JPS582610A - 車輌の磁界ゾンデ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術水準 本発明は、少なくとも部分的に強磁性の車体を有する車
輛の磁界ゾンデ装置に関する。

進行方向な確認するため、地磁気を利用した、陸上車用
の種々の運行装置が公知である。そのため、磁界センサ
又は磁界ゾンデな使い、それによって、それぞれの位置
における磁界の水平方向成分を求めることができる。車
輌が強磁性栄属製の車体な有している場合、車輌固有の
磁界が地磁気に重畳されるという問題が生じる。

このことは方向の誤指示を生じ、極端な場合には常時同
じ方向を指示することがある。

磁界ゾンデの公知装置の場合、車輌での取付は位置を選
択することによって指示誤差をできる限り小さく保持し
ている。そのために、一般にゾンデな車輌の外側に車体
金属板から少し離して取付けて見・る。このために、例
えば棒状ホルタ゛を屋根の上に、または少なくとも窓の
近くに設け、それによって車体金属板から離している。

車輛からホルダが著しく突出しているその種の装置は、
通常、ホルダを固定するために、な見・し接続線をリー
ドするために屋根を穿孔しなければならないという欠点
を有している。更に、車輌の外側に取付けたゾンデは、
例え。ば洗車装置を通過する場合、危険である。また、
例えば屋根荷物ブラケットなどを取付ける場合、度々邪
魔になる。

発明の効果 本発明の課題は、できる限り簡単で、車輌自体をあまり
加工せずに取付けることができ、車輛を使用する場合、
邪魔にならず、それにも拘らず地磁気に対して運行方向
を確実に測定できる、車輛の磁界ゾンデ装置を提供する
ことにある。

この課題は本発明によると、ゾンデを直接車体の強磁性
外壁に取付け、前記車体と固定連結することによって解
決される。

本発明は次の認識に基づいている。即ち、車輌の金属車
体が地磁気の磁界を遮蔽し歪ませるだけでなく、この重
体の軟磁性部分は地磁気の磁力線を集め、従ってこの磁
界を測定するためにいっしょに利用できる。車輛の硬磁
性部分が磁界を歪ませる限り、その種の障害は補正方法
によって除去できる。軟磁性車体金属板に磁界ゾンデを
取付げることによってこの補正方法はいわばゾンデの延
長部として使用される。その際、大気中で地磁気の磁界
を測定するのではなく、乍属板における地磁気の磁界の
経過を測定する。それ故、車体金属板の軟磁性部分は地
磁気によって磁化され、この磁化方向を方向の尺度とし
て利用できる。

本発明の装置の場合、車体の外側にゾンデを取付けるこ
ともできる。しかし、車輌の内部にゾンデを取付ければ
、本発明の利点は特に有効になる。と云５のは、壁に穴
をあげたり、外側に邪魔になるような加工をしなくて済
むからである。室内に、例えば車体金属板と室内内張り
とび）間の空間にゾンデを装着することができるので、
ゾンデが室内の有効スペースを占めることがなく、目障
りにもならな（・０ 車体の充分に均質な金属面にゾンデを対称的に配置する
ことによって特に良好な測定結果力を得られる。とのた
め、とりわけ車輛の屋根が適しており、屋根のほぼ中央
にゾンデを取付けると有利である。車輌の形に応じて、
例えばカブリオビのトランクのゼンネットなど、他の取
付は個所でも有利である。従って、車輌の設計者ないし
デザイナは車幅の使用者に対し制約せずにゾンデを取付
けるための充分なあきスペースを利用できる。

本発明の装置には、殊に高さの低し・ゾンデカー適して
いる。このことは、例えを了ゾンデの少なくとも２つの
コア脚を金属面に平行で一定角度を形成するようにし、
それぞれのコア脚にコイル巻線を取付けるようにして実
現できる。この種のゾンデはドイツ特許出願公開公報第
２９４６６４０号明細書に記載されている。

有利な実施例では、ゾンデを非強磁性材から成るケーシ
ングに設け、ケーシングを車輌車体に固定する。この固
定は簡単に例えば接着剤によって行なえる。前述のケー
シングは任意の絶縁材や例えばアルミニウムからつくる
とよし・。

