JPS5813207B2 - 自浄フィルタ−装置 - Google Patents
自浄フィルタ−装置Info
- Publication number
- JPS5813207B2 JPS5813207B2 JP54010873A JP1087379A JPS5813207B2 JP S5813207 B2 JPS5813207 B2 JP S5813207B2 JP 54010873 A JP54010873 A JP 54010873A JP 1087379 A JP1087379 A JP 1087379A JP S5813207 B2 JPS5813207 B2 JP S5813207B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- self
- inlet
- fluid
- filter device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は浮遊物もしくは沈澱物を含む液体または粉じん
の多い気体など排除すべき固体を含む流体中から流体だ
けを吸い出す際に用いるフィルター装置にかかわり、詳
しくは該フィルターの目詰まりを防止しながら連続して
長期間流体の吸い出しができる自浄機構付のフィルター
装置に関する。
の多い気体など排除すべき固体を含む流体中から流体だ
けを吸い出す際に用いるフィルター装置にかかわり、詳
しくは該フィルターの目詰まりを防止しながら連続して
長期間流体の吸い出しができる自浄機構付のフィルター
装置に関する。
吸上ポンプ等により下水、工場排水等の汚水を吸い上げ
これらに含まれる溶存物質を測定する場合、河川、池ま
たは海等の水を吸い上げ冷却水として用いる場合、切屑
を含む冷却油を再生して循還する場合、または粉じんの
多い気体を濾過する場合など、これら液体中に浮遊また
は沈澱しているごみ、木の葉、水中生物等の除去または
気体中の粉じんの除去のため吸入口をフィルターで囲う
ことが必要となる。
これらに含まれる溶存物質を測定する場合、河川、池ま
たは海等の水を吸い上げ冷却水として用いる場合、切屑
を含む冷却油を再生して循還する場合、または粉じんの
多い気体を濾過する場合など、これら液体中に浮遊また
は沈澱しているごみ、木の葉、水中生物等の除去または
気体中の粉じんの除去のため吸入口をフィルターで囲う
ことが必要となる。
しかるに連続して上記液体または気体の吸上もしくは分
離作業を行なっていると、固体がフィルターの周囲に付
着し、フィルターが目詰まりを生じ、流体の吸上もしく
は分離が不良または不能となるので、しばしばこれら作
業を停止しフィルターを洗浄または交換する必要が生じ
、著しく面倒であると共に長期間連続して流体を吸いこ
むことができない。
離作業を行なっていると、固体がフィルターの周囲に付
着し、フィルターが目詰まりを生じ、流体の吸上もしく
は分離が不良または不能となるので、しばしばこれら作
業を停止しフィルターを洗浄または交換する必要が生じ
、著しく面倒であると共に長期間連続して流体を吸いこ
むことができない。
本発明は固体を含む流体中から長期間連続して流体を分
離できる自浄装置付のフィルター装置の提供を目的とす
る。
離できる自浄装置付のフィルター装置の提供を目的とす
る。
本発明は吸入口を囲むよう形成したフィルターの内に、
吸入流体の一部もしくは全部を還流せしめるか又は別の
流体を流入せしめる流入口を設け、該流入口に先端部か
ら流体を噴出しつつ噴出の反動または噴出口付近の静圧
により上記フィルター内で回転する噴流口金を回転自在
に取り付け、その噴流によりフィルターを内側から洗浄
するようにしたことを骨子とするものであり、つぎに本
発明を図に示す一実施例に基づき説明する。
吸入流体の一部もしくは全部を還流せしめるか又は別の
流体を流入せしめる流入口を設け、該流入口に先端部か
ら流体を噴出しつつ噴出の反動または噴出口付近の静圧
により上記フィルター内で回転する噴流口金を回転自在
に取り付け、その噴流によりフィルターを内側から洗浄
するようにしたことを骨子とするものであり、つぎに本
発明を図に示す一実施例に基づき説明する。
第1図は本発明の自浄フィルター装置を利用し多量の浮
遊固形物を含む汚水中から水を連続的に吸い上げ、水中
の溶存物質を長期間連続測定する装置を示し、Aは本発
明の自浄フィルター装置、Bは汚水槽,Cは吸上げ用の
水ポンプ、Dは水中の溶存物質連続測定器である。
遊固形物を含む汚水中から水を連続的に吸い上げ、水中
の溶存物質を長期間連続測定する装置を示し、Aは本発
明の自浄フィルター装置、Bは汚水槽,Cは吸上げ用の
水ポンプ、Dは水中の溶存物質連続測定器である。
第2,3図は自浄フィルター装置Aの構造を示し、1は
濾過された後の水の吸入口、2は吸入口1を囲むように
該吸入口に取り付けた円筒状の濾過用フィルターであり
、本実施例においては側周に縦方向のスリット21,2
1・・・・・・を多数形成すると共に合成樹脂製または
金属製の細線22を螺線状に巻設した円筒状濾面23に
