JPS5823002A - 合成樹脂レンズ - Google Patents
合成樹脂レンズInfo
- Publication number
- JPS5823002A JPS5823002A JP56122011A JP12201181A JPS5823002A JP S5823002 A JPS5823002 A JP S5823002A JP 56122011 A JP56122011 A JP 56122011A JP 12201181 A JP12201181 A JP 12201181A JP S5823002 A JPS5823002 A JP S5823002A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- synthetic resin
- cross
- substrate
- monomer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D11/00—Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
- B29D11/00865—Applying coatings; tinting; colouring
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Ophthalmology & Optometry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、皮膜(層)の表面硬度、耐擦傷性、制電性、
耐候性および耐熱水性あるいは耐薬品性などの性質がす
ぐれた合成樹脂レンズに関するものである。
耐候性および耐熱水性あるいは耐薬品性などの性質がす
ぐれた合成樹脂レンズに関するものである。
更に詳しくは、ヂエチレングリコールビスアリルカーボ
ネート(以下0R−59とする)、メチルメタクリレー
ト、あ、るいはスチレン等を主成分とする合成樹脂レン
ズの樹脂表面において、シラン誘導体岬を主成分とする
組成物を膨潤させ、モノマー分子をからませることによ
り、その後ポリマー粒子間のからまりを生じせしめ、多
重網目構造を形成させることによって強靭な皮膜(層)
を有し、強固な表面硬度、すぐれた耐擦傷性、制電性を
示し、且つ耐候性、耐熱水性、あるいは耐薬品性の良好
なる合成樹脂レンズに関するもので、レンズの表面の損
傷および埃り、汚れの付着を防止し、レンズとしての実
用価値を高めるととを目的とする。
ネート(以下0R−59とする)、メチルメタクリレー
ト、あ、るいはスチレン等を主成分とする合成樹脂レン
ズの樹脂表面において、シラン誘導体岬を主成分とする
組成物を膨潤させ、モノマー分子をからませることによ
り、その後ポリマー粒子間のからまりを生じせしめ、多
重網目構造を形成させることによって強靭な皮膜(層)
を有し、強固な表面硬度、すぐれた耐擦傷性、制電性を
示し、且つ耐候性、耐熱水性、あるいは耐薬品性の良好
なる合成樹脂レンズに関するもので、レンズの表面の損
傷および埃り、汚れの付着を防止し、レンズとしての実
用価値を高めるととを目的とする。
一般に1合成樹脂レンズ基材、たとえば、c′R−39
、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレンなどの樹脂
は、その軽量性、易加工性、耐衝撃性などにすぐれてい
るが、その反面、耐擦傷性、耐薬品性に乏しく、表面に
傷がつきやすく、また化学薬品に侵されやすいという欠
点がある。これらの欠点を改良する方法として、表面を
種々の熱硬化性樹脂、あるいは紫外線硬化性樹脂で被覆
するという方法が従来おこなわれている。この目的に用
いられる表面硬化被覆処理剤としては、メラミン樹脂、
アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、およびシリコーン樹
脂があるが、表面硬度、密着性、耐擦傷性、耐熱水性、
耐候性等の諸物性が全・て良好であるもの、を得ること
は難しく、十分満足できるものは未だかって得られてい
ない。一般には、皮膜の硬さを増強しようとした場合に
は、可撓性が失われやすく、耐熱水試験等で皮膜にひび
割れが生じることがあり、また皮膜の可撓性を大きくし
ようとした場合には、その皮膜の硬度が低下してしまう
。
、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレンなどの樹脂
は、その軽量性、易加工性、耐衝撃性などにすぐれてい
るが、その反面、耐擦傷性、耐薬品性に乏しく、表面に
傷がつきやすく、また化学薬品に侵されやすいという欠
点がある。これらの欠点を改良する方法として、表面を
種々の熱硬化性樹脂、あるいは紫外線硬化性樹脂で被覆
するという方法が従来おこなわれている。この目的に用
いられる表面硬化被覆処理剤としては、メラミン樹脂、
アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、およびシリコーン樹
脂があるが、表面硬度、密着性、耐擦傷性、耐熱水性、
