JPS5811633B2 - 電子楽器の音色制御装置 - Google Patents

電子楽器の音色制御装置

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JPS5811633B2
JPS5811633B2 JP52093518A JP9351877A JPS5811633B2 JP S5811633 B2 JPS5811633 B2 JP S5811633B2 JP 52093518 A JP52093518 A JP 52093518A JP 9351877 A JP9351877 A JP 9351877A JP S5811633 B2 JPS5811633 B2 JP S5811633B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の概要 この発明は電子楽器の音色制御装置に関し、特に電子鍵
盤楽器の各鍵盤に対応して記憶された複数の音色情報を
互いに交換できるようにした装置に関する。
〔2〕最近の技術動向 最近の半導体技術の発達にともなって各種の電子部品、
特に集積回路部品が安価に製作できるようになり、楽器
の分野にも電子部品を利用した植種の電子楽器が開発さ
れている。
このような電子楽器として、電子オルガンやミュージッ
クシンセサイザ等があり、これらの楽器にもLSI(大
規模集積回路)等が利用されるようになってきた。
ところで、たとえばミュージックシンセサイザの場合、
楽音の音色を制御する音色情報を多数の可変抵抗器(ボ
リュームスイッチ)を操作して作成しく米国特許公報第
3,897,709参照)演奏するようになっている。
また鍵盤には、上鍵盤、下鍵盤、ペダル鍵盤等、多数設
けられている。
したがって演奏に際し、各鍵盤ごとに異なる音色情報に
制御された楽音が発生できるようにすれば演奏上大変好
ましい。
たとえば、上鍵盤ではフルートの音色で演奏でき、下鍵
盤ではトランペットの音色で演奏できる、という風にす
れば演奏上好ましい。
更に各音色情報が鍵盤に対して固定されておらず、音色
情報と鍵盤との対応関係が自由に変更できるものである
と、演奏上更に好ましい。
〔3〕発明の目的 この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、多数の音色情報をどの鍵盤に対しても
割当てられ、したがって何れの鍵盤も任意の音色情報に
よる演奏ができるようにした電子楽器の音色制御装置を
提供することである。
〔4〕発明の説明に使用される略号 発明の詳細な説明に入るまえに、この発明の説明に使用
される略号の一欄表を次に示す。
CH……チャンネル(Ul、U2.…、S2または0〜
7) AL……オール(ALL )モード指定信号SL……セ
レクト(Se1ect)モード指定信号PR……プロデ
ユース(Pr odu ce )モード指定信号 RET……リセット信号 珍1……ロムからラム(ROM to RAM)指定信
号 WT……ライト(Wr i te )モード指定信号R
D……リード(read)モード指定信号EX……イク
スチェンジ(exchange)モード指定信号 CKo……システムクロック(WT、RD、その他のモ
ードで切換えられる) CK、……発振器出力クロツク CK、2……カードに記録されたクロックCC,−>…
…チャンネルコード CHo(SCHo)〜C1(7(SeH2)……チャン
ネルタイミング 5Ho(PSHo)〜5H2o(P3N4)・・・・・
・サンプリンブタイミン グ EX、〜4……イクスチェンジのモードタイミング指定
信号 Do〜7……チータコ−デー号 ADo〜7……アドレスコード信号 Oo〜26(00−0〜0□−2,)……サンプリング
出力信号 WPS……カードプロテクトシグナル SBO……カードローティングシグナル R8S……リバーススイッチシグナル WRC……ライト・リードコントロールシグナル R8……カード制御装置のリセットシグナルWC……ラ
イトコントロールシグナル RC1〜3……チャンネルコード信号 FC……フィニツシユコード検出信号 0A−B……一致信号 〔5〕発明の構成及び作用 以下、図面を参照してこの発明をミュージックシンセサ
イザに適用した一実施例を詳細に説明する。
(5−t)ミュージックシンセサイザ主要部ブロック図
〔第1図a〕の説明 第1図aは上記ミュージックシンセサイザの主要部のブ
ロック図を示す。
図中鍵盤1は上鍵盤10、下鍵盤12、ペダル鍵盤13
、ソロ鍵盤14からなり、また各鍵盤11〜14はそれ
ぞれ複数の鍵(図示路)を有している。
各鍵盤11〜14に対してこの実施例ではそれぞれ2組
、合計8個の楽音形成回路2゜〜27が設けられている
すなわち、上鍵盤11に対しては楽音形成回路20,2
1が設けられ、これら各装置20,21は以後の説明で
はそれぞれチャンネル0(CHoまたはUlと略称)ま
たはチャンネル1(CHlまたはH2と略称)と称され
る。
同様に下鍵盤12、ペダル鍵盤13、ソロ鍵盤14にも
それぞれ2組ずつ各楽音形成回路22(CH2またはL
l)、23(CH3またはL2)、24(CH4または
Pl)、25(CK5またはP2)、26(CH6また
はSl)、27(CH7またはS2)が設けられている
第1図すにみられるように、各鍵盤11〜14からのキ
ー出力信号である高音電圧信号KVたは押鍵信号すなわ
ち、トリガ信号KONが対応するチャンネルの楽音形成
回路2°〜27に送られる。
上記の電圧信号KVは各鍵盤11〜14にて押された鍵
に対応した発振周波数(即ち、音階に相当する)の楽音
信号を後述する電圧制御型可変周波数発振器3 (VC
O)より発生させるための信号である。
また前記トリガ信号KONは鍵を押したときまたは離し
たときに発生する鍵のオン、オフ信号であり、このトリ
ガ信号は後述する各エンベロープジェネレータ(EG)
63〜65をトリガする。
これらEGは第1図すに示すようなエンベロープ波形を
出力する。
このエンベロープ波形は押鍵時(tl)からアタックタ
イム(AT)の間にイニシャルレベル(IL)からアタ
ックレベル(AL)まで立上り、以後第1テイケイタイ
ム(DTl)の間にサスティンレベル(SL)まで減衰
して離鍵時(t2)まで持続し、離鍵後は第2ティケイ
時間(DT2)の間にサスティンレベル(SL)からイ
ニシャルレベル(IL)まで立チ下るような時間経過に
従って電圧値の変化する電圧波形信号である。
このようなエンベロープ波形を演奏者の好みによってあ
らかじめ作っておく場合は、上記の音色制御装置内にあ
る音色セツティングボードと呼ばれるものによって作ら
れる。
楽音形成回路20〜27はともに同一の構成を有してお
り、ここではチャンネル0の楽音形成回路2oの構成に
つき説明する。
楽音形成回路2°は直列接続される電圧制御型可変周波
数発振器(VCO)3、電圧制御型可変フィルタ(VC
F)4、電圧制御増幅器(VCA)5と、上記VCO,
VCF。
VCAに対応して設けられるエンベロープジェネレータ
(E G) 63、64.65とにより構成される。
VCOは上述したように押された鍵の電圧信号KVに対
応する周波数の楽音信号を発生してVCFに送る。
VCFはこの楽音信号から特定の高調波成分を有する信
号を取り出して(即ち、上記楽音信号を修飾して)VC
Aに送る。
VCAは修飾された楽音信号に所定の大きさくエンベロ
ープ)を付与してその出力信号を各チャンネルに共通の
増幅器、スピーカ(ともに図示路)に与え、押鍵に対応
する音がスピーカより発生される。
上記VCO。VCF 、VCAはそれぞれ対応するEG
63,64゜65から出力される制御電圧波形(エンベ
ロープ波形)により制御され、またEG62+64+6
5はともに鍵盤から出力されるトリガ信号KONにより
トリガされるとともに、音色制御装置7から各チャンネ
ルCHo−CH7に対して出力される制御信号06−0
25により制御される。
この発明は特に上記音色制御装置7に関連するもので、
この音色制御装置7から出力される制御信号O6〜02
5が上述のように各EG63,64,65に与えられて
各エンベロープ波形が決められ、この結果、これらエン
ベロープ波形にしたがってVCO、VCF 。
VCAが制御されるようになっている。
なお、各EG63,64,65から出力されるエンベロ
ープ波形は、鍵盤1からの電圧信号KVを楽音信号に変
換するためのイニシャルレベル(IL)、アタックレベ
ル(AL)、サスティンレベル(SL)、アタックタイ
ム(AT)、第1および第2のディケイタイム(DTl
) 、 (DT2)等を含む電圧信号で、上記第1図す
について説明したものと同じである。
(5−2)音色制御装置(第2図)の概要説明法に第2
図以下の図面を参照して上記音色制御装置7の詳細を説
明する。
先ず第2図につきその全体の構成を概略的に説明する。
この音色制御装置7は後述する8つの動作モードにした
がってミュージックシンセサイザの演奏動作を制御でき
る装置である。
図中の音色セツティングボード(音色セツティング装置
)16は上記のEG63,64゜6、にエンベロープ波
形を与えるようにしたもので、上述したエンベロープ波
形のイニシャルレベル等を任意に設定できる複数の楽音
決定要素制御ボリューム(可変抵抗器)を基板上に設け
られている。
また金色セツティングボード16上には、上記楽音決定
要素制御ボリュームのほかに楽音信号にビブラート効果
特性等を付与するための複数の楽音決定要素制御スイッ
チも設けられている。
音色セツティングボード16上の楽音決定要素制御ボリ
ューム、楽音決定要素制御スイッチにより演奏前に設定
された楽音作成のためのアナログ情報(ただし楽音決定
要素制御スイッチの出力はディジタル情報である)は、
A/D変換装置17によりディジタル情報に変換されて
データバス262に送り出され、磁気カード(図示路)
や、更にこの磁気カードから内部記憶装置のRAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)13に書込まれて記憶される。
他の内部記憶装置であるROM(IJ−ドオンメモリ)
14は標準音色情報の記憶用に設けられたものである。
ミュージックシンセサイザをROM14に記憶されてい
る標準音色情報にて演奏するときには、電源スィッチの
投入と同時にROM14内の標準音色情報がデータバス
27を介して上記RAM13にコピーされる。
そして演奏が開始されるとRAM13に記憶されている
情報のうち、各チャンネルCHo−CH7の楽音形成回
路20〜27内でアナログ情報として使用されるものは
、データバス262を介してD/A変換装置20に送ら
れアナログ情報に変換される。
そしてこのアナログ情報はサンプルホールド回路21a
によりホールドされる。
またRAM13に記憶されている情報のうち、各チャン
ネルCHo−CH7の楽音形成回路20〜27内でディ
ジタル情報として使用されるものはデータバス27を介
してラッチ回路21bに送られラッチされる。
このため、鍵盤1の鍵が押されると、この鍵の出力信号
に対応する情報が上記サンプルホールド回路21aまた
はラッチ回路21bから呼出されて鍵に対応するチャン
ネルの楽音形成回路20〜27に送られる。
この発明の実施例では、上述したような演奏開始時にR
OM14の内容をRAM13にコピーする動作モードを
R/ R(ROM to RAM)モードと呼ぶ。
またRAM13の内容をサンプルホールド回路21aま
たはラッチ回路21bに送って演奏できるようにする動
作モードを演奏モードと呼ぶ。
上記R/Rモードはこの発明の特徴の1つを成すもので
、電源を投入し、リセットスイッチを操作すれば、直ち
に演奏モードに入ることができる。
この演奏モードでは、後述する所望のチャンネルスイッ
チとトーンセレクトスイッチをオン、オフすることによ
り、このトーンセレクトスイッチに対応する標準音色情
報をRAM13から読出して演奏することができる。
この発明ではまた、標準音色情報による演奏から、音色
セツティングボードまたは磁気カードを使用して標準音
色情報以外の音色情報による演奏への切換え、またはこ
の逆の演奏状態への切換えも、後述するプロデユースス
イッチ等の切換え操作によりワンタッチで行える特徴も
ある。
上述した音色セツティングボードを使用して標準音色情
報以外の音色情報による演奏モードを、この発明ではP
R−WTモードと呼ぶ。
このモードでは、演奏中に音色セツティングボード上の
楽音決定要素制御ボリュームまたは楽音決定要素制御ス
イッチを操作して得られる情報をサンプルホールド回路
21aまたはラッチ回路21bに直接送って演奏する。
なお、上記サンプルホールド回路21aから出力されて
いるアナログ情報、たとえば信号00−0〜00−19
は0チヤンネルに対するものを示す。
また信号CHo〜7はチャンネルを指定する信号で、こ
の信号CHo〜7はチャンネルコードCC1〜CC3(
これらは後述するパネルコントロールロジック25.こ
て作成される信号である。
)をデコーダによりデコードして作成される。更にラッ
チ回路21aから出力されているディジタル信号、たと
えば07−20〜07〜25は7チヤンネルに対するも
のを示す。
RAM13またはROM14のアドレスを指定してこれ
らへ情報を書込んだり、或いはこれらから情報を読出し
たりするために、トーンセレクタ10、アドレスジェネ
レータ11が設けられている。
トーンセレクタ10には各チャンネルCHo−CH7に
対応する8個のチャンネル選択スイッチSU1.SU2
.SLl、Sb2.SPl、SF3゜SS1.SS2と
、各チャンネル選択スイッチの制御下にそれぞれ8個の
トーンセレクトスイッチ(TSo−TS7と略称する)
が設けられている。
即ち、この実施例に於いては、各チャンネルに対して設
けられているRAM13およびROM14の記憶領域は
それぞれ8個のブロックに分割されており、また各ブロ
ックには1音色分の情報が記憶されるようになっている
そして任意のチャンネルの任意のトーンセレクトスイッ
チをオン、オフさせれば、このトーンセレクトスイッチ
に対応するRAM13またはROM14のアドレスがア
ドレスジェネレータ11により指定され、上述のように
音色情報の書込み、読出しが行われる。
なお、アドレス信号ADo−AD7はアドレスバス26
□を介してRAM13、ROM14更に後述するイクス
チェンジ(EX)モード用に設けられているRAMI
5に送られる。
ここで、この発明の特徴の1つを成す上記EXモードに
ついて説明する。
このEXモードはROM13内の同一チャンネルまたは
異なるチャンネルの2つのブロックに記憶されている情
報を互いに交換する際のモードである。
このモードでは、先ず、各ブロック内の情報を一旦一時
記憶用のRAM15内の異なる領域にそれぞれ記憶させ
、次にこれらの情報を最初に記憶されていなかった相手
側のブロック内に順次転送することにより、情報を互い
に交換する。
このEXモードは、後述する各モードの5ELECTス
イツチ、EXスイッチ、更に該当するチャンネル選択ス
イッチ、トーンセレクトスイッチをそれぞれ操作するこ
とにより実行される。
このようにして、トーンセレクトスイッチに対応する音
色情報の配列状態を演奏に際し最も好都合な状態に自由
に設定できる。
この発明では更に、音色セツティングボード16により
設定される音色情報を、外部メモリ、たとえば磁気カー
ドに記憶させ、或いはこのようにして磁気カード上に記
憶された音色情報を読出してRAM13に記憶させ演奏
に使用したり、また逆にRAM13内の情報を磁気カー
ドに記録したりする目的のために、カード110ロジツ
ク22、カードリーダ23、カードリーダ制御ロジック
24が設けられている。
この実施例では、前述したPR−WTモードにて設定さ
れた音色情報をデータバス262を介してカード110
ロジツク22に送り磁気カードに記録する動作をPR−
WTモードと呼ぶ。
この実施例の場合、1回のPR・WTモードの操作によ
り1音色分の情報が磁気カードに記録される。
したがって8音色分の情報(これはこの実施例の場合1
チャンネル分の情報に対応する)を磁気カードに記録す
る場合には、1回の記録の終了ごとに音色セツティング
ボード16上の楽音決定要素制御ボリューム、楽音決定
要素制御スイッチの設定位置を変更して所望の音色情報
が得られるようにし、次いで書込みスイッチ(WRIT
Eと略称する)を操作して磁気カードに書込む操作を8
回繰返す。
すなわち、PR−WTモードとPR−WTモードを8回
連続して行う。
なお、上記の操作の繰返しにより8枚の磁気カードに8
音色分の情報を記録した場合、この情報を更に1枚の磁
気カードに記録しなおしたいときには、8枚の磁気カー
ドの情報を一旦RAM13に書込み、次いでRAM13
からこの8音色分の情報を1枚の磁気カードに記録する
ことができる。
またこの発明では、上述したようにRAM13内の情報
を磁気カードに記録したり、逆に磁気カードの情報をR
AM13に書込む際に、あるチャンネルの8ブロック全
部について同時に行う場合と、あるチャンネルの1ブロ
ツクについてのみ行う場合とがあり、したがって更に3
つの動作モードがある。
すなわち、WT−ALモードではRAM13内の1つの
チャンネルの8音色分の情報が1枚の磁気カードに記録
される。
またRD−8Lモードでは、磁気カードに記録されてい
るl音色分の情報がRAM13内の任意のチャンネルの
任意のブロック内に書込まれる。
更にRD−ALモードでは、磁気カードに記録されてい
る8音色分の情報がRAM13のあるチャンネルにすべ
て書込まれる。
このように、演奏前に所望の音色情報をあらかじめ多数
の磁気カードに多数記録しておくと、演奏に際しては、
所望の磁気カードを選択してこの磁気カードをカードリ
ーダ23にかければ所望の音色情報がRAM13内に速
やかに設定でき、直ちにその音色情報による演奏が開始
できる。
またアナログ量の音色情報をテイジタル量の音色情報に
変換して磁気カード等のメモリに記憶させるため、アナ
ログ量の音色情報を記憶することに比べて容易、安価に
かつ正確記録保存できる。
メモリコントロールロジック12は、RAM13 。
ROM14 、RAM15への音色情報の書込み、また
は音色情報の読出しを制御する回路で、この書込み動作
または読出し動作の際にアドレスが指定される。
パネルコントロールロジック25は、上述したR/Rモ
ード、演奏モード、PR−WTモード、PR−WTモー
ド、EXモード、WT−ALモード、RD−ALモード
の合計8つの動作モードを実行する際に操作する各種の
命令釦やスイッチから出力される信号から各種の命令信
号を作成する回路である。
作成される命令信号は音色制御装置7の各回路に送られ
てこれら回路の動作が制御される。
更に上記音色制御装置7の各回路の動作の制御は、クロ
ックジェネレータ18から常時出力される基準周波数の
クロックパルスと、このクロックパルスからタイミング
パルスジェネレータ19にて作成される各種のタイミン
グ信号とによって制御される。
(5−3)音色制御装置7における各回路の詳細説明 次に、第3図以下の図面を参照して、上記実施例の音色
制御装置7の各回路につき更に詳細に説明する。
第3図は鍵盤1付近に設けられた操作パネル26の平面
図である。
この操作パネル26上には、上述したこの発明の8つの
動作モードを実行する際にそれぞれ操作する各種の命令
スイッチが設けである。
読出しスイッチ(READ)27は上記RD−8Lモー
ドまたはRD−ALモード時に操作し、このとき磁気カ
ード内の音色情報がRAM13内に書込まれる。
書込みスイッチ(WRITF)28は上記PR−WTモ
ードまたはWT−ALモード時に操作し、このときRA
MI 3内の音色情報が磁気カードに書込まれる。
イクスチェンジスイッチ(EXCHANGE)29は上
記EXモード時に操作するスイッチである。
