JPS58221643A - タンデイツシユ内のスラグ流出防止方法 - Google Patents
タンデイツシユ内のスラグ流出防止方法Info
- Publication number
- JPS58221643A JPS58221643A JP10432682A JP10432682A JPS58221643A JP S58221643 A JPS58221643 A JP S58221643A JP 10432682 A JP10432682 A JP 10432682A JP 10432682 A JP10432682 A JP 10432682A JP S58221643 A JPS58221643 A JP S58221643A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tundish
- molten steel
- weight
- ladle
- slag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/10—Supplying or treating molten metal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は連続鋳造の鋳込末期に取鍋からタンディツシ
ュなどに溶鋼を注入する際、取鍋自溶鋼量の挙動を検出
することによって取鍋内カバースラグ(以下スラグとい
う)がタンディツシュ内に混入するのを防止する技術に
関する。
ュなどに溶鋼を注入する際、取鍋自溶鋼量の挙動を検出
することによって取鍋内カバースラグ(以下スラグとい
う)がタンディツシュ内に混入するのを防止する技術に
関する。
従来よシタンディッシュ内へのスラグ混入防止方法が各
種提案されているが、その中でも取鍋自溶鋼量の把握に
よる防止方法が特開昭55−117548号公報で開示
されている。
種提案されているが、その中でも取鍋自溶鋼量の把握に
よる防止方法が特開昭55−117548号公報で開示
されている。
これは取鍋のみの重量と内容物を収容した取鍋全重量と
スラグ重量の関係から取鍋内の溶鋼重量の刻々変化する
状態を検知し残存溶鋼量からスラグの流出時期を判断す
るというものである。
スラグ重量の関係から取鍋内の溶鋼重量の刻々変化する
状態を検知し残存溶鋼量からスラグの流出時期を判断す
るというものである。
しかしながらこの方法には次の如き欠陥がある。
即ち、(a)スラグ厚みの測定や空鋳鍋等の測定を出鋼
毎に必ず実施しなければならないという作業上の制約、
(b)測定実施のため製造工程の延長、(C)品質対策
として取、鋼精錬が活発化し取鍋精錬前後でのスラグ重
量の変化にともない空鋳鋼やスラグ重量計算に誤算が生
じた場合、スラグの流出や溶鋼歩留低下の問題点かあシ
、実用的ではない。
毎に必ず実施しなければならないという作業上の制約、
(b)測定実施のため製造工程の延長、(C)品質対策
として取、鋼精錬が活発化し取鍋精錬前後でのスラグ重
量の変化にともない空鋳鋼やスラグ重量計算に誤算が生
じた場合、スラグの流出や溶鋼歩留低下の問題点かあシ
、実用的ではない。
本発明はこれらの問題点を完全に解決したスラグ流出防
止方法を提供するものであり、その要旨とするところは
、取鍋からタンディツシュを介して鋳型内に溶鋼大注入
するにあたフ、取鍋内残存溶鋼の流出末期に取鍋の操作
ノズル開度を一定にしてタンディツシュ内に収容された
溶鋼の自然波による推定重量を連続的に求め、一方、溶
鋼等内容物を収容せるタンディツシュの重量をロードセ
ルなどの重量測定手段によって連続的に検出し、該実、
測・ タンディツシュ重量と前記内容物が溶鋼のみを収
容した場合のタンディツシュ推定重量との差ΔWを求め
、数差△Wの値が予め設定されている限界値に達した時
点で取鍋の操作ノズルを閉止することにある。
止方法を提供するものであり、その要旨とするところは
、取鍋からタンディツシュを介して鋳型内に溶鋼大注入
するにあたフ、取鍋内残存溶鋼の流出末期に取鍋の操作
ノズル開度を一定にしてタンディツシュ内に収容された
