JPS5823082A - 穀物粉粘土の変色方法 - Google Patents

穀物粉粘土の変色方法

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JPS5823082A
JPS5823082A JP12162881A JP12162881A JPS5823082A JP S5823082 A JPS5823082 A JP S5823082A JP 12162881 A JP12162881 A JP 12162881A JP 12162881 A JP12162881 A JP 12162881A JP S5823082 A JPS5823082 A JP S5823082A
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JP
Japan
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clay
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flour
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JP12162881A
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河内 正幸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、穀物粉をベースとする穀物粘土の変色方法に
関する。
子供用玩具としての粘土は、主として細かい含水ケイ酸
塩類鉱物の集合体に適当量の水を混ぜて練り合せること
により調製されてきた。ところがこのような無機粘土は
、本質的に特有の出色を有しているため、着色あるいは
変色させることは難かしい。このため小麦粉などの穀物
粉を主成分とする穀物粉粘土が開発されてきた。この穀
物粉粘土中に食用着色剤などの着色剤を含有させること
により、極めて鮮かな色彩を有する粘土組成物を得るこ
とができる。
しかしながら、着色剤を含有する穀物粘土においては、
−たん特定の着色剤を4有させて着色させると、その色
彩を変化させることは難しく、単に固有色彩を有する着
色粘土同志の混合による色彩変化しか実現することがで
きない。
本発明者は、単に予じめ色彩を有する粘土同志の混合に
よる色彩変化にとどまらず、極めて意外性のある色彩変
化を呈する粘土組成物に与えるべく鋭意研究した結果、
pH領域の変化に応じて変色しうる変色剤を穀物粉粘土
中に混合しておき、この穀物粉粘土のpHを変化させう
る変色材を混練することによって、上記目的が達成され
うろことを見出して本発明を完成した。
すなわち本発明による穀物粉粘土の変色方法は、pH領
域の変化に応じて変色しさる変色剤を含有しかつ可塑性
を有する穀物粉粘土に、前記粘土のpHな変化させうる
変色材を混練することを%徴としている。
本発明において用いられうる穀物粉粘土として、小麦粉
をペースとする小麦粉粘土、モチtメ粉またはコメ粉を
ペースとするコメ粉粘土、馬鈴薯粉をペースとする馬鈴
薯粘土、トウ毫ロコシ粉をペースとするトウモロコシ粉
粘土などが挙げられるが、可塑性などの物性面から小麦
粉粘土が好ましい。また小麦粉は、一般にグルテン含量
に応じて強力粉(グルテン13%以上)、中力粉(/ル
チン10〜1391)、薄力粉(/ルチン10%以下)
に分けられるが、いずれの種類の小麦粉も使用できる。
本発明における変色剤は、pH領域の変化に応じて変色
し5るものであり、 pH指示薬として知られているも
のを広く用いることができる。以下に代表的な変色剤お
よびその変色pH領域ならびに酸性色および塩基性色を
示す。
これらの変色剤のうち、変色pH領域がなるべく中性付
近(γ付近)にあるものが好ましく、また色彩の変化が
鮮やかなものが好ましい。たとえば小麦粉粘土の場合に
、この粘土組成物に赤色を帯びさせるには、フェノール
7タレンを用いるとよい。また黄色を帯びさせるKは、
P−二)ロフェノールを用いるとよく、一方青色を帯び
させるには、α−ナフトールフタレインまたはキノリン
ブルーを用いるとよい。
これらの変色剤を1種類で用いてもよいが、2株類以上
混合して用いてもよく、数種類混合してpHの変化に応
じて広範囲の色彩変化を得ることもできる。
本明細書において、穀物粉粘土のpHを変化させうる変
色材とは、穀物粉をペースとする穀物粉粘土にある種の
化合物を添加してそのpHttM性領域または塩基性領
域としたものであり、この変色材と前記変色剤を含有す
る穀物粉粘土とな適当割合で混練した場合に、穀物粉粘
土に所望のpHを与え5るものな意味する。
酸性領域のpHな有する変色材は、前記穀物粉粘土にク
エン酸、リンノ酸、酒石酸などの有機酸を添加混練する
ことにより調製できる。
塩基性領域のpHを有する変色材は、前記穀物粉粘土に
、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの強アルカリと弱
酸との塩あるいは水酸化ナトリウムなどのアルカリを添
加混練することにより調製できる。
前記変色剤を含有する穀物粉粘土と、変色材との混線に
よる変色現象を鮮やかなものとし、かつ−たん得られた
色彩の退色を防止するために、穀物粉をペースとする穀
物粉粘土中に、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、グリセリンなどの多価
アルコールおよび(または)塩化カルシウムを添加する
ことが好マシい。、エチレングリコール、プロピレング
