JPS5823527B2 - キンネツロナドニオケル ハイガスリヨウチヨウセツカソウチ - Google Patents

キンネツロナドニオケル ハイガスリヨウチヨウセツカソウチ

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JPS5823527B2
JPS5823527B2 JP12963475A JP12963475A JPS5823527B2 JP S5823527 B2 JPS5823527 B2 JP S5823527B2 JP 12963475 A JP12963475 A JP 12963475A JP 12963475 A JP12963475 A JP 12963475A JP S5823527 B2 JPS5823527 B2 JP S5823527B2
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JP
Japan
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exhaust gas
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furnaces
temperature
furnace
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JP12963475A
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竹内修
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IHI Corp
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  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は製鉄所等における均熱炉等からの排ガス量を均
一化する均熱炉等における排ガス量調節化装置に関する
ものである。
従来、均熱炉からの燃焼排ガスを排ガスボイラに入れて
蒸気を発生させ、排ガスの熱利用を図るようにした方式
では、第1図に示す如く1炉1ボイラ式である。
即ち、1基の均熱炉aを加熱した燃焼排ガスをレキュペ
レータbを通して排ガスボイラCに入れ、蒸気を発生さ
せ、低温となった排ガスを煙突dから大気に放散させて
いる。
しかし、均熱炉aはバッチ操作が行われるため、排ガス
量は第3図中人のように1サイクル毎に変動しており、
ボイラCは均熱炉aからの排ガス量により発生蒸気量が
変動していた。
そのため従来の方式では、 (1)均熱炉よりの排ガス量の変動に従って蒸気発生量
が変動するため、蒸気の安定供給ができなかった。
(2)ボイラを最大排ガス量で設計するとボイラの有効
利用ができず、他方最小排ガス量でボイラを設計すると
排ガスの有効利用率が低下していた。
等の欠点があった。
本発明は、均熱炉等の排ガス量を均一に調節して上記従
来方式の欠点を解消することを目的としてなした均熱炉
等における排ガス量調節化装置に係るもので、複数基設
けた均熱炉、バッチ炉の如きバッチ操作が行われる炉か
らの排ガスを集合シて排ガスボイラへ導くようにすると
共に6炉への燃焼空気の供給を別個の送風機により行う
ようにし、且つ上記6炉を出た排ガスの温度を検出する
温度計、6炉へ供給される燃焼空気量を制御する制御弁
、燃焼空気量を測定できる流量計、排ガス温度を均一に
するために送風機からの燃焼空気を排ガス煙道へバイパ
スさせるための空気バイパス制御弁、6炉の運転開始指
示器を各々備え、更に上記温度計の信号、流量計の信号
を入力とし上記6炉の制御弁、6炉の運転開始指示器を
制御する集合制御器を設け、複数基の炉から排ガスボイ
ラに与える排ガス量を均一化し得るよう構成したことを
特徴とする。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第2図に示す如く、バーナ2において燃料3と燃焼空気
4で燃焼された高温ガスにより加熱される均熱炉1を複
数基(図面では3基)配設し、該各均熱炉1を出た燃焼
排ガスが各々ダンパー5、レキュペレータ6を通って集
合煙道7で集合されるよう排ガス管8を設け、且つ上記
集合煙道7の途中に排ガスボイラ9を設置し、上記集合
された各均熱炉1からの排ガスを排ガスボイラ9に導い
て蒸気を発生させ、低温となった排ガスを煙突10より