リセットスイッチ(RESET)30は上記R/Rモー
ドの開始時に操作するスイッチで、このとき出力される
リセット信号RETにより第2図中の各回路内に含まれ
るフリップフロップやカウンタ等がリセットされて初期
状態が設定される。
オール・セレクトスイッチ(ALL−8ELECT)3
1は図にみられるようにスライドスイッチであってこの
スイッチ31を右側に設定すればセレクト命令(SL)
が発生し、他方左側に設定すればオール命令(AL)が
発生する。
したがってオール・セレクトスイッチ31は上記PR−
WTモード、RD−8Lモード、WT−ALモード、R
D−ALモード、EXモード時に操作する。
プロデユーススイッチ(PRODUcE)32は上記P
R−WTモード時に操作するスイッチである。
チャンネル選択スイッチ33は上述したように、各種類
の鍵盤1に対して2個ずつ、合計8個設けられている。
これらのチャンネル選択スイッチSU、SU2゜・・・
、SS2はEXモードの動作時には同時に2個オン状態
にして使用される。
なお、上記オールセレクトスイッチ31以外のスイッチ
はブツシュオン、ブツシュオフ式のスイツチで実現でき
る。
この方式のスイッチで、押圧操作の1度目にオン状態、
2度目にオフ状態に設定され、その後はこれらの状態が
くり返えされるスイッチである。
特に読出しスイッチ27、書き込みスイッチ28、イク
スチェンジスイッチ29、リセットスイッチ30は自己
復帰型であってもよい0 (5−4)パネルコントロールロジック25の詳細説明 次に第4図および第5図によりパネルコントロールロジ
ック25の回路構成を説明する。
先ず、第4図にて各種の命令信号の作成回路を説明する
オール、セレクトスイッチ31のオール側の出力端は、
一端を接地された抵抗R1の他端およびインバータ34
の入力端に接続されている。
これによりオール・セレクトスイッチ31をオール側に
設定すると抵抗R1の両端に2値論理の“1”レベルの
出力電圧が発生し、この信号をALと呼ぶ。
またオール・セレクトスイッチ31をセレクト側に設定
すると抵抗R1の出力がなくなり、したがってインバー
タ34の出力端に“1”レベルの信号が発生する。
この信号をSLと呼ぶ。プロデユーススイッチ32の出
力端は一端を接地された抵抗&の他端に接続される。
したがってプロデユーススイッチ32をオンさせると抵
抗R2の両端に電圧が発生し、この信号をPRと呼ぶ。
次に信号RBTとR/Hの作成回路を説明すると、電源
スィッチ35の出力端はコンデンサC1を介してD型フ
リップフロップ36の入力端に接続される。
なお、以下の説明ではフリップフロップはFFと略称す
る。
またリセットスイッチ30の出力端はダイオードD1の
カソード、抵抗R3の一端およびD型FF36の入力端
に接続される。
上記ダイオードD1のアノードおよび抵抗R3の他端は
ともに接地されている。
なお、電源電圧は直流正電圧+■である。
D型FF36は後述するクロックジェネレータ18にて
作成されるクロックパルスCKoにより1駆動される。
FF36のセット出力端Qはパルス作成回路37に含ま
れるD型FF38の入力端およびNORゲート39の第
1入力端に接続されている。
D型FF38のリセット出力端QはNORゲート39の
第2入力端に接続され、更にNORゲート39の出力端
はR8型FF40のセット入力端Sに接続されている。
上記り型FF38はクロックパルスCKoにより1駆動
され、またR8型FF40はクロックジェネレータ18
の発振器の出力パルスCK1により駆動される。
(このクロックパルスCK、は装置内の各回路にて使用
される。
以下の説明でこのクロックパルスCK1についてはいち
いち言及しない。
)また、タイミング信号CH7がD型FF41に入力さ
れ、このFF41のセット出力端はANDゲート42の
第1入力端に接続される。
ANDゲート42の第2入力端には信号FCが入力され
ている。
そしてANDゲート42の出力端はD型FF43の入力
端に接続され、またこのF ’f” 43のセット出力
端は上記R8型FF40のリセット入力端に接続されて
いる。
タイミング信号CH7はチャンネルコード信号CC1〜
CC3から作成される信号で、この信号CC−CC5か
らすべて“1”が出力されたとき発生する。
そしてこの信号CC1〜CC3はチャンネル7に対して
タイミングを与える。
また信号FC(フィニツシユコード)はアドレスジェネ
レータ11のプログラムカウンタが周期的にリセット媚
直前に出力M信号である。
更に、両FF41,43はともにクロックパルスCKo
により駆動される。
ここで、第6図のタイムチャートを参照して信号RET
、R/Rの作成回路の動作を説明する。
電源スィッチ35を投入し、次いでリセットスイッチ3
0を1回押すと、D型FF36のセット出力端Qから信
号RETがC1R8時定数回路によりリセットスイッチ
30の出力よりやや遅れて出力される。
またNORゲート39の両入力端の信号がともに゛0゛
レベルのときR8型FF40がセット状態にされ、信号
R/Rが出力される。
他方、タイミング信号CH7と信号FCの出力状態は第
6図に示す状態にある。
したがって両信号CH7とFCがともに“l“のときA
NDゲート42から信号“1゛が出力され、この信号は
FF43により遅延されてFF40のリセット入力端R
に入力される。
このとき信号R/Rは反転して“0”レベルとなる。
次に信号WT 、RD、EX等の作成回路につき説明す
る。
書込みスイッチ28の出力端は一端を接地された抵抗R
4の他端、R8型FF40のセット入力端および3入力
のORゲート48の第1入力端に接続される。
FF47のセット出力信号が信号WTである。
読出しスイッチ27の出力端は一端を接地された抵抗R
5の他端、3入力のORゲート46の第1入力端および
R8型FF49のセット入力端Sに接続される。
またFF49のセット出力端QはANDゲート59の第
1入力端に接続される。
このANDゲート59の第2入力端には上記FF40の
セット出力端Qがインバータ58を介して接続される。
ANDゲート59の出力が信号RDと称される。
イクスチェンジスイッチ29の出力端は、一端を接地さ
れた抵抗R6の他端、ORゲート46.48の第2入力
端、抵抗R7を介して一端を接地されたコンデンサC2
の他端およびパルス作成回路50に含まれるD型FF5
1の入力端にそれぞれ接続される。
またFF51のセット出力端Qは他のD型FF52の入
力端およびANDゲート53の第1入力端に接続される
またANDゲート53の第2入力端にはFF52のリセ
ット出力端算が接続されるとともにその出力端はR8型
FF55のセット入力端に接続される。
上記両FF51,52もクロックパルスCKoにより駆
動される。
またFF55のセット出力端Qはインパーク56を介し
て5ビツトのシフトレジスタのリセット入力端Rに接続
される。
このFF55のセット出力信号は信号EXと称される。
シフトレジスタ57は後述するタイミングパルスジェネ
レータ19にて作成されるパルス信号PSH2oにより
駆動されるが、シフトレジスタ57の初期状態は第1ビ
ツト目から第5ビツト目までのすべてが0゛の状態であ
る。
ここで前述したパルス作成回路50からパルスが出力さ
れるとこのパルスにてFF55はEX信号“1”を出力
し、インバータ56を介してシフトレジスタ57をリセ
ット解除する。
そしてパルス信号PSH20が入力されるたびにシフト
レジスタ57の内容“1”は第1ビツト目、第2ビツト
目、第3ビツト目、・・・・・・と次のビット位置にシ
フトされ、第5ビツト目の内容が“1”となるとORゲ
ート54を介してFF55がリセットされ、これによっ
てインバータ56の出力が“1”になるのでこのシフト
レジスタ57がリセットされ初期状態に戻る。
ここで、シフトレジスタ57の第1.2,3,4,5ビ
ツト目の出力信号をそれぞれEXI 、EX2.EX3
、EX4.EX5と呼ぶ。
第7図に上記各信号EX、EX1〜EX5 。PSH2
oの出力状態を示す。
信号PSH2oの出力間隔、すなわち第7図にみられる
各信号EX1〜EX4のパルス幅はこの実施例の場合、
−音色分の情報の長さく20ビット分)に等しい。
信号EX5は上記したようにリセット信号RETととも
にFF55をリセットさせる信号として使用される。
FF47.FF49には更に別のリセット信号によりセ
ットされる。
すなわち、リセットスイッチ30の出力端はORゲート
45の入力端に接続される。
また信号FCもORゲート45の第2入力端に接続され
る。
更に信号SLと信号0A=BがANDゲート44に入力
され、このアンドゲート44の出力SL、0A−BがO
Rゲート45に人力される。
このORゲート45の出力はORゲート46またはOR
ゲート48の第3入力端に入力され、このORゲート4
8を介してFF47またはFF49の各リセット入力端
Rに入力され、各FF47,49をリセットさせる。
次に、上記各スイッチ27〜29を操作したときの動作
を説明する。
先ず書込みスイッチ28を1回押すと抵抗R4の他端側
に現れる電圧によりFF47がセット状態にされ、FF
47のセット出力信号、すなわち信号WTが“1”とな
る。
書込みスイッチ28が押されなくなっても信号WTは“
′l゛を保持される。
FF47のリセット入力端Rにリセットスイッチ30の
出力、信号FC。
信号SL、0A=B読出しスイッチ27の出力、イクス
チェンジスイッチ29の出力のうちいずれかが入力され
るとFF47はリセット状態となり、信号WTが反転し
て“0゛となる。
次に読出しスイッチ27の場合は、このスイッチ27を
1回押すと同様にFF49がセット状態にされ、そのセ
ット出力信号が“1”となる。
この実施例では上記信号R/Rの出力中には信号RDの
発生が禁止されているので、信号R/Rの出力中に読出
しスイッチ27を押してもANDゲート59が閉じたま
まで信号RDは出力されない。
信号R/Rが出力していなければANDゲート59が開
き、FF49のセット出力信号により信号RDが“1”
となり、この状態をFF49がリセットされるまで保持
される。
FF49はそのリセット入力端Rにリセットスイッチ3
0の出力、信号FC1信号SL・0A=B、書込みスイ
ッチ28の出力、イクスチェンジスイッチ29の出力の
うちいずれかが入力されるとリセット状態となリ、信号
RDが“0”となる。
また、イクスチェンジスイッチ29を1回押すと、第7
図に示すように、コンデンサC2が徐々に充電され、そ
の充電電圧が所定値に達すると“1”信号としてD型F
F51に入力される。
そして次のクロックパルスCKoがFF51に入力され
ると同時にANDゲート53から1発パルスが出力され
、このパルスがR8型FF55のセット入力端Sに送ら
れる。
このためFF55のセット出力端Qから信号EXが出力
される。
同時にこの信号EXがインバータ56を介してシフトレ
ジスタ57のリセット入力端Rに“0”信号として送ら
れ、リセット状態を解除してシフトレジスタ57の動作
を開始させる。
前述したようにシフトレジスタ57はパルス信号PSH
2oにより駆動されて各タイミング信号EX、〜EX5
を順次出力する。
これらタイミング信号EX1〜EX4はイクスチェンジ
モードの際に使用され、交換される2ブロツクの情報の
メモリ(RAM13.RAM15)への書込み、読出し
を制御する。
信号EX5または信号RETが出力されるとFF55が
リセットされ、そのリセット出力が“0”となってこの
“0”信号がインパーク56により反転されてシフトレ
ジスタ57のリセット入力端Rに加えられ、この結果シ
フトレジスタ57がリセットされ、初期状態、すなわち
すべての内容が”0”となる。
なお、上記信号0A−Bはアドレスジェネレータ11に
て作成される信号で、後述するように、コンパレータ1
61の2入力の内容が一致すると出力される。
次に第5図を参照してチャンネルコードCC1〜CC3
チヤンネルタイミング信号5CH0〜5CH7CH7の
作成回路を説明する。
4つのゲート回路60.61,62,63(以下、ゲー
ト回路G1゜G2.G3.G4とも呼ぶ)はともに同一
構成を有し、それぞれ接合型、NチャンネルのFET(
電界効果トランジスタ)3個からなり、3個のFETの
ゲート端子は共通接続されている。
そしてこれらゲート端子に信号が加えられるとゲート回
路01〜G4が開かれる。
カード110ロジツク22(第2図参照)から出力され
るチャンネルコードRC1〜RC3(磁気カードから読
取られる信号)はゲート回路01内の対応するFETの
ドレイン端子に入力され、ゲート回路G、のゲートGに
入力信号があるときには対応するソース端子から装置内
のチャンネルコードCC1〜CC3として出力される。
またゲート回路G1の各FETのソース端子は3入力の
ANDゲート76の入力端に接続されており、したがっ
て3ビツトのチャンネルコードRC,〜RC3がともに
“l”(チャンネル7)のときANDゲート76から信
号が出力され、この信号はチャンネル信号CH7となる
ゲート回路G1のゲートGにはANDゲート77の出力
が加えられるが、このANDゲートの入力信号は信号R
D−AL(すなわち上記信号RDと信号ALの論理積)
および後述するNORゲート70の出力である。
N0RORゲート68前述した8個のチャンネル選択ス
イッチSU1.SU2゜SLl、Sb2.SS1.S8
2の出力信号が入力されており、このためいずれのチャ
ンネル選択スイッチも押されていないときNORゲート
70から“1″ルベルの信号が出力される。
すなわち、ゲート回路G1は、オールセレクトスイッチ
31がオール側に設定され、且つ読出しスイッチ27が
押され、且ついずれのチャンネル選択スイッチも押され
ていないとき、すなわちRD−ALモード時にANDゲ
ート77の出力信号がゲートに加えられて開かれ、チャ
ンネルコードCC1〜CC3がゲート回路G1から出力
される。
またチャンネルコードRC−RC3がチャンネル7のと
きには上述したようにチャンネル信号CH7が出力され
る。
ゲート回路G3はゲート回路G1.G3.G4が非動作
時に、すなわちR/RモードおよびこのR/Rモードの
のちの演奏状態のときに開かれてチャンネルコードCC
1〜CC3、チャンネル信号CH7を出力する。
すなわち、信号FCと信号R/Rがパルス作成回路64
のANDゲート65に入力され、このANDゲート65
の出力はORゲート68を介して8進カウンタ69に導
かれ、このカウンタ69のクロックパルス信号となる。
また上記信号R/Rがインバータ66によって反転され
た信号と信号PSH2oがANDゲート67に入力され
、このANDゲート67の出力は上記ORゲート68を
介してカウンタ69に導かれ、このカウンタ69のクロ
ックパルス信号となる。
またカウンタ69はリセット信号RETによりリセット
される。
カウンタ69の各桁出力端子はゲート回路61の対応す
るFETのドレイン端子に接続され、またソース端子は
上記ANDゲート76に接続される。
このゲート回路G2のゲートはNORゲート78の出力
端に接続されるが、このNORゲート78の入力端には
、上記ANDゲート77の出力、ORゲート81を介す
る信号EX2゜EX3およびORゲート80を介する信
号RD −S L。
信号WT、信号EX1.EX4およびANDNOゲート
の出力が加えられる。
上記ANDゲート83には信号RD−ALとインバータ
82を介したNORゲート70の出力が加えられる。
したかって第8A図に示されるタイムチャートに従って
動作が行なわれる。
すなわちR/Rモードのとき、リセットスイッチ30が
押されるとカウンタ69かりセットされて初期状態を設
定され、その内容はOとなる。
またリセットスイッチ30が離されて信号RETが“0
”になると同時に信号R/Rが”1”となり、この結果
信号FCが出力されるたびに信号FCに同期した信号が
ANDNOゲートから出力され、この信号がORゲート
68を介してカウンタ69にクロックパルスとして加え
られる。
このためカウンタ69が動作を開始し、その各桁出力が
ゲート回路G2に送られる。
他方ゲート回路G2のゲートGにはこのとき、NORゲ
ート78の出力“1”(なぜならこのR/Rモード時に
はNORゲ゛−ドアBの3人力はすべて0”である。
)が加えられて、ゲート回路G2は開かれる。
したかってカウンタ69の出力はチャンネルコードCC
1〜CC3として出力される。
次いでVRモードが終了すると、ANDNOゲートが開
き、これ以後はカウンタ69はパルス信号PSH2oに
より駆動される。
〔第6図、第8B図参照〕勿論このときにもゲート回路
G2は開かれており、R//Rモード時同様にカウンタ
69の出力がチャンネルコードCC−CC5として出力
され、演奏が実行可能となる。
またカウンタ69の内容が7(Ill)になるとチャン
ネジ信号CH7がANDNOゲートから出力される。
ゲート回路G3は磁気カードからの楽音情報の読出し動
作時(すなわち、RD−8LモードおよびRD−ALモ
ード時)または書込動作時(すなわち、WT・SLモー
ドおよびWT−ALモード時)に操作されたチャンネル
選択スイッチSU1〜SS2に対応するチャンネルコー
ドCC1〜CC3、チャンネル信号CH7を出力する。
またゲート回路G3はEXモード時にはゲート回路G4
とともに順次操作されたチャンネル選択スイッチに対応
するコード信号CC1〜CC2、チャンネル信号CH7
を出力する。
この実施例では前述したようにチャンネル選択スイッチ
SU1.SU2.・・・、SS2はEXモード時に2個
操作される。
また押されたチャンネル選択スイッチの優先順位を定め
る優先エンコーダ71.72か各々設けられている。
このためチャンネル選択スイッチが2個同時に押される
と、優先順位の早いスイッチに対応するチャンネルコー
ドCC1−CC5はゲート回路G3から出力され、また
優先順位の遅いスイッチに対応するチャンネルコードC
C1〜CC3はゲート回路G4から出力される。
これらの構成を説明すると、各チャンネル選択スイッチ
SU1.SU2・・・、SS2の出力信号は優先エンコ
ーダ71の対応する入力端0,1.・・・。
7に人力されている。
同時に各チャンネル選択スイッチSU1.SU2.・・
・、SS2の出力信号は他の優先エンコーダ72の順序
を逆にした入力端7゜6、・・・、0に入力されている
優先エンコーダ71はチャンネル番号の若い方のスイッ
チが、また優先エンコーダ72はチャンネル番号の若く
ない方のスイッチがそれぞれ電気的に優先される。
優先エンコーダ71の出力端Q。
tQt+Q2からの各出力信号はゲート回路G3に入力
される。
また他の優先エンコーダ72の出力端Q。
+ Ql l G2からの各出力信号はそれぞれインパ
ーク73、74 。
75を介してゲート回路G4に入力さ些ている。
ゲート回路G3またはG4のゲートには前述したORゲ
ート80またはORゲート81の各出力信号が入力され
る。
更に、優先エンコーダ71の出力端Qo、Ql、G2か
らの出力信号はデコーダ79に入力されてこのデ゛コー
ダ79にてデコードされ、対応するチャンネルタイミン
グ信号5CHo−8CH7が作成される。
なお、デコーダ79の禁止入力端には上記NORゲート
70の出力か加えられる。
したがってこのデコーダ79は何れのチャンネル選択ス
イッチも操作されていない時には動作を禁止される。
上記構成により、1個のチャンネル選択スイッチ、たと
えばスイッチ5U2(チャンネル1)が押されたとき、
このスイッチSU2の出力信号は優先エンコーダ71お
よび72の各入力端1および6に送られる。
このため優先エンコーダ71からは出力信号「001」
(2進数: QO= 11 Q1=O。
Q−0)が得られゲート回路G3に入力される。
また優先エンコーダ72からは出力信号「110」が得
られるが、この信号は対応するインバータ73.74.
