JPS582336B2 - ガス遮断装置のリセット方法 - Google Patents

ガス遮断装置のリセット方法

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JPS582336B2
JPS582336B2 JP9092677A JP9092677A JPS582336B2 JP S582336 B2 JPS582336 B2 JP S582336B2 JP 9092677 A JP9092677 A JP 9092677A JP 9092677 A JP9092677 A JP 9092677A JP S582336 B2 JPS582336 B2 JP S582336B2
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JP
Japan
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gas
valve
gas cutoff
electromagnetic coil
permanent magnet
Prior art date
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Expired
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JP9092677A
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English (en)
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JPS5442045A (en
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島川悠一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Cosmos Electric Co Ltd
Original Assignee
New Cosmos Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ガス遮断弁を作動させた後の復帰をきわめ
て簡単な構成で行いうるようにしたガス遮断装置のリセ
ット方法に関するものである。
従来からガスもれを自動的に検知し、ブザー等を鳴動さ
せ、ガス遮断弁を作動させて自動的にガスの遮断を行う
ようにしたガス遮断装置は公知である。
この一例を第1図によって説明する。この図において、
1は電源部、2はガス感知部、3ぱ増幅部、4は作動部
である。
そして、01〜C6はコンデンサ、R1〜R1,は抵抗
器、VRは可変抵抗器、D1,D2はダイオード、ZD
なツエナーダイオード、CAは比較増幅器、Tはトラン
ス、BZはブザー、■はリレー、Ryaはその常開接点
、Eはガス検知素子、E′はその補償素子、Q1はトラ
ンジスタ、LEDは発光ダイオード等の作動表示灯、S
CRはサイリスタ、11,12はガス元栓制御端子、S
Wはリセットスイッチ、■はガス遮断弁である。
上記構成において、電源を入れるとトランスTの二次巻
線S1と三次巻線S2に所要の電圧が発生し、各部は動
作状態となる。
ガスがガス検知素子Eに吸着するまでは抵抗器R13J
R14、ガス検知素子Eおよび補償素子E′で構成され
るブリッジ回路は平衡しており、ガス感知部2から出力
は出ない。
したがって比較増幅器CAからの出力もなく、ブザーB
Zも動作しない。
次にガスがガス検知素子Eに吸着すると、ガス感知部2
から出力が出てこれが比較増幅器CAのもう一方の入力
と比較され、ガス感知部2からの出力の方が大きいと比
較増幅器CAから出力が出る。
そのためトランジスタQ1は導通し、リレーRyが働く
、その結果、その常開接点R,aが閉じ、ブザーBZが
鳴動する。
一方、トランジスタQ1が導通ずる結果、サイリスタS
CRのゲートに信号が与えられ、これを導通させコンデ
ンサC6に蓄積されていた電荷はサイリスタSCRの導
通により急激に遮断弁Vを通って流れる。
したがって、ガス元栓制御端子11.12に接続された
ガス遮断弁Vが作動し、ガス元栓を閉じる。
これと同時に作動表示灯LEDが発光し、ガス元栓が閉
じたことを報知する。
以後はガス遮断弁Vの通電が断たれてもガス閉止の状態
は手動による復帰を行う迄は維持される。
そして、サイリスタSCRは引続いてオンを維持し作動
表示灯LEDを点灯しつマける。
ところで、上記従来のガス遮断装置においては、一旦サ
イリスタSCRが導通すると、これを消弧させるにはリ
セットスイッチSWをオフにして、主回路の電流を断つ
か、あるいはサイリスタSCRのアノードとカソード間
に逆電圧を印加する回路を設けて、この逆電圧によって
主回路の電流を断つ必要があった。
しかし、リセットスイッチSWを設けたり、逆電圧を印
加する回路を設けたりすることは部品点数が多くなるば
かりでなく、復帰操作がガス元栓の復帰操作とは別に必
要である欠点があった。
この発明は上記の点に鑑みなされたもので、ガスの元栓
(ガス遮断弁)の復帰操作のみで操作でき、かつ格別部
品点数を増すことなくガス遮断弁の復帰を可能としたも
のである。
以下この発明について説明する。
第2図はこの発明に用いるガス遮断弁Vの一実施例を示
すもので、10は筐体で、ガス通路11と12が形成さ
れており、両者間に弁座13が形成される。
14は弁体で、ロツド15を介して外部のつまみ16が
取り付けられている。
17は固定永久磁石で円筒形をなし、中心部分にロツド
15が貫通しており、下方にリング状に中空部18が形
成され、内部表面と外側表面がN極およびS極に着磁さ
れている。
そして、中空部18内に電磁コイル19が装着され、こ
の電磁コイル19が励磁されたとき、固定永久磁石17
の磁束を打消すように電流が流れる。
20は可動吸着片で、磁性体からなっており、弁体14
に固定されている。
21はスプリングで、筐体10の内壁と可動吸着片20
間に介装されており、可動吸着片20を固定永久磁石1
7から離脱させる方向に力を作用させている。
そして、第2図の状態はつまみ16を持上げて可動吸着