大気へ放出するようにし、上記各バーナ2に導かれる燃
焼空気は、適宜設置の送風機11で加圧された後、上記
レキュペレータ6で加熱されてバーナ2へ導かれるよう
燃焼空気管12を配管し、送風機11とレキュペレータ
6との間に位置する空気管12に制御弁13、流量計1
4を設け、該流量計14で燃焼空気量の測定のほかに排
ガス量も間接的に測定されるようにし、又上記各排ガス
管8には排ガス温度を検出する温度計15を設けると共
に、排ガス管8と空気管12とを各各図示の如(連絡し
て空気バイパス制御弁16を配し、送風機11からの燃
焼空気が制御弁16によりバイパスできるようにし、更
に上記排ガスボイラ9の出入口間にバイパス煙道17を
設けてその途中にダンパー18を設け、ボイラ9で必要
とする排ガス以上の排ガス量が来た場合、ダンパー18
を開き排ガスを煙突10にバイパスさせるようにする。
又上記各均熱炉1には、運転開始指示器19を夫々設置
し、更に上記流量計14及び温度計15の信号を入力と
して上記運転開始指示器19、制御弁16、ダンパー1
8に制御信号を送るようにした集合制御器20を設けた
バッチ操業炉においては、一般に、第4図に示す如く、
排ガス量Cと排ガス温度りは、炉内材料を加熱中は排ガ
ス量が多く、他方、排ガス温度は低い。
又、加熱終了から均熱に向うに従い、排ガス量は低下し
、排ガス温度は上昇する。
この割り合いは、排ガス量は100%→150%へ、排
ガス温度は55%→100%へ変化する。
一方、ボイラへ与える熱は、排ガス温度を基準とし、熱
量としては、温度×排ガス流量となる。
したがって、前記集合制御器20は、ボイラ9へ行く基
準ガス温度(第4図Fで通常は加熱初期温度より若干低
い温度1)に対し、各炉の排ガス温度が上昇した場合、
バイパス制御弁16を開き、排ガスに一次空気を加えボ
イラ9へ行く排ガス温度を基準温度近くまで低下させる
ようにし、又、ボイラ9へ行く排ガス量を平均2.5炉
分位に合わせるため、燃焼空気流量が加熱期(一般に1
00%)の%〜%になると空炉に対し運転開始指示を指
示器19を通して与えるようにしである。
更に、前記集合制御器20は、各炉の排ガス温度×空気
流量を演算し、排ガス温度が基準温度を超過し、且つ排
ガス温度×空気流量が2.5炉分を超過した場合、排ガ
スバイパスダンパー18の制御を行うようにしである。
上記構成であるから、複数基の均熱炉1ば、各各の送風
機11で加圧され制御弁13、流量計14を通りレキュ
ペレータ6で加熱された燃焼空気4と、燃料3とがバー
ナ2に供給されて燃焼されることにより加熱される。
各均熱炉1を出た燃焼排ガスは、ダンパー5、レキュペ
レータ6を通った後、他の均熱炉1の排ガスと集合煙道
7で集合し、排ガスボイラ9で蒸気を発生させ、煙突1
0よす大気へ放出される。
本実施例の如(複数基設けた均熱炉1を総て同時に運転
した場合には、従来の1炉1ボイラ式と同様に各均熱炉
1の排ガス量が1サイクル毎に変動しているため第3図
におけるAの曲線と同じになり、又均熱炉1はバッチ炉
であるため、1基の炉の燃焼ガス量と温度は、従来第4
図の如(排ガス量は曲線Cの如く、又排ガス温度は曲線
りの如く変化しており、この変化幅は大きい。
そこで本発明では、集合制御器20を設け、該集合制御
器20で各均熱炉1の運転開始時期を制御し、更に制御
弁16を制御する。
即ち、上記集合制御器20において、送風機11からの
燃焼空気量を流量計14で測定してその信号を入力し、
各流量計14の信号の合計が一定値になるよう運転開始
指示器19に信号を送ることにより、各均熱炉1の運転
開始時期を第3図の如く自動的に指示させることができ
、集合煙道7で集合される。
集合排ガス量を均一化させることができる。
又均熱炉1からの排ガス温度を温度計15で検出してそ
の信号を集合制御器20に入れると共に更に排ガス量と
して流量計14の信号を集合制御器20に入れ。
該集合制御器20からの信号により制御弁16を制御し
て送風機11からの燃焼空気をバイパスさせることによ
り、排ガス温度ができるだけ均一となるよう燃焼空気を
流すことができ、その結果1基の均熱炉においても排ガ
ス温度と流量は、第4図に示す如く排ガス温度は曲線F
の如く、又排ガス量は曲線Eの如(均一化できた。
即ち、ボイラ9への入熱量は、排ガス温度×排ガス流量
であるが、温度が基準となる。
したがって、排ガス温度の基準温度に対する超過分に対
する冷却空気がバイパス空気として投入される。
他方、排ガス温度の上昇率(riはぼ一定であり、これ
