JPS5824283Y2 - テ−プガイド機構 - Google Patents

テ−プガイド機構

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JPS5824283Y2
JPS5824283Y2 JP13850378U JP13850378U JPS5824283Y2 JP S5824283 Y2 JPS5824283 Y2 JP S5824283Y2 JP 13850378 U JP13850378 U JP 13850378U JP 13850378 U JP13850378 U JP 13850378U JP S5824283 Y2 JPS5824283 Y2 JP S5824283Y2
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JP
Japan
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tape
guide
tape guide
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guide post
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Expired
Application number
JP13850378U
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English (en)
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JPS5552654U (ja
Inventor
忠彰 門
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、静電気の発生によるテープの走行不良を解消
したテープガイド機構に関する。
磁気テープの走行に伴う帯電原因には、テープガイドポ
ストとテープの摩擦によって発生する摩擦帯電と、テー
プ巻体よりテープが導出されることによって発生する所
謂剥離帯電とがある。
前者に付いてはテープのガイド面を回動可能な節体で構
成するかガイド面を導電体で構成すれば帯電をほぼ解消
できる。
しかしカセット式ビデオテープレコーダの場合、ローデ
ィングディスクを斜めに取り付ける関係上、ローディン
グディスク上のガイドポストのガイド面を全て円筒面と
することは設計的に不可能であり、必ず円錐面を形成す
るガイドポストを必要とする。
よってガイド面を円錐面とするテープガイドポストは、
ガイド面を回動可能な筒体で構成するとテープが回動軸
方向に嬬向付勢されテープの安定走行を妨害する。
従ってガイド面を円錐面とする場合にはガイド面を回動
自在とすることは望しくない。
従ってテープ走行の安定性と摩擦帯電を考慮する限り、
テーパ伏テープガイドポストはテープガイド面を固定し
て導電性部材によって構成する必要がある。
しかし乍ら斯るテープガイドポストを採用したビデオテ
ープレコーダのテープ走行試験を行なうと、テープの高
速走行(速送り又は巻戻し)直後に定速走行(再生若し
くは記録)状態とすると、導電性の当該テープガイドポ
ストにテープが絡み付くと云う現象が発生し、通常の最
適巻取トルクとされる80yCrr1〜1209cmで
はテープを巻取ることができず、テープが走行不良に陥
ると云う現象が発生した。
斯る現象発生の原因は、テープの剥離帯電によるものと
考えられる。
よって本考案は、斯る現象を解消する新規且つ有効なテ
ープガイド機構を提案せんとするものである。
以下本考案を図示せる一実施「11に従い説明する。
本実施例は、第1図に図示せる如く基台に対し斜めに配
したローティングディスク上に先導ガイドを含む4本の
テープガイドポストを配し、帰路のテープを案内する方
式のビデオテープレコーダに本考案を採用するものであ
る。
即ち、図中図番1は内接する3個の金属製の支持ローラ
2,2゜2によって基台に対して斜めに回動自在に支持
されて電気的にアースされた金属製のローディングディ
スク、3はテープを収納するカセット、4はレバー4a
上に支持されるパックテンション検出ピン、5は映像信
号を全幅消去する第1固定ヘツド、6は外周に斜めにテ
ープを装架せしめ内蔵する内転磁気ヘッドにてテープを
斜めに走査し乍ら映像信号を記録再生せしめるガイドシ
リンダ、7は音声信号とコントロール信号の記録再生を
為す第2固定ヘツド、8はテープを定速走行せしめるキ
ャプスタン、9は前記カセット3内よりテープを引き出
し該テープを折返し案内する先導ガイド(尚構成は後述
する第1ガイドポストの構成と同一)、10は前記ロー
ディングディスク1上に枢支される支持レバ10a上に
回動自在に軸支され図示せる記録再生時に前記キャプス
タン8と共にテープを挾持してテープを定速走行せしめ
るピンチローラ、11は、第2図にも図示せる如く断面
T字状の金属シャツNlaに絶縁性の合成樹脂製の節体
11bを遊嵌せしめ、更に鍔部を形成する金属製筒体1
1cに前記シャツNlaを圧入して、該シャツN1aを
前記ローディングディスク1上に、植立固定して成る第
1テープガイドポスト、12は該第1テープガイドポス
ト11と同一構成の第2テープガイドポスト、13は第
3図にも図示せる如く断面T字状の金属シャツN3aを
鍔部を形成する金属部体13cKE人し、該シャフト1
3aの上部を芯材として絶縁性の合成樹脂にて鍔部とテ
