JPS5823076Y2 - 燃焼装置 - Google Patents
燃焼装置Info
- Publication number
- JPS5823076Y2 JPS5823076Y2 JP1978108737U JP10873778U JPS5823076Y2 JP S5823076 Y2 JPS5823076 Y2 JP S5823076Y2 JP 1978108737 U JP1978108737 U JP 1978108737U JP 10873778 U JP10873778 U JP 10873778U JP S5823076 Y2 JPS5823076 Y2 JP S5823076Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion device
- cover
- exhaust port
- wind
- exhaust gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Air Supply (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は屋外設置型の燃焼装置において、特に、排気口
から本体内に外部からの風即ち外風が侵入するのを防止
するため排気口上方に逆風防止用のカバーを配置した燃
焼装置に関する。
から本体内に外部からの風即ち外風が侵入するのを防止
するため排気口上方に逆風防止用のカバーを配置した燃
焼装置に関する。
第１図は従来の逆風防止用カバーを取り付けた屋外設置
型の燃焼装置を示すもので、１はバーナー２を収容する
と共に、下部に吸気口１ａ、上端部面に排気口１ｂをそ
れぞれ有する筒状の燃焼装置本体、３は燃焼装置本体１
上端部周りを間隙を介して覆う側面部３ｂと排気口１ｂ
の上方に間隙を保って該排気口を覆う上面部３ａとを有
する下面開放の箱状逆風防止用カバーで、図中一点鎖線
Ａにより示される上方からの外風、又は二点鎖線Ｂによ
り示される側方からの外風が、排気口１ｂからの排気ガ
スの排出（図中、実線Ｃにより示す）を妨げたり、成る
いは排気ガスを逆流させてバーナー２の火炎を吹消した
りすることを防止するためのものである。
型の燃焼装置を示すもので、１はバーナー２を収容する
と共に、下部に吸気口１ａ、上端部面に排気口１ｂをそ
れぞれ有する筒状の燃焼装置本体、３は燃焼装置本体１
上端部周りを間隙を介して覆う側面部３ｂと排気口１ｂ
の上方に間隙を保って該排気口を覆う上面部３ａとを有
する下面開放の箱状逆風防止用カバーで、図中一点鎖線
Ａにより示される上方からの外風、又は二点鎖線Ｂによ
り示される側方からの外風が、排気口１ｂからの排気ガ
スの排出（図中、実線Ｃにより示す）を妨げたり、成る
いは排気ガスを逆流させてバーナー２の火炎を吹消した
りすることを防止するためのものである。
この従来の上記燃焼装置に於ては、下方からの外風が吹
上げた場合には、外風圧が排気口１ｂとカバー３の側面
部３ｂとの間より流出する排気ガスに直接作用してその
流出を妨げ、外風が非常に強い場合には排気ガスを逆流
させ、バーナー２が吹消されてしまうこともあり、その
ため、燃焼装置稼動時には常に外風に注意を払っていな
ければならないという問題があった。
上げた場合には、外風圧が排気口１ｂとカバー３の側面
部３ｂとの間より流出する排気ガスに直接作用してその
流出を妨げ、外風が非常に強い場合には排気ガスを逆流
させ、バーナー２が吹消されてしまうこともあり、その
ため、燃焼装置稼動時には常に外風に注意を払っていな
ければならないという問題があった。
本考案は上記の観点にたって為されたもので、排気口を
覆うカバーの下方から所定値以上の外風圧を受けたとき
に開く常閉の蓋体を前記カバーに設けることにより、下
方からの外風が排気ガスの排出を妨げ、又は排気ガスを
逆流させないようにした燃焼装置を提供しようとするも
のである。
覆うカバーの下方から所定値以上の外風圧を受けたとき
に開く常閉の蓋体を前記カバーに設けることにより、下
方からの外風が排気ガスの排出を妨げ、又は排気ガスを
逆流させないようにした燃焼装置を提供しようとするも
のである。
以下、第２図ないし第３図に基づいて本考案の実施例を
説明する。
説明する。
なお、これらの図に於て、第１図に示した要素と同一の
ものには同一の符号を付し原則としてその説明を省略す
る。
ものには同一の符号を付し原則としてその説明を省略す
る。
第２図及び第３図に於て、５は筒状の燃焼装置本体１の
上端部周りを間隙を介して覆う側面部５ｂと該上端部面
に開口する排気口１ｂの上方に間隙を保って該排気口１
ｂを覆う上面部５ａとからなる下面開放の箱状の逆風防
止用カバー、６，６はカバー５の上面部５ａに形成され
た開口部、７，７は上記上面部５ａに設けた枢支軸８，
８に枢着された常閉の蓋体で、カバー５の下方から所定
値以上の外風圧力を受けたときに開くよう構成されてい
