JPS5825275B2 - 電子楽器の音色制御装置 - Google Patents

電子楽器の音色制御装置

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JPS5825275B2
JPS5825275B2 JP52093517A JP9351777A JPS5825275B2 JP S5825275 B2 JPS5825275 B2 JP S5825275B2 JP 52093517 A JP52093517 A JP 52093517A JP 9351777 A JP9351777 A JP 9351777A JP S5825275 B2 JPS5825275 B2 JP S5825275B2
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栄作 岡本
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Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の概要 この発明は電子楽器の音色制御装置に関し、特にRAM
(ランダムアクセスメモリ)に音色情報を記憶し、適宜
RAMより音色情報を取り出し音色制御を行なう装置に
係る。
□(2)従来技術 従来の電子楽器における音色制御装置としては、複数の
固定又は可変抵抗器からなる記憶装置とそれらを選択的
に音色制御回路に導き音色制御する選択スイッチとから
なっていた。
しかしこのような装置では装置全体が大きくなり、好ま
しいものではなかった。
(3)発明の目的 そこでこの発明では従来の記憶装置をRAMに置き換え
、小型化した音色制御装置を提供しようとすると共に電
源投入と同時に又はスイッチの操作によりROM(リー
ドオンリイメモリ)内にある音色情報をRAM内に写し
換え、演奏に支障をきたさないようにした音色制御装置
を目的とするものである。
(4)発明の説明に使用される略号 発明の詳細な説明に入るまえに、この発明の説明に使用
される略号の一欄表を次に示す。
CH・・・・・・チャンネル(Ul、U2、・・・・・
・、S2 または0〜7) AL・・・・・・オール(all )モード指定信号S
L・・・・・・セレクト(5elect )モード指定
信号PR・・・・・・プロデユース(Produce
)モード指定信号 RET・・・・・・リセット信号 R/R”・・・°・ロムからラム(ROM to
RAM)指定信号 WT・・・・・・ライ) (Write )モード指定
信号RD・・・・・・リード(Read )モード指定
信号EX・・・・・・イクスチェンジ(Exchang
e )モード指定信号 CKo・・・・・・システムクロック(WT 、RD、
その他のモードで切換えられる) CK、 ・・・・・・発振出力クロックCK1□・・
・・・・カードに記録されたクロックCC1〜3・・・
・・・チャンネルコードCHo (S CHo ) 〜
CH7(S CH7) ”−チャンネルタイミング S Ho (P S Ho ) 〜S H20(P S
H26) ””サンプリングタイミング EXl、、・・・・・・イクスチェンジのモードタイミ
ング指定信号 り。
、7・・−・・・データコード信号 ADo〜7・
・・用アドレスコード信号 Oo 、5 (Oo〜。
〜o7.5)・・・・・・サンプリング出力信号 WPS・・・・・・カードプロテクトシグナルSBO・
・・・・・カードローディングシグナルR8S・・・・
・・リバーススイッチシグナルWRC・・・・・・ライ
ドリードコントロールシグナルR8・・・・・・カード
制御装置のリセットシグナルWC・・・・・・ライトコ
ントロールシフナルRC,〜3・・・・・・チャンネル
コード信号FC・・・・・・フィニツシユコード検出信
号0A−B・・・・・・一致信号 (5)発明の構成及び作用 以下、図面を参照してこの発明をミュージックシンセサ
イザに適用した一実施例を詳細に説明する。
〔5−1) ミュージックシンセサイザ主要部ブロッ
ク図〔第1図a〕の説明 第1図aは上記ミュージックシンセサイザの主要部のブ
ロック図を示す。
図中鍵盤1は上鍵盤1い下鍵盤12、ペダル鍵盤13、
ソロ鍵盤14 からなり、また各鍵盤1.〜14はそれ
ぞれ複数の鍵(図示路)を有している。
各鍵盤1、〜14 に対してこの実施例ではそれぞれ2
組、合計8個の楽音形成回路2゜〜2□が設げられてい
る。
すなわち、上鍵盤11 に対しては楽音形成回路2゜
、2、が設けられ、これら各回路2゜。
2、は以後の説明ではそれぞれチャンネル0(CHoま
たはUlと略称)またはチャンネル1(CH,またはH
2と略称)と称される。
同様に下鍵盤1□、ペダル鍵盤13、ソロ鍵盤14 に
もそれぞれ2組ずつ各楽音形成回路22(CH2または
Ll)、23(CH3またはL2 )、24(CH4ま
たはpl)、25(CH5またはP2)、26(CH6
またはst )、2□(CH7またはS2)が設けられ
ている。
第1図aにみられるように、各鍵盤11〜14からのキ
ー出力信号である高音電圧信号KVまたは押鍵信号すな
わちトリガ信号KONが対応するチャンネルの各楽音形
成回路2゜〜2□に送られる。
上記の電圧信号KVは各鍵盤11〜14にて押された鍵
に対応した発振周波数(即ち、音階に相当する)の楽音
信号を後述する電圧制御型可変周波数発振器3(VCO
)より発生させるための信号である。
また前記トリガ信号KONは鍵を押しだときまたは離し
たときに発生する鍵のオン、オフ信号であり、このトリ
ガ信号は後述する各エンベロープジェネレータ(EG)
63〜65をトリガする。
これらEGは第1図すに示すようなエンベロープ波形を
出力する。
このエンベロープ波形は、押鍵時(11> からアタ
ックタイム(AT)の間にイニシャルレベル(IL)か
らアタックレベル(AL)まで立上り、以後第1デイケ
イタイム(DTI) の間にサスティンレベル(SL
)まで減衰して離鍵時(t2)まで接続し、離鍵後は第
2ディケイ時間(DT2) の間にサスティンレベル
(SL)からイニシャルレベル(IL)まで立ち下るよ
うな時間経過に従って電圧値の変化する電圧波形信号で
ある。
このようなエンベロープ波形を演奏者の好みによってあ
らかじめ作つ不おく場合は上記の音色制御装置内にある
音色セツティングボードと呼ばれるものによって作られ
る。
楽音形成回路2o〜2□はともに同一の構成を有してお
り、ここではチャンネルOの楽音形成回路2゜の構成に
つき説明する。
楽音形成回路2゜は直列接続される電圧制御型可変周波
数発振器(VCO)3、電圧制御型可変フイ゛ルタ(V
CF’)4、電圧制御増幅器(VCA)5と、上記VC
O1VCF、VCAに対応して設けられるエンベロープ
ジェネレータ(EG ) 63,64.65 とによ
り構成される。
vCOは上述したように押された鍵の電圧信号KVに対
応する周波数の楽音信号を発生してVCFに送る、VC
Fはこの楽音信号から特定の高調波成分を有する信号を
取り出して(即ち、上記楽音信号を修飾して)VCAに
送る。
VCAは修飾された楽音信号に所定の大きさくエンベロ
ープ)を付与してその出力信号を各チャンネルに共通の
増幅器、スピーカ(ともに図示路)に与え、押鍵に対応
する音がスピーカより発生される。
上記vCO1VCF、VCAはそれぞれ対応するEG6
3゜64.65から出力される制御電圧波形(エンベロ
ープ波形)により制御され、またEG63゜64.65
はともに鍵盤1から出力されるトリガ信号KOHにより
トリガされるとともに、音色制御装置7から各チャンネ
ルCHo−CH7に対して出力される制御信号0゜〜0
25 により制御される。
この発明は特に上記音色制御装置7に関連するもので、
この音色制御装置7から出力される制御信号0゜〜0□
5が上述のように各EG63,64,65 に与えられ
て各エンベロープ波形が決められ、この結果、これらエ
ンベロープ波形にシタがってVCOlVCF、VCAが
制御されるようになっている。
なお、制御信号0゜〜025は、各EG63,64,6
5から出力すれるエンベローフ”波形のイニシャルレベ
ル(IL)、アタックレベル(AL)、サスティンレベ
ル(SL)、アタックタイム(AT)、第1および第2
のディケイタイム(DTl)、(DT2)等を決めるた
めの電圧信号である。
(5−2〕 音色制御装置(第2図)、の概要説明次に
第2図以下の図面を参照して上記音色制御装置γの詳細
を説明する。
先ず第2図につきその全体の構成を概略的に説明する。
この音色制御装置7は後述する8つの動作モードにした
がってミュージックシンセサイザの演奏動作を制御でき
る装置である。
図中の音色セツティングボード(音色セツティング装置
)16は上記のEG 63.64.65 にエンベロー
プ波形を作るための制御信号を与えうるようにしたもの
で、上述したエンベロープ波形のイニシャルレベル等を
任意に設定できる複数の楽音決定要素制御ボリューム(
可変抵抗器)を基板上に設けられている。
また音色セツティングボード16上には、上記楽音決定
要素制御ボリュームのほかに楽音信号にビブラート効果
特性等を付与するための複数の楽音決定要素制御スイッ
チも設けられている。
音色セツティングボード16上の楽音決定要素制御ボリ
ューム、楽音決定要素制御スイッチにより演奏前に設定
された楽音作成のためのアナログ情報(ただし楽音決定
要素制御スイッチの出力はディジタル情報である)は、
A/D変換装置17によりディジタル情報に変換されて
データバス262 に送り出され、磁気カード(図示路
)や、更にこの磁気カードから内部記憶装置のRAM(
ランダムアクセスメモリ)13に書込まれて記憶される
他の内部記憶装置であるROM(リードオンリメモリ)
14は標準音色情報の記憶用に設けられたものである。
ミュージックシンセサイザをROM14に記憶されてい
る標準音色情報にて演奏するときには、電源スィッチの
投入と同時にROM14内の標準音色情報がデータバス
262を介して上記RAM13にコピーされる。
そして演奏が開始されるとRAM13に記憶されている
情報のうち、各チャンネルCHo〜CH7の楽音形成回
路2゜〜2□内でアナログ情報として使用されるものは
、データバス262を介してD/A変換装置20に送ら
れるアナログ情報に変換される。
そしてこのアナログ情報はサンプルホールド回路21a
によりホールドされる。
またRAM13に記憶されている情報のうち、各チャン
ネルCHo〜CH7の楽音形成回路2゜〜2□内でディ
ジタル情報として使用されるものは、データバス262
を介してラッチ回路21bに送られラッチされる。
そして、上記サンプルホールド回路21aおよびラッチ
回路21bに記憶された情報は制御信号0゜〜025と
して対応するチャンネルの楽音形成回路2o〜2□に送
られる。
この発明の実施例では、上述したような演奏開始時にR
OM14の内容をRAM13にコピーする動作モードな
R/R(ROM to RAM) モードと呼ぶ。
またRAM13の内容をサンプルホールド回路21aま
たはラッチ回路21bに送って演奏できるようにする動
作モードを演奏モードと呼ぶ。
上記R/Rモードはこの発明の特徴の1つを成すもので
、電源スィッチの投入あるいはリセットスイッチを操作
すれば、直ちにR/Rモードに入ることができる。
そして、その後、後述する所望のチャンネルスイッチと
トーンセレクトスイッチをオンすることにより演奏モー
ドに入り、このオンされたチャンネルスイッチトーンセ
レクトスイッチに対応する標準音色情報をRAM13か
ら読出して演奏することができる。
この実施例ではまた、標準音色情報による演奏から、音
色セツティングボードまたは磁気カードを使用して標準
音色情報以外の音色情報による演奏への切換え、または
この逆の演奏状態への切換えも、後述するプロデユース
スイッチ等、の切換え操作によりワンタッチで行える特
徴もある。
上述した音色セツティングボードを使用して標準音色情
報以外の音色情報による演奏モードを、この発明ではP
R,W〒モードと呼ぶ。
このモードでは、演奏中に音色セツティングボ。
−ド上の楽音決定要素制御ボリュームまたは楽音決定要
素制御スイッチを操作して得られる情報をサンプルホー
ルド回路21aまたはラッチ回路21bに直接送って演
奏する。
なお、上記サンプルホールド回路21aから出力されて
いシるアナログ情報、たとえば信号0゜−0”’0−1
9はOチャンネルに対するものを示す。
また信号CHo〜7はチャンネルを指定する信号で、こ
の信号CHo、はチャンネルコードCC1〜CC3(こ
れらは後述するパネルコントロールロジツシク25にて
作成される信号である。
)をデコーダによりデコードして作成される。
更にラッチ回路21bから出力されているディジタル信
号たとえば0□−2o〜0□−2,は7チヤンネルに対
するものを示す。
RAM13またはROM14のアドレスを指定してこれ
らへ情報を書込んだり、或いはこれらから情報を読出し
たりするために、トーンセレクタ10、アドレスジェネ
レータ11が設けられている。
トーンセレクタ10には各チャン。ネルCHo〜CH7
に対応する8個のチャンネル選択スイッチSU、、SU
2.SLl、SL2゜SPl、SF3.SS1.SS2
と、各チャンネル選択スイッチの制御下にそれぞれ8個
のトーンセレクトスイッチ(T S□ ”T S7と略
称する)・が設けられている。
即ち、この実施例に於いては、各チャンネルに対して設
けられているRAM13およびROM14の記憶領域は
それぞれ8個のブロックに分割されており、また各ブロ
ックには1音色分の情報が記憶されるようになっている
そして任意のチャンネルの任意のトーンセレクトスイッ
チをオンさせれば、このトーンセレクトスイッチに対応
するRAM13またはROM14のアドレスがアドレス
ジェネレータ11により指定され、上述のように音色情
報の書込み、読出しが行われる。
なお、アドレス信号ADo〜AD7はアドレスバス26
1 を介してRAMI 3、ROM14更に後述するイ
クスチェンジ(EX)モード用に設けられているRAM
15に送られる。
ここで、この実施例の特徴の1つを成す上記EXモード
について説明する。
このEXモードはRAM13内の同一チャンネルまたは
異なるチャンネルの2つのブロックに記憶されている情
報を互いに交換する際のモードである。
このモードでは、先ず、情報を交換すべき各ブロック内
の情報を一旦一時記憶用のRAM15内の異なる領域に
それぞれ記憶させ、次にこれらの情報を相手側のブロッ
ク内に順次転送することにより、情報を互いに交換する
このEXモードは、後述する各モードの5ELECTス
イツチ、EXスイッチ、更に該当するチャンネル選択ス
イッチ、トーンセレクトスイッチをそれぞれ操作するこ
とにより実行される。
このようにして、トーンセレクトスイッチに対応する音
色情報の配列状態を演奏に際し最も好都合な状態に自由
に設定できる。
この実施例では更に音色セツティングボード16により
設定される音色情報を、外部メモリ、たとえば磁気カー
ドに記憶させ、或いはこのようにして磁気カード上に記
憶された音色情報を読出してRAM13に記憶させ演奏
に使用したり、また逆にRAM13内の情報を磁気カー
ドに記録したりする目的のために、カードI10ロジッ
ク22、カードリーダ23、カードリーグ制御ロジック
24が設けられている。
この実施例では、前述したPR,W〒モードにて設定さ
れた音色情報をデータバス26□を介してカードL10
ロジック22に送り磁気カードに記録する動作をPR,
VVTモードと呼ぶ。
この実施例の場合、1回のPR,WTモードの操作によ
り1音色分の情報が磁気カードに記録される。
したがって8音色分の情報(これはこの実施例の場合1
チャンネル分の情報に対応する)を磁気カードに記録す
る場合には、1回の記録の終了ごとに音色セツティング
ボード16上の楽音決定要素制御ボリューム、楽音決定
要素制御スイッチの設定位置を変更して所望の音色情報
が得られるようにし、次いで書込みスイッチ(WRIT
Eと略称する)を操作して磁気カードに書込む操作を8
回繰返す。
すなわち、PR,W〒モードとPR,WTモードを8回
連続して行う。
なお、上記の操作の繰返しにより8枚の磁気カードに8
音色分の情報を記録した場合、この情報を更に1枚の磁
気カードに記録しなおしたいときには、8枚の磁気カー
ドの情報を一且RAM13に書込み、次いでRAM13
からこの8音色分の情報を1枚の磁気カードに記録する
ことができる。
またこの実施例では、上述したようにRAM13内の情
報を磁気カードに記録したり、逆に磁気カードの情報を
RAM13に書込む際に、あるチャンネルの8ブロック
全部について同時に行う場合と、あるチャンネルの1ブ
ロツクについてのみ行う場合とがあり、したがって更に
3つの動作モードがある。
すなわち、WT、ALモードではRAMIa内の1つの
チャンネルの8音色分の情報が1枚の磁気カードに記録
される。
またRD、SLモードでは、磁気カードに記録されてい
る1音色分の情報がRAM13内の任意のチャンネルの
任意のブロック内に書込まれる。
更にRD 、ALモードでは、磁気カードに記録されて
いる8音色分の情報がRAM13のあるチャンネルにす
べて書込まれる。
このように、演奏前に所望の音色情報をあらかじめ多数
の磁気カードに多数記録しておくと、演奏に際しては、
所望の磁気カードを選択してこの磁気カードをカードリ
ーダ23にかければ所望の音色情報がRAMI B内に
速やかに設定でき、直ちにその音色情報による演奏が開
始できるっまたアナログ量の音色情報をディジタル量の
音色情報に変iして磁気カード等のメモリに記憶させる
ため、アナログ量の音色情報を記憶することに比べて容
易、安価かつ正確に記録保存できる。
メモリコントロールロジック12は、RAM13、RO
M14、RAM15への音色情報の書込み、または音色
情報の読出しを制御する回路で、この書込み動作または
読出し動作の際にアドレスが指定される。
パネルコントロールロジック25は、上述したR/Rモ
ード、演奏モード、PR,WTモード、PR,WTモー
ド、EXモード、WT、ALモード、RD、SLモード
、RD、ALモードの合計8つの動作モードを実行する
際に操作する各種の命令釦やスイッチから出力される信
号から各種の命令信号を作成する回路である。
作成される命令信号は音色制御装置7の各回路に送られ
てこれら回路の動作が制御される。
更に上記音色制御装置7の各回路の動作の制御は、クロ
ックジェネレータ18から常時出力される基準周波数の
クロックパルスと、このクロックパルスからタイミング
パルスジェネレータ19にて作成される各種のタイミン
グ信号とによって制御される。
(5−3,:] 音色制御装置7における各回路の詳
細説明 次に、第3図以下の図面を参照して、上記実施例の音色
制御装置7の各回路につき更に詳細に説明する。
第3図は鍵盤1付近に設けられた操作パネル26の平面
図である。
この操作パネル26上には、上述した8つの動作モード
を実行する際にそれぞれ操作する各種の命令スイッチが
設けである。
読出しスイッチ(READ)27は上記RD、SLモー
ドまたはRD 、 ALモード時に操作し、このとき磁
気カード内の音色情報がRAM13内に書込まれる。
書込みスイッチ(WRITE)28は上記PR,WTモ
ードまたはWT、ALモード時に操作し、このときRA
M13内の音色情報が磁気カードに書込まれる。
イクスチェンジスイッチ(EXCHANGE)29は上
記EXモード時に操作するスイッチである。
リセットスイッチ(RESET)30は上記R/Rモー
ドの開始時に操作するスイッチで、このとき出力される
リセット信号RETにより第2図中の各回路内に含まれ
るフリップフロップやカウンタ等がリセットされて初期
状態が設定される。
オール・セレクトスイッチ(ALL −5ELECT)
31は図にみられろようにスライドスイッチであってこ
のスイッチ31を右側に設定すればセレクト命令(SL
)が発生し、他方左側に設定すればオール命令(AL)
が発生する。
したがってオール・セレクトスイッチ31は上記PR,
WTモード、RD、SLモード、WT、ALモードRD
、ALモード、EXモード時に操作する。
プロデユーススイッチ(PRODUCE)32は上記P
R,WTモード時に操作するスイッチである。
チャンネル選択スイッチ33は上述したように、各種類
の鍵盤1に対して2個ずつ、合計8個設けられている。
これらのチャンネル選択スイッチSU1.SU2.=−
・・・・SS2はEXモードの動作時には同時に2個オ
ン状態にして使用される。
なお、上記オールセレクトスイッチ31以外のスイッチ
はブツシュオン、ブツシュオフ式のスイッチで実現でき
る。
この方式のスイッチは、押圧操作の1度目にオン状態、
2度目にオフ状態に設定され、その後はこれらの状態が
くりかえされるスイッチである。
特に読出しスイッチ27、書き込みスイッチ28、イク
スチェンジスイッチ29、リセットスイッチ30は自己
復帰型であってもよい。
〔5−4〕 パネルコントロールロジック25の詳細説
明 次に第4図および第5図によりパネルコントロールロジ
ック250回路構成を説明する。
先ず、第4図にて各種の命令信号の作成回路を説明する
オール・セレクトスイッチ31のオール側の出力端は、
一端を接地された抵抗R1の他端およびインバータ34
0入力端に接続されている。
これによりオール・セレクトスイッチ31をオール側に
設定すると抵抗R1の両端に2値論理の“°1ルベルの
出力電圧が発生し、この信号をALと呼ぶ。
またオール・セレクトスイッチ31をセレクト側に設定
すると抵抗R1の出力がなくなり、したがってインバー
タ34の出力端に“′1“°レベルの信号が発生する。
この信号をSLと呼ぶ。
プロデユーススイッチ32の出力端は一端を接地された
抵抗R2の他端に接続される。
したがってプロデユーススイッチ32をオンさせると抵
抗R2の両端に電圧が発生し、この信号をPRと呼ぶ。
次に信号RETとR/Rの作成回路を説明すると、電源
スィッチ35の出力端はコンデンサC1を介してD型フ
リップ70ツゾ36の入力端に接続される。
なお、以下の説明ではフリップフロップはFFと略称す
る。
またリセットスイッチ30の出力端はダイオードD1
のカソード、抵抗R3の一端およびD型FF36の入力
端に接続される。
上記ダイオードD1 のアノードおよび抵抗R3の他端
はともに接地されている。
なお、電源電圧は直流正電圧+Vである。D型FF36
は後述するクロックジェネレータ18にて作成されるク
ロックパルスCKoにより駆動される。
FFa6のセット出力端Qはパルス作成回路37に含ま
れるD型FF38の入力端およびNORゲート39の第
1入力端に接続されている。
D型FF38のリセット出力端qはNORゲート39の
