JPS5822738Y2 - 身障者用入浴装置 - Google Patents
身障者用入浴装置Info
- Publication number
- JPS5822738Y2 JPS5822738Y2 JP1979014433U JP1443379U JPS5822738Y2 JP S5822738 Y2 JPS5822738 Y2 JP S5822738Y2 JP 1979014433 U JP1979014433 U JP 1979014433U JP 1443379 U JP1443379 U JP 1443379U JP S5822738 Y2 JPS5822738 Y2 JP S5822738Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- piston
- cylinder
- chair
- bathing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、身障者用入浴装置に関し、特に、垂直支持部
材中に設けたシリンダ及びピストン並びにこのピストン
に結合させたワイヤによって浴用椅子を昇降させるよう
にした身障者用入浴装置に関する。
材中に設けたシリンダ及びピストン並びにこのピストン
に結合させたワイヤによって浴用椅子を昇降させるよう
にした身障者用入浴装置に関する。
脚部等が不自由な者や寝たきりの老人に浴用療法を施す
ことは、本人の健康回復のために非常に有用である。
ことは、本人の健康回復のために非常に有用である。
しかしながら、この入浴療法を実施するために、他勢の
介護人を必要とするため介護側にとって多大な負担とな
り、一方本人にとっても所望の時に入浴を行なえないと
いう不都合がある。
介護人を必要とするため介護側にとって多大な負担とな
り、一方本人にとっても所望の時に入浴を行なえないと
いう不都合がある。
このような入浴に際し、介護側の負加を少なくするため
、各種の入浴装置が提案されており、その−例として、
実公昭４３−６３０９号公報によって開示された入浴時
用搬送機がある。
、各種の入浴装置が提案されており、その−例として、
実公昭４３−６３０９号公報によって開示された入浴時
用搬送機がある。
この技術は、ベッドの垂直支持手段を構成する副柱管を
螺軸によって上下移動させるようにしたものである。
螺軸によって上下移動させるようにしたものである。
しかしながらこのような螺軸は、垂直方向の可動範囲を
長くしようとすればする程、製作加工が大変であり、こ
のため高価となり、しかもこの螺軸を駆動するための電
動機及び減速機は、高価でかつ多大な設置スペースを必
要とする。
長くしようとすればする程、製作加工が大変であり、こ
のため高価となり、しかもこの螺軸を駆動するための電
動機及び減速機は、高価でかつ多大な設置スペースを必
要とする。
しかも、浴場設備に電動機を使用することは、感電事故
のおそれがあり、その上機械的騒音もはなはだしい。
のおそれがあり、その上機械的騒音もはなはだしい。
本考案は、上記した問題に鑑みてなされ、進歩した身障
者用入浴装置を提供するもので、その目的は、構造を簡
易かつ安価なものとすること、事故のおそれのある電気
以外の駆動手段を実現すること及び使い勝手のよいもの
とすることにある。
者用入浴装置を提供するもので、その目的は、構造を簡
易かつ安価なものとすること、事故のおそれのある電気
以外の駆動手段を実現すること及び使い勝手のよいもの
とすることにある。
そしてこのために、本考案に係る入浴装置は、椅子の垂
直支持部材を同時にシリンダ中にピストンを挿嵌し、こ
のピストンにワイヤを結合して垂直支持部材中を通し、
更にこれを水平アームから垂下させて椅子を昇降させる
ようにしたものである。
直支持部材を同時にシリンダ中にピストンを挿嵌し、こ
のピストンにワイヤを結合して垂直支持部材中を通し、
更にこれを水平アームから垂下させて椅子を昇降させる
ようにしたものである。
この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
定置台１は本装置を床に設置したときに本装置を支持す
るもので、取付座２の周囲に進退自在に配設された足３
を水平に突設してなるものである。
るもので、取付座２の周囲に進退自在に配設された足３
を水平に突設してなるものである。
この定置台１の取付座２にはシリンダ４が垂直に立設さ
れ、このシリンダ４内にはピストン５が摺動自在に配設
され、このピストン５にはワイヤ６の一方の端部が接続
され、このワイヤ６はシリンダ４の上端に配設された蓋
体１１の透孔１１ａに挿通され、このワイヤ６の他方の
端部は椅子２２に接続されている。
れ、このシリンダ４内にはピストン５が摺動自在に配設
され、このピストン５にはワイヤ６の一方の端部が接続
され、このワイヤ６はシリンダ４の上端に配設された蓋
体１１の透孔１１ａに挿通され、このワイヤ６の他方の
端部は椅子２２に接続されている。
そしてワイヤ６は蓋体１１の透孔１１ａと気密性を保持
して摺動可能とする為に芯は鋼線であるが外皮は合成樹
脂で被覆されている。
して摺動可能とする為に芯は鋼線であるが外皮は合成樹
脂で被覆されている。
またシリンダ６にはピストン５を駆動する為の圧力を供
給する水道管等と接続される接続口１０が上部に配設さ
れ、シリンダ４の下部には開放口９が配設されている。
給する水道管等と接続される接続口１０が上部に配設さ
