JPS5823002Y2 - 絞弁自動戻し機構を備えたオ−トチョ−ク式気化器 - Google Patents
絞弁自動戻し機構を備えたオ−トチョ−ク式気化器Info
- Publication number
- JPS5823002Y2 JPS5823002Y2 JP1981161524U JP16152481U JPS5823002Y2 JP S5823002 Y2 JPS5823002 Y2 JP S5823002Y2 JP 1981161524 U JP1981161524 U JP 1981161524U JP 16152481 U JP16152481 U JP 16152481U JP S5823002 Y2 JPS5823002 Y2 JP S5823002Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- idle
- throttle valve
- cam
- choke
- cam surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はオートチョーク式気化器に係り、特に暖機状態
時に人為的操作をなんら必要としない絞弁自動戻し機構
を備えたオートチョーク式気化器のファーストアイドル
機構の改良に関するものである。
時に人為的操作をなんら必要としない絞弁自動戻し機構
を備えたオートチョーク式気化器のファーストアイドル
機構の改良に関するものである。
捷ず第1図に基づき本考案が適用される絞弁自動戻し機
構を備えたオートチョーク式気化器の構造とその作動を
説明する。
構を備えたオートチョーク式気化器の構造とその作動を
説明する。
第1図にかいて1は気化器本体で、この気化器本体に給
気筒2が形成されている。
気筒2が形成されている。
給気筒2内にはチョーク軸3に固定されたチョーク弁4
が配され、その下流には絞弁軸5に固定された絞弁6が
配されている。
が配され、その下流には絞弁軸5に固定された絞弁6が
配されている。
チョーク弁4は気化器本体1に取り付けられた熱によっ
て変位するバイメタル7と連動し、バイメタル7の変位
に応じてチョーク弁4は機関暖機に応じてその開度を決
められる。
て変位するバイメタル7と連動し、バイメタル7の変位
に応じてチョーク弁4は機関暖機に応じてその開度を決
められる。
更にチョーク弁軸3にはチョークレバー8が係合してお
り、このチョークレバー8はリンク9を介して気化器本
体1に取り付けられたチョークピストン10のロッド1
1と連動している。
り、このチョークレバー8はリンク9を介して気化器本
体1に取り付けられたチョークピストン10のロッド1
1と連動している。
チョークピストン10はダイヤフラム12等で形成され
、ダイヤフラム12の一面はロッド11が固定され、他
面は負圧通路13を介して絞弁6の下流に連通しダイヤ
フラム12に絞弁6下流の負圧を印加させるようになっ
ている。
、ダイヤフラム12の一面はロッド11が固定され、他
面は負圧通路13を介して絞弁6の下流に連通しダイヤ
フラム12に絞弁6下流の負圧を印加させるようになっ
ている。
気化器本体1には更にファーストアイドル軸14が植立
されており、このファーストアイドル軸14にはファー
ストアイドルカム15、カウンターレバー16が各々回
動自在に軸支されている。
されており、このファーストアイドル軸14にはファー
ストアイドルカム15、カウンターレバー16が各々回
動自在に軸支されている。
そしてカウンターレバー16はファーストアイドルカム
15とある条件下で係合するような爪部16Aが形成さ
れていち・す、更にカウンターレバー16はリンク17
によってチョークレバー8と連動している。
15とある条件下で係合するような爪部16Aが形成さ
れていち・す、更にカウンターレバー16はリンク17
によってチョークレバー8と連動している。
すなわちカウンターレバー16はチョーク弁4の開きに
追従して回転するものである。
追従して回転するものである。
ファーストアイドルカム15はカム面15Aが形成され
ており、このカム面15Aはファーストアイドルカム1
5の回転によってファーストアイドル軸14からの半数
が減じるように形成され、これにアジャストスクリュウ
18が当接する。
ており、このカム面15Aはファーストアイドルカム1
