JPS5823944Y2 - 自動車用イグニツシヨンコイル装置の取付け構造 - Google Patents

自動車用イグニツシヨンコイル装置の取付け構造

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JPS5823944Y2
JPS5823944Y2 JP1976058787U JP5878776U JPS5823944Y2 JP S5823944 Y2 JPS5823944 Y2 JP S5823944Y2 JP 1976058787 U JP1976058787 U JP 1976058787U JP 5878776 U JP5878776 U JP 5878776U JP S5823944 Y2 JPS5823944 Y2 JP S5823944Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
ignition coil
coil device
engine room
hole
cowl
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976058787U
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English (en)
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JPS52149924U (ja
Inventor
克夫 桜井
義美 三浦
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車の点火システムに組み込まれるイグニッ
ションコイル装置の車体に対する取付は構造に係る。
自動車の点火システムに組み込まれるイグニッションコ
イル装置は、=般に円筒状鉄芯の外周囲に二次コイルと
一次コイルとが巻がれており、−次コイルに電流を流し
ておき、それをディストリビュータのコンタクトポイン
トによって急激に遮断することにより生じるコイルの相
互誘導作用により二次コイルに15000〜20000
ボルトの高電圧を誘起してその高電圧を内燃機関の点火
プラグに供給しようとするものである。
かかるイグニッションコイル装置に於て誘起される二次
高電圧は一次及び二次コイルの抵抗により左右され、又
該一次並びに二次コイルの抵抗はコイル内部のジュール
熱は無滴のことコイル周囲の雰囲気温度にも左右される
即ち、コイルの温度が上昇すると、コイルの抵抗値が増
大し、誘起される二次高電圧が低下する。
ところで、イグニッションコイル装置は従来一般にエン
ジンルーム内のダッシュパネルやフェンダエプロンなど
、主として雨水のかかり難い場所で、且エンジンルーム
内に収納されている他の装置と干渉しない部位にリテー
ナなどを介して取り付けられている。
そのためイグニッションコイル装置は、従来、エンジン
ルーム内部の雰囲気温度の上昇により温度上昇を起こし
、所要の放電電圧を確保できなくなることがあった。
このためイグニッションコイル装置に関しては、従来か
らコイルの大型化や内部の材質向上、あるいはトランジ
スタ点火方式などが行なわれているが、いずれに於ても
コストの上昇をもたらし、場合によっては大きな取付は
スペースを必要とする不具合があった。
更に、今日では排気ガスの浄化対策に伴う排気ガスの高
温化によりエンジンルーム内の雰囲気温度は益々上昇す
る傾向にあり、そのためイグニッションコイル装置の取
付は温度環境は一段と悪くなっている。
本考案は、エンジンルーム内の雰囲気温度の高温化に伴
うイグニッションコイル装置の性能低下に鑑み、イグニ
ッションコイル装置の雰囲気温度を低減して常に所要の
放電電圧を確保できるようにしたイグニッションコイル
装置の取付は構造を提供することを目的としている。
かかる目的は、本考案によれば、実質的に円筒体であり
且その一方の端面部にのみ電気接続端子を有するイグニ
ッションコイル装置を自動車に取付ける構造にして、カ
ウルパネル、フェンダエプロン、ラジェータパネル等の
エンジンルームを郭定する壁要素に前記円筒体を通す貫
通孔を設け、該貫通孔に前記イグニッションコイル装置
をその前記電気接続端子を有する一方の断面部がエンジ
ンルーム内へ向けて直接露呈され前記円筒体の前記一方
の端面部を除く主要部が前記貫通孔を通ってエンジンル
ーム外に位置するように貫通装着シたことを特徴とする
構造によって達成される。
かかる構成によれば、イグニッションコイル装置の主要
