JPS5822936Y2 - 容器蓋 - Google Patents

容器蓋

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Publication number
JPS5822936Y2
JPS5822936Y2 JP1157078U JP1157078U JPS5822936Y2 JP S5822936 Y2 JPS5822936 Y2 JP S5822936Y2 JP 1157078 U JP1157078 U JP 1157078U JP 1157078 U JP1157078 U JP 1157078U JP S5822936 Y2 JPS5822936 Y2 JP S5822936Y2
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JP
Japan
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cylinder
container
main cylinder
peripheral wall
cap body
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Expired
Application number
JP1157078U
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English (en)
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JPS54116153U (ja
Inventor
義祐 坂本
Original Assignee
東洋製罐株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えばベンジンなどの揮発性および浸透性
の強い内容液を容れる容器に主として用いられる容器蓋
に関するものである。
前記のような内容液を容れる容器の容器蓋は、内容液の
注出終了時に液切れが悪く、内容液の一部が容器蓋外周
面に沿って垂れ易いので、液切れを良好にすることが要
望され、また内容液が容器と容器蓋とのねじ嵌合部から
洩れるすそ洩れなど、内容液の洩れを確実に防止するこ
とが要望される。
この考案は、前述した要望に応えて、液切れをよくし、
しかも各部からの液洩れを確実防止できる容器蓋を提供
することを目的とするものである。
以下この考案の一実施例につき図面を参照して説明する
図において、1は中栓、2はキャップ本体、3は注出筒
で、これらはそれぞれ合成樹脂の一体成形品からなる。
前記中栓1は、合成樹脂の中空成形品からなる容器4の
口部に圧挿される内周壁11の内周面に中間部に塞板1
2が一体に設けられ、この塞板12に設けた平面円形、
楕円形などの溝(スコア)13の内周側に摘み14が塞
板12上に形成されている。
前記摘み14の上端部には指掛は用のリング14 aが
設けられ、このリング14aは内周壁11上方に突出し
ている。
内周壁11の上端部外周側に上壁15が一体に形成され
、この上壁15の外周から一体に外周壁16が垂下され
、この外周壁16の下部内周面には抜は止め用アンダカ
ット部17が突出している。
前記キャップ本体2は、主筒21の下部内周面には容器
4の口部外周面に設けたおねじ41に着脱可能にねし嵌
合するめねじ部21 aが形成され、主筒21の中間段
部21 bの下面には中栓1の上壁15と対向する液洩
れ防止リング22が形成されている。
主筒21の上部内にはこれと同心に液切れをよくするた
めの内筒23が形式され、内筒23と主筒21との間の
連着部24には数個の液戻し孔25が円周方向に沿って
形成され、内筒23内の下部中心には上部がほぼ円錐状
の柱体23 aが設けられ、この柱体23 aを内筒2
3に保持するアーム23 b間に複数の横断面が扇形の
液流通路23 Cが形成されている。
なお、内筒23の上端は主筒21の上端とほぼ同一水平
面上に位置し、これらの上端より連着部24が下方に位
置して、内筒23と主筒21との間に隙間が設けられて
いる。
前記主筒21の外周側には、その中間水平部21 bか
ら外筒26が突出して環状受溝27が形成され、この受
溝27の上端部に相対向して環状突起部21C1および
26 aが外筒26および主筒21から突出している。
前記注出筒3は、周壁31の上端に天板32が一体に形
成され、周壁31と同心に天板32から垂下した環状壁
33と周壁31の上端部内周面との間に環状凹溝34が
形成されている。
周壁31の上端部から外周側に1対の注出ノズル35が
突出して形式され、これらのノズル35の軸方向に沿っ
て形成した注出孔36の上縁は環状壁33の下縁と同一
水平面上に位置している。
周壁31内周面の注出孔36下縁に近いこれらの下方位
置にはすそ洩れ防止用の環状突出部37が設けられ、周
壁31の下端部には環状の係合突出部38 a 、38
bが内、外周面に形式されている。
尚上記中栓1の塞板12は必らずしも上記のようにスコ
アー13で開口するものに限られず、必要に応じて孔開
は具により開口するようにしたものでも良い。
以上のように構成された3部材からなる容器蓋は、第1
