JPS5826368Y2 - 温度応動機構 - Google Patents
温度応動機構Info
- Publication number
- JPS5826368Y2 JPS5826368Y2 JP1978063814U JP6381478U JPS5826368Y2 JP S5826368 Y2 JPS5826368 Y2 JP S5826368Y2 JP 1978063814 U JP1978063814 U JP 1978063814U JP 6381478 U JP6381478 U JP 6381478U JP S5826368 Y2 JPS5826368 Y2 JP S5826368Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- magnetic
- yokes
- permanent magnets
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は低キユリ一点磁性材料である感温磁性体と永久
磁石とを組み合せて、温度変化を機械的変位として取り
出すような温度応動機構に関する。
磁石とを組み合せて、温度変化を機械的変位として取り
出すような温度応動機構に関する。
この種の温度応動機構は、周囲温度が感温磁性材料のキ
ュリ一点以上になると、可動部材が変位して、その１１
の状態を保持するので、この可動部材に連結してスイッ
チ接点を動作させランプ等の表示やその他の電気回路の
制御を行う温度スイッチ、あるいは可動部材に表示用杆
を連結して、表示用杆の表示窓からの突出あるいは位置
変化による温度表示装置等に利用されている。
ュリ一点以上になると、可動部材が変位して、その１１
の状態を保持するので、この可動部材に連結してスイッ
チ接点を動作させランプ等の表示やその他の電気回路の
制御を行う温度スイッチ、あるいは可動部材に表示用杆
を連結して、表示用杆の表示窓からの突出あるいは位置
変化による温度表示装置等に利用されている。
しかし、従来のこの種温度応動機構は、可動部材を変位
させるために、スプリングや重力を利用しているため、
前者の場合には構造が複雑であり、スプリングの折損等
の事故という欠点があり、後者の場合には、設置姿勢に
自由度がないという欠点がある。
させるために、スプリングや重力を利用しているため、
前者の場合には構造が複雑であり、スプリングの折損等
の事故という欠点があり、後者の場合には、設置姿勢に
自由度がないという欠点がある。
本考案の目的は、上記したように、スプリング等の別の
付勢手段を用いないで、可動ヨークの変位を生じさせる
ようにした温度応動機構を提供することである。
付勢手段を用いないで、可動ヨークの変位を生じさせる
ようにした温度応動機構を提供することである。
本考案は、磁極方向を同一にしかつ異磁極を間隔をおい
て対向して配置された２つの永久磁石と、両永久磁石の
対向磁極間に配置された感温磁性体と、両永久磁石の反
対側の各磁極からそれぞれ引き出され、該感温磁性体の
上方で磁気空隙を介して対向するように設けられた２つ
のヨークと、常時は該磁気空隙を短絡するように両ヨー
クに吸着された可動ヨークとを有し、かつ該可動ヨーク
は温度上昇時にむける上記対向磁極からの吸引力によっ
て該対向磁極の方へ移動可能とされたことを特徴とする
温度応動機構である。
て対向して配置された２つの永久磁石と、両永久磁石の
対向磁極間に配置された感温磁性体と、両永久磁石の反
対側の各磁極からそれぞれ引き出され、該感温磁性体の
上方で磁気空隙を介して対向するように設けられた２つ
のヨークと、常時は該磁気空隙を短絡するように両ヨー
クに吸着された可動ヨークとを有し、かつ該可動ヨーク
は温度上昇時にむける上記対向磁極からの吸引力によっ
て該対向磁極の方へ移動可能とされたことを特徴とする
温度応動機構である。
本考案によれば、従来のようにスプリングを用いず、永
久磁石の磁力のみで、可動ヨークを機械的に移動できる
構造簡単な温度応動機構が得られる。
久磁石の磁力のみで、可動ヨークを機械的に移動できる
構造簡単な温度応動機構が得られる。
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して詳細に説明
する。
する。
第１図は本考案の一実施例を示す図で、永久磁石１，２
を同一磁極方向にして、異極を間隔をおいて対向させて
、−列に配置固定し、対向する磁極にそれぞれヨーク８
，９を接続して引き出し、かつ該ヨーク８，９間に、感
温磁性体１０を介在させ、一方両永久磁石の互に反対側
の磁極にヨーク６．７を接続して、その端部を上記ヨー
ク８゜９の上方で互に空隙をもって対向させ、可動ヨー
り５を両ヨーク６．７間を接続するように配置して、永
久磁石１，２間を接続する第１の磁路を構成している。
を同一磁極方向にして、異極を間隔をおいて対向させて
、−列に配置固定し、対向する磁極にそれぞれヨーク８
，９を接続して引き出し、かつ該ヨーク８，９間に、感
温磁性体１０を介在させ、一方両永久磁石の互に反対側
の磁極にヨーク６．７を接続して、その端部を上記ヨー
ク８゜９の上方で互に空隙をもって対向させ、可動ヨー
り５を両ヨーク６．７間を接続するように配置して、永
久磁石１，２間を接続する第１の磁路を構成している。
可動ヨーク５は、ヨーク６．７間を短絡する位置とヨー
ク８，９間を短絡する位置との間を移動可能に配置され
、可動ヨーク５がヨーク８，９間を短絡したとき、これ
によって永久磁石１，２を接続する第２の磁路が形成さ
れる。
