JPS5822593B2 - ポリエステルセンイ ノ センシヨクホウ - Google Patents

ポリエステルセンイ ノ センシヨクホウ

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JPS5822593B2
JPS5822593B2 JP49014952A JP1495274A JPS5822593B2 JP S5822593 B2 JPS5822593 B2 JP S5822593B2 JP 49014952 A JP49014952 A JP 49014952A JP 1495274 A JP1495274 A JP 1495274A JP S5822593 B2 JPS5822593 B2 JP S5822593B2
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JP
Japan
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parts
added
mixture
dye
dyeing
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JP49014952A
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黒沢満
松下英雄
石井繁
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 本発明は下記一般式(I)及び(II) 〔式(I)及び(II)中、Xは塩素原子又は臭素原子
を、R1、R2及びR3は、メチル基又はエチル基を意
味する。
〕で示されるモノアゾ染料が実質的な害拾で混合してい
るモノアゾ染料混合物を用いてポリエステル繊維を染色
又は捺染する方法に関する。
本発明は、ポリエステル繊維を良好な、耐光堅牢度、耐
昇華堅牢度、耐洗濯堅牢度等を有する青色に染色する方
法を提供するにある。
ポリエステル繊維の染色物は、耐光性、耐昇華性が良好
であることは勿論であるが近年、更に各種の後続加工を
行った后の染色物の耐洗濯性、耐摩擦性が良好であるこ
とが要求される様になった。
従来ポリエステル繊維を青色に染色する場合は、主とし
てアントラキノン系の分散染料が用いられて来たが、後
続加工層の耐洗濯性、耐摩擦性に於いて不満足な点が指
摘されることが多い。
本発明者は、ポリエステル繊維に対して良好な染着性を
有して、濃青色染色物が得られ、カリ、良好なる諸堅牢
度を有する染色物を得る方法を検討し、本発明方法を見
出した。
本発明方法で用いられる前記一般式(I)及び(II)
で示されるモノアゾ染料の実質的な割合からなる混合物
とは、前記一般式(I)で示されるモノアゾ染料90重
量%ないし10重量%及び前記一般式(II)で示され
るモノアゾ染料10重量%ないし90重量%からなる混
合物である。
これらの染料混合物は、2−シアノ−4−二トロー6−
バロゲノアニリンをジアゾ化し、下記一般式%式%) 〔式(I −a )、(n−a)中、R1R2R3は、
前記を意味する〕 の化合物の実質的な割合からなる混合物とカップリング
することで容易に得られ、かつこの様な方法は工業的に
極めて有利である。
即ち、前記一般式(I−a)或いは(II−a)で示さ
れるカップリング成分は、種々の方法で得ることが出来
るが最も容易な方法は、下記式(III)〔式(m)中
、R1R2は前記を意味する〕で示されるアセチルアミ
ノ又はプロピオニ−ルアミノ−アニシジン或いはフェネ
チジンと下記式() Y−CHCHCH(IV) 2 2 3 〔式Yは脱離基で好ましくはトシールオキシ基又は塩素
、臭素、沃素であり、R3は前記を意味する〕 で示されるアルキル化試剤とを反応することで得られる
が、この反応では、前記一般式(I−a)或いは(II
−a)の化合物を純粋に得ることは難かしく、もし、得
ようとすると、過剰の試剤を必要とするか、或いは分離
という余分な工程を必要とするという、工業的規模での
