JPS5822186Y2 - 電子写真感光体ユニツト - Google Patents

電子写真感光体ユニツト

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Publication number
JPS5822186Y2
JPS5822186Y2 JP1979040403U JP4040379U JPS5822186Y2 JP S5822186 Y2 JPS5822186 Y2 JP S5822186Y2 JP 1979040403 U JP1979040403 U JP 1979040403U JP 4040379 U JP4040379 U JP 4040379U JP S5822186 Y2 JPS5822186 Y2 JP S5822186Y2
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JP
Japan
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photoreceptor
sheet
box
slit
electrophotographic
Prior art date
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Application number
JP1979040403U
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JPS55141149U (ja
Inventor
明 伊藤
勇 河原
登 山田
Original Assignee
コニカ株式会社
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Publication date
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子複写機、静電記録装置等に用いられる電子
写真感光体ユニットに関するものである。
一般に電子写真感光体の使用寿命はこれ程長いものでは
ないので、電子写真複写機等においては、回転ドラム、
無端搬送ベルト等よ’[る感光体支持装置に対しシート
状感光体を着脱自在に装着して感光体を容易に交換し得
るようにするのが好ましい。
このシート状感光体は、前記感光体支持装置に装着する
ための装着金具を両端縁に有するものであるが、全体に
可撓性であって、かつその表面には繊細な特性を有し機
械的強度の小さい光導電性感光層を有しているのである
而して従来においては、シート状感光体はそのままの状
態で積み重ねられて貯蔵、運搬され、使用に際してその
1枚を人手により取り出して感光体支持装置に装着せし
めるようにしており、このため感光層が感光体容器、作
業台、複写機その他に接触して汚損又は損傷されること
が多くそのため良好な複写画像の形成が阻害される。
特に前記装着金具は細いものであるため、装着のためこ
れを指で持ったときに感光層に触れて指紋が付着してし
まうことがしばしばある。
本考案の目的は以上の如き事情に鑑み、シート状感光体
をその感光層が汚損又は損傷される恐れなく貯蔵、運搬
することができ、手指や複写機機材が感光層に触れる恐
れがなく感光体支持装置に装着することのできる電子写
真感光体ユニットを提供することにある。
さらに他の目的は、シート状感光体を箱状容器より引き
出すとき当該容器の器壁と摩擦して損傷することなく円
滑に引き出すことができる電子写真感光体ユニットを提
供するにある。
さらに他の目的は、厚手の紙製箱状容器の如き経済的に
安価な材料を選択して用いることにより、使用後手軽に
廃棄することができ複写作業者の作業能率を大巾に向上
しうる電子写真感光体ユニットを提供するにある。
さらに他の目的は感光体シートを軽量にしてコンパクト
な箱状容器に収納しているため包装箱詰が容易である電
子写真感光体ユニットを提供することにある。
前記の目的は軸方向に延びる切込溝を形成した円柱状巻
芯と感光体支持装置に装着するための装着金具をその両
端に有しそれら装着金具の一方を前記巻芯の切込溝に嵌
合せしめた状態で当該巻芯の外周面に沿って巻回しせし
めたシート状感光体とより成る感光体巻回体と、軸方向
に延びるスリット状開口部を有し、このスリット状開口
部より前記シート状感光体を引き出しうるよう前記感光
体巻回体を回転自在に収納せしめた箱状容器とより成る
電子写真感光体ユニットを用いることにより達成される
以下図面を参照して本考案を具体的に説明する。
本考案の感光体ユニット1は第1図〜第8図に示される
ように、その軸方向に延びるスリット状開口部18を有
する箱状容器2とその中に収容された感光体巻回体10
とより戒る。
又前記巻回体10は切込溝13を有する巻芯11と当該
巻芯11の切込溝13にシート状感光体12の一端に装
着された第8図の複写機支持装置23の金具25に取付
けるための金具14を嵌合支持せしめて巻回されるシー
ト状感光体12とよりなり、前記シート状感光体12の
他端に装着された金具15は前記箱状容器2のスリット
状開口部18の近傍に位置されている。
前記金具15の長手方向中央部にシート状感光体12を
容器2の開口部18より引き出すための引き出し部材例
えば細紐、プラスチックテープ、糸、革紐、ゴム紐等の
部材17が取付けられる。
又前記感光体巻回体10は巻芯11に対してシート状感
光体12の感光層が内側になるよう第3図の如く時計方
向に巻回され、かつスリット状開口部18よりシート状
感光体12が引き出されるとき感光層を上面として引き
出されるのが好ましい。
従ってスリット状開口部18の上側壁面は感光層と接触
して損傷する恐れがあるため例えばクレー加工、つや出
し加工、樹脂加工、カレンダー加工などして平滑に仕上
げられる。
又前記箱状容器2は複写機支持体23へのシート状感光
体12の装着の便利さ及び経済性の面からもできるだけ
小型に作られており、従ってこの容器2内の感光体巻回
体10は当該容器2内に余裕なく一杯に収容されている
ので前記開口部18よりシート状感光体12を引きだす
とき、当該シート状感光体は容器内壁をこすりなから又
シート状感光体同志が互にこすられながら巻はごされる