75により反転されて信号「Oll」となり、ゲート回
路G4に入力される。
このように1個のチャンネル選択スイッチが操作された
ときには各ゲート回路G3.G4には同一の信号が入力
される。
然し、ゲート回路G4はEXモード時にしか開かれない
ので(何故ならば、ゲートGには信号EX2.EX3が
加えられるため)、EXモード時以外のときはゲート回
路G3によってチャンネルコードCC1〜CC3が出力
される。
前述の場合であるとNORゲート70の出力は“0”で
あり、この“0”信号によってデコーダ79の禁止を解
除されるのでデコーダ79が動作してチャンネルタイミ
ング信号5CH1が出力される。
EXモード時にチャンネル選択スイッチが2個、たとえ
ばスイッチ5U2(チャンネル1)とスイッチ5P1(
チャンネル4)が押された場合には、優先エンコーダ7
1にはスイッチSU2の出力信号が入力され、優先エン
コーダ72にはスイッチP1の出力信号が入力される。
したがって優先エンコーダ71の出力は「001」とな
り、この信号「001」はゲート回路G3に入力される
他方スイッチP1の出力は優先エンコーダ72の入力端
3に加えられるため、その出力は「011」となる。
したがってこの出力「011」が対応するインバータ7
3,74,75により反転されて「110」となり、ゲ
ート回路G4に入力される。
すなわち、ゲート回路G3にはスイッチ5U2(チャン
ネル1)が選択さへまたゲート回路G4にはスイッチ5
P1(チャンネル4)が選択されるから、信号EX1゜
EX4の出力時にはゲート回路G3が開かれて、チャン
ネル1に対応するチャンネルコードCC1〜CC3が出
力される。
また信号EX2.EX2の出力時にはゲート回路G4が
開かれてチャンネル4に対応するチャンネルコードCC
1〜CC3が出力される。
すなわちEXモードが実行される。なお、■モード以外
で2個同時にチャンネル選択スイッチが押されたとき、
優先順位の若くないものはゲート回路G4にその出力信
号が与えられるが、ゲート回路G4はEXモード時以外
は閉じているので実質的に無視され、操作されなかった
ことと同じである。
(5−5)クロックパルスジェネレータ18、タイミン
グパルスジェネレータ19の詳細説明次に第9図を参照
してクロックジェネレータ18、タイミングパルスジェ
ネレータ19の構成を説明する。
発振器85から出力される基準パルス(周波数100
KHz ) CK1はこの実施例の植種の回路(フリッ
プフロップ等)のクロックパルスとして使用されるほか
に、分周器86、NANDゲート87に入力される。
分周器86からは周波数390 Hzのパルス信号が出
力されてNANDゲート88に入力される。
信号WT、RDを入力信号とするNORゲート92の出
力が上記NANDゲート87の規制用信号として送られ
ている。
またNANDゲート88には信号WTが規制用信号とし
て入力される。
更に磁気カードから読取られたクロックパルスCK、2
を入力信号とするANDゲート90は信号RDを規制用
信号として入力される。
そして上記両NANDゲート87,88の出力はNAN
Dゲート89、ORゲート91を介して、またANDゲ
ート90の出力は上記ORゲート91を介してともにシ
ステムクロックCK0として出力される。
上記分周器86はカウンタ回路から成り、リセット信号
RBTがリセット端子Rに入力されるとリセットされ、
動作を停止する。
上記構成により信号RDの出力中(RD−8Lモード、
RD−ALモード)にはANDゲート90が規制解除さ
れて磁気カードから読取られたクロックパルスCK12
がシステムクロックCKoとして出力される。
信号WTの出力中(WT−8Lモード、WT−ALモー
ド)にはNANDゲート88が規制解除されて、分周器
86から出力される周波数390Hzのパルス信号がシ
ステムクロックCKoとして出力される。
また両信号WT、RDが出力されていなとき(R/Rモ
ード、演奏モード、PR−WTモード、EXモード)に
はNORゲート92の出力が“1”となり、発振器85
の出力パルス(周波数100KHz)がシステムクロッ
クCKoとして出力される。
上述のようにシステムクロックCKoはモードに応じて
切換えられる。
次にサンプリングタイミング信号5Ho(PSHρ〜S
H2o (P S H2O)の作成回路につき説明す
る。
0Rゲート91から出力されるシステムクロックCKo
はD型FF98および20ビツトのシフトレジスタ99
の駆動パルスとして使用されるほかに禁止信号作成回路
94に入力される。
禁止信号作成回路94は、ORゲート91の出力端に接
続される抵抗R3、この抵抗R3の他端にインバータ9
5を介して第1入力端が接続されるNANDゲート96
、抵抗R6の他端に一端が接続され且つその他端が接地
されるコンデンサC3から成っている。
NANDゲート96の第2入力端はORゲート91の出
力端に直接接続される。
NANDゲート96の出力(禁止信号、INH)はAN
DN−ゲート群0内のANDゲート100o〜1002
0に制御信号として入力される。
またこれらANDゲート100o〜10019にはそれ
ぞれ20ビツトのシフトレジスタ99の第1ビツト、第
2ビツト、…、第20ビツトの内容が入力される。
ANDゲート10020には上記FF98のリセット出
力信号が入力される。
このリセット出力信号はPSH29と称される。
またシフトレジスタ99の第20ビツト目の内容とOR
ゲート93の出力はともにNORゲート97を介してF
F98に入力され、このFF98のリセット出力信号は
シフトレジスタ99の第1ビツトに入力される。
上記ORゲート93はリセット信号RETおよびR8を
入力信号とし、これらリセット信号RET 、R8はシ
フトレジスタ99のリセット信号としても使用される。
上記ANDゲート1000〜10020の各出力信号は
それぞれサンプリングタイミング信号SH0〜5H20
と称される。
またシフトレジスタ99の第1ビツト、第2ビツト、…
、第20ビツトの各出力とD型FF98の出力はそれぞ
れサンプリングタイミング信号PSHo−PSH20と
称される。
なお、上記リセット信号R8はカード制御ロジック24
にて作成される信号である(第2図参照)次に上記回路
の動作を第10図および第11図のタイムチャートを参
照して説明する。
ORゲート91からは上述したように何れかの動作モー
ドに応じたシステムクロックCKoが出力されている。
このときリセット信号RETまたはR8が出力されると
シフトレジスタ99の内容がすべてクリアされる。
そしてリセット信号RETまたはR8が消失すると、N
ORゲート97の2入力がともに“0”となるためこの
NORゲート97から出力される“1”信号がFF9
Bに加えられる。
FF9Bに信号が入力され、次いで次のシステムクロッ
クCKoが出力されるまでFF98のリセット出力は“
1”状態にあり、信号PSH2oが出力されている。
ところで第10図にみられるように、禁止信号作成回路
94では、システムクロックCKoが入力されてコンデ
ンサC3の電位が所定値に達するまでの間、NANDゲ
ート96の出力信号INHが“0゛レベルになり、所定
値に達すると信号INHは“11ルベルに反転して次の
システムクロックCKoが出力されるまで“11ルベル
を保持される動作が繰返される。
したがってFF9Bのリセット出力が11111の間、
ANDゲート1002oから信号INHに同期した信号
5H2oが出力される。
そして次のシステムクロックCKoが出力されると上記
FF98のリセット出力“1”がシフトレジスタ99の
第1ビツト目に入力され、同時に■ゲート100oから
同様にして信号SHoが出力される。
このようにしてシステムクロックCKoが出力され信号
INHが作成されるたびに順次信号5H1SH2,…、
5H19が出力される。
またシフトレジスタ99の第20ビツト目から出力され
る信号PSH19は信号5H18の消失時から信号5H
19の消失時まで出力される。
この信号PSH1,が出力されるとNORゲート97の
出力が“0”となり、FF98の入力が“0”となる。
この時点から2発目に出力されるシステムクロックCK
oによりFF98のリセット出力が“1”となる。
以下、上記の動作が繰返される。
(5−6)音色セツティングボード16、A/D変換装
置17の詳細説明 次に、音色セツティングボード16、A/D変換装置1
7の詳細な構成を第12図を参照して説明する。
可変抵抗器から成る20個の楽音決定要素制御ボリュー
ムTVRo−T V R19の各出力端はそれぞれゲー
ト群101内の対応するFET101゜〜1011.の
ドレイン端子に接続されている。
上記FET101o〜10119のソース端子は互いに
接続され、且つバッファアンプ107を介してA/Dコ
ンバータ109の入力端に接続される。
更にFET1010〜10119のゲート端子はデコー
ダ102の対応する各出力端0,1.…、19と接続さ
れる。
このデコーダ102の入力端には21進カウンタ103
の内容を表わす信号が入力される。
21進カウンタ103は21ビツトのパラレル/シリア
ルシフトレジスタ116の出力信号SK1をインバータ
105を介してロック入力端に入力されこの信号SK1
により駆動される。
また21進カウンタ103はリセット信号RETまたは
21進カウンタ103の内容が21のときリセットされ
るようにするため、リセット信号RETがORゲート1
06を介してリセット入力端Rに送られるとともに、2
1進カウンタ103の第1゜3.5桁目の出力がAND
ゲート104、ORゲート106を介してリセット入力
端Rに送られる。
上記A/Dコンバータ109はシステムクロックCKo
により、駆動され、またマスターリセット入力端MRに
信号RET、SK、がORゲート108を介して入力さ
れ、リセットされる。
また、A/Dコンバータ109のエンド・オン・コンバ
ート端子BOCから1つのデータの変換終了ごとに、す
なわち、システムクロックCKoが9発出力されるごと
に出力される信号EOCがORゲート110を介してス
タート・コンバート端子SCに入力される。
またリセット信号RETがD型FF111の入力端D1
およびリセット入力端Rに入力され且つFF111のセ
ット出力がORゲート110を介してA/Dコンバータ
109の上記端子SCに入力される。
FF111はシステムクロックCKoにより駆動される
A/Dコンバータ109から出力される並列8ビツトの
ディジタル信号(すなわち、楽音決定要素制御ボリュー
ムTVR6〜TVR19から順次取込まれた情報)は、
2段のラッチ回路112,113を介してセレクトゲー
ト15の対応する入力端A0.A1.…、A7に入力さ
れる。
ラッチ回路112は上記信号EOCにより駆動され、ま
たその出力をいまA/D1と呼ぶ。
ラッチ回路113は上記信号SK1により駆動され、ま
たその出力をA/D2と呼ぶ。
セレクトゲート115の各出力端Q0〜Q7にはそれぞ
れ容量21ビツトのシフトレジスタが1本ずつ接続され
ている。
これら8本のシフトレジスタをシフトレジスタ群と呼ぶ
とすると、シフトレジスタ群118に入力されるセレク
トゲート115の出力信号はシステムクロックCKoが
シフトレジスタ群118に入力されるたびに右にシフト
され、22発目のシステムクロックCKoが出力される
とシフトレジスタ群118から並列8ビツトのデータ(
A/D4と呼ぶ)として出力される。
このデータはセレクトゲート115の他の入力端B0.
B1゜…、B7に入力されるほかに他のセレクトゲート
119の入力端A0.A1.…、A7にも入力される。
ここで信号SK1.SK2の作成回路を説明すると、2
1ビツト(0段〜20段)のパラレル/シリアルシフト
レジスタ116はリセット信号RETによりリセットさ
れ、リセット後その21ビツト目(200段目のみに信
号“1”が入力されるように構成されている。
またこのシフトレジスタ116はシステムクロックCK
oにより駆動され、したがって21ビツト目に入力され
た“1”信号は次のシステムクロックCKoが出力され
るとシフトレジスタ116から信号SK1として出力さ
れ、上述したようにA/Dコンバータ109、ラッチ回
路113に送られるとともに、シフトレジスタ116の
1ビツト目(0段目)にも入力される。
そして1ビツト目に入力された信号SK、(“1”)は
システムクロックCKoが出力されるたびに1ビツトず
つ右にシフトされてゆく。
このため信号SK1はシステムクロックCKoが22発
出力されるたびに発生する信号である。
信号SK2を出力する22ビツト(0段〜21段)のパ
ラレル/シリアルシフトレジスタ117は上記シフトレ
ジスタ116と同様な構成を有する。
すなわち、シフトレジスタ117はリセット信号RET
によりリセットされるとその22ビツト目(21段目)
にのみ信号“1”が入力される。
そして次のシステムクロックCKoが出力されるとシフ
トレジスタ117から信号SK2として出力され、この
信号SK2はシフトレジスタ117の1ビツト目(0段
目)に入力されるとともに、上記セレクトゲート115
の制御入力端KAに、またインバータ114を介してセ
レクトゲート115の制御入力端KBに入力される。
すなわち信号SK2はシステムクロックCKoが23発
出力されるたびに発生する。
またセレクトゲート115は制御入力端KAに信号SK
2が入力されると入力端A。
−A7に入力されたデータが出力端Q。
−Q7から出力され、また信号SK2が消失して制御入
力端KBに信号“1゛か入力されると入力端B。
−B1に入力されたデータが出力端Q。
−Q7から出力される。セレクトゲート119の入力端
B。
−B、には6個の切換えスイッチから成る上記楽音決定
要素制御スイッチTSW2o−TSW25の出力信号が
入力され、入力端B6.B7は使用されず常時“0”レ
ベルに保持されている。
すなわち、楽音決定要素制御スイッチTSW20−TS
W25の各出力端は対応する抵抗R20=R25を介し
て接地されるとともにセレクトゲート119の対応する
入力端B0〜B5に接続される。
これら楽音決定要素制御スイッチTSW2o−TSW2
5は、演奏中にたとえばビブラート管種々の効果を付加
するために特定の音源波形を選択的に呼出したり、ロー
パス、バンドパス、バイパスフィルタのうちの何れかの
フィルタに切換えたり、或いはパルス幅を変化させたり
するPWMを行う場合などに使用されるスイッチである
セレクトゲート119の制御入力端KAにはサンプリン
グタイミング信号PSH1,がインバータ127を介し
て入力される。
したがって信号PSH19が“1”のときセレクトゲー
ト119の出力端Q0〜Q7からは入力端B0〜B7の
入力データ(すなわち楽音決定要素制御スイッチTSW
20〜TSW25のオンオフ信号)が選択されて出力さ
れる。
他方信号PSH19が“0゛のときには入力端A0〜A
7の入力データ(すなわち楽音決定要素制御ボリューム
TVRo〜TVR1,の出力信号)が出力される。
セレクトゲート119の出力データはティレイ123の
入力端D0〜D7(Doはアンドゲート122を介して
)に入力され、システムクロックCKo1発分遅延され
たのちティレイ123の各出力端Q。
−Q7から8ビツトの並列データとしてデータバス27
へ出力される。
ここでディレィ123の動作を信号PRが出力されてい
ないときには禁止する禁止回路の構成を説明する。
ANDN−ゲート群4内のANDゲート1240〜12
47の各第1入力端には、チャンネルコードCC1〜C
C3をデコードして得られるチャンネルタイミング信号
CHo−CR2がそれぞれ入力され、各第2入力端には
チャンネルタイミング信号5CHo〜5CH7が入力さ
れる。
各ANDゲート124o〜1247の出力はともにOR
ゲート125を介してNANDゲート126に信号PR
とともに入力され、このNANDANDゲート6の出力
はディレィ123の制御入力端DISに入力される。
したがって信号PRが“0゛のときにはNANDゲート
126の出力が“、 11となり、ディレィ123の動
作が禁示され、ディレィ123からのデータの出力が禁
止される。
また信号PRが71、11の場合、ANDN−ゲート群
4内の何れかのANDゲートから常に信号“1”が出力
されているから、NANDゲート126の出力は0°゛
となり、ディレィ123が動作し、各チャンネルに対応
するRAM13(第2図)による音色情報の作成が行わ
れる。
ところで上記ボリュームTVRo−T V R1,また
は上記スイッチT 5W2o−T SW2.により設定
されたデータがチャンネル情報と一致した場合には、音
色制御装置が誤動作する恐れがある。
この発明ではこのような誤動作を防止するためのチャン
ネルコード検出回路が設けられている。
次にこの回路を説明する。
この実施例ではチャンネル信号CHo−CR2は次表に
示す8ビツトのデータとして規定される。
第1表から分かるように、チャンネル信号を表わす各デ
ータの第1桁目(Do)と第5桁目(D4)はともに“
1”であり、且つ第2桁目(Dl)と第6桁目(D5)
、第3桁目(D2)と第7桁目(D6入第4桁目(D3
)と第8桁目(D7)がともに等しい。
すなわち、Do=D4=“1”、D1=D5.D2=D
6、D3=D7の関係にある。
したがってセレクトゲート119の出力データA/D5
からこのような関係にあるデータを検出し、そのデータ
を楽音情報として使用できないようにすればよい。
この発明の実施例ではこのようなデータが検出されると
そのデータの第1桁目(Do’)を強制的に°0″にす
る。
すなわち、コンパレータ120のA個入力端にはセレク
トゲート119の出力端Qt 、Q2 。
Q3が接続され、また8個入力端には対応する出力端Q
5.Q6.Q7が接続され、出力端Q1とQ5、Q2と
Q6、Q3とQ7からの各出力が比例される。
そして各出力の内容がすべて一致した場合には、コンパ
レータ120の出力端から“1″レベルの一致信号A二
BがNANDゲート121の第1入力端に出力される。
またこのNANDゲート121の第2.第3入力端はセ
レクトゲート119の出力端Q。
、Q4と接続され、またその出力端はANDゲート11
2の第1入力端に接続される。
ANDゲート122の第2入力端はセレクトゲート11
9の出力端Q。
と接続され、またその出力端はディレィ123の入力端
り。
に接続される。チャンネルコード検出回路がこのような
構成であれば、第1表に示すチャンネル信号と同一のデ
ータがセレクトゲート119から出力された場合、コン
パレータ120から一致信号A=Bが出力され、またセ
レクトゲート119の出力端Q。
?Q4から信号“ 1 “が出力される。
この結果、NANDゲート121の3入力はともに1″
となり、したがってその出力は0”となってANDゲー
ト122が閉じる。
このためディレィ123の入力端り。
には゛0″信号が入力され、したがって第1桁目だけが
チャンネル信号と異なるデータがディレィ123に入力
され、次いでデータバス26°へ出力される。
他方、チャンネル信号と異なるデータがセレクトゲート
119から出力された場合には、コンパレータ120か
ら熱論一致信号A=Bが出力されないからNANDゲー
ト121の出力は“1”レベルの信号となり、ANDゲ
ート122を開かせる。
したがってセレクトゲート19の出力データはそのまま
ディレィ123に加えられ、データバス262に出力さ
れる。
次に第12図の回路の動作を第13図および第14図の
タイムチャートを参照して説明する。
前述したようにこの回路は信号PRが出力されていると
き、すなわちPR−1モード、PR−WTモードのとき
に上記禁止回路によりディレィ123の動作の禁止が解
除されてデータバス27へのデータの出力が実行される
上記例れかのモードに入る前に、楽音決定要素制御ボリ
ュームTVRo〜TVR10、楽音決定要素制御スイッ
チTSW2o〜TSW25は所望の状態に設定される。
先ずリセットスイッチ30を操作すると21進カウンタ
103、A/Dコンバータ109、FF111、シフト
レジスタ116,117の内容がそれぞれ信号RETに
よりクリアされる。
シフトレジス116,117がクリアされると同時にシ
フトレジスタ116の第21ビツト目とシフトレジスタ
117の第22ビツト目に信号tj I nが入力され
る。
リセット信号RETが消失すると同時にシステムクロッ
クCKoが出力されはじめる。
1発目のシステムクロックCKoが両シフトレジスタ1
16,117に加えられると信号SK1.SK2がそれ
ぞれ出力される。
第13図に示す信号SK1.SK2の下の数字20,2
1はそれぞれ、各シフトレジスタ116.117の第2
0段目、第21段目からの出力であることを示す。
信号SK1の出力時にカウンタ103の内容がOから1
に変化し、したがってデコーダ102の出力端1のみか
ら信号が出力され、FET1011が導通し、楽音決定
要素部j御ボリュームTVR1の出力がバッファアンプ
107を介してA/Dコンバータ109に送られる。
また信号SK1.SK2は両シフトレジスタ116.1
17の第1ビツト目に入力され、以後システムクロック
CKoが出力されるたびに右シフトされ、それぞれ第2
1ビツト目または第22ビツト目に達すると次のシステ
ムクロックCKoの出力時に信号SK1.SK2として
出力される。
更にFF111に加えられたリセット信号RETにより
そのセット出力が反転し、その出力がA/Dコンバータ
109の入力端SCに加えられ、A/Dコンバータ10
9が楽音決定要素制御ボリュームTVR1の出力を取り
込んでディジタル信号に変換しはじめ、9発目のシステ
ムクロックCKoが出力されるまでに変換を終了する。
タイムチャートにみられるように、22発目のシステム
クロッりCKoが出力され、同時に2発目の信号SK、
が出力されるまでに信号EOCがA/Dコンバータ10
9から2発出力されるようにA/Dコンバータ109が
構成されている。
1発目の信号EOCがラッチ回路112に加えられると
このラッチ回路112から既にディジタル信号に変換さ
れた楽音決定要素制御ボリュームTVR1の出力データ
がデータA/D1として出力される。
2発目の信号EOCの出力後もラッチ回路112の出力
データA/D1はまだ楽音決定要素制御ボリュームTV
R,の出力データのままである。
2発目の信号SK、が出力されるとカウンタ103の内
容が2となり、テコーダ102の出力端2のみから信号
が出力され、楽音決定要素制御ボリュームTVR2の出
力がA/Dコンバーク109に供給される。
また2発目の信号SK、によりラッチ回路113の出力
データA/D2は楽音決定要素制御ボリュームTVR1
の出力となる。
23発目のシステムクロックCKoが出力されると2発
目の信号SK2が出力され、この信号SK2の出力時に
セレクトゲート115から、データA/D2、すなわち
楽音決定要素制御ボリュームTVR,の出力がデータA
/D3として出力され、シフトレジスタ群118の各シ
フトレジスタの第1ビツト目に入力される。
シフトレジスタに入力されたこのデータはシステムクロ
ックCKoが出力されるたびに右にシフトされ、データ
の入力後22発目のシステムクロックの出力時にデータ
A/D4としてシフトレジスタ群118から出力され、
この楽音決定要素制御ボリュームTVR1のデータA/
D4はセレクトゲート115の入力端B。
−B7およびセレクトゲート119の入力端A。