第2入力端に接続され、更にNORゲート39の出力端
はR3型F’F40のセット入力端Sに接続されている
上記り型FF3BはクロックパルスCKoにより駆動さ
れ、またR8型FF40はクロックジェネレータ18の
発振器の出カッ°ルスCK1 により駆動される。
(このクロックパルスCK、は装置内の各回路にて使用
される。
以下の説明でこツクロックパルスCK1 についてはい
ちいち言及しない。
)また、タイミング信号CH7がD型FF41に入力さ
れ、このFF’410セント出力端はANDゲート42
の第1入力端に接続される。
ANDゲート42の第2入力端には信号FCが入力され
ている。
そしてANDゲート42の出力端はD型FF43の入力
端に接続され、またこのFF43のセット出力端は上記
R8型FF40のリセット入力端に接続されている。
タイミング信号CH7はチャンネルコード信号CC1〜
CC3から作成される信号でこの信号CC1〜CC3か
らすべて+I I I+が出力されたとき発生する。
そしてこの信号CC1〜CC3はチャンネル7に対して
タイミングを与える。
また信号FC(フィニツシユコード)はアドレスジェネ
レータ11のプログラムカウンタが周期的K リセット
される直前に出力される信号である。
更に、両FF41,43はともにクロックパルスCKo
により、駆動される。
ここで第6図のタイムチャートを参照して信号RET、
R/Rの作成回路の動作を説明する。
電源スィッチ35を投入し、次いでリセットスイツチ3
0を1回押すと、D型F’F36のセット出力端Qから
信号RETIJ″−C1R3時定数回路によりリセット
スイッチ30の出力よりやや遅れて出力される。
またNORゲート39の両入力端の信号がともに“01
ルベルのときR8型FF40がセット状態にされ、信号
R/Rが出力される。
他方、タイミング信号CH7と信号FCの出力状態は第
6図に示す状態にある。
したがって両信号CH7とFCがともに′11“°のと
きANDゲート42から信号”1111が出力され、こ
の信号はFF43により遅延されてFF40のリセット
入力端Rに入力される。
このとき信号R/Rは反転してII OI+レベルとな
る。
次に信号WT、RD、EX等の作成回路につき説明する
書込みスイッチ28の出力端は一端を接地された抵抗R
4の他端、R8型FF47のセット入力端および3人力
のORゲート48の第1入力端に接続される。
FF47のセット出力信号が信号WTである。
読出しスイッチ27の出力端は一端を接地された抵抗R
5の他端、3人力のORゲート46の第1入力端および
R8型FF49のセット入力端Sに接続される。
またFF49のセット出力端Q&!ANDゲート59の
第1入力端に接続される。
このANDゲート59の第2入力端には上記FF −4
0のセット出力端Qがインバータ58を介して接続され
る。
ANDゲート59の出力が信号RDと称される。
イクスチェンジスイッチ29の出力端は、一端を接地さ
れた抵抗R6の他端、ORゲート46,48の第2入力
端、抵抗R78を介して一端を接地されたコンデンサC
2の他端およびパルス作成回路50に含まれるD型FF
51の入力端にそれぞれ接地される。
またFF51のセット出力端Qは他のD型FF’520
入力端およびANDゲート53の第1入力端、に接続さ
れる。
またANDゲート53の第2入力端にはFF52のリセ
ット出力端点が接続されるとともにその出力端はR8型
FF55のセット入力端に接続される。
上記両FF51゜52もクロックパルスCKoにより駆
動される。
弓またFF55のセット出力端Qはインバータ56を介
して5ビツトのシフトレジスタのリセット入力端Rに接
続される。
このFF55のセット出力信号は信号EXと称される。
シフトレジスタ57は後述するタイミングパルスジェネ
レータ19にて作成されるパルス信号PSH2゜により
駆動されるが、シフトレジスタ57の初期状態は第1ビ
ツト目から第5ビツト目までのすべてがII □ II
の状態である。
ここで、前述したパルス作成回路50からパルスが出力
されるとこのパルスにてF’F’55はEX信号111
nを出力し、インバータ56を介してシフトレジスタ5
7をリセット解除する。
そしてパルス信号PSH2oが入力されるたびにシフト
レジスタ57の内容II I IIは第1ビツト目、第
2ビツト目、第3ビツト目、・・・・・・と次のビット
位置にシフトされ、第5ビツト目の内容がII I I
fとなるとORゲート54を介してFF55がリセット
され、これによってインバータ56の出力力1になるの
でこのシフトレジスタ57がリセットされ初期状態に戻
る。
ここで、シフトレジスタ57の第1.2.3.4.5ビ
ツト目の出力信号をそれぞれEXt t EX2 、
EX3.EX4 >EX5と呼ぶ。
第7図に上記各信号EX。EX1〜EX5.PSH2o
の出力状態を示す。
信号PSH2oの出力間隔、すなわち第7図にみられる
各信号EX1〜EX4のパルス幅はこの実施例の場合、
−音色分の情報の長さく20ビット分)に等しい。
信号EX5は上記したようにリセット信号RETととも
にFF55をリセットさせる信号として使用される。
FF47.FF49には更に別のリセット信号によりリ
セットされる。
すなわち、リセットスイッチ30の出力端はORゲート
450入力端に接続される。
また信号FCもORゲート45の第2入力端に接続され
る。
更に信号SLと信号0A=BがANDゲート44に入力
され、このANDゲート44の出力SL、0 が
ORゲート45A=B に入力される。
このORゲート45の出力はORゲート46またはOR
ゲート48の第3入力端に入力され、このORゲート4
8を介してFF47またはFF49の各リセット入力端
Rに入力され、各FF47,49をリセットさせる。
次に上記各スイッチ27〜29を操作したときの動作を
説明する。
先ず書込みスイッチ28を1回押すと抵抗R4の他端側
に現れる電圧によりFF47がセット状態にされ、FF
47のセット出力信号、すなわち信号WTが111“ど
なる。
書込みスイッチ28が押されなくなっても信号WTは″
“1′°を保持される。
FF47のリセット入力端Rにリセットスイッチ30の
出力、信号FC1信号SL、0A−B、読出しスイッチ
27の出力、イクスチェンジスイッチ29の出力のうち
いずれかが入力されるとFF47はリセット状態となり
、信号WTが反転してII OIIとなる。
次に読出しスイッチ27の場合は、このスイッチ27を
1回押すと同様にFF49がセット状態にされ、そのセ
ット出力信号が“°111となる。
この実施例では上記信号R/Rの出力中には信号RDの
発生が禁止されているので、信号R/Hの出力中に読出
しスイッチ27を押して−もANDゲート59が閉じた
ままで信号RDは出力されない。
信号R/Rが出力していなければANDゲート59が開
き、FF49のセット出力信号により信号RDが°゛1
“となり、この状態をFF49がリセットされるまで保
持され。
る。
FF49はそのリセット入力端Rにリセットスイッチ3
0の出力、信号FC1信号 SL、0A−B、書込みスイッチ28の出力、イクスチ
ェンジスイッチ29の出力のうちいずれかが入力される
とリセット状態となり、信号。
RDがII OIIとなる。
またイクスチェンジスイッチ29を1回押すと、第7図
に示すように、コンデンサC2が徐々に充電され、その
充電電圧が所定値に達すると“1“1信号としてD型F
F51に入力される。
そして次のクロツクパ。ルスCKoがFF51に入力さ
れると同時にANDゲート53から1発パルスが出力さ
れ、このパルスがR8型FF55のセット入力端Sに送
られる。
このためFF55のセット出力端Qから信号EXが出力
される。
同時にこの信号。EXがインバータ56を介してシフト
レジスタ57のリセット入力端Rに“0“信号として送
られ、リセット状態を解除してシフトレジスタ57の動
作を開始させる。
前述したようにシフトレジスタ57はパルス信号PSH
2oにより駆・動されて各タイミング信号EX1〜EX
5を順次出力する。
これらタイミング信号EX1〜EX4はイクチェンジモ
ードの際に使用され、交換される2ブロツクの情報のメ
モリ(RAM13、RAM15)への書込み、読出しを
制御する。
信号EX5 または信号RETが出力されるとFF55
がリセットされ、そのリセット出力がII OIIとな
ってこのII OI+倍信号インバータ56により反転
されてシフトレジスタ57のリセット入力端Rに加えら
れ、この結果シフトレジスタ57がリセットされ、初期
状態、すなわちすべての内容が°゛0°1となる。
なお、上記信号0A−Bはアドレスジェネレータ11に
て作成される信号で、後述するように、コンパレータ1
6102人力の内容が一致すると出力される。
次に第5図を参照してチャンネルコード CC1〜CC3、チャンネルタイミング信号5CHo〜
5CH7,CR2の作成回路を説明する。
4つのゲート回路60,6L62,63(以下、ゲート
回路G1.G2.G3.G4とも呼ぶ)はともに同一構
成を有し、それぞれ接合型、NチャンネルのFET(電
界効果トランジスタ)3個からなり、3個のFETのゲ
ート端子は共通接続されている。
そしてこれらゲート端子に信号が加えられるとゲート回
路01〜G4が開かれる。
カードI10ロジック22(第2図参照)から出力され
るチャンネルコードRC1〜RC3(磁気カードから読
取られる信号)はゲート回路G1 内の対応するFET
のドレイン端子に入力され、ゲート回路G1 のゲート
Gに入力信号があるときには対応するノース端子から装
置内のチャンネルコードCC〜CC3として出力される
またゲート回路G1 の各FETのソース端子は3人力
のANDゲート76の入力端に接続されており、したが
って3ビツトのチャンネルコードRC1〜RC3がとも
に“1 ′+ (チャンネル7)のときANDゲート7
6から信号が出力され、この信号はチャンネル信号CH
7となる。
ゲート回路G1 のゲー)GにはANDゲート77の
出力が加えられるが、このANDゲートの入力信号は信
号RD 、 AL (すなわち上記信号RDと信号AL
の論理積)および後述するNORゲート70の出力であ
る。
NORゲート70には前述した8個のチャンネル選択ス
イッチSU1.SU2.・・・・・・SS1.S82の
出力信号が入力されており、このためいずれのチャンネ
ル選択スイッチも押されていないときNORゲ−ドア0
から°′1′“レベルの信号が出力される。
すなわち、ゲート回路G1 は、オールセレクトスイッ
チ31がオール側に設定され、且つ読出しスイッチ27
が押され、且ついずれのチャンネル選択スイッチも押さ
れていないとき、すなわちRD、ALモード時にAND
ゲート77の出力信号がゲートに加えられて開かれ、チ
ャンネルコードCC1〜CC3がゲート回路G1から出
力される。
またチャンネルコードRC1〜RC3がチャンネル7の
ときには上述したようにチャンネル信号CH7が出力さ
れる。
ゲート回路G2はゲート回路G1. G3. G4が非
動作時に、すなわちR/RモードおよびこのR/Rモー
ドののちの演奏状態のときに開かれてチャンネルコード
CC1〜CC3、チャンネル信号CH7を出力する。
すなわち、信号FCと信号R/Rがパルス作成回路64
のANDゲート65に入力され、このANDゲート65
の出力はORゲート68を介して8進カウンタ69ニ導
かれ、このカウンタ69のクロックパルス信号となる。
また上記信号R/Rがインバータ66によって反転され
る信号と信号PSH2oがANDゲート67に入力され
、このANDゲート67の出力は上記ORゲート68を
介してカウンタ69に導かれ、このカウンタ69のクロ
ックパルス信号となる。
またカウンタ69はリセット信号RETによりリセット
される。
カウンタ69の各桁出力端子はゲート回路61の対応す
るFETのドレイン端子に接続され、またソース端子は
上記ANDゲー)76に接続される。
このゲート回路G2 のゲートはNORゲート78の出
力端に接続されるが、このNORゲート78の入力端に
は、上記ANDゲート77の出力、ORゲート81を介
する信号EX2゜EX3およびORゲート80を介する
信号RD、SL、信号WT、信号EX1.EX4および
ANDゲート83の出力が加えられる。
上記ANDゲート83には礪’!RD−A;とインバー
タ82を介したNORゲートroi出力が加えられる。
したがつプ第8A図に示されるタイムチャートに従って
動作が行なわれる。
すなわちR/Rモードのとき、リセットスイッチ30が
押されるとカウンタ69がリセットされて初期状態を設
定され、その内容はOとなる。
またリセットスイッチ30が離されて信号RETがII
OIIになると同時に信号R/Rが°1111となり
、この結果信号FCが出力されるたびに信号FCに同期
した信号がANDゲート65から出力され、この信号が
ORゲート68を介してカウンタ69にクロックパルス
として加えられる。
このためカウンタ69が動作を開始し、その各桁出力が
ゲート回路G2 に送られる。
他方ゲート回路G2 のゲートGにはこのとき、NOR
ゲート78の出力°′1′′(なぜならこのR/Rモー
ド時にはNORゲート78の3人力はすべて“°0“1
である。
)が加えられて、ゲート回路G2は開かれる。
したがってカウンダ69の出力はチャンネルコードCC
〜CC3として出力される。
次いでR/Rモードが終了すると、ANDゲート61が
開き、これ以後はカウンタ69はパルス信号PSH2o
により駆動される。
〔第6図、第8B図参照〕勿論このときにもゲート回路
G2は開かれており、R/Rモード時同様にカウンタ6
9の出力がチャンネルコードCC1〜CC3として出力
され、演奏が実行可能となる。
またカウンタ69の内容が7(111)になるとチャン
ネル信号CH7がANDゲート76から出力される。
ゲート回路G3は磁気カードからの楽音情報の読出し動
作時(すなわち、RD、SLモードおよびRD、ALモ
ード時)または書込動作時(すなわち、WT、SLモー
ドおよび WT、ALモード時)に操作されたチャンネル選択スイ
ッチSU1〜S82に対応するチャンネルコードCC,
〜CC3、チャンネル信号CH7を出力する。
またゲート回路G3はEXモード時にはゲート回路G4
とともに順次操作されたチャンネル選択スイッチに
対応するコード信号CC1〜CC3、チャンネル信号C
H7を出力する。
この実施例では前述したようにチャンネル選択スイッチ
SU1.SU2.・・・・・・SS2はEXモード時に
2個操作される。
また押されたチャンネル選択スイッチの優先順位を定め
る優先エンコーダγ1,72が各に設げられている。
このためチャンネル選択スイッチが2個同時に押される
と、優先順位の早いスイッチに対応するチャンネルコー
ドCC1〜CC3はゲート回路G3から出力され、また
優先順位の遅いスイツチに対応するチャンネルコードC
C1〜CC3はゲート回路G4 から出力される。
これらの構成を説明すると、各チャンネル選択スイッチ
SU1.SU2.・・・・・・SS2の出力信号は優先
エンコーダ71の対応する入力端0.1、・・・・・・
7に入力されている。
同時に各チャンネル選択スイッチSU1.SU2.・・
・・・・SS2の出力信号は他の優先エンコーダ72の
順序を逆にした入力端7.6、・・・・・・、0に入力
されている。
優先エンコーダ71はチャンネル番号の若い方のスイッ
チが、また優先エンコーダ72はチャンネル番号の若(
ない方のスイッチがそれぞれ電気的に優先される。
優先エンコーダ71の出力端Q。
、Qt t G2 からの各出力信号はゲート回路G3
に入力される。
また他の優先エンコーダ72の出力端Q。
、Qt 、G2 からの各出力信号はそれぞれインバー
タ73,74,75を介してゲート回路G4 に入力さ
れている。
ゲート回路G3またはG4のゲートには前述したORゲ
ート80またはORゲート81の各出力信号が入力され
る。
更に、優先エンコーダ71の出力端Q。
、Qt t G2からの出力信号はデコーダ79に入力
されてこのデコーダ79にてデコードされ、対応するチ
ャンネルタイミング信号5CHo−8CH7が作成され
る。
なお、デコーダ79の禁止入力端には上記NORゲート
70の出力が加えられる。
したがってこのデコーダ79は何れのチャンネル選択ス
イッチも操作されていない時には動作を禁止される。
上記構成により、1個のチャンネル選択スイッチ、たと
えばスイッチSU2 (チャンネル1)が押されたとき
、このスイッチSU2の出力信号は優先エンコーダ71
および72の各入力端1および6に送られる。
このため優先エンコーダ71からは出力信号[001j
(2進数:Qo−1、Ql−0、Q2=0) が得ら
れゲート回路G3に入力される。
また優先エンコーダ72からは出力信号「110Jが得
られるが、この信号は対応するインバータ73,74゜
75により反転されて信号1−oiIJとなり、ゲート
回路G4 に入力される。
このように1個のチャンネル選択スイッチが操作された
ときには各ゲート回路のG3.G4には同一の信号が入
力される。
然し、ゲート回路G4はEXモード時にしか開かれない
ので(何故ならば、ゲートGには信号EX2.EX3が
加えられるため)EXモード時以外のときはゲート回路
G3 によってチャンネルコードCC1〜CC3が出力
される。
前述の場合であるとNORゲート70の出力はII O
IIであり、このII OI+倍信号よってデコーダ7
9の禁止を解除されるのでデコーダ79が動作してチャ
ンネルタイミング信号5CH1が出力される。
EXモード時にチャンネル選択スイッチが2個、たとえ
ばスイッチSU2 (チャンネル1)とスイッチsp、
(チャンネル4)が押された場合には、優先エンコーダ
71にはスイッチSU2の出力信号が入力され、優先エ
ンコーダ72にはスイッチP1 の出力信号が入力され
る1したがって優先エンコーダ71の出力は「001と
なり、この信号「001」はゲート回路G3に入力され
る。
他方スイッチP1 の出力は優先エンコーダ720入力
端3に加えられるため、その出力は「011」となる。
したがってこの出力r011Jが対応するインバータ7
3゜74.75により反転されて「110」となり。
ゲート回路G4 に入力される。
すなわち、ゲート回路G3にはスイッチSU2 (チ
ャンネル1が選択され、またゲート回路G4 にはスイ
ッチSP1 (チャンネル4)が選択されるから、信号
EX、、EX4の出力時にはゲート回路G3が開かれて
、チャンネル1に対応するチャンネルコードCC1〜C
C3が出力される。
また信号EX2.EX3の出力時にはゲート回路G4
が開かれてチャンネル4に対応するチャンネルコードC
C1〜CC3が出力される。
すなわちEXモードが実行される。
なお、EXモード以外で2個同時にチャンネル選択スイ
ッチが押されたとき、優先順位の若くないものはゲート
回路G4にその出力信号が与えられるが、ゲート回路G
4はEXモード時以外は閉じているので実質的に無視さ
れ、操作されなかったことと同じである。
(5−5〕 クロックパルスジェネレータ18、タイミ
ングパルスジェネレータ19の詳細説明次に第9図を参
照してクロックジェネレータ18、タイミングパルスジ
ェネレータ19の構成を説明する。
発振器85から出力される基準パルス(周波数100K
H2)CK1はこの実施例の神様の回路(フリップフロ
ップ等)のクロックパルスとして使用されるほかに、分
周器86、NANDゲート87に入力される。
分周器86からは周波数390Hzのパルス信号が出力
されてNANDゲート88に入力される。
信号WT、RDを入力信号とするNORゲート92の出
力が上記NANDゲート87の規制用信号として送られ
ている。
またNANDゲート88には信号WTが規制用信号とし
て入力される。
更に磁気カードから読取られたクロックパルスCK12
を入力信号とするANDゲート90は信号RDを規制用
信号として入力される。
そして上記両NANDゲート87,88の出力はNAN
Dゲート89、ORゲート91を介して、またANDゲ
ート90の出力は上記ORゲート91を介してともにシ
ステムクロックCKoとして出力される。
上記分周器86はカウンタ回路から成り、リセット信号
RETがリセット端子Rに入力されるとリセットされ、
動作を停止する。
上記構成により、信号RDの出力中(RD、SLモード
、RD、ALモード)にはANDゲート90が規制解除
されて磁気カードから読取られたクロックパルスCK1
2がシステムクロックCKoとして出力される。
信号WTの出力中(WT、SLモード、WT、ALモー
ド)にはNANDゲート88が規制解除されて、分周器
86から出力される。
周波数390Hzのパルス信号がシステムクロックCK
oとして出力される。
また両信号WT、RDが出力され。ていないとき(R/
Rモード、演奏モード、PR,WTモード、EXモード
)にはNORゲート92の出力が“111′となり、発
振器85の出力パルス(周波数100KHz) がシス
テムクロックCKoとして出力される。
上述のよう。にシステムクロックCKoはモードに応じ
て切換えられる。
次にサンプリングタイミング信号 S HO(p S HO)〜5H2o(PSH2o)の
作成回路につき説明する。
ORゲート91から出力・されるシステムクロックCK
oはD型FF98および20ビツトのシフトレジスタ9
9の駆動パルスとして使用されるほかに禁止信号作成回
路94に入力される。
禁止信号作成回路94は、ORゲート91の出力端に接
続される抵抗R8、この抵抗R8の他端にインバータ9
5を介して第1入力端が接続されるNANDゲート96
、抵抗R8の他端に一端が接続され且つその他端が接地
されるコンデンサC3から成っている。
NANDゲート96の第2入力端はORゲート91の出
力端に直接接続される。
NANDゲート96の出力(禁止信号、INH)はAN
DN−ゲート群0内のANDゲート100o〜1000
.に制御信号として入力される。
またこれらANDゲート100o〜1001.にはそれ
ぞれ20ビツトのシフトレジスタ99の第1ビツト、第
2ビツト、・・・・・・、第20ビツトの内容が入力さ
れる。
ANDゲート1002oには上記FF98のリセット出
力信号が入力される。
このリセット出力信号はPSH2oと称される。
またシフトレジスタ99の第20ビツト目の内容とOR
ゲート93の出力はともにNORゲート97を介してF
F98に入力され、このF’F98のリセット出力信号
はシフトレジスタ99の第1ビツトに入力される。
上記ORゲート93はリセット信号RETおよびR8を
入力信号とし、これらリセット信号RET 、R8はシ
フトレジスタ99のリセット信号としても使用される。
上記ANDゲート100o〜1002゜の各出力信号は
それぞれサンプリングタイミング信号S H□ −S