5の回転によってファーストアイドル軸14からの半数
が減じるように形成され、これにアジャストスクリュウ
18が当接する。
ここでアジャストスクリュウ18は絞弁軸5に固定され
た絞弁レバー19に取り付けられ、図示しないリターン
スプリングによりカム面15Aにある所定力をもって接
触している。
た絞弁レバー19に取り付けられ、図示しないリターン
スプリングによりカム面15Aにある所定力をもって接
触している。
20は気化器本体1に取り付けられた絞弁6制御用の感
熱組立体であり、この感熱組立体は膨張力の大きいたと
えばサーモワックス21、とのサーモワックス21を加
熱する正特性温度係数加熱素子(PTC素子)22、サ
ーモワックス21の出力を伝えるロッド23、ロッド2
3をサーモワックス21に接触押圧するスプリング24
より構成されている。
熱組立体であり、この感熱組立体は膨張力の大きいたと
えばサーモワックス21、とのサーモワックス21を加
熱する正特性温度係数加熱素子(PTC素子)22、サ
ーモワックス21の出力を伝えるロッド23、ロッド2
3をサーモワックス21に接触押圧するスプリング24
より構成されている。
そして正特性温度係数加熱素子22はターミナル25に
よりバッテリーに電気的に接続されている。
よりバッテリーに電気的に接続されている。
ロッド23は一端が気化器本体1に軸支されたレバー2
6と連動し、更にリンク27を介してファーストアイド
ルカム15に設けられた長孔15Bと連動している。
6と連動し、更にリンク27を介してファーストアイド
ルカム15に設けられた長孔15Bと連動している。
ここで感熱組立体20で制御されるファーストアイドル
カム15の回転変位はチョーク弁4の回転変位より遅れ
て変位するように構成されている。
カム15の回転変位はチョーク弁4の回転変位より遅れ
て変位するように構成されている。
以上のような構成において次に始動から暖機終了1での
動作を説明する。
動作を説明する。
今始動のためアクセルペダルを踏むとチョーク弁4が全
閉され、ファーストアイドルカム15が反時計方向に回
転されアジャストスクリュウ18がファーストアイドル
カムの最上段と接触する。
閉され、ファーストアイドルカム15が反時計方向に回
転されアジャストスクリュウ18がファーストアイドル
カムの最上段と接触する。
この開度がファーストアイドル開度であり、チョーク弁
4が全開にされかつ絞弁開度がアイドル開度より大きい
ため給気筒2内に形成されたベンチュリ部に開口したメ
インノズル(図示せず)に高負圧が印加されるように準
備される。
4が全開にされかつ絞弁開度がアイドル開度より大きい
ため給気筒2内に形成されたベンチュリ部に開口したメ
インノズル(図示せず)に高負圧が印加されるように準
備される。
次に始動スタータを回転するとメインノズル、バイパス
、アイドルホール(図示せず)より燃料が供給され機関
は回転しはじめる。
、アイドルホール(図示せず)より燃料が供給され機関
は回転しはじめる。
次に機関が自刃回転を始めるとチョークピストン10の
ダイヤフラム12に絞弁6下流の負圧が負圧通路13を
介して印加されダイヤフラム12は図中左側へ変位し、
ロッド11、リンク9を介してチョークレバー8を時計
方向に回転させチョーク弁4を完爆開度渣で開く。
ダイヤフラム12に絞弁6下流の負圧が負圧通路13を
介して印加されダイヤフラム12は図中左側へ変位し、
ロッド11、リンク9を介してチョークレバー8を時計
方向に回転させチョーク弁4を完爆開度渣で開く。
この時加熱素子22にはバッテリーより電力を供給され
サーモワックス21に熱を供給している。
サーモワックス21に熱を供給している。
この状態で機関が暖機されていくとバイメタル7は機関
温度に応じて変位し、チョーク弁4はバイメタル7の変
位に追従してその開度を除々に増していく。
温度に応じて変位し、チョーク弁4はバイメタル7の変
位に追従してその開度を除々に増していく。
これに併行してサーモワックス21が加熱素子22によ
って加熱されるため、サーモワックス21は膨張し、こ
の変位はロッド23、レバー26、リンク27を介して
ファーストアイドルカム15へ与えられ、ファーストア
イドルカム15は時計方向へ回転しアジャストスクリュ
ウ18はカム面15A上を滑動し絞弁6の開度をアイド
ル開度に近づける。