れ、シリンダ４の下部には開放口９が配設されている。
さらにシリンダ６の上部には椅子２２の上昇を操作する
為の切換弁３０が配設されている。
為の切換弁３０が配設されている。
そしてシリンダ４の蓋体１１にはパイプ１２が立設され
、このパイプ１２の先端には回動レバ１６が回動自在に
配設されている。
、このパイプ１２の先端には回動レバ１６が回動自在に
配設されている。
この回動レバ１６の基部にはワイヤー受はローラ１７が
配設され、また回動レバ１６の先端にもワイヤー受はロ
ーラ１８が配設され、ピストン５に接続されたワイヤ１
１にパイプ１２内を通って回動レバ１６の透孔１５から
ワイヤー受はローラ１γで水平に曲げられて配設され、
ワイヤー受はローラ１８で垂直に曲げられて配設され、
このワイヤ１１の下側には吊具１９を介して椅子２２が
架設され、この椅子２２に座した身障者を浴槽内に入れ
て入浴させる。
配設され、また回動レバ１６の先端にもワイヤー受はロ
ーラ１８が配設され、ピストン５に接続されたワイヤ１
１にパイプ１２内を通って回動レバ１６の透孔１５から
ワイヤー受はローラ１γで水平に曲げられて配設され、
ワイヤー受はローラ１８で垂直に曲げられて配設され、
このワイヤ１１の下側には吊具１９を介して椅子２２が
架設され、この椅子２２に座した身障者を浴槽内に入れ
て入浴させる。
次に第３図に示される操作装置について述べると、水道
管等に逆止弁３３を介して接続された配管３２は切換弁
３０の接続口３０ａに接続され、この切換弁３０の接続
口３０ｂには排水管３５が接続され、また切換弁３０の
接続口３０ｃにはシリンダ４の上部に配設された接続口
１０に配管側で接続されている。
管等に逆止弁３３を介して接続された配管３２は切換弁
３０の接続口３０ａに接続され、この切換弁３０の接続
口３０ｂには排水管３５が接続され、また切換弁３０の
接続口３０ｃにはシリンダ４の上部に配設された接続口
１０に配管側で接続されている。
そして切換弁３０はレバ３１を中立状態とするとシリン
ダ４の上部室７を封止し、レバ３１を上方に回動すると
水道管等とシリンダ４を接続し、レバ３１を下方に回動
するとシリンダ４と排水管３５を接続するものである。
ダ４の上部室７を封止し、レバ３１を上方に回動すると
水道管等とシリンダ４を接続し、レバ３１を下方に回動
するとシリンダ４と排水管３５を接続するものである。
次に本装置の作用について述べると、本装置は浴槽に近
接して設置し、身障者が椅子２２にすわった後、切換弁
３０のレバ３１を操作して水道管等とシリンダ４内の上
部室７を接続すると、シリンダ４内のピストン５は水道
水等の水圧で下方に押圧されて降下し、このピストン５
に接続されたワイヤ１１も連動して降下するので、身障
者のすわった椅子２２は引き上げられる。
接して設置し、身障者が椅子２２にすわった後、切換弁
３０のレバ３１を操作して水道管等とシリンダ４内の上
部室７を接続すると、シリンダ４内のピストン５は水道
水等の水圧で下方に押圧されて降下し、このピストン５
に接続されたワイヤ１１も連動して降下するので、身障
者のすわった椅子２２は引き上げられる。
椅子２２が適宜な位置まで引き上げられたら切換弁３０
のレバ３１を中立状態に戻すと椅子２２の上昇は停止す
る。
のレバ３１を中立状態に戻すと椅子２２の上昇は停止す
る。
この状態で回動レバ１６を回動して椅子２２を浴槽の上
部に位置せしめ、そして切換弁３０のレバ３１を操作し
てシリンダ４の上部室７と排水管３５を接続すると、ピ
ストン５はワイヤ１１を介して身障者の体重で引張られ
ているので、シリンダ４の上部室７内の水道水等は排水
管３５を通って排水され、この排水に従って椅子２２が
浴槽内に降下する。
部に位置せしめ、そして切換弁３０のレバ３１を操作し
てシリンダ４の上部室７と排水管３５を接続すると、ピ
ストン５はワイヤ１１を介して身障者の体重で引張られ
ているので、シリンダ４の上部室７内の水道水等は排水
管３５を通って排水され、この排水に従って椅子２２が
浴槽内に降下する。
そして椅子２２にすわった身障者の入浴が終了したら切
換弁３０のレバ３１を操作して水道管とシリンダ４内の
上部室７を接続すると、シリンダ４内のピストン５は水
道水等の水圧で下方に降下され、このピストン５に接続
されたワイヤ１１も連動して降下するので、身障者のす
わった椅子２２が浴槽内から引き上げられる。
換弁３０のレバ３１を操作して水道管とシリンダ４内の
上部室７を接続すると、シリンダ４内のピストン５は水
道水等の水圧で下方に降下され、このピストン５に接続
されたワイヤ１１も連動して降下するので、身障者のす
わった椅子２２が浴槽内から引き上げられる。
椅子２２が適宜な位置まで引き上げられたら切換弁３０
のレバ３１を中立状態に戻し、モして回動レバ１６を回
動してもとの位置に戻し、切換弁３０のレバ３１を操作
してシリンダ４の上部室７を排水管３５に接続すると、
ピストン５はワイヤ６を介して身障者の体重で引張られ
るので、シリンダ４の上部室７内の水道水等は排水管３
５を通って排水され、この排水に従って椅子２２が降下
する。
のレバ３１を中立状態に戻し、モして回動レバ１６を回
動してもとの位置に戻し、切換弁３０のレバ３１を操作
してシリンダ４の上部室７を排水管３５に接続すると、
ピストン５はワイヤ６を介して身障者の体重で引張られ
るので、シリンダ４の上部室７内の水道水等は排水管３
５を通って排水され、この排水に従って椅子２２が降下
する。
以下述べたように、本考案に係る身障者用入浴装置は、