ク８，９間を短絡する位置との間を移動可能に配置され
、可動ヨーク５がヨーク８，９間を短絡したとき、これ
によって永久磁石１，２を接続する第２の磁路が形成さ
れる。
通常は可動ヨーク５がヨーク６．７間を短絡するように
吸着されているが、温度上昇によって感温磁性体１０が
常磁性となると、第１の磁路を通る閉磁路が開くため、
ヨーク６．７による可動ヨーク５への吸引力が弱１す、
ヨーク８，９による吸引力によって、可動ヨーク５ば、
ヨーク８，９に吸着される。
吸着されているが、温度上昇によって感温磁性体１０が
常磁性となると、第１の磁路を通る閉磁路が開くため、
ヨーク６．７による可動ヨーク５への吸引力が弱１す、
ヨーク８，９による吸引力によって、可動ヨーク５ば、
ヨーク８，９に吸着される。
この結果、可動ヨーク５の変位として温度上昇を取り出
すことができる。
すことができる。
第２図は、第１図の変形例で、ヨーク６．７の一部を感
温磁性体６１，７１で構成したもので、動作は、第１図
の場合と同様であるが、温度依存性は大である。
温磁性体６１，７１で構成したもので、動作は、第１図
の場合と同様であるが、温度依存性は大である。
第３図は、第２図の変形例で、第２図で用いた感温磁性
体６１，７１を永久磁石８，９へ直接接触する部分に設
けて、永久磁石８，９およびその間の感温磁性体１０と
が一平面に配置するようにしたもので、動作は、第１図
、第２図と同様であるが、受熱面が犬で温度応答性が良
い。
体６１，７１を永久磁石８，９へ直接接触する部分に設
けて、永久磁石８，９およびその間の感温磁性体１０と
が一平面に配置するようにしたもので、動作は、第１図
、第２図と同様であるが、受熱面が犬で温度応答性が良
い。
なお、第２図で用いたヨーク８，９も省略されているが
、第２図と同様に設けても良い。
、第２図と同様に設けても良い。
以上、本考案によれば、可動ヨークと感温磁性体と固定
ヨークと永久磁石とを用いるのみで、温度上昇時に可動
ヨークを変位させることができる安定性の良い温度応動
機構を得ることができる。
ヨークと永久磁石とを用いるのみで、温度上昇時に可動
ヨークを変位させることができる安定性の良い温度応動
機構を得ることができる。
第１図は本考案の一実施例を示す概略図、第２図は、第
１図の変形例を示す図、第３図は更に他の変形例を示す
図である。 １．２・・・・・・永久磁石、３，４・・・・・・感温
磁性体ヨーク、５・・・・・・可動ヨーク、６，７，８
，９・・・・・・ヨーク、１０，６１，７１・・・・・
・感温磁性体。
１図の変形例を示す図、第３図は更に他の変形例を示す
図である。 １．２・・・・・・永久磁石、３，４・・・・・・感温
磁性体ヨーク、５・・・・・・可動ヨーク、６，７，８
，９・・・・・・ヨーク、１０，６１，７１・・・・・
・感温磁性体。
Claims (1)
- 磁極方向を同一にしかつ異磁極を間隔を訃いて対向して
配置された２つの永久磁石と、両永久磁石の対向磁極間
に配置された感温磁性体と、両永久磁石の反対側の各磁
極からそれぞれ引き出され、該感温磁性体の上方で磁気
空隙を介して対向するように設けられた２つのヨークと
、常時は該磁気空隙を短絡するように両ヨークに吸着さ
れた可動ヨークとを有し、かつ該可動ヨークは温度上昇
時における上記対向磁極からの吸引力によって該対向磁
極の方へ移動可能とされたことを特徴とする温度応動機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978063814U JPS5826368Y2 (ja) | 1978-05-15 | 1978-05-15 | 温度応動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978063814U JPS5826368Y2 (ja) | 1978-05-15 | 1978-05-15 | 温度応動機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54165769U JPS54165769U (ja) | 1979-11-21 |
| JPS5826368Y2 true JPS5826368Y2 (ja) | 1983-06-07 |
Family
ID=28967348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978063814U Expired JPS5826368Y2 (ja) | 1978-05-15 | 1978-05-15 | 温度応動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5826368Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5126279U (ja) * | 1974-08-15 | 1976-02-26 |
-
1978
- 1978-05-15 JP JP1978063814U patent/JPS5826368Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5126279U (ja) * | 1974-08-15 | 1976-02-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54165769U (ja) | 1979-11-21 |
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