片20を固定永久磁石17に吸着させた状態であり、ス
プリング21の力に抗しており、弁体14は開放に維持
されている。
この状態において、電磁コイル19に直流乃至は脈流が
流れると、固定永久磁石17の磁束が打消されるか、ま
たは減少し、そのためスプリング21の力の方が可動吸
着片20の吸着力より勝るので、弁体14はスプリング
21の力によって下方へ押しやられ、弁座13と弁体1
4とが当接して、ガス通路11と12は断となる。
第3図は第2図のガス遮断弁Vを用いたこの発明の一実
施例を示す要部の回路図で、第1図の回路のガス元栓制
御端子t1,t2に第2図のガス遮断弁■の電磁コイル
19を接続した状態の説明図である。
さて、第1図で説明したように、ガス吸着があると、サ
イリスタSCRのゲートGにゲート電圧が印加され、そ
れによってサイリスタSCRは導通し、コンデンサC6
から電荷が急激にガス遮断弁■の電磁コイル19に流れ
る。
そこで第2図の弁体14は前述したように下方に押され
てガス通路11と12の間を閉塞し、ガスを遮断する。
次に、復帰のために、第2図のつまみ16を特って上方
に弁体14をスプリング21の力に抗して引き上げると
、可動吸着片20が上昇し、固定永久磁石1Tに吸着す
る。
この際、固定永久磁石17の磁束が変化するので、電磁
コイル19に逆極性の起電力を発生する。
この起電力はサイリスタSCRに逆電圧として印加され
るので、サイリスタSCRは直ちに消弧する。
かくして、手動によるガス遮断弁Vのリセットと同時に
サイリスタSCRもリセットされる。
第4図はこの発明の他の実施例を示すもので、第2図と
逆向きの手動操作を行うものである。
すなわち、第4図の実施例においては、ガスが検知され
ると第3図のサイリスタSCRが導通し、ガス遮断弁V
の電磁コイル19に通電される。
それによって可動吸着片20を固定永久磁石17の前面
に吸引吸着する。
この場合の電磁コイル19に流れる電流は固定永久磁石
17の作る磁場を助長する方向のものとする。
これによって弁体14は弁座13を閉止し、ガス通路1
1.12間を遮断する。
次に、復帰に当っては第4図のつまみ16を押し下げる
と、可動吸着片20が下降し、第4図の状態となる。
この状態になれば手を離してもスプリング21によって
以後保持される。
そして、可動吸着片20が下降する際に固定永久磁石1
7の磁束が変化するので、第2図の実施例で述べたのと
全く同様にして電磁コイル19に逆極性の起電力が発生
するため、これがサイリスタSCRに逆電圧として印加
され、サイリスタSCRをオフとする。
なお、上記第2図、第4図の実施例では可動吸着片20
を磁性体としたが、これを永久磁石で構成し、固定永久
磁石17を磁性体で構成してもよい。
さらに、ガス検知としてはガス器具のガス漏れ、口火安
全装置からのガス漏れ等の如何なるガス漏れであっても
よく、その他、地震の発生時にこれを検知してサイリス
タSCRを作動させてもよく、要は異常が検知されたと
きガス遮断弁■が動作するものであればよい。
また、外出時に扉に錠をかけたとき、この錠と連動して
働く接点を設け、この接点閉成によりサイリスタSCR
をオンとし、ガス遮断弁Vを動作させガス供給を断って
留守中の安全をはかることもできる。
以上詳細に説明したように、この発明は異常検知により
サイリスクを導通させ、これによって電磁コイルを駆動
してガス遮断弁を作動させるガス遮断装置において、ガ
ス遮断弁の弁体に可動吸着片を取付け、一方前記可動吸
着片を吸着し弁体を開状態または閉状態に保つ永久磁石
をその磁束が電磁コイルと鎖交する位置に設けたので、
ガス遮断弁を手動で復帰させるとき、磁界変化が電磁コ
イルに与えられ、駆動時と逆極性の電圧が誘起されるの
で、これによりサイリスクをオフにすることができる。
したがって、従来のようにリセットスイッチや特別に設
けた逆電圧を印加する回路を必要としないばかりか、復
帰操作がワンタッチで行える利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のガス遮断装置の一例を示す回路図、第2
図はこの発明に用いるガス遮断弁の一実施例を示す断面
図、第3図はこの発明のガス遮断装置の要部の回路図、
第4図はこの発明に用いるガス遮断弁の実施例を示す断
面図である。 図中、SCRはサイリスク、LEDは作動表示灯、■は
ガス遮断弁、10は筐体、11,12はガス通路、13
は弁座、14は弁体、16はつまみ、17は固定永久磁
石、19は電磁コイル、20は可動吸着片、21はスプ
リングである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ガス漏れ、地震等の異常検知によりサイリスクを導
    通させ、これにより電磁コイルを駆動してガス遮断弁を
    作動させるガス遮断装置において、前記ガス遮断弁の弁
    体に可動吸着片を取付け、一方前記可動吸着弁を吸着し
    前記弁体を開状態または閉状態に保つ永久磁石を、その
    磁束が前記電磁コイルに鎖交する位置に設け、前記ガス
    遮断弁の手動による復帰時に、前記可動吸着片の吸着ま
    たは開放による前記永久磁石の磁束変化を生ぜしめ前記
    電磁コイルに前記駆動時と逆極性の電圧を誘起させ、こ
    の逆極性の電圧を前記サイリスタに印加して消弧させ、
    手動によるガス遮断弁のリセットと同時に前記サイリス
    タをリセットさせることを特徴とするガス遮断装置のリ
    セット方法。
JP9092677A 1977-07-30 1977-07-30 ガス遮断装置のリセット方法 Expired JPS582336B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6198932A (ja) * 1984-10-19 1986-05-17 Yanmar Diesel Engine Co Ltd ガバナ装置

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JPS56173265U (ja) * 1980-05-26 1981-12-21
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