JPS5825368Y2 - 映写機の冷却装置 - Google Patents

映写機の冷却装置

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Publication number
JPS5825368Y2
JPS5825368Y2 JP1980127638U JP12763880U JPS5825368Y2 JP S5825368 Y2 JPS5825368 Y2 JP S5825368Y2 JP 1980127638 U JP1980127638 U JP 1980127638U JP 12763880 U JP12763880 U JP 12763880U JP S5825368 Y2 JPS5825368 Y2 JP S5825368Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
light source
projector
ray absorption
absorption filter
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980127638U
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English (en)
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JPS5751946U (ja
Inventor
良一 堀内
Original Assignee
株式会社学習研究社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスライド映写機等の冷却装置に関し、特に熱線
吸収フィルターを備えた映写機の冷却装置に関する。
一般に小型のスライド映写機等は光源と、集光レンズと
してのフレネルレンズ及びフィルムを上下方向に配列し
、コンパクト化を企図している。
斯る従来のスライド映写機等では映写時に光源から発生
する熱でフィルム焼け、フィルム変形成はフレネルレン
ズは主にプラスチック材料で横取されているためこれの
熱変形等を生じる不利がある。
上記不利を解消すべく、本体上面に蛇腹状の開口部を形
成することが行なわれるが、これによる冷却効果は不十
分であり、ワット数の大きな光源を用いることができず
光量不足を招いている。
また光源をレンズの真下に設けず側方にズラせて設ける
こと、或は本体内に冷却用のファンを設けることも考え
られるが、このような手段によると必然的に本体の容積
が大きくなり、部品点数も増加し、装置の小型化を図る
上で問題がある。
本考案者は上述の如き問題点に鑑み、これを有効に解決
すべく本考案を成したものであり、その目的とする処は
、上下方向に配列された集光レンズと光源との間に熱線
吸収フィルターを傾斜して配設し、本体の上部及び下部
に熱気排出用の開口部と外気取入れ用の開口部とを設け
ることにより、本体内に積極的に対流を生ぜしめ熱気を
効果的に排出するとともに光源からの熱線をフィルター
で吸収して可及的に機器の小型化を達成し得る映写機の
冷却装置を提供するにある。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述す
る。
1はスライド映写機の本体であり、この本体1の上板2
には開口3を形成し、この開口3の側方に支持体4を起
設し、この支持体4で開口3上方に位置する投影ヘッド
5を上下動自在に支持している。
上板2の裏面で開口3の下には透明プラスチック板から
なるスライドフィルム載置台6を付設し、との載置台6
上でフィルムをスライドせしめてフィルム交換を行なう
そして本体1の底板7上にステム8・・・を起設し、こ
のステム8・・・の上端を前記載置台6の下方に位置せ
しめている。
とのステム8の上端部には小径部を形成し、この小径部
にスプリング9を介してプラスチック材からなるフレネ
ルレンズ10を嵌挿するとともに前記小径部上端にボル
トを嵌合してフレネルレンズ10を弾性的に支持してい
る。
また前記ステム8の側方にブラケット11を起設し、こ
のブラケット11にフレネルレンズ10の下方に位置す
るランプ12を取り付けている。
ブラケット11の下部には支持台13を取り付け、この
支持台13上にパラボラ鏡14を載置し、ランプ12か
らの光を上方に反射せしめる。
而して投影ヘッド5、フィルム載置台6、フレネルレン
ズ10、ランプ12及びパラボラ鏡14の中心点を結ぶ
線が直線となる如く夫々が配列される。
捷た上記底板7上に上端を傾斜辺15aとしたブラケッ
ト15を起設する。
この傾斜辺15aは前記フレネルレンズ10とランプ1
2との中間高さに位置し、且つこれら10,12から図
中前後方向にズした位置にある。
そして傾斜辺の上端部は本体1の側板16に近接し、下
端部は本体1の中央部近傍1で延びている。
そしてこのブラケット15の傾斜辺15a上に熱線吸収
フィルタ17を載置する。
而して熱線吸収フィルタ17はフレネルレンズ10とラ
ンプ12との間に傾斜して配置される。
尚、熱線吸収フィルタ17を安定保持せしめるべくブラ
ケット15は本体の前後端近傍に2個設けるのが好捷し
い。
前記側板16の上部及び下部には夫々開口部18.19
を形成し、更に底板7の前記パラボラ鏡14の直下部分
にも開口部20を形成する。
尚21は光源用トランスである。
以上において、ランプを点燈すると熱が発生し、本体内
の空気が加熱昇温さねる。
すると、該空気は上昇し熱線吸収フィルタ17の傾斜下
面に沿って移動し、該フィルタ17の上端から側板16
に沿って上昇し、側板16の上部に形成した開口部18
から外方に排出される。
そして側板16の下部及び底板7に形成した開口部19
.20から新たな外気を流入せしめ、積極的に対流を行
なわしめ、熱気を上方へ送り本体内の空気交換を行なう
上記の空気の流れを図中矢印で示した。
以上の結果、外気が本体内を冷却せしめると同時に、光
源からの熱線即ち副射熱を吸収した熱線吸収フィルタを
も冷却し、これが2次熱源となることを防止する。
尚、以上は本考案の好適一実施例を述べたに過ぎず、本
考案はフレネルレンズ以外の集光レンズを用いた映写機
に適用し得るのは勿論のこと、本体内にフィルタを枢着
し、これを回動自在としてその傾斜角度を自由に変化し
得る如く構成してもよく、更にフレネルレンズの真下に
ランプが位置しないような構造の映写機についても本考
案を適用できる。
以上の説明で明らかな如く本考案によれば、ランプの上
方に熱線吸収フィルタを傾斜して配置し、更に本体の上
部及び下部に開口部を形成したので、ランプからの熱線
を効率よく吸収するとともに本体内において積極的に対
流を生ぜしめ、この対流を利用して熱気と外気との交換
を行なえ、本体内の空間を有効に利用して冷却をなし得
、フレネルレンズ、フィルム等の過熱を確実に防止でき
、更に映写機の可及的コンパクト化が図れ、また以上を
簡単な部材と構造により安価に達成し得る等多大の利点
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る冷却装置を小型のスライド映写機に
適用したものの縦断側面図である。 尚、図面中1は本体、10は集光レンズ、12は光源、
17は熱線吸収フィルタ、18,19゜20は開口部で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体内に集光レンズと光源とを配設した映写機にむいて
    、前記集光レンズと光源との間に熱線吸収フィルタを集
    光レンズ側の空間と光源側の空間とに分割する如く傾斜
    して配設し、上記熱線吸収フィルタに近接する本体側板
    の上部に熱気排出用の開口部を形成し、本体底板の光源
    直下部分に外気取入れ用の開口部を形成したことを特徴
    とする映写機の冷却装置。
JP1980127638U 1980-09-08 1980-09-08 映写機の冷却装置 Expired JPS5825368Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980127638U JPS5825368Y2 (ja) 1980-09-08 1980-09-08 映写機の冷却装置

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JP1980127638U JPS5825368Y2 (ja) 1980-09-08 1980-09-08 映写機の冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5751946U JPS5751946U (ja) 1982-03-25
JPS5825368Y2 true JPS5825368Y2 (ja) 1983-05-31

Family

ID=29488040

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980127638U Expired JPS5825368Y2 (ja) 1980-09-08 1980-09-08 映写機の冷却装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS47542U (ja) * 1971-01-16 1972-08-03

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS47542U (ja) * 1971-01-16 1972-08-03

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Publication number Publication date
JPS5751946U (ja) 1982-03-25

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