定置台に立設された垂直支持部材と、この垂直支持部材
の上端に回動可能に取り付けられた水平支持アームとを
支持手段として浴用椅子は昇降させるようにした入浴装
置において、前記垂直支持部材の一部をシリンダとして
形成し、このシリンダ中にピストンを嵌設し、流体圧装
置によってこのピストンを上下城内に切り換え可能に移
動させるようにするとともに、このピストンにワイヤの
一端を取り付け、このワイヤを垂直支持部材中を通した
後、水平支持アームによってローラ支持し、このワイヤ
の他端に浴用椅子を吊り下げたものであり、これにより
、構造を簡易かつ安価なものとして普及を容易にすると
共に、事故のおそれがなく操作性のよい入浴装置を実現
することができ、身障者の入浴療法にとって非常に有用
である。
定置台に立設された垂直支持部材と、この垂直支持部材
の上端に回動可能に取り付けられた水平支持アームとを
支持手段として浴用椅子は昇降させるようにした入浴装
置において、前記垂直支持部材の一部をシリンダとして
形成し、このシリンダ中にピストンを嵌設し、流体圧装
置によってこのピストンを上下城内に切り換え可能に移
動させるようにするとともに、このピストンにワイヤの
一端を取り付け、このワイヤを垂直支持部材中を通した
後、水平支持アームによってローラ支持し、このワイヤ
の他端に浴用椅子を吊り下げたものであり、これにより
、構造を簡易かつ安価なものとして普及を容易にすると
共に、事故のおそれがなく操作性のよい入浴装置を実現
することができ、身障者の入浴療法にとって非常に有用
である。
第１図は実施例の全体の一部断面図、第２図は椅子及び
吊具の正面図、第３図は操作装置の回路図を表わす。 １・・・定置台、４・・・シリンダ、５・・・ピストン
、６ワイヤ、１２・・・パイプ、１５・・・回動レバ、
２２・・・椅子、３０・・・切換弁。
吊具の正面図、第３図は操作装置の回路図を表わす。 １・・・定置台、４・・・シリンダ、５・・・ピストン
、６ワイヤ、１２・・・パイプ、１５・・・回動レバ、
２２・・・椅子、３０・・・切換弁。
Claims (1)
- 定置台に立設された垂直支持部材と、この垂直支持部材
の上端に回動可能に取り付けられた水平支持アームとを
支持手段として浴用椅子を昇降させるようにした入浴装
置において、前記垂直支持部材の一部をシリンダとして
形成し、このシリンダ中にピストンを嵌設し、流体圧装
置によってこのピストンを上下方向に切り換え可能に移
動させるようにするとともに、このピストンにワイヤの
一端を取り付け、このワイヤを垂直支持部材中を通した
後、水平支持アームによってローラ支持し、このワイヤ
の他端に浴用椅子を吊り下げたことを特徴とする身障者
用入浴装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979014433U JPS5822738Y2 (ja) | 1979-02-08 | 1979-02-08 | 身障者用入浴装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979014433U JPS5822738Y2 (ja) | 1979-02-08 | 1979-02-08 | 身障者用入浴装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55116633U JPS55116633U (ja) | 1980-08-18 |
| JPS5822738Y2 true JPS5822738Y2 (ja) | 1983-05-16 |
Family
ID=28834334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979014433U Expired JPS5822738Y2 (ja) | 1979-02-08 | 1979-02-08 | 身障者用入浴装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5822738Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6029145A (ja) * | 1983-07-25 | 1985-02-14 | 株式会社北井鉄工所 | 介護装置 |
| JPS6068850A (ja) * | 1983-09-26 | 1985-04-19 | 株式会社北井鉄工所 | 介護装置 |
| JPH0354734Y2 (ja) * | 1989-10-13 | 1991-12-04 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS436309Y1 (ja) * | 1965-08-04 | 1968-03-21 |
-
1979
- 1979-02-08 JP JP1979014433U patent/JPS5822738Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS436309Y1 (ja) * | 1965-08-04 | 1968-03-21 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55116633U (ja) | 1980-08-18 |
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