JPS5823589Y2 - X↓−y微動調整装置 - Google Patents
X↓−y微動調整装置Info
- Publication number
- JPS5823589Y2 JPS5823589Y2 JP4910978U JP4910978U JPS5823589Y2 JP S5823589 Y2 JPS5823589 Y2 JP S5823589Y2 JP 4910978 U JP4910978 U JP 4910978U JP 4910978 U JP4910978 U JP 4910978U JP S5823589 Y2 JPS5823589 Y2 JP S5823589Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adjustment
- sliding plate
- sliding
- axis direction
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はX−Y微動調整装置に関し、特に気密状態を保
持する容器の中の物体を容器の外部から気密状態を保持
しながら、X軸およびY軸方向の位置を微動調整するX
−Y微動調整装置に関する。
持する容器の中の物体を容器の外部から気密状態を保持
しながら、X軸およびY軸方向の位置を微動調整するX
−Y微動調整装置に関する。
従来、この種のX−Y微動調整装置は、第1図に示すよ
うにY軸方向の調整は、ベース1を固定し、マイクロメ
ータヘッド(以下調整軸という)2を時計方向に回転さ
せると調整軸2の先端で摺動板3を押す(+Y方向とす
る)。
うにY軸方向の調整は、ベース1を固定し、マイクロメ
ータヘッド(以下調整軸という)2を時計方向に回転さ
せると調整軸2の先端で摺動板3を押す(+Y方向とす
る)。
調整軸2を反時計方向に回転させるとコイルばね4によ
り、摺動板3が引っばられ−Y方向に摺動する。
り、摺動板3が引っばられ−Y方向に摺動する。
同様にX軸方向の調整は、ベース5を固定し、調整軸6
を時計方向に回転させると調整軸6の先端で摺動板7を
押す(+X方向とする)。
を時計方向に回転させると調整軸6の先端で摺動板7を
押す(+X方向とする)。
調整軸6を反時計方向に回転させるとコイルばね8によ
り、摺動板Tが引っばられ−X方向に摺動する。
り、摺動板Tが引っばられ−X方向に摺動する。
目的の位置に調整しようとする物体9は、摺動板7に取
付けるが、ここでX軸方向のベース5は、Y軸方向の摺
動板3に固定されているため、調整軸6はY軸方向の調
整時に摺動板3と一緒に点線で示す様に位置に距離りだ
け平行移動してしまう欠点があり、調整軸6のために気
密状態を保持することが困難となり、気密状態の中で使
用するX−Y微動調整装置としては使用不可能であった
。
付けるが、ここでX軸方向のベース5は、Y軸方向の摺
動板3に固定されているため、調整軸6はY軸方向の調
整時に摺動板3と一緒に点線で示す様に位置に距離りだ
け平行移動してしまう欠点があり、調整軸6のために気
密状態を保持することが困難となり、気密状態の中で使
用するX−Y微動調整装置としては使用不可能であった
。
本考案の目的はX−Y微動調整装置の気密状態を保持す
る容器の中で使用するため、2つの調整軸の位置が平行
移動せずに調整しようとする目的の物体を気密状態に保
持しながら、X軸方向およびY軸方向の位置が自由に微
動調整できるX−Y微動調整装置を提供することにある
。
る容器の中で使用するため、2つの調整軸の位置が平行
移動せずに調整しようとする目的の物体を気密状態に保
持しながら、X軸方向およびY軸方向の位置が自由に微
動調整できるX−Y微動調整装置を提供することにある
。
本考案はY軸方向の調整時にX軸方向の調整軸の平行移
動をなくするため、具体的にはX軸方向の摺動板の1辺
にX軸と直角に■溝を切り、この溝にボールを配列しボ
ールを介してもう一つの摺動板を設けて、保持板で保持
し、気密容器に取付けたX軸方向の調整軸はO・リング
を使用して気密保持を行ないながら、この摺動板に設け
られた溝(この摺動板がY軸方向に移動しないように、
調整軸の先端に合せてボール溝と反対側に設けられた溝
)によって先端を受けることにたり、気密状態の中でX
−Y微動調整ができる利点をもたせたものである。
動をなくするため、具体的にはX軸方向の摺動板の1辺
にX軸と直角に■溝を切り、この溝にボールを配列しボ
ールを介してもう一つの摺動板を設けて、保持板で保持
し、気密容器に取付けたX軸方向の調整軸はO・リング
を使用して気密保持を行ないながら、この摺動板に設け
られた溝(この摺動板がY軸方向に移動しないように、
調整軸の先端に合せてボール溝と反対側に設けられた溝
)によって先端を受けることにたり、気密状態の中でX
−Y微動調整ができる利点をもたせたものである。
次に本考案の実施例について図面を参照して説明する。
第2図a、bは本考案によるX−Y微動調整装置の主要
部の斜視図および分解斜視図である。
部の斜視図および分解斜視図である。
調整軸17,29はY軸およびX軸方向の調整軸である
。
。
Y軸方向の調整は調整軸1Tを時計方向に回転させるこ
とにより、固定基板10の上に取付けられた案内板11
