JPS5823328B2 - ハクシヨクシリカフンマツノセイゾウホウ - Google Patents
ハクシヨクシリカフンマツノセイゾウホウInfo
- Publication number
- JPS5823328B2 JPS5823328B2 JP9048075A JP9048075A JPS5823328B2 JP S5823328 B2 JPS5823328 B2 JP S5823328B2 JP 9048075 A JP9048075 A JP 9048075A JP 9048075 A JP9048075 A JP 9048075A JP S5823328 B2 JPS5823328 B2 JP S5823328B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- shirikafun
- seizouhou
- hakushiyoku
- matsuno
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Silicon Compounds (AREA)
- Glanulating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気炉Qこよりフェロシリコン又はメタリック
シリコンを製造する際副生ずるシリコンダストより白色
のシリカ粉末を製造する方法に関する。
シリコンを製造する際副生ずるシリコンダストより白色
のシリカ粉末を製造する方法に関する。
フェロシリコン又はメタリックシリコン製造工程におい
て電気炉の排ガスは集じん機によりダストを捕集した後
大気中へ排出されている。
て電気炉の排ガスは集じん機によりダストを捕集した後
大気中へ排出されている。
通常このダストはシリコンダストと称せられ8102分
90重量%以上の球状微粒子でかつケ1酸分の99%以
上が非晶形のシリカ(ソリュブルシリカ)であり理論的
にはケイ酸源として広い用途が考えられる資源である。
90重量%以上の球状微粒子でかつケ1酸分の99%以
上が非晶形のシリカ(ソリュブルシリカ)であり理論的
にはケイ酸源として広い用途が考えられる資源である。
現在公知されている用途としては、建材用ケイカル板原
料、高度化成肥料の固結防止剤、ケイ酸ソーダ用原料、
プラスチック・ゴム用充填材等がある。
料、高度化成肥料の固結防止剤、ケイ酸ソーダ用原料、
プラスチック・ゴム用充填材等がある。
このように有用な資源であるにかかわらず利用量が伸び
ないのは電気炉ζこ原料鉱石と炭素材を仕込み製令する
為カーボンが混入し色が黒色ないし灰色であることが大
きな障害となっているからである。
ないのは電気炉ζこ原料鉱石と炭素材を仕込み製令する
為カーボンが混入し色が黒色ないし灰色であることが大
きな障害となっているからである。
その他極めて微粒である為にがさ密度が0.2〜0.3
の如くバルキーなこと、増扱い土粉じんが発生し易く作
業環境上悪影響があること、凝集力が強くブリッジ、固
化し易く粉体プロセス上扱い(こぐい等の欠点も利用上
の障害となっている。
の如くバルキーなこと、増扱い土粉じんが発生し易く作
業環境上悪影響があること、凝集力が強くブリッジ、固
化し易く粉体プロセス上扱い(こぐい等の欠点も利用上
の障害となっている。
本発明の目的は、このようなシリコンダストから、かさ
密度が大きく、取扱い土粉じんの発生が少なく、ブリッ
ジをかけたり固化したりしにくい性状を持つ白色シリカ
を得る方法を提供することである。
密度が大きく、取扱い土粉じんの発生が少なく、ブリッ
ジをかけたり固化したりしにくい性状を持つ白色シリカ
を得る方法を提供することである。
本発明者らは、前記シリコンダストが極めて微小な粉状
体であるにかかわらず、意外にも、安定した流動状態が
得られると共に流動状態下で焙焼することにより、より
大きな球状粒子に造粒できることを見出し本発明に到達
したものである。
体であるにかかわらず、意外にも、安定した流動状態が
得られると共に流動状態下で焙焼することにより、より
大きな球状粒子に造粒できることを見出し本発明に到達
したものである。
即ち本発明は、フェロシリコン又はメタリックシリコン
の製造時に副生ずるシリコンダストをその結晶化温度以
下に於て酸素を含む熱風により流動焙焼するものである
。
の製造時に副生ずるシリコンダストをその結晶化温度以
下に於て酸素を含む熱風により流動焙焼するものである
。
前記焙焼のための熱風としては空気を加熱したものでも
よいし燃焼ガスに酸素を加えたものでもよい。
よいし燃焼ガスに酸素を加えたものでもよい。
白色化の条件としてはダスト中に含まれたC(カーボン
)を燃焼することにありCを燃焼するに必要な酸素の存
在下において400〜900°Cの温度を必要とする。
)を燃焼することにありCを燃焼するに必要な酸素の存
在下において400〜900°Cの温度を必要とする。
好ましくは550〜700℃において20〜5分間の滞
留時間により白色化が達成される。
留時間により白色化が達成される。
焙焼温度が400°Cより下ではダスト中のCが燃焼せ
ず、又700℃を越えるときは焼結成は結晶化が生じダ
ストの持つ特性が失われるから好ましくない。
ず、又700℃を越えるときは焼結成は結晶化が生じダ
ストの持つ特性が失われるから好ましくない。
本発明によれば前記シリコンダストは、焙焼瘉こよって
それに含まれたCが燃焼されることにより白色化され、
流動状態下で造粒され、かさ密度が大きく、取扱い土粉
じんの発生が少なく、プリツジをかけず、固化しにくい
性状を持った粒子となる。
それに含まれたCが燃焼されることにより白色化され、
流動状態下で造粒され、かさ密度が大きく、取扱い土粉
じんの発生が少なく、プリツジをかけず、固化しにくい
性状を持った粒子となる。
白色化の程度は原料ダスト白色度20〜5゜(MgOの
白色度を84とする)が流動焙焼することにより白色度
60〜80になる。
白色度を84とする)が流動焙焼することにより白色度
