JPS5822805Y2 - 暖房装置を有する車両用ベンチレ−タ - Google Patents

暖房装置を有する車両用ベンチレ−タ

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JPS5822805Y2
JPS5822805Y2 JP11793279U JP11793279U JPS5822805Y2 JP S5822805 Y2 JPS5822805 Y2 JP S5822805Y2 JP 11793279 U JP11793279 U JP 11793279U JP 11793279 U JP11793279 U JP 11793279U JP S5822805 Y2 JPS5822805 Y2 JP S5822805Y2
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JP
Japan
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lid
operating lever
vehicle
duct
electric heater
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Expired
Application number
JP11793279U
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English (en)
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JPS5635410U (ja
Inventor
稲田俊輔
Original Assignee
日産車体株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、外気を車内に直接導入する車両用ベンチレー
タの改良に関するものである。
従来、車内に外気を直接導入する、バス、トラック等の
ルーフに設けられたベンチレータや、乗用車のりャシー
ト用にセンターピラーに設けられた外気を取入れること
ができるようになされたベンチレータにおいては、冬期
など車内の暖房中に外気を取入れようとして、該ベンチ
レータを開くと冷気が人ってきて暖房効果を妨げるとい
う欠点があった。
この欠点を解消するため、ヒータユニットから該ベンチ
レータにダクトを回し、取入れた外気を暖める方法も考
えられが、ダクトが長くなってしまうため、該ダクトの
設置が困難で実用化力;難かしい等の問題があった。
そこで本考案は、上記従来の欠点を解消するためになさ
れたものであって、通常の半導体とは逆の正の温度係数
をもち、キュリ一温度付近で電気抵抗が急変するBaT
iO3系の酸化物半導体から成り、通気孔が適宜の数羽
ゆられた発熱体(正温度特性半導体)である電気ヒータ
を、外気を取入れるように威したベンチレータに組込む
ことにより、ベンチレータ内において、ある程度外気を
暖めてから車内に導入できるようにした車両用ベンチレ
ータを提供することを目的とするものである。
以下、本考案を図示せる実施例に随って説明する。
aは自動車車体Aのセンターピラー1に設けられたベン
チレータであって、センターピラー1を構成するアウタ
ーパネル1aとインナーパネル1bにはそれぞれ換気孔
15.14が明けられ、両換気孔15.14の間にはダ
クト2が配設され、両換気孔15.14は該ダクト2に
より連通されている。
ダクト2のアウターパネル1a側には吸入孔18が、又
、該ダクト2のインナーパネル1b側には排気孔6が明
けられており、前記両道気孔15.14と合致するよう
になされている。
吸入孔18には、前記ダクト2に支軸4cが回動可能に
取付けられたリッド4が設けられ、該吸入孔18を開閉
するようになされている。
又、前記ダクト2の下方には、該ダクト2の吸入孔18
より車体前方に位置し、かつ、車体前方に向って開口す
る吸気孔3が形成されて構成されている。
前記ダクト2の内壁面2aには、吸気孔3から浸入する
雨水等の車内への浸入を防ぐためのフランジ5が設けら
れている。
尚、前記排気孔6は、ダクト2の上端内側に明けられて
いる。
上記のように構成されたダクト2は、吸気孔3を前記ア
ウターパネル1aより外方に突出するようにして車体に
取付げられ、リッド4は、開時、外気取入れが可能なよ
うに、該リッド4の先端部4dが車外側に向って突出す
るように開くように取付けられ、かつ、インナーパネル
1bに取付げられた室内トリム7に設けられた操作レバ
ー8によって開閉されるようになされている。
9はアウターパネル1aの外面に取付けられたフィニッ
シャである。
前記ダクト2の排気孔6の近傍には適宜の数の通気孔1
0aが明けられた電気ヒータ10が取付げられ、該電気
ヒータ10への通電は、前記操作レバー8によりON、
OFFされるような位置に設けられたスイッチ11によ
って行われる。
詳述するならば、第3図に示すように、操作レバー8の
動きを、前記室内トリム7に支軸17aにまり回動可能
に取付けられた操作レバー取付体17を介してリッド4
に伝達し、該リッド4を開閉させる伝達部材19は、リ
ッド4と一体に形成され車内側に延在するリッド回動杆
4aと、該回動杆4aに明けられた長孔4bに挿入され
たピン16aを先端16cに有し、前記操作レバー取付
体17の先端に明げられた長孔17bに挿入されたピン
16bを基端16dに有する中間伝達杆16とから構成
されている。
前記操作レバー取付体17には、該操作レバー取付体1