R2o と称される。
またシフトレジスタ99の第1ビツト、第2ビツト、・
・・・・・、第20ビツトの各出力とD型FF98の出
力はそれぞれサンプリングタイミング信号PSH6〜P
SH2oと称される。
なお、上記リセット信号R8はカード制御ロジック24
にて作成される信号である(第2図参照) 次に上記回路の動作を第10図および第11図のタイム
チャートを参照して説明する。
ORゲート91からは上述したように何れかの動作モー
ドに応じたシステムクロックCKoが出力されている。
このときリセット信号RETまたはR8が出力されると
シフトレジスタ99の内容がすべてクリアされる。
そしてリセット信号RETまたはR8が消失すると、N
ORゲート9702人力がともにII OIIとなるた
めこのNORゲート97から出力される111“信号が
FF98に加えられる。
FF98に信号が入力され、次いで次のシステムクロッ
クCKoが出力されるまでFF98のリセット出力は1
“1”状態にあり、信号PSH2oが出力されている。
ところで第10図にみられるように、禁止信号作成回路
94では、システムクロックCKoが入力されてコンデ
ンサC3の電位が所定値に達するまでの間、NANDゲ
ート96の出力信号INHが°“O11レベルになり、
所定値に達すると信号INHはII I I+レベルに
反転して次のシステムクロックCKoが出力されるまで
“111ルベルを保持される動作が繰返される。
したがってFF98のリセット出力がII I IIの
間、ANDゲート1002oから信号INHに同期した
信号5H2oが出力される。
そして次のシステムクロックCKoが出力されると上記
FF98ノリセツト出力“1′がシフトレジスタ99の
第1ビツト目に入力され、同時にANDゲート100o
から同様にして信号SHoが出力される。
このようにしてシステムクロックCKoが出力され信号
INHが作成されるたびに順次信号SH1,SH2,・
・・・・・、5H19が出力される。
またシフトレジスタ99の第20ビツト目から出力され
る信号PSH19は信号5H18の消失時から信号5H
19の消失時まで出力される。
この信号PSH19が出力されるとNORゲート97の
出力がII OIIとなり、FF98の入力がII O
IIとなる。
この時点から2発目に出力されるシステムクロックCK
oによりFF98のリセット出力が“lo“となる。
以下、上記の動作が繰返される。
(5−6) 音色セツティングボード16、A/D変
換装置17の詳細説明 次に、音色セツティングボード16、A/D変換装置1
7の詳細な構成を第12図を参照して説明する。
可変抵抗器から成る20個の楽音決定要素制御ボリュー
ムTVRo〜TVR19の各出力端はそれぞれ、ゲート
群101内の対応するFET 101o〜10119の
ドレイン端子に接続されている。
上記FET 101o〜101□9のソース端子は互い
に接続され、且つバッファアンプ107を介してA/D
コンバータ109の入力端に接続される。
更にFET101o〜101.、のゲート端子はデコー
ダ102の対応する各出力端O11、・・・・・・、1
9と接続される。
このデコーダ1020入力端には21進カウンタ103
の内容を表わす信号が入力される。
21進カウンタ103は21ビツトのパラレル/シリア
ルシフトレジスタ116の出力信号SK1 をインバー
タ105を介してクロック入力端に入力されこの信号S
K1 により駆動される。
また21進カウンタ103はリセット信号RETまたは
21進カウンタ103の内容が21のときリセットされ
るようにするため、リセット信号RETがORゲート1
06を介してリセット入力端Rに送られるとともに、2
1進カウンタ103の第1.3.5桁目の出力がAND
ゲート104、ORゲート106を介してリセット入力
端Rに送られる。
上記A/Dコンバータ109はシステムクロックCKo
により駆動され、またマスターリセット入力端MRに信
号RET、SK1がORゲート108を介して入力され
、リセットされる。
またA/Dコンバータ109のエンド・オブ・コンバー
ト端子EOCから1つのデータの変換終了ごとに、すな
わち、システムクロックCKoが9発出力されるごとに
出力される信号EO(J″−ORゲート110を介して
スタート・コンバート端子SCに入力される。
またリセット信号RETがD型FF111の入力端りお
よびリセット入力端Rに入力され且つFF111のセッ
ト出力がORゲート110を介してA/Dコンバータ1
09の上記端子SCに入力される。
FF111はシステムクロックCK。により駆動される
A/Dコンバータ109から出力される並列8ビツトの
ディジタル信号(すなわち、楽音決定要素制御ボリュー
ムTVRo−TVRl、から順次取込まれた情報)は、
2段のラッチ回路112,113を介してセレクトゲー
ト115の対応する入力端A。
。A1.・・・・・・、A7に入力される。
ラッチ回路112は上記信号EOCにより駆動され、ま
たその出力をいまA/DIと呼ぶ。
ラッチ回路113は上記信号SK、 により駆動され
、またその出力をA/D2と呼ぶ。
セレクトゲート115の各出力端Q。
〜Q7にはそれぞれ容量21ビツトのシフトレジスタが
1本ずつ接続されている。
これら8本のシフトレジスタをシフトレジスタ群と呼ぶ
とすると、シフトレジスタ群118に入力されるセレク
トゲート115の出力信号はシステムクロックCKoが
シフトレジスタ群118に入力されるたびに右にシフト
され、52発口のシステムクロックCKoが出力される
とシフトレジスタ群118から並列8ビツトのデータ(
A/D4と呼ぶ)として出力されるこのデータはセレク
トゲート115の他の入力端B。
、B1.・・・・・・I B7に入力されるほかに他の
セレクトゲート119の入力端A。
、A1.・・・・・・、A7にも入力される。
ここで信号SK1.SK2の作成回路を説明すると、2
1ビツト(0段〜20段)のパラレノしシリアルシフト
レジスタ116はリセット信号RETによりリセットさ
れ、リセット後その21ビツト目(200段目のみに信
号It I IIが入力されるように構成されている。
またこのシフトレジスタ116はシステムクロックCK
により駆動され、したがって21ビツト目に入力された
II I I+倍信号次のシステムクロックCKoが出
力されるとシフトレジスタ116から信号SK1 とし
て出力され、上述したようにA/Dコンバータ109、
ラッチ回路113に送られるとともに、シフトレジスタ
116の1ビツト目(0段目)にも人力される。
そして1ビツト目に入力された信号5KI(’1”)は
システムクロックCKoが出力されるたびに1ビツトず
つ右にシフトされてゆく。
このため信号SK1はシステムクロックCKoが22発
出力されるたびに発生する信号である。
信号SK2 を出力すると22ビツト(0段〜21段の
パラレル/シリアルシフトレジスタ117は上記シフト
レジスタ116と同様な構成を有する。
すなわち、シフトレジスタ117はリセット信号RET
によりリセットされるとその22ビツト目(21段目)
にのみ信号1′111が入力される。
そして次のシステムクロックCKoが出力されるとシフ
トレジスタ117から信号SK2として出力され、この
信号SK2はシフトレジスタ11701ビツト目(0段
目)に入力されるとともに、手記セレクトゲート115
の制御入力端KAに、またインバータ114を介してセ
レクトゲート115の制御入力端KBに入力される。
すなわち信号SK2はシステムクロックCKoが23発
出力されるたびに発生する。
またセレクトゲート115は制御入力端KAに信号SK
2が入力されると入力端A。
〜A7 に入力されたデータが出力端Q。
−Q7から出力され、また信号SK2が消失して制御入
力端KBに信号I+ 1.11が入力されると入力端B
〜B7に入力されたデータが出力端Q。
−Q7から出力される。
セレクトゲート119の入力端B。
〜B5には6個の切換えスイッチから成る上記楽音決定
要素制御スイッチTSW2o〜TSW25の出力信号が
入力され、入力端B6. B7は使用されず常時++
0 ++レベルに保持されている。
すなわち、楽音決定要素制御スイッチT S W2 o
−T ’ S W2=、の各出力端は対応する抵抗R
2o〜R25を介して接地されるとともにセレクトゲー
ト119の対応する入力端B。
〜B5に接続される。これら楽音決定要素制御スイッチ
TSW2o−TSW25は、演奏中にたとえばビブラー
ト等種々の効果を付加するために特定の音源波形を選択
的に呼出しタリ、ローパス、バンドパス、2、イパスフ
ィルタのうちの何れかのフィルタに切換えたり、或いは
パルス幅を変化させたりするPWMを行う場合などに使
用されるスイッチである。
セレクトゲート119の制御入力端KAにはサンプリン
グタイミング信号PSH1,がインバータ121を介し
て入力される。
したがって信号PSH19がII II+のときセレク
トゲート119の出力端Q。
〜Q7からは入力端B。−87の入力データ(すなわち
楽音決定要素制御スイッチTSW2o〜TSW25のオ
ンオフ信号)が選択されて出力される。
他方信号PSH19がII □ II ノときには入力
端A。
〜A7の入力データ(すなわち楽音決定要素制御ボリュ
ームTvRo〜TvR19の出力信号)が出力される。
セレクトゲート119の出力データはディレィ1230
入力端り。
−B7 (DOはアンドゲート122を介して)入力さ
れ、システムクロックCKo1発分遅延されたのちディ
レィ123の各出力端Qo”Q7から8ビツトの並列デ
ータとしてデータバス262へ出力される。
ここでテ゛イレイ123の動作を信号PRが出力されて
いないときには禁止する禁止回路の構成を説明する。
ANDN−ゲート群4内のANDゲート124゜〜12
4□の各第1入力端には、チャンネルコ−ドCC1〜C
C3をデコードして得られるチャンネルタイミング信号
CHo〜CH7がそれぞれ入力され、各第2入力端には
チャンネルタイミング信号5CHo−8CH7が入力さ
れる。
各ANDゲート124o〜124□の出力はともにOR
ゲート125を介してNANDゲート126に信号PR
とともに入力され、このNANDゲート126の出力は
ディレィ1230制御入力端DISに入力される。
したがって信号PRがII 01“のときにはNAND
ゲート126の出力がII I IIとなり、ディレィ
123の動作が禁止されディレィ123からのデータの
出力が禁止される。
また信号PRが“11“の場合、ANDN−ゲート群4
内の何れがのANDゲートから常に信号″°1゛1が出
力されているから、NANDゲート126の出力はII
OIIとなり、ディレィ123が動作し、各チャンネ
ルに対応するRAM13(第2図)による音色情報の作
成が行われる。
ところで上記ボリュームT VRo−T VR19また
は上記スイッチTSW20〜TSW25により設定され
たデータがチャンネル情報と一致した場合には、音色制
御装置が誤動作する恐れがある。
この発明ではこのような誤動作を防止するためのチャン
ネルコード検出回路が設けられている。
次にこの回路を説明する。この実施例ではチャンネル信
号CHo〜CH7は次表に示す8ビツトのデータとして
規定される。
第1表から分かるように、チャンネル信号を表わす各デ
ータの第1桁目(DO)と第5桁目(D4)はともにI
I I IIであり、且つ第2桁目(店)と第6桁目(
D5)、第3桁目(D2)と第7桁目(D6)、第4桁
目(D3)、と第8桁目(D7)がともに等しい。
すなわち、D。−D4−1“1“°、Dl−D5、D2
−D6、D3−D7の関係にある。
したがってセレクトゲート119の出力データA/D
5からこのような関係にあるデータを検出し、そのデー
タを楽音情報として使用できないようにすればよい。
この発明の実施例ではこのようなデータが検出されると
そのデータの第1桁目(DO)を強制的に“10′1に
する。
すなわち、コンパレータ120のA個入力端にはセレク
トゲート119の出力端Q1.Q2.Q3が接続され、
またB個入力端には対応する出力端Q5 、Qa 、Q
7が接続され、出力端Q1とQ5 、Q2とQa 、Q
aとQ7からの各出力が比較される。
そして各出力の内容がすべて一致した場合には、コンパ
レータ120の出力端からl 11”レベルの一致信号
A=BがNANDゲート121の第1入力端に出力され
る。
またこのNANDゲート121の第2、第3入力端はセ
レクトゲート119の出力端Q。
。Q4と接続され、またその出力端はANDゲート12
2の第1入力端に接続される。
ANDゲート122の第2入力端はセレクトゲート11
9の出力端Q。
と接続され、またその出力端はディレィ1230入力端
り。
に接続される。チャンネルコード検出回路がこのような
構成であれば、第1表に示すチャンネル信号と同一のデ
ータがセレクトゲート119から出力された場合、コン
パレータ120から一致信号A=Bが出力され、またセ
レクトゲート119の出力端Q。
+ Q4からの信号II I IIが出力される。この
結果、NANDゲート121の3人力はともにII I
IIとなり、したがってその出力はII OIIとな
ってANDゲート122が閉じる。
このためティレイ1230入力端り。
には“0°°信号が入力され、したがって第1桁目だげ
がチャンネル信号と異なるデータがディレィ123に入
力され、次いでデータバス262へ出力される。
他方、チャンネル信号と異なるデータがセレクトゲート
119から出力された場合には、コンパレータ120か
ら熱論一致信号A=Bが出力されないからNANDゲー
ト121の出力はII I Itレベルの信号となり、
’ANDゲート122を開かせる。
したがってセレクトゲート119の出力データはそのま
まディレィ123に加えられ、データバス26□に出力
される。
次に第12図の回路の動作を第13図および第14図の
タイムチャートを参照して説明する。
前述したようにこの回路は信号PRが出力されていると
き、すなわちPR,WTモード、PR,WTモードのと
きに上記禁止回路によりディレィ123の動作の禁止が
解除されてデータバス27へのデータの出力が実行され
る。
上記例れかのモードに入る前に楽音決定要素制御ボリュ
ームTvRo−TvR19、楽音決定要素制御スイッチ
TSW2o〜TSW25は所望の状態に設定される。
先ずリセットスイッチ30を操作すると21進カウンタ
t03、A/Dコンバータ109、FF111、シフト
レジスタ116.117の内容がそれぞれ信号RETに
よりクリアされる。
シフトレジスタ116゜111がクリアされると同時に
シフトレジスタ116ノ第21ビツト目とシフトレジス
タ117の第22ビツト目に信号“1′1が出力される
リセット信号RETが消失すると同時にシステムクロッ
クCKoが出力されはじめる。
1発目のシステムクロックCKoが両シフトレジスタ1
16,117に加えられると信号SK1.SK2がそれ
ぞれ出力される。
第13図に示す信号SK、、SK、、の下の数字20.
21はそれぞれ各シフトレジスタ116,117の第2
0段目、第21段目からの出力であることを示す。
信号SK、 の出力時にカウンタ103の内容が0か
ら1に変化し、したがってデコーダ102の出力端Iの
みから信号が出力され、FETl0I□が導通し、楽音
決定要素制御ボリュームTVR1の出力がバッファアン
プ107を介してA/Dコンバータ109に送られる。
また信号SK1.SK2は両シフトレジスタ116,1
17の第1ビツト目に入力され、以後システムクロック
CKoが出力されるたびに右シフトされ、それぞれ第2
1ビツト目または第22ビツト目に達すると次のシステ
ムクロックCKoの出力時に信号SK1.SK2として
出力される。
更にFF111に加えられたリセット信号RETにより
そのセット出力が反転し、その出力がA/Dコンバータ
1090入力入力端S部えられ、A/Dコンバータ10
9が楽音決定要素制御ボリュームTVR1の出力を取り
込んでディジタル信号に変換しはじめ、9発目のシステ
ムクロックCKoが出力されるまでに変換を終了する。
タイムチャートにみられるように、22発目のシステム
クロックCKoが出力され、同時に2発目の信号SK1
が出力されるまでに信号EOCがA/Dコンバータ1
09から2発出力されるようにA/Dコンバータ109
が構成されている。
1発目の信号EOCがラッチ回路112に加えられると
このラッチ回路112から既にディジタル信号に変換さ
れた楽音決定要素制御ボリュームT V R1の出力デ
ータがデータA/DIとして出力される。
2発目の信号EOCの出力後もラッチ回路112の出力
データA/DIはまだ楽音決定要素制御ボリュームTV
R1の出力データのままである。
2発目の信号SK1が出力されるとカウンタ103の内
容が2となり、デコーダ102の出力端2のみから信号
が出力され楽音決定要素制御ボリュームTVR2の出力
がA/Dコンバータ109に供給される。
また2発目の信号SK1 によりラッチ回路113の出
力データA/D2は楽音決定要素制御ボリュームTvR
1の出力となる。
23発目のシステムクロックCKoが出力されると2発
目の信号SK2が出力され、この信号SK2の出力時に
セレクトゲート115から、データA/D2、すなわち
楽音決定要素制御ボリュームTVR1の出力がデータA
/D3として出力され、シフトレジスタ群118の各シ
フトレジスタの第1ビツト目に入力される。
シフトレジスタに入力されたこのデータはシステムクロ
ックCKoが出力されるたびに右にシフトされ、データ
の入力後22発目のシステムクロックの出力時にデータ
A/D4としてシフトレジスタ群118から出力され、
この楽音決定要素制御ボリュームTVR,のデータA/
D4はセレクトゲート115の入力端B。
−87およびセレクトゲート119の入力端A。
−A7に入力される。また3発目、4発目の信号EOC
の出力時にラッチ回路112から楽音決定要素制御ボリ
ュームTvR2の出力がデータA/DIとして出力され
ラッチ回路113に供給される。
このため3発目の信号SK1の出力時にラッチ回路11
3から出力されるデータA/DIは楽音決定要素制御ボ
リュームTvR2の出力である。
ところで3発目の信号SK1 の出力後システムクロッ
クCKo 1発分遅れて楽音決定要素制御ボリュームT
VR,の出力がシフトレジスタ群118からデータA/
D4として出力されセレクトゲ−N15の入力端B。
−B7に入力されるので、3発目の信号SK1 に次い
で3発目の信号SK2が出力される前に、インバータ1
14の出力はn1°゛であるからセレクトゲート115
の入力端B。
〜B7の入力データ(楽音決定要素制御ボリュームTV
R1の出力)が選択されてデータA/D3として出力さ
れる。
次いで3発目の信号SK2が出力されるとインバータ1
14の出力が“0″となり、セレクトゲート115の入
力端A。
−A7の入力データ(楽音決定要素制御ボリュームTv
R2の出力)がデータA/D3としてセレクトゲート1
15から出力される。
このような動作が繰返されるのでセレクトゲート115
の出力データA/D3は第13図にみられるように、各
楽音決定要素制御ホlJ −L−ムTVR1t TVR
2−・−・、 TVR,,0)出力がこの順序でシステ
ムクロックCKo01発分ずつ遅れて連続的に出力され
る。
次にセレクトゲート119の動作を説明すると、最初の
楽音決定要素制御ボリュームTVR。
のデータA/D3が入力されるまでは、セレクトゲート
119の入力端A。
〜A7には入力データはなく、入力端B。
〜B7にのみ楽音決定要素制御スイッチT S W2
o ” T S W25のオンオフ情報が入力されてい
る。
したがってリセット信号RETが最初に入力されてから
最初のタイミング信号PSH1,の出力された時には、
楽音決定要素制御スイッチT S W2 o −T S
W25のオンオフ情報がセレクトゲート119からデ
ータA/D5として出力される。
また2発目のタイミング信号PSH,,の出力後にセレ
クトゲート119の入力端A。
−A7に楽音決定要素制御ボリュームT V R1の出
力がデータA/D4として人力されるから、タイミング
信号PSH19が消失し、インバータ127の出力が°
11゛1となると上記データA/D4もデータA/D5
として出力されるようになる。
このようにしてカウンタ103の内容が順次進行し、そ
の内容が21となってANDゲート104の出力により
リセットされ、再度Oから計数を開始すると、これまで
の説明から分かるように、セレクトゲート119の入力
端A。
〜A7には第14図のタイムチャートにみられるように
、順次出力されるタイミング信号5H2o。
SHo、SH,、・・・・・・jsH17に同期して楽
音決定要素制御ボリュームTVRo〜TvR1,の出力
が入力されるので、これらが順次セレクトゲート119
からデータA/D5として出力される。
次いでタイミング信号PSH1,が出力されるとセレク
トゲート119からは楽音決定要素制御スイッチTSW
?o−TSW2.の出力がデータA/D5として出力さ
れる。
以下はこの動作が繰返される。
このデータA/D5はディレィ123を介してデータバ
ス26□へ出力される。
また前述したようにデータA/D5とチャンネル信号と
の比較がコンパレータ120により実行される。
(5−7) D/A変換装置20、サンプルホールド
・ラッチ回路21の詳細説明 次に第15図を参照して、D/A変換装置20、サンプ
ルホールド回路21a、ラッチ回路21bの構成を説明
する。
チャンネルコードCC1〜CC3を入力とするデコーダ
138はこのコードをこれと対応するチャンネルタイミ
ング信号CHo−CR7にデコードして出力端Q。
〜Q7から出力し、ディレィ1390入力端Do−D7
に入力させる。
ディレィ139はシステムクロックCKoにより駆動さ
れ、入力されたチャンネルタイミング信号を1ビット分
遅延させてその出力端Q。
〜Q7から順次出力し、これらチャンネルタイミング信
号CHo−CR7をこれと対応するサンプルホールドお
よびラッチ回路130〜137に入力させる。
データバス26□から供給されるデータD。
〜D7は既に述べたように、楽音決定要素制御ボリュー
ムTVRo〜TvR10、楽音決定要素制御スイッチT
SW 〜TSW2.からの出力データ、また0 は磁気カードから読取られたデータである。
デ−タD。
−D7のうち楽音決定要素制御ボリュームT V Ro
” T V R19の出力に対応し、楽音形成回路2
゜〜2□にてアナログ情報として使用されるデータは、
D/Aコンバータ140に入力されてアナログ情報に変
換され、更にバッファアンプ141を介して対応するチ
ャンネルのサンプルホールド、ラッチ回路130〜13
7のサンプルホールド回路に入力される。
