JPS582327Y2 - 細隙灯顕微鏡におけるルビ−レンズ移動装置 - Google Patents

細隙灯顕微鏡におけるルビ−レンズ移動装置

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JPS582327Y2
JPS582327Y2 JP11794779U JP11794779U JPS582327Y2 JP S582327 Y2 JPS582327 Y2 JP S582327Y2 JP 11794779 U JP11794779 U JP 11794779U JP 11794779 U JP11794779 U JP 11794779U JP S582327 Y2 JPS582327 Y2 JP S582327Y2
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JP
Japan
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ruby
lever
lens
main
microscope
Prior art date
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Expired
Application number
JP11794779U
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JPS5636303U (ja
Inventor
広 谷口
健二 冬木
Original Assignee
マミヤ光機株式会社
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Publication date
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Publication of JPS5636303U publication Critical patent/JPS5636303U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は光源からの光がコンデンサレンズ及び細隙を
経て対物レンズを通り反射鏡にて略水平方向に反射して
被検眼を照射し、その被検眼を顕微鏡にて観察する細隙
灯顕微鏡において、必要に応じて被検眼の直前に挿入す
るルビーレンズの移動装置に関する。
細隙灯顕微鏡を用いて検眼する場合、顕微鏡光軸上で眼
球の直前に凹レンズ系からなるルビーレンズを挿入し、
眼底の虚像を角膜付近に結像させ、はぼこの位置に顕微
鏡のピントを合わせ、近視、遠視等に応じてこのルビー
レンズを顕微鏡光軸上で前後させて、目庇の凹凸や硝子
体剥離を観察する方法はすでに公知である。
第1図はルビーレンズ光学系の光路図を示すもので、E
lは被検眼、Uはルビーレンズ、Mは反射鏡、L、、
L2は顕微鏡の対物レンズ及び接眼レンズ、E2は観察
者の眼であり、矢示方向からの細隙灯照明光は反射鏡M
で反射して被検眼E1に入射し、眼底で反射して図に破
線で示すように角膜付近に眼底の虚像を結び、これが顕
微鏡で観察される。
ここで、ルビーレンズは顎台を逃げて被検眼と顕微鏡の
間を顕微鏡光軸に沿って正確に前後に移動することを要
求され、さらに、ルビーレンズを必要としない場合には
本体から容易に取外せるように着脱自在でなければなら
ない。
従来のルビーレンズは、顎台に水平方向に摺動可能に設
けられた保持部材に装着されるのが普通であるが、装置
が大型化して操作の邪魔になると同時に、保持具への着
脱も容易でなく、さらに摺動部分の精度上、ルビーレン
ズを顕微鏡光軸に沿って正確に前記に前後させることは
極めて困難を伴った。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので、本体に着
脱自在な台座上の主軸に主レバーを枢着し、該主レバー
に従レバーを回転並びに摺動可能にカム結合す/ると共
に、該従レバーの下端部を台座に設けた主カム溝に係合
させ、従レバー上端部にルビーレンズ保持レバーを枢着
することにより、ルビーレンズを顎台を逃げて顕微鏡光
軸に沿って正確に前後に移動させようとするものである
以下、第2図乃至第4図に示す実施例によってこの考案
を説明する。
第2図は、この考案によるルビーレンズ移動装置を付設
した細隙灯顕微鏡の使用状態を示すもので、Aは光源L
S、コンテ゛ンサレンズCL及び細隙Sを内蔵したラン
プハウス、Bは第1対物レンズL3及び第2対物レンズ
L4を内蔵した投光体、Cは本体支持腕、Dは顕微鏡、
Fは顎台、Gは頭部固定バンド、Hはルビーレンズ移動
装置である。
第3図及び第4図は、ルビーレンズ移動装置Hの詳細を
示すもので、1は移動装置の台座であり、装着時に本体
支持腕Cの回動中心軸線C□(第2図)と同軸線上の軸
2と、本体支持腕Cの案内板C2に嵌入して移動装置H
の位置決めを行なう突起3が下面に一体的に形成され、
上面には主軸4を固設した1対の主軸受5と、主カム溝
6aを有する主カム板6を一体とする。
7は一端を主軸4に枢着されたほぼL字型の主レバーで
あり、水平腕7aを一体となし、上記に第1ピン8が、
中部に第2ピン9が、自由端部に第3ピン10が夫々植
設されている。
11は上記第1ピン8の緩嵌する上下方向の上下長溝1
1 aと、第2ピン9の緩嵌する補助カム溝11 bが
夫々設けられた1対の従レバーであり、下端部に主カム
溝6aに緩嵌する主カムピン12が固設され、上部近く
に前後移動用の操作ノブ13が付設されている。
14はルビーレンズUを保持するL字型のルビーレンズ
保持レバーであり、軸15で従レバー11の上端部に枢
着され、主レバー7の水平腕7aに平行する水平腕14
aの先端にピン16が植設され、このピン16と軸15
の間隙は第1ピン8と第3ピン10の間隔と等しくなる
ようにピン16の位置が定められる。
17は上端部がピン16を、下端部がピン10を夫々回
転可能に挟持する1対の補助レバーで、複数個のねじ1
8及びナツト19で挾持摩擦力が調整可能に結合され、
中部はスペーサ20を介して一体的に固定される。
二の考案によるルビーレンズ移動装置は上記のような構
成からなるもので、第2図に示すように細隙灯顕微鏡の
本体に設けた挿入穴C3に軸2を挿入して装着し、被検