る。
上端部周りを間隙を介して覆う側面部５ｂと該上端部面
に開口する排気口１ｂの上方に間隙を保って該排気口１
ｂを覆う上面部５ａとからなる下面開放の箱状の逆風防
止用カバー、６，６はカバー５の上面部５ａに形成され
た開口部、７，７は上記上面部５ａに設けた枢支軸８，
８に枢着された常閉の蓋体で、カバー５の下方から所定
値以上の外風圧力を受けたときに開くよう構成されてい
る。
そして、左右対称位置に設けられている。かかる構成の
燃焼装置に於て、今、バーナー２に点火すると、燃焼装
置の外部が無風状態のとき、又は上方からの外風若しく
は側方からの外風が吹いているときは、第２図中実線で
示す如く蓋体７，７は閉じており、排気ガスは排気口１
ｂの壁部と逆風防止用カバー５の側面部５ｂとの間を通
過して外部に放出される。
燃焼装置に於て、今、バーナー２に点火すると、燃焼装
置の外部が無風状態のとき、又は上方からの外風若しく
は側方からの外風が吹いているときは、第２図中実線で
示す如く蓋体７，７は閉じており、排気ガスは排気口１
ｂの壁部と逆風防止用カバー５の側面部５ｂとの間を通
過して外部に放出される。
外風の状態が変って、下方からの風が図中点線りで示す
ように燃焼装置本体１に沿って吹上げ、排気ガスの流れ
に逆らってカバー５の側面部５ｂと排気口１ｂとの間に
流入すると、その外風圧力が蓋体７，７に作用し、第２
図中一点鎖線で示す如くこれが上方に押し開く。
ように燃焼装置本体１に沿って吹上げ、排気ガスの流れ
に逆らってカバー５の側面部５ｂと排気口１ｂとの間に
流入すると、その外風圧力が蓋体７，７に作用し、第２
図中一点鎖線で示す如くこれが上方に押し開く。
そうすると、下方からの外風は排気ガスと共に、開口部
６．６を経て上方に抜け、従って、下方がらの外風が排
気ガスの排出を妨げたり、逆流をさせたりすることがな
く、バーナー２の燃焼は安定した状態で維持される。
６．６を経て上方に抜け、従って、下方がらの外風が排
気ガスの排出を妨げたり、逆流をさせたりすることがな
く、バーナー２の燃焼は安定した状態で維持される。
下方からの外風が止めば、蓋体７，７は自重により元の
状態に復帰し開口部６，６を閉塞する。
状態に復帰し開口部６，６を閉塞する。
尚、本考案に於いて逆風防止用カバーの形状並びにカバ
ーに設けられる開口部及び蓋体の形状、数、寸法、位置
、取付方法等は燃焼装置の形態に応じて自由に変更して
よいことは言うまでもない。
ーに設けられる開口部及び蓋体の形状、数、寸法、位置
、取付方法等は燃焼装置の形態に応じて自由に変更して
よいことは言うまでもない。
また、上記蓋体を、開かれた後自重を利用してもとの位
置に復帰させる場合には、蓋体の開く角度が９０°未満
となるように規制する適宜のストッパーを蓋体に対して
設けることが望ましい。
置に復帰させる場合には、蓋体の開く角度が９０°未満
となるように規制する適宜のストッパーを蓋体に対して
設けることが望ましい。
以上述べた如く、本考案によれば、上方及び側方からの
外風によっても、また、下方から吹上げる外風によって
も、排気ガスの排出が妨げられることがなく、又は、排
気ガスの逆流が惹起させられることもないので、バーナ
ーに於ける燃焼が安定して行なわれ、燃焼装置稼動時の
外風に対する処置、管理が極めて容易となる。
外風によっても、また、下方から吹上げる外風によって
も、排気ガスの排出が妨げられることがなく、又は、排
気ガスの逆流が惹起させられることもないので、バーナ
ーに於ける燃焼が安定して行なわれ、燃焼装置稼動時の
外風に対する処置、管理が極めて容易となる。
第１図は従来の燃焼装置の概略図、第２図は本考案の燃
焼装置の一実施例を示す概略図、第３図は同上装置の要
部拡大斜視図である。 １・・・・・・燃焼装置本体、１ｂ・・・・・・排気口
、５・・・・・・逆風防止用カバー、５ａ・・・・・・
上面部、５ｂ・・・・・・側面部、６・・・・・・開口
部、７・・・・・・蓋体。
焼装置の一実施例を示す概略図、第３図は同上装置の要
部拡大斜視図である。 １・・・・・・燃焼装置本体、１ｂ・・・・・・排気口
、５・・・・・・逆風防止用カバー、５ａ・・・・・・
上面部、５ｂ・・・・・・側面部、６・・・・・・開口
部、７・・・・・・蓋体。
Claims (1)
- 屋外設置型の燃焼装置において、筒状の燃焼装置本体の
上端部周りを間隙を介して覆う側面部と該上端部面に開
口する排気口の上方に間隙を保って排気口を覆う上面部
とからなる下面開放の箱状カバーを設置する一方、前記
カバーの上面に開口部を形威し、該開口部にカバーの下
方から所定値以上の外風圧力を受けたときに該外風圧力
自身の作用により開く常閉の蓋体を設けたことを特徴と
する燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978108737U JPS5823076Y2 (ja) | 1978-08-08 | 1978-08-08 | 燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978108737U JPS5823076Y2 (ja) | 1978-08-08 | 1978-08-08 | 燃焼装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5529307U JPS5529307U (ja) | 1980-02-26 |
| JPS5823076Y2 true JPS5823076Y2 (ja) | 1983-05-17 |
Family
ID=29054063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978108737U Expired JPS5823076Y2 (ja) | 1978-08-08 | 1978-08-08 | 燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5823076Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4728243U (ja) * | 1971-04-15 | 1972-11-30 | ||
| JPS4815833B1 (ja) * | 1969-10-14 | 1973-05-17 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS485344U (ja) * | 1971-06-04 | 1973-01-22 | ||
| JPS5031967Y2 (ja) * | 1971-07-03 | 1975-09-18 | ||
| JPS5061431U (ja) * | 1973-10-01 | 1975-06-05 |
-
1978
- 1978-08-08 JP JP1978108737U patent/JPS5823076Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4815833B1 (ja) * | 1969-10-14 | 1973-05-17 | ||
| JPS4728243U (ja) * | 1971-04-15 | 1972-11-30 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5529307U (ja) | 1980-02-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4164256A (en) | Cooling tower with forced ventilation and natural draft | |
| JPS6053810B2 (ja) | グラウンドフレア−スタツク | |
| JPS5823076Y2 (ja) | 燃焼装置 | |
| US6454247B2 (en) | Anti-backdraft shutter assembly for an axial flow fan | |
| JP2002333159A5 (ja) | ||
| US6796100B1 (en) | Roof venting and cover assembly | |
| US5911217A (en) | Internally mounted flue damper with exterior free-standing damper drive | |
| JPH0752510Y2 (ja) | 吹抜け形ベントキャップ | |
| JP2003042527A (ja) | 換気系の室外端末器 | |
| JP2743559B2 (ja) | 浴室テレビ収納装置 | |
| JPS6034907Y2 (ja) | 屋外設置型ガス器具 | |
| JP4423019B2 (ja) | 自然給気口 | |
| JP2636588B2 (ja) | 防火ダンパ | |
| KR950009491Y1 (ko) | 연소기용 배기연통의 역풍방지장치 | |
| JPS589061Y2 (ja) | 燃焼器具の排気装置 | |
| JPH04323438A (ja) | 換気口構造 | |
| JPS6244271Y2 (ja) | ||
| JPS6035006Y2 (ja) | 屋外設置型燃焼器具 | |
| JP3192079B2 (ja) | 天井埋込型空調装置 | |
| JPH069200Y2 (ja) | 換気口の構造 | |
| JPS6215622Y2 (ja) | ||
| JPH0646148U (ja) | 燃焼器具の排気トップ | |
| JPS632744Y2 (ja) | ||
| JP2529181Y2 (ja) | 石油燃焼器の耐風装置 | |
| JP2550674Y2 (ja) | 暖房器の排気装置 |