またデータD。
〜D7のうち楽音決定要素制御スイッチT S W2
o ” T S W25の出力に対応し、楽音形成回路
2゜〜2□にてディジタル情報として使用されるデータ
は、対応するサンプルホールド、ラッチ回路130〜1
37のラッチ回路に入力される。
次に、サンプルホールド、ラッチ回路130〜137の
構成を説明する。
各チャンネル0〜7に対応するサンプルホールド、ラッ
チ回路130〜137はともに同一の構成を有し、ここ
ではチャンネル0に対応する回路130につき説明して
他を省略する。
回路130内には各楽音決定要素制御ボリュームTVR
o−TVR,。
に対応して20個のサンプルホールド回路S/Ho〜S
/H19が設けられ、これらの入力端はともにバッファ
アンプ141の出力端と接続されている。
また各サンプルホールド回路S/Ho〜S/H19に対
応して制御用のANDゲートが1個ずつ設けられ、これ
らANDゲート142o〜142□、の各第1入力端は
ともにディレィ139の出力端Q。
と接続されている。
またANDゲート142o〜14219の第2入力端に
は各楽音決定要素制御ボリュームTVRo−TVRl、
に対応させるべくサンプリングタイミング信号5Ho−
8H19が入力されている。
したがって、たとえばサンプルホールド回路S/HOの
場合、ディレィ139からチャンネルタイミング信号C
Hoが出力中で、且つサンプリングタイミング信号SH
oが出力中の時、ANDゲート142oが開かれ、その
出力によりサンプルホールド回路S/Hoが規制解除さ
れる。
この期間中にサンプルホールド回路S/HOは記憶して
いる楽音決定要素制御ボリュームTVRoの出力電圧を
信号0゜とじて出力する。
全く同様にして各サンプルホールド回路S/H1〜S/
H19から順次信号0 〜0 が出力される。
0−1 0−19 更に回路130内には楽音決定要素制御スイッチTSW
2o−TSW25の出力をラッチするためのラッチ回路
143が設げられている。
このラッチ回路143はチャンネルタイミング信号CH
o とサンプリングタイミング信号PSH2゜を入力信
号とするANDゲート142□。
の出力に制御され、規制解除されるとラッチ回路143
からは楽音決定要素制御スイッチ TSW2o〜TSW25の出力が信号o。
−20〜oo−25として出力される。
上記構成によりデコーダ138から順次チャンネルタイ
ミング信号CHo〜CH7が′出力されてサンプルホー
ルド、ラッチ回路130〜137が順次指定され、指定
された回路130〜137からは更に各サンプリングタ
イミング信号SHo〜5H10,PSH2oに応じて各
信号0o−0〜oo−25が出力され、これらは前述し
たように対応する楽音形成回路2゜〜27に送られる。
(5−8))−ンセレクタ10、アドレスジェネレータ
11の詳細説明 次に第16図を参叩して、トーンセレクタ10、アドレ
スジェネレータ11の詳細な構成を説明する。
チャンネルコードCC1〜CC3を入力信号とするデコ
ーダ145はその出力端Qo〜Q7から順次チャンネル
タイミング信号CHo〜CH7を出力し、対応するチャ
ンネルスイッチSU1.SU2.・・・・・・、S82
の共通入力端に送り出す。
前述したように、各チャンネルスイッチSU1〜SS2
にはそれぞれ8個のトーンセレクタスイッチT 5o−
T S7が設けられており、また各トーンセレクタスイ
ッチTSo〜TS7の出力端はそれぞれORゲート群1
46内の対応するORゲート146o〜146□の入力
端と接続される。
すなわち、たとえばORゲート146oの入力端は各チ
ャンネルスイッチSU、〜S82内の各トーンセレクト
スイッチTSoと接続されている。
そして各ORゲート146o〜146□の出力端はそれ
ぞれ優先エンコーダ147の対応する入力端り。
、Dl、・・・・・・。D7および優先エンコーダ14
8の対応する入力端D7.D6.・・・・・・、Doに
接続される。
優先エンコーダ147は2個同時に押されているト−ン
セレクタスイツチのうち番号の若い方が優先的に取込ま
れ、逆に優先エンコーダ148は番号の若くない方が優
先される。
これら優先エンコーダ147,148の機能は第5図の
パネルコントロールロジック25内で説明した優先エン
コーダ7L720機能と同様であるから、これらについ
ての詳細な説明は省略する。
優先エンコーダ141はその制御入力端” elab1
6 ”に制御信号It I ++が入力されているとき
にのみ動作してその出力端Q。
t Ql 、Q3から対応するORゲート155,15
6,157にエンコードした信号を出力する。
優先エンコーダ148はこれに対して常時動作可能状態
にあり、その出力端Q。
t Ql t Q2 からの出力は対応するインバータ
149,150,151を介してANDゲート152,
153,154の各第1入力端に入力される。
各ANDゲート152〜154の第2入力端にはともに
、後述するD型FF159のセット出力をインバータ1
58により反転させた信号が制御信号として入力されゴ
る。
更にANDゲート152〜154の出力は対応するOR
ゲート155,156,157に入力される。
上記り型FF159はその入力端りに信号EXTまたは
信号EX2をORゲート160を介して入力されるとと
もに、信号 ンPSH2oにより駆動されて上記肉入
力信号を遅延させてセット出力端Qから出力する。
FF159のセット出力は、前述したように優先エンコ
ーダ1470制御入力端″enable ”に、またイ
ンバータ158を介してANDゲーJト152〜154
に入力される。
またFF159はそのリセット入力端Rにリセット信号
RETを入力されるとリセットされる。
上記ORゲート155,156,151の出力端はそれ
ぞれコンバータ1610入力端 5A5 、A62 A
7 と、またプログラムカウンタ169の入力端P5
. P6. P7 に接続される。
またコンパレータ1610入力端A。
、A1゜A2.A3.A4ニハソレソレ信号+1 Q
II、ll0n、“1“、“0°“、“111が常時入
力され、した4カツてこのコンパレータ161のA側入
力端は常に20(10進数)にセットされている。
これは後述するように、■音色分の情報を前記RAM1
3またはROMI 4の0〜20.32〜52.64〜
84.96〜116.128〜148.160〜180
.192〜212.224〜244番地(これら領域は
それぞれOブロック、・・・・・・、7ブロツクの各領
域に対応する)にそれぞれ記憶させるためのもので、コ
ンパレータ161のA側入力端A。
−A7はこのとき、各ブロックの最終番地が設定されて
いる。
コンパレータ161のB個人、t[B。
、B1.・・・・・・、B7 にはプログラムカウンタ
169の内容を表わす信号、すなわち出力端Q。
、Ql、・・・・・・。Q7からの出力信号が入力され
る。
そして肉入力信号がコンパレータ161にて比較され、
肉入力信号の内容が一致すると出力端A=Bから一致信
号が出力され、信号0A−B作成回路162内のD型F
F’163に入力される。
このFF163はシステムクロックCKoにより駆動さ
れる。
FF163の端子Qからのリセット出力はシステムクロ
ックCKoがインバータ164により反転された信号と
ともにNORゲ−4165の入力端に導かれ、このNO
Rケート165の出力信号を信号0A−Bと呼ぶ。
また信号0A=BはORゲート166を介してANDN
Oゲート68の第1入力端に入力される。
更に信号EX、信号PSH2oを入力とするANDゲー
ト179の出力信号、リセット信号R8がともにORゲ
ート166を介してANDゲート168の第1入力端に
入力される。
更に、信号ALと信号R/Rを入力とするNORゲート
の出力がANDゲート168の第2入力端に制御信号と
して入力される。
そしてANDゲート168の出力はプログラムカウンタ
1690制御入力端PEにイネーブル信号として入力さ
れる。
プログラムカウンタ169にこのイネーブル信号が入力
されるとき、同時にこのプログラムカウンタ1690入
力端P。
、Pl、・・・・・・。P4 にともに信号++ 0
++が入力される。
既に述べたように、プログラムカウンタ1690入力M
P5 、 P6 、 P7 にはトーンセレクトスイッ
チのコード信号が入力されている。
したがって、たとえばトーンセレクタスイッチTS、閉
成時には各入力端P5. P6. P7 にはそれぞれ
信号It I II、IT OII、II O++が入
力されるから、プログラムカウンタ169は、制御入力
端PEに信号が人力されて入力端P。
−P4が゛10パに設定されると、システムクロックC
Koが入力されるたびにこのクロックCKoに駆動され
て内容32から11+1”されてゆく。
ここでプログラムカウンタ169のリセット回路の構成
を述べると、システムクロックCKo1信号WCをイン
バータ111を介して反転した信号、信号PSH2o、
信号ALを入力信号とするANDゲ−)172の出力が
ORゲート174を介してプログラムカウンタ169の
リセット入力端Rに入力される。
また信号AL、信号R8を入力信号とするANDゲート
173の出力およびリセット信号RETもORゲート1
74を介して上記リセット入力端Rに入力される。
プログラムカウンタ169の出力はディレィ1700Å
力端り。
−D7に入力される。このディレィ170はシステムク
ロックCKoにより駆動されるから、プログラムカウン
タ169の出力は1ビツト遅延されてディレィ170の
出力端Qo〜Q7からRAM13、ROM14の番地を
指定する8ビツトのアドレス信号AD0〜AD7として
出力される。
次に信号FC(フィニツシユコード)の作成回路176
を説明すると、プログラムカウンタ169の各出力端Q
〜Q7の出力信号がANDゲート175に入力され、こ
のANDゲート175の出力は信号FC作成回路176
内のD型FF1770入力端りに入力される。
このFF177はシステムクロックCKoにより駆動さ
れる。
FF1770セット出力信号はANDゲート178にシ
ステムクロックCK。
とともに入力され、ANDゲート178の出力信号を得
る。
このANDゲート118の出力は信号FCと称される。
次に上記回路の動作を説明すると、チャンネルコードC
C1〜CC3を入力されるデコーダ145の各出力端Q
、Ql、・・・・・・、Q7からは順次チャンネルタイ
ミング信号CHo、CHl。
・・・・・・、CR2が出力され、対応するチャンネル
選択スイッチsU1.sU2.・・・・・・、SS2に
入力される。
これらのチャンネル選択スイッチSU、、・・・・・・
、SS2 に含まれるトーンセレクトスイッチTSo−
TS7のうち各チャンネルごとに何れか1個、たとえば
チャンネル選択スイッチSU、ではTS7がEXモード
以外の演奏モード等に於いて投入された場合、このトー
ンセレクトスイッチTS7の出力信号II I IIは
チャンネルタイミング信号CHoの出力中にORゲート
146□を介して優先エンコーダ148に入力される。
このとき他のORゲート146□〜1467の出力はと
もにII OIIである。
(なぜならEXモード以外のときには優先エンコーダ1
470制御入力端”enable“にイネ−フル信号が
入力されないのでこのエンコーダ147は動作しないか
らである。
)したがってエンコーダ148の入力端り。
にのみ信号°゛1“′が入力されるから、優先エンコー
ダ148の各出力端Q。
、Ql、Q3からは信号「ooo」が出力され、この信
号はインバータ149〜151により反転されて「11
1」となり、トーンセレクタスイッチTS7 を表わし
ている。
この信号「111」はEXモード以外のときはインバー
タ158の出力がII I IIであるのでANDゲー
ト152〜154から出力され、ORゲート155〜1
57を介してコンパレータ161の入力端A51 A6
2 A7 とプログラムカウンタ1690入力端P5.
P6.P7 に入力され、各入力端に信号“1“°を供
給する。
また他のチャンネル選択スイッチSU2〜S82でも同
様にその中のトーンセレクトスイッチの投入状態に応じ
て各チャンネルタイミング信号CH,〜CH7の出力中
であれば優先エンコーダ148により順次エンコードさ
れる。
上記チャンネルスイッチSU1 の場合、直前のチャン
ネルタイミング信号CH7からチャンネルタイミング信
号CHoにデコーダ145の出力が切りカワるとき、コ
ンパレータ1610両人力A。
〜A7Bo−B7 の内容が一致して出力端A−Bから
一致信号A=Bが出力される。
このため信号0A=B作成回路162では、第17図の
タイムチャートにみられるように、一致信号A−Bの出
力後システムクロックCKo01発分遅れて信号Oが出
力される。
この信号A=B OA=BはORゲート166を介してANDゲ−N68
に入力されるが、このとき信号 R/R,ALが出力されていない(すなわち、R/Rモ
ード、WT、ALモード、RD、ALモードでない)と
すると、ANDゲート168は規制解除されているから
、信号0A−Bがプログラムカウンタ1690制御入力
端PEに入力され、また同時にプログラムカウンタ16
90入力端P。
−P4にはともに信号“10“1が入力される。
したがってプログラムカウンタ169は内容224「1
1100000」から計数をはじめる。
プログラムカウンタ169の出力はディレィ170によ
り1ビット分遅延されてからアドレス信号ADo〜AD
7としてチャンネル0用のRAMやROMに送られる。
またプログラムカウンタ169の出力コンパレータ16
1の各入力端B。
−B7、ANDゲート175にも送られるが、コンパレ
ータ161では、A個入力端が内容244rl 111
0100Jにセットされているため、プログラムカウン
タ169の内容が244となると一致信号A=Bがコン
パレータ161から出力され、信号0A−B作成回路1
62に送られる。
したがって前述のようにして信号0A=Bが出力される
とプログラムカウンタ169はチャンネルスイッチU2
に対する計数動作を開始する。
なおこの場合、チャンネル選択スイッチSU1 中の何
れのトーンセレクトスイッチTSo−TS7も使用され
ていないときは、チャンネルタイミング信号CH6の出
力時にORゲート群146′から出力はないが、それら
の出力のNOR論理演算された出力、すなわちNORゲ
ート280の出力をORゲート281によりORゲート
146oの出力とOR論理演算されて優先エンコーダ1
48の入力端D7 にn 1 nがとり込まれる。
これによってこの優先エンコーダ148の出力端Q。
、Ql。Q2からはそれぞれ信号“I I nが出力さ
れるようになっている。
そしてコンパレータ1610入力端A5〜A7とプログ
ラムカウンタ169の入力端P5〜P7にともに信号1
′01を入力できるものである。
すなわちプログラムカウンタ169では、テ゛コーダ1
45の出力がチャンネルタイミング信号CH7からCH
oに切り変わると同時に入力端P。
−P7にはすべて信号1011が入力され、プログラム
カウンタ169は内容0から計数動作を開始し、その内
容が 20「10100Jとなるとコンパレータ161から一
致信号A=Bが出力される。
また、EXモードではないがWT、ALモード、RD、
ALモードまたはR/Rモードのときには、NORゲー
ト167の出力が101“となり、ANDゲート168
は閉じてプログラムカウンタ169にイネーブル信号が
出力されなくなる。
上記3モードのときのプログラムカウンタ169の動作
を説明すると先ずR/Rモードのときには、リセットス
イッチ30(第2図参照)が最初に操作されるために、
その出力信号RETがORゲート174を介してプログ
ラムカウンタ169のリセット入力端Rに入力され、プ
ログラムカウンタ169の内容が0となる。
次いでプログラムカウンタ169はチャンネル0に対す
る動作を開始し、システムクロックCKoが入力される
たびにその内容が°1゛ずつプラスされ、またその内容
はディレィ170からアドレス信号ADo−AD7とし
て出力される。
プログラムカウンタ169の内容が25s[11111
111、Jとなり、出力端Qo”Q7の出力がすべてI
I I IIとなるとANDゲート175から1“1信
号が出力される。
このとき信号FC作成回路176では、第18図に示す
タイムチャートの動作が実行されて信号F’Cが作成さ
れる。
次にプログラムカウンタ169はチャンネル1に対する
計数動作を開始する。
このようにして全チャンネルの計数動作が終了する。
WT、ALモードのときに&ζプログラムカウンタ16
9は最初にANDゲート172の出力信号によりリセッ
トされて内容を0とされ、計数動作を開始する。
そして前述同様にしてその内容が225となると信号F
Cが出力され、このモードを完了する。
RD、ALモードのときには、動作の開始時にプログラ
ムカウンタ169はANDゲート173の出力信号によ
りリセットされてその内容がOとなり、計数を開始する
そしてその内容が255となると信号FCが出力され、
このモードを完了する。
次にEXモードの場合の動作を説明する。
この場合同一チャンネル内のまたは異なるチャンネル内
の所望のトーンセレクトスイッチが合計2個投入されて
いる。
たとえば、チャンネル0のトーンセレクトスイッチTS
1とTS7とが投入されているとき、スイッチTS1
の出力は優先エンコーダ147から優先的に出力され、
またスイッチTS7の出力は優先エンコーダ148から
優先的に出力される。
優先エンコーダ147はイネーブル信号が入力中に動作
するが、第19図に示すタイムチャートにみられるよう
に、FF159のセット出力(即ちイネーブル信号)は
信号EX2、EX3の出力中出力される。
(第7図のタイムチャート参照)したがってEXモード
に入った信号EXが出力された後1見目の信号PSH2
oが出力され、信号EXIが発生すると、優先エンコー
ダ148からトーンセレクトスイッチTS7に対応する
信号が出力されてコンパレータ1610入力端A5〜A
7およびプログラムカウンタ1690入力端P5〜P7
に送られる。
同時にANDゲート119の出力信号EX −P S
H2Oによりプログラムイネーブル信号がプログラムカ
ウンタ1690入力端PEに加えられ、プログラムカウ
ンタ169の入力端P。
−P4に1“0°゛信号が入力される。したがってプロ
グラムカウンタ169は内容224から計数をはじめる
そしてその内容が244となるとコンパレータ161か
ら一致信号A=Bが出力され、信号0A−Bが信号EX
、PSH2oと同時に出力される。
次に信号EX2の出力期間に入ると、優先エンコーダ1
47が動作を開始してスイッチTS1 に対応する信号
をコンパレータ161、プログラムカウンタ169に出
力する。
そしてプログラムカウンタ169は内容0から計数を開
始し、その内容が20となるとコンパレータ161から
一致信号A=Bが出力される。
次に信号EX3の出力期間に入り、プログラムカウンタ
169は信号EX2の出力期間と同様な動作を実行する
次いで信号EX4の出力期間に入ると、プログラムカウ
ンタ169は信号EXIの出力期間と同様な動作を行い
、この動作が終るとEXモードが完了する。
このようにして各信号EX1〜EX4が順次出力される
ときにプログラムカウンタ169はそれぞれトーンセレ
クトスイッチTS7.TS、、TSl。
Ts7に対する動作を実行し、両スイッチTS1.TS
7に指定されたRAM内のブロックの内容が互いに交換
される。
(5−9) メモリ装置Mの詳細説明 次に、第20図を参照して、メモリ装置Mの構成を説明
する。
このメモリ装置Mはメモリコントロールロジック12お
よび各メモリ13゜14.15からなる。
この実施例に使用されるRAM13、ROM14は各チ
ャンネルごとに1対ずつ設けられており、またRAM1
3、ROMI 4は256ワード×8ビツトの容量を有
している。
(第21図参照)更に、各チャンネルごとのメモリブロ
ック200〜207は同一構成から成り、ここではチャ
ンネル0に対スるメモリブロック200の構成につき説
明し、他のチャンネル1〜7に対するメモリブロックの
説明は省略する。
またこの実施例では、各チャンネルのメモリブロック内
のRAMまたはROMはそれぞれ1チツプの素子で構成
されており、したがってチャンネルの選択はチップの選
択と同じことになる。
データバス262から送られる8ビツトのデータD。
−D7は、メモリブロック200内のRAM187のデ
ータ入出力端り。
〜D7に入力されて書込まれ、またRAM187内のデ
ータD。
−D7はデータ入出力端り。
−D7から読出されてデータバス26□へ出力される。
また、ROM188に書込まれているデータD。
〜D7(標準音色情報)はデータ出力端り。
−D7から読出されてRAM187へ書込まれる。
RAM187へのデータD。〜D7の書込みまたは読出
しおよびROM188からのデータD。
〜D7の読出し時には、アドレス信号ADo−AD7が
アドレスバス26、からRAM187、ROM188の
アドレス入力端ADo−AD7に送られてきてデータD
−D7が格納されているアドレスが指定される。
RAM187の読出し/書込み制御入力端R/Wには書
込み指令信号としてANDゲート186の出力信号“1
1“1が入力される。
ANDゲート186の第1入力端にはシステムクロック
・CKoが入力され、また第2入力端には信号RD、信
号R/RがORゲート185を介して入力される。
更に、信号EX3 、EX4をORゲート183を介し
てD型FF184に送りこれら信号EX3.EX4を1
ビツト遅延させた信号がORゲート185を介してAN
Dゲート186の第2入力端に入力される。
即ち、RAM187は、R/Rモード、RD、ALモー
ド、RD、SLモードおよびEXモード時にANDゲー
ト186の出力信号がII I IIとなり、ROM1
88や磁気カード(図示路)から読出されたデータをシ
ステムクロックCKoに駆動されて書込まれる。
また、ANDゲート186の出力信号が°′0°′のと
きはRAM187は読出し指令を受ける。
なお、上記FF184はシステムクロックCKoにより
駆動される。
更に、チャンネルを指定してRAM187またはROM
188のチップを選択するために、RAM187および
ROM188のチップセレクト端子C8にはそれぞれ、
ANDゲート190またはANDゲート189から出力
される選択信号が入力される。
ANDゲート190およびANDゲート189の第1入
力端にはともにチャンネルタイミング信号CHoが入力
される。
なお、チャンネルタイミング信号CH。ハ、チャンネル
コードCC1〜CC3をシステムクロックCKoにより
駆動されるディレィCKoにより1ビツト遅延させてか
らデコーダ182に入力させ、このデコーダ182によ
り他のチャンネルタイミング信号CH1〜CH7ととも
