JPS5824961B2 - ヘリカルレゾネ−タの結合係数調整装置 - Google Patents
ヘリカルレゾネ−タの結合係数調整装置Info
- Publication number
- JPS5824961B2 JPS5824961B2 JP52004088A JP408877A JPS5824961B2 JP S5824961 B2 JPS5824961 B2 JP S5824961B2 JP 52004088 A JP52004088 A JP 52004088A JP 408877 A JP408877 A JP 408877A JP S5824961 B2 JPS5824961 B2 JP S5824961B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coupling coefficient
- coils
- helical resonator
- groove
- adjustment device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はヘリ力ルヅネータの結合係数調整装置に係り、
結合係数の調整を容易にし、且つ、構造を簡単にするこ
とを目的とする。
結合係数の調整を容易にし、且つ、構造を簡単にするこ
とを目的とする。
従来からVHF帯UHF帯におけるフィルタとして広く
用いられているヘリカルレゾネータは、第1図に示すよ
うに一端を開放されたコ字形金属板から成る枠1の内部
に入力側コイル2と出力側コイル3とを配置し、コイル
2とコイル3との間に結合窓16を設けた遮蔽板8を設
け、コイル2およびコイル3の内部に枠1に取り付けた
ビス6.7を挿入している。
用いられているヘリカルレゾネータは、第1図に示すよ
うに一端を開放されたコ字形金属板から成る枠1の内部
に入力側コイル2と出力側コイル3とを配置し、コイル
2とコイル3との間に結合窓16を設けた遮蔽板8を設
け、コイル2およびコイル3の内部に枠1に取り付けた
ビス6.7を挿入している。
そして、共振周波数の調整は入力側共振周波数調整用ビ
ス6と出力側共振周波数調整用ビスTとの挿入度の深浅
により行なわれ、電磁結合係数は予め形状が設定された
結合係数調整用遮蔽板8によって調整される。
ス6と出力側共振周波数調整用ビスTとの挿入度の深浅
により行なわれ、電磁結合係数は予め形状が設定された
結合係数調整用遮蔽板8によって調整される。
また、入力側インピーダンス調整用タツプイと出力側イ
ンピーダンス調整用タップ5とを適当に選定することに
より、入力側および出力側のインピーダンスを適切な値
に設定することができる。
ンピーダンス調整用タップ5とを適当に選定することに
より、入力側および出力側のインピーダンスを適切な値
に設定することができる。
これらの等価回路は第2図に示すとおりで、第1図と同
一の部分には同一の符号を付けである。
一の部分には同一の符号を付けである。
ここで、可変容量11.12は各調整用ビス6゜7の挿
入度の深浅により等制約に変化する静電容量を示す。
入度の深浅により等制約に変化する静電容量を示す。
しかし、上記のような従来のレゾネータにおいては、コ
イルの取付は位置のバラツキを完全に回避することが困
難であり、従って、結合係数の調整を必要としたり、ま
た、両コイル間の結合係数は遮蔽板の窓の寸法を変える
などして調整を行なうのであるが、その作業は、簡単に
寸法を変えられないため非常に困難であるという欠点が
あった。
イルの取付は位置のバラツキを完全に回避することが困
難であり、従って、結合係数の調整を必要としたり、ま
た、両コイル間の結合係数は遮蔽板の窓の寸法を変える
などして調整を行なうのであるが、その作業は、簡単に
寸法を変えられないため非常に困難であるという欠点が
あった。
本発明はこの電磁結合係数を容易に調整し得るようにし
たもので、第3図、第4図にその実施例を示す。
たもので、第3図、第4図にその実施例を示す。
すなわち、第3図において、枠1の底面1aは開放面に
なっており、該枠1に2個のコイル2,3を設け、該2
個のコイル2,3間で、かつ、枠1の対向する両壁に溝
14を有するレール13を橋架して取付け、調整用遮蔽
板8を該溝14に第4図に示すように係合させ、該溝1
4に沿って該遮蔽板8をスライドさせることにより結合
係数を調整するものである。
なっており、該枠1に2個のコイル2,3を設け、該2
個のコイル2,3間で、かつ、枠1の対向する両壁に溝
14を有するレール13を橋架して取付け、調整用遮蔽
板8を該溝14に第4図に示すように係合させ、該溝1
4に沿って該遮蔽板8をスライドさせることにより結合
係数を調整するものである。
斜上のように本発明はへりカルレゾネータを用いた複同
調回路の結合係数は遮蔽板をコイルに対して左右にスラ
イドして調整されるので、結合窓としての空隙部面積が
常に一定になり、コイルの損失が一定となるためにQの
バラツキが無く、高い周波数領域における周波数特性が
向上し、また、遮蔽板をレールに係合保持させることが
でき、極めて正確な調整が容易にできる等の効果を奏す
。
調回路の結合係数は遮蔽板をコイルに対して左右にスラ
イドして調整されるので、結合窓としての空隙部面積が
常に一定になり、コイルの損失が一定となるためにQの
バラツキが無く、高い周波数領域における周波数特性が
向上し、また、遮蔽板をレールに係合保持させることが
でき、極めて正確な調整が容易にできる等の効果を奏す
。
第1図は従来のヘリカルレゾネータを示す概略斜視図、
第2図はヘリカルレゾネータの等価回路図、第3図は本
発明による実施例を示す概略斜視図、第4図は本発明に
よる遮蔽板、レールを示す断側面図である。 1・・・・・・枠、2,3・・・・・・コイル、8・・
・・・・遮蔽板、13・・・・・・レール、14・・・
・・・溝。
第2図はヘリカルレゾネータの等価回路図、第3図は本
発明による実施例を示す概略斜視図、第4図は本発明に
よる遮蔽板、レールを示す断側面図である。 1・・・・・・枠、2,3・・・・・・コイル、8・・
・・・・遮蔽板、13・・・・・・レール、14・・・
・・・溝。
Claims (1)
- 1 ヘリカルレゾネータを用いた複同調回路において、
一端を開放された箱形金属よりなる枠内に2個のコイル
を設け、該2個のコイル間で、かつ、該粋の対向する側
壁に溝を設けたレールを橋架し、該溝に遮蔽板の凸部を
係合保持させ、溝に沿って該2個のコイル間に結合窓の
空隙部面積が一定となる様に配置した遮蔽板をスライド
させることによって両コイル間の電磁結合係数を調整し
得るようにしたことを特徴とするヘリカルレゾネータの
結合係数調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52004088A JPS5824961B2 (ja) | 1977-01-18 | 1977-01-18 | ヘリカルレゾネ−タの結合係数調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52004088A JPS5824961B2 (ja) | 1977-01-18 | 1977-01-18 | ヘリカルレゾネ−タの結合係数調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52125253A JPS52125253A (en) | 1977-10-20 |
JPS5824961B2 true JPS5824961B2 (ja) | 1983-05-24 |
Family
ID=11575024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52004088A Expired JPS5824961B2 (ja) | 1977-01-18 | 1977-01-18 | ヘリカルレゾネ−タの結合係数調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5824961B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2731192A1 (en) * | 2012-11-08 | 2014-05-14 | Angel Iglesias, S.A. | Bandstop filter for interferring signals |
-
1977
- 1977-01-18 JP JP52004088A patent/JPS5824961B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52125253A (en) | 1977-10-20 |
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