リコール、グリセリンなどの多価アルコールは、穀物粉
100部に対して10〜40部好ましくは加〜I部添加
される。また塩化カルシウムは穀物粉100部に対して
0.1〜3部好ましくは0.5〜1.5部添加される。
なお穀物粉をベースとする穀物粉粘土中には、従来添加
されてきた成分である水分、防腐剤、増粘剤、乾燥防止
剤、潤滑剤、塩化ナトリウム、塩化カリウムなどを添加
することができる。
本明細書において、「変色」とは発色現象、消色現象を
含めて色彩の変化現象を意味する。したがって、「変色
」とは、穀物粉粘土の地色に新たに発色させる場合、消
色させる場合およびある色彩から別の色彩へ変化する場
合を含んで意味する。
以下本発明を例により説明するj″−1本発明はこれら
の例に限定されるものではない。
例1 以下の組成を有する小麦粉粘土(4)を充分混練して調
製した。
粘土組成物(4) 小麦粉(強力粉)100部 水                    20部エ
チレングリコール          10部プロピレ
ングリコール         10部サラダ油41 
           5部塩化カルシウム     
       1部フェノールフタレイン      
    0.4部炭酸ナトリクム*2        
   0J部*1:ナラダ油は、粘土の手への付着を防
止するための潤滑剤として作用する。
*2:炭酸ナトリウムを添加しない場合粘土組成物のp
Hは約5〜6であり、炭酸ナトリウムを添加した場合の
粘土組成物のpHは約7.5であった。
一方前記粘土組成物のpHを変化させうる変色材Bおよ
び変色材Cを調製した。
変色材1 小麦粉(強力粉)100部 水                   30部エチ
レングリコール          20部プロチレン
グリコール         10部サラダ油    
           6部塩化カルシウム     
       1部縦酸ナトリウム         
   10部変色材C 小麦粉(強力粉)100部 水                   10部エチ
レングリコール         10部プロピレング
リコール         10部サラダ油     
          5部塩化カルシウム      
       1部クエン酸            
  10部前記小麦粉粘土(A)と、適当量の変色材(
B)とを混練すると、鮮やかな赤色が発現した。またこ
の赤色粘土に変色材(C)を適量添加混練すると、赤色
力を消え再びもとの地色にもどった。
例2 以下の組成を有する小麦粉粘土0))を充分混練して調
製した。
粘土組成物り 小麦粉(強力粉)100部 水                   20部エチ
レングリコール         10部プロチレング
リコール         10sサラダ油     
          5部塩化カルシウム      
      1部ノぐラニトロフェノール      
  0.05部リすザ酸*0.2部 *リンザ酸を添加することにより、得られる粘土組成物
のpHは約4.5〜4゜8であった。
この小麦粉粘土(D)と、例1で調製した変色材(B)
とを適量混練すると、鮮やかな黄色が発現した。
この黄色粘度に例1で調製した変色材(C)を適量添加
混練すると、黄色が消え、もとの地色にもどった。
例3 以下の組成な有する小麦粉粘土(E)を充分混練して調
製した。
粘土組成物(ト)) 小麦粉(゛中力粉)100部 水                   20部エチ
レングリコール          10部グリセリン
            10部す2/油      
       5部塩化カルシウム         
  0.5部食塩       0.5部 α−ナフトールフタレイン      0.05 部こ
の粘土組成物@)のpHは約5〜6であり、α−す7ト
ールフタレインの添加によっては全く着色しなかった。
この粘土組成物(E)と、例1の変色材@)とを適量混
練すると、鮮やかな青色が発現した。この青色粘度に、
例1の変色材(C)を適量混練すると青色が消え、もと
の地色にもとった。
もとの地色にもどった粘土組成物に、さらに変色材(B
)の適当量を添加混練すると、また青色に再発色した。
例4 以下の組成を有する小麦粉粘土(F′)を充分混練して
調製した。
粘土組成物CI’) 小麦粉(中力粉)100部 水                   20部エチ
レングリコール          10部プロピレン
グリコール         10部サラダ油    
           5部塩化カルシウム     
       1部塩化ナトリウム         
  0.5部チモルブルー            0
.2部この粘土組成物側)は、橙色を示した。この組成
物に変色剤Bを適量添加混練すると、青色が発現した。
また粘土組成物に変色剤Cを適量添加混練すると赤色が
発現した。
出願人代理人  猪 股    清

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. pH領域の変化に応じて変色しうる変色剤を含有しかつ
    可塑性を有する穀物粉粘土に、この粘土のpHを変化さ
    せ5る変色材を混練することを特徴とする穀物粘土の変
    色方法。
JP12162881A 1981-08-03 1981-08-03 穀物粉粘土の変色方法 Pending JPS5823082A (ja)

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