JPS5825968Y2 - 保温ポツト - Google Patents

保温ポツト

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Publication number
JPS5825968Y2
JPS5825968Y2 JP1978146274U JP14627478U JPS5825968Y2 JP S5825968 Y2 JPS5825968 Y2 JP S5825968Y2 JP 1978146274 U JP1978146274 U JP 1978146274U JP 14627478 U JP14627478 U JP 14627478U JP S5825968 Y2 JPS5825968 Y2 JP S5825968Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
inner container
shoulder member
connecting member
shoulder
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978146274U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5560824U (ja
Inventor
正憲 原
照男 竹田
Original Assignee
タイガー魔法瓶株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by タイガー魔法瓶株式会社 filed Critical タイガー魔法瓶株式会社
Priority to JP1978146274U priority Critical patent/JPS5825968Y2/ja
Publication of JPS5560824U publication Critical patent/JPS5560824U/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Portable Outdoor Equipment (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、卓上用あるいは携帯用として利用でき、特
に携帯用として便利な保温ポットに関する。
保温ポットは、元来、内容器とそれを収容する外装体か
らなり、卓上用および携帯用の何れも、部品点数の多い
複雑な組立構造体と提供されており、比較的高価につく
うえ、外装体は、金属板に塩ビ加工したものや塗装のま
まにしたもの、さらに、硬質のプラスチック成形板から
なるものなどがあるが、硬く冷たい感じを与えて感触お
よび外観共に、優れたものとは云えない。
また、外装体自体に緩衝性が殆どなく、卓上用や大人向
けの携帯用などの場合、多少の重量化は止むなしとして
、真空二重瓶を内容器とし保温力をほぼ満足なものとさ
れる反面、破損し易い真空二重瓶を保護するために、さ
らに複雑な緩衝保護構造を二重瓶支持構造に付与しなけ
ればならないし、そのような保護構造があるにしても、
取扱い上きつく転倒したり、他物と衝突し、あるいは落
下するなどのために強いショックが作用すると破損して
しまう。
方、子供向けの携帯用であれば、内容器を合成樹脂製と
して、外装体との間に発泡合成樹脂等の断熱壁を設ける
ことにより、保温力を高め、軽量化すると共に耐久性を
向上しているが、やはり構造は複雑であるし、小型化の
ために断熱壁を余り厚くできず、保温力は満足できない
一方、真空」瓶の口部に接続した注出口をなす肩部材と
連結する外装体が、可撓性発泡体等からなる柔軟性弾性
体で形成されている保温容器も知られている(実開昭5
1−154764号公報)。
このものにおける柔軟性弾性体製の外装体は、保温容器
の外面感触や外観を良くするし、外部からの衝撃吸収作
用にも優れ、真空二重瓶の保護に役立ち得る。
しかし、この種外装体は、その柔軟性の故に、抑圧外力
には耐え難く変形され易いので、その変形が真空二重瓶
に及んでそれを破損させる原因になり、それだけでは真
空二重瓶を充分保護することができない。
そこで、外装体と真空二重容器との間には別の容器形保
護体本体が設けられ、その口部を前記肩部材に連結して
カプセル状保護体をなしている。
また、肩部材は保護体本体および外装体双方との連結構
造上、外装体に対してはその上端部に埋設固定された接
続部材に別部材である結合リングを介し結合することで
連結し、組立性、分解性を良くしている。
このため、真空二重瓶胴りの構造が、部品点数の多い複
雑なものとなっている。
さらに、携行用の吊環は外装体にはその強度上置接設は
得す、外装体上部に埋設結合された前記接続部材に設け
られているが、接続部材は外装体上部へ非表面積の小さ
い単純な形状で、しかも少ししか埋入されていないから
、接続部材と外装体との結合強度を余り高くできない。