−A7に入力される。また3発目、4発目の信号EOC
の出力時にラッチ回路112から楽音決定要素制御ボリ
ュームTVR2の出力がデータA/D1として出力され
ラッチ回路113に供給される。
このため3発目の信号SK1の出力時にラッチ回路11
3から出力されるデータA/D1は楽音決定要素制御ボ
リュームTVR2の出力である。
ところで3発目の信号SK1の出力後システムクロック
CKo1発分遅れて楽音決定要素制御ボリュームTVR
,の出力がシフトレジスタ群118からデータA/D4
として出力されセレクトゲート 15の入力端B。
〜B7に入力されるので、3発目の信号SK1に次いで
3発目の信号SK2が出力される前に、インバータ11
4の出力は“1″であるからセレクトゲ−4115の入
力端B。
−B7の入力データ(楽音決定要素制御ボリュームTV
R,の出力)が選択されてデータA/D3として出力さ
れる。
次いで3発目の信号SK2が出力されるとインバータ1
14の出力“0”となり、セレクトゲート115の入力
端A。
−A7の入力データ(楽音決定要素制御御ボリュームT
VR2の出力)がデータA/D 3としてセレクトゲー
ト115から出力される。
このような動作が繰返されるのでセレクトゲート115
の出力データA/D3は第13図にみられるように、各
楽音決定要素制御ボリュームTVR1゜T V R2、
・・・、TVR19の出力がこの順序でシステムロック
CKoの1発分ずつ遅れて連続的に出力させる。
次にセレクトゲート119の動作を説明すると、最初の
楽音決定要素制御ボリュームTVR,のデータA/D3
が入力されるまでは、セレクトゲート119の入力端A
−A7には入力データはなく、入力端B。
−B7にのみ楽音決定要素スイッチTSW2o−TSW
25のオンオフ情報が入力されている。
したがってリセット信号RETが最初に出力されてから
最初のタイミング信号PSH1oの出力された時には、
楽音決定要素制御スイッチTSW2o−TSW2.のオ
ンオフ情報がセレクトゲート119からデータA/D5
として出力される。
また2発目のタイミング信号PSH19の出力後にセレ
クトゲート119の入力端A。
−A7に楽音決定要素制御ボリュームTVR,の出力が
データA/D4として入力されるから、タイミング信号
PSH19が消失し、インバータ127の出力が“1”
となると上記データA/D4もデータA/D5として出
力されるようになる。
このようにしてカウンタ103の内容が順次進行し、そ
の内容が21となってANDゲート104の出力により
リセットされ、再度0から計数を開始すると、これまで
の説明から分るように、セレクトゲート119の入力端
A。
−A7には第14図のタイムチャートにみられるように
、順次出力されるタイミング信号5H2o、SHo、S
Hl、・・・。
5H17に同期して楽音決定要素制御ボリュームTVR
o−TVR19の出力が入力されるので、これらが順次
セレクトゲート119からデータA/D5として出力さ
れる。
次いでタイミング信号PSH1oが出力されるとセレク
トゲート119からは楽音決定要素制御スイッチTSW
2o〜TSW2.の出力がデータA/D5として出力さ
れる。
以下はこの動作が繰返される。このデータA/D5はデ
ィレィ123を介してデータバス262へ出力される。
また前述したようにテ゛−タA/D5とチャンネル信号
との比較がコンパレータ120により実行される。
(5−7)D/A変換装置20、サンプルホールド・ラ
ッチ回路21の詳細説明 次に第15図を参照して、D/A変換装置20、サンプ
ルホールド回路21a1ランチ回路21bの構成を説明
する。
チャンネルコードCC1〜CC3を入力とするデコーダ
138はこのコードをこれと対応するチャンネルタイミ
ング信号CH8〜CH7にデコードして出力端Q0−Q
7から出力し、ディレィ139の入力端り。
−D7に入力させる。
ディレィ139はシステムクロックCKoにより駆動さ
れ、入力されたチャンネルタイミング信号を1ビット分
遅延させてその出力端Q。
−Q7から順次出力し、これらチャンネルタイミング信
号CHo−CR7をこれと対応するサンプルホールドお
よびラッチ回路130〜137に入力させる。
データバス262から供給されるデータD。
−D7は既に述べたように、楽音決定要素制御ボリュー
ムTVRo−TVR19、楽音決定要素制御ストツチT
SW2o−TSW25からの出力データ、または磁気カ
ードから読取られたデータである。
データD。
−D7のうち楽音決定要素制御ボリュームTvRO〜T
VR19の出力に対応し、楽音形成回路2°〜27にて
アナログ情報として使用されるデータは、D/Aコンバ
ータ140に入力されテアナロク情報に変換され、更に
バッファアンプ141を介して対応するチャンネルのサ
ンプルホールド、ラッチ回路130〜137のサンプル
ホールド回路に入力される。
またデータD。〜D、のうち楽音決定要素制御スイッチ
TSW2゜〜TSW、の出力に対応し、楽音形成回路2
0〜27にてディジタル情報として使用されるデータは
、対応するサンプルホールド、ラッチ回路130〜13
7のラッチ回路に入力される。
次に、サンプルホールド、ラッチ回路130〜137の
構成を説明する。
各チャンネル0〜7に対応するサンプルホールド、ラッ
チ回路130〜137はともに同一の構成を有し、ここ
ではチャンネル0に対応する回路130につき説明して
他を省略する。
回路130内には各楽音決定要素制御ボリュームTV
Ro−T V R1,に対応して20個のサンプルホー
ルド回路S/Ho〜S/H19が設けられ、これらの入
力端はともにバッファアンプ141の出力端と接続され
ている。
また各サンプルホールド回路S / Ho 〜S /
L 9に対応ブ制御用のANDゲートが1個ずつ設けら
れ、これらANDゲート142o〜14219の各第1
入力端はともにディレィ139の出力端Q。
と接続されている。
またANDゲート142o〜14219の第2入力端に
は各楽音決定要素制御ボリュームTVRo〜TVR09
に対応させるべくサンプリングタイミング信号5Ho−
8H19が入力されている。
したがって、たとえばサンプルホールド回路S/Hoの
場合、ディレィ139からチャンネルタイミング信号C
Hoが出力中で、且つサンプリングタイミング信号SH
oが出力中の時、ANDゲ゛−N42oが開かれ、その
出力によりサンプルホールド回路S/Hoが規制解除さ
れる。
この期間中にサンプルホールド回路S/Hoは記憶して
いる楽音決定製送制御ボリュームTVRoの出力電圧を
信号0°とじて出力する。
全く同様にして各サンプルホールド回路S/H1〜S/
H19から順次信号00−1〜0o−19が出力される
更に回路130内には楽音決定要素制御スイッチTSW
2o−TSW25の出力をラッチするためのラッチ回路
143が設けられている。
このラッチ回路143はチャンネルタイミング信号CH
oとサンプリングタイミング信号PSH2oを入力信号
とするANDゲート14220の出力に制御され、規制
解除されるとラッチ回路143からは楽音決定要素制御
スイッチTSW2o−TSW25の出力が信号0°−2
,−〇o、5として出力される。
上記構成によりデコーダ138から順次チャンネルタイ
ミング信号CHo−CR7が出力されてサンプルホール
ド、ラッチ回路130〜137が順次指定され、指定さ
れた回路130〜137からは更に各サンプリングタイ
ミング信号SHo〜S R19、PSH20に応じて各
信号0°−n〜oo−25が出力され、これらは前述し
たように対応する楽音形成回路2°〜27に送られる。
(5−8)I−−ンセレクク10、アドレスジェネレー
タ11の詳細説明 次に第16図を参照して、トーンセレクク10、アドレ
スジェネレータ11の詳細な構成を説明する。
チャンネルコードCC1〜CC3を入力信号とするデコ
ーダ145はその出力端Q。
−Q7から順次チャンネルタイミング信号CHo−CR
7を出力し、対応するチャンネルスイッチSU1.SU
2゜…、SS2の共通入力端に送り出す。
前述したように、各チャンネルスイッチSU1.SS2
にはそれぞれ8個のトーンセレクタスイッチTSo〜T
S7が設けられており、また各トーンセレクタスイッチ
TSo−TS7の出力端はそれぞれORゲート群146
内の対応するORゲート146o〜146□の入力端と
接続される。
すなわち、たとえばORゲート146oの入力端は各チ
ャンネルスイッチSU1〜SS2内の各1・−ンセレク
トスイッチTSoと接続されている。
そして各ORゲート146o〜1467の出力端はそれ
ぞれ、優先エンコーダ147の対応する入力端り。
、Dl、…。B7および優先エンコーダ148の対応す
る入力端D7.D6.…、Doに接続される。
優先エンコーダ147は2個同時に押されているトーン
セレクタスイッチのうち番号の若い方が優先的に取込ま
れ、逆に、優先エンコーダ148は番号の若くない方が
優先される。
これら優先エンコーダ147.148の機能は、第5図
のパネルコントロールロジック25内で説明した優先エ
ンコーダ71、γ2の機能と同様であるから、これらに
ついての詳細な説明は省略する。
優先エンコーダ147はその制御入力端” enabl
e ”に制御信号“1”が入力されているときにのみ動
作してその出力端Q0.Q1.Q2から対応するORゲ
ート155.156,157にエンコードした信号を出
力する。
優先エンコーダ148はこれに対して常時動作可能状態
にあり、その出力端Q。
、Q、。Q2からの出力は対応するインバータ149゜
150.151を介してANDゲート152゜158、
154の各第1入力端に入力される。
各ANDゲート152〜154の第2入力端にはともに
、後述するD型FF159のセット出力をインパーク1
58により反転させた信号が制御信号として入力される
更にANDゲート152〜154の出力は対応するOR
ゲート155,156157に入力される。
上記り型FF159はその入力端りに信号EX1または
信号EX2をORゲート160を介して入力されるとと
もに、信号PSH2oにより駆動されて上記両人力信号
を遅延させてセット出力端Qから出力する。
FF159のセット出力は、前述したように優先エンコ
ーダ147の制御入力端”enable”に、またイン
バータ158を介してANDゲ゛−ト152〜154に
入力される。
またFF159はそのリセット入力端Rにリセット信号
RETを入力されるとリセットされる。
上記ORゲート155,156.157の出力端はそれ
ぞれコンパレータ161の入力端A5゜八〇、A7と、
またプログラムカウンタ169の入力端P5 、B6.
B7に接続される。
またコンパレータ161の入力端A。
、A1.A2.A3.A4にはそれぞれ信号“0”、“
0”、“1”、“0”、“0”。
“1”が常時入力され、したがってこのコンパレータ1
61のA個入力端は常に20(10進数)にセットされ
ている。
これは後述するように、■音色分の情報を前記RAM1
3またはROM14の0〜20,32〜52,64〜8
4,96〜116.128〜148、160〜180,
192〜212,224〜244番地(これら領域はそ
れぞれ0ブロツク、1ブロツク、……、7ブロツクの各
領域に対応する)にそれぞれ記憶させるためのもので、
コンパレータ161のA個入力端A。
〜A7はこのとき、各ブロックの最終番地が設定されて
いる。
コンパレータ161のB個入力端Bo、B1.…、B7
にはプログラムカウンタ169の内容を表わす信号、す
なわち出力端Q0.Q1.…。
Q7からの出力信号が入力される。
そして両人力信号がコンパレーク161にて比較され、
両人力信号の内容が一致すると出力端A=Bから一致信
号が出力され、信号0A=B作成回路162内のD型F
F163に入力される。
このFF163はシステムクロックCKoにより駆動さ
れる。
FF163の端子Qからのリセット出力はシステムクロ
ックCKoがインバータ164により反転された信号と
ともにNORゲート165の入力端に導かれこのNOR
ゲート165の出力信号を信号0A=Bと呼ぶ。
また信号0A=BはORゲート166を介してANDゲ
ート168の第1入力端に入力される。
更に信号EX、信号PSH2oを入力とするANDゲー
ト179の出力信号、リセット信号R8がともにORゲ
ート166を介してANDゲート168の第1入力端に
入力される。
更に、信号ALと信号R/Rを入力とするNORゲート
の出力がANDゲート168の第2入力端に制御信号と
して入力される。
そしてANDゲート168の出力はプログラムカウンタ
169の制御入力端PEにイネーブル信号として入力さ
れる。
プログラムカウンタ169にこのイネーブル信号が入力
されるとき、同時にこのプログラムカウンタ169の入
力端P。
、Pl、・・・、P4にともに信号11011が入力さ
れる。
既に述べたように、プログラムカウンタ169の入力端
P5.P6.P7にはトーンセレクトスイッチのコード
信号が入力されている。
したがって、たとえばトーンセレクタスイッチTS、閉
成時には各入力端P5.P6.P7にはそれぞれ信号”
1“、“0”“0”が入力されるから、プログラムカウ
ンタ169は、制御入力端PEに信号が入力されて入力
端P。
〜P4が“0”に設定されると、システムクロックCK
oが入力されるたびにこのクロックCKoに駆動されて
内容32から“+1”されてゆく。
ここでプログラムカウンタ169のリセット回路の構成
を述べると、システムクロックCKい信号WCをインバ
ータ171を介して反転した信号、信号PSH2o1信
号ALを入力信号とするANDゲート172の出力がO
Rゲート174を介してプログラムカウンタ169のリ
セット入力端Rに入力される。
また信号AL1信号R8を入力信号とするANDゲート
173の出力およびリセット信号RETもORゲート1
74を介して上記リセット入力端Rに入力される。
プログラムカウンタ169の出力はディレィ170の入
力端り。
−D7に入力される。このディレィ170はシステムク
ロックCKoにより駆動されるから、プログラムカウン
タ169の出力は1ビツト分遅延されてディレィ170
の出力端Q。
−Q7からRAM13 、ROMI 4の番地を指定す
る8ビツトのアドレス信号ADo−AD7として出力さ
れる。
次に信号FC(フィニツシユコード)の作成回路176
を説明すると、プログラムカウンタ169の各出力端Q
−Q7の出力信号がANDゲート175に入力され、こ
のANDゲート175の出力は信号F、C作成回路17
6内のD型FF177の入力端りに入力される。
このFF−177はシステムクロックCKoにより駆動
される。
−FF177のセット出力信号はANDゲート178に
システムクロックCKoとともに入力され、ANDゲー
ト178の出力信号を得る。
このANDゲート178の出力は信号FCと称される。
次に上記回路の動作を説明すると、チャンネルコードC
C1〜CC3を入力されるデコーダ145の各出力端Q
、Ql、・・・7Q7からは順次チャンネルタイミング
信号CHo、CHl、・・・、CN3が出力され、対応
するチャンネル選択スイッチSU1゜SU2.・・・、
SS2に入力される。
これらのチャンネル選択スイッチSU、、・・・SS2
に含まれるトーンセレクトスイッチTSo−TS7のう
ち各チャンネルごとに何れか1個、たとえばチャンネル
選択スイッチSU1がEXモード以外の演奏モード等に
於いて投入された場合、このトーンセレクトスイッチT
S7の出力信号“1”はチャンネルタイミング信号CH
oの出力中にORゲート1467を介して優先エンコー
ダ148に入力される。
このとき他のORゲート146.〜1467の出力はと
もに“0”である。
(なぜならEXモード以外のときには優先エンコーダ1
47の制御入力端”enable”にイネーブル信号が
入力されないのでこのエンコーダ147は動作しないか
らである。
)したがってエンコーダ148の入力端り。
にのみ信号“1”が入力されるから、優先エンコーダ1
48の各出力端Q。
、Ql、Q3からは信号「000」が出力され、この信
号はインバータ149〜151により反転されて「11
1」となり、トーンセレクタスイッチTS7を表わして
いる。
この信号「111」はEXモード以外のときはインパー
ク158の出力が“1”であるのでANDゲート152
〜154から出力され、ORゲート155〜157を介
してコンパレータ161の入力端A5.A6.A7とプ
ログラムカウンタ169の入力端P5. P6. P7
に入力され、各入力端に信号“1”を供給する。
また他のチャンネル選択スイッチSU2〜SS2でも同
様にその中のトーンセレクトスイッチの投入状態に応じ
て各チャンネルタイミング信号CH1〜CH7の出力中
であれば優先エンコーダ148により順次エンコードさ
れる。
上記チャンネルスイッチSU1の場合、直前のチャンネ
ルタイミング信号CH7からチャンネルタイミング信号
CHoにデコーダ145の出力が切りかわるとき、コン
パレータ161の両人力A。
−A7.Bo−B7の内容が一致して信号A=Bが出力
される。
このため信号QA=B作成回路162では、第17図の
タイムチャートにみられるように、一致信号A=Bの出
力後システムクロックCKoの1発分遅れて信号0A=
Bが出力される。
この信号0A=BはORゲート166を介してANDゲ
ート168に入力されるが、このとき信号R/R1AL
が出力されていない(すなわち、R/Rモード、WT−
ALモード、RD−ALモードでない)とすると、AN
Dゲート168は規制解除されているから、信号OA二
Bがプログラムカウンタ169の制御入力端PEに入力
され、また同時にプログラムカウンタ169の入力端P
−P4にはともに信号“0”が入力される。
したがってプログラムカウンタ169は内容224「1
1100000」から計数をはじめる。
プログラムカウンタ169の出力はディレィ170によ
り1ビット分遅延されてからアドレス信号ADo−AD
7としてチャンネルO用のRAMやROMに送られる。
またプログラムカウンタ169の出力コンパレータ16
1の各入力端B。
−B7、ANDゲート175にも送られるが、コンパレ
ーク161では、A個入力端が内容244「1111O
100」にセットされているため、プログラムカウンタ
169の内容が244となると一致信号A=Bがコンパ
レータ161から出力され、信号0A=B作成回路16
2に送られる。
したがって前述のようにして信号QA=Bが出力される
とプログラムカウンタ169はチャンネルスイッチU2
に対する計数動作を開始する。
なおこの場合、チャンネル選択スイッチSU1中の何れ
のトーンセレクトスイッチTSo〜TS7も使用されて
いないときは、チャンネルタイミング信号CHoの出力
時にORゲート群146から出力はないが、それらの出
力のNOR論理演算された出力、すなわちNORゲート
280の出力をORゲート281によりORゲート14
6oの出力とOR論理演算されて優先エンコーダ148
の入力端D7に1”がとり込まれる。
これによってこの優先エンコーダ148の出力端Q。
、Ql、Q2からはそれぞれ信号“1″が出力されるよ
うになっている。
そしてコンパレータ161の入力端A。〜A7とプログ
ラムカウンタ169の入力端P5〜P7にともに信号+
1011を入力できるものである。
すなわち、プログラムカウンタ169では、デコーダ1
45の出力がチャンネルタイミング信号CH7からCH
oに切り変わると同時に入力端P0−P7にはすべて信
号“0”が入力さね、プログラムカウンタ169は内容
Oから計数動作を開始し、その内容20「10100」
となるとコンパレータ161から一致信号A=Bが出力
される。
また、EXモードではないがWT −ALモード、RD
−ALモードまたはR/Rモードのときには、NORゲ
ート167の出力が0″となり、ANDゲート168は
閉じてプログラムカウンタ169にイネーブル信号が出
力されなくなる。
上記3モードのときのプログラムカウンタ169の動作
を説明すると、先ずR/Rモードのときには、リセット
スイッチ30(第2図参照)が最初に操作されるために
、その出力信号RETがORゲート174を介してプロ
グラムカウンタ169のリセット入力端Rに入力され、
プログラムカウンタ169の内容が0となる。
次いでプログラムカウンタ169はチャンネル0に対す
る動作を開始し、システムクロックCKoが入力される
たびにその内容が”1″ずつプラスされ、またその内容
はディレィ170からアドレス信号ADo−AD7とし
て出力される。
プログラムカウンタ169の内容が255「11111
111」となり、出力端Q0〜Q7の出力がすべて“1
”となるとANDゲート175から“1”信号が出力さ
れる。
このとき信号FC作成回路176では、第18図に示す
タイムチャートの動作が実行されて信号FCが作成され
る。
次にプログラムカウンタ169はチャンネル1に対する
計数動作を開始する。
このようにして全チャンネルの計数動作が終了する。
WT−ALモードのときには、プログラムカウンタ16
9は最初にANDゲート172の出力信号によりリセッ
トされて内容をOとされ、計数動作を開始する。
そして前述同様にしてその内容が255となると信号F
Cが出力され、このモードを完了する。
RD−ALモードのときには、動作の開始時にプログラ
ムカウンタ169はANDゲート173の出力信号によ
りリセットされてその内容が0となり、計数を開始する
そしてその内容が255となると信号FCが出力され、
このモードを完了する。
次にEXモードの場合の動作を説明する。
この場合、同一チャンネル内の、または異なるチャンネ
ル内の所望のトーンセレクトスイッチが合計2個投入さ
れている。
たとえば、チャンネルOのトーンセレクトスイッチTS
1とTS7とが投入されているとき、スイッチTS1の
出力は優先エンコーダ147から優先的に出力され、ま
たスイッチTS7の出力は優先エンコーダ148から優
先的に出力される。
優先エンコーダ147はイネーブル信号が入力中に動作
するが、第19図に示すタイムチャートにみられるよう
に、FF159のセット出力(即ちイネーブル信号)は
信号EX2.EX3の出力中出力される。
(第7図のタイムチャート参照)シたがってEXモード
に入った信号EXが出力された後1今回の信号PSH2
oが出力され、信号EX1が発生すると、優先エンコー
ダ148からトーンセレクトスイッチTS7に対応する
信号が出力されてコンパレーク161の入力端A5〜A
7およびプログラムカウンタ169の入力端P5〜P7
に送られる。
同時にANDゲート179の出力信号EX−PSH2o
によりプログラムイネーブル信号がプログラムカウンタ
169の入力端PEに加えられ、プログラムカウンタ1
69の入力端P。
〜P4に゛0″信号が入力される。
したがってプログラムカウンタ169は内容224から
計数をはじめる。
したがってプログラムカウンタ169は内容224から
計数をはじめる。
そしてその内容が224となるとコンパレータ161か
ら一致信号A=Bが出力され、信号QA=Bが信号EX
・PSH2oと同時に出力される。
次に信号EX2の出力期間に入ると、優先エンコーダ1
47が動作を開始してスイッチTS1に対応する信号を
コンパレータ161、プログラムカウンタ169に出力
する。
そしてプログラムカウンタ169は内容Oから計数を開
始し、その内容が20となるとコンパレータ161から