ーパーガイド13bを形成して成るテーパー状テープガ
イドポストをそれぞれ示す。
以下本実施例装置のテープ走行動作に付いて説明する。
本実施シ11装置によれば、帰路のテープの走行方向の
みを聞向する前記先導ガイドポスト9、及び第1.第2
ガイドポスN1,12は、テープ案内面を回動自在の筒
体で構成するため、テープ走行に伴う摩擦帯電を生ずる
ことはなく、テープの走行方向を嬬向すると共にガイド
面を円錐拵とすることによって前記ローディングディス
ク1に垂直に走行せるテープを基台面に対して垂直に偏
向案内する前記テーパー状テープガイドポスト13は、
テープと前記テーパーガイド13bによって形成される
テープ案内所の摩擦帯電による静電気を、テープ下端を
案内する前記金属筒体13cに流すため、摩擦帯電によ
るテープの走行障害は解消される。
一方、テープを装架せる状態でテープを高速走行せしめ
た直後に剥離帯電により発生する静電気も前記テーパー
状テープガイドポスト13のテーパーガイド13bを絶
縁性の合成樹脂にて形成するため、直後のテープ定速走
行時には、静電気がテープ下端を案内する前記金属筒体
13cによってのみアースされるため、テープが該テー
パー伏テープガイドポスト13に絡み付くと云う事故は
解消される。
尚第4図は、前記テーパー状テープガイドポスト13の
別の実施ψ11を顕わし、断面T字状の金属シャフト1
3a′に対し、テーパーガイド13b′のみを合成樹脂
にてモールド形成することを形状的な特徴とするもので
あり、静電気をテープ上端を案内する前記金属シャツ)
13 a’によってもアースするよう構成するもので
ある。
上述せる如く本考案によれば、テーパーを形成するテー
プガイドポストのガイド面のみを固定の合成樹脂にて構
成するため、テープ上の静電気はテープの下端及び若し
くは上端を規制する導電性部材を介してのみアースされ
、ガイド面にテープが絡むことはなくその効果は大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置のテープ定速走行状態を示す概略平
面図、第2図は第1テープガイドポストの中央断面図、
第3図はテーパー伏テープガイドホストの中ar’面図
、第4図は同ガイドポストの異なる実施シ11を示す中
央断面図をそれぞれ顕わす。 主な図番の説明、1・・・ローティングディスク、11
.12・・・第1.第2テープガイドポスト、11b・
・・筒体、13・・・テーパー伏テープガイドポスト、
13b・・・テーパーガイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台に対して斜めに回動自在に支持されてアースされる
    導電性ローディングディスクと、回動自在の絶縁性節体
    をテープガイド面として該ローディングディスク面に垂
    直に走行するテープ面の走行方向のみを変更すると共に
    テープ上端及び若しくはテープ下端を規制する導電性部
    材を前記ローディングディスク上に植立固定して成る複
    数のテープガイドポストと、絶縁性テーパー面をテープ
    ガイド面として前記ローディングディスク面に垂直に走
    行するテープを前記基台に垂直に案内すると共にテープ
    上端及び若しくはテープ下端を規制する導電性部材を前
    記ローディングディスク上に植立固定して成るテーパー
    伏テープガイドポストを配したことを特徴とするカセッ
    ト式〈デオテープレコーダのテープガイド機構。
JP13850378U 1978-10-04 1978-10-04 テ−プガイド機構 Expired JPS5824283Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13850378U JPS5824283Y2 (ja) 1978-10-04 1978-10-04 テ−プガイド機構

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JP13850378U JPS5824283Y2 (ja) 1978-10-04 1978-10-04 テ−プガイド機構

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Publication Number Publication Date
JPS5552654U JPS5552654U (ja) 1980-04-08
JPS5824283Y2 true JPS5824283Y2 (ja) 1983-05-24

Family

ID=29111741

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JP13850378U Expired JPS5824283Y2 (ja) 1978-10-04 1978-10-04 テ−プガイド機構

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58155566A (ja) * 1982-03-09 1983-09-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd テ−プガイドロ−ラ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5552654U (ja) 1980-04-08

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