11JI E 1をほぼ本体中心軸C1と顕微鏡りの光
軸との交点近傍に位置させた状態で、操作ノブ13を前
後させると、主レバー7の第1、第2ピン8,9及び従
レバー11の主カムピン12が、上下長溝11a、補助
カム溝11 b及び主カム溝6a内をそれぞれ摺動しな
がら、従レバー11が第1ピン8を中心として回転する
と同時に、主レバー7も主軸4を中心として揺動して、
第1ピン8は上下長溝11 a内を上下に摺動する。
ここで、主カム溝6a及び補助カム溝11 bを適当に
選ぶと、軸15を同一高さに保つことができる。
また、第1ピン8、第3ピン10、ピン16、軸15を
関節とする主レバー7の水平腕7a、従レバー11、ル
ビーレンズ保持レバー14の水平腕14a、及び補助レ
バー17は、平行四辺形の4関節リンクを形成するので
、第3図の状態から第4図の状態まで移動し、ルビーレ
ンズ保持レバー14に保持されたルビーレンズUも、顕
微鏡光軸と平行にほぼ40mm程度(第2図に実線で示
す位置から仮想線で示す位置まで)移動する。
そして、補助レバー17とピン10.16との摩擦力に
より任意の位置で静止させることができる。
なお、ルビーレンズUは原理的には顕微鏡光軸に対して
垂直であるべきであるが、表面反射による有害光線を防
止するために、実際には垂直方向に対して6度程度傾け
て設置するのが望ましい。
以上述べたように、この考案によれば、細隙灯顕微鏡に
着脱可能なルビーレンズ移動装置において、簡単な機構
でルビーレンズを顎台を逃げて顕微鏡光軸に沿って正確
に移動させることができる。
また、その移動はリンク機構とカムとによるため、従来
の摺動によるものに比して精度を必要とせず、極めて円
滑且つ軽快であり、所要の位置に容易にセットすること
が可能である。
さらに、このルビーレンズ移動装置Hの主軸4が細隙灯
顕微鏡本体Cの回動中心軸C1上に位置するように装着
することにより、顕微鏡りを回動中心軸線を中心に水平
方向に回動して、被検眼E1を種々の角度から観察する
場合に、ルビーレンズUもそれに追従して回動するので
、常に第1図に示した光路関係が保たれるので好都合で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はルビーレンズ光学系の光路図、第2図はこの考
案を適用した細隙灯顕微鏡の使用状態を示す側面図、第
3図及び第4図はこの考案によるルビーレンズ移動装置
の両移動端状態を示す側面図である。 1・・・・・・台座、4・・・・・・主、軸、6a・・
・・・・主カム溝、7・・・・・・主レバー、8・・・
・・・第1ピン、9・・・・・・第2ピン、10・・・
・・・第3ピン、11・・・・・・従レバー、11 a
・・・・・・上下長溝、11 b・・・・・・補助カム
溝、13・・・・・・前後移動用の操作ノブ、14・・
・・・・ルビーレンズ保持レバー、17・・・・・・補
助レバー、U・・・・・・ルビーレンズ、H・・・・・
・ルビーレンズ移動装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光源からの光がコンデンサレンズ及び細隙を経て対物レ
    ンズを通り反射鏡にて略水平方向に反射して被検眼を照
    明し、その被検眼を顕微鏡にて観察する細隙灯顕微鏡に
    おいて、本体に着脱自在な台座1と、一端が該台座上の
    主軸受5に設けられた主軸4を中心として回動するL字
    型の主レバー7と、下端部が台座上の主カム板6の主カ
    ム溝6aに係合し、前記主レバー7の上端部及び中部に
    植設された第1.第2ピン8,9が夫々係合する上下長
    溝11 a及び補助カム溝11 bを有し、上端部にル
    ビーレンズUを保持するL字型のルビーレンズ保持レバ
    ー14を枢支した従レバー11と、該従レバー11の上
    部に付設された前後移動用の操作ノブ13と、前記主レ
    バー7の上部及び前記ルビーレンズ保持レバー14の下
    部に夫々一体的に設けられた水平腕7 a 、14 a
    の先端部に摩擦枢着され、前記従レバー11に平行する
    補助レバー17とからなり、上記前後移動用の操作ノブ
    13を前後に移動することにより、ルビーレンズUを顕
    微鏡光軸上で移動させるようにしたルビーレンズ移動装
    置。
JP11794779U 1979-08-29 1979-08-29 細隙灯顕微鏡におけるルビ−レンズ移動装置 Expired JPS582327Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11794779U JPS582327Y2 (ja) 1979-08-29 1979-08-29 細隙灯顕微鏡におけるルビ−レンズ移動装置

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JP11794779U JPS582327Y2 (ja) 1979-08-29 1979-08-29 細隙灯顕微鏡におけるルビ−レンズ移動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5636303U JPS5636303U (ja) 1981-04-08
JPS582327Y2 true JPS582327Y2 (ja) 1983-01-17

Family

ID=29350164

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11794779U Expired JPS582327Y2 (ja) 1979-08-29 1979-08-29 細隙灯顕微鏡におけるルビ−レンズ移動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008299239A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Atsushi Tanaka 接触式スリットランプ付き顕微鏡

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JPS5636303U (ja) 1981-04-08

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