耐候性等の諸物性が全・て良好であるもの、を得ること
は難しく、十分満足できるものは未だかって得られてい
ない。一般には、皮膜の硬さを増強しようとした場合に
は、可撓性が失われやすく、耐熱水試験等で皮膜にひび
割れが生じることがあり、また皮膜の可撓性を大きくし
ようとした場合には、その皮膜の硬度が低下してしまう
。
本発明者らは、合成樹脂レンズの有している長所をそこ
ねることなく、最終的に得られる被膜に硬度と可撓ある
いは密着性、制電性の性質を兼ね備えて持つような合成
樹脂レンズにつき、鋭意研究を重ねた結果、IPN法に
より基材の架橋ポリマーを、高架橋性官能基含有モノマ
ー・架橋剤・触媒混合系で膨潤し、その後硬化させるこ
とにより良好な結果が得られることを見い出し、本発明
即ち本発明は、合成樹脂レンズの樹脂表面において、完
全に硬化しきっていない架橋ポリマー中に、硬化後ハー
ドコート皮M(層)と°なり得る線状ポリY −、プレ
ポリマー、モノマーを架橋剤、触媒とともに、液状、溶
液状、塊状で膨潤、混合し、引続いて、一段階で加熱、
あるいは紫外線照射等によ抄硬化することによ抄、架橋
とともに、分子のからみ合いを形成するという点で、従
来の合成樹脂レンズの持つハードコート皮膜と大きく違
っている。従来の合成樹脂レンズは、レンズ基材を十分
に硬化させた後、樹脂表面上にプレポリマー、モノマー
等を架橋剤、触媒とともに塗布し、その後加熱、あるい
は紫外線照射等によ抄硬化させ、ハードコード皮膜を形
成したものでありたが、レンズの樹脂表面の状詐と、ハ
ードコート皮膜の分子構造が、適合しにくい場合、基材
と皮膜の密着性が悪いという欠点があった。
ねることなく、最終的に得られる被膜に硬度と可撓ある
いは密着性、制電性の性質を兼ね備えて持つような合成
樹脂レンズにつき、鋭意研究を重ねた結果、IPN法に
より基材の架橋ポリマーを、高架橋性官能基含有モノマ
ー・架橋剤・触媒混合系で膨潤し、その後硬化させるこ
とにより良好な結果が得られることを見い出し、本発明
即ち本発明は、合成樹脂レンズの樹脂表面において、完
全に硬化しきっていない架橋ポリマー中に、硬化後ハー
ドコート皮M(層)と°なり得る線状ポリY −、プレ
ポリマー、モノマーを架橋剤、触媒とともに、液状、溶
液状、塊状で膨潤、混合し、引続いて、一段階で加熱、
あるいは紫外線照射等によ抄硬化することによ抄、架橋
とともに、分子のからみ合いを形成するという点で、従
来の合成樹脂レンズの持つハードコート皮膜と大きく違
っている。従来の合成樹脂レンズは、レンズ基材を十分
に硬化させた後、樹脂表面上にプレポリマー、モノマー
等を架橋剤、触媒とともに塗布し、その後加熱、あるい
は紫外線照射等によ抄硬化させ、ハードコード皮膜を形
成したものでありたが、レンズの樹脂表面の状詐と、ハ
ードコート皮膜の分子構造が、適合しにくい場合、基材
と皮膜の密着性が悪いという欠点があった。
本発明によって、レンズの樹脂表面の状鯵と、ハードコ
ート皮膜の分子構造が、適合しにくい場合でも、レンズ
の樹脂表面と、高架橋性官能基含有モノマー、あるいは
プレポリマー等との間マ、分子のからま抄を生じせしめ
、硬化後、多重網目構造を形成させるため、密着性の良
好なハードコート皮膜(層)を得ることが可能となった
。
ート皮膜の分子構造が、適合しにくい場合でも、レンズ
の樹脂表面と、高架橋性官能基含有モノマー、あるいは
プレポリマー等との間マ、分子のからま抄を生じせしめ
、硬化後、多重網目構造を形成させるため、密着性の良
好なハードコート皮膜(層)を得ることが可能となった
。
以下実施例により本発明を更に詳しく説明する。
実施例1゜
(1)・・−ドコート皮膜(層)溶液の調整:イソプロ
ビルアルコール70fにビニルトリエトキシシラン40
1X 、−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラ
ン40t1およびテトラエトキシシラン’iotを溶解
し、さらにα1規定塩酸水溶液Mopを加えて室温で攪
拌して加水分解を行い、その後室温で20時間以上熟成
した。こうして得られた加水分解物溶液100tにエチ
ルセロソルブ40f1過酸化ベンゾイル171を添加溶
解してハードコート皮膜(層)溶液とした。
ビルアルコール70fにビニルトリエトキシシラン40
1X 、−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラ
ン40t1およびテトラエトキシシラン’iotを溶解
し、さらにα1規定塩酸水溶液Mopを加えて室温で攪
拌して加水分解を行い、その後室温で20時間以上熟成
した。こうして得られた加水分解物溶液100tにエチ
ルセロソルブ40f1過酸化ベンゾイル171を添加溶
解してハードコート皮膜(層)溶液とした。
あらかじめ重合させた0R−39レンズ(ゲル状)基材
を、前記(1)で調整した溶液に浸漬し、0R−59レ
ンズの樹脂表面に溶液を含浸させる。
を、前記(1)で調整した溶液に浸漬し、0R−59レ
ンズの樹脂表面に溶液を含浸させる。
その後レンズを等速ア引き上げ、熱風乾燥炉で、40℃
で3時間、40℃から80℃まで直線的に2時間、80