に作成される。
チャンネルタイミング信号CH1〜CH7は勿論、対応
するチャンネルのメモリブロック201〜207内のA
NDゲート(図示路)に入力される。
ANDゲート190の第2入力端には、信号PRおよび
チャンネルタイミング信号5CHoを入力信号とするN
ANDゲート191の出力が入力されている。
他方、ANDゲート189の第2入力端には信号R/R
が入力される。
即ち、RAMI 87では、音色情報を音色セツティン
グボード16により作成中(即ちPR,WTモードおよ
びPR,WTモード時)にはNANDゲート191の出
力が°“0′1となるから選択信号がANDゲート19
0から出力されず、したがってこのときRAM187の
内容を書き替えることが禁止されている。
またROM188に於ては、R/Rモード時に選択信号
がANDゲート189から出力されてROM188のチ
ップセレクト端子C8に入力されるから、ROM188
の内容がRAM187に書込まれる。
上述したように、上記構成は他のチャンネルCHo〜C
H7のメモリブロック201〜207も全く同一である
したがって上記NANDゲート191に対応するメモリ
ブロック201〜207内のNANDゲート(図示路)
にはそれぞれチャンネルタイミング信号SCH,〜5C
H7が入力される。
次に、EXモード時に使用される一時記憶用のRAM1
98につき説明する。
このRAM198は上記RAM187と同一構成を有す
るメモリである。
後述するように、EXモードでは、タイミング信号EX
1.EX2の出力時にメモリブロック内のRAMからデ
ータを交換したい2ブロツクのデータを読出してそれぞ
れRAM198の異なる領域に記憶させ、またタイミン
グ信号EX3.EX、の出力時にはRAM198内に一
時記憶させた上記データを読出して、メモリブロック内
のRAMへブロックを交換して記憶させるようになって
いる。
このため、RAM198のアドレス入力端AD。
〜AD4 にはそれぞれアドレス信号ADo〜AD4が
入力される。
またアドレス入力端AD5には、タイミング信号EX2
.EX4をORゲート192を介してD型FF193に
入力し遅延させた信号が入力される。
上記FF193はシステムクロックCKoにより駆動さ
れる。
またアドレス入力端AD6.AD7は常に信号”0“に
保持されている。
この結果、■ブロックがそれぞれ20ワードからなるデ
ータがRAM198の異なる領域にデータ入出力端り。
〜D7を介して書込まれ、また読出される。また信号E
X1.EX2の出力時にRAM198の読出し/書込み
端子π/Wに書込み指令信号II I IIを入力させ
るために、ANDゲート196の第1入力端にシステム
クロックCK。
が入力され、また第2入力端には、信号EX、。
EX2をORゲート194を介してD型 FF195に入力して遅延させた信号、即ち、FF19
5のセット出力信号が入力される。
上記FF195はシステムクロックCKoにより駆動さ
れて信号EX1.EX、、を1ビツト遅延させる。
このようにしてANDゲート196からシステムクロッ
クCKoに同期した信号が書込み指令信号として出力さ
れる。
更にRAM198のチップセレクト信号としては、信号
EXをD型FF197により1ビツト遅延させた信号が
用いられ、チップセレクト端子C8に入力される。
なお、上記信号EX、EX1〜EX4がD型FF184
,193,195,197により1ビツト遅延されるの
は、アドレス信号ADo−AD7が第16図で説明した
ディレィ170により1ビツト遅延されて各RAMに送
られるためにタイミングを合わせるためである。
ここで第21図を参照して各メモリブロック200〜2
07内のRAM、ROM、および一時記憶用のRAM1
98の構成を説明する。
既に述べたように各メモリは256ワード×8ビツトで
構成される。
また各メモリは8ブロツクに区分され、アドレス0〜3
1が第0ブロツク、アドレス32〜63が第1ブロツク
、以下同様にして32番地ずつに分割されて、最後のア
ドレス224〜255が第7ブロツクに割当てられる。
また各ブロックの先頭の21番地内に1音色分のデータ
が記憶されるとともに、各ブロックの後半の11番地分
は使用されない。
更に各ブロックO〜7の先頭の20番地には、前述した
楽音決定要素制御ボリュームTvRo〜TvR19の出
力情報をAD変換した情報が各8ビツトのデータD。
−D7としてそれぞれ記憶される。
そして各ブロック0〜7の先頭から21番目には6個の
楽音決定要素制御スイッチTSW2o〜TSW25のオ
ンオフ情報が下位6ビツト(Do〜D5)内に記憶され
る。
また各ブロワ20〜フ0区別は、8ビツトのアドレス信
号ADo〜AD7のうち、上位の3ビツトAD5゜AD
6.AD7を使用して行われる。
下記の第2表に各ブロックとそのコードの対応表を示す
次に上記メモリコントロールロジックの動作を説明する
いずれの動作モードに於いてもそのとき出力されるチャ
ンネルコードCC1〜CC3はディレィ181に入力さ
れて1ビツト遅延されてからデコーダ182に送られる
デコーダ182からはチャンネル信号CHo〜CH7が
順次出力され各メモリブロック200〜207に入力さ
れる。
R/Rモードのときには、信号R/Rが出力されている
から、この信号R/RによりANDゲート186が開か
れ、各メモリブロック200〜207内のRAMの端子
R/Wに書込み指令が入力される。
また、たとえばメモリブロック200の場合、チャンネ
ル信号CHoの出力中に各ANDゲート189.190
からの出力信号がRAM187、RAM188の端子C
8に送られてチップ選択される。
この結果、アドレス信号A Do−A D7によりRO
M188およびRAM189の番地(すなわちブロック
)が順次指定されて、ROM188の内容がRAM18
7の対応する番地内に転送される。
このような動作は他のメモリブロック201〜207に
ついても同様に対応するチャンネル信号CH1〜CH7
の出力中に実行される。
書込み動作、すなわちPR,WrモードまたはWT、A
Lモード時には、ANDゲート186が閉じており、こ
のため各メモリブロック200〜207内のRAMのπ
/W端子には信号“O++が読出し指令信号として入力
されている。
そしてWT、ALモード時には、操作されたチャンネル
選択スイッチSU1〜SS2に対応するメモリブロック
200〜207内のRAM内のデータが磁気カード16
に記録される。
またPR,WTモード時には、音色セツティングボード
にて作成された音色情報がRAM内に書込まれず、後述
するカードI10ロジック22を介して磁気カードに書
込まれるため、各メモリブロック200〜207内の各
RAMは選択されず、その端子C8には信号++ O+
+ (たとえばメモリブロック200の場合、ANDゲ
ート190の出力++ O++ )が入力される。
更にPR,W下モードのときには、PR,WTモード時
同様に、音色セツティングボード16にて作成された音
色情報はRAM内に書込まれないため、各RAMの端子
C8の入力信号はII O++である。
読出し動作、すなわちRD、SLモードおよびRD、A
Lモードには、信号RDが出力されるから各メモリブロ
ック200〜207内のRAMのπ/W端子には書込み
指令(信号“°0°”、が入力されている。
そして操作されているチャンネル選択スイッチSU1〜
S82に対応するRAMが対応するチャンネルタイミン
グ信号CHo−CF2の出力中に選択されて磁気カード
内の音色情報がRAM内に転送される。
EXモード時には、同一チャンネル内または異なるチャ
ンネル内のトーンセレクトスイッチ、たとえばスイッチ
TS1とTS7が2個操作されるが、先ず信号EXが出
力され、この信号EXがFF197により1ビツト遅延
されて RAM198の端子C8に入力される。
また信号EX1.EX2の出力中にはANDゲート18
6の出力は“0“′であるから各メモリブロック200
〜207内のRAMのπ/W端子には読出し指令信号が
入力されている。
またタイミング信号EX1〜EX4はこの順序で順次出
力される信号であるから、先ず信号EX、 の出力中
には、勿論RAM198のアドレス入力端AD5には信
号°′0“1が入力される。
なお、アドレス入力端AD6.AD7の入力もともにI
I O++である。
このときRAM198の下位5ビツトのアドレス入力端
ADo−AD4には、操作されているトーンセレクトス
イッチ、たとえば上記スイッチTS1が属するチャンネ
ル内のRAMのアドレスが入力される。
したがってRAM198内の1ブロック分の領域内にス
イッチTS1 に対応するRAM内の1ブロック分のデ
ータが書込まれる。
次いで信号EX2が出力されると、他のトーンセレクト
スイッチTS7が属するチャンネル内のRAMのアドレ
スがアドレス信号ADo〜AD、により RAM198に対して指定され、この結果スイッチTS
7に対応するRAM内の1ブロック分のデータが、RA
M198のスイッチTS1 とは別の領域に書込まれる
なお、上記信号EX、、EX2の出力中にはANDゲー
ト196の出力が°°l°1となり、この信号パ1“が
書込み指令信号としてRAM198のR/W端子に入力
される。
次いで信号EX3.EX4が出力されると、ANDゲー
ト196の出力はII OIIとなり、この信号がRA
M198のπ/W端子に読出し指令信号として入力され
る。
また信号EX3.EX4の出力中にはANDゲート18
6の出力が++ 1 ++となり、各メモリブロック2
00〜207内のRAMのR/W端子には、書込み指令
信号が入力される。
したがって信号EX3の出力中には、RAM198のア
ドレス入力端ADo−AD4に入力されるアドレス信号
により、先にトーンセレクトスイッチTS1 に対して
指定されたアドレスが指定されて、RAM198のその
ブロックからスイッチTS1に対応する1ブロック分の
データが、最初にトーンセレクトスイッチTS7に対応
するデータを記憶していたRAM内の対応するブロック
内に書込まれる。
次いで信号EX4が出力されると、同様にしてRAM1
98のアドレス入力端ADo〜AD、に入力されるアド
レス信号により先にトーンセレクトスイッチTS7に対
して指定されたアドレスが指定されて、RAM198の
そのブロックからスイッチTS7に対応する1ブロック
分のデータが、最初にトーンセレクタスイッチTS1
に対応するデータを記憶していたRAM内の対応するブ
ロック内に書込まれる。
この結果、2個のトーンセレクタスイッチにより指定さ
れるRAM内のデータが互いに交換され、所望の演奏態
形が得られる。
(5−10) カードリーダ制御ロジック24の詳細
説明 次に第22図を参照してカードリーダ制御ロジック24
の構成を説明する。
この実施例に使用されるカードリーダ(磁気カード恍惚
り装置)23は、磁気カードへのデータの書込みまたは
磁気カードからのデータの読出しの各操作時に次のよう
な手順にしたがうとともに、制御信号WPS、SBO,
R8Sを発生する。
即ち、先ず磁気カードをカード挿入口に挿入するとカー
ド移送用モータが正方向に回転しはじめ、カードは磁気
ヘッドの設置されている位置を通過して移送される。
この正方向の移送中にはデータの読取りも書込みも行わ
れない。
そして磁気カードが磁気ヘッドの設置位置を完全に通過
するとこの状態がリバーススイッチにより検出され、こ
の検出信号がカード移送用モータに送られ、モータが逆
転を開始して磁気カードをカード挿入口の方へ移送しは
じめる。
この移送中に磁気カードへのデータの読取りまたは書込
み動作が実行される。
このような磁気カードの移送動作中に於いて、磁気カー
ドの走行開始直後、および磁気カードが逆転して挿入口
の方へ移送されて停止する直後を除きカードローディン
グシグナル(信号5BO1第25図参照)がカードリー
ダ23から出力される。
また磁気カードが上記リバーススイッチにより検出され
るときにはリバーススイッチシグナル(信号R8S、第
25図参照)が同様にカードリーダ23から出力される
更に上記信号R8Sが出力されると同時にライトプロテ
クトシグナル(信号WPs第25図参照)がカードリー
ダ23から出力されるが、この信号WPSはII OI
+レベルのとき有効であり、この信号WPSの出力後は
書込み動作が可能な状態とされる。
第22図では上記の各信号WPS、SBO,R8Sを使
用して信号WBC(ライドリードコントロール)および
リセット信号R8が作成される。
即ち、信号WPSはインバータ211に入力されるが、
このインバータ211の出力端は抵抗R30を介してN
ANDゲート212の第1入力端に接続される。
またNANDゲート212の第1入力端は一端を接地さ
れたコンデンサC1oの他端にも接続され、またNAN
Dゲート212の第2入力端は、信号′°1“′を供給
する電源に一端を接続される抵抗R3□の他端および上
記インバータ2110入力端に接続される。
NANDゲート212の出力はNORゲート215に、
信号WTをインバータ213により反転させた信号とと
もに入力される。
またNORゲート215の出力はR8型FF216のセ
ット入力端Sに送られる。
FF’216のリセット入力端Rには上記信号SBOを
インバータ24により反転させた信号が入力される。
そしてFF216のリセット出力が信号WRCと呼ばれ
カードI10ロジック22に送られる。
信号R8Sは抵抗R33に入力され、抵抗R33の出力
端に一端を接続され且つ他端を接地されるコンデンサC
11の一端側とともにD型FF21Bの入力端りに接続
される。
また抵抗R33の入力側は信号I+ 1“1を供給する
電源に一端を接続される抵抗R3□の他端と接続される
上記FF’218のリセット出力はNORゲート217
、NORゲート220、D型FF219のD入力端にそ
れぞれ入力される。
またFF’219のリセット出力は上記NORゲート2
20に入力され、またこのNORゲート220の出力は
信号RDとともにANDゲート222に入力される。
更にNORゲート217にはFF216のリセット出力
(信号WRC)が入力されており、NORゲート217
の出力およびANDゲート222の出力はともにORゲ
ート223を介してリセット信号R8として出力される
また上記FF218、FF’219は発振器221から
出力される周波数500HzのクロックパルスK よ’
)駆動される。
次に上記回路の動作を第23図〜第25図のタイムチャ
ートを参照して説明する。
先ず、書込み動作の場合には、信号WTが出力されてい
る。
したがってインバータ213の出カバ“OIIである。
磁気カードをカードリーダ23のカード挿入口に挿入す
ると移送モータが正方向に回転しはじめ、信号SBOが
出力され°゛1“レベルとなる。
そして磁気カードが完全に挿入され、磁気カードがリバ
ーススイッチにより検出されると°゛11゛11゛レベ
ル8Sが出力され(第25図)、移送モータが逆転しは
じめる。
同時に通常は′″I I+レベルにある信号−vVPS
が反転して0“ルベルになる。
信号−vVPSが°“0′ルベル期間に於いて、第23
図のタイムチャートから分かるように、信号WPSがI
I OIIとなるとインバータ211の出力がII I
IIとなりコンデンサCIOが徐々に充電され、その
充電値がII I IIレベルとなる。
信号WPSが消失してII I I+レベルになるとコ
ンデンサCtOが放電しはじめるが、その電位がまだI
I I I+レベルにある間、NANDゲート212の
両人力がII I I+レレベとなり、したがってこの
期間、NANDゲート212から負方向のパルスが出力
される。
したがってNORゲート215からこのとき上記パルス
に同期した正方向のパルスが出力され、このパルスによ
りR8型FF216がセット状態にされる。
したがってFF216のリセット出力信号、即ち信号W
RCがこの時点から′10“ルベルに反転する。
(第25図参照、なお第25図の縦軸、すなわち時間軸
は一致している:また信号R8Sが出力されると、コン
デンサC1lが充電され、その充電値が“°1′°レベ
ルに達し、次いで第24図のタイムチャートにみられる
ように、FF218のリセット出力がIT□°ルベルに
反転する。
このようにして第25図にみられるように、信号WRC
,FF218のリセット出力がともにII OI+レベ
ルにあるときNORゲート217の出力が得られ、この
出力はORゲート223を介してリセット信号R8とし
て出力される。
このリセット信号R8は後述するカードI10ロジック
等に送られて磁気カードへのデータの書込みが実行でき
るように各回路がリセットされる。
次に読出し動作のときには、信号RDが出力され、II
II+IIルに保持されている。
勿論信号WTはII □ ++レベルであるから、イン
バータ213の出力はII I IIとなり、したがっ
てNORゲート215の出力は“10“1となり、FF
216のセット入力は常にII Oo“レベルである。
磁気カードが挿入口に挿入されて移送モータが回転しは
じめ、信号SBOが出力される以前は、FF’216の
リセット入力信号は“+1゛レベルであるからFF21
6はリセット状態にあり、リセット出力信号、すなわち
信号WRCはII I I+レベルである。
信号SBOが出力されてFF216のリセット入力がI
I OITレベルになってもセット人力゛11“1が入
力しないのでリセット出力(信号WBC)は変化せず、
1“ルベルのままである(第25図参照)。
このような状態に続いて信号R8Sが出力されると、第
24図のタイムチャートから分かるように信号R8Sは
両FF218,219により遅延されてからNORゲー
ト220に出力される。
NORゲート220からは、両FF218゜219のリ
セット出力がともにII OIIのときにパルス信号I
T I IIが出力されANDゲート222に出力され
る。
したがってANDゲート222からは上記パルス信号に
同期した信号が出力され、この信号は更にORゲート2
23を介してリセット信号R8として出力される。
この結果、リセット信号R8の出力後磁気カードからデ
ータが読取られる。
(5−11) カードI10ロジック22の詳細説明 次に第26図を参照して、カードI10ロジック22の
構成を説明する。
先ず、書込み用の制御回路につき説明する。
ライドリードコントロール信号WRCはタイミング信号
PSH1,をインバータ232により反転させた信号に
より駆動されるD型FF231の入力端りに入力される
このFF231の出力からはライトコントロール信号W
Cとその反転信号Wでが得られ、後者の信号WCはD型
FF233の入力端りに入力される。
このFF233の出力信号はR8型FF239のセット
入力端Sに加えられFF239をセット状態にさせる。
またFF239のリセット入力端Rにはリセット信号R
8(第25図)が加えられ、FF239がリセット状態
にされる。
そしてFF239のセット出力は後述するセレクトゲー
ト2430制御入力端KAに、またFF239のリセッ
ト出力はセレクトゲート243の制御入力端KBにそれ
ぞれ制御信号として加えられる。
第20図の説明中にふれたメモリブロック200〜20
7内のRAMまたは音色セツティングボード16から増
量される8ビツトのデータD。
−D7は、この実施例では、下位と上位にそれぞれ4ビ
ツトずつ、すなわちり。
−D3.D4〜D7に分げられて磁気カードに書込まれ
る。
すなわち、下位の4ビツトのデータD。
〜D3はセレクトゲート242のA側入力端A。
−A3に入力され、また上位の4ビツトのデータD4〜
D7は、セレクトゲート242のB側入力端B。
−83に入力される。
このセレクトゲート2420制御入力端KAおよびKB
にはそれぞれ、システムクロックCKoをインバータ2
40,241を介した信号(すなわちシステムクロック
CKo )、およびシステムクロックCKoをインバー
タ240により反転させた信号が加えられる。
したがって、セレクトゲートの制御入力端KAにシステ
ムクロックCKoが加えられる期間、その出力端り。
〜D3から下位4ビツトのデータDo〜D3が出力され
て上記セレクトゲート243のA側入力端A。
−A3に入力される。またセレクトゲート242の制御
入力端KBにシステムクロックCKoの反転信号が加え
られている期間には、その出力端り。
−D3から上位4ビットのデータD4〜D7が出力され
て上記セレクトゲート243のA個入力端A。
〜A3に入力される。
このように、セレクトゲート242は入力される8ビツ
トのデータD。
−D7を4ビツトずつのデータD。
〜D3.D4〜D7に時間をずらせて出力する8/4ビ
ツト変換素子である。
上記セレクトゲート243のB個入力端B。
〜B2に屯そのA個入力端A。
−A3に入力されるデータD。
−D3.D4〜D7が属するチャンネルコードCC1〜
CC3が3ビツトのデータとして入力される。
なお、残りのB個入力端B3は常時°°1“ルベルに保
持されている。
この結果、上記セレクトゲート243の制御入力端KB
にFF239のリセット出力II I IIが加えられ
ている期間、セレクトゲート243の出力端り。
〜D3からチャンネルコードCC1〜CC3が磁気カー
ドへの書込み用データDOo〜DO3として出力され、
またセレクトゲート243の制御入力端KAKF’F2
39のセット出力“Iolが加えられている期間用出力
端り。
〜D3から4ビツトずつのデータD。
−D3.D4〜D7が磁気カードへの書込み用データD
Oo〜DO3として出力される。
ところで、磁気カードには上記データD。
〜D7、チャンネルコードCC1〜CC3とともにクロ
ックパルスが同時に記録される。
そして読出し操作時にはこのクロックパルスを基準にし
て磁気カードから上記データD。
−D7、チャンネルコードCC1〜CC3が読取られる
この実施例では磁気カードへ書込まれるクロックパル。
スを書込みクロックCOと呼ぶ。
また後述するように磁気カードから読取られたクロック
パルスCI(書込みクロックCOの反転信号)を処理し
て読出し操作時に使用されるクロックパルスを読出しク
ロックCK12と呼ぶ。
ここで上記。書込みクロックCOの作成回路を説明する
信号WRCはD型FF231の入力端りに入力される。
このFF231はタイミング信号PSH19をインバー
タ232により反転させた信号により駆動される。
FF231のセット出・力信号は信号WCと称され、ア
ドレスジェネレータ11(第16図)に送られる。
またFF231のリセット出力信号Wでは、書込みクロ
ックCO作成回路235内のNANDゲート236にシ
ステムクロックCKoとともに入力される。
NANDゲート236の出力端は抵抗R40を介してD
型F’F238の入力端りに接続され、またこの入力端
りはコンデンサC15を介して接地される。
またFF238の入力端Sには信号WTがインバータ2