図に示すように、ます内溶液を充填した容器4の口部に
中栓1を打栓して装着し、その内周壁11を容器4の口
部に嵌挿し、上壁15を口部上端面に支持させると共に
、外周壁16のアンダカット部17を容器40部のフラ
ンジ部42を弾性変形させて乗越えさせ、外周壁16を
容器40部の上端部外周側に位置させてアンダカット部
17とフランジ部42との保合により中栓1がみだりに
抜けないようにする。
また、キャップ本体2の環状受溝27に注出筒3の周壁
31を圧挿すると共に、キャップ本体2の主筒21上端
部を注出筒3の環状凹溝34に圧入嵌合させて、キャッ
プ本体2と注出筒3とを予め組付けておく。
このようにしたものを容器4の口部にキャッピングし、
キャップ本体2のめねじ部21 aを容器4のおねじ4
1に着脱可能にねし嵌合させると共に、キャップ本体2
1の液洩れ防止リング22を中栓1の上壁15上に押付
けた状態にする。
なお、この内容液の未使用状態では、中栓1の摘み14
のリング14aを含む上部は、キャップ本体2の内筒2
3下方に位置している。
内容液の使用に当っては、キャップ本体2をこれに注出
筒3が組付けられた状態で、容器4の口部から外し、中
栓1の摘み4のリング4aに指を掛けて引張ることによ
り、溝13部を引裂いてこの溝13より内側部分の塞板
12を除去して開口する。
このようなリングによる開口形式のものでない場合は他
の孔開は具により開口する。
その後、再びキャップ本体2を容器4の口部にねし嵌合
させ、キャップ本体2に対して注出筒3を相対的に上昇
させ、第2図に示すようにキャップ本体2の環状突起部
21C,26aに注出筒3の係合突出部38a。
38 bを係合させる。
この第2図に示す状態では注出筒3の注出ノズル口35
に設けた注出孔36が注出筒3内、内筒23内、内筒2
3下方のキャップ本体2内および中栓1の開口部を経て
容器4内と連通されるので、容器4を傾けることにより
、下向きの注出孔36から内容液が注出される。
この際内筒23の数個の流路を経て流出することになり
急激な流出は緩和され必要以上の使用量が流出してしま
う恐れが少ない。
なお、この場合に他方の注出孔36は上向きになって空
気孔の役割りをする。
内容液の注出後、容器4を立てると、注出孔36の内周
側開口部の下縁とほぼ水平に位置するキャップ本体2の
主筒21上端より中心側にこれと間隔を有して内筒23
の上端が位置しているので、液切れがよい。
この場合に、主筒21と内筒23との間にあった液は液
戻し孔25から内筒23下方に導かれて容器4内に戻さ
れる。
また、第2図に示す状態では、キャップ本体2の主筒2
1上端部外周面に注出筒3の周壁31内周面に設けた環
状突出部37が圧接されることにより、この圧接部より
下方への液洩れが防止され、前記主筒21の環状突起部
21 Cと前記周壁31の係合突出部38 aとの係合
によっても、この保合部より下方への液洩れが防止され
、さらに前記2重の液洩れ防止部を越えて液が垂れ下が
っても環状受溝27の底に溜るので、キャップ本体2の
外周面に内溶液が洩れることがない。
内容液を所望量使用した後、キャップ本体2に対して注
出筒3を押し下げると、中栓1が開口されている以外は
、第1図と同様な状態となり、キャップ本体2の主筒2
1上端部が注出筒3の環状凹溝34に圧挿され、この凹
溝34の上底に主筒21上端面が押付けられていること
により、キャップ本体2と注出筒3で囲まれた内部から
注出孔36に内容液が洩れることがない。
また、キャップ本体2に設けた液洩れ防止リング22が
中栓1の上壁15上に圧接されていることにより、中栓
1の開口後のすそ洩れも防止されている。
なお、この考案において、キャップ本体2の内筒23は
、内容液の注出がスムーズにできる範囲で、できるだけ
内径が小さいことが好ましい。
また、注出筒3の注出ノズル35は必ずしも複数個設け
る必要はなく、1個の注出ノズルと空気孔にしてもよい
以上説明したようにこの考案の容器蓋は、容器4の口部
に圧挿される中栓1と、容器4の口部外周にねし嵌合す
るキャップ本体2と、このキャップ本体2に組込まれた
注出筒3との三部材からなり、前記キャップ本体2の主
筒21の上部内周側にこれと間隔を形成して内筒23を
設け、内筒23と主筒21との連着部24に液戻し孔2
5を設けたので、内容液の注出終了時に液切れを良好に
することができると共に、この時に主筒21と内筒23
の間の内容液を液戻し孔25から容器内に確実に戻すこ
とができる。
また、中栓1の上壁15を容器4の口部上面に支持し、
キャップ本体2の主筒21に設けた中間段部21 b下
面の液洩れ防止用リング22を前記上壁15に押付けた
ので、中栓1の開口後に内容液が容器口部上と容器蓋と
の間から洩れて、キャップ本体2と容器口部のねじ嵌合
部を通り、外部に導かれることか確実に防止できる。
さらに、キャップ本体2の主筒21上端部を注出筒3の
天板32の外周部下面に設けた環状凹溝32に抜出し可
能に圧挿すると共に、前記主筒21外周側の十間緯部2
1 b上に設けた環状受溝27に注出筒3の周壁31を
上下方向の摺動可能に圧挿するものであるから、中栓1
の開口後の内容液注出時以外において、内容液がキャッ
