JPS5824009Y2 - 空気シリンダの制動装置 - Google Patents

空気シリンダの制動装置

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Publication number
JPS5824009Y2
JPS5824009Y2 JP2035478U JP2035478U JPS5824009Y2 JP S5824009 Y2 JPS5824009 Y2 JP S5824009Y2 JP 2035478 U JP2035478 U JP 2035478U JP 2035478 U JP2035478 U JP 2035478U JP S5824009 Y2 JPS5824009 Y2 JP S5824009Y2
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JP
Japan
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air cylinder
main shaft
pin
arm
braking device
Prior art date
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Expired
Application number
JP2035478U
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English (en)
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JPS54124892U (ja
Inventor
紘夫 荻野
達道 花田
志頭真 栗林
敏行 山中
正晴 南
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、空気シリンダの駆動特性が良好な区間内で主
軸の往復動を可能にする空気シリンダの制動装置に関す
る。
従来の空気シリンダは、通常第1図に示す如く構成され
ている。
すなわち同図において、1は先端にピストン2を有する
主軸、3はケーシング、4は衝撃力吸収機構たとえばば
ねで、主軸1の往復動は、その先端のピストン2で区画
されたケーシング3の室A、室Bに交互に加圧空気を給
排することによって行なっている。
衝撃力吸収機構4はケーシング3の両端に対称的にそれ
ぞれ設置されており、主軸1のピストン2の行程端の衝
撃力を緩和するようになっている。
この衝撃力吸収機構4の全長は一般に約30〜40山あ
り、この間は主軸1の駆動力が不規則となる。
すなわち、主軸1の行程(ストローク)が50u程度の
往復動を駆動する場合は、上記従来の空気シリンダでは
、安定した駆動力や速度を得ることができないという欠
点があった。
一般に、真空容器中にセットされた部材に大気側から往
復動を伝達する場合、空気シリンダが使用されるが、こ
の場合にはベロー継手等を使用する点からの制約で、該
空気シリンダによって上記部材に長い行程を与えること
が困難である。
本文案はこの場合、短かい行程中でも安定した往復動を
与えることのできる空気シリンダの制動装置を提供する
ことを目的として提案されたもので、空気シリンダの主
軸端に装着された継手と、同継手にピン結合されたアー
ムと、同アームの運動を案内する基台と、一端を該基台
に、また他端を上記アームに取付けられ、該アームの運
動を規制する弾性部材とからなることを特徴とする空気
シリンダの制動装置に係るものである。
以下第2図および第3図に示す実施例により本考案につ
き具体的に説明する。
第2図において1は空気シリンダの主軸、3はそのケー
シングで、該空気シリンダの構成、作用は、上記第1図
に示すものと全く同一である。
5は該空気シリンダの主軸1の先端にねじ込まれた継手
で、同継手5には、一対のアーム14の上端が連結ピン
10を介して回転自在に軸支されており、割ピン12で
位置決めされている。
また継手5の下方突出部5aの下面には案内ローラ7が
回転自在に装着されていて、後述する基台8の上面を転
勤可能となっている。
基台8は第2図および第3図に示く、上記空気シリンダ
の主軸1に対し直角な方向に長溝8aをもつブロック状
部材で、同基台8の長溝8a内にはピン9がその溝方向
に沿って摺動可能に嵌挿されており、該ピン9の両端は
、上記一対のアーム14の各下端に回動自在に嵌込まれ
ていて、それぞれ割ピン15で位置決めされている。
13はそれら割ピン15と基台8の底部間に張設された
一対のテンションスプリング(弾性部材)でそれら弾性
部材13はピン9を常に長溝8aの下端側へ向うように
付勢している。
本考案の空気シリンダの制動装置の一実施例は、上記の
ように構成されており、本空気シリンダが作動を始めて
主軸1が往復動を行なうと、その往復動に伴ないピン9
は基台8、の長溝8a内を弾性部材13に抗しながら上
下運動し、またアーム14は連結ピン12を中心として
揺動運動を行なう。
すなわち主軸1の1行程の間に、ピン9、アーム14は
1往復運動を行なうことになる。
主軸1の行程端付近ではテンションスプリング13が働
らき、ピン9の運動を規制する。
なお主軸1の行程(ストローク)Sは、基台8の長溝8
aの長さLで適当に調整する。
本考案装置は、上記のような構成、作用を具有するもの
であるから、本考案によれば、必要な行程に対して十分
長いストロークをもつ空気シリンダを用い、衝撃吸収機
構の影響を受けない区間で、主軸1の往復運動を行なわ
せることができるため、運動させたい物体に対して安定
した駆動力を提供できるという実用的効果を挙げること
ができる。
つぎに第4図は本考案装置を真空室内で往復動させる物
体の運動に適用した例を示すが、これは真空室21内で
運動供試片22と固定供試片23の摺動による摩擦特祥
を計測するための装置に本考案装置を用いたものである
この場合、真空室21内での運動供試片22のストロー
クすなわち主軸1のストロークは、ベロー継手20の制
約上大きく採れない。
また、軸系には滑かな運動を行なわせるため、軸受19
を設置し、また主軸1の摺動抵抗をロードセル18で測
定するようになっている。
なおまた主軸1の往復動を所定時間自動運転させるため
、リミットスイッチ16と、電磁弁17で空気シリンダ
への空気の供給を制御している。
空気シリンダは真空室21内での主軸のストロークの約
4倍のストロークをもつもので構成している。
この適用例の場合、空気シリンダは上記実施例と同様の
作用、効果を奏することは容易に理解されるところであ
り、特に真空室21内の供試片の摩擦抵抗を、空気シリ
ンダの衝撃吸収機構の影響なしに測定できる利点がある
−例として空気シリンダの衝撃吸収機構の影響のある場
合(従来例X)とない場合(本考案例Y)のロードセル
の出力データを第5図に示すが、同図から判るように本
考案装置によれば、供試片の摩擦抵抗を効果的に測定で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の暗示的側面図、第2図および第3図は
本考案の一実施例の概略説明図で、第2図は要部を縦断
面で示す図、第3図は第2図のl−1線断面図、第4図
は本考案の一応用例の暗示的側面図、第5図は従来例と
本考案例のロードセルの出力データを対比して示すグラ
フである。 1・・・主軸、5・・・継手、8a・・・長溝、I・・
・案内ローラ、8・・・基台、9,10・・・連結ピン
、13・・・弾性部材、14・・・アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気シリンダの主軸に装着される継手と、一端が継手に
    ピン結合された主軸の往復動方向に揺動するアームと、
    アームの揺動する平面と直交する向きであって、かつ、
    主軸の往復動方向に長く形成された長溝を有する基台と
    、アームの他端に取り付けられ長溝内を摺動するピンと
    、このピンを長溝の主軸から遠い側に付勢する弾性部材
    とからなることを特徴とする空気シリンダの制動装置。
JP2035478U 1978-02-21 1978-02-21 空気シリンダの制動装置 Expired JPS5824009Y2 (ja)

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JP2035478U JPS5824009Y2 (ja) 1978-02-21 1978-02-21 空気シリンダの制動装置

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Publication Number Publication Date
JPS54124892U JPS54124892U (ja) 1979-08-31
JPS5824009Y2 true JPS5824009Y2 (ja) 1983-05-23

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