37を介して入力される。
このFF238は周波数100 KHz のクロックパ
ルスCK1により駆動されてそのセット出力端Qから書
込み用クロックCOを出力する。
システムクロックCKoは周波数390Hzのクロック
パルスであるが、書込み動作時には、このシステムクロ
ックCKoの立上り(立下り)時にデータが磁気カード
へ書込まれる。
このため磁気カードへ記録されるクロックパルスCOが
システムクロックCKoと同一タイミングで出力される
ようなりロックであると、この書込み動作時に何かの原
因でシステムクロックCKo と書込みクロックのタイ
ミングがずれた状態で磁気カードに記録された場合、読
出し動作時にデータを正確に読出せないエラーが発生し
うる。
この実施例の上記書込みクロックCO作成回路235に
て作成される書込みクロックCOはその立上り(立下り
)位置がシステムクロックCK、の立上り(立下り)〜
立下り(立上り)位置の中間に位置するように作成され
たクロックである。
このため上記のようなエラーの発生が確実に防止され、
常に安定した読出し動作が実行できる。
ここで書込みクロックCO作成回路235の動作を第2
7図のタイムチャートを参照して説明する。
信号PSH19が出力されてFF231のリセット出力
(信号WC)が“°1“ルベルになると、NANDゲー
ト236からはシステムクロックCKoを反転させた信
号で玉7が出力される。
この信号図は抵抗R4oを介してコンテップC05ヲ充
放電させる。
またFF238の入力端Sには信号WT(このとき“1
1°“レベル)の反転信号WT ” O”が加えられ、
また入力端りにはコンデンサC15の端子電圧が加えら
れる。
したがって第2γ図にみられるように、NANDゲート
236に加えられるシステムクロックCKoはコンデン
サC15に充放電される際に時間tだけ遅れてFF23
8の入力端りに伝達されるため、FF238のセット出
力、すなわち書込みクロツクCOも時間りだげ遅れて出
力される。
この結果、書込みクロックCOの立上り(立下り)位置
はシステムクロックCKoの立上り(立下り)〜立下り
(立上り)間の中間に位置するものとなる。
次に、読出し用の制御回路の構成を説明する3磁気カー
ド上に上述のようにして4ビツト構成で記録されたデー
タD。
〜D3.D4〜D7、チャンネルコードCC1〜CC3
は、この実施例の場合、カードリーダから逆極性の信号
DIo〜D■3 として読取られる。
このためこれら信号DIo〜D■3は、ディレィ246
の入力端り。
〜D3 に入力されて1ビツト分遅延され、その反転出
力端C−可から極性を反転されて出力される。
デ゛イレイ246の出力をデータDT1と呼び、このデ
ータDT1 はディレィ245の入力端り。
〜D3およびディレィ244の入力端D4〜D7に入力
され、ディレィ245にて1ビツト分遅延されて出力さ
れる。
ディレィ245の出力端Q。
〜Q3からの出力データDT2はディレィ244の入力
端り。
−D3に入力される。ここでまたディレィ244にて1
ビツト分遅延されて出力される。
そしてディレィ244の出力端Q。
〜Q7からの出力データDT3は8ビツトのデータD。
〜D7としてデータバス26□へ出力される。
上記のように、磁気カードから読取られた4ビツトのデ
ータDIo−DI3はティレイ245、ディレィ244
を介することにより8ビツトのデータD。
−D7としてディレィ244から出力される。
したがって両ディレィ245.244は4/8ビツト変
換素子を形成する。
次に、上記ディレィ244〜246を駆動するクロック
パルスS Ct P CKt 2 、およびリセット信
号Rの作成回路、更に上記読出しクロックCK、□の作
成回路につき説明する。
リセット信号R8と読出し動作時に出力される制御信号
RDがANDゲー1−250に入力され、このANDゲ
ート250の出力がR8型FF252のセット入力端S
に加えられる。
このFF252は信号SBOをインバータ251により
反転された信号をリセット入力端Rに入力されてリセッ
ト状態にされ、このリセット出力信号が上記各ディレィ
244〜246のリセット入力端Rに加えられて各ディ
レィ244〜246が同時にリセットされる。
またFF252のセット出力信号は、磁気カードから読
取られたクロックパルスCI(CO;クロックパルスC
Iは書込みクロックCOと逆特性である)とともに、X
2逓倍器253内のNANDゲート254に入力される
NANDゲート254の出力はNANDゲート258の
第1入力端に入力されるほかに、インバータ255に入
力される。
インバータ255の出力はNANDゲート260の第1
入力端に入力されるほかに、抵抗R4□を介して−゛端
を接地されたコンデンサC16およびインバータ256
に入力される。
インバータ256の出力はNANDゲート260の第2
入力端に入力されるほかに、インバータ257を介して
NANDゲート258の第2入力端に入力される。
更に両NANDゲート258゜260の出力はNAND
ゲート259に入力される。
このNANDゲート259の出力がクロックパルスSC
として両ディレィ245゜246およびD型FF249
の各クロック入力端CKに加えられる。
FF249の入力端りとリセット出力端回はともに接続
されており、またそのセット出力信号が信号PCK1□
と称されてディレィ244のクロック入力端CKに加え
られるほかにANDゲート265の第1入力端に入力さ
れる。
更に、上記クロックパルスSCはR8型FF261のセ
ント入力端SおよびANDゲート266.267.26
8の各第1入力端に入力される。
またANDゲート266゜267.268および265
の各第2入力端には、FF261、FF262、FF2
63、FF 264の各セット出力が入力されている。
更に、Mのゲート266.267および268の各出力
信号はそれぞれFF 262、FF263、FF254
の各セット入力端Sに入力される。
ANDゲート265の出力信号が上記読出しクロックで
ある。
上記FF249゜261〜264の各リセット入力端R
にはFF252のリセット出力信号を入力されてリセッ
トされる。
ここでクロックパルスSCと読出しクロックCK1□の
作成回路の動作を第28図のタイムチャートを参照して
説明する。
いま信号RDは++ 1++であり、このときリセット
信号RSが出力されるとNANDゲート250からリセ
ット信号R8に同期した信号111“1が出力され、F
F252がセット状態となり、そのセット出力が++
1++となる。
ここで磁気カードから1発目のクロックパルスCIが読
出されると、NAND ゲート254からはクロックパ
ルスCIの反転信号が出力される。
インバータ255の出力はクロックパルスCIに同期し
た信号であり、この信号がコンデンサC16に充電され
る。
このRC回路は遅延素子であるから、インバータ256
の出力はインバータ255の出力信号の立上りよりやや
遅れて立下り、インバータ257を介してNAND25
7に、また直接NANDゲート260に入力される。
したがってNANDゲート258の出力は、NANDゲ
ート254の出力が立下り、次いでインバータ257の
出力が立下るまでの間++ O++レベルとなり、他の
期間はIt I Itレベルの信号となる。
同様に、NANDゲート260の出力は、イン。
バーク255の出力が立上り、次いでインバータ256
の出力が立下るまでの間II OI+IIルとなり、他
の期間はII II+IIルの信号となる6したがって
NANDゲート259の出力である信号SCは両NAN
Dゲート258,260の出力が1′01+レベルのと
きにII II+IIルのパルス信号となる。
2見目以下のクロックパルスCIが順次読出されるとク
ロックパルスSCが2発ずつ出力される。
すなわちクロックパルスSCはクロックパルスCIの立
上り、立下り時にそれぞれ出力されるパルスである。
FF249、FF261〜264は読出し動作の開始時
にともにリセットされるから、1発目のクロックパルス
SCが出力されると、F’F”249のセット出力(信
号PCK1□)が“1111となり、同時にFF249
の入力端りは“0“どなる。
したがって2発目のクロックパルスSCが出力されると
FF249のセット出力(信号PCK12)が++ O
++となる。
したがって信号PCK1□は第28図にみられるよう・
な波形の信号となり、信号SCが出力されるたびに反転
する。
他方、FF261〜264では、1発目のクロックパル
スSCによりFF’261がセットされてそのセット出
力がII II+となり、以後保持される。
FFZ62は2発目のクロックパルスSCによりセット
され、またFF263、F’F264はそれぞれ3発目
と4発目のクロックパルスSCによりセットされる。
したがって読出しクロックCK12は、4発目のクロッ
クパルスSCが出力されてFFZ64がセットされてか
ら信号PCK1□に同期して出力される。
このように読出しクロックCK1□は4段のFF261
〜264の動作により、ディレィ244の出力データD
Ta (Do ”” D7 )とのタイミングがと
られている。
次に、磁気カードから読取られたデータDI。
〜DI3に含まれるチャンネルコードCC0〜CC3か
ら、これらに対応するチャンネルコードRC1〜RC3
を検出する検出回路の構成を説明する。
第12図の説明中に既に述べたように、この実施例の各
チャンネル信号CHo〜CH7は、第1表に示すコード
を有している。
したがってチャンネル信号CHo−CR2(すなわちチ
ャンネルコードRC1〜RC3)の検出は、相等しい桁
同志、たとえば第1桁目と第5桁目、第2桁目と第6桁
目等を比較すればよい。
また互いに比較されるデータD。
−D7の下位4ビツトのデータD。
−D3と上位4ビツトのデータD4〜D7はディレィ2
45の出力データDT2とデ゛イレイ246の出力デー
タDT1として得られる。
すなわち、ディレィ246の出力端Q。
の出力(データの第5桁目)とティレイ245の出力端
Q。
の出力(データの第1桁目)とがANDゲート247に
入力され、このANDゲート247の出力がイネーブル
信号として比較回路2700Å力端enableK入力
される。
また比較回路2700Å力端A。
−A3および入力端B。〜B3 にはそれぞれ、データ
DT1、データDT2が入力される。
同時にラッチ回路248の入力端DT1〜DT3にはデ
ィレィ246の出力端可〜可の出力(データの第5〜7
桁目)が入力される。
このラッチ回路248は比較回路270からの一致信号
がクロック入力端CKに入力されると入力されたデータ
をラッチし、その出力端Q1〜Q3から3ビツトのチャ
ンネルコードRC1〜RC3を出力する。
またラッチ回路248は信号SBOによりリセットされ
る。
上記構成のカードI10ロジックの書込み動作および読
出し動作を、次に第29図と第30図のタイムチャート
を参照して説明する。
先ず書込みモードにつき説明する。
このとき信号WTはII I Ifレベルである。
また周波数390HzのシステムクロックCKoがカー
ドI10ロジック22に入力され、更にリセット信号R
8が出力されてFF239等がリセットされる。
同時に信号WRCが反転してII OI+レベルとなり
書込み動作が可能となる。
そこでサンプリングタイミング信号PSH,9が出力さ
れるとインバータ232で反転した信号がFF231の
クロック入力端に加えられ、この信号 PSH,9の立上り時にFF231の出力端互から信可
WC” 1 ”が得られる。
この信号TをD型FF233のD端子に入力し、クロッ
クCKoで駆動すると1クロツク遅れてFF233の出
力に信号p s =l I IIが得られる。
これによってFF239のセット出力がII II+I
Iルに反転し、以後“1“レベルを保持される。
FF239のセット出力が10“レベルの間、すなわち
FF239のリセット出力がII II+IIルの間、
セレクトゲート2430制御入力端KBKFF239の
リセット出力が加えられているから、このときセレクト
ゲート243のB側入力端の入力データ、すなわちチャ
ンネルコードCC,〜CC3が出力端り。
−D3からデータDo〜Doとして出力され、磁気カー
ドの先頭に書込まれる。
ここで信号PSH19が出力され、インバータ232を
介してFF231のクロック入力端CKに加えられると
、FF231のセット出力信号(信号WC)は信号P
S H,9の立上り時に反転して“10′ルベルとなる
同時に信号WCがII I I+レベルとなり、NAN
Dゲート236に入力される。
この時点からNANDゲート236からは両インバータ
240,241を介して加えられるシステムクロックC
Koの反転信号が出力され、コンデンサCI5を充放電
させる。
そして第27図を参照して述べたようにして書込みクロ
ックCOが信号PSH2oの出力時から出力されはじめ
る。
セレクトゲート242はこの時点から、システムクロッ
クCKoの入力状態に応じて人力データD。
−D7のうち、下位4ビツトのデータD。
−D3(L)または上位4ビツトのデータD4〜D7(
H)の各データを交互に出力してセレクトゲート243
に送る。
セレクトゲート243はA側入力端A。
−A3に順次入力される上記データを出カテ゛−タDO
o−DO3として出力する。
第29図にみられるように、磁気カードの先頭にチャン
ネルコードCC1〜CC3が書込まれたあと、そのチャ
ンネル0ブロツクの下位4ビツトのデータ(OL)、0
ブロツクの上位4ビツトのデータ(OH)、1ブロツク
の下位4ビツトのデータ(IH)、・・・・・・と順次
各データが書込まれてゆく。
また同時に書込みクロックCOも各データ(OL)、(
OH)、(IL)・・・・・・とともに書込まれる。
次に読出し動作を説明する。
この場合、信号RDがII I I+レベルである。
また読出し動作に入る前に、信号SBOが゛101ルベ
ルのとき、この信号がインバータ251を介してFF2
52のリセット入力端Rに加えられFF252をリセッ
トさせているので、そのリセット出力II I IIに
より、各ディレィ244〜246、FF249、FF2
61〜264はすべてリセットされている。
読出し動作に入り、リセット信号R3が出力されると、
ANDゲート250からこのリセット信号R8に同期し
た信号が出力され、FF252をセット状態にする。
そしてFF252のセット出力゛1′1が磁気カードか
ら読取られたクロックパルスCIとともにNANDゲー
ト254に入力され、第28図を参照して説明したよう
に、信号SCが作成される。
信号SCが出力されはじめると、この信号SCによりデ
ィレィ245.246、FF249が駆動されはじめる
から、磁気カードから読取られたあるチャンネルのチャ
ンネルコードCC,〜CC3、データ(OL)、(OH
)、(IL)、・・・・・・が順次ティレイ246に入
力され、ディレィ245、ディレィ244に送り出され
る。
したがって第30図にみられるように、各テ゛イレイ2
46.245.244の出力データDTI、DT2.D
T3は信号SC1発分ずつのずれがある。
そして読出しクロックCK12が出力されはじめると、
0ブロツクのデータからテ゛−タDT3 (Do”D
7)として出力されテ゛−タバス27に送り出される。
またチャンネルコ−ドCC1〜CC3の検出は両データ
DT1 。
DT2の比較が比較回路270にて実行され、一致信号
が出力されるとそのチャンネルコードCC1〜CC3が
ラッチ回路248によりラッチされ、チャンネルコード
RC1〜RC3として出力される。
以上でこの発明の上記実施例の各部の構成とその動作の
説明を終る。
(5−12’l 動作モードの詳細説明次にはじめに
述べたこの発明の8つの動作モードの詳細な説明を関連
する図面を参照して説明する。
(1)R/Rモード(ROM to RAMモードこ
のモードはROMI 4にあらかじめ記憶されている標
準音色情報を演奏開始時に直ちにRAM13に転送して
演奏ができるようにするモードである。
電源スィッチ(図示路)を入れ、次いでリセットスイッ
チ30を押すと、リセット信号RETが出力される(第
31図参照)。
第9図に於いて、信号WT、信号RDがともに“0゛レ
ベルであるからNANDゲート87,89が開かれ、発
振器85からの周波数100KHzのクロックパルスが
システムクロックCKoとして出力される。
また第4図に於いて、リセット信号RETの消失時に信
号R/RがFF40から出力され、この信号R/RがN
ORゲート167(第16図)に送られる。
このためNORゲート167の出力がII OIIとな
ってANDゲート168が閉じ、プログラムカウンタ1
69はプログラムイネーブルされない。
プログラムカウンタ169はリセット信号RETの出力
時にリセットされながら、これ以後システムクロックC
Koにより駆動されて計数動作を開始し、その出力はデ
ィレィ170に与えられて1ビツト遅延されたのちアド
レス信号ADo−AD7としてアドレスバス26.に出
力される。
更にプログラムカウンタ169の出力は信号FC作成回
路176にも送られ、プログラムカウンタ169の内容
が最大計数値255になるたびに信号FCが出力される
他方、8進カウンタ69(第5図)が上記リセット信号
RETの出力時にリセットされ、その内容が0となる。
この内容Oはゲート回路G2 を介してチャンネルコー
ドCC1〜CC3として出力されるが、このときこのチ
ャンネルコードCC1〜CC3はチャンネルO(cho
)を表わしている。
また8進カウンタ69は信号FCが出力されるたびにそ
の内容が1ずつアップして、チャンネルコードCC1〜
CC3はチャンネル1、チャンネル2、・・・・・・と
順次変化する。
チャンネルコードCC,〜CC3はディレィ181(第
20図)により1ビツト遅延されてからデコーダ182
に入力され、このデコーダ182によりチャンネルタイ
ミング信号CHo、CHl。
・・・・・・CH7にデコーダされる。
各チャンネルコードCC1〜CC3と、これらチャンネ
ルコードに対応するアドレス信号ADo−AD7はそれ
ぞれディレィ170またはディレィ 181により1ビツトずつ遅延されているので、第31
図にみら゛れるように両者の出力期間のタイミングは合
致している。
このようにして、各チャンネルごとにアドレスが指定さ
れるため、第20図に示す各メモリブロック200〜2
07では、そのチャンネルタイミング時にRAMおよび
ROMがチップセレクトされるとともに、RAMの制御
端子R/Wには書込み指令が出力される。
このためROMの内容はRAMの対応する個所に順次コ
ピーされてゆく。
チャンネル7に対する書込み動作が終了すると8発目の
信号FCが信号FC作成回路176から出力される。
また信号CH7がANDゲート76(第5図)から出力
されてANDゲート42(第4図)を開くので8発目の
信号FCが出力されるとこの信号FCがディレィ43に
より1ビツト分遅延されてからFF40のリセット入力
端R、に入力され、FF40がリセットされる。
したがって信号R/Rが反転してII OIIとなり、
各メモリブロック200〜207内(7)RAM、RO
Mに対するチップセレクト信号が0となり、R/Rモー
ドのすべての動作が完了する。
以上のようにして、演奏の開始時に電源スィッチとリセ
ットスイッチを投入すれば、標準音色情報を各チャンネ
ルごとに記憶しているROMの内容が直ちにRAMに自
動的に書込まれる。
したがってこのあとは所望するチヤンネル選択スイッチ
SU1.SU2.・・・・・・SS2やこれらチャンネ
ル選択スイッチに属するトーンセレクトスイッチTSo
−TS7を操作しながら任意の標準音色情報による演奏
が行える。
また、後述するPR、W下モードにより任意の音色情報
による演奏を行っているときでも、このR/Rモードの
操作を行えば直ちに標準音色情報による演奏に戻ること
もできる。
(2)演奏モード 次に第32図等を参照して演奏モードの操作方法とその
回路動作を説明する。
この演奏モードはチャンネルスイッチとそのチャンネル
スイッチに属するトーンセレクトスイッチを操作するこ
とにより、RAM13 (第20図では187で示され
る)内の指定されたチャンネル(この実施例では、メモ
リブロック200〜207内のRAMに対応する)内の
指定されたブロックに記憶されている音色情報を、サン
プルホールド、ラッチ回路21(第2図、第15図)の
該当チャンネルに常時出力して演奏できるようにしたも
のである6演奏に入る前に所望するチャンネルのチャン
ネルスイッチとそれに属する所望のトーンセレクトスイ
ッチを操作しておく。
たとえば、チャンネル0 (cho )のチャンネルス
イッチU1 とそのトーンセレクトスイッチTSo。
同様にスイッチCH,(U2)とTSl 。
CH2(L、)とTS2.・・・・・・、CH7(S2
)とTS7を操作する。
各信号WT 、RD、EXはともに出力されていないの
で第5図のゲート回路G2のみ開いている。
また信号R/RもII OIIであるから、パルス発生
回路64内のANDゲート67が開かれており、このA
NDゲート61からはサンプリングタイミング信号PS
H2゜に同期した信号が出力される。
この信号PSH2oはORゲート68を介して8進カウ
ンタ69のクロック入力端CKに加えられ、カウンタ6
9を駆動する。
カウンタ69が最初リセット状態にあればカウンタ69
の内容は0から+1されてゆく。
したがってチャンネルコードCC1〜CC3は信号PS
H2oに同期して順次チャンネルタイミング信号CH8
〜CH7に対応する内容に変化する。
また第9図に於いて、NORゲート92の出力がIT
I IIであるから、周波数100KHzのパルス信号
がシステムクロックCKoとして出力される。
このシステムクロックCKoに駆動されて20ビツトの
シフトレジスタ99が動作し、上記サンプリングタイミ
ング信号PSH2o、5Ho−8H19が順次出力され
る。
次に第16図に於いて、チャンネルコードCC1〜CC
3はデコーダ145に入力されてチャンネルタイミング
信号CHo−CH7にデコーダされ、各チャンネル選択
スイッチ SU1〜S82に送られる。
そして、たとえばチャンネル選択スイッチSU、 では
、トーンセレクトスイッチTSoが投入されているから
、信号CHoの出力時にスイッチTSoの出力がORゲ
ート群146を介して優先エンコーダ148に入力され
る。
優先エンコーダ148の出力をインバータ149〜15
1により反転して得られるスイッチTSoのコード信号
1−000jがANDゲート152〜154、ORゲー
ト155〜157を介してプログラムカウンタ1690
入力端P5〜P7およびコンパレータ161の入力端A
5〜A7に入力される。
またこのとき、すなわちチャンネルタイミング信号がC
H7からCHoに切りかわる時点に、コンパレータ16