部、詳細には鉄芯や一次並びに二次コイルを収納してい
るコイルケーシング部がエンジンルーム内より温度の低
いエンジンルーム外に位置されているので、イグニッシ
ョンコイル装置の雰囲気温度が低下され、イグニッショ
ンコイル装置の性能低下が防止される。
従って従来に較ベイグニッションコイル装置を小型化、
軽量化することができる。
又前記主要部のエンジンルーム外への突出湯所は、従来
ボディ構造上、デッドスペースとなっていた場所を利用
でき、その分だけエンジンルーム内のスペースを有効に
利用できるようになり、更にその突出湯所なカウルパネ
ルの後方部に設けられているカウルベンチレータのダク
ト内など外気の通風域に選定すれば外気の空冷作用によ
ってイグニッションコイル装置の雰囲気温度をより一層
低減することができる。
以下に添付の図を参照して本考案を実施例について詳細
に説明する。
添付の第1図は本考案による自動車用イグニッションコ
イル装置の取付は構造の一つの実施例を組み込んだ自動
車車体の前方部の一部を示す解図的斜視図、第2図は第
1図に示した実施例のカウル部分の断面図、第3図は同
じ(イグニッションコイル装置の取付は態様の一例を示
す組立分解図である。
これらの図に於て、1がエンジン(図示省略)を収めた
エンジンルームであり、該エンジンルーム1は、後方部
に配置されるダッシュパネル2及ブカウル3と、両側方
部(但し図にはその一方の側方部のみが示されている)
に配置されるフェンダエプロン4と、前方部に配置され
るラジェータパネル(フロントエンドパネル)5とによ
り郭定されている。
カウル3は、この場合図示の如く、カウルアウターパネ
ル6とカウルインナーパネル7とにより閉じ断面構造に
形成されており、その間にダクト8を郭定している。
前記カウルアウターパネル6の上面にはダクト8への空
気取入れ口9が開口されており、該空気取入れ口9より
ダクト8内に取り入れられた外気はカウルインナーパネ
ルIの一部に形成された空気取出し口(図示省略)より
自動車の車室内へ導入されるようになっている。
カウルアウターパネル6の前面、即ちエンジンルーム1
内に面している面には、該カウルアウターパネル6を貫
通してダクト8内に向けて開口する貫通孔10が形成さ
れており、該貫通孔10にイグニッションコイル装置1
1が、その主要部がエンジンルーム1外のダクト8内に
位置するように貫通装着されている。
イグニッションコイル装置11の取付けは、この実施例
の場合、イグニッションコイル装置11のコイルケーシ
ング11aの外周囲にリテーナ12を嵌挿し、該リテー
ナ12のフランジ部分と前記カウルアウターパネル6の
前面との間にシールバッキング部材13を介在させた態
様にて取付はボルト14をリテーナ12に設けられたボ
ルト通し孔及びカウルアウターパネル6に穿設されたボ
ルト通し孔に通してカウルアウターパネル6のダクト内
側に固定配置されたブラケット15のねじ孔16にねじ
込むことにより行われている。
尚、図にて17はフードパネルであり、18はフロント
ウィンドガラスである。
以上の如くイグニッションコイル装置11を取り付げれ
ば、それのコイルケーシングIlaはエンジンルーム外
のダクト8内に位置されるので、エンジンルーム外であ
ることに加えダクト8内に取り入れられる外気によって
冷却が行われ、該ケーシング内の一次コイルや二次コイ
ルが雰囲気温度によって上昇するのが回避される。
又、この場合、コンタクトブレーカ装置やディストリビ
ュータ装置に対するリード線の接続端子を備えている部
分、即ちキャップ部11bはエンジンルーム内に位置さ
れているので、イグニッションコイル装置の電気配線が
複雑化することはなく、従来と同様の要領にて行なうこ
とができる。
第4図は本考案によるイグニッションコイル装置の取付
は構造の他の一つの実施例を組み込んだカウル部分を示
す肩囲的断面図であり、第5図は第4図に示した実施例
に於けるイグニッションコイルの取付は構造を示す組立
分解図である。
尚第4図及び第5図に於て第1図乃至第3図に対応する
部分は第1図乃至第3図に付した符号と同一の符号を付
しである。
かかる実施例の場合は、カウル3が開き断面構造に作ら
れており、それのカウルダクト8(まフードパネル17
によって閉じられ、該フードパネル17に空気取入れ口
9が開口形成されている。
カウル3の前面部には前述した実施例と同様貫通孔10
が開口形成されており、該貫通孔10にイグニッション
コイル装置11をその主要部がエンジンルーム外のダク
ト8内に位置するように貫通装着しである。
