JPH0322117Y2 - - Google Patents

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JPH0322117Y2
JPH0322117Y2 JP1986007072U JP707286U JPH0322117Y2 JP H0322117 Y2 JPH0322117 Y2 JP H0322117Y2 JP 1986007072 U JP1986007072 U JP 1986007072U JP 707286 U JP707286 U JP 707286U JP H0322117 Y2 JPH0322117 Y2 JP H0322117Y2
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container
inner container
pressure
shape
bottom plate
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JP1986007072U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、耐圧性を有する合成樹脂製の容器
に関し、特に外観を任意の形状に形成可能な耐圧
性樹脂容器に関する。
(従来の技術) 従来、エアゾール容器のような高圧の内容物を
収納する耐圧性の容器を合成樹脂で成形すること
は公知であるが、合成樹脂で成型した耐圧容器
は、金属製の容器に比して内部圧力による経時的
な寸法変化が大きく、所要の耐圧強度を得るため
に横断面形状を円形としなければならなかつた。
(考案が解決しようとする問題点) この為、従来の耐圧性樹脂容器はその外観が円
形に限定されてしまい、容器デザインに関する創
作の幅を狭めていた。これを解決するには、容器
の外部に外容器を鞘状に被せた二重構造として、
外容器を任意の形状に設計することが考えられる
が、内圧による寸法変化が生じた場合に、内容器
の膨張で外容器が破損されるおそれがあり、実用
化されたものはない。
この考案は、内外二重容器構造としつつ内容器
の膨張による外容器の破損を防止せんとするもの
である。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、この考案は、耐
圧構造とした合成樹脂製の内容器1の外部に任意
の形状を有する外容器2を外挿し、外容器2の底
部を閉塞する底板3と内容器1の底部との間に内
容器1の寸法変化や外部からの衝撃を吸収する緩
衝部4を介在させた耐圧性樹脂容器において、該
緩衝部4は底板2と一体に形成される上方へ向か
つて断面略ラツパ状に拡開した形状をなし、径方
向に拡縮して軸方向への弾力的な伸縮自在性を有
せしめてなることを特徴とする耐圧性樹脂容器。
(作用) 内容器の外部に外容器を設けた二重構造とし、
内容器の長手方向底部と外容器に装着して底板と
の間に緩衝部を介在させて支持し、内容器の寸法
変化並びに外部からの衝撃を緩衝部で吸収する。
(考案の効果) 緩衝部4が上方へ向かつて断面略ラツパ状に拡
開した形状をなし、径方向に拡縮して軸方向への
弾力的な伸縮自在性を有せしめてあるので、充分
な弾力性を有しつつ大きな伸縮性を得ることが出
来るため、内容器の内圧による経時的な寸法変化
や外部からの衝撃をきわめて効果的に受け止めて
吸収することが出来、耐圧性樹脂容器としてきわ
めてすぐれたものを提供出来るのである。
(実施例) 以下に図面を参照しつつ、この考案の好しい実
施例について説明する。図において、1は内容
器、2は外容器である。両者は共に合成樹脂で形
成され、容器の口部において一体化される。
内容器1は従来周知のように、耐圧強度を高め
るために、横断面円形に形成される。外容器2は
内容器1の外部に外挿され、所望の形状に形成さ
れる。外容器2は内容器1より若干長長を有し、
開放された底部は底板3で閉塞される。底板3の
内面には内容器1の底部外面に当接する緩衝部4
が設けられる。
緩衝部4は容器の長手方向に沿つて弾力的に伸
縮自在であり、内容器1が内圧を受けて、経時的
に寸法変化したとき、その寸法変化特に容器の長
手方向の寸法変化を、緩衝部4の弾力的な伸縮に
より吸収する。又、容器を落下して外容器2の底
部に衝撃が加つたとき、その衝撃を緩衝部4の弾
性で吸収し、内容器1に衝撃が伝わるのを防止す
る。
緩衝部4の形状、構造は特に限定されるもので
はないが好しくは底板3と一体に形成する。第
1,3,4図に示す緩衝部4は上方へ向つてラツ
パ状に広がつた筒形状をなし、開口部に内容器1
の底部が密着して支持される。内容器1の寸法変
化や衝撃が加つた場合、径方向に拡縮して実質的
に長手方向に伸縮し、内容器1の寸法変化や衝撃
を吸収する。緩衝部4はラツパ状の筒形状に代つ
て第7,8図に示すように円筒形状に形成し、上
面開口部に内容器1の底部形状に対応する円弧面
を有する受板5を定着しつつ下面を開放して、寸
法変化や衝撃が加わつたとき、底板3を緩衝部4
の下面開口部6において弾力的に拡縮させ寸法変
化や衝撃を吸収する。
第2,5,6図は底板4を内容器1の底面形状
に做つた円弧面に形成すると共に、緩衝部4を十
字状に切り起こした帯片7をもつて構成し、該帯
片7の上面を内容器1の底面に当接させるように
したものであり、帯片7は弾力的に上下方向にた
わんで、内容器1の寸法変化や外部からの衝撃を
吸収する。
尚、緩衝部4は上記した構造に限られるもので
はなく、底板3の内面にゴム等の弾力的な緩衝材
を定着しても良いであろう。
底板2の外周面には突条8が囲繞して形成さ
れ、該突条8を外容器2の底部内面に形成された
凹溝9に嵌合して、底板3を外容器2に固着す
る。このように底板3を外容器2と別体に形成
し、定着することにより外容器2並びに緩衝部4
の形成が容易となるが、底板3を外容器2と一体
に形成しても良いことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すものであつて、
第1図は縦断面図、第2図は一変形例の縦断面
図、第3,5,7図はそれぞれ底板の斜視図、第
4図は第3図−線に沿つた断面図、第6図は
第5図−線に沿つた断面図、第8図は第7図
−線に沿つた断面図である。 1……内容器、2……外容器、3……底板、4
……緩衝部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耐圧構造とした合成樹脂製の内容器1の外部に
    任意の形状を有する外容器2を外挿し、外容器2
    の底部を閉塞する底板3と内容器1の底部との間
    に内容器1の寸法変化や外部からの衝撃を吸収す
    る緩衝部4を介在させた耐圧性樹脂容器におい
    て、該緩衝部4は底板2と一体に形成される上方
    へ向かつて断面略ラツパ状に拡開した形状をな
    し、径方向に拡縮して軸方向への弾力的な伸縮自
    在性を有せしめてなることを特徴とする耐圧性樹
    脂容器。
JP1986007072U 1986-01-21 1986-01-21 Expired JPH0322117Y2 (ja)

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JPS62118025U JPS62118025U (ja) 1987-07-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012201387A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Daizo:Kk エアゾール容器用の噴射装置およびエアゾール装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849686U (ja) * 1981-09-28 1983-04-04 三洋電機株式会社 ドラム式洗濯機
JPS59134146A (ja) * 1983-01-20 1984-08-01 エステイ−・ラウダ−・インコ−ポレイテツド 金属製の表皮を有する容器、その製造方法および製造装置

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JPS62118025U (ja) 1987-07-27

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