一致信号A=Bが出力される。
次に信号EX3の出力期間に入り、プログラムカウンタ
169は信号EX2の出力期間と同様な動作を実行する
次いで信号EX4の出力期間に入ると、プログラムカウ
ンタ169は信号EX1の出力期間と同様な動作を行い
、この動作が終るとEXモードが完了する。
このようにして各信号EX1〜EX。が順次出力される
ときにプログラムカウンタ169はそれぞれトーンセレ
クトスイッチTS7.TS1TS1.TS7に対する動
作を実行し、両スイッチTS1.TS7に指定されたR
AM内のブロックの内容が互いに交換される。
(5−9)メモリ装置Mの詳細説明 次に、第20図を参照して、メモリ装置Mの構成を説明
する。
このメモリ装置Mはメモリコントロールロジック12お
よび各メモリ13,14゜15からなる。
この実施例に使用されるRAM13゜ROM14は各チ
ャンネルごとに1対ずつ設けられており、またRAM1
3 、ROM14は256ワード×8ビツトの容量を有
している。
(第21図参照)更に、各チャンネルごとのメモリブロ
ック200〜207は同一構成から成り、ここではチャ
ンネル0に対するメモリブロック200の構成につき説
明し、他のチャンネル1〜7に対するメモリブロックの
説明は省略する。
またこの実施例では、各チャンネルのメモリブ田ツク内
のRAMまたはROMはそれぞれ1チツプの素子で構成
されており、したがってチャンネルの選択はチップの選
択と同じことになる。
データバス262から送られると8ビツトのデータD。
−D7は、メモリブロック200内のRAM187のデ
ータ入出力#AD。
〜D7に入力されて書込まれ、またRAM187内のデ
ータD。
−D7はデータ入出力端り。−D7から読出されてデー
タバス26□へ出力される。
また、ROM18Bに書込まれているデータD。
−D7(標準音色情報)はデータ出力端り。
−D7から読出されてRAM187へ書込まれる。
RAM 187へのデータD。
−D7の書込みまたは読出しおよびROM188からの
データD。
−D7の読出し時には、アドレス信号ADo−AD7が
アドレスバス26からRAM187 、ROM18Bの
アドレス入力端ADo−AD7に送られてきてデータD
−D7が格納されているアドレスが指定される。
RAM187の読出し/書込み制御入力端R/Wには書
込み指令信号としてANDゲート186の出力信号“1
”が入力される。
ANDゲート186の第1入力端にはシステムクロック
CKoが入力され、また第2入力端には信号RD1信号
R/RがORゲート185を介して入力される。
更に、信号EX3.EX4をORゲート183を介して
D型FF184に送りこれら信号EX3.EX4を1ビ
ツト遅延させた信号がORゲート185を介してAND
ゲート186の第2入力端に入力される。
即ち、RAM187は、R/Rモード、RD −ALモ
ード、RD−8LモードおよびEXモード時にANDゲ
ート186の出力信号が1″となり、ROM188や磁
気カード(図示路)から読出されたデータをシステムク
ロックCKoに駆動されて書込まれる。
また、ANDゲート186の出力信号が0″のときはR
AM187は読出し指令を受ける。
なお、上記FF184はシステムクロックCKoにより
駆動される。
更に、チャンネルを指定してRAM187またはROM
188のチップを選択するために、RAM187および
ROM188のチップセレクト端子C8にはそれぞれ、
ANDゲート190またはANDゲート189から出力
される選択信号が入力される。
ANDゲート190およびANDゲート189の第1入
力端にはともにチャンネルタイミング信号CHoが入力
される。
なお、チャンネルタイミング信号CHoは、チャンネル
コードCC1〜CC3をシステムクロックCKoにより
駆動されるディレィCKoにより1ビツト遅延させてか
らデコーダ182に入力させ、このデコーダ182によ
り他のチャンネルタイミング信号CH1〜CH7ととも
に作成される。
チャンネルタイミング信号CH1〜CH7は勿論、対応
するチャンネルのメモリブ爾ツク201〜207内のA
NDゲート(図示路)に入力される。
ANDゲート190の第2入力端には、信号PRおよび
チャンネルタイミング信号5CH6を入力信号とするN
ANDゲート191の出力が入力されている。
他方、ANDゲ゛−4189の第2入力端には信号R/
Rが入力される。
即ち、RAM187では、音色情報を音色セツティング
ボード16により作成中(即ち、PR−WTモードおよ
びPR−WTモモ一時)にはNANDゲート191の出
力が°゛0″となるから選択信号がANI)ゲート19
0から出力されず、したがってこのときRAM187の
内容を書き替えることが禁止されている。
またROM188に於いては、R/Rモード時に選択信
号がANDゲ−1−189から出力されてROM188
のチップセレクト端子C8に入力されるから、ROM1
88の内容がRAM187に書込まれる。
上述したように、上記構成は他のチャンネルCHo−C
R2のメモリブロック201〜207も全く同一である
したがって上記NANDANDゲートに対応する、メモ
リブロック201〜207内のNANDANDゲ図示路
)にはそれぞれチャンネルタイミング信号5CH1〜5
CH7が入力される。
次に、EXモード時に使用される一時記憶用のRAM1
98につき説明する。
このRAM198は上記RAM187と同一構成を有す
るメモリである。
後述するように、EXモードでは、タイミング信号EX
1.EX2の出力時にメモリブロック内のRAMからデ
ータを交換したい2ブロツクのデータを読出してそれぞ
れRAM198の異なる領域に記憶させ、またタイミン
グ信号EX3.EX4の出力時にはRAM198内に一
時記憶させた上記テ′−夕を読出して、メモリブロック
内のRAMへブロックを交換して記憶させるようになっ
ている。
このため、RAM19Bのアドレス入力端ADo−AD
4にはそれぞれアドレス信号ADo〜AD4が入力され
る。
またアドレス入力端AD5には、タイミング信号EX2
.EX4をORゲート192を介してD型FF193に
入力し遅延させた信号が入力される。
上記FF193はシステムクロックCKoにより7駆動
される。
またアドレス入力端AD5.AD7は常に信号“0”に
保持されている。
この結果、1ブロツクがそれぞれ2oワードからなるデ
ータがRAM198の異なる領域にデータ入出力端り。
−D7を介して書込まれ、また読出される。
また信号EX1.EX2の出力時にRAM198の読出
し/書込み端子R/Wに書き込み指令信号n 111を
入力させるために、ANDゲート196の第1入力端に
システムクロックCKoが入力され、また第2入力端に
は、信号EX1.EX2をORゲート194を介してD
型FF195に入力して遅延させた信号、即ち、FF1
95のセット出力信号が入力される。
上記FF195はシステムクロックCKoにより駆動さ
れて信号EX1゜EX2を1ビツト遅延させる。
このようにしてANDゲート196からシステムクロッ
クCKoに同期した信号が書込み指令信号として出力さ
れる。
更にRAM198のチップセレクト信号としては、信号
EXをD型FF197により1ビツト遅延させた信号が
用いられ、チップセレクト端子C8に入力される。
なお、上記信号EX、EX、〜EX4がD型FF184
,193,195,197により1ビツト遅延されるの
は、アドレス信号ADo〜AD7が第16図で説明した
ディレィ170により1ビツト遅延されて各RAMに送
られるためにタイミングを合わせるためである。
ここで第21図を参照して各メモリブロック200〜2
07内のRAM、ROM、および一時記憶用のRAM1
98の構成を説明する。
既に述べたように各メモリは256ワード×8ビツトで
構成される。
また各メモリは8ブロツクに区分され、アドレスθ〜3
1が第1ブロツク、アドレス32〜63が第1ブロツク
、以下同様にして32番地ずつに分割されて、最後のア
ドレス224〜255が第7ブ田ンクに割当てられる。
また各ブロックの先頭の21番地内に1音色分のデータ
が記憶されるとともに、各ブロックの後半の11番地分
は使用されない。
更に各ブロックO〜7の先頭の20番地には、前述した
楽音決定要素制御ボリュームTVRo〜TVR19の出
力情報をAD変換した情報が各8ビツトのデータD。
−D7としてそれぞれ記憶される。そして各ブロックO
〜7の先頭から21番地目には6個の楽音決定要素制御
スイッチTSW2o〜TSW、のオンオフ情報が下位6
ビツト(Do〜D、)内に記憶される。
また各ブロックO〜7の区別は、8ビツトのアドレス信
号ADo−AD7のうち、上位の3ビツトAD、、AD
6.AD7を使用して行われる。
下記の第2表に各ブロックとそのコードの対応表を示す
次に上記メモリコントロールロジックの動作を説明する
いずれの動作モードに於いてもそのとき出力されるチャ
ンネルコードCC1〜CC3はディレィ181に入力さ
れて1ビツト遅延されてからデコーダ182に送られる
デコーダ182からはチャンネル信号CHo−CR2が
順次出力され各メモリブロック200〜207に入力さ
れる。
R/Rモードのときには、信号R/Rが出力されている
から、この信号R/HによりANDゲート186が開か
れ、各メモリブロック200〜207内のRAMの端子
R/Wに書込み指令が入力される。
また、たとえばメモリブロック200の場合、チャンネ
ル信号CHoの出力中に各ANDゲーN89゜190か
らの出力信号がRAM187.ROM18Bの端子C8
に送られてチップ選択される。
この結果、アドレス信号ADo−AD7によりROM1
88およびRAM189の番地(すなわちブロック)が
順次指定されて、ROM188の内容がRAM187の
対応する番地内に転送される。
このような動作は他のメモリブロック201〜207に
ついても同様に対応するチャンネル信号cH1〜cH7
の出力中に実行される。
書込み動作、すなわちPR−WTモードまたはWT−A
Lモード時には、ANDゲート186が閉じており、こ
のため各メモリブロック200〜207内のRAMのR
/W端子には信号“0”が読出し指令信号として入力さ
れている。
そしてWT・ALモード時には、操作されたチャンネル
選択スイッチSU1〜SS2に対応するメモリブロック
200〜207内のRAM内のデータが磁気カードに記
録される。
またPR−WTモード時には、音色セツティングボード
16にて作成された音色情報がRAM内に書込まれず、
後述するカード110ロジツク22を介して磁気カード
に書込まれるため、各メモリブロック200〜207内
の各RAMは選択されず、その端子csには信号0(た
とえばメモリブロック200の場合、ANDゲ゛−ト1
90の出力uoyt )が入力される。
更にPR−WT−E−ドのときニハ、PR−WT−E−
ド時同様に、音色セツティングボード16にて作成され
た音色情報はRAM内に書込まれないため、各RAMの
端子C8の入力信号はo”である。
読出し動作、すなわちRD−8LモードおよびRD゛・
ALモード時には、信号RDが出力されるから各メモリ
ブロック200〜207内のRAMのR/W端子には書
込み指令(信号“0”)が入力されている。
そして操作されているチャンネル選択スイッチSU1〜
SS2に対応するRAMが対応するチャンネルタイミン
グ信号CHo−CR2の出力中に選択されて磁気カード
内の音色情報がRAM内に転送される。
EXモード時には、同一チャンネル内または異なるチャ
ンネル内のトーンセレクトスイッチ、たとえばスイッチ
TS、とTS7が2個操作されるが、先ず信号EXが出
力され、この信号EXがFF197により1ビツト遅延
されてRAM198の端子C8に入力される。
また信号EX1.EX2の出力中にはANDゲート18
6の出力は“0”であるから各メモリブロック200〜
207内のRAMのπ/W端子には読出し指令信号が入
力されている。
またタイミング信号EX、〜EX4はこの順序で順次出
力される信号であるから、先ず信号EX、の出力中には
、勿論RAM198のアドレス入力端AD。
には信号“0”が入力される。
なお、アドレス入力端AD6.AD7の入力もともにパ
0”である。
このときRAM198の下位5ビツトのアドレス入力端
A Do ”A D4には、操作されているトーンセレ
クトスイッチ、たとえば上記スイッチTS1が属するチ
ャンネル内のRAMのアドレスが入力される。
したがってRAM198内の1ブロック分の領域内にス
イッチTS1に対応するRAM内の1ブロック分のデー
タが書込まれる。
次いで信号EX2が出力されると、他のトーンセレクト
スイッチTS7が属するチャンネル内のRAMのアドレ
スがアドレス信号A D □−A D 5によりRAM
198に対して指定され、この結果スイッチTS7に対
応するRAM内の1ブロック分のテ゛−夕が、RAM1
98のスイッチTS1とは別の領域に書込まれる。
なお、上記信号EX1.EX2の出力中にはANDゲー
ト196の出力が1”となり、この信号”1′″が書込
み指令信号としてRAM19BのR/W端子に入力され
る。
次いで信号EX3.EX4が出力されると、ANDゲー
ト196の出力は0″′となり、この信号がRAM19
8のπ/W端子に読出し指令信号として入力される。
また信号EX3.EX4の出力中にはANDゲート18
6の出力力ケ1″となり、各メモリブロック200〜2
07内のRAMのπ/W端子には、書込み指令信号が入
力される。
したがって信号EX3の出力中には、 RAM198の
アドレス入力端ADo−AD、に入力されるアドレス信
号により、先にトーンセレクトスイッチTS、に対して
指定されたアドレスが指定されて、RAM198のその
ブロックからスイッチTS1に対応する1ブロック分の
データが、最初にトーンセレクトスイッチTS7に対応
するデータを記憶していたRAM内の対応するブロック
内に書込まれる。
次いで信号EX4が出力されると、同様にしてRAM1
98のアドレス入力端A D □ −A D 5に入力
されるアドレス信号により、先にトーンセレクトスイッ
チTS7に対して指定されたアドレスが指定されて、R
AM198のそのブロックからスイッチTS7に対応す
る1ブロック分のデータが、最初にトーンセレクタスイ
ッチTS1に対応するデータを記憶していたRAM内の
対応するブロック内に書込まれる。
この結果、2個のトーンセレクタスイッチにより指定さ
れるRAM内のデータが互いに交換され、所望の演奏態
形が得られる。
(5−10)カードリーダ制御ロジック24の詳細説明 次に第22図を参照してカードリーダ制御ロジック24
の構成を説明する。
この実施例に使用されるカードリーダ(磁気カード読取
り装置)23は、磁気カードへのデータの書込みまたは
磁気カードからのデータの読出しの各操作時に次のよう
な手順にしたがうとともに、制御信号wps。
SBO,R8Sを発生する。
即ち、先ず磁気カードをカード挿入口に挿入するとカー
ド移送用モータが正方向に回転しはじめ、カードは磁気
ヘッドの設置されている位置を通過して移送される。
この正方向の移送中にはデータの読取りも書込みも行わ
れない。
そして磁気カードが磁気ヘッドの設置位置を完全に通過
するとこの状態がリバーススイッチにより検出され、こ
の検出信号がカード移送用モータに送られ、モータが逆
転を開始して磁気カードをカード挿入口の方へ移送しは
じめる。
この移送中に磁気カードへのデータの読取りまたは書込
み動作が実行される。
このような磁気カードの移送動作中に於いて、磁気カー
ドの走行開始直後、および磁気カードが逆転して挿入口
の方へ移送されて停止する直後を除きカードローディン
グシグナル(信号5BO1第25図参照)がカードリー
ダ23から出力される。
また磁気カードが上記リバーススイッチにより検出され
るときには、リバーススイッチシグナル(信号R8S、
第25図参照)が同様にカードリーダ23から出力され
る。
更に上記信号R8Sが出力されると同時にライトプロテ
クトシグナル(信号WPS、第25図参照)がカードリ
ーダ23から出力されるが、この信号WPSは”0”レ
ベルのとき有効であり、この信号WPSの出力後は書込
み動作が可能な状態とされる。
第22図では上記の各信号WPS 、SBO,R8Sを
使用して信号WRC(ライドリードコントロール)およ
びリセット信号R8が作成される。
即ち、信号WPSはインバータ211に入力されるが、
このインバータ211の出力端は抵抗R30を介してN
ANDゲート212の第1入力端に接続される。
またNANDゲート212の第1入力端は一端を接地さ
れたコンデンサC1°の他端にも接続され、またNAN
Dゲート212の第2入力端は、信号Qtt+を供給す
る電源に一端を接続される抵抗R31の他端および上記
インバータ211の入力端に接続される。
NANDゲート212の出力はNORゲート215に信
号WTをインバータ213により反転させた信号ととも
に入力される。
またNORゲート215の出力はR8型FF216のセ
ット入力端Sに送られる。
FF216のリセット入力端Hには上記信号SBOをイ
ンバータ214により反転させた信号が入力される。
そしてFF216のリセット出力が信号WRCと呼ばれ
カード110ロジツク22に送られる。
信号R8Sは抵抗R33に入力され、抵抗Ftaaの出
力端に一端を接続され、且つ他端を接地されるコンデン
サC11を充電させる。
抵抗R33の出力端はコンデンサC11の一端側ととも
にD型FF218の入力端りに接続される。
また抵抗R33の入力側は信号“1”を供給する電源に
一端を接続される抵抗R32の他端と接続される。
上記FF218のリセット出力はNORゲート217、
NORゲート220、D型FF219のD入力端にそれ
ぞれ入力される。
またFF219のリセット出力は上記NORゲート22
0に入力され、またこのNORゲート220の出力は信
号RDとともにANDゲート222に入力される。
更にNORゲート217にはFF216のリセット出力
(信号WRC)が入力されており、NORゲート21γ
の出力およびANDゲート222の出力はともにORゲ
ート223を介してリセット信号R8として出力される
また上記FF218゜FF219は発振器221から出
力される周波数500Hzのクロックパルスにより駆動
される。
次に上記回路の動作を第23図〜第25図のタイムチャ
ートを参照して説明する。
先ず書込み動作の場合には、信号WTが出力されている
したがってインバータ213の出力は0″である。
磁気カードをカードリーダ23のカード挿入口に挿入す
ると移送モータが正方向に回転しはじめ、信号SBOが
出力され゛1″レベルとなる。
そして磁気カードが完全に挿入され、磁気カードがリバ
ーススイッチにより検出されると”1″レベルの信号R
8Sが出力され(第25図)、移送モータが逆転しはじ
める。
同時に通常は″1′ルベルにある信号WPSが反転して
゛0″レベルになる。
信号WPsが゛0″0″レベルに於いて、第23図のタ
イムチャートから分かるように、信号wPsが′0″と
なるとインバータ211の出力が1″となりコンデンサ
C1oが徐々に充電され、その充電値が°゛1″1″1
″1″レベルが消失してu19ルベルになるとコンデン
サC1oが放電しはじめるが、その電位がまだ“1”レ
ベルにある間、NANDゲート212の両人力が“1”
レベルとなり、したがってこの期間、NANDゲート2
12から負方向のパルスが出力される。
したがってNORゲート215からこのとき上記パルス
に同期した正方向のパルスが出力され、このパルスによ
りR8型FF216がセット状態にされる。
したがってFF216のリセット出力信号、即ち信号W
RCがこの時点から゛0″レベルに反転する。
(第25図参照、なお第25図の縦軸、すなわち時間軸
は一致している)また信号R8Sが出力されると、コン
デンサCが充電され、その充電値が“1”レベルに達し
、次いで第24図のタイムチャートにみられるように、
FF218のリセット出力が“0”レベルに反転する。
このようにして第25図にみられるように、信号WRC
,FF218のリセット出力がともにuOuレベルにあ
るときNORゲート217の出力が得られ、この出力は
ORゲート223を介してリセット信号R8として出力
される。
このリセット信号R8は後述するカード110ロジツク
等に送られて磁気カードへのデータの書込みが実行でき
るように各回路がリセットされる。
次に読出し動作のときには、信号RDが出力され、“1
”レベルに保持されている。
勿論信号WTは“0”レベルであるから、インバータ2
13の出力は“1”となり、したがってNORゲート2
15の出力は“0”となり、FF216のセット入力は
常に“0”レベルである。
磁気カードが挿入口に挿入されて移送モータが回転しは
じめ、信号SBOが出力される以前は、FF216のリ
セット大力信号は゛1″レベルであるからFF216は
リセット状態にあり、リセット出力信号、すなわち信号
WRCは゛1″レベルである。
信号SBOが出力されてFF216のリセット入力が“
0”レベルになってもセット入力“1”が入力しないの
でリセット出力(信号WRC)は変化せず、+41 n
レベルのままである(第25図参照)。
このような状態に続いて信号R8Sが出力されると、第
24図のタイムチャートから分かるように信号R8Sは
両FF218.219により遅延されてからNORゲー
ト220に出力される。
NORゲート220からは、両FF218.219のリ
セット出力がともに0″のときにパルス信号n 111
が出力されANDゲート222に出力される。
したがってANDNONORゲ−ト220ルス信号に同
期した信号が出力され、この信号は更にORゲート22
3を介してリセット信号R8として出力される。
この結果、リセット信号R8の出力後磁気カードからデ
ータが読取られる。
(5−11)カード110ロジツク22の詳細説明 次に第26図を参照して、カード110ロジツク22の
構成を説明する。
先ず、書込み用の制御回路につき説明する。
ライドリードコントロール信号WRCはタイミング信号
PSH19をインバータ232により反転させた信号に
より駆動されるD型FF231の入力端りに入力される
とのFF231の出力からはライトコントロール信号W
Cとその反転信号WCが得られ、後者の信号WCはD型
FF233の入力端りに入力される。
このFF233の出力信号はR8型FF239のセット
入力端Sに加えられFF239をセット状態にさせる。
またFF239のリセット入力端Hにはリセット信号R
8(第25図)が加えられ、FF239がリセット状態
にされる。
そしてFF239のセット出力は後述するセレクトゲー
ム243の制御入力端KAに、またFF239のリセッ
ト出力はセレクトゲート243の制御入力端KBにそれ
ぞれ制御信号として加えられる。
第20図の説明中にふれたメモリブロック200〜20
7内のRAMまたは音色セツティングボード16から取
出される8ビツトのデータD。
−B7は、この実施例では、下位さ上位にそれぞれ4ビ
ツトずつ、すなわちり。
〜D3.D4〜D7に分けられて磁気カードに書込まれ
る。
すなわち下位の4ビツトのデータD。−B3はセレクト
ゲーム242のA個入力端A。
−A3に入力され、また上位の4ビツトのデータD4〜
D7は、セレクトゲート242のB個入力端B。
−B3に人力される。