,13の間に設けられた摺動板14を調整軸17の移動
量だけ押し、調整軸17を反時計方向に回転させるとコ
イルはね16の力で摺動板14を押し戻す。
とにより、固定基板10の上に取付けられた案内板11
,13の間に設けられた摺動板14を調整軸17の移動
量だけ押し、調整軸17を反時計方向に回転させるとコ
イルはね16の力で摺動板14を押し戻す。
摺動板14はブロック12にねじ込まれている押しねじ
15によって、案内板13を押すことにより、がたがな
くスムースに摺動するように調整される。
15によって、案内板13を押すことにより、がたがな
くスムースに摺動するように調整される。
X軸方向の調整は調整軸29を時計方向に回転させるこ
とにより、Y軸方向の摺動板14の上に取付けられた案
内板19,21の間に設けられた摺動板22を調整軸2
9の移動量だけ押し、調整軸29を反時計方向に回転さ
せるとコイルばね24の力で摺動板22を押し戻す。
とにより、Y軸方向の摺動板14の上に取付けられた案
内板19,21の間に設けられた摺動板22を調整軸2
9の移動量だけ押し、調整軸29を反時計方向に回転さ
せるとコイルばね24の力で摺動板22を押し戻す。
摺動板22はブロック20にねじ込まれている押しねじ
23によって、案内板21を押すことにより、がたがな
くスムースに摺動するように調整される。
23によって、案内板21を押すことにより、がたがな
くスムースに摺動するように調整される。
X軸方向の摺動板22はY軸方向の摺動板14に取付け
た案内板19,21により案内されるので、Y軸方向の
調整量だけ平行移動する。
た案内板19,21により案内されるので、Y軸方向の
調整量だけ平行移動する。
ここで、Y軸方向の調整時に、X軸方向の調整軸29を
平行移動させないため、摺動板22の1辺にX軸と直角
に■溝を切り、この溝にボール26を配列してボールガ
イド25で押え、もう一つの■溝を切った摺動板27を
設けて保持板28で保持し、気密容器に取付けられた調
整軸29の先端を保持板28の長穴を通して、摺動板2
7のボール溝と反対側に設けられた溝で受けることによ
り、摺動板22と摺動板27の間の摩擦が小さく摺動す
ることによって調整軸29の先端に無理な力を作用させ
ることなく、Y軸方向の調整ができるようになった。
平行移動させないため、摺動板22の1辺にX軸と直角
に■溝を切り、この溝にボール26を配列してボールガ
イド25で押え、もう一つの■溝を切った摺動板27を
設けて保持板28で保持し、気密容器に取付けられた調
整軸29の先端を保持板28の長穴を通して、摺動板2
7のボール溝と反対側に設けられた溝で受けることによ
り、摺動板22と摺動板27の間の摩擦が小さく摺動す
ることによって調整軸29の先端に無理な力を作用させ
ることなく、Y軸方向の調整ができるようになった。
以上の説明により、X軸およびY軸方向の調整軸17,
29の動きは軸の回転と軸方向の動きだけになったので
、0リング18,30で調整軸17.29と気密容器3
1の間をシールするだけになり、気密保持が簡単にでき
て、気密容器31の中の物体32をX軸、Y軸方向に微
動調整することができる。
29の動きは軸の回転と軸方向の動きだけになったので
、0リング18,30で調整軸17.29と気密容器3
1の間をシールするだけになり、気密保持が簡単にでき
て、気密容器31の中の物体32をX軸、Y軸方向に微
動調整することができる。
本考案は以上説明したように、摺動板を1個追加するこ
とにより2つの調整軸の動きが、軸の回転と軸方向の動
きだけになったので、気密保持の方法を簡単にできる効
果があり、気密状態が保持されている容器の中でX−Y
方向の微動調整が出来る特徴がある。
とにより2つの調整軸の動きが、軸の回転と軸方向の動
きだけになったので、気密保持の方法を簡単にできる効
果があり、気密状態が保持されている容器の中でX−Y
方向の微動調整が出来る特徴がある。
第1図は従来の構造を示す斜視図、第2図aは本考案の
主要部の斜視図、第2図すは調整軸毎に分解した斜視図
である。 1・・・・・・ベース、2・・・・・・調整軸、3・・
・・・・摺動板、4・・・・・・コイルばね、5・・・
・・・ベース、6・・・・・・調整軸、7・・・・・・
摺動板、8・・・・・・コイルばね、9・・・・・・物
体、10・・・・・・固定基板、11・・・・・・案内
板、12・・・・・・ブロック、13・・・・・・案内
板、14・・・・・・摺動板、15・・・・・・押しね
じ、16・・・・・・コイルばね、17・・・・・・調
整軸、18・・・・・・0リング、19・・・・・・案
内板、20・・・・・・ブロック、21・・・・・・案
内板、22・・・・・・摺動板、23・・・・・・押し
ねじ、24・・・・・・コイルばね、25・・・・・・
ボールガイド、26・・・・・・ボール、27・・・・
・・摺動板、28・・・・・・保持板、29・・・・・
・調整軸、30・・・・・・Oリング、31・・・・・
・気密容器、32・・・・・・物体。
主要部の斜視図、第2図すは調整軸毎に分解した斜視図
である。 1・・・・・・ベース、2・・・・・・調整軸、3・・
・・・・摺動板、4・・・・・・コイルばね、5・・・
・・・ベース、6・・・・・・調整軸、7・・・・・・