10両入力の内容が一致して一致信号A=Bが出力され
る。
したがって信号Oが回路162A=B から出力されてORゲート166、ANDゲート168
を介してプログラムカウンタ 1690制御入力端PEに加えられ、プログラムカウン
タ169がプログラムイネーブルされて、その入力端P
−P4に0“1信号が入力される。
このためプログラムカウンタ169のすべての入力がI
I OIIとなり、その内容が0となって、メモリブロ
ック200内のRAM187のブロック0の番地Oが指
定される。
プログラムカウンタ169はシステムクロックCKoが
入力されるたびにその内容が+1され、その内容はディ
レィ170を介してアドレス信号A Do−A D7と
して出力されるとともに、コンパレータ1610B側入
力端161にも入力される。
他方、第20図において、チャンネルコードCC−CC
31 がディレィ181を介してデコーダ182に入力され、
チャンネルタイミング信号CH8がメモリブロック20
0に入力されているから、RAM187がチップセレク
トされている。
そしてこのRAM187のアドレス入力端A。
−A7に上記アドレス信号A Do−A D7が入力さ
れ、その0番地の内容(データD。
〜D7)から順次読出されてデータバス 262に出力される。
なお、RAM1870R/W入力端には信号0が読出し
指令として入力されている。
また第15図のサンプルホールド、ラッチ回路に於いて
、チャンネルコードCC,〜CC3がデコーダ138に
よりデコードされ、チャンネルタイミング信号 CHoがディレィ139を介して回路130に入力され
ている。
また第20図のRAM187から続出されたスイッチT
Soに対するデータD。
−D7が第15図のD/A変換器140およびラッチ回
路143に入力され、サンプリングタイミング信号5H
o−8H19゜PSH2oに同期して、RAM187の
番地0〜20に格納されていたデータD。
−D7が各サンプルホールド回路S/Ho−8/H19
およびラッチ回路143に順次記憶される。
またこれらの出力データO8−025は第1図aのチャ
ンネルO(cho )の楽音形成回路2oに供給される
このようにしてチャンネル選択スイッチSU1に対する
動作が完了し、プログラムカウンター69の内容が20
となると、コンパレータ1610両入力の内容が一致し
、一致信号A=Bが出力され、次いで信号0A=B が
出力されてプログラムカウンター69がプログラムイネ
ーブルされる。
このときチャンネルがチャンネル1に切りかわ。
す、チャンネル選択スイッチSU2のトーンセレクトス
イッチTS1 に対する同様な動作が開始される。
この場合、プログラムカウンター69にはメモリブロッ
ク201内の RAMの先頭番地として番地32が与えられ、・またコ
ンパレータ161のA個入力端にはRAMの最終番地5
2番地が与えられている。
このようにして投入されているチャンネル選択スイッチ
U1〜S2に対応するRAMの内容が一通りサンプルホ
ールド・ラッチ回路 130〜137に記憶されると、各チャンネル選択スイ
ッチに対応する鍵盤を操作すれば異なる音色で演奏を行
うことができる。
(3)PR,W〒モード このPR、W〒モードは、音色セツティングボード16
内の楽音決定要素制御ボリュームTvRo−TVR19
または楽音決定要素制御スイッチTSW2o−TSW2
5を、鍵盤キーを操作しながら操作して、任意の音色で
演奏できるようにするモードであり、上記楽音決定要素
制御ボリュームTVRo−TVRl、の出力はA/D変
換装置17によりディジタル量に変換されてデータバス
262にのせられ更にD/A変換装置20によりアナロ
グ量に変換されてサンプルホールド回路21aに記憶さ
れる。
また楽音決定要素制御スイッチTSW2o−TSW25
の出力はデータバス262を介してラッチ回路21bに
送られラッチされる。
先ず、第3図、第4図のプロデユーススイッチ32を操
作する。
またこの例では、チャンネル1 (U2 )およびこの
トーンセレクトスイッチTS1を操作しておき、第1図
aの上鍵盤1、を操作してこのモードによる演奏を行う
ものと仮定する。
このとき第3図、第4図のオール・セレクトスイッチ3
1を 5ELECT側に設定する。
これにより、第4図に於いて、信号PRと信号SLが出
力され、ともにII II+となる。
また第8図Bにみもれるように、8進カウンタ69(第
5図)が信号P S H2Oに駆動されて計数動作を行
い、カウンタ69の内容はゲート回路G2を介してチャ
ンネルコードCC1〜CC3として出力される。
更に第9図に於いて、信号WT、信号RDはともに出力
されていないから、周波数100KH2のクロックパル
スがシステムクロックCKoとして出力される。
したがってサンプリングタイミング信号PSH2o。
SHo−5H19が順次出力されて、第2図または第1
5図のサンプルホールド・ラッチ回路21(130〜1
37)に送られる。
またチャンネル選択スイッチSU2が操作されているの
で、このチャンネル選択スイッチ SU2の出力が優先エンコーダ71(第5しNORゲー
ト70に入力される。
これにより優先エンコーダ71からチャンネル選択スイ
ッチSU2に対するコード信号が出力されてデコーダ7
9に送られる。
このとキテ:7− タ19の禁止入力端には、NORゲ
ート70G出力“0“′が加えられて禁止が解除されて
℃・るから、チャンネル選択スイッチsU2に対するチ
ャンネルタイミング信号5CH1がデコーダ19から出
力され、1“111となる。
以上のようにして各信号が出力されるから、チャンネル
コードCC1〜cc3はデコーダ138(第15図)に
よりデコードされ、更にディレィ139により1ビツト
遅延されてチャンネルタイミング信号cHo〜cH7が
サンプルホールド・ラッチ回路130〜137に入力さ
れる。
また第12図に於いて、既に詳細に述べたように21進
カウンタ103の計数動作により、デコーダ102から
は順次ゲート群101内の各ゲート101o〜 101□、を導通させるタイミング信号が出力されてお
り、楽音決定要素制御ボリュームTVRo”TVRt9
の出力電圧は、順次バッファアンプ107を介してA/
Dコンバータ109に送られ、それぞれ対応するディジ
クル量のデータに変換され、これらデータはラッチ回路
112,113、セレクトゲート115、シフトレジス
タ群118、を介してセレクトゲート119のA個入力
端A。
−A7に送られている。
また楽音決定要素制御スイッチTSW2o〜TSW、の
オン・オフ情報は直接セレクトゲート119のB個入力
端B。
〜B5に送られている。
セレクトゲート119からは、タイミング信号PSH1
,の出力状態に応じて楽音決定要素制御ボリュームTv
Ro−TvRl、の出力かまたは楽音決定要素制御スイ
ッチTSW2o〜TSW25の出力がデータA/D5と
して出力される。
このデータA/D5はコンパレータ120により、第1
表に示すように、予め規定されているチャンネルコード
と一致しないかどうがが比較され、データA/D5がチ
ャンネルコードと異っておれば、そのままティレイ12
3により1ビツト遅延されてからデータバス262にデ
ータD。
〜D7として送り出され、更にチャンネル信号CH,の
出力時にD/A変換器140(第15図参照)、バッフ
ァアンプ141を介して、或いは直接にサンプルボール
ド・ラッチ回路131に送られる。
また第12図に示すデータA/D5が万一チャンネルコ
ードと一致していた場合には、このデータA/D5の1
桁目がII OIIとされてからティレイ123に出力
され、これによりチャンネルコードとの一致が防止され
る。
なお、ディレィ1230制御入力端DISに於いては、
信号5CH1が常時II I IIであるから、チャン
ネル信号CH1の出力時にのみANDゲート1241の
出力が“′1′′となる。
また信号PRもIf I IIであるから、NANDゲ
ート126の出力はANDゲート1241の出力に同期
して°“0°′信号となり、上記の制御入力端DISに
入力される。
したがってティレイ123はチャンネル信号cH1の出
方期間中解除されて、上述のようにデータA/D 5を
データD。
〜D7としてデータバス262に出力する。
またデータD。〜D7はティレイ123により、更にチ
ャンネルタイミング信号CHo〜CH7はディレィ13
9により、それぞれ1ビツト遅延されているので、第1
5図のサンプルホールド・ラッチ回路 130〜137には同一タイミングで入力される。
以上のようにして、上記例では、サンプルホールド・ラ
ッチ回路131に、チャンネル選択スイッチSU2のト
ーンセレクトスイッチTS1 に対する楽音決定要素制
御ボリュームT V Ro ” T V R19、トー
ンスイッチT S W2 o ” T S W25の出
力データがチャンネルタイミング信号CH1の出力ごと
にデータバス26□を介して送られてくる。
したがって上鍵盤11 を操作すれば、この設定された
音色情報による演奏が行える。
勿論、演奏中に何れかの楽音決定要素制御ボリュームや
楽音決定要素制御スイッチを同時に操作すれば、その都
度具った音色で演奏が行える。
勿論投入するチャンネル選択スイッチの数やトーンセレ
クトスイッチの数を増やせば、更に複雑な音色による演
奏を自由に行うことができる。
(J PR,WTモード このモードは、上述したPR,WTモードにて設定され
た音色情報り。
〜D7をデータバス262を介してカードI10ロジッ
ク22に送り、このカードI10ロジック22にて上記
8ビツトの情報を4ビツトの情報に変換し、併せて書込
みクロックを作成してこの書込みクロックを上記4ビツ
トの情報とともに磁気カードに記録する。
PR,W〒モードのスイッチ操作に続いてカードリーダ
23に磁気カードをセットする」次いで書込みスイッチ
28を操作する。
このとき第4図のFF47が書込みスイッチ28の出力
信号によりセットされてそのセット出力により信号WT
がII Illとなる。
この信号WTにより第9図のNANDゲート88が規j
制解除され、一方NANDゲート87が閉じられる。
この結果、このPR−WTモードで使用される周波数3
90HzのクロックにシステムクロックCKoが切りか
わる。
このシステムクロックCKoによりFF98、シフシト
レジスタ99が駆動されるので、これらから出力される
サンプリングタイミング信号 SHo〜5H2o、PSHo〜PSH2oの周波数も変
化する。
また上述したPR,W〒モードのスイッチ操作はそのま
まであるから、信号PR1信号SLが出力されている。
またチャンネル選択スイッチSU1 とトーンセレクト
スイッチTS1 も投入されている。
更に、PR,W〒モード時と同様に、第5図のカウンタ
69の出力がゲート回路G2を介してチ。
ヤンネルコードCC1〜CC3として出力される。
また楽音決定要素制御ボリュームTVRo−TvRlo
、楽音決定要素制御スイッチT S W2O〜T S
W25の出力が信号PSH,9の出力状態に応じてセレ
クトゲート。
119(第12図)から出力され、ティレイ123によ
り1ビツト遅延されてデータD。
〜D7 としてデータバス262に出力されている。
また、チャンネル1のトーンセレクトスイッチTS、
の出力が第16図の優先エン・コーダ148に入力され
、PR,W丁モードで述べたようにプログラムカウンタ
169、コンパレータ161が動作している。
プログラムカウンタ169の出力はティレイ170によ
り1ビツト遅延されてアドレスデータADo−AD7と
してアドレスバス262に出力されている。
このとき、カードリーダ制御ロジック24(第22図)
では、第25図のタイムチャートにみられるように、カ
ードリーダ23から出力される制御信号R8S。
WPS、SBOから信号WRC、リセット信号R8が作
成される。
また第26図のカードI10ロジック22では、FF
239がリセット状態にあるときにはセレクトゲート 243からチャンネル1を表わすデータ DOo〜DO3が出力され磁気カードに書込まれる。
次いでFF239がセットされるとデーlバス’152
から送られてきた8ビツトのデータD。
−D8がシステムクロックcKoの1 と Oの各状態
に応じてセレクトゲ −B42から4ビツトのデータD。
〜D3゜D4〜D7として出力され、更にセレクトゲー
ト243からこれらデータがデータDoo〜DO3とし
て出力され磁気カードに書込まれる。
同時に回路235では書込みクロックCOが作成されて
上記各データDOo〜DO3と同時に磁気カードに書込
まれる。
このようにして上記トーンセレクトスイッチTS1に対
する音色データが1ブロック分、すなわち21ワ一ド分
書込まれると、第16図はコンパレータ161から一致
信A=Bが出力され、したがって信号Oが出力される。
このA=B 結果、第4図のANDゲート44の出力がII Ill
となり、この信号が両ORゲート45゜46を介してF
F47のリセット入力端Rに加えられ、FF4γがリセ
ットされる。
したがって信号WTが消失し、上記トーンセレクトスイ
ッチTS、 に対するPR,WTモードが完了する。
これにより1音色分のデータが磁気カードに記録される
上記PR,WTモードとPR,WTモードを連続して何
度も繰返せば、多数の音色情報が多数の磁気カードに記
録でき、したがって演奏に際して任意の磁気カードを選
択し、その磁気カードに記録されている音色情報を使っ
て直ちに演奏に入ることができる。
また、上記のようにして作成した8枚の磁気カードを後
述するRD−8Lモードの操作によりあるチャンネルの
各 ブロックに順次書込み、次いで後述する WT、ALモードにより1枚の磁気カードに8音色分の
データを記録すれば、演奏に際して更に便利になり、ま
た使用される磁気カードの枚数も少(てすむ。
(5)RD、SLモード このモードは上述したPR,WTモードおよびPR,W
Tモードにより1音色分の情報を記録された1枚の磁気
カードから、この1音色分の情報を任意のチャンネルの
任意のブロック内に書込み、演奏に利用できるようにす
るモードである。
いま、1音色分の情報をそれぞれ記憶した磁気カードが
既に多数作成されているものとする。
先ず第3図および第4図で示されるオールセレクトスイ
ッチ31をセレン)(SL)側に設定し、次いでカード
リーダ23に1音色分の情報を記憶している磁気カード
をセットする。
次に読出しスイッチ2γを操作し、所望のチャンネルの
チャンネル選択スイッチとそのトーンセレクトスイッチ
を1個ずつ操作する。
この例ではチャンネル選択スイッチSU2とトーンセレ
クトスイッチTSoを操作するものとする。
このような各スイッチの操作により、第4図のFF49
がセットされて信号RDがIf I IIとなり、また
信号SLもII II+となる。
また第5図のチャンネル選択スイッチSU2が投入され
ているからその出力が優先エンコーダ71とNORゲー
ト70に入力される。
このためデコーダ79が禁止解除されて動作状態となり
、また優先エンコーダ71からチャンネル選択スイッチ
SU2のコード信号が出力されて上記デコーダ79とゲ
ート回路G3に出力される。
ゲート回路G3はORゲート80から出力される信号
RD、SLにより開かれている。
したがってゲート回路G3からはチャンネル1を表わす
チャンネルコードCC1〜CC3が出力され、またデコ
ーダ79からは信号SCH,が出力される。
また磁気カードがデータを読取られ・はじめる直前に、
第22図のカードリーダ制御ロジック24からリセット
信号R8が出力される。
このリセット信号R3は第16図のプログラムカウンタ
1690制御入力端PEにORゲート166、ANDゲ
ート168を介して入力され、プログラムカウンタ16
9をプログラムイネーブルさせ、その入力端Po−P4
に信号II OIIを供給させる。
このときプログラムカウンタ169の入力端P5〜P7
には優先エンコーダ148から出力されるトーンセレク
トスイッチTSoのコード信号「000」が入力されて
いる。
このコード信号は同時にコンパレータ1610入力端A
5〜A7にも入力される。
更にリセット信号R8によりカードI10ロジック(第
26図)のFF252がセットされる。
次いで磁気カードからクロックパルスCIがデータDI
〜DI、とともに読取られはじめるが、このクロックパ
ルスCIから作成される読出しクロックCK12はクロ
ックパルスCIより4ビツト遅れて出力される(第28
図参照)から、1発註のクロックパルスCIが読取られ
てこのクロックパルスCIに対応する1発註の読出しク
ロックCK1□が出力されるまでに、チャンネル1を表
わすチャンネルコードRC1〜RC3が第26図のラッ
チ回路248から先ず出力される。
(第30図、第33図参照)次いで1発註の読出しクロ
ックCK12が出力されると、ANDゲート90(第9
図)から読出しクロックCK1□が出力され、以後この
読出しクロックCK12がシステムロックCKoとして
出力される。
したがってFF98とシフトレジスタ99がこのシステ
ムクロックCKoにより駆動され、信号SHo〜S H
2o t P S Ho 〜P S H2Oが出力され
はじめる。
また上記プログラムカウンタ169(第16図)もシス
テムクロックCKoに駆動されて内容Oから+1されて
ゆき、アドレス信号ADo〜AD7としてアドレスバス
261 に出力される。
チャンネル1に対応するメモリブロック201(第20
図)内の RAMがこのとき、チャンネル信号CH1と信号5CH
1によりチップセレクトされており、上記アドレス信号
ADo−AD7と、磁気カードから読取られたデータD
〜D7がRAMに入力される。
またこのRAMには書込み指令+I 111がANDゲ
ート186から送られている。
この結果、第16図のプログラムカウンタ169の内容
に応じて順次RAM内のブロック00番地0〜20に上
記データDo−D7が順次書込まれる。
書込みがすべて終了するとコンパレータ161から一致
信号A=Bが出力され、次いで信号0A=Bが出力され
ると、第4図のFF47およυ’FF49のリセット入
力端Rに++ II+++ルの信号SL、0A−Bが入
力されFF47およびFF49がリセットされる。
したがって信号WTおよびRDがII Ollとなる。
以上の動作により磁気カード内の1音色分の情報が指定
されたチャンネル1のRAM内のブロック0にすべて書
込まれる。
PR,WTモードでも述べたように、異なる情報を1音
色分ずつ記憶している8枚の磁気カードにつき上記のR
D、SLモードを8回繰返せば、たとえばチャンネル1
のRAMの全ブロック(0〜7ブロツク)に8音色分の
データを記憶させることができる。
この際、チャンネル選択スイッチSU1 とともにトー
ンセレクトスイッチTSo−TS7のうちブロック0〜
7に対応するものを操作すればよい。
このようにしてチャンネル1のRAMに書込まれた8音
色分の情報は次に述べるWT、ALモードの操作により
、1枚の磁気カードに書込むことができる。
上記RD、SLモードの操作により、ある音色情報をR
AMの任意のチャンネルの任意のブロック(実施例では
、任意のチャンネルのRAMの任意のブロック)内に書
込むことができこれにより、演奏に際し、ある系列のト
ーンセレクタスイッチを選択しながら、任意の音色で演
奏できる利点がある。
(6)WT、ALモード このモードはRAM内に上記RD、SLモードを繰返し
て書込まれた8音色分の情報を1枚の磁気カード内に記
録するモードである。
この例ではチャンネル1のRAM内のデータを磁気カー
ドに記録するものとすると、チャンネル選択スイッチS
U2を操作し、次い。
でオール・セレクトスイッチ31をオール(ALL)側
に設定する。
そして8音色分の記憶容量をもつ磁気カードをカードリ
ーダ23にセットし、最後に書込みスイッチ28を操作
する。
上記スイッチ操作により、信号ALL、WTがともにI
f I Ifとなる。
これによって第9図のNANDゲート87を閉じ、NA
NDゲ−)88を開くのでシステムクロックCKoは周
波数390Hzの書込み用クロックに切りかえられる。
またこのシステムクロックCKoによりサンプリングタ
イミング信号5Ho=S H2O、P S Ho〜P
S H2Oが出力される。
また第5図のゲート回路G3を介してチャンネル選択ス
イッチSU2を表すチャンネルコードCC1〜CC3が
出力される。
また信号SCH,がデコーダ79から出力される。
また第22図において磁気カードがリバーススイッチに
より検出され、リセット信号R8がカードリーダ制御ロ
ジック24から出力されると、このリセット信号R8に
よりFF239(第26図)がリセットされ、そのセッ
ト出力が1011、リセット出力が“I 11となる。
同時にANDゲート173(第16図)の出力AL、R
8がII II+となり、プログラムカウンタ169が
このときリセットされてその内容が0となる。
このプログラムカウンタ169はシステムクロックCK
oが出力されるたびにその内容が+1されてゆく。
ところで第34図のタイムチャートにみられるように、
プログラムカウンタ169はその内容が20となると、
次のタイミングで第16図のANDゲート172の出力 CKo、WC,PSH,2o、ALがII II+とな
り、再度リセットされ、その内容がOとなる。
これは第29図のタイムチャートから分かるように、信
号WCが信号5H19が出力され、次いで信号5H2o
が現われたとき++ 01+となるためである。
第16図のプログラムカウンタ169が最初リセットさ
れてから再度リセットされるまでの期間、上記FF 2
39のリセット出力が“°11“であるからセレクトゲ
ート2430B側入力端B。
−B3に入力されるチャンネルコードCC1〜CC3が
磁気カードに記録される。
またチャンネルコードCC1〜CC3および信号S C
Hlによりメモリブロック201(第20図)のRAM
がチップセレクトされており、またこのRAMには読出
し指令が送られている。
したがってプログラムカウンタ169が再度リセットさ
れてその内容が0となり、順次+1されてゆくと、その
内容はアドレス信号クADo−AD7として出力され、
メモリブロック201の上記 RAMに送られる。
またこのとき第26図のFF239のセット出力がn
II+になっているから、セレクトゲート243からは
、 RAMから送られてきた8ビツトのデータDo−D7が
4ビツトずつのデータDOo〜DO3、D4〜D7 と
して出力され、書込みクロックとともに磁気カードに書
込まれる。
このようにして、0ブロツクの音色情報から順にRAM
から読出されてゆき、磁気カードに書込まれる。
プログラムカウンタ169の内容が255となると、信
号FCが回路176(第16図)から出力され、この信
号FCが両ORゲート45,46(第4図)を介してF