このセレクトゲート242の制御入力端KAおよびKB
にはそれぞれ、システムクロックCKoをインバータ2
40,241を介した信号(すなわちシステムクロック
CKo)、およびシステムクロックCKoをインバータ
240により反転させた信号が加えられる。
したがって、セレクトケートの制御入力端KAにシステ
ムクロックCK。
が加えられる期間、その出力端り。
−B3から下位4ビツトのデータD。
−B3が出力されて上記セレクトゲート243のA個入
力端A。
−A3に入力される。
またセレクトゲート242の制御入力端KBにシステム
クロックCKoの反転信号が加えられている期間には、
その出力端り。
−B3から上位4ビツトのデータD4〜D7が出力され
て上記セレクトゲート243のA個入力端A。
−A3に入力される。
このように、セレクトゲー)242は入力される8ビツ
トのデータD。
−B7を4ビツトずつのデータD。
−B3.D4〜D7に時間をずらせて出力する8/4ビ
ツト変換素子である。
上記セレクトゲート243のB個入力端B。
−B2には、そのA個入力端A。
−A3に入力されるデータD。−B3゜D4〜D7が属
するチャンネルコードCC1−CC5が3ビツトのデー
タとして入力される。
なお、残りのB個入力端B3は常時fl 1 t+レベ
ルに保持されている。
この結果、上記セレクトゲート243の制御入力端KB
にFF239のリセット出力e+ 1 t+が加えられ
ている期間、セレクトゲート243の出力端り。
−B3からチャンネルコードCC1〜CC3が磁気カー
ドへの書込み用データDOo−DO3として出力され、
またセレクトゲート243の制御入力端抱にFF239
のセット出力“1”が加えられている期間は、出力端り
−B3から4ビツトずつのデータD。
−B3 j D4〜D7が磁気カードへの書込み用デー
タDOo−DO3として出力される。
ところで、磁気カードには上記データD。
−B7、チャンネルコードCC1〜CC3とともにクロ
ックパルスが同時に記録される。
そして読出し操作時にはこのクロックパルスを基準にし
て磁気カードから上記データD。
−B7、チャンネルコードCC。〜CC3が読取られる
この実施例では磁気カードへ書込まれるクロックパルス
を書込みクロックCOと呼ぶ。
葎た後述するように磁気カードから読取られたクロック
パルスCI(書込みクロックCOの反転信号)を処理し
て読出し操作時に使用されるクロックパルスを読出しク
ロックCK12と呼ぶ。
ここで上記書込みクロックCOの作成回路を説明する。
信号WRCはD型FF231の入力端に入力される。
このFF231はタイミング信号PSH19をインバー
タ282により反転させた信号により、駆動される。
FF231のセット出力信号は信号WCと称され、アド
レスジェネレータ11(第16図)に送られる。
またFF231のリセット出力信号W−Cは、書込みク
ロックCO作成回路235内のNANDゲート236に
システムクロックCKoとともに入力される。
NANDゲート236の出力端は抵抗R40を介してD
型FF238の入力端りに接続され、またこの入力端り
はコンデンサC15を介して接地される。
またFF238の入力端Sには信号WTがインバータ2
37を介して入力される。
このFF238は周波数100KHzのクロックパルス
CK1により駆動されてそのセット出力端Qから書込み
用クロックCOを出力する。
システムクロックCKoは周波数390Hzのクロック
パルスであるが、書込み動作時には、このシステムクロ
ックCKoの立上り(立下り)時にデータが磁気カード
へ書込まれる。
このため磁気カードへ記録されるクロックパルスCOが
システムクロックCKoと同一タイミングで出力される
ようなりロックであると、この書込み動作時に何かの原
因でシステムクロックCKoと書込みクロックのタイミ
ングがずれた状態で磁気カードに記録された場合、読出
し動作時にデータを正確に読出せないエラーが発生しう
る。
この実施例の上記書込みクロックCO作成回路285に
て作成される書込みクロックCOはその立上り(立下り
〕位置がシステムクロックCKoの立上り(立下り)〜
立下り(立上り)位置の中間に位置するように作成され
たクロックである。
このため上記のようなエラーの発生が確実に防止され、
常に安定した読出し動作が実行できる。
こメで書込みクロックCO作成回路235の動作を第2
7図のタイムチャートを参照して説明する。
信号PSH19が出力されてFF231のリセット出力
(信号WC)が111 jjレベルになると、NAND
ゲート236からはシステムクロックCKoを反転させ
た信号CK。
が出力される。
この信号CK。は抵抗R40を介してコンデンサC15
を充放電させる。
またFF238の入力端Sには信号WT(このとき°゛
1″1″レベル転信号WT ”O”が加えられ、また入
力端りにはコンデンサCの端子電圧が加えられる。
したがって第27図にみられるように、NANDゲート
236に加えられるシステムクロックCKOはコンデン
サC15に充放電される際に時間りだけ遅れてFF23
8の入力端りに伝達されるため、FF238のセット出
力すなわち書込みクロックCOも時間りだけ遅れて出力
される。
この結果、書込みクロックCOの立上り(立下り)位置
はシステムクロックCKoの立上り(立下り)〜立下り
(立上り)間の中間に位置するものとなる。
次に、読出し用の制御回路の構成を説明する。
磁気カード上に上述のようにして4ビツト構成で記録さ
れたデータD。
−D3.D4〜D7チヤンネルコードCC1〜CC3は
、この実施例の場合、カードリーダから逆極性の信号D
1.−DI3として読取られる。
このためこれら信号DIo−D■3は、ディレィ246
の入力端り。
−D3に入力されて1ビツト分遅延され、その反転出力
端互。
〜互、から極性を反転されて出力される。
ディレィ246の出力をデータDT1と呼び、このデー
タDT1はディレィ245の入力端り。
−D3およびディレィ244の入力端D4〜D7に入力
され、ディレィ245にて1ビツト分遅延されて出力さ
れる。
ディレィ245の出力端Q。
−Q3からの出力データDT2はディレィ244の入力
端り。
−D3に入力される。ここでまたディレィ244にて1
ビツト分遅延されて出力される。
そしてディレィ244の出力端Q。〜Q7からの出力デ
ータDT3は8ビツトのデータDo−D7としてデータ
バス27へ出力される。
上記のように、磁気カードから読取られた4ビツトのデ
ータDIo〜責、はディレィ245、ディレィ244を
介することにより8ビツトのデータD。
−D7としてディレィ244から出力される。
したがって両ディレィ245,244は4/8ビツト変
換素子を形成する。
次に、上記ディレィ244〜246を駆動するクロック
パルスSC,PCK1□、およびリセット信号Rの作成
回路、更に上記読出しクロックCK12の作成回路につ
き説明する。
リセット信号R8と読出し動作時に出力される制御信号
RDがANDゲート250に入力され、このANDゲー
ト250の出力がR8型FF252のセット入力端Sに
加えられる。
このFF252は信号SBOをインバータ251により
反転された信号をリセット入力端Rに入力されてリセッ
ト状態にされ、このリセット出力信号が上記各ディレィ
244〜246のリセット入力端Hに加えられて各ディ
レィ244〜246が同時にリセットされる。
またFF252のセット出力信号は、磁気カードから読
取られたクロックパルスCI(COクロックパルスCI
は書込みクロックCOと逆特性である。
)とともに。X2逓倍器253内のNANDゲート25
4に入力される。
NANDゲ゛−ト254の出力はNANDゲート258
の第1入力端に入力されるほかに、インバータ255に
入力される。
インバータ255の出力はNANDゲート260の第1
入力端に入力されるほかに、抵抗R41を介して一端を
接地されたコンデンサC16およびインバータ256に
入力される。
インバータ256の出力はNANDゲート260の第2
入力端に入力されるほかに、インバータ257を介して
NANDゲート258の第2入力端に入力される。
更に両NANDゲート258.260の出力はNAND
ゲート259に入力される。
このNANDゲート259の出力がクロックパルスSC
として両ディレィ245,246およびD型FF249
の各クロック入力端CKに加えられる。
FF249の入力端りとリセット出力端互はともに接続
されており、またそのセット出力信号が信号PCK12
と称されてディレィ244のクロック入力端CKに加え
られるほかにANDゲート265の第1入力端に入力さ
れる。
更に、上記クロックパルスSCはSR型FF261のセ
ット入力端SおよびANDゲート266.267.26
8の各第1入力端に入力される。
またANDゲート266.267.268および265
の各第2入力端には、FF261.FF262.FF2
63゜FF264の各セット出力が入力されている。
更に、ANDゲート266.267および268の各出
力信号はそれぞれFF262.FF263゜FF264
の各セット入力端Sに入力される。
ANDゲート265の出力信号が上記読出しクロックで
ある。
上記FF249,261〜264の各リセット入力端R
にはFF252のリセット出力信号を入力されてリセッ
トされる。
ここでクロックパルスSCと読出しクロックCK12の
作成回路の動作を第28図のタイムチャートを参照して
説明する。
いま信号RDは1″であり、このときリセット信号R8
が出力されるとNANDゲート250からリセット信号
R8に同期した信号“1″が出力され、FF252がセ
ット状態となり、そのセット出力が1″となる。
ここで磁気カードから1発目のクロックパルスCIが読
出されると、NANDゲート254からはクロックパル
スCIの反転信号が出力される。
インバータ255の出力はクロックパルスCIに同期シ
た信号であり、この信号がコンデンサCtaに充電され
る。
このRC回路は遅延素子であるから、インバータ256
の出力はインバータ255の出力信号の立上りよりやや
遅れて立下り、インバータ257を介してNANDゲー
ト257に、また直接NANDゲート260に入力され
る。
したがってNANDゲ゛−ト258の出力は、NAND
ゲ゛−ト254の出力が立上り、次いでインバータ25
7の出力が立下るまでの間nonレベルとなり、他の期
間は”1″レベルの信号となる。
同様に、NANDゲート260の出力は、インバータ2
55の出力が立上り、次いでインバータ256の出力が
立下るまでの間“0”レベルとなり、他の期間は°゛1
″1″1″1″レベルがってNANDゲート259の出
力である信号SCは両NANDゲート258.260の
出力が゛°0″レベルのときに”1″レベルのパルス信
号となる。
2発目以下のクロックパルスCIが順次読出されるとク
ロックパルスSCが2発ずつ出力される。
すなわち、クロックパルスSCはクロックパルスCIの
立上り、立下り時にそれぞれ出力されるパルスである。
FF249゜FF261〜264は読出し動作の開始時
とともにリセットされるから、1発目のクロックパルス
SCが出力されると、FF249のセット出力(信号P
CK12)が1″となり、同時にFF249の入力端り
は“0”となる。
したがって2発目のクロックパルスSCが出力されると
FF249のセット出力(信号PCK12)が0″とな
る。
したがって信号PCK12は第28図にみられるような
波形の信号となり、信号SCが出力されるたびに反転す
る。
他方、FF261〜264では、1発目のクロックパル
スSCによりFF261がセットされてそのセット出力
が1″となり、以後保持される。
FF262は2発目のクロックパルスSCによりセット
され、またFF263.FF264はそれぞれ3発目と
4発目のクロックパルスSCによりセットされる。
したがって読出しクロックCK12は、4発目のクロッ
クパルスSCが出力されてFF264がセットされてか
ら信号PCK12に同期して出力される。
このように読出しクロツリCK12は4段のFF261
〜264の動作により、ディレィ244の出力データD
T3(Do−D7)とのタイミングがとられている。
次に、磁気カードから読取られたデータDI0〜DI3
に含まれるチャンネルコードCC1〜CC3から、これ
らに対応するチャンネルコードRC1〜RC3を検出す
る検出回路の構成を説明する。
第12図の説明中に既に述べたように、この実施例の各
チャンネル信号CHo−CH7は、第1表に示すコード
を有している。
したがってチャンネル信号CHo−CH7(すなわちチ
ャンネルコードRC1〜RC3)の検出は、相等しい桁
同志、たとえば第1桁目と第5桁目、第2桁目と第6桁
目等を比較すればよい。
また互いに比較されるデータD。〜D7の下位4ビツト
のデータD。
−D3と上位4ビツトのデータD4〜D7はディレィ2
45の出力データDT2とディレィ246の出力データ
DT1として得られる。
すなわち、ディレィ246の出力端qの出力(データの
第5桁目)とディレィ245の出力端qの出力とがAN
Dゲート247に入力され、このANDゲート247の
出力がイネーブル信号として比較回路270の入力端e
nableに入力される。
また比較回路270の入力端A。−A3および入力端B
−B3にはそれぞれ、データDT、、データDT2が入
力される。
同時にラッチ回路248の入力端DT1〜DT3にはデ
ィレィ246の出力端互、〜互3の出力(データの第5
〜7桁目)が入力される。
このラッチ回路248は比較回路270からの一致信号
がクロック入力端CKに入力されると入力されたデータ
をラッチし、その出力端Q1〜Q3から3ビツトのチャ
ンネルコードRC1〜RC3を出力する。
またラッチ回路248は信号SBOによりリセットされ
る。
上記構成のカード110ロジツクの書込み動作および読
出し動作を、次に第29図と第30図のタイムチャート
を参照して説明する。
先ず、書込みモードにつき説明する。
このとき信号WTは゛1″レベルである。
また周波数390HzのシステムクロックCKOがカー
ド110ロジツク22に入力され、更にリセット信号R
8が出力されてFF239等がリセットされる。
同時に信号WRCが反転して”0″レベルとなり書込み
動作が可能となる。
そこでサンプリングタイミング信号P S H19が出
力されるとインバータ232で反転した信号がFF23
1のクロック入力端に加えられ、この信号PSH1,の
立上り時にFF231の出力端頁から信号WC”1”が
得られる。
この信号WCをD型FF233のD端子に入力し、クロ
ックCKOで駆動すると1クロツク遅れてFF233の
出力に信号P S ”1”が得られる。
これによってFF239のセット出力が゛1″レベルに
反転し、以後“1”レベルを保持される。
FF239のセット出力が゛0″レヘルの間、すなわち
FF239のリセット出力が゛′1″レベルの間、セレ
クトゲート243の制御入力端KBにFF239のリセ
ット出力が加えられているから、このときセレクトゲー
ト243の8個入力端の入力データ、すなわちチャンネ
ルコードCC1〜CC3が出力端り。
−D3からデータDo−D3として出力され、磁気カー
ドの先頭に書込まれる。
ここで信号PSH19が出力され、インバータ232を
介してFF231のクロック入力端CKに加えられると
、FF231のセット出力信号(信号WC)は信号PS
H1,の立上り時に反転して゛0″レベルとなる。
同時に信号WCが°1″レベルとなり、NANDゲート
236に入力される。
この時点からNANDゲート236からは両インバータ
240,241を介して加えられるシステムクロックC
Koの反転信号が出力され、コンデンサCI5を充放電
させる。
そして第27図を参照して述べたようにして書込みクロ
ックCOが信号P S H2Oの出力時から出力されは
じめる。
セレクトゲート242はこの時点から、システムクロッ
クCKoの入力状態に応じて入力データD。
−D7のうち、下位4ビツトのデータD。
−D3(L)または上位4ビツトのデータD4〜D7H
の各データを交互に出力してセレクトゲート243に送
る。
セレクトゲート243はA個入力端A0〜A3に順次入
力される上記データを出力データDOo−DO3として
出力する。
第29図にみられるように磁気カードの先頭にチャンネ
ルコードCC1〜CC3が書込まれたあと、そのチャン
ネルOブロックの下位4ビツトのデータ(OL)、0ブ
ロツクの上位4ビツトのデータ(OH)、1ブロツクの
下位4ビツトのデータ(IH)、・・・と順次者データ
が書込まれてゆく。
また同時に書込みクロックCOも各データ(OL) 、
(OH)、(IL)・・・とともに書込まれる。
次に読出し動作を説明する。
この場合、信号RDが゛1″レベルである。
また読出し動作に入る前に、信号SBOが゛0″レベル
のとき、この信号がインバータ251を介してFF25
2のリセット入力端Rに加えられFF252をリセット
させでいるので、そのリセット出力“1”により、各デ
ィレィ244〜246 、FF249.FF261〜2
64はすべてリセットされている。
読出し動作に入り、リセット信号R8が出力されると、
ANDゲート250からこのリセット信号R8に同期し
た信号が出力され、FF252をセット状態にする。
そしてFF252のセット出力゛1″が磁気カードから
読取られたクロックパルスCIとともにNANDゲート
254に入力され、第28図を参照して説明したように
、信号SCが作成される。
信号SCが出力されはじめると、この信号SCによりデ
ィレィ245,246.FF249が駆動されはじめる
から、磁気カードから読取られたあるチャンネルのチャ
ンネルコードCC1〜CC3、データ(OL)、(OH
)、(IL)、…が順次ディレィ246に入力され、デ
ィレィ245、ディレィ244に送り出される。
したがって第30図にみられるように、各ディレィ24
6,245゜244の出力データDT1.DT2.DT
3は信号SC1発分ずつのずれがある。
そして読出しクロックCK12が出力されはじめると0
ブロツクのデータからデータDT3(Do ” D7
)として出力されテ゛−タバス27に送り出される。
またチャンネルコードCC1〜CC3の検出は両データ
DT1.DT2の比較が比較回路270にて実行され、
一致信号が出力されるとそのチャンネルコードCC1〜
CC3がラッチ回路248によりラッチされ、チャンネ
ルコードRC1−RC3として出力される。
以上でこの発明の上記実施例の各部の構成とその動作の
説明を終る。
(5−12)動作モードの詳細説明 次にはじめに述べたこの発明の8つの動作モードの詳細
な説明を関連する図面を参照して説明する。
(1) R/Rモード(ROMtoRAMモード)この
モードはROM14にあらかじめ記憶されている標準音
色情報を演奏開始時に直ちにRAM13に転送して演奏
ができるようにするモードである。
電源スィッチ(図示路)を入れ、次いでリセットスイッ
チ30を押すと、リセット信号RETが出力される(第
31図参照)。
第9図に於いて、信号WT、信号RDがともに“0”レ
ベルであるから、NANDゲート87゜89が開かれ、
発振器85からの周波数100KHzのクロックパルス
がシステムクロックCKOとして出力される。
また第4図に於いて、リセット信号RETの消失時に信
号R/RがFF40から出力され、この信号R/RがN
ORゲート167(第16図)に送られる。
このためNORゲート167の出力が0″となってAN
Dゲート168が閉じ、プログラムカウンタ169はプ
ログラムイネーブルされない。
プログラムカウンタ169はリセット信号RETの出力
時にリセットされながら、これ以後システムクロックC
Koにより駆動されて計数動作を開始し、その出力はデ
ィレィ170に与えられて1ビツト遅延されたのちアド
レス信号ADo−AD7としてアドレスバス26に出力
される。
更にプログラムカウンタ169の出力は信号FC作成回
路176にも送られ、プログラムカウンタ169の内容
が最大計数値255になるたびに信号FCが出力される
他方、8進カウンタ69(第5図)が上記リセット信号
RETの出力時にリセットされ、その内容が0となる。
この内容Oはゲート回路G2を介してチャンネルコード
CC1〜CC3として出力されるが、このときのこのチ
ャンネルコードCC1〜CC3はチャンネルO(Cho
)を表わしている。
また8進カウンタ69は信号FCが出力されるたびにそ
の内容が1ずつアップして、チャンネルコードCC1〜
CC3はチャンネル1、チャンネル2、…吉順次変化す
る。
チャンネルコードCC1〜CC3はディレィ181(第
20図)により1ビツト遅延されてからデコーダ182
によりチャンネルタイミング信号CHo、CHl、…、
OH7にデコードされる。
各チャンネルコードCC1〜CC3と、これらチャンネ
ルコードに対応するアドレス信号AD0−AD7はそれ
ぞれディレィ170またはディレィ181により1ビツ
トずつ遅延されているので、第31図にみられるように
両者の出力期間のタイミングは合致している。
このようにして各チャンネルごとにアドレスが指定され
るため、第20図に示す各メモリブロック200〜20
7では、そのチャンネルタイミフグ時にRAMおよびR
OMがチップセレクトされるとともに、RAMの制御端
子π/Wには書込み指令が出力される。
このためROMの内容はRAMの対応する個所に順次コ
ピーされてゆく。
チャンネル7に対する書込み動作が終了すると8発目の
信号FCが信号FC作成回路116から出力される。
また信号CH7がANDゲート76(第5図)から出力
されてANDゲート42(第4図)を開くので8発目の
信号FCが出力されるとこの信号FCがディレィ43に
より1ビット分遅延されてからFF40のリセット入力
端Hに入力され、FF40がリセットされる。
したがって信号R/Rが反転して0″となり、各メモリ
ブロック200〜207内のRAM。
ROMに対するチップセレクト信号が0”となり、R/
Rモードのすべての動作が完了する。
以上のようにして、演奏の開始時に電源スィッチとリセ
ットスイッチを投入すれば、標準音色情報を各チャンネ
ルごとに記憶しているROMの内容が直ちにRAMに自
動的に書込まれる。
したがってこのあとは所望するチャンネル選択スイッチ
SU1.SU2.…、SS2やこれらチャンネル選択ス
イッチに属するトーンセレクトスイッチTSo−TS7
を操作しながら任意の標準音色情報による演奏が行える
また、後述するP R−WTモードにより任意の音色情
報による演奏を行っているときでも、このR/Rモード
の操作を行えば直ちに標準音色情報による演奏に戻るこ
ともできる。
(2)演奏モード 次に第32図等を参照して演奏モードの操作方法とその
回路動作を説明する。
この演奏モードはチャンネルスイッチとそのチャンネル
スイッチに属するトーンセレクトスイッチを操作するこ
とにより、RAM13(第20図では187で示される
)内の指定されたチャンネル(この実施例では、メモリ
ブロック200〜207内のRAMに対応する)内の指
定されたブロックに記憶されている音色情報を、サンプ
ルホールド、ラッチ回路21(第2図、第15図)の該
当チャンネルに常時出力して演奏できるようにしたもの
である。
演奏に入る前に所望するチャンネルのチャンネルスイッ
チとそれに属する所望のトーンセレクトスイッチを操作
しておく。
たとえば、チャンネル0(Cho)のチャンネルスイッ