って加熱されるため、サーモワックス21は膨張し、こ
の変位はロッド23、レバー26、リンク27を介して
ファーストアイドルカム15へ与えられ、ファーストア
イドルカム15は時計方向へ回転しアジャストスクリュ
ウ18はカム面15A上を滑動し絞弁6の開度をアイド
ル開度に近づける。
ここでファーストアイドルカム15はチョーク弁4の回
転変位より遅れて変位するためチョーク弁4に感熱組立
体20の影響を与えることはない。
転変位より遅れて変位するためチョーク弁4に感熱組立
体20の影響を与えることはない。
次に機関が更に暖するとバイメタル7はチョーク弁4を
全開付近1で開き、感熱組立体20はファーストアイド
ルカム15を回転させ絞弁6をアイドル開度1で閉じ暖
機を終了する。
全開付近1で開き、感熱組立体20はファーストアイド
ルカム15を回転させ絞弁6をアイドル開度1で閉じ暖
機を終了する。
以上のような構造の絞弁自動戻し機構を有するオートチ
ョーク式気化器にち−いてファーストアイドルカム15
、ファーストアイドル軸14、アジャストスクリュウ1
8、絞弁6、絞弁軸5などで構成されるファーストアイ
ドル機構は従来第2図に示すような構造であった。
ョーク式気化器にち−いてファーストアイドルカム15
、ファーストアイドル軸14、アジャストスクリュウ1
8、絞弁6、絞弁軸5などで構成されるファーストアイ
ドル機構は従来第2図に示すような構造であった。
これかられかるようにファーストアイドルカム15のカ
ム面15Aを形成する4個の円弧の中心はファーストア
イドル軸14の中心と一致するよう加工されている。
ム面15Aを形成する4個の円弧の中心はファーストア
イドル軸14の中心と一致するよう加工されている。
そしてその円弧の半径はR1〉R2〉R3〉R4の関係
を有し、アジャストスクリュウ18がそれぞれの半径の
円弧(カム面15A)と当接している間、絞弁6がそれ
に対応した絞弁開度を維持するようになっている。
を有し、アジャストスクリュウ18がそれぞれの半径の
円弧(カム面15A)と当接している間、絞弁6がそれ
に対応した絞弁開度を維持するようになっている。
このファーストアイドル機構によって定められる絞弁開
度とチョーク弁開度の特性は第3図に示す関係を有して
いる。
度とチョーク弁開度の特性は第3図に示す関係を有して
いる。
すなわちファーストアイドルカム15の半径R1の円弧
上にアジャストスクリュウ18が当接している間はrl
で示す開度を維持し、(絞弁はファーストアイドル開度
、チョーク弁はほぼ全閉となっている)機関が暖するに
つれて感熱組立体20がファーストアイドルカム15を
第2図中時計方向に回転させ、アジャストスクリュウ1
8をカム落ちさせる。
上にアジャストスクリュウ18が当接している間はrl
で示す開度を維持し、(絞弁はファーストアイドル開度
、チョーク弁はほぼ全閉となっている)機関が暖するに
つれて感熱組立体20がファーストアイドルカム15を
第2図中時計方向に回転させ、アジャストスクリュウ1
8をカム落ちさせる。
アジャストスクリュウ18が半径R2の円弧上に乗ると
絞弁、チョーク弁の開度は第3図のr2の関係を、1有
し、この繰返しによってr3yr4の関係を経て、絞弁
6がアイドル開度、チョーク弁4が全開となって暖機運
転を終了するものである。
絞弁、チョーク弁の開度は第3図のr2の関係を、1有
し、この繰返しによってr3yr4の関係を経て、絞弁
6がアイドル開度、チョーク弁4が全開となって暖機運
転を終了するものである。
そしてこのような従来のファーストアイドル機構におい
てはファーストアイドル軸14中心と絞弁軸5中心との
製作上の寸法のずれ及び組立時のずれ等により、ファー
ストアイドルカム15を回転させるためには正規の状態
に比較してより大きな回転力が必要となる場合がある。
てはファーストアイドル軸14中心と絞弁軸5中心との
製作上の寸法のずれ及び組立時のずれ等により、ファー
ストアイドルカム15を回転させるためには正規の状態
に比較してより大きな回転力が必要となる場合がある。
すなわちファーストアイドルカム15、ファーストアイ
ドル軸14、絞弁軸5の製作上の寸法の誤差及びこれら
を組立た時の集積的なずれによってファーストアイドル
カム15に当接しているアジャストスクリュウ18の接
触圧が大きくなるようになる。