ことになる。
従って前記容器内壁は、円滑に巻はごしができるよう平
滑にすると共に、摩擦を緩和するため箱状容器の少くと
も■部の内壁にクッション性片持板、弾性ゴム板、スポ
ンジ板、スプリング付クッション板等のクッション部材
を設けるのが望ましい。
又前記巻芯11は木製、金属製、プラスチック製、繊維
材製、ゴム製等感光層に悪影響を及ぼさないものであれ
ばよいが好ましくは発泡樹脂の如く比較的壊れにくく表
面に凹凸がなく軽いものがよい。
又前記巻芯の切込溝13は単にシート状感光体12の金
具が嵌合固定されるが、シート状感光体12を感光体巻
回体10から引き離すとき前記嵌合から容易に離脱しう
るようなものであればよく、例えば第5図の如き矩形の
切込溝又は第6図の如き斜面を設けた切込溝であっても
よい。
又前記巻芯11はシート状感光体12を箱体2から引き
出す過程で感光体巻回体10が回りながら巻はごされる
ことによって共に回転されるものであるから回転自在に
装着される必要がある。
そこで巻芯は箱体側面に回転軸を設けこの軸に巻芯を回
転自在に支承させてもよいし、軸に支承することなく単
に回転可能に箱体2内に挿入しておくだけでもよい。
次に本考案の実施例を図面に基いてより具体的に説明す
る。
本実施例の感光体ユニット1は第1図〜第8図に示され
る如くその一部にシート状感光体12を引き出すための
スリット状開口部18を有する厚手の紙製箱体2とその
中に収容された感光体巻回体10とよりなり、前記紙製
箱体2は上面2a、背面2b、底面2C1正面2dの4
つの矩形面と3a、3bのほぼ正方形の側面とからなり
、これらの面はそれぞれかどの折目で折り曲げられて箱
体2を形成している。
前記箱体2の側面は第4図に示される如く上面2a、背
面2b及び底面2Cのそれぞれの延長上に形成された面
5,5 a 、3の3つの面を第2図に示される如く交
互に組合せて折畳み、最後に折畳まれた面3はその延長
面4を、前記矩形面2dの延長部8を箱内に折畳むこと
によって作られる空隙内に押し込むことによって側面を
緊定している。
又、面3の一角は第1図、第4図の6及び6aに示され
ている如くスリット状開口部18に対応する分だけカッ
トされており、又箱体2の上面2aも前記スリット状開
口18の分だけその巾を短かくしてあり、かつ前記上面
2aの延長部は箱体2内に折畳まれて折畳み部7が形成
されそれによって前記折畳み部8と共に前記感光体巻回
体10のクッションの作用を付与している。
次に前記感光体巻回体10は、当該巻回体100巻軸と
なる発泡スチロール製円柱状巻芯11に、当該巻芯11
の切込溝13にシート状感光体12の一方の金具14を
嵌合せしめて前記シート状感光体12を巻回すことによ
って形成される。
このときシート状感光体12は感光層面を内側にして前
記巻芯11に時計方向に巻回され、前記シート状感光体
の他端の金具15は前記箱体2のスリット状開口部18
の近傍にのぞまされており、前記金具15の中央部の掛
孔22 aに紐17を取付は当該縁17の先端は不使用
時前記箱体2の上面2aの中央前端に設けた押込み口に
挿入しておき、使用時この紐をとり出し、シート状感光
体を引出し前記金具15を複写機の感光体支持装置23
の金具25に取付け、支持装置23を矢印方向に回転し
ながら前記シート状感光体を当該支持装置23の周辺に
巻付は最終的にシート状感光体の金具14が箱体2より
離れた時点で前記箱体2は廃棄されると共に金具14が
支持装置23の金具25 aに取付けられる。
かくして本実施例においてはシート状感光体12に直接
手をふれることなく箱体2を持つことによって感光体支
持装置23にシート状感光体12を手軽に装着せしめる
ことができ従って又シート状感光体12を汚損又は損傷
することがないので複写画像を形成したとき鮮明な画像
を形成することができるのである。
又本実施例の箱体2は全体的に平滑に仕上げられており
、感光体巻回体を巻はごすとき感光層面に摩擦により傷
を生ずることがなく、円滑に巻はごしが可能である 又前記箱体2は厚手の箱紙に折目をつけて折畳み形成さ
れるものであるから極めて簡単に箱体2を作成すること
ができ、感光体巻回体の出し入れも極めて容易に行うこ
とができるなど操作上も経済的にも大きな利点がある。
又巻芯についても発泡スチロールが使われているため軽
く加工が簡単であり、表面も平滑であって軟く感光層を
損傷することがないなどの効果がある。
さらに又クッション部材として単に箱紙の折り曲げ部を
利用しているのでクッションがおだやかに作用し、かつ
経済的で安上りで加工が手軽であるなどの利点がある。
又感光体ユニットの包装、梱包、貯蔵、輸送に関しても
便利であってかさばらず、経済的であるなどの利点があ
る。
以上説明した通り本考案の感光体ユニットによれば簡単
な構成により、非使用時にはシート状感光体がコンパク
トな容器内に収納保護されているので貯蔵、運搬時にお
ける占有空間が小さい上、感光層を損傷、汚染すること
がなく、従って又取扱い上極めて便利であり、又直接感
光体に手をふれることなく容器を介してシート状感光体
を引き出しながら感光体支持装置に装着することができ
、しかもその作業も極めて円滑にかつ感光層を汚損、損
傷することなく確実に行うことができ、極めて簡便にか
つ完壁にシート状感光体の装着又は交換を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案電子写真感光体ユニットの斜視図、第2
図は前記感光体ユニットのB−B断面図、第3図は前記
感光体ユニットのA−A断面図、第4図は前記感光体ユ
ニットの一方の側面を開いたときの斜視図、第5図は巻
芯の斜視図、第6図は感光体を巻回す方向に斜面を設け
た切込溝を有する巻芯の断面図、第7図は感光体シート
の平面図、第8図は感光体支持装置の断面図をそれぞれ
示す。 1・・・・・・電子写真感光体ユニット、2・・・・・
・箱状容器、7.8・・・・・・クッション部材、10
・・・・・・感光体巻回体、11・・・・・・巻芯、1
2・・・・・・シート状感光体、13・・・・・・切込
溝、14.15・・・・・・シート状感光体の両端金具
、17・・・・・・引き出し紐、18・・・・・・スリ
ット状開口部、23・・・・・・感光体支持装置。