プ本体2と注出筒3との間から洩れるのを確実に防止で
きる。
そして、内容液の注出時には、注出筒3の周壁31に、
注出孔36にほぼ接するその下方に位置するすそ洩れ防
止用の環状突出部37を設け、この突出部3フが主筒2
1の上端部外周面に圧接されていること□により、内容
液がキャップ本体2と注出筒3との間を通ってすそ洩れ
する恐れがなく、図示の実施例のように内容液の注出時
にも前記環状受溝27に注出筒3の周壁31下端部が圧
挿状態にあるようにすれば、一層確実に前記すそ洩れを
防止できる。
従って、この考案によれば、ベンジン、その他の溶剤な
どの揮発性および浸透性の強い内容液を容れる容器に用
いて、確実に内容液の揮発および洩れを防止できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は内容液未使
用時の側断面図、第2図は開口後の側断面図、第3図は
第1図のIII−III線矢視図である。 1・・・・・・中栓、2・・・・・・キャップ本体、3
・・・・・・注出筒、4・・・・・・容器、11・・・
・・・周壁、12・・・・・・塞板、13・・・・・・
溝、14・・・・・・摘み、15・・・・・・上壁、2
1・・・・・・主筒、22・・・・・・液洩れ防止リン
グ、23・・・・・・内筒、24・・・・・・連着部、
25・・・・・・液戻し孔、27・・・・・・環状受溝
、31・・・・・・周壁、32・・・・・・天板、35
・・・・・・注出ノズル、36・・・・・・注出孔、3
7・・・・・・環状突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器4の口部に中栓1の周壁11を圧挿し、この周壁1
    1の上端から外周側に突出する上壁15を容器4の口部
    上面に支持し、前記容器4の口部外周にキャップ本体2
    の主筒21下部を着脱可能にねし嵌合させ、主筒21の
    中間段部21 b下面に設けた液洩れ防止リング22を
    中栓1の上壁15に押付け、前記キャップ本体2は主筒
    21の上部内周側にこれと間隔を形成して内筒23を設
    け、内筒23と主筒21との連着部24に液戻し孔25
    を設け、主筒21外周側の前記中間段部21 b上に環
    状受溝27を形成してあり、さらに、前記環状受溝27
    に注出筒3の周壁31を上下方向の摺動可能に圧挿し、
    前記注出筒3は周壁31上に設けた天板32の外周部下
    面に環状凹溝34を形成し、周壁31の上部外周面に注
    出ノズル35を突出させ、注出ノズル35に周壁31内
    と容器蓋外とを連通させる注出孔36を形成し、周壁3
    1内周面の注出孔36にほぼ接するその下方にすそ洩れ
    防止用の環状突出部37を形成してあり、前記環状凹溝
    34にキャップ本体2の主筒21上端部を抜出し可能に
    圧挿すると共に、注出時に環状突出部37が主筒21の
    上端部外周面に圧接されるようにしたことを特徴とする
    容器蓋。
JP1157078U 1978-02-03 1978-02-03 容器蓋 Expired JPS5822936Y2 (ja)

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JP1157078U JPS5822936Y2 (ja) 1978-02-03 1978-02-03 容器蓋

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JP1157078U JPS5822936Y2 (ja) 1978-02-03 1978-02-03 容器蓋

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Publication Number Publication Date
JPS54116153U JPS54116153U (ja) 1979-08-15
JPS5822936Y2 true JPS5822936Y2 (ja) 1983-05-16

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ID=28826233

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JP1157078U Expired JPS5822936Y2 (ja) 1978-02-03 1978-02-03 容器蓋

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6325311B2 (ja) * 2014-03-31 2018-05-16 株式会社吉野工業所 注出容器
JP6576258B2 (ja) * 2016-01-29 2019-09-18 株式会社吉野工業所 抜栓付き吐出キャップ

Also Published As

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JPS54116153U (ja) 1979-08-15

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