円板状の底板24および天板25を設けてなる。
濾過された後の水の吸入口、2は吸入口1を囲むように
該吸入口に取り付けた円筒状の濾過用フィルターであり
、本実施例においては側周に縦方向のスリット21,2
1・・・・・・を多数形成すると共に合成樹脂製または
金属製の細線22を螺線状に巻設した円筒状濾面23に
円板状の底板24および天板25を設けてなる。
3はフィルターの天板25の中心を貫通して挿設した吸
入水循還用の流入口、4はその先端部に該流入口を軸と
して回転自在に取り付けられた噴流口金であり、本実施
例では流入口3の先端部に回転自在に嵌合した、底部軸
心に先端が錐状の回転支軸41を有する有底円筒構造の
連結子42に、金属パイプを曲げ先端にフィルターのス
リット21と対応するスリット状の噴出口43を設けた
旋回腕44,44を対称的に取り付け、さらにこの実施
例では旋回腕44,44を湾曲してタービン状となし噴
流の反動で回転するように形成されている。
入水循還用の流入口、4はその先端部に該流入口を軸と
して回転自在に取り付けられた噴流口金であり、本実施
例では流入口3の先端部に回転自在に嵌合した、底部軸
心に先端が錐状の回転支軸41を有する有底円筒構造の
連結子42に、金属パイプを曲げ先端にフィルターのス
リット21と対応するスリット状の噴出口43を設けた
旋回腕44,44を対称的に取り付け、さらにこの実施
例では旋回腕44,44を湾曲してタービン状となし噴
流の反動で回転するように形成されている。
45は口金噴出口43に固着され該噴出口43とフィル
ターの濾面23の内周面との隙間から噴流がフィルター
2内に洩れることを防止するじゃま板である。
ターの濾面23の内周面との隙間から噴流がフィルター
2内に洩れることを防止するじゃま板である。
5はフィルターの底板中心に口金の回転支軸41と当接
するよう固定した噴流口金4の回転軸受、6は流入口3
に固着してスラストカラーであり噴流口金4を回転軸受
5との間で回転自在に支持している。
するよう固定した噴流口金4の回転軸受、6は流入口3
に固着してスラストカラーであり噴流口金4を回転軸受
5との間で回転自在に支持している。
本実施例の自浄フィルター装置Aは上記の如く汚水中に
浸漬され、水ポンプCにより吸入口1から吸い上げられ
た濾過水は一部は溶存物質連続測定装置Dに供給され、
他は流入口3からフィルター2内に循流される。
浸漬され、水ポンプCにより吸入口1から吸い上げられ
た濾過水は一部は溶存物質連続測定装置Dに供給され、
他は流入口3からフィルター2内に循流される。
この循流水は連結子42、旋回腕44,44を経て噴出
口43,43から噴出され、噴流の反動で噴流口金は回
転(自転)し、フィルターの濾面23は噴流で内側から
洗浄されて目に詰まった浮遊固形物は除去される。
口43,43から噴出され、噴流の反動で噴流口金は回
転(自転)し、フィルターの濾面23は噴流で内側から
洗浄されて目に詰まった浮遊固形物は除去される。
このようにしてフィルターの濾面23は噴流で常時洗浄
されているので、目詰まりは防止され吸入口1からの吸
い上げが可能となる。
されているので、目詰まりは防止され吸入口1からの吸
い上げが可能となる。
第4図は本発明の他の実施例を示し、噴出口金4の噴出
口43部分に設けたじゃま板45に植毛してブラシ状と
し、該ブラシ状部46が噴流口金4の回転に伴ないフィ
ルター2の濾面の内側をブラッシングし、目に詰まった
浮遊物を除去するようにしてフィルターの自浄効果を向
上させている。
口43部分に設けたじゃま板45に植毛してブラシ状と
し、該ブラシ状部46が噴流口金4の回転に伴ないフィ
ルター2の濾面の内側をブラッシングし、目に詰まった
浮遊物を除去するようにしてフィルターの自浄効果を向
上させている。
第5図は天板25に吸上穴26 , 26・・・・・・
が設けられた自浄フィルター装置Aと市販の水ポンプE
とを連結筒Fを介して一体に固定した場合を示し、フィ
ルター2を介して吸引された水は吸上穴26,26・・
・・・・を通じて水ポンプ吸入口e1,e1・・・・・
・から吸引され、水ポンプ咄出口e2から咄出され、一
部は循環パイプGを経て噴流口金4内に還流され、他の
一部は吸上パイプHから吸上げられる。
が設けられた自浄フィルター装置Aと市販の水ポンプE
とを連結筒Fを介して一体に固定した場合を示し、フィ
ルター2を介して吸引された水は吸上穴26,26・・
・・・・を通じて水ポンプ吸入口e1,e1・・・・・
・から吸引され、水ポンプ咄出口e2から咄出され、一
部は循環パイプGを経て噴流口金4内に還流され、他の
一部は吸上パイプHから吸上げられる。
I,Jはそれぞれ吸上パイプHと循環パイプGに設けら
れたバルブであり吸上流と循環流との流量を調整する作
用をなす。
れたバルブであり吸上流と循環流との流量を調整する作
用をなす。
以上の実施例においては吸入する流体が水の場合につい
て述べたが、本発明の自浄フィルター装置は油等の他の
液体および空気等の気体においても使用できることは当
然である。