チSU1とそのトーンセレクトスイッチTSo、同様に
スイッチCHI(U2)とTS、 、 CH2(L、)
とTS2.…、CH7(S2)とTS7を操作する。
各信号WT、RD、EXはともに出力されていないので
第5図のゲート回路G2のみ開いている。
また信号R/Rも0″であるから、パルス発生回路64
内のANDゲート67が開かれており、このANDゲー
ト67からはサンプリングタイミング信号PSH2oに
同期した信号が出力される。
この信号PSH2oはORゲート68を介して8進カウ
ンタ69のクロック入力端CKに加えられ、カウンタ6
9を駆動する。
カウンタ69が最初リセット状態にあればカウンタ69
の内容はOから+1されてゆく。
したがってチャンネルコードCC,〜CC3は信号PS
H2゜に同期して順次チャンネルタイミング信号C11
−(O〜CH7に対応する内容に変化する。
また第9図に於いて、NORゲート92の出力が“1”
であるから、周波数100KHzのパルス信号がシステ
ムクロックCKOとして出力される。
このシステムクロックCKOに駆動されて20ビツトの
シフトレジスタ99が動作し、上記サンプリングタイミ
ング信号PSH2o、SH0〜5H19が順次出力され
る。
次に第16図に於いて、チャンネルコードCC−CC5
はデコーダ145に入力されてチャンネルタイミング信
号CI−(0〜CH7にデコードされ、各チャンネル選
択スイッチSU1〜SS2に送られる。
そして、たとえばチャンネル選択スイッチSU、では、
トーンセレクトスイッチTSoが投入されているから、
信号CHOの出力時にスイッチTSoの出力がORゲー
ト群146を介して優先エンコーダ148に入力される
優先エンコーダ148の出力をインバーター49〜15
1により反転して得られるスイッチTSoのコード信号
「000JがANDゲート152〜154、ORゲート
155〜157を介してプログラムカウンター69の入
力端P5〜P7およびコンパレータ161の入力端A、
〜A7に入力される。
またこのとき、すなわちチャンネルタイミング信号がC
H7からCHOに切りかわる時点に、コンパレータ16
1の両人力の内容が一致して一致信号A=Bが出力され
る。
したがって信号0A=Bが回路162から出力されてO
Rゲート166、ANDゲート168を介してプログラ
ムカウンター69の制御入力端PEに加えられ、プログ
ラムカウンター69がプログラムイネーブルされて、そ
の入力端Po−P4”0”信号が入力される。
このためプログラムカウンター69のすべでの入力が0
”となり、その内容が0となって、メモリブロック20
0内のRAM187のブロック0の番地Oが指定される
プログラムカウンター69はシステムクロックCKOが
入力されるたびにその内容が+1され、その内容はディ
レィ170を介してアドレス信号ADo−AD7として
出力されるとともに、コンパレーク161の8個入力端
161にも入力される。
他方、第20図に於いて、チャンネルコードCC1〜C
C3がディレィ181を介してデコーダ182に入力さ
れ、チャンネルタイミング信号CHOがメモリブロック
200に入力されているから、RAM187がチップセ
レクトされている。
そしてこのRAM187のアドレス入力端A0−A7に
上記アドレス信号ADo−AD7が入力され、その0番
地の内容(データD。
−D7)から順次読出されてデータバス27に出力され
る。
なお、RAM187のR/W入力端には信号0が読出し
指令として入力されている。
また第15図のサンプルホールド、ラッチ回路に於いて
、チャンネルコードCC−CC5がデコーダ138によ
りデコーされ、チャンネルタイミング信号CH0がディ
レィ139を介して回路130に入力されている。
また第20図のRAM187から読出されたスイッチT
Soに対するデコーダD。
−D7が第15図のD/A変換器140およびラッチ回
路143に入力され、サンプリングタイミング信号5)
(0〜5H10,PSH2oに同期して、RAM187
の番地0〜20に格納されていたデータD。
−D7が各サンプルホールド回路S/H6〜S/H19
およびラッチ回路143に順次記録される。
またこれらの出力データ0°−025は第1図aのチャ
ンネルO(、CHo)の楽音形成回路20に供給される
このようにしてチャンネル選択スイッチSU1に対する
動作が完了し、プログラムカウンター69の内容が20
となると、コンパレータ161の両人力の内容が一致し
、一致信号A=Bが出力され、次いで信号0A=Bが出
力されてプログラムカウンタ169がプログラムイネー
ブルされる。
このときチャンネルがチャンネル1に切りかわり、チャ
ンネル選択スイッチSU2のトーンセレクトスイッチT
S、に対する同様な動作が開始される。
この場合、プログラムカウンタ169にはメモリブロッ
ク201内のRAMの先頭番地として番地32が与えら
れ、またコンパレータ161のA個入力端には、RAM
の最終番地52番地が与えられている。
このようにして投入されているチャンネル選択スイッチ
SU、〜S82に対応するRAMの内容が一通りサンプ
ルホールド・ラッチ回路130〜137に記憶されると
、各チャンネル選択スイッチに対応する鍵盤を操作すれ
ば、異なる音色で演奏を行うことができる。
(3)PR−WTモード このPR−WTモードは、音色セツティングボード16
内の楽音決定要素制御ボリュームTVRo−TVRl、
または楽音決定要素制御スイッチT 5W2o−T S
W2.を、鍵盤キーを操作しながら操作して、任意の音
色で演奏できるようにするモードであり、上記楽音決定
要素制御ボリュームTVRo−TVR19の出力はA/
D変換装置17によりディジタル量に変換されてデータ
バス262にのせられ、更にD/A変換装置20により
アナログ量に変換されてサンプルホールド回路21aに
記憶される。
また楽音決定要素制御スイッチTSW2o−TSW25
の出力はデータバス27を介してラッチ回路21bに送
られラッチされる。
先ず、第3図、第4図のプロデユーススイッチ32を操
作する。
またこの例では、チャンネル1(U2)およびこのトー
ンセレクトスイッチTS1を操作しておき、第1図aの
上鍵盤11を操作してこのモードによる演奏を行うもの
と仮定する。
このとき第3図、第4図のオール・セレクトスイッチ3
1を5ELECT側に設定する。
これにより、第4図に於いて、信号PRと信号SLが出
力され、ともに1″となる。
また第8図Bにみられるように、8進カウンタ69(第
5図)が信号PSH2oに駆動されて計数動作を行い、
カウンタ69の内容はゲート回路G2を介してチャンネ
ルコードCC1〜CC3として出力される。
更に第9図に於いて、信号WT、信号RDはともに出力
されていないから、周波数100KHzのクロックパル
スがシステムクロックCKoとして出力される。
したがってサンプリングタイミング信号PSH20,5
Ho−8H19が順次出力されて、第2図または第15
図のサンプルホールド・ラッチ回路21(130〜13
7)に送られる。
またチャンネル選択スイッチSU2が操作されているの
で、このチャンネル選択スイッチSU2の出力が優先エ
ンコーダ71(第5図)NORゲート70に入力される
これにより優先エンコーダ71からチャンネル選択スイ
ッチSU2に対するコード信号が出力されてデコーダ7
9に送られる。
このときデコーダ79の禁止入力端には、NORゲート
70の出力flojlが加えられて禁止が解除されてい
るから、チャンネル選択スイッチSU2に対するチャン
ネルタイミング信号5CH1がデコーダ79から出力さ
れ、“1”となる。
以上のようにして各信号が出力されるから、チャンネル
コードCC1〜CC3はデコーダ138(第15図)に
よりデコードされ、更にディレィ139により1ビツト
遅延されてチャンネルタイミング信号CHo−CH7が
サンプルホールド・ラッチ回路130〜137に入力さ
れる。
また第12図に於いて、既に詳細に述べたように21進
カウンタ103の計数動作により、デコーダ102から
は順次ゲート群101内の各ゲート101o〜1011
9を導通させるタイミング信号が出力されており、楽音
決定要素制御ボリュームTVRo−TVR,9の出力電
圧は、順次バッファアンプ107を介してA/Dコンバ
ータ109に送られ、それぞれ対応するディジタル量の
データに変換され、これらデータはランチ回路112,
113、セレクトゲート115、シフトレジスタ群11
8を介してセレクトゲート119のA個入力端A。
−A7に送られている。
また楽音決定要素制御スイッチTSW2o−TSW25
のオン・オフ情報は直接セレクトゲート119のB個入
力端B。
−B5に送られている。
セレクトゲート119からは、タイミング信号PSH1
,の出力状態に応じて楽音決定要素制御ボリュームTV
Ro−TVRl。
出力かまたは楽音決定要素制御スイッチTSW2゜〜T
SW2.の出力がデータA/D5として出力される。
このデータA/D5はコンパレーク120により、第1
表に示すように、予め規定されているチャンネルコード
と一致しないかどうかが比較され、データA/D5がチ
ャンネルコードと異っておれば、そのままディレィ12
3により1ビツト遅延されてからデータバス262にデ
ータD。
−B7として送り出され、更にチャンネル信号CH1の
出力時にD/A変換器140、(第15図参照)バッフ
ァアンプ141を介して、或いは直接にサンプルホール
ド・ラッチ回路131に送られる。
また第12図に示すデータA/D5が万一チャンネルコ
ードと一致していた場合には、このデータA/D5の1
桁目が“0”とされてからディレィ123に出力され、
これによりチャンネルコードとの一致が防止される。
なお、ディレィ123の制御入力端DISに於いては、
信号5CH1が常時“1”であるから、チャンネル信号
CH,の出力時にのみANDゲーN211の出力が“1
″となる。
また信号PRもn、nであるから、NANDゲート12
6の出力はANDゲート1211の出力に同期してuO
u信号となり、上記の制御入力端DISに入力される。
したがってディレィ123はチャンネル信号CH1の出
力期間中解除されて、上述のようにデータA/D5をデ
ータD。
−B7としてデータバス26□に出力する。
またデータD。−B7はディレィ123により、更にチ
ャンネルタイミング信号CHo−CH7はディレィ13
9によりそれぞれ1ビツト遅延されているので、第15
図のサンプルホールド、ラッチ回路130〜137には
同一タイミングで入力される。
以上のようにして、上記例では、サンプルホールド・ラ
ッチ回路131に、チャンネル選択スイッチSU2のト
ーンセレクトスイッチTS、に対する楽音決定要素制御
ボリュームTVRo−TVRlg、楽音決定要素制御ス
イッチTSW2o−TSW2.の出力データがチャンネ
ルタイミング信号CH1の出力ごとにデータバス26□
を介して送られてくる。
したがって上鍵盤1.を操作すれば、この設定された音
色情報による演奏が行える。
勿論、演奏中に何れかの楽音決定要素制御ボリュームや
楽音決定要素制御スイッチを同時に操作すれば、その都
度具った音色で演奏が行える。
勿論投入するチャンネル選択スイッチの数やトーンセレ
クトスイッチの数を増やせば、更に複雑な音色による演
奏を自由に行うことができる。
(4)PR−WTモード このモードは、上述したPR−WTモードにて設定され
た音色情報り。
−D7をデータバス262を介してカード110ロジツ
ク22に送りこのカード110ロジツク22にて上記8
ビツトの情報を4ビツトの情報に変換し、併せて書込み
クロックを作成して書込みクロックを上記4ビツトの情
報とともに磁気カードに記録する。
P R−WTモードのスイッチ操作に続いて、カードリ
ーダ23に磁気カードをセットする。
次いで書込みスイッチ28を操作する。
このとき第4図のFF47が書込みスイッチ28の出力
信号によりセットされてそのセット出力により信号WT
が′1″となる。
この信号WTにより第9図のNANDゲート88が規制
解除され、一方NANDゲート87が閉じられる。
この結果、このP R−WTモードで使用される周波数
390HzのクロックにシステムクロックCKOが切り
かわる。
このシステムクロックCKoによりFF98、シフトレ
ジスタ99が駆動されるので、これらから出力されるサ
ンプリングタイミング信号5Ho−8H2o、PSHo
−PSH2oの周波数も変化する。
また上述したPR−WTモードのスイッチ操作はそのま
まであるから、信号PR1信号SLが出力されている。
またチャンネル選択スイッチSU、とトーンセレクトス
イッチTS1も投入されている。
更に、P R−WTモード時と同様に、第5図のカウン
タ69の出力がゲート回路G2を介してチャンネルコー
ドCC,〜CC3として出力される。
また楽音決定要素制御ボリュームTVRo−TVR19
、楽音決定要素制御スイッチTSW2o−TSW25の
出力が信号PSH19の出力状態に応じてセレクトゲー
ト119(第12図)から出力され、ディレィ123に
より1ビツト遅延されてデータD。
〜D7としてデータバス262に出力されている。
また、チャンネル1のトーンセレクトスイッチTS、の
出力が第16図の優先エンコーダ148に入力され、P
R−WTモードで述べたようにプログラムカウンタ16
9、コンパレータ161が動作している。
プログラムカウンタ169の出力はディレィ170によ
り1ビツト遅延されてアドレスバスクADo−AD7と
してアドレスバス26に出力されている。
このとき、カードリーダ制御ロジック24(第22図)
では、第25図のタイムチャートにみられるように、カ
ードリーダ23から出力される制御信号R8S 、WP
S 、SBOから信号WRC、リセット信号R8が作成
される。
また第26図のカード110ロジツク22では、FF2
39がリセット状態にあるときにはセレクトゲート24
3からチャンネル1を表わすデータDOo−DO3が出
力され磁気カードに書込まれる。
次いでFF239がセットされるとデータバス27から
送られてきた8ビツトのデータD。
−D3がシステムクロックCKoの1″とuOuの各状
態に応じてセレクトゲート242から4ビツトのデータ
D。
−D3.D4〜D7として出力され、更にセレクトゲー
ト243からこれらデータがデータDOo−D03とし
て出力され磁気カードに書込まれる。
同時に回路235では書込みクロックCOが作成されて
上記各データDOo−DO3と同時に磁気カードに書込
まれる。
このようにして上記トーンセレクトスイッチTS、に対
する音色データが1ブロック分、すなわち21ワ一ド分
書込まれると、第16図のコンパレータ161から一致
信号A=Bが出力され、したがって信号0A−Bが出力
される。
この結果、第4図のANDゲート44の出力が“1”と
なり、この信号が両ORゲート45,46を介してFF
47のリセット入力端Hに加えられ、FF47かリセッ
トされる。
したがって信号WTが消失し、上記トーンセレクトスイ
ッチTS1に対するPR−WTモードが完了する。
これにより1音色分のデータが磁気カードに記録される
上記PR−WTモードとPR−WTモードを連続して何
度も繰返せば、多数の音色情報が多数の磁気カードに記
録でき、したがって演奏に際して任意の磁気カードを選
択し、その磁気カードに記録されている音色情報を使っ
て直ちに演奏に入ることができる。
また、上記のようにして作成した8枚の磁気カードを後
述するRD−8Lモードの操作によりあるチャンネルの
各ブロックに順次書込み、次いで後述するWT−ALモ
ードにより1枚の磁気カードに8音色分のデータを記録
すれば、演奏に際して更に便利になり、また使用される
磁気カードの枚数も少くてすむ。
(5)RD−8Lモード このモードは上述したPR−WTモードおよびPR−W
Tモードにより1音色分の情報を記録された1枚の磁気
カードから、この1音色分の情報を任意のチャンネルの
任意のブロック内に書込み、演奏に利用できるようにす
るモードである。
いま、1音色分の情報をそれぞれ記憶した磁気カードが
既に多数作成されているものとすん先ず第8図および第
4図で示されるオール・セレクトスイッチ31をセレク
ト(SL)側に設定し、次いでカードリーダ23に1音
色分の情報を記憶している磁気カードをセットする。
次に読出しスイッチ27を操作し、所望のチャンネルの
チャンネル選択スイッチとそのトーンセレクトスイッチ
を1個ずつ操作する。
この例ではチャンネル選択スイッチSU2とトーンセレ
クトスイッチTSoを操作するものとする。
このような各スイッチの操作により、第4図のFF49
がセットされて信号RDが′1″となり、また信号SL
も1″となる。
また第5図のチャンネル選択スイッチSU2が投入され
ているからその出力が優先エンコーダ71とNORゲー
ト70に入力される。
このためデコーダ79が禁止解除されて動作状態となり
、また優先エンコーダ71からチャンネル選択スイッチ
SU2のコード信号が出力されて上記デコーダ79とゲ
ート回路G3に出力される。
ゲ゛−ト回路G3はORゲート80から出力される信号
RD−8Lにより開かれている。
したがってゲ゛−ト回路G3からはチャンネル1を表わ
すチャンネルコードCC1〜CC3が出力され、またデ
コーダ79からは信号5CH1が出力される。
また磁気カードがデータを読取られはじめる直前に第2
2図Φカードリーダ制御ロジック24からリセット楡号
R8が出力される。
このリセット信号R8は第16図のプログラムカウンタ
169の制御入力端PEにORゲート166、ANDゲ
ート168を介して入力され、プログラムカウンタ16
9をプログラムイネーブルさせ、その入力端P0−P4
に信号“0”を供給させる。
このときプログラムカウンタ169の入力端P5〜P7
には優先エンコーダ148から出力されるトーンセレク
トスイッチTSoのコード信号「0001が入力されて
いる。
このコード信号は同時にコンパレータ161の入力端A
5〜A7にも入力される。
更にリセット信号R8によりカード110ロジツク(第
26図)のFF252がセットされる。
次いで磁気カードからクロックパルスCIがデータDI
o−DI3とともに読取られはじめるが、このクロック
パルスCIから作成される読出しクロックCK、2はク
ロックパルスCIより4ビツト遅れて出力される(第2
8図参照)から、1発目のクロックパルスCIが読取ら
れてこのクロックパルスCIに対応する1発目の読出し
クロックCK1°が出力されるまでに、チャンネル1を
表わすチャンネルコードRC,〜RC3が第26図のラ
ッチ回路248から先ず出力される。
(第30図、第33図参照)次いで1発目の読出しクロ
ックCK12が出力されると、に山ゲ二) 90 (第
9図)から読出しクロックCK12が出力され、以後こ
の読出しクロックCK12がシステムクロックCKoと
して出力される。
したがってFF98とシフトレジスタ99がこのシステ
ムクロックCKoにより駆動され、信号SH8〜5H2
o、PSHo−PSH2oが出力されはじめる。
また上記プログラムカウンタ169(第16図)もシス
テムクロックCKOに駆動されて内容Oから+1されて
ゆき、アドレス信号AD3〜AD7としてアドレスバス
26Iに出力される。
チャンネル1に対応するメモリブロック201(第20
図)内のRAMがこのとき、チャンネル信号CH1と信
号5CH1によりチップセレクトされており、上記アド
レス信号ADo−AD7と、磁気カードから読取られた
データD。
−D7がRAMに入力される。
またこのRAMには書込み指令+1111がANDゲー
ト186から送られている。
この結果、第16図のプログラムカウンタ169の内容
に応じて順次RAM内のブロックOの番地O〜20に上
記データD。
−D7が順次書込まれる。
書込みがすべて終了するとコンパレータ161から一致
信号A=Bが出力され、次いで信号OA−〇が出力され
ると、第4図のFF47およびFF49のリセット入力
端Rに゛1″レベルの信号SL・0A=Bが入力されF
F47およびFF49がリセットされる。
したがって信号WTおよびRDが0″となる。
以上の動作により磁気カード内の1音色分の情報が指定
されたチャンネル1のRAM内のブロック0にすべて書
込まれる。
PR−WTモードでも述べたように、異なる情報を1音
色分ずつ記憶している8枚の磁気カードにつき上記のR
D−8Lモードを8回繰返せば、たとえばチャンネル1
のRAMの全ブロック(0〜7ブロツク)に8音色分の
データを記憶させることができる。
この際チャンネル選択スイッチSU1とともにトーンセ
レクトスイッチTSo−TS7のうちブロックO〜7に
対応するものを操作すればよい。
このようにしてチャンネル1のRAMに書込まれた8音
色分の情報は次に述べるWT−ALモー゛ドの操作によ
り、1枚の磁気カードに書込むことができる。
上記RD−8Lモードの操作により、ある音色情報をR
AMの任意のチャンネルの任意のブロック(実施例では
、任意のチャンネルのRAMの任意のブロック)内に書
込むことができ、これにより、演奏に際し、ある系列の
トーンセレクタスイッチを選択しながら、任意の音色で
演奏できる利点がある。
(6)WT−ALモード このモードはRAM内に上記RD−8Lモードを繰返し
て書込まれた8音色分の情報を1枚の磁気カード内に記
録するモードである。
この例では、チャンネル1のRAM内のデータを磁気カ
ードに記録するものとすると、チャンネル選択スイッチ
SU2を操作し、次いでオール・セレクトスイッチ81
をオール(ALL)側に設定する。
そして8音色分の記憶容量をもつ磁気カードをカードリ
ーダ23にセットし、最後に書込みスイッチ28を操作
する。
上記スイッチ操作により、信号ALL、WTがともにe
+ I I+となる。
これによって第9図のNANDゲート87を閉じ、NA
NDゲート88を開くのでシステムクロックCKoは周
波数390Hzの書込み用クロックに切りかえられる。
またこのシステムクロックCKOによりサンプリングタ
イミング信号5Ho−8H2o、PSHo−PSH2o
が出力される。
また第5図のゲート回路G3を介してチャンネル選択ス
イッチSU2を表わすチャンネルコードCC1〜CC3
が出力される。
また信号SCH,がデコーダ79から出力される。
また第22図において磁気カードがリバーススイッチに
より検出され、リセット信号R8がカードリーダ匍制御
ロジック24から出力されると、このリセット信号R8
によりFF239(第26図)がリセットされ、そのセ
ット出力が0″、リセット出力が1″となる。
同時にANDゲ゛−ト173(第16図)の出力AL−
R8が1″となり、プログラムカウンタ169がこのと
きリセットされてその内容が0となる。
このプログラムカウンタ169はシステムクロックCK
Oが出力されるたびにその内容が+1されてゆく。
ところで第34図のタイムチャートにみられるように、
プログラムカウンタ169はその内容が20となると、
次のタイミングで第16図のANDゲート172の出力
CKo−WC−PSH20−ALが1″となり、再度リ
セットされ、その内容が0となる。
これは第29図のタイムチャートから分かるように、信
号WCが信号SH1゜が出力され、次いで信号5H2o
が現われたときuOuとなるためである。
第16図のプログラムカウンタ169が最初リセットさ
れてから再度リセットされるまでの期間、上記FF23
