JPS5825880B2 - 回転フィルタ−付吸上ポンプ - Google Patents
回転フィルタ−付吸上ポンプInfo
- Publication number
- JPS5825880B2 JPS5825880B2 JP53150192A JP15019278A JPS5825880B2 JP S5825880 B2 JPS5825880 B2 JP S5825880B2 JP 53150192 A JP53150192 A JP 53150192A JP 15019278 A JP15019278 A JP 15019278A JP S5825880 B2 JPS5825880 B2 JP S5825880B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- pump
- cylindrical filter
- cylindrical
- suction pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は浮遊物を含む流動液体中から液体を連続的に吸
い上げるための吸上ポンプに関する。
い上げるための吸上ポンプに関する。
吸上ポンプにより下水、工場排水等の汚水、河川、池ま
たは海から水を吸い上げる場合これらの水中に浮遊また
は沈澱しているごみ、木の葉、水中生物等の吸い上げ防
止のためポンプ吸入口をフィルターなどで囲うことが必
要となる。
たは海から水を吸い上げる場合これらの水中に浮遊また
は沈澱しているごみ、木の葉、水中生物等の吸い上げ防
止のためポンプ吸入口をフィルターなどで囲うことが必
要となる。
しかるに連続して水等の液体を吸い上げていると浮遊物
がフィルター周辺に集まりフィルターが目詰まりを生じ
、吸い上げ不良もしくは不能となるので、しばしばポン
プの運転を停止するなどしてフィルターの目に詰まった
浮遊物を除去する作業が必要であった。
がフィルター周辺に集まりフィルターが目詰まりを生じ
、吸い上げ不良もしくは不能となるので、しばしばポン
プの運転を停止するなどしてフィルターの目に詰まった
浮遊物を除去する作業が必要であった。
本発明はかかる面倒な作業を要せずフィルターの目詰ま
りが自動的に解消でき、多量の浮遊物を含む流動液体か
ら長時間連続して液体のみを吸い上げることのできる吸
上ポンプの提供を目的とする。
りが自動的に解消でき、多量の浮遊物を含む流動液体か
ら長時間連続して液体のみを吸い上げることのできる吸
上ポンプの提供を目的とする。
本発明は液体ポンプと、該ポンプのハウジングに該ハウ
ジングを囲んだ状態で自転自在に取付けた円筒状フィル
ターと、該円筒状フィルターの外周に枢着した複数の羽
根板と、これら羽根板がフィルター回転方向に傾斜する
ことを制止する制止機構と、前記ポンプハウジング内に
設けられ流体ポンプの吐出流の一部を前記円筒状フィル
ターの内面に向って噴出させるバイパス流路とを備えた
ことを骨子とするものである。
ジングを囲んだ状態で自転自在に取付けた円筒状フィル
ターと、該円筒状フィルターの外周に枢着した複数の羽
根板と、これら羽根板がフィルター回転方向に傾斜する
ことを制止する制止機構と、前記ポンプハウジング内に
設けられ流体ポンプの吐出流の一部を前記円筒状フィル
ターの内面に向って噴出させるバイパス流路とを備えた
ことを骨子とするものである。
つぎに本願を第１図〜第３図に示す一実施例に基づき説
明する。
明する。
１は本発明にかかる吸上ポンプのハウジング、２はイン
ペラ、３はインペラ２を駆動するモーター、４は吸入口
、５は吐出流の一部が噴出する吸上口、６は吐出流の他
の部分が噴出する吐出口、７は吸上口５に連結されたホ
ース、８はハウジング１を囲みその下面中心部に突設さ
れた縦軸１ａを中心軸として該ハウジング１まわりに回
転（自転）自在に取付けられた有底円筒状のフィルター
であり、円筒状壁で吐出口６と対応する部分８Ａは吐出
流が該部分を通過するときその流れ方向を変えるよう一
定の傾斜を有する縦方向のスリット９が所定の間隙で周
設され、吸入口４と対応する円筒状壁部分８Ｂは縦方向
のスリット１０が周設され、外周には金属線１１が螺旋
状に巻設されてフィルターとなっている。
ペラ、３はインペラ２を駆動するモーター、４は吸入口
、５は吐出流の一部が噴出する吸上口、６は吐出流の他
の部分が噴出する吐出口、７は吸上口５に連結されたホ
ース、８はハウジング１を囲みその下面中心部に突設さ
れた縦軸１ａを中心軸として該ハウジング１まわりに回
転（自転）自在に取付けられた有底円筒状のフィルター
であり、円筒状壁で吐出口６と対応する部分８Ａは吐出
流が該部分を通過するときその流れ方向を変えるよう一
定の傾斜を有する縦方向のスリット９が所定の間隙で周
設され、吸入口４と対応する円筒状壁部分８Ｂは縦方向
のスリット１０が周設され、外周には金属線１１が螺旋
状に巻設されてフィルターとなっている。
１７は円筒状フィルター８の筒面外壁上縁部に等間隔で
半径方向で且つ水平に突設された支杆、１８は一端が支
杆１７に枢着された長い金属平板からなる羽根板、１９
は支杆１７の下方で各羽根板の側部に突設された制止機