℃で5時間、および120℃で2時間連続して加熱した
。こめようKして得られたCR−39レンズは、透明で
、強い摩擦でも傷がつかず、耐熱水性、および耐熱性が
良好で、しかも耐熱水性テスト後の耐擦傷性、密着性も
良好であった。
で3時間、40℃から80℃まで直線的に2時間、80
℃で5時間、および120℃で2時間連続して加熱した
。こめようKして得られたCR−39レンズは、透明で
、強い摩擦でも傷がつかず、耐熱水性、および耐熱性が
良好で、しかも耐熱水性テスト後の耐擦傷性、密着性も
良好であった。
第1図は、合成樹脂レンズの表面において、基材および
コーティング皮膜(層)の架橋ポリマー錆がからみあっ
た、多重網目構造を示す。 1・・・・・・・・・合成樹脂レンズ基材。(簡単のた
め、二次元的に表現しであるが、実際は三次元架橋して
いる。)、2・・・・・・・・・合成樹脂レンズに膨潤
、硬化させた状廖のコーティング皮膜(層)。 第2図は、工PN合成法の原理を示す。第2図において
末端官能基X、Yを有する長錆分子3が、巨大環状分子
4の存在下で5のよう々買入状豐を経て環化反応を行な
うと連結環状分子6となる。 第3図は、合成樹脂レンズと、ハードコート皮膜(層)
との状節を示す。Rは、合成樹脂レンズと多重網目構造
を形成しているS10.結合部分を含むビニル基、アク
リル基等である。 7・・・・・・・・・ハードコート皮膜(層)、8・・
・・・・・・・合成樹脂レンズ基材。(多重網目構造も
含む。)以上 出願人 株式会社諏訪精工舎 代理人 弁理士 最上 務 第1)図 Y Y第2図 篤312
コーティング皮膜(層)の架橋ポリマー錆がからみあっ
た、多重網目構造を示す。 1・・・・・・・・・合成樹脂レンズ基材。(簡単のた
め、二次元的に表現しであるが、実際は三次元架橋して
いる。)、2・・・・・・・・・合成樹脂レンズに膨潤
、硬化させた状廖のコーティング皮膜(層)。 第2図は、工PN合成法の原理を示す。第2図において
末端官能基X、Yを有する長錆分子3が、巨大環状分子
4の存在下で5のよう々買入状豐を経て環化反応を行な
うと連結環状分子6となる。 第3図は、合成樹脂レンズと、ハードコート皮膜(層)
との状節を示す。Rは、合成樹脂レンズと多重網目構造
を形成しているS10.結合部分を含むビニル基、アク
リル基等である。 7・・・・・・・・・ハードコート皮膜(層)、8・・
・・・・・・・合成樹脂レンズ基材。(多重網目構造も
含む。)以上 出願人 株式会社諏訪精工舎 代理人 弁理士 最上 務 第1)図 Y Y第2図 篤312
Claims (1)
- 完全に硬化していない網目状構造をもりたレンズ基材の
表面を、高架橋性官能基含有モノマー(架橋剤を含む)
、またはその溶液で膨潤し、その後レンズ基材および高
架橋性官能基含有モノマーを架橋硬化させることにより
形成されるハードコート皮膜(層)を有することを特徴
とする合成樹脂レンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56122011A JPS5823002A (ja) | 1981-08-04 | 1981-08-04 | 合成樹脂レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56122011A JPS5823002A (ja) | 1981-08-04 | 1981-08-04 | 合成樹脂レンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5823002A true JPS5823002A (ja) | 1983-02-10 |
Family
ID=14825354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56122011A Pending JPS5823002A (ja) | 1981-08-04 | 1981-08-04 | 合成樹脂レンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5823002A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0483982A2 (en) * | 1990-10-05 | 1992-05-06 | Nippon Sheet Glass Co., Ltd. | Process for producing light control plate |
-
1981
- 1981-08-04 JP JP56122011A patent/JPS5823002A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0483982A2 (en) * | 1990-10-05 | 1992-05-06 | Nippon Sheet Glass Co., Ltd. | Process for producing light control plate |
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