この場合、イグニッションコイル装置は、車体上方より
取付は作業が行えるようダクト8の底部に固定した受は
台20上にイグニッションコイル装置のコイルケーシン
グ11aを載せ、その上から取付はバンド21をコイル
ケーシング11の外周囲に嵌め込み、これをボルト22
によって受は台20に固定することにより固定されるよ
うになっている。
以上に説明した実施例に於ては、カウルパネルに設けた
貫通孔にイグニッションコイル装置全貫通装着したが、
本考案はカウルパネルに限定されるものではなく、例え
ば第6図に示す如くフェンダエプロン4あるいはラジェ
ータパネル5に貫通孔を設け、該貫通孔にイグニッショ
ンコイル装置を貫通装着しても良く、このことについて
は本考案の範囲内にて種々の実施例が可能であることは
当業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるイグニッションコイル装置の取付
は構造の一つの実施例を組み込んだ自動車車体の前方部
の一部を示す肩囲的斜視図、第2図は第1図に示した実
施例に於げるカウル部分の肩囲的断面図、第3図は同じ
くイグニッションコイル装置の取付は構造を示す組立分
解図、第4図は本考案によるイグニッションコイル装置
の取付は構造の他の一つの実施例を組み込んだカウル部
分を示す肩囲的断面図、第5図は第4図に示された実施
例に於けるイグニッションコイル装置)取付は構造を示
す分解組立図、第6図は本考案によるイグニッションコ
イル装置の取付は構造の他の実施例を組み込んだ自動車
車体の前方部の一部を示す肩囲的斜視図である。 1〜エンジンルーム、2〜ダツシユハネル、3〜カウル
、4〜フエンダエプロン、5〜ラジエータパネル、6〜
カウルアウターパネル、7〜カウルインナーパネル、8
〜ダクト、9〜空気取入れ口、10〜JJA孔、11〜
イグニツシヨンコイル装置、11a〜コイルケーシング
、11b〜キヤツプ、12〜リテーナ、13〜シ一ルバ
ツキング部材、14〜ボルト、15〜ブラケツト、16
〜ねじ穴、17〜フードパネル、18〜フロントウイン
ドガラス、20〜受は台、21〜取付はバンド、 22
〜ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 実質的に円筒体であり且その一方の端面部にのみ電気接
    続端子を有するイグニッションコイル装置を自動車に取
    付ける構造にして、カウルパネル、フェンダエプロン、
    ラジェータパネル等のエンジンルームを郭定する壁要素
    に前記円筒体を通す貫通孔を設け、該貫通孔に前記イグ
    ニッションコイル装置をその前記電気接続端子を有する
    一方の断面部がエンジンルーム内へ向けて直接露呈され
    前記円筒体の前記一方の端面部を除く主要部が前記貫通
    孔を通ってエンジンルーム外に位置するように貫通装着
    したことを特徴とする構造。
JP1976058787U 1976-05-10 1976-05-10 自動車用イグニツシヨンコイル装置の取付け構造 Expired JPS5823944Y2 (ja)

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JP1976058787U JPS5823944Y2 (ja) 1976-05-10 1976-05-10 自動車用イグニツシヨンコイル装置の取付け構造

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Publication Number Publication Date
JPS52149924U JPS52149924U (ja) 1977-11-14
JPS5823944Y2 true JPS5823944Y2 (ja) 1983-05-23

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ID=28518021

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS491213U (ja) * 1972-04-05 1974-01-08

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JPS491213U (ja) * 1972-04-05 1974-01-08

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