9のリセット出力が1″であるからセレクトゲート24
3のB個入力端B。
−B5に入力されるチャンネルコードCC1〜CC3が
磁気カードに記録される。
またチャンネルコードCC1〜CC3および信号5CH
1によりメモリブロック201(第20図)のRAMが
チップセレクトされており、またこのRAMには読出し
指令が送られている。
したがってプログラムカウンタ169が再度リセットさ
れてその内容が0となり、順次+1されてゆくさ、その
内容はアドレスデータADo−AD7として出力され、
メモリブロック201の上記RAMに送られる。
またこのとき第26図のFF239のセット出力が1″
になっているから、セレクトゲート243からは、RA
Mから送られてきた8ビツトのデータD。
−B7が4ビツトずつのデータDoo−DO3,DiD
7として出力され、書込みクロックとともに磁気カード
に書込まれる。
このようにして、0ブロツクの音色情報から順にRAM
から読出されてゆき、磁気カードに書込まれる。
プログラムカウンタ169の内容が255となると、信
号FCが回路176(第16図)から出力され、この信
号FCが両ORゲート45,46(第4図)を介してF
F47のリセット入力端Hに加えらる。
したがってFF47かリセットされて信号WTが0″と
なり、チャンネル1のRAMの全ブロックの内容がすべ
て1枚の磁気カードに記録される。
以上のようにして、1枚の磁気カードに8音色分の情報
が書込まれたから、このような磁気カードを多数用意し
ておけば、次に述べるRD・ALモードの説明から分か
るように、上記磁気カードの内容を演奏前にRAMに読
込んで、短時間のうちに多数の音色情報をミュージック
シンセサイザにセットできる。
(7)RD−ALモード このモードでは、上記WT−ALモードにより8音色分
の情報を書込まれた1枚の磁気カードから、任意のチャ
ンネルのRAMの全ブロック内に上記8音色分の情報を
書込むモードである。
この場合、磁気カードの先頭に書込まれているチャンネ
ルに依らず、チャンネルスイッチによりチャンネルを指
定してその指定されたチャンネルのRAM内に8音色分
の情報をコピーする場合と、磁気カードの先頭に書込ま
れているチャンネルのRAM内に情報をコピーする場合
と2通りある。
先ずチャンネルを指定する場合の操作方法と動作を第3
5図等を参照して説明する。
第3図および第4図のオール・セレクトスイッチ31を
オール(ALL)側に設定し、8音色分の情報を書込ま
れている1枚の磁気カードをカードリーダ28(第2図
)にセットする。
次に読出しスイッチ(READ)27を押し、最後にチ
ャンネル選択スイッチを1個、たとえばチャンネル1の
SU2を押してチャンネルを指定する。
上記スイッチ操作により、信号ALL、信号RDがとも
に“1”となる。
また第5図に於いて。信号RD−ALが”1″のためゲ
ート回路G3が開かれている。
チャンネル選択スイッチSU2が投入されているから、
優先エンコーダ71、ゲート回路G3を介してチャンネ
ル1を表わすチャンネルコードCC1〜CC3が出力さ
れる。
更に、デコーダ79からチャンネルタイミング信号5C
H1が出力される。
また信号ALが1″のため、NORゲート167(第1
6図)の出力がnOuとなる。
このためプログラムカウンタ169のPE端子はこのモ
ードでは常に°゛0″となり、プログラムイネーブルさ
れない。
磁気カードがリバーススイッチに検出されてリセット信
号R8(第25図)が出力されると、ANDゲート17
3の出力AL−R8が1″となり、この信号によりプロ
グラムカウンタ169がリセットされてその内容がOと
なる。
また信号CH1と信号SCH,によりメモリブロック2
01のRAMがチップセレクトされており、またこのR
AMには書込み指令が出力される。
RD−3Lモードの説明中にも述べたように、このモー
ドで使用される読出しクロックCK、2は、磁気カード
から読取られたクロックCIより4ビツト遅れて出力さ
れるから、第1見目の読出しクロックCK12が出力さ
れるまでは第16図のプログラムカウンタ169の内容
はOのまま変化せず、したがってアドレス信号ADo−
AD7は0を表わしている。
この期間、磁気カードからチャンネルコードCC1〜C
C3が読取られてデータDIo−DI3として第26図
のディレィ246に入力され、更にデータRC,〜RC
3としてラッチ回路248から出力される。
然しなから、第5図に於いて、チャンネル選択スイッチ
SU2が投入されてNORゲート70の出力が“0′で
あるため、ANDゲート77の出力も”0″となり、ゲ
ート回路G、が閉じている。
このため上記チャンネルコードRC1〜RC3はゲート
回路G1から出力されず、このチャンネルコードは使用
されない。
すなわち、チャンネル選択スイッチSU2で指定された
チャンネル1が使用され、磁気カードに書込まれていた
チャンネルは使用されない。
読出しクロックCK、2が出力されはじめると、NAN
Dゲート87,88が閉じられているためこのクロック
CK1□がシステムクロックCKoとなり、プログラム
カウンタ169は+1ずつされてその内容が変化する。
したがってアドレス信号ADo−AD7が出力されはじ
めてメモリブロック201のRAMのアドレスが順次指
定され、磁気カードから読取られて8ビツトに変換され
た対応するデータD。
−D7がRAM内に書込まれる。
プログラムカウンタ169の内容が255となると回路
176から信号FCが出力され、この信号FCによりF
F49がリセットされて信号RDが0″となり、指定し
たチャンネル1のRAM内への8音色分の情報の書込み
が完了する。
次にチャンネル選択スイッチによりチャンネルを指定す
ることなく、磁気カニドの先頭に書込まれているチャン
ネルにしたがってそのチャンネルのRAM内へ8音色分
の情報を書込む場合につき説明する。
操作方法は、何れのチャンネル選択スイッチも操作しな
いこと以外は前者の場合と同じである。
チャンネル選択スイッチが操作されないため、デコーダ
79(第5図)からの信号5CHo−8CH7は何れも
出力されない。
またNORゲート70の出力が1″となるから、AND
ゲート77の出力が1″となり。
この信号“1”により、ゲート回路G1がゲート回路G
3に代って開かれる。
この場合の回路動作は、前者と殆ど同一であるか、磁気
カードからチャンネルコードRC1〜RC3が読取られ
ると、このチャンネルコードRC1〜RC3がゲート回
路G1からチャンネルコードCC1〜CC3として出力
される。
したがってこのチャンネルコードCC1〜CC3により
そのチャンネルのRAMがチップセレクトされる。
そしてこのRAMの全ブロックに8音色分の情報が書込
まれる。
以上のようにして磁気カード内の8音色分の情報がある
チャンネルのRAMにコピーされれば、演奏に際しては
トーンセレクトスイッチTSWo−TSW7を操作しな
がら任意の音色による演奏が自由に行える。
(8)EXモード このモードは同一チャンネル内または異なる2チヤンネ
ル内のブランクの内容(音色情報)を互いに交換するモ
ードであり、一時記憶用のRAM15が利用される。
先ず、同一チャンネルのRAM内の2つのブロックに記
憶されている情報を互いに交換する場合の操作方法とそ
の動作を、第36図、第37図等を参照して説明する。
オールセレクトスイッチ31(第3図、第4図)をセレ
クト側にセットし、内容を交換したいRAMが属するチ
ャンネルのチャンネル選択スイッチ、たとえばチャンネ
ル1のスイッチSU2を操作し、またこのチャンネル1
のRAM内の交換したいブロック、たとえばブロック1
と7に対応するトーンセレクトスイッチTS1.TS7
を操作する。
最後に、イクスチェンジスイッチ29を操作する。
これらのスイッチ操作により、信号SLが1″となる。
また、両信号WT−RDがともに0″であるから、NA
NDゲート87(第9図)が開き、周波数100KHz
のシステムクロックCKOとなる。
このシステムクロックCKoにより、信号5Ho−8H
2o、PSHo−PSH2oの周波数も変化して出力さ
れる。
ここでFF55(第4図)はリセット状態にあるのでイ
ンバータ56の出力は1″でありシフトレジスタ57は
リセットされている。
そうしてイクスチェンジスイッチ29の操作によりFF
55 (第4図)がセットされ、そのセット出力信号
により信号EXが1″となる。
とシフトレジスタ57がリセット解除され、信号PSH
2oにより順次シフトされる。
すなわちこのシフトレジスタ57は信号PSH2゜が出
力されるたびに信号EX1.EX2.EX3゜EX4を
発生し、信号EX5の出力時にリセットされて初期状態
に戻る。
チャンネル選択スイッチSU1の出力は、優先エンコー
ダ71,72(第5図)に入力されており、またゲート
回路G3は上記信号EX1.EX4の出力時に開かれ、
またゲート回路G4は信号EX2.EX3の出力時に開
かれる。
したがって両ゲート回路G3.G4からチャンネル1を
表わすチャンネルコードCC1〜CC3が出力される。
また、テ゛コーダ79からは信号5CHoが出力され、
この信号5CHOとチャンネルコードCC1〜CC3か
ら作成される信号CH1(第20図参照)により、メモ
リブロック201のRAMがチップセレクトされている
なお、このRAMの端子π/Wには、信号EX3.EX
4の出力時にANDゲート188の出力“1”を加えら
れて書込み指令を受け、また信号EX1.EX2の出力
時には0″を加えられて読出し指令を受ける。
更に第16図に於いて、デコーダ145からチャンネル
タイミング信号CH1がチャンネル選択スイッチSU2
に対し出力される。
またトーンセレクトスイッチTS1とTS7が投入され
ているから、スイッチTS、の出力は優先エンコーダ1
47を介してスイッチTS7の出力は優先エンコーダ1
48を介してそれぞれ出力される。
優先エンコーダ147は、第19図にみられるように、
信号EX1゜EX2の出力期間中イネ−フルされてスイ
ッチTSに対するコード信号「011」をプログラムカ
ウンタ169の入力端P5〜P7に出力する。
またプログラムカウンタ169は信号PSH2oの出力
ごとにANDゲート179の出力P S H2O”EX
が1″となるためプログラムイネーブルされてその入力
端P。
−P4に信号uOt+を加えられる。
また一時記憶用RAM198(第20図)は信号EXに
よりチップセレクトされているが、信号EX1.EX2
の出力時には書込み指令を受け、信号EX3.EX4の
出力時には読出し指令を受ける。
更にRAM198のアドレス入力端AD5は信号EX2
.EX4の出力時に、これらの信号により゛1″レベル
に保持されている。
以上のように各信号が出力されるので、イクスチェンジ
スイッチ29が投入されてから1発目の信号PSH2o
が出力されると、信号EX、が出力されて゛°1″レベ
ルとなり、2発目の信号PSH2゜が出力されるまで保
持される。
また1発目の信号PSH2oによりプログラムカウンタ
169がプログラムイネーブルされ、且つ入力端P、〜
P7には優先エンコーダ148から出力されるトーンセ
レクトスイッチTS7のコード信号[111Jが入力さ
れる。
したがってプログラムカウンタ169の内容が224と
なりRAMのブロック7(BL7)の先頭番地が与えら
れる。
プログラムカウンタ169はシステムクロックCKOが
入力されるたびに+1されその内容がアドレス信号AD
o−AD7として出力されてメモリブロック201のR
AMのアドレス入力端と一時記憶用RAM198のアド
レス入力端ADo−AD4に与えられる。
したがってメモリブロック201のRAMのブロック7
の情報が順次RAM198のブロックO(何故ならば、
RAM169のアドレス入力端ADo−AD7には、1
発目の信号PSH2oの出力時にすべて0″が加えられ
、以後プログラムカウンタ169とともに+1され、そ
の内容は0番地から20番地まで変化し、これはブロッ
クOにあたるためである。
)に書込まれる。
第37図にはこの状態を図式的に示しである。
プログラムカウンタ169の内容が244となると、こ
の書込み動作が終了し、次いで2発目の信号PSH2o
が出力される。
この信号PSH2oにより信号EX2が出力されるさと
もに、プログラムカウンタ169がプログラムイネーブ
ルされてその入力端P。
−P4に信号“0”を加えられ、また入力端P5〜P7
には優先エンコーダ147から出力されるスイッチTS
1のコード信号「001」が入力される。
この結果、プログラムカウンタ169の内容は、メモリ
ブロック201のRAMのブロック1の先頭番地32を
設定され、以後+1されて42まで変化する。
他方、一時記憶用RAM198のアドレス入力端ADo
−AD、には、2発目の信号PSH2oの出力時に入力
端AD5のみが1″となって番地32を設定されている
これはRAM198のブロック1の先頭番地である。
したがって信号EX2の出力中に、メモリブロック20
1のRAMのブロック1の内容が、一時記憶用RAM1
98のブロック1にも書込まれる。
プログラムカウンタ169の内容が52になればこの書
込み動作が完了し、次いで3発目の信号PSH2oが出
力され、同時にEX3が′1′”となる。
前述したことと同様にして、このときプログラムカウン
タ169がプログラムイネーブルされ、また入力端P、
〜P7にはスイッチTS1のコード信号「001」が入
力されて、プログラムカウンタ169の内容が再び32
となる。
他方、RAM198のアドレス入力はすべて”0″とな
り、RAM198のブロック0が指定される。
このときからRAM198には読出し指令が出力され、
他方メモリブロック201内のRAMには書込み指令が
出力される。
このため、RAM198のブロック0に書込まれていた
情報(すなわち、はじめメモリブロック201のRAM
のブロック7に記憶されていた情報)がメモリブロック
201のRAMのブロック1に書込まれる。
この動作が完了すると4発目の信号PSH2゜が出力さ
れ、同時に信号EX4が出力される。
このとき、プログラムカウンタ169の内容が224に
セットされ、またRAM198は32にセットされる。
このためRAM198のブロック1の情報(すなわち、
はじめメモリブロック201のRAMのブロック1に記
憶されていた情報)がメモリブロック201のRAMの
ブロック7に書込まれる。
この動作が完了すると、信号EXが0となり、すべての
動作が完了する。
この結果、メモリブロック201のRAMのブロック1
とブロック7の内容が互いに交換される。
次に2つのチャンネルの1ブロツクずつの情報を互いに
交換する場合につき説明する。
この例では、たとえばチャンネル1のトーンセレクトス
イッチTS1(メモリブロック201のRAMのブロッ
ク1)とチャンネル4のトーンセレクトスイッチTS7
(メモリブロック203のRAMのブロック7)の情報
を交換するものとする。
このとき、オール・セレクトスイッチ31をセレクト側
に設定し、チャンネルスイッチSU2とSb2およびト
ーンセレクトスイッチTS1とTS7をそれぞれ操作す
る。
そして最後にイクスチェンジスイッチ29を操作する。
このときの動作は同一チャンネル内の交換の場合と殆ん
ど同一であるから、その詳細な説明は省略する。
第38図にはこの動作を図式的に示す。
第5図に於いて、チャンネル選択スイッチSU2の出力
は優先エンコーダ71に入力され、またチャンネル選択
スイッチSL2の出力は、優先エンコーダ72に入力さ
れる。
このため信号EX、とEX4の出力時に出力されるチャ
ンネルコードCC1〜CC3はチャンネル1(CHl)
となり、また信号EX2.EX3の出力時に出力される
チャンネルコードCC1〜CC3はチャンネル4(CH
4)なる。
したがって第20図のメモリブロック201とメモリブ
ロック203がチャンネルコードCC1〜CC3により
指定され、一時記憶用RAM198との情報の交換が行
われ、チャンネル1とチャンネル4の各RAMのブロッ
ク1とブロック7の情報の交換が実行される。
(6)発明の効果 (1)以上のようにして任意のチャンネルのRAMの任
意のブロック同志の情報の交換が互いに行えるから、ト
ーンセレクトスイッチに対応する音色情報の配列を任意
に変更でき、演奏に際して都合のよい鍵盤による演奏が
行える利点がある。
(2)なお、上記説明ではこの発明をミュージックシン
セサイザに適用したが、勿論電子オルガン等の他の同様
な電子楽器にもこの発明を適用できる。
(3)この発明は以上説明したように、楽音の音色を制
御する複数の音色情報を記憶する第1の記憶装置と、こ
の第1の記憶装置から転送される音色情報を一時記憶す
る第2の記憶装置と、第1の記憶装置内の複数の音色情
報をそれぞれ第2の記憶装置に転送して一時記憶させ、
且つこれら音色情報を更に第1の記憶装置に転送させる
こさにより、これら音色情報が第2の記憶装置へ転送さ
せる以前に記憶されていた領域と異なる第1の記憶装置
の領域内にそれぞれ記憶されるようにする制御装置とか
ら成る電子楽器の音色制御装置を提供したから、上記実
施例の場合、チャンネルスイッチおよびトーンセレクト
スイッチ等を操作するだけで、第1の記憶装置(RAM
13)の2ブロツク内に記憶されている2種類の音色情
報を互いに相手側のブロック内に記憶させることができ
、これにより各ブロックに対応している鍵盤との対応関
係を交換することができる。
たとえばこれまで上鍵盤でフルートの音色による演奏を
行っていたものをペダル鍵盤により演奏できるようにす
ることが、チャンネルスイッチおよびトーンセレクトス
イッチ等の簡単なスイッチ操作のみで行える。
すなわち、トーンセレクトスイッチに対応する音色情報
の配列(詰り、音色情報と各鍵盤との対応関係)を任意
に変更でき、またその変更も簡単なスイッチ操作で行え
るから、片手で演奏しながら他方の手で上記配列を変え
ることもでき、演奏上極めて都合がよい。
【図面の簡単な説明】 図面はこの発明の一実施例によるもので、第1図aは同
側の音色制御装置を含む電子楽器の全体構成図、第1図
すはシンセサイザ方式の電子楽器に使用される楽音形成
用制御波形図、第2図は同側の音色制御装置の全体構成
図、第3図は同側の操作パネルの平面図、第4図および
第5図はそれぞれ同側のパネルコントロールロジック2
5をそれぞれ分離して示した回路構成図、第6図は同側
のパネルコントロールロジック25内のパルス作成回路
37の動作波形図、第7図は同側のパルス作成回路50
の動作波形図、第8図は同側のパルス作成回路64の動
作波形図、第9図は同側のクロックジェネレータ18と
タイミングパルスジエネレータ19の回路構成図、第1
0図は同側の禁止信号作成回路94の動作波形図、第1
1図は同側のサンプリングタイミング信号の波形図、第
12図は音色セツティングボード16およびA/D変換
装置17の回路構成図、第13図および第14図は同側
のA/D変換装置11の動作波形図、第15図は同側の
D/A変換装置20、サンプルホールド・ラッチ回路2
1の回路構成図、第16図は同側のトーンセレクタ10
、アドレスジェネレータ11の回路構成図、第17図は
同側の信号0A−8作成回路162の動作波形図、第1
8図は同側の信号FC作成回路176の動作波形図、第
19図は同側のFF159の動作波形図、第20図はメ
モリ装置Mの回路構成を表わし、同側のメモリ装置Mの
回路構成であって、メモリコントロールロジック12、
RAM13.ROM14゜RAM15の回路構成図、第
21図は同側のRAM13、ROM14の記憶領域の概
念図、第22図はカードリーダ制御ロジック24の回路
構成図、第23図および第24図は上記カードリーダ制
御ロジック24の一部回路の動作波形図、第25図は上
記カードリーダ制御ロジック24の書込みモードまたは
読出しモード時の動作波形図、第26図は同側のカード
110ロジツク22の回路構成図、第27図は同側の書
込み用クロックCO作成回路235の動作波形図、第2
8図は同側のX2逓倍器253およびFF261〜26
4等の動作波形図、第29図は上記カード110ロジツ
ク22の書込みモード時の動作波形図、第30図は上記
カード110ロジツク22の読出しモード時の動作波形
図、第31図は同側のR/Rモード時の動作波形図、第
32図は同側の演奏モード時の動作波形図、第33図は
同側のRD−8Lモ一ド時の動作波形図、第34図は同
側のWT−ALモモ一時の動作波形図、第35図は同側
のRD−ALモモ一時の動作波形図、第36図は同側の
EXモード時に於いて同一チャンネル内のブロックの内
容を交換するときの動作波形図、第37図は第36図の
EXモードの状態を図式的に示す図、第38図は同側の
EXモード時に於いて異なるチャンネル内のブロックの
内容を交換する際の状態を図式%式% …音色制御装置、10……トーンセレクタ、11……ア
ドレスジエネレータ、M……メモリ装置、12……メモ
リコントロールロジツク、13……RAM、14……R
OM、15……一時記憶用RAM、16……音色セツテ
ィングボード、17……A/D変換装置、18……クロ
ツクジエネレータ、19……タイミングパルスジエネレ
ータ、20……D/A変換装置、21……サンプルホー
ルド・ラッチ回路、22……カード110ロジツク、2
3……カードリーダ、24……カードリータ制御ロジツ
ク、25……パネルコントロールロジツク、27……読
出しスイッチ、28……書込みスイッチ、29……イク
スチエンジスイツチ、30……リセツトスイツチ、31
……オール・セレクトスイッチ、32……プロデユース
スイツチ、33……チヤンネルスイツチ、60〜63…
…ゲ一ト回路、TVRo−T V R19……楽音決定
要素制御ボリユーム、TSW2o−TSW2.……楽音
決定要素制御スイッチ、109……A/Dコンバータ、
119……セレクトゲート、 120,121,122
……チヤンネルコ一ド検出回路、130〜137……サ
ンプルホールド・ラッチ回路、140……D/Aコンバ
ータ、TSo−TS7……トーンセレクトスイッチ、1
69……プログラムカウンタ、187……RAM、18
8……ROM、200〜207……メモリブロツク、
245,247,248゜270……チヤンネルコ一ド
検出回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 楽音の音色を制御する複数の音色情報を記憶する第
    1の記憶装置と、この第1の記憶装置から転送される音
    色情報を一時記憶する第2の記憶装置と、第1の記憶装
    置内の複数の音色情報をそれぞれ第2の記憶装置に転送
    して一時記憶させ、且つこれら音色情報を更に第1の記
    憶装置に転送させることにより、これら音色情報が第2
    の記憶装置へ転送される以前に記憶されていた領域と異
    なる第1の記憶装置の領域内にそれぞれ記憶されるよう
    にする制御装置とから成ることを特徴とする電子楽器の
    音色制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0754745Y2 (ja) * 1990-01-19 1995-12-18 シャープ株式会社 加湿器
JPH081389Y2 (ja) * 1990-02-14 1996-01-17 シャープ株式会社 加湿器

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