摺動板、8・・・・・・コイルばね、9・・・・・・物
体、10・・・・・・固定基板、11・・・・・・案内
板、12・・・・・・ブロック、13・・・・・・案内
板、14・・・・・・摺動板、15・・・・・・押しね
じ、16・・・・・・コイルばね、17・・・・・・調
整軸、18・・・・・・0リング、19・・・・・・案
内板、20・・・・・・ブロック、21・・・・・・案
内板、22・・・・・・摺動板、23・・・・・・押し
ねじ、24・・・・・・コイルばね、25・・・・・・
ボールガイド、26・・・・・・ボール、27・・・・
・・摺動板、28・・・・・・保持板、29・・・・・
・調整軸、30・・・・・・Oリング、31・・・・・
・気密容器、32・・・・・・物体。
Claims (1)
- 一方向に摺動する第1の摺動台と、この第1の摺動台の
摺動方向に対して直角方向に摺動し前記第1の摺動台と
連動する第2の摺動台と、先端部が各々前記第1の摺動
台及び第2の摺動台と当接して、これを摺動せしめる第
1の調整軸及び第2の調整軸とを有し、前記第2の摺動
台と前記第2の調整軸の先端との当接部には、前記第2
の摺動台を、前記第1の摺動台の摺動中、前記第2の調
整軸の先端部と当接しながら直線的に摺動せしめる手段
を設けたことを特徴とするX−Y微動調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4910978U JPS5823589Y2 (ja) | 1978-04-13 | 1978-04-13 | X↓−y微動調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4910978U JPS5823589Y2 (ja) | 1978-04-13 | 1978-04-13 | X↓−y微動調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54151074U JPS54151074U (ja) | 1979-10-20 |
JPS5823589Y2 true JPS5823589Y2 (ja) | 1983-05-20 |
Family
ID=28934086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4910978U Expired JPS5823589Y2 (ja) | 1978-04-13 | 1978-04-13 | X↓−y微動調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5823589Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-04-13 JP JP4910978U patent/JPS5823589Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54151074U (ja) | 1979-10-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5760564A (en) | Dual guide beam stage mechanism with yaw control | |
US4948330A (en) | Alignment stage device | |
JPH0249527Y2 (ja) | ||
US5228357A (en) | Stage driving device for optical examining apparatus | |
US7891111B2 (en) | Goniometer | |
JPS5823589Y2 (ja) | X↓−y微動調整装置 | |
US4157818A (en) | X-Y Movable work holder | |
JPH02223844A (ja) | 物体ホルダ | |
TW577049B (en) | Tilt angle adjustment device for the spindle motor of a compact disk drive | |
JPH0868931A (ja) | 面角度調整装置 | |
JPH0610947A (ja) | 摺動支持装置 | |
JPH11201159A (ja) | ガイド機構 | |
JP2005221044A (ja) | 角度調整装置 | |
JPH0411196Y2 (ja) | ||
JPH0755364Y2 (ja) | クリック係止機構 | |
JPS62255611A (ja) | 弾性軸受 | |
JP2550970Y2 (ja) | レンズ位置調整装置 | |
JPH0424598Y2 (ja) | ||
JP2524603Y2 (ja) | 回転体の支持機構 | |
JPS5939624B2 (ja) | 送りネジ機構 | |
JPH0335600Y2 (ja) | ||
JPH0141544Y2 (ja) | ||
JPH0152132B2 (ja) | ||
JP6305249B2 (ja) | ステージ装置 | |
JPH08252512A (ja) | 枚葉塗工装置 |