実施の上で不利を生じる。
本発明方法では、前記一般式(IV)で示されるアルキ
ル化試剤を適当な量使用することによって、前記一般式
(I−a)及び(n−a)の任意の割合の混合物が得ら
れ、これを用いて得られる前記一般式(I)及び(n)
で示されるモノアゾ染料の実質的な割合からなる染料を
混合物として用いる染色法であり、混合物として用いる
ことによって染着性が向上し、濃色染色物が得られる。
即ち本発明における混合染料と単一染料についてその染
色性を比較すると次表の如くであり単一染料に比べて混
合染料は染色性殊にビルドアツプ性が非常にすぐれてい
る。
本発明方法で用いられる前記一般式(I)及び(n)で
示される化合物として特に工業的に好ましい式は、下記
(I−b)及び(n−b)であり、その割合に於いて(
I−b)に相当する染料が10%ないし60%、(n−
b)に相当する染料が90%ないし40%からなる混合
物である。
本発明方法に従って前記一般式(I)及び(n)の染料
からなる混合物を用いて染色する時は、前述した様に2
−シアノ−4−ニトロ−6−バロゲノアニリンをジアゾ
化して前記一般式及び(n−a)の混合物とカップリン
グして得られる染料混合物を適当な分散剤、例えば、リ
グニンスルホン〉酸ナトリュム塩、ナフタレンスルホン
酸ホルマリン縮合物等を充分に混和摩砕し微細に分散し
た状態から染色に適用される。
染色は一般の高温染色、キャリヤー染色等の浸染染色及
びサーモゾル染色、捺染染色等が行い得る。
以下に実施例を挙げて説明するが、実施例中、部及び%
とあるのは夫々重量部及び%を示すものとする。
実施例 1 下記構造式を有する染料原体の混合物 30部をデモールN(商品名、分散剤)30部、デモー
ルC(商品名、分散剤)リグニンスルホン酸ソーダ40
部と水を加えてスラーリーとし、ボールミルで充分に摩
砕し微分散化し、次いでスプレードライヤーで乾燥し、
分散化した染料混合物を得る。
得られた分散化した染料4部を水3000部に加え分散
し、次いで酢酸、酢酸ソーダを加えてPHを5に調整し
、テトロン糸(商品名、ポリエチレンテレフタレート繊
維)100部を浸漬し、加圧下に130°とし、同温で
1時間染色する。
染糸な還元的にソーピングし、次いで充分に水洗し、乾
燥する。
諸堅牢度の良好な緑味の青色染色物を得た。
本実施例に用いた前記構造式の染料原体は次の如<シて
得た。
3−アセトアミノオルソアニシジン9.0部、酸化マグ
ネシウム3.0部、β−メトキシーエチールトシレー)
28.5部に水35部を加)え100°に8時間反応し
た。
反応内容物の一部をサンプリングし、液体クロマトグラ
フィーによって試験するとN−β−メトキシエチル体約
40%、N−N−ビス−β−メトキシエチル体約60%
からなる混合物であることが分った。
反応物を酢酸100部に加え不溶解物を1過除去しp液
にスルファミン酸0.5部を加え、次いで砕氷を加え5
℃以下を保って2−シアノ−4−二l・ロー6−ブロム
アニリン12.1部をジアゾ化して得たジアゾ液を流入
した。
この間5℃以下を保つために砕氷を適宜加えた。
ジアゾ液を流入後5℃以下に2時間保って析出した沈澱
を沢取し、充分に水洗した。
実施例 2 下記構造式を有する染料原体の混合物 2.0部を実施例1と同様な方法で分散化し、これを水
3000部に加えて分散液とし次いでPHを5に調整し
、テトロシンK(商品名、メチルナフタレンキャリヤー
)10部を加え、テトロン糸100部を浸漬し、100
°Cに1時間染色し、染色物を還元的にソーピングし、
次いで充分に水洗し乾燥すると青色染色物が得られた。
本実施例に用いた前記構造式の染料原体は次の如くして
得た。
3−アセトアミノオルソアニシジン9.0部、酸化マグ
ネシウム1.5部、β−メトキシエチルトシレート17
部に水30部を加え100°に3時間反応した。
反応内容物の一部をサンプリングし、液体クロマトグラ
フィーにより試験するとN−β−メトキシエチル体約9
0%、N−N−ビス−β−メトキシエチル体約10%か