ドル軸14、絞弁軸5の製作上の寸法の誤差及びこれら
を組立た時の集積的なずれによってファーストアイドル
カム15に当接しているアジャストスクリュウ18の接
触圧が大きくなるようになる。
このことを第4図に基づき説明する。
ファーストアイドルカム15及び絞弁軸5の回転中心が
設計土足められた関係にある場合、始動絞弁開度と絞弁
軸トルク(アジャストスクリュウ18の押圧力と置き変
えることができる)の関係は実線で示すようにr19r
2.r3.r4の間で各々一定開度、一定トルクの関係
を有している。
設計土足められた関係にある場合、始動絞弁開度と絞弁
軸トルク(アジャストスクリュウ18の押圧力と置き変
えることができる)の関係は実線で示すようにr19r
2.r3.r4の間で各々一定開度、一定トルクの関係
を有している。
ところが気化器を製作する上でファーストアイドル軸1
4と絞弁軸5の回転中心がずれると第4図の破線で示す
ような関係を有する場合がある。
4と絞弁軸5の回転中心がずれると第4図の破線で示す
ような関係を有する場合がある。
すなわち暖機運転時ファーストアイドルカム15が感熱
組立体によって回転させられるわけであるが、この時カ
ム面15Aが絞弁開度を大きくするような軌跡を描き、
この結果絞弁軸トルクの増加が第4図のように確認され
た。
組立体によって回転させられるわけであるが、この時カ
ム面15Aが絞弁開度を大きくするような軌跡を描き、
この結果絞弁軸トルクの増加が第4図のように確認され
た。
このためファーストアイドルカム15を回転する回転力
を大きくする必要があり、感熱組立体を大型化しなけれ
ばならなかった。
を大きくする必要があり、感熱組立体を大型化しなけれ
ばならなかった。
更にとの絞弁軸トルクの変化によって、アジャストスク
リュウ18とファーストアイドルカム15で決定される
カム落ち時間(ファーストアイドルカム15のカム面1
5Aの円弧部分とアジャストスクリュウ18が当接して
いる時間)にばらつきを生じ、正確な絞弁特性を得られ
ないという問題があった。
リュウ18とファーストアイドルカム15で決定される
カム落ち時間(ファーストアイドルカム15のカム面1
5Aの円弧部分とアジャストスクリュウ18が当接して
いる時間)にばらつきを生じ、正確な絞弁特性を得られ
ないという問題があった。
本考案の目的は小型の感熱組立体で、正確な絞弁特性を
得るためのファーストアイドル機構を提供するにある。
得るためのファーストアイドル機構を提供するにある。
本考案の特徴はファーストアイドル機構を構成するファ
ーストアイドルカムのカム面の円弧中心をファーストア
イドル軸の中心、すなわちファーストアイドルカムの回
転中心よりカム面側へ偏心させるようにしたものである
。
ーストアイドルカムのカム面の円弧中心をファーストア
イドル軸の中心、すなわちファーストアイドルカムの回
転中心よりカム面側へ偏心させるようにしたものである
。
以下第6図、7図に基づき本考案の一実施例を説明する
。
。
第6図においてはファーストアイドル軸14とファース
トアイドルカム15を示している。
トアイドルカム15を示している。
ファーストアイドル軸14の中心を0点として直交座標
を考えてみるとファーストアイドルカム15のカム面1
5Aを形成する各々の円弧の中心Pは0点から第6図中
左側に距離X1下側に距離Yだけずれたところに位置し
ている。
を考えてみるとファーストアイドルカム15のカム面1
5Aを形成する各々の円弧の中心Pは0点から第6図中
左側に距離X1下側に距離Yだけずれたところに位置し
ている。
との0点はファーストアイドルカム15の回転中心であ
り、この回転中心からファーストアイドル開度を大きく
開くカム面15の円弧側へ各々の共通の円弧の中心がカ
ム面15A側へ偏心しているものである。
り、この回転中心からファーストアイドル開度を大きく
開くカム面15の円弧側へ各々の共通の円弧の中心がカ
ム面15A側へ偏心しているものである。
このような構成のファーストアイドルカムにち−いて、
いt回転中心としてファーストアイドルカム15が感熱
組立体20によって時計方向に回転されるとファースト
アイドルカム15のカム面15Aに当接しているアジャ
ストスクリュウ18との間ですべりを生じながらファー
ストアイドルカム15は回転する。
いt回転中心としてファーストアイドルカム15が感熱