F47のリセット入力端Rに加えられる。
したがってFF47かリセットされて信号WTがII
OIIとなり、チャンネル1のRAMの全ブロックの内
容がすべて1枚の磁気カードに記録される。
以上のようにして、1枚の磁気カードに8音色分の情報
が書込まれたから、このような磁気カードを多数用意し
ておけば、次に述べるRD、ALモードの説明から分か
るように、上記磁気カードの内容を演奏前にRAMに読
込んで、短時間のうちに多数の音色情報をミュージック
シンセサイザにセットできる。
7)RD、ALモード このモードでは、上言己〜VT、ALモードにより8音
色分の情報を書込まれた1枚の磁気カードから任意のチ
ャンネルのRAMの全ブロック内に上記8音色分の情報
を書込むモードである。
この場合、磁気カードの先頭に書込まれているチャンネ
ルに依らず、チャンネルスイッチによりチャンネルを指
定してその指定されたチャンネルのRAM内に8音色分
の情報をコピーする場合と、磁気カードの先頭に書込ま
れているチャンネルのRAM内に情報をコピーする場合
と2通りある。
先ずチャンネルを指定する場合の操作方法と動作を第3
5図等を参照して説明する。
第3図および第4図のオール・セレクトスイッチ31を
オール(ALL)側に設定し、8音色分の情報を書込ま
れている1枚の磁気カードをカードリーダ23(第2図
)にセットする。
次に読出しスイッチ(READ)27を押し、最後にチ
ャンネル選択スイッチを1個、たとえばチャンネル1の
SU2を押してチャンネルを指定する。
上記スイッチ操作により、信号ALL、信号R[)がと
もにIf I Ifとなる。
また第5図に於いて、信号RD、ALがII 、 II
のためケート回路G3が開かれている。
チャンネル選択スイッチSU2が投入されているから、
優先エンコーダ71、ゲート回路G3を介してチャンネ
ル1を表わすチャンネルコードCC1〜CC3が出力さ
れる。
更に、テコーダ79からチャンネルタイミング信号 5CH1が出力される。
また信号ALがIf I IIのため、NORゲート1
67(第16図)の出力がII OI+となる。
このためプログラムカウンタ169のPE端子はこのモ
ードでは常にII OIIとなり、プログラムイネーブ
ルされない。
磁気カードがリバーススイッチに検出されてリセット信
号R8(第25図)が出力されると、ANDゲート17
3の出力 AL、R8がII II+となり、この信号によりプロ
グラムカウンタ169がリセットされてその内容がOと
なる。
また信号CH,と信号SCH,によりメモリブロック2
01の RAMがチップセレクトされており、またこのRAMに
は書込み指令が出力される。
RD、SLモードの説明中にも述べたように、このモー
ドで使用される読出しクロック CK12は、磁気カードから読取られたクロックCIよ
り4ビツト遅れて出力されるから、第1発註の読出しク
ロックCK12が出力されるまでは第16図のプログラ
ムカウンタ 169の内容は0のまま変化せず、したがってアドレス
信号A Do−A D7はOを表わしている。
この期間、磁気カードからチャンネルコードCC1〜C
C3が読取られてデータDIo〜D■3として第26図
のティレイ246に入力され、更にデータRC1〜RC
3としてラッチ回路248から出力される。
然しなから、第5図に於いて、チャンネル選択スイッチ
SU2が投入されてNORゲート70の出力が“0°゛
であるため、ANDゲート77の出力もII OIIと
なり、ゲート回路G1が閉じている。
このため上記チャンネルコードRC1〜RC3はゲート
回路G1から出力されず、このチャンネルコードは使用
されない。
すなわち、チャンネル選択スイッチSU2で指定された
チャンネル1が使用され、磁気カードに書込まれていた
チャンネルは使用されない。
読出しクロックCK12が出力されはじめると、NAN
Dゲート87,88が閉じられているためこのクロック
CK1゜がシステムクロックCKoとなり、プログラム
カウンタ169は+1ずつされてその内容が変化する。
したがってアドレス信号ADo〜AD7が出力されはじ
めてメモリブロック201のRAMのアドレスが順次指
定され、磁気カードから読取られて8ビツトに変化され
た対応するデータD。
〜D7がRAM内に書込まれる。
プログラムカウンタ169の内容が255となると回路
176から信号FCが一山力され、この信号FCにより
FF49がリセットされて信号RDがIf □ ITと
なり、指定したチャンネル1のRAM内への8音色分の
情報の書込みが完了する。
次にチャンネル選択スイッチによりチャンネルを指定す
ることなく、磁気カードの先頭に書込まれているチャン
ネルにしたがってそのチャンネルのRAM内へ8音色分
(7)K?報を書込む場合につき説明する。
操作方法は、何れのチャンネル選択スイッチも操作しな
いこと以外は前者の場合と同じである。
チャンネル選択スイッチが操作されないため、テコーダ
79(第5爾)からの信号S CHo−5CH7は何れ
も出力されない。
またNORゲート70の出力がII I Ifとなるか
ら、ANDゲート77の出力がII II+となりこの
信号II II+により、ゲート回路G1 がゲート回
路G3 に代って開かれる。
この場合の回路動作は、前者と殆ど同一であるが、磁気
カードからチャンネルコードRC1〜RC3が読取られ
ると、このチャンネルコードRC1〜RC3がゲート回
路G1からチャンネルコードCC1〜CC3として出力
される。
したがってこのチャンネルコード/’IC1〜CC3に
よりそのチャンネルのRAMがチップセレクトされる。
そしてこのRAMの全ブロックに3音色分の情報が書込
まれる。
以上のようにして磁気カード内の8音色分の情報がある
チャンネルのRAMにコピーされれば、演奏に際しては
トーンセレクトスイッチTSWo−TSW7を操作しな
がら任意の音色による演奏が自由に行える。
8)EXモード このモードは同一チャンネル内または異なる2チヤンネ
ル内のブロックの内容(音色情報)を互いに交換するモ
ードであり、一時記憶用のRAM15が利用される。
先ず、同一チャンネルのRAM内の2つのブロックに記
憶されている情報を互いに交換する場合の操作方法とそ
の動作を、第36図、第37図等を参照して説明する。
オール・セレクトスイッチ31(第3図、第4図)をセ
レクト側にセットし、内容を交換したい RAMが属するチャンネルのチャンネル選択スイッチ、
たとえばチャンネル1のスイッチSU2を操作し、また
このチャンネル1のRAM内の交換したいブロック、た
とえばブロック1と7に対応するトーンセレクトスイッ
チTS1.TS7を操作する。
最後に、イクスチェンジスイッチ29を操作する。
これらのスイッチ操作により、信号SLが”111とな
る。
また、両信号WT、RDがともにII OIIであるか
ら、NANDゲート87(第9図)が開き、周波数10
0 KHz のシステムクロックCKoどなる。
このシステムクロックCKoにより、信号S Ho 〜
S H2O、P S H。
〜PSH2oの周波数も変化して出力される。
ここでFF55(第4図)はリセット状態にあるのでイ
ンバータ56の出力はII 、 IIでありシフトレジ
スタ57はリセットされている。
そうしてイクスチェンジスイッチ29の操作によりFF
55(第4図)がセットされ、そのセット出力信号によ
り信号EXがII I IIとなる。
とシフトレジスタ57がリセット解除され、信号PSH
2oにより順次シフトされる。
すなわちこのシフトレジスタ57は信号 PSH2oが出力されるたびに信号EX1゜EX2.E
X3.EX4を発生し、信号EX5の出力時にリセット
されて初期状態に戻る。
チャンネル選択スイッチSU1の出力は、優先エンコー
ダ7L72(第5図)に入力されており、またゲート回
路G3は上記信号 EXI ) EX4の出力時に開かれ、またゲート回路
G4は信号EX2t EXaの出力時に開かれる。
したがって両ゲート回路G3.G4からチャンネル1を
表わすチャンネルコード CC1〜CC3が出力される。
また、デコーダ79からは信号5CHoが出力され、こ
の信号5CHoとチャンネルコードCC1〜CC3から
作成される信号CH1(第20図参照)により、メモリ
ブロック201のRAMがチップセレクトされている。
なお、このRAMの端子R/Wには、信号EX3.EX
4の出力時にANDゲート186の出力“1111を加
えられて書込み指令を受け、また信号EX1 。
EX2の出力時にはII □“1を加えられて読出し指
令を受ける。
更に第16図に於いて、デコーダ145からチャンネル
タイミング信号CH1がチャンネル選択スイッチSU2
に対し出力される。
またトーンセレクトスイッチTS、とTS7が投入され
ているから、スイッチTS1 の出力は優先エンコーダ
147を介して、スイッチTs7の出力は優先エンコー
ダ148を介してそれぞれ出力される。
優先エンコーダ147は、第19図にみられるように、
信号EX1.EX2の出力期間中イネーブルされてスイ
ッチTS1 に対するコード信号1011.Jをプログ
ラムカウンタ169の入力端P5〜P7に出力する。
またプログラムカウンタ169は信号PSH2oの出力
ごとにANDゲート179の出力PSH20,EXがI
f I Ifとなるためプログラムイネーブルされてそ
の入力端P。
−P4に信号II OIIを加えられる。
また一時記憶用RAM198(第20図)は信号EXに
よりチップセレクトされているが、信号EX1.EX2
の出力時には書込み指令を受け、信号EX3.EX4の
出力時には読出し指令を受ける。
更にRAM198のアドレス入力端AD5は信号EX2
.EX4の出力時に、これらの信号により“111”レ
ベルに保持されている。
以上のように各信号が出力されるので、イクスチェンジ
スイッチ29が投入されてから1発目の信号PSH2o
が出力されると、信号EX1が出力されてII I I
Iレベルとなり、2発目の信号PSH2oが出力される
まで保持される。
また1発目の信号PSH2oによりプログラムカウンタ
169がプログラムイネーブルされ、且つ入力端P5〜
P7には優先エンコーダ148から出力されるトーンセ
レクトスイッチTS7のコード信号「111」が入力さ
れる。
したがってプログラムカウンタ169の内容が224と
なり、RAMのブロック7 (BL7 )の先頭番地が
与えられる。
プログラムカウンタ169はシステムクロックCKoが
入力されるたびに+1され、その内容がアドレス信号A
D。
〜AD7として出力されてメモリブロック201のRA
Mのアドレス入力端と一時記憶用RAM198のアドレ
ス入力端ADo〜AD4に与えられる。
したがってメモリブロック201のRAMのブロック7
の情報が順次RAM198のブロック0(何故ならば、
RAM169のアドレス入力端ADo−AD7には、1
発目の信号PSH2oの出力時にすべてII OIIが
加えられ、以後プログラムカウンタ169とともに+1
され、その内容は0番地から20番地まで変化し、これ
はブロック0にあたるためである。
)に書込まれる。第37図にはこの状態を図式的に示し
である。
プログラムカウンタ169の内容が244となると、こ
の書込み動作が終了し、次いで2発目の信号PSH2o
が出力される。
この信号PSH2oにより、信号EX2が出力されると
ともに、プログラムカウンタ169がプログラムイネー
ブルされてその入力端P。
−P4に信号II OIIを加えられ、また入力端P5
〜P7には優先エンコーダ147から出力されるスイッ
チTS1のコード信号「001」が入力される。
この結果、プログラムカウンタ169の内容は、メモリ
ブロック201のRAMのブロック1の先頭番地32を
設定され、以後+1されて42まで変化する。
他方、一時記憶用RAM198のアドレス入力端ADo
〜AD5には、2発目の信号PSH2oの出力時に入力
端AD5のみがIf I IIとなって番地32を設定
されている。
これはRAM198のブロック1の先頭番地である。
したがって信号EX2の出力中に、メモリブロック20
1のRAMのブロック1の内容がミ一時記憶用RAM1
9Bのブロック1に書込まれる。
プログラムカウンタ169の内容が52になればこの書
込み動作が完了し、次いで3発目の信号PSH2oが出
力され、同時にEX3がII I IIとなる。
前述したことと同様にして、このときプログラムカウン
タ169がプログラムイネーブルされ、また入力端P5
〜P7にはスイッチTS1のコード信号[001Jが入
力されて、プログラムカウンタ169の内容が再び32
となる。
他方、RAM198のアドレス入力はすべてII OI
Iとなり、RAM198のブロック0が指定される。
このときからRAM198には読出し指令が出力され、
他方メモリブロック201内のRAMには書込み指令が
出力される。
このため、RAM198のブロック0に書込まレテいた
情報(すなわち、はじめメモリブロック201のRAM
のブロック7に記憶されていた情報)がメモリブロック
201の RAMのブロック1に書込まれる。
この動作が完了すると4発目の信号PSH20が出力さ
れ、同時に信号EX4が出力される。
このとき、プログラムカウンタ169の内容が 224にセットされ、またRAM198は32にセット
される。
このためRAM198のブロック1の情報(すなわち、
はじめメモリブロック201のRAMのブロック1に記
憶されていた情報)がメモリブロック201のRAMの
ブロック7に書込まれる。
この動作が完了すると、信号EXがOとなり、すべての
動作が完了する。
この結果メモリブロック201のRAMのブロック1と
ブロック7の内容が互いに交換される。
次に2つのチャンネルの1ブロツクずつの情報を互いに
交換する場合につき説明する。
この例では、たとえばチャンネル1のトーンセレクトス
イッチTS1 (メモリブロック201のRAMのブロ
ック1)とチャンネル4のトーンセレクトスイッチTS
7 (メモリブロック203のRAMのブロック7)の
情報を交換するものとする。
このとき、オールセレクトスイッチ31をセレクト側に
設定し、チャンネル選択スイッチSU2とSb2および
トーンセレクトスイッチTS1とTS7をそれぞれ操作
する。
そして最後にイクスチェンジスイッチ29を操作する。
このときの動作は同一チャンネル内の交換の場合と殆ん
ど同一であるから、その詳細な説明は省略する。
第38図にはこの動作を図式的に示す。
第5図に於いて、チャンネル選択スイッチsU2の出力
は優先エンコーダ71に入力され、またチャンネル選択
スイッチSL2の出力は優先エンコーダ12に入力され
る。
このため信号EX、とEX4の出力時に出力されるチャ
ンネルコードcc1〜cc3はチャンネル1 (CHI
)となり、また信号EX2.EX3の出力時に出力さ
れるチャンネルコードcc1〜cc3はチャンネル4(
CH4) となる。
したがって第20図のメモリブロック201とメモリブ
ロック203がチャンネルコードcc1〜cc3により
指定され、一時記憶用RAM19Bとの情報の交換が行
われ、チャンネル1とチャンネル4の各RAMのブロッ
ク1とブロック7の情報の交換が実行される。
以上のようにして任意のチャンネルのRAMの任意のブ
ロック同志の情報の交換が互いに行えるから、トーンセ
レクトスイッチに対応する音色情報の配列を任意に変更
でき、演奏に際して都合のよい鍵盤による演奏が行える
利点がある。
なお、上記説明ではこの発明をミュージックシンセサイ
ザに適用したが、勿論電子オルガン等の同様な電子楽器
にもこの発明を適用できる。
〔リ 発明の効果 この発明によれば、電子楽器の電源スィッチを投入する
と同時に、第1の記憶装置(ROM)に記憶されている
標準的な音色情報が第2の記憶装置(RAM)に転送さ
れて書込まれるので、この第2の記憶装置の記憶内容を
楽音発生回路に加えて楽音の音色を制御することにより
、電源スイツチ投入後音色情報の設定を行うことなく直
ちに標準的な音色で電子楽器の演奏を行うことが可能と
なり、電子楽器の演奏操作性が向上する。
また、演奏者が任意に設定した音色情報を第2の記憶装
置に書込んで、この音色情報に対応した音色で演奏を行
っているときにおいても、スイッチを操作すれば、上記
の場合と同様に第2の記憶装置に標準的な音色情報が書
込まれることにより、その記憶内容が標準的な音色情報
に変更されるので、演奏中でも瞬時に標準的音色に切換
えることができ電子楽器の演奏操作性向上のために非常
に有効である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例によるもので、第1図aは同
例の音色制御装置を含む電子楽器の全体構成図、第1図
すはシンセサイザ方式の電子楽器に使用される楽音形成
用制御波形図、第2図は同例の音色制御装置の全体構成
図、第3図は同例の操作パネルの平面図、第4図および
第5図は同例のパネルコントロールロジック25をそれ
ぞれ分離して示した回路構成図、第6図は同例のパネル
コントロールロジック25内のパルス作ff回路37の
動作波形図、第7図は同例のパルス作成回路50の動作
波形図、第8図は同例のパルス作成回路64の動作波形
図、第9図は同例のクロックジェネレータ18とタイミ
ングパルスジェネレータ19の回路構成図、第10図は
同例の禁止信号作成回路94の動作波形図、第11図は
同例のサンプリングタイミング信号の波形図、第12図
は音色セツティングボード16およびA/D変換装置1
7の回路構成図、第13図および第14図は同例のA/
D変換装置17の動作波形図、第15図は同例のD/A
変換装置20、サンプルホールド・ラッチ回路210回
路構成図、第16図は同例のトーンセレクタ10、アド
レスジェネレータ110回路構成図、第17図は同例の
信号0A=B作成回路162の動作波形図、第18図は
同例の信号FC作成回路176の動作波形図、第19図
は同例のFF159の動作波形図、第20図はメモリ装
置Mの回路構成を表わし、同例のメモリ装置Mの回路構
成であって、メモリコン、トロールロジック12、RA
M13、ROM14RAM15の回路構成図、第21図
は同例のRAM13、ROM14の記憶領域の概念図、
第22図はカードリーダ制御ロジック24の回路構成図
、第23図および第24図は上記カードリー4ダ制御ロ
ジツク24の一部回路の動作波形図、第25図は上記カ
ードリーダ制御ロジック24の書込みモードまたは読出
しモード時の動作波形図、第26図は同例のカードI1
0ロジック220回路構成図、第27図は同例の書込み
用クロックCO作成回路235の動作波形図、第28図
は同例のX2逓倍器253およびFF261〜264等
の動作波形図、第29図は上記カードI10ロデジツク
22の書込みモード時の動作波形図、第30図は上記カ
ードI10ロジック22の読出しモード時の動作波形図
、第31図は同例のR/Rモード時の動作波形図、第3
2図は同例の演奏モード時の動作波形図、第33図は同
例の ORD、SLモード時の動作波形図、第34図は同例の
WT、ALモード等の動作波形図、第35図は同例のR
D、ALモード時の動作波形図、第36図は同例のEX
モード時に於いて同一チャンネル内のブロックの内容を
交換するときの動作波5形図、第37図は第36図のE
Xモードの状態を図式的に示す図、第38図は同例のE
Xモード時に於いて異なるチャンネル内のブロックの内
容を交換する際の状態を図式的に示す図である。 1・・・・・・鍵盤、20〜27・・・・・・楽音形成
回路、70・−・・・・音色制御装置、10・・・・・
・トーンセレクタ、11・・・・・・アドレスジェネレ
ータ、M・・・・・・メモリ装置、12・・・・・・メ
モリコントロールロジック、13・・・・・・RAM、
14・・・・・・ROM、15・・・・・・一時記憶用
RAM、16・−・・・・音色セツティングボード、5
17・・・・・・A/D変換装置、18・・・・・・ク
ロックジェネレータ、19・川・・タイミングパルスジ
ェネレータ、20・・・・・・D/A変換装置、21・
・・・・・サンプルホールド・ラッチ回路、22・・・
・・・カードI10ロジック、23・・・・・・カード
リーダ、24・・・・・・カード71J−ダ制御ロジッ
ク、25・・・・・・パネルコントロールロジック、2
7・・・・・・読出しスイッチ、28・・・・・・書込
みスイッチ、29・・・・・・イクスチェンジスイッチ
、30・・・・・・リセットスイッチ、31・・・・・
・オール・セレクトスイッチ、32・・・・・・プロテ
ユーススイッデチ、33・・・・・・チャンネルスイッ
チ、60〜63・・・・・・ゲート回路、TvRo〜T
V R19・・・・・・楽音決定要素制御ボリューム
、TSW2o〜TSW25・°°・°・楽音決定要素制
御スイッチ、109・・・・・・A/Dコンバータ、1
19・・・・・・セレクトゲート、120゜+121,
122・・・・−・チャンネルコード検出回路、130
.137・・・・・・サンプルホールド・ラッチ回路、
140 ・・−・A/D −77バータ、Tso〜Ts
7・・・・・・トーンセレクトスイッチ、169−゛°
−プログラムカウンタ、187・・・・・・RAM、1
88・・・・・・ROM、200〜207・・・・・・
メモリブロック、245.247.248.270・・
・・・−チャンネルコード検出回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 予じめ設定された第1の音色情報を記憶した第1の
    記憶装置と、 書込み可能な第2の記憶装置と、 電源スィッチの投入時に上記第1の記憶装置に記憶され
    た上記第1の音色情報を上記第2の記憶装置に転送して
    書込む第1の制御装置と、演奏者等により任意に設定さ
    れた第2の音色情報を上記第2の記憶装置に転送して書
    込むことにより、その記憶内容を該第2の音色情報に変
    更する第2の制御装置と、 を具え、上記第2の記憶装置に記憶された音色情報によ
    って楽音の音色を制御するようにしたことを特徴とする
    電子楽器の音色制御装置。 2 予じめ設定された第1の音色情報を記憶した第1の
    記憶装置と、 書込み可能な第2の記憶装置と、 演奏者等により任意に設定された第2の音色情報を上記
    第2の記憶装置に転送して書込む第1の制御装置と、ス
    イッチの操作により上記第1の記憶装置に記憶された上
    記第1の音色情報を上記第2の記憶装置に転送して書込
    むことにより、その記憶内容を該第1の音色情報に変更
    する第2の制御装置と を具え、上記第2の記憶装置に記憶された音色情報によ
    って楽音の音色を制御するようにしたことを特徴とする
    電子楽器の音色制御装置。
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