らなる混合物であることが分った。
反応物を酢酸ioo部に加え不溶解物をp過除去し、涙
液にスルファミノ酸0.5部を加え、次いで砕氷を加え
5℃以下を保って2−シアノ−4−ニトロ−6−クロル
−アニリン99部をジアゾ化して得たジアゾ液を流入し
た。
この間5℃以下に保つため砕氷を適宜加えた。
ジアゾ液を流入后5℃以下に2時間保って析出した沈澱
なf1取し、充分に水洗した。
実施例 3 下記構造式を有する染料原体の混合物 30部を実施例1と同様にして分散化した、得られた分
散化した染料20部を水1000部に加えて分散液とし
、この液にテトロン布を浸漬し、ついで70%重量増加
まで絞り、一旦100℃で中間乾燥し、次いで210℃
で30秒間乾熱処理し、次いで還元的にソーピンクを行
ない緑味の青色染色布を得た、各種堅牢度が良好であっ
た。
本実施例で用いた染料原体は次の如くして得た。
3−アセトアミノオルソアニシジン9.0 部、酸化マ
クネシウム3.0 L β−エトキシエチルトシレート
34部に、水20部を加え100℃で10時間反応した
反応内容物の一部を液体クロマドグ)ラフイーで試験し
た結果N−β−エトキシ−エチル体約20%、N−N−
ビス−β−エトキシ−エチル体約80%からなる混合物
であることが分った、反応物を酢酸100部に加え不溶
解物をr過除去し、涙液にスルファミノ酸0.5部を加
え、次いで砕氷を加え5℃以下を保って2−シアノ−4
−ニトロ−6−プロムアニリン12.1部をジアゾ化し
て得たジアゾ液を流入した。
ジアゾ液を流入后5℃以下で2時間保って析出した沈澱
を沢取し、充分に水洗した。
実施例 4 下記構造式を有する染料原体の混合物 20部を実施例1と同様に分散化し、これに水520部
、クリスタルガム400部とペーストにし、ポリエチレ
ンテレフタレート布にプリントする。
一旦乾燥した後、200℃で60秒間蒸熱処理し、次い
で充分洗滌する。
各種堅牢度のすぐれた青色染色物を得た。
本実施例に用いた上記構造式の染料原体は次の如(して
得た。
3−プロピオニルアミノオルソアニシジン9.7部、酸
化マグネシウム2.0部、β−メトキシエチルトシレー
ト23部に水30部を加え、100℃で8時間反応した
反応内容物の一部をサンプリングして液体クロマトグラ
フィーで試験したところ、N−モノ−β−メトキシ−エ
チル体約60%、N−N−ビス−β−メトキシエチル体
約40%からなる混合物であることがわかった。
反応物を酢酸100部に加え不溶解物を1過除去し1液
にスルファミノ酸0.5部を加え次いで砕氷を加え5℃
以下を保ち、2−シアノ−4−ニトロ−6−クロルアニ
リン9.9部をジアゾ化して得たジアゾ液を流入した。
ジアゾ液を流入后2時間5℃以下を保って、析出した沈
澱を1取し、充分水洗した。
実施例 5〜12 実施例1〜4に従って以下の結果を得た。
いずれも各種堅牢度が良好であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式(I) (式(I)においてXは塩素原子又は臭素原子をR1、
    R2及びR3はメチル基又はエチル基を意味する) で示されるモノアゾ染料が90〜10重量%及び一般式
    (III) (式(n)においてX、 R,R2、R3は前記と同様
    の意味を表わす) で示されるモノアゾ染料が10〜90重量%の割合から
    なる染料混合物を用いることを特徴とするポリエステル
    繊維の染色法。
JP49014952A 1974-02-07 1974-02-07 ポリエステルセンイ ノ センシヨクホウ Expired JPS5822593B2 (ja)

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JPH0415374B2 (ja) * 1984-10-19 1992-03-17 Niigata Tetsukosho Kk

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