60〜80になる。
そしてこの粒子は造粒化したものであるが、それを構成
する微粒子間の結合力が小さいために、各種用途への使
用に当たっては、これをばらばらにしてシリコンダスト
の特徴とする微粒子としての性能を再び与え得るのであ
る。
する微粒子間の結合力が小さいために、各種用途への使
用に当たっては、これをばらばらにしてシリコンダスト
の特徴とする微粒子としての性能を再び与え得るのであ
る。
以下図面により本発明の詳細な説明する。
図において空気ブロワ−1にて供給される空気は加熱器
2により300〜soo’cに加熱され流動浴3の下部
よりフィードされる。
2により300〜soo’cに加熱され流動浴3の下部
よりフィードされる。
加熱空気は孔経0.57n7rL〜2m11Lをもつ多
孔盤11により分散され。
孔盤11により分散され。
流動層8を形成する。
原料ダストは投入口6より供給され流動塔下部抜出口1
2より抜き出される。
2より抜き出される。
流動層レベルは塔圧力ゲージ5により抜出し用弁4によ
り一定にコントロールする。
り一定にコントロールする。
排ガスはTより取り出されバクフィルター等の集じん器
により集じんされる。
により集じんされる。
流動層は外壁から電気ヒーター、。重油燃焼、ガスヒー
ター等により加熱し温度計9によって示される流動層内
部温度を550 ’C〜700℃にコントロールする。
ター等により加熱し温度計9によって示される流動層内
部温度を550 ’C〜700℃にコントロールする。
10は電気ヒーターを示す。
以下に実施例を示す。
実施例
直経400mmの流動浴を用い原料フィート量70kg
/hr、流動層温度600℃滞留時間i。
/hr、流動層温度600℃滞留時間i。
分空気量35m3/hr、温度20’C,1気圧の条件
下で連続運転を行った。
下で連続運転を行った。
その結果を次表に示す。
図面は本発明の実施の態様を示す横断面図である。
図において、1は空気フ宅ワー、2は加熱器。3は流動
浴、6は原料投入口、γは排ガス排出口。 8は流動層、10は電気ヒーター、12はダスト抜出口
である。
浴、6は原料投入口、γは排ガス排出口。 8は流動層、10は電気ヒーター、12はダスト抜出口
である。
Claims (1)
- 1 フェロシリコン又はメタリックシリコンの製造時に
副生ずるシリコンダストをその結晶化温度以下の於て酸
素を含む熱風により流動焙焼することを特徴とする白色
シリカ粉末の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9048075A JPS5823328B2 (ja) | 1975-07-24 | 1975-07-24 | ハクシヨクシリカフンマツノセイゾウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9048075A JPS5823328B2 (ja) | 1975-07-24 | 1975-07-24 | ハクシヨクシリカフンマツノセイゾウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5213497A JPS5213497A (en) | 1977-02-01 |
JPS5823328B2 true JPS5823328B2 (ja) | 1983-05-14 |
Family
ID=13999718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9048075A Expired JPS5823328B2 (ja) | 1975-07-24 | 1975-07-24 | ハクシヨクシリカフンマツノセイゾウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5823328B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103803558A (zh) * | 2013-12-20 | 2014-05-21 | 浙江中天氟硅材料有限公司 | 一种利用有机硅含尘尾气水解物制备沉淀法白炭黑的方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU568400B2 (en) * | 1983-08-31 | 1987-12-24 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Preparation of silica polymorphs from silicon |
FR2670479B1 (fr) * | 1990-12-17 | 1993-05-28 | Electricite De France | Procede de traitement de fumees de silice en vue de leur blanchiment, et dispositif de mise en óoeuvre du procede. |
CN108017064B (zh) * | 2017-12-27 | 2021-05-11 | 昌吉吉盛新型建材有限公司 | 一种工业硅微硅粉除杂活化的方法及装置 |
-
1975
- 1975-07-24 JP JP9048075A patent/JPS5823328B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103803558A (zh) * | 2013-12-20 | 2014-05-21 | 浙江中天氟硅材料有限公司 | 一种利用有机硅含尘尾气水解物制备沉淀法白炭黑的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5213497A (en) | 1977-02-01 |
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