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)軸方向に延びる切込溝を形成した円柱状巻芯と感
    光体支持装置に装着するための装着金具をその両端に有
    し、これら装着金具の一方を前記巻芯の切欠溝に嵌合せ
    しめた状態で当該巻芯の外周面に沿って巻回しせしめた
    シート状感光体とより戊る感光体巻回体と、軸方向に延
    びるスリット状開口部を有し、このスリット状開口部よ
    り前記シート状感光体を引き出しうるよう前記感光体巻
    回体を回転自在に収納せしめた箱状容器とより戒ること
    を特徴とする電子写真感光体ユニット。
  2. (2)前記感光体巻回体が感光体の感光層側を内側にし
    て巻回された実用新案登録請求の範囲第1項記載の電子
    写真感光体ユニット。
  3. (3)前記箱状容器のスリット状開口部が当該開口部に
    おける感光体の感光層面と接触する部分が平滑に形成さ
    れている実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載
    の電子写真感光体ユニット。
  4. (4)前記箱状容器のスリット状開口部を形成する2面
    の少なくとも1つの面の内側に前記感光体シートに対す
    るクッション部材を設けた実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の電子写真感光体ユニット。
  5. (5)前記感光体巻回体の巻終端の金具に、前記スリッ
    ト状開口部より感光体シートを引出すための引出し部材
    を取付けた実用新案登録請求の範囲第1項記載の電子写
    真感光体ユニット。
  6. (6)前記箱状容器が厚手の紙製容器である実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の電子写真感光体ユニット。
  7. (7)前記クッション部材が箱を構成する面の延長部を
    折り曲げて形成されたものである実用新案登録請求の範
    囲第1項、第4項又は第6項記載の電子写真感光体ユニ
    ット。
  8. (8)前記巻芯の材質が発泡樹脂である実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の電子写真感光体ユニット。
  9. (9)前記巻芯の切欠溝が、巻芯の回りに巻回されるシ
    ート状感光体の感光層側の面に対向する当該切込溝の壁
    面に拡開する斜面が形成されている実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の電子写真感光体ユニット。
JP1979040403U 1979-03-28 1979-03-28 電子写真感光体ユニツト Expired JPS5822186Y2 (ja)

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JP1979040403U JPS5822186Y2 (ja) 1979-03-28 1979-03-28 電子写真感光体ユニツト

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JPS55141149U JPS55141149U (ja) 1980-10-08
JPS5822186Y2 true JPS5822186Y2 (ja) 1983-05-12

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ID=28909060

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5118551A (ja) * 1974-07-27 1976-02-14 Canon Kk Fukushasochi

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5118551A (ja) * 1974-07-27 1976-02-14 Canon Kk Fukushasochi

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Publication number Publication date
JPS55141149U (ja) 1980-10-08

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