-21 1974-01-23

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JPS497622U (ja) * 1972-04-21 1974-01-23

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JPS55148147U (ja) 1980-10-24

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