は燃焼空気量によってモデル化できる。
したがって、集合制御器20内にモデルプログラムを有
していることにより容易に燃焼空気量から排ガス量+必
要冷空気量は演算でき、これにより各炉からボイラ9へ
の排ガス量は燃焼空気量から算出でき、集合制御器20
によりボイラへの排ガス量の一定量制御は、運転開始指
示器19と排ガスバイパスダンパー18により行われる
本発明において、上記のように集合制御器20で複数基
(3基)の均熱炉1の運転開始時期を第3図の如く制御
し、又集合制御器20で制御弁16を制御して燃焼空気
をバイパスさせて実施した結果、第3図においてBの曲
線で示される如く排ガス量は均一化され、排ガスボイラ
9への排ガス利用率が約60%に改善された。
上記第3図において、曲線Aは、3基の炉を第1炉の運
転サイクルで同時に運転した場合のボイラ9への排ガス
量である。
曲線Bば、3基の炉の運転開始時間をずらした場合の定
性的な排ガス量を示したものであり、曲線Bは、常時2
.5炉分の排ガスを得られたと仮定した曲線である。
したがって、この曲線Bは、炉の能力、数量、サイクル
タイムにより変化する。
尚排ガスボイラ9で必要とする排ガス以上の排ガス量が
流れた場合には、流量計14で測定された排ガス量の信
号に基づき集合制御器20からの信号によりダンパー1
8を開き、排ガスを煙突10にバイパスさせる。
尚1基の均熱炉においては、第4図のC曲線の如く排ガ
ス量、即ち燃焼空気量も変動するため、排ガス量が減少
した時点では送風機11は絞られた状態で使用されてい
るので、空気を排ガス側へバイパス制御するに当り、送
風機11の能力を上げる必要は全くない。
以上述べた如(本発明の装置によれば、 (i) 集合制御器により各均熱炉の運転開始時期を
自動的に指示するので、排ガスボイラへの排ガス量を均
一化でき、ボイラへの有効ガス量が増加する。
(ii) (i)の如く均熱炉の運転開始時期が自動
的に指示されるので、炉の使用率が向上する。
GiD 集合制御器により空気バイパス制御弁を制御
するので、1基の均熱炉における排ガス量、排ガス温度
共に均一化でき、ボイラへの有効ガス量が増加する。
(iv)(iiDにより排ガス煙道の温度が均一化し、
耐火材の寿命が長くなると共に炉内圧の変動が減少する
M 排ガス吹込用空気源として燃焼空気送風機を使用す
ることにより余分な設備を設けなくてよい。
等、優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は1炉1ボイラ式とした均熱炉用排ガスボイラの
概略図、第2図は本発明の装置の概略図、第3図は均熱
炉からの排ガス量の状態を示す説明図、第4図は1基の
均熱炉からの排ガスの温度、流量が時間と共に変化する
状態を示す説明図である。 1・・・・・・均熱炉、2・・・・・・バーナ、6・・
・・・・レキュペレータ、7・・・・・・集合煙道、9
・・・・・・排ガスボイラ、10・・・・・・煙突、1
1・・・・・・送風機、14・・・・・・流量計、15
・・・・・・温度計、16・・・・・・空気バイパス制
御弁、19・・・・・・運転開始指示器、20・・・・
・・集合制御器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数基設けた均熱炉、バッチ炉の如きバッチ操作が
    行われる炉からの排ガスを集合して排ガスボイラへ導く
    ようにすると共に6炉への燃焼空気の供給を別個の送風
    機により行うようにし、且つ上記6炉を出た排ガスの温
    度を検出する温度計、6炉へ供給される燃焼空気量を制
    御する制御弁、燃焼空気量を測定できる流量計、排ガス
    温度を均一にするために送風機からの燃焼空気を排ガス
    煙道へバイパスさせるための空気バイパス制御弁、6炉
    の運転開始指示器を各々備え、更に上記温度計の信号、
    流量計の信号を入力とし上記6炉の制御弁、6炉の運転
    開始指示器を制御する集合制御器を設け、複数基の炉か
    ら排ガスボイラに与える排ガス量を均一化し得るよう構
    成したことを特徴とする均熱炉等における排ガス量調節
    化装置。
JP12963475A 1975-10-28 1975-10-28 キンネツロナドニオケル ハイガスリヨウチヨウセツカソウチ Expired JPS5823527B2 (ja)

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