プラスチックのブロックをゾンデをモールドすることも
可能である。

実施例の説明 次に、本発明を図示の実施例を用いて詳細に説明する。

第１図および第２図において、金属板車体の車輛１か示
されている。金属板屋根２は、比較的大きな均質の、実
質的に軟磁性の面である。

磁界ゾンデ３は、屋根２の内側の中央に、屋根２０面に
対称に配設されている。その際、ゾンデは自動車の金属
板屋根２と室内内張り１との間に位置している。

第３図は、第２図の部分■の詳細な断面図を示す。ゾン
デ３．は、車、輛、の金属板屋根２と室内内張り４との
間に配設されている。ゾンデ３はコア板５を有しており
、このコア板は金属板屋根２に平行に配置され、多数の
相互に直角に延びる脚を有している。各脚にはそれぞれ
コイル巻線６が配置されている。地磁気め磁界によって
作用を受けるコイルの誘導作用を用いて、公知の測定方
法において地磁気の磁界と、従って方向とを検出するこ
とができる。

磁界ゾンデ３は支持体７を介してケーシング８に水平に
懸架されて℃・る。支持体７もケーシング８もプレキシ
ガラスまたは他のプラスチックからつ（ることかできる
が、いずれにせよ、非強磁性材からり（られる。ケーシ
ング８は接着剤９を用いて自動車の屋根２に扁平に固定
されている。その結果、ゾンデ３は金属板コア５と共に
金属板屋根２の平面に平行に保持されている。金属板コ
アを有するこの種のゾンデの構造は例えばドイツ特許出
願公開公報第２９４６６４０号から公知である。コイル
巻線６の接続線１０はケーシング８から導出され、車輌
の他の個所に取付けられている評価装置に接続されてい
る。

この種のゾンデの所要スペースは極く僅かである。例え
ば、高さ約６１１１で幅が３０ｍｍよりも小さいゾンデ
でも良好な測定結果が得られる。

ゾンデが取付けの際車輌の金属板屋根に正確に平行に調
整されていない限り、それによって惹起された誤差は即
座に前述の補整方法を用いて除去することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の磁界ゾンデを有する自動車の平面図
、第２図は、第１図の自動車を後ろから見た図、第３図
は、車輛内部に取付けた磁界ゾンデの断面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■　少なくとも部分的に強磁性の車体を有する車輛の磁
   界ゾンデ装置において、ゾンデ（３）を直接車体の強磁
   性外壁（２）に取付け、前記車体と固定連結したことを
   特徴とする、車輛の磁界ゾンデ装置。 ２　ゾンデ（３）を車体壁（２）の内側に設けた特許請
   求の範囲第１項記載あ磁界ゾ・デ装置。 ３　ゾンデ（３）を車体の、充分に均質な金属表面（２
   ）に設けた特許請求の範囲第１項記載の車輛の磁界ゾン
   デ装置。 ４　ゾンデ（３）を車輌の屋根（２）の内側のほぼ中央
   に設けた特許請求の範囲第１項記載の車輛の磁界ゾンデ
   装置。 ５　ゾンデ（３）をトランクのぎンネットの内側に設け
   た特許請求の範囲第１項記載の車幅の磁界ゾンデ装置。 ６　ゾンデ（３）は、金属面に平行な少なくとも２、つ
   の相互にある角度を成すコア脚（５）を有し、前記コア
   脚（５）にそれぞれ１つの巻線（６）を設けた特許請求
   の範囲第１項記載の車輛の磁界ゾンデ装置。 ７　ゾンデ（３）を非強磁性材から成るケーシング（８
   ）の中に設け、前記ケーシング（８）を車輛の車体（２
   ）に固定した特許請求の範囲第１項記載の車輛の磁界ゾ
   ンデ装置。 ８　ケーシング（８）を車体の金属板（２）に接着した
   特許請求の範囲第７項記載の車輛の磁界ゾンデ装置。 ９　ゾンデ（３）を該ゾンデ（３）のコア板と共に支持
   体（７）を介してケーシング（８）の中に水平に懸架し
   た特許請求の範囲第７項記載の車輛の磁界ゾンデ装置。