構であり羽根板１８が垂直位置より円筒状フィルターの
回転方向に傾斜することを制止する。
半径方向で且つ水平に突設された支杆、１８は一端が支
杆１７に枢着された長い金属平板からなる羽根板、１９
は支杆１７の下方で各羽根板の側部に突設された制止機
構であり羽根板１８が垂直位置より円筒状フィルターの
回転方向に傾斜することを制止する。
この吸上ポンプはたとえば浮遊物を含んだ流水中で使用
され、第２図に示す如く矢印Ｒで示す流水が円筒状フィ
ルターの図示左方にある羽根板１８にあたり該羽根板１
８を押し止め棒１９を介して円筒状フィルターに回転力
を与え該円筒状フィルターを回転させる。
され、第２図に示す如く矢印Ｒで示す流水が円筒状フィ
ルターの図示左方にある羽根板１８にあたり該羽根板１
８を押し止め棒１９を介して円筒状フィルターに回転力
を与え該円筒状フィルターを回転させる。
このとき図示右方にある羽根板１８は流水により押され
支杆１７を軸として流れ方向に傾斜するので回転の抵抗
とはならない。
支杆１７を軸として流れ方向に傾斜するので回転の抵抗
とはならない。
またポンプ吐出流の一部は吸上口５から流出して吸い上
げられ他部はバイパス流路である吐出口６から円筒状フ
ィルター８を通して外に噴出される。
げられ他部はバイパス流路である吐出口６から円筒状フ
ィルター８を通して外に噴出される。
この吐出口６からの噴流は一部分がスリット９を通過す
るが他の一部は円筒状フィルター８とハウジング１との
隙間を通りスリット１０を通過してフィルターの外に噴
出される。
るが他の一部は円筒状フィルター８とハウジング１との
隙間を通りスリット１０を通過してフィルターの外に噴
出される。
スリット９を通過する噴流は該スリット９により流れ方
向を変えられ、この際円筒状フィルター８に回転力を付
与する。
向を変えられ、この際円筒状フィルター８に回転力を付
与する。
スリット１０を通過する噴流はフィルターを内側から洗
い、目に詰まった浮遊物を除去する。
い、目に詰まった浮遊物を除去する。
目詰まりが解消されたフィルタ一部分は円筒状フィルタ
ー８の回転に伴い吸入口４側に順次回って行くので、吸
入口からの液体の吸引は円滑に行われ長時間連続した液
体のみの吸い上げができる。
ー８の回転に伴い吸入口４側に順次回って行くので、吸
入口からの液体の吸引は円滑に行われ長時間連続した液
体のみの吸い上げができる。
第４図は他の実施例を示す。
本実施例では上記実施例の構成に加え羽根板１８の内側
に金属またはプラスチック製細線を植毛してブラシ２０
とし、円筒状フィルターの回転に伴う羽根板１８の運動
でフィルター外面を摩擦させ該フィルター外面に付着す
る浮遊物が擦り取られるようにしている。
に金属またはプラスチック製細線を植毛してブラシ２０
とし、円筒状フィルターの回転に伴う羽根板１８の運動
でフィルター外面を摩擦させ該フィルター外面に付着す
る浮遊物が擦り取られるようにしている。
これにより吐出口からの噴流によるフィルターの洗浄効
果が一層向上できる。
果が一層向上できる。
第５図はさらに他の実施例を示す。
本実施例において支杆２１は両端が円筒状フィルター８
の上下端に固着されて縦方向に配され、羽根板２２は側
縁が該支杆２１に枢着されている。
の上下端に固着されて縦方向に配され、羽根板２２は側
縁が該支杆２１に枢着されている。
２３は羽根板２２が左方に移動することを制止する止め
棒である。
棒である。
この羽根板付吸上ポンプは羽根板部分の機械的強度に優
れる。
れる。
以上の如く本発明の吸上ポンプは、円筒状フィルターに
羽根板とその制止機構とからなるＴニビン機構を設けて
該円筒状フィルターを自転させるとともに吐出流の一部
で円筒状フィルターを内側から洗っているので、フィル
ターの目詰まりを防止でき、浮遊物を含む流動液体中か
ら連続して長時間液体を吸い上げることができる。
羽根板とその制止機構とからなるＴニビン機構を設けて
該円筒状フィルターを自転させるとともに吐出流の一部
で円筒状フィルターを内側から洗っているので、フィル
ターの目詰まりを防止でき、浮遊物を含む流動液体中か
ら連続して長時間液体を吸い上げることができる。
第１図は本発明にかかる吸上ポンプの正面図、第２図は
その一部切り欠き平面図、第３図はその１−Ｂ−０−Ｃ
断面図、第４図は他の実施例の正面の要部を示す図、第
５図はさらに他の実施例の正面の要部を示す図である。 図中、１・・・・・・ハウジング、４・・・・・・吸入
口、５・・・・・・吸上口、６・・・・・・突出口、８
，８１．８２・・・・・・円筒状フィルター １８・・
・・・・羽根板、１９・・・・・・制止機構。
その一部切り欠き平面図、第３図はその１−Ｂ−０−Ｃ
断面図、第４図は他の実施例の正面の要部を示す図、第
５図はさらに他の実施例の正面の要部を示す図である。 図中、１・・・・・・ハウジング、４・・・・・・吸入
口、５・・・・・・吸上口、６・・・・・・突出口、８
，８１．８２・・・・・・円筒状フィルター １８・・
・・・・羽根板、１９・・・・・・制止機構。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 液体ポンプと、該ポンプのハウジングに該ハウジン