この考案は、発泡樹脂よりなる断熱性外壁を、内容器保
護および肩部材との結合、組立に有利な構造で採用し、
前記倒れの欠点をも解消し得る保温ポットを提供するこ
とを目的とするものである。
この考案は、内容器外側の発泡樹脂よりなる断熱性外壁
に埋設される肩部材装着用の接続部材が、下方へ少なく
とも棒状部を有して延びる芯部を持ち、接続部材の断熱
性外壁上方へ臨出した肩部材装着部に、内容器の口部と
接続して注出口を形成する肩部材を直接螺着したことを
、前記目的達成のための要旨としている。
第1図および第2図に示される実施例について説明すれ
ば、内容器1の外側に発泡合成樹脂により形成した断熱
性外壁2を設けて、外壁2の上端口部2aから内容器1
の口部1aを臨出させる。
外壁2には肩部材3装着用の接続部材4を埋設してその
肩部材装着部4aを、外壁20口部2aの近傍外周面へ
臨出させる。
接続部材4は、環状に連続して形成しブこ肩部材装着部
4aの下部に、格子状芯部4bを一体に形成し、同芯部
4bの内周適当数箇所に内容器1を一定の位置関係に保
持する多数の支持突片4cを、また外周適当数箇所に外
向きに一定量突出したスペーサー突起4dをそれぞれ設
け、スペーサー突起4dを、外壁2の成形用型(図示せ
ず)の内周に当接すると共に、芯部4b下端を型底部へ
定置し、支持突片4cで内容器1を受けることによって
、内容器1を型内の定位置へ保持し、内容器1と型との
間に発泡樹脂材料を流し込んで外壁2を形成するのと同
時に、接続部材4の外壁2への埋設と、内容器1の外壁
2内への内蔵とを行えるようにしである。
接続部材4の肩部材装着部4aば、外壁2の周面へ臨出
している外周面に螺子4eを形成し、内容器1の口部1
aとの接続口3aを持った肩部材3の裾部内周に形成し
た螺子3bを、前記螺子4eへ螺合させることにより、
肩部材3を接続部材4へ装着し、外壁2に対し一体的に
接続する。
5は肩部材3の接続口3aへ螺着した栓体、6は肩部材
3の外周へ螺着したキャップであって、内容器1の口部
1aと肩部材3の接続口3aとは、それらの間に嵌めら
れたバッキング7を挟圧して、水密的に接続され、注出
口13を形成する。
内容器1を内蔵する外壁2そのものが、断熱性のある発
泡合成樹脂からなり、従来のような外装体や底蓋および
それらと内容器1との間の支持構造等を不要とするもの
であって、構造が著しく簡略化するし、大型化せずに外
壁2の厚味を大きくすることができて、優れた緩衝性と
断熱性を発揮し、保温性を向上すると共に内容器1を芯
部4bによる耐抑圧変形性向上と相俟ち外力から充分保
護する。
従って、内容器1を瓶体、特に真空二重瓶としても、従
来に比しその耐久性を格段に増大し、保温力をもさらに
向上させ得る。
また、外壁2は、その優れたクッション性と発泡による
手触りの良さあ・よび柔らかみのある表面状態等から、
その感触ならびに外観が良好である。
なト、外壁2の外面に第1図の如くレザー8等を被着す
れば、さらに外観ないし質感を向上し高級化できる。
レザー8は袋状にしておき、これに外壁2を嵌め込んで
簡単に被着できる。
レザー8の口縁8aは、肩部材3によりリング11を介
して或いは直接挿着し固定できる。
レザー8を外壁2の成形時に、型の内面へ前記芯部4b
のスペーサー突起4dにより押漬しておいて、外壁2の
成形と同時に被着することも可能である。
肩部材3は、キャップ6を装着した状態で、下端部が外
部へ露出しており、その露出部分へ飾りリング9を嵌着
し、その一部に突設した耳片9aへ掛は紐10を取付け
である。
紐10は、肩部材3の前記露出部へ耳片を設けるなどし
て直接取付けることもできる。
第3図に示されるように、接続部材4の肩部材装着部を
、環状に連続せず芯部4bの縦枠部4fを上方へ単に延
長して形成したようなものとし、肩部材装着のための螺
子4eを部分的に形成するようにしてもよい。
螺子4eは肩部材装着部4aとそれらの間の外壁2表面
とへ連続的に形成してもよいことは勿論である。
第4図は、他の構造例を示し、外壁2をカセットタイプ
の別成形体としたものであって、外壁2は接続部材4を
成型時にインサートされて埋設しており、内容器1は成
形後の外壁2内へ彼我めするようにしてあって、内容器
1の着脱、従ってその取替えが容易に行われ、内容器1
を図の如く真空二重瓶とし、或いは他の硝子容器とする
場合、それらの保護が充分行われるにしても、若し破損
したような場合に便利である。
栓体5は、肩部材3の外周部へ螺合してあり、掛は紐1
0は、接続部材4の外壁2内へ埋め込まれた部分に、ナ
ツト部4gを形成してこれに外部から螺合するビン12
により取付けるようにしてあり、この構造は、肩部材3
がキャップ6によって覆われてしまう場合に有利である
接続部材4の埋め込み部は、前記のような芯部4bを持
たず、抜は止めのためのフランジ部4hを外周に形成し
であるだけである。
他の構造は前記実施例と同様であり、共通の部材等に同
一の符号を付して説明は省略する。