て述べたが、本発明の自浄フィルター装置は油等の他の
液体および空気等の気体においても使用できることは当
然である。
なお本発明において噴流口金は噴流の反動以外に、噴出
口付近の静圧で回転させても良く、フィルターの形状は
球面状その他であっても良い。
口付近の静圧で回転させても良く、フィルターの形状は
球面状その他であっても良い。
上述の如く本発明の自浄フィルター装置は噴流の反動ま
た静圧で回転する噴流口金を備え噴流がフィルターの濾
面を内側から常時洗浄しているので、固体を含む流体中
から連続して流体を吸入することができる。
た静圧で回転する噴流口金を備え噴流がフィルターの濾
面を内側から常時洗浄しているので、固体を含む流体中
から連続して流体を吸入することができる。
第1図は本発明の自浄フィルター装置の用途例を示す図
、第2図は一実施例を示す一部切欠き正面図、第3図は
横断面図、第4図は他の実施例の部分図、第5図は用途
例を示す。 図中、1・・・・・・吸入口、2・・・・・・フィルタ
ー、3・・・・・・流入口、4・・・・・・噴流口金。
、第2図は一実施例を示す一部切欠き正面図、第3図は
横断面図、第4図は他の実施例の部分図、第5図は用途
例を示す。 図中、1・・・・・・吸入口、2・・・・・・フィルタ
ー、3・・・・・・流入口、4・・・・・・噴流口金。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 吸入口を囲むよう形成したフィルターの内に、吸入
流体の一部もしくは全部を還流せしめるか又は別の流体
を流入せしめる流入口を設け、該流入口に先端部から流
体を噴出しつつ上記フィルター内で噴流の反動または噴
出日付近の静圧により回転する噴流口金を回転自在に取
り付け、その噴流によりフィルターを内側から洗浄する
ようにした自浄フィルター装置において、噴流口金の噴
出口付近にじゃま板45を取り付け、噴出流体のフィル
ター外への流出を円滑にしたことを特徴とする自浄フィ
ルター装置。 2 じやま板45に植毛してブラシ状となし,該ブラシ
状部分がフィルターの内側面をブラッシングするように
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自浄
フィルター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54010873A JPS5813207B2 (ja) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | 自浄フィルタ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54010873A JPS5813207B2 (ja) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | 自浄フィルタ−装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55102419A JPS55102419A (en) | 1980-08-05 |
JPS5813207B2 true JPS5813207B2 (ja) | 1983-03-12 |
Family
ID=11762445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54010873A Expired JPS5813207B2 (ja) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | 自浄フィルタ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5813207B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57105213A (en) * | 1980-12-19 | 1982-06-30 | Yamabiko:Kk | Method for removing dust in surface flow water intake valve |
JPS6233509A (ja) * | 1985-08-02 | 1987-02-13 | Iijima Seimitsu Kogyo Kk | 遠心式自浄フイルタ装置 |
FR2892947B1 (fr) * | 2005-11-10 | 2008-04-11 | Diamant Boart Sa Belge | Systeme de filtration d'un liquide |
-
1979
- 1979-01-31 JP JP54010873A patent/JPS5813207B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55102419A (en) | 1980-08-05 |
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