7を回動させてリッド4を開閉させ、かつ、リッド4の
開の状態にあるときは、該操作レバー取付体17に対し
スライド可能に形成された操作レバー8が設けられてい
る。
この関係をさらに詳述すると次のようである。
すなわち、室内トリム7に形成されたや〜円弧状をなす
第1のレバーガイド部12を溝状に設け、該第1のレバ
ーガイド部12の延長で操作レバー8を回動させて、リ
ッド4の開になる位置には、車内側に折曲して延在する
第2のレバーガイド部12aを同じく溝状に設ける。
そして、両レバーガイド部12.12aは連続した溝と
なっている。
前記両レバーガイド部12.12aに挿入され、操作レ
バー8のスライド可能位置を規制するピン8bが操作レ
バー8に突設されている。
尚、前記操作レバー8に突設されたピン8bは操作レバ
ー取付体170基端に明げられた長孔17cに挿入され
ている。
さらに、前記操作レバー8には凸部8aが設けられ、該
凸部8 a It@、操作レバー8を回動させスライド
可能位置、すなわち、ピン8bが第2のレバーガイド部
12aに位置するとき、車内側方向にレバー8を引けば
、前記電気ヒータ10と接続されているスイッチ11に
当接し、該スイッチ11を押し、通電(スイッチON)
するように設けられている。
この状態において、リッド4は開となっており、外気が
導入される。
又、電気ヒータ10は通電されているので、外気は暖め
られて車内に導入される。
13は室内トリムIの吹出口である。リッド4を閉じる
場合は、操作レバー8を車外側に押し、さらに回動させ
るのであるが、このとき、操作レバーによりスイッチ1
1を切る(OFFにする)ので前記電気ヒータ10には
通電されず安全である。
尚、外気を導入しているときでも、該外気を暖める必要
のないときは、操作レバー8を回動させるだけで、車内
側に引かなげれば、電気ヒータ10に通電されないので
、外気は暖められることがないので、該操作レバー8を
引かなければよい。
以上述べたように本考案によれば、車内に外気を取入れ
るベンチレータの排気孔の近傍に電気ヒータを設けたの
で、冬期において、車内の暖房をしているときでも、リ
ッドを開けて冷たい外気を導入したとしても、該外気が
電気ヒータにより暖められるので、温度差の大きい冷た
い外気を車内に導入することがなく快適な換気を行うこ
とができ、かつ、暖房効果を損なうことがない。
又、本考案によれば、電気ヒータに通電するスイッチを
、リッドを開閉する操作レバーが、リッド開の状態にあ
るときのみON、OFF可能に設けたので、リッドを閉
じたま工電気ヒータに通電することがないので、電気を
無駄にすることがないばかりではなく、電気ヒータに通
電することなくリッドを開けておくこともできるので、
従来と同様の使い方ができる等の効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はセンターピラーの位置を示す自動車の部分側面
図、第2図は本考案によるベンチレータの取付状態を示
す第1図のI−I線断面図、第3図は同上の■−■線断
面図、第4図は同上のm−■線断面図である。 aはベンチレータ、2はダクト、4はリッド、8は操作
レバー 10は電気ヒータ、11はスイッチ、14.1
5は換気孔、11は操作レバー取付体、18は吸入孔、
19は伝達部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体のインナーパネルとアウターパネルとに、それぞれ
    換気孔14,15が明げられ、両換気孔14.15はダ
    クト2により連通され、該ダクト2の吸入孔18を開閉
    するリッド4が設げられ、ダクト2の排気孔6側には、
    通気孔10aが明げられた電気ヒータ10が取付けられ
    、前記リッド4は操作レバー取付体17に伝達部材19
    を介しで連結され、リッド4を開閉する操作レバー8は
    、リッド4が開状態のときスライド可能になるように前
    記操作レバー取付体1Tに取付けられ、さらに、前記リ
    ッド4は開時、該リッドの先端部4dが外気取入れ可能
    に車外側に向って突出するように開くようになされてい
    ると共に、前記電気ヒータ10は、操作レバー8が一方
    にスライドされたときに通電されるスイッチと接続され
    ていることを特徴とする暖房装置を有する車両用ベンチ
    レータ。
JP11793279U 1979-08-29 1979-08-29 暖房装置を有する車両用ベンチレ−タ Expired JPS5822805Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11793279U JPS5822805Y2 (ja) 1979-08-29 1979-08-29 暖房装置を有する車両用ベンチレ−タ

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5635410U JPS5635410U (ja) 1981-04-06
JPS5822805Y2 true JPS5822805Y2 (ja) 1983-05-16

Family

ID=29350149

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JP11793279U Expired JPS5822805Y2 (ja) 1979-08-29 1979-08-29 暖房装置を有する車両用ベンチレ−タ

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