なお、接続部材4の肩部材装着部4aば、外壁2の口部
2a上へ突出した環状部分としである。
各実施例に訃いて、接続部材4の下方へ延びる芯部4b
は、接続部材4と断熱性外壁2との結合力を高め、外壁
2の耐抑圧変形性を向上するためのもので、下方へ少な
くとも棒状部を有して延びるものであれば充分であり、
必ずしも外壁2の下端部にまで達するものでなくてもよ
い。
また、外壁2は内容器1の保護のため、半硬質の発泡ポ
リウレタン樹脂が、また、レザー8はその感触および外
観のほか、強靭性や耐摩耗性等の材質上、塩化ビニル等
がそれぞれ好ましいが、特にそれら材質に限定するもの
ではない。
この考案によれば、内容器を内蔵する外壁そのものが断
熱性および緩衝性、勘気外観の優れた発泡樹脂からなり
、保温ポットの外周り条件がノ・−ドな外装体を採用す
るものに対し格段に向上する。
特に、断熱性外壁に埋設される接続部材が、下方へ少な
くとも棒状部を有して延びる芯部を持つから、この芯部
が大きな非表面をもってしかも外壁内に深く入り込んで
、接続部材と外壁との結合強度を充分高めることができ
、接続部材側に携行用紐取付部を設けて携行する場合、
過酷な取扱いにもよく耐え、耐久性が向上する。
また、芯部は、外壁内にあって、外壁の耐抑圧変形性を
向上し、外壁本来の緩衝性と共に外壁内の内容器を外壁
のみによって充分保護でき、他の容器形保護部材等必要
ないし、他の保護部材と肩部材との結合およびその影響
による肩部材と接続部材との間接連結が要らないから、
全体に部品点数の少ない簡単な構造となり、組立ても簡
単で安価に供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例を示す半部を縦断して見た正面図、第
2図は中間部材の斜面図、第3図は変形例を示す一部の
斜面図、第4図は他の構造例を示す半部を縦断して見た
正面図である。 1・・・内容器、1a・・・口部、2・・・断熱性外壁
、2a・・・口部、3・・・肩部材、3a・・・接続口
、3b・・・螺子、4・・・接続部材、4a・・・肩部
材装着部、4b・・・芯部、4e・・・螺子、13・・
・注出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内容器外側の発泡樹脂よりなる断熱性外壁に埋設される
    肩部材装着用の接続部材が、下方へ少なくとも棒状部を
    有して延びる芯部を持ち、接続部材の断熱性外壁上方へ
    臨出した肩部材装着部に、内容器の口部と接続して注出
    口を形成する肩部材を直接螺着した保温ポット。
JP1978146274U 1978-10-23 1978-10-23 保温ポツト Expired JPS5825968Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978146274U JPS5825968Y2 (ja) 1978-10-23 1978-10-23 保温ポツト

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JP1978146274U JPS5825968Y2 (ja) 1978-10-23 1978-10-23 保温ポツト

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Publication Number Publication Date
JPS5560824U JPS5560824U (ja) 1980-04-25
JPS5825968Y2 true JPS5825968Y2 (ja) 1983-06-04

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ID=29126620

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JP1978146274U Expired JPS5825968Y2 (ja) 1978-10-23 1978-10-23 保温ポツト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS605645U (ja) * 1983-06-22 1985-01-16 タイガー魔法瓶株式会社 金属製魔法瓶
JPS6097540U (ja) * 1983-12-09 1985-07-03 タイガー魔法瓶株式会社 魔法瓶

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51154764U (ja) * 1975-05-31 1976-12-09

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JPS5560824U (ja) 1980-04-25

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