組立体20によって時計方向に回転されるとファースト
アイドルカム15のカム面15Aに当接しているアジャ
ストスクリュウ18との間ですべりを生じながらファー
ストアイドルカム15は回転する。
ファーストアイドルカム15が回転′するとアジャスト
スクリュウ18は常にカム面115Aに当接するようス
プリング(図示せず)で付勢されているため絞弁6はこ
のカム面15Aにそった開度に維持されている。
スクリュウ18は常にカム面115Aに当接するようス
プリング(図示せず)で付勢されているため絞弁6はこ
のカム面15Aにそった開度に維持されている。
ところがファーストアイドルカム15のカム面15Aを
形成する円弧の中心が回転中心0点よりカム面15A側
へ偏心しているため、0点を中心としてファーストアイ
ドルカムを回転させた場合絞弁開度が減少するような運
動を行う。
形成する円弧の中心が回転中心0点よりカム面15A側
へ偏心しているため、0点を中心としてファーストアイ
ドルカムを回転させた場合絞弁開度が減少するような運
動を行う。
第6図にむいて半径R1の円弧の0点からの距離Rmに
よる軌跡(破線で示す)を本来ならばアジャストスクリ
ュウ18がすべるわけであるが、円弧中心Pが0点より
カム面15A側へ偏心しているため、アジャストスクリ
ュウ18はカム面15Aに沿ってすべることから0点を
中心としてファーストアイドルカムを回転させた時、カ
ム面の円弧が徐々にその円弧の半径を小さくしていくよ
うな形になるわけである。
よる軌跡(破線で示す)を本来ならばアジャストスクリ
ュウ18がすべるわけであるが、円弧中心Pが0点より
カム面15A側へ偏心しているため、アジャストスクリ
ュウ18はカム面15Aに沿ってすべることから0点を
中心としてファーストアイドルカムを回転させた時、カ
ム面の円弧が徐々にその円弧の半径を小さくしていくよ
うな形になるわけである。
以下半径R2、R3t R4の場合も同様の作用を行い
、絞弁6がアイドル開度1で閉じられていくものである
。
、絞弁6がアイドル開度1で閉じられていくものである
。
第6図に示した実施例による始動絞弁開度と絞弁軸トル
クの関係を第7図によって説明すると、一点鎖線で示し
たものは一定トルク、一定開度の関係を示している。
クの関係を第7図によって説明すると、一点鎖線で示し
たものは一定トルク、一定開度の関係を示している。
そして本実施例による関係は実線で示すようにカム面1
5Aの円弧から次の半径が小さい円弧ヘアジャストスク
リュウ18が移動する時に徐々に絞弁開度が小さくなる
ことがわかる。
5Aの円弧から次の半径が小さい円弧ヘアジャストスク
リュウ18が移動する時に徐々に絞弁開度が小さくなる
ことがわかる。
従ってこれに見合って絞弁軸トルクも/J・さくなるこ
とが理解される。
とが理解される。
以上述べたように本考案によるとファーストアイドルカ
ムのカム面を形成する円弧の各々の中心をファーストア
イドルカムの回転中心より偏心するようにしたため、絞
弁軸トルクに対するファーストアイドルカムの回転力を
小さくでき、小型の感熱組立体で、正確な絞弁特性を得
ることができるファーストアイドル機構を得ることがで
き、より完全な絞弁自動戻し機構を備えたオートチョー
ク式気化器を提供することが可能となるものである。
ムのカム面を形成する円弧の各々の中心をファーストア
イドルカムの回転中心より偏心するようにしたため、絞
弁軸トルクに対するファーストアイドルカムの回転力を
小さくでき、小型の感熱組立体で、正確な絞弁特性を得
ることができるファーストアイドル機構を得ることがで
き、より完全な絞弁自動戻し機構を備えたオートチョー
ク式気化器を提供することが可能となるものである。
第1図は本考案が適用される絞弁自動戻し機構を備えた
オートチョーク式気化器の要部断面を示した構成図であ
る。 第2図は従来のファーストアイドル機構の構成図である
。 第3図は絞弁チョーク弁の開度特性を示す図である。 第4図、第5図は従来のファーストアイドル機構による
絞弁開度−絞弁軸トルクの関係を示す図である。 第6図は本考案の一実施例になるファーストアイドル機
構の構成図である。 第7図は第6図に示した機構の絞弁開度−絞弁軸トルク
の関係を示す図である。 5・・・絞弁軸、6・・・絞弁、14・・・ファースト
アイドル軸、15・・・ファーストアイドルカム、15