グを囲んだ状態で自転自在に取付けた円筒状フィルター
と、該円筒状フィルターの外周に枢着した複数の羽根板
と、これら羽根板がフィルター回転方向に傾斜すること
を制止する制止機構と、前記ポンプハウジング内に設け
られ流体ポンプの吐出流の一部を前記円筒状フィルター
の内面に向って噴出させるバイパス流路とからなる回転
フィルター付吸上ポンプ。 ２ 羽根板は、円筒状フィルターの筒面外壁上部に半径
方向で水平に突設された支杆と、上端が該支杆に枢着さ
れた長板とからなり、制止機構は、円筒状フィルターの
筒面外壁の前記長板の円筒状フィルター回転方向側に突
設された止め棒であることを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載の回転フィルター付吸上ポンプ。 ３ 長板の円筒状フィルター側に金属またはプラスチッ
ク製細線をブラシ状に植設したことを特徴とする特許請
求の範囲第２項記載の回転フィルター付吸上ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53150192A JPS5825880B2 (ja) | 1978-12-04 | 1978-12-04 | 回転フィルタ−付吸上ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53150192A JPS5825880B2 (ja) | 1978-12-04 | 1978-12-04 | 回転フィルタ−付吸上ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5575599A JPS5575599A (en) | 1980-06-06 |
| JPS5825880B2 true JPS5825880B2 (ja) | 1983-05-30 |
Family
ID=15491521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53150192A Expired JPS5825880B2 (ja) | 1978-12-04 | 1978-12-04 | 回転フィルタ−付吸上ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5825880B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0640528U (ja) * | 1992-10-30 | 1994-05-31 | 株式会社島津製作所 | バルブ |
| CN110679445A (zh) * | 2019-11-13 | 2020-01-14 | 张春娇 | 一种农业大田农作物栽培灌溉装置 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2941904C (en) | 2014-03-11 | 2019-08-20 | Pumpeng Pty Ltd | Submersible pump and method of pumping fluid |
| CN103953541B (zh) * | 2014-05-21 | 2016-02-24 | 楼碧云 | 具有滑动性轴承和带电镀涂层中心轴的抽水装置 |
| CN103953539B (zh) * | 2014-05-21 | 2016-03-16 | 吴美俊 | 具有分层结构密封条和液体储蓄罐的抽水装置 |
| CN112343870B (zh) * | 2020-11-21 | 2022-06-24 | 越连机电有限公司 | 潜水泵 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS458525Y1 (ja) * | 1969-04-21 | 1970-04-22 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50143101U (ja) * | 1974-05-15 | 1975-11-26 |
-
1978
- 1978-12-04 JP JP53150192A patent/JPS5825880B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS458525Y1 (ja) * | 1969-04-21 | 1970-04-22 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0640528U (ja) * | 1992-10-30 | 1994-05-31 | 株式会社島津製作所 | バルブ |
| CN110679445A (zh) * | 2019-11-13 | 2020-01-14 | 张春娇 | 一种农业大田农作物栽培灌溉装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5575599A (en) | 1980-06-06 |
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