A・・・カム面、18・・・アジャストスクリュウ。
オートチョーク式気化器の要部断面を示した構成図であ
る。 第2図は従来のファーストアイドル機構の構成図である
。 第3図は絞弁チョーク弁の開度特性を示す図である。 第4図、第5図は従来のファーストアイドル機構による
絞弁開度−絞弁軸トルクの関係を示す図である。 第6図は本考案の一実施例になるファーストアイドル機
構の構成図である。 第7図は第6図に示した機構の絞弁開度−絞弁軸トルク
の関係を示す図である。 5・・・絞弁軸、6・・・絞弁、14・・・ファースト
アイドル軸、15・・・ファーストアイドルカム、15
A・・・カム面、18・・・アジャストスクリュウ。
Claims (1)
- 機関温度に対応してチョーク弁の開度を変える感熱体と
、前記感熱体あるいは他の感熱体によって駆動されるフ
ァーストアイドルカム及び前記ファーストアイドルカム
のカム面に当接し絞弁に固定された絞弁レバーよりなり
、前記ファーストアイドルカムを前記感熱体によって回
転させることにより前記絞弁をファーストアイドル開度
からアイドル開度1で自動的に戻す絞弁自動戻し機構を
備えたオートチョーク式気化器に釦いて、前記ファース
トアイドルカムの回転中心に対して前記ファーストアイ
ドルカムのカム面を形成する複数個の円弧中心を前記カ
ム面側に偏心させた絞弁自動戻し機構を備えたオートチ
ョーク式気化器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981161524U JPS5823002Y2 (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | 絞弁自動戻し機構を備えたオ−トチョ−ク式気化器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981161524U JPS5823002Y2 (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | 絞弁自動戻し機構を備えたオ−トチョ−ク式気化器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57156059U JPS57156059U (ja) | 1982-09-30 |
JPS5823002Y2 true JPS5823002Y2 (ja) | 1983-05-17 |
Family
ID=29953890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981161524U Expired JPS5823002Y2 (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | 絞弁自動戻し機構を備えたオ−トチョ−ク式気化器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5823002Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5065731A (ja) * | 1973-10-17 | 1975-06-03 | ||
JPS51110136A (ja) * | 1975-03-22 | 1976-09-29 | Toyota Motor Co Ltd | Jidochookubensochi |
-
1981
- 1981-10-28 JP JP1981161524U patent/JPS5823002Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5065731A (ja) * | 1973-10-17 | 1975-06-03 | ||
JPS51110136A (ja) * | 1975-03-22 | 1976-09-29 | Toyota Motor Co Ltd | Jidochookubensochi |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57156059U (ja) | 1982-09-30 |
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