溶鋼の自然波による推定重量を連続的に求め、一方、溶
鋼等内容物を収容せるタンディツシュの重量をロードセ
ルなどの重量測定手段によって連続的に検出し、該実、
測・ タンディツシュ重量と前記内容物が溶鋼のみを収
容した場合のタンディツシュ推定重量との差ΔWを求め
、数差△Wの値が予め設定されている限界値に達した時
点で取鍋の操作ノズルを閉止することにある。
以下に本発明方法を実施例にもとすいて詳述する。
第1図において、lは取鍋、2は溶鋼、3はスラグ、4
はスライディングゲートバルブ等の取鍋操作ノズル(以
下SNとい5)、5はSN4の開度調節や閉止のための
操作モーター、6はタンディツシュで、ロードセル10
.10によっテ連続的に重量の実測が可能である。7は
溶鋼−であり、溶鋼にスラグが混入した場合は溶鋼等内
容物7°′となる。8.8′は鋳型、9は鋳型内の溶鋼
である。
はスライディングゲートバルブ等の取鍋操作ノズル(以
下SNとい5)、5はSN4の開度調節や閉止のための
操作モーター、6はタンディツシュで、ロードセル10
.10によっテ連続的に重量の実測が可能である。7は
溶鋼−であり、溶鋼にスラグが混入した場合は溶鋼等内
容物7°′となる。8.8′は鋳型、9は鋳型内の溶鋼
である。
11は重量計、12は調整器、13はスラグ流出溶鋼重
量Ws 、 W2に見合った溶鋼重量W3がタンディツ
シュ6の中に貯溜されるが、この場合、取鍋1内から注
入される溶鋼量は、少くとも初期、中期においてはロー
ドセルIOによって得られた重量実測値が所望の値のレ
ベルで一定となるようにSN4の開度が調整される。
量Ws 、 W2に見合った溶鋼重量W3がタンディツ
シュ6の中に貯溜されるが、この場合、取鍋1内から注
入される溶鋼量は、少くとも初期、中期においてはロー
ドセルIOによって得られた重量実測値が所望の値のレ
ベルで一定となるようにSN4の開度が調整される。
即チ、タンディツシュ60重量をロードセル10゜10
で測定し、重量計11を介して重量信号を調整器12に
送信する。調整器12は入来する重量信号に基づき所定
の演算計算を行ない、その結果を操作出力としてモータ
ー5を介してSN4を作11・:・ 動させる。
で測定し、重量計11を介して重量信号を調整器12に
送信する。調整器12は入来する重量信号に基づき所定
の演算計算を行ない、その結果を操作出力としてモータ
ー5を介してSN4を作11・:・ 動させる。
が伊流出することが保証されている期間では、タンディ
ツシュ重量が一定となるようにSN4の開閉調整が行な
われている。
ツシュ重量が一定となるようにSN4の開閉調整が行な
われている。
しかし、溶鋼2の流出末期に至ると、この発明によるタ
ンディツシュ内スラグ流出防止のための制御が行なわれ
る。
ンディツシュ内スラグ流出防止のための制御が行なわれ
る。
制御動作は鋳込末期の数分前よりまず鋳造速度、から流
出量が漸減しはじめる。したがって溶鋼7を収容したタ
ンディツシュ60重量は漸次減少してくる。その変化の
状態を第2図に示す。
出量が漸減しはじめる。したがって溶鋼7を収容したタ
ンディツシュ60重量は漸次減少してくる。その変化の
状態を第2図に示す。
第2図中、TIはタンディツシュ重量の制御期間中であ
!0、SN4の開度調整により、タンディツシュ重量は
直線Aの如く一定に保たれている。そこで前述の如く、
鋳造速度、鋳型内溶鋼9のレベルおよびSN4の開度を
一定にするとT2で示すように曲線A′のように漸減し
はじめる。この期間では例えば0.2〜2秒の適当な間
隔で判定装置13によシ重量値のサンプリングを行ない
、曲線A′の下降状況を確認するとともに、次いでT2
期間におけるその延長線即ち破線A“を既知の手段によ
ジ推定する。この破線A“は溶鋼のみの推移曲線である
ので、やがて、スラグ3の流出とともに前記実測値によ
る曲線A′の延長線はBの如く、更に急激に。
!0、SN4の開度調整により、タンディツシュ重量は
直線Aの如く一定に保たれている。そこで前述の如く、
鋳造速度、鋳型内溶鋼9のレベルおよびSN4の開度を
一定にするとT2で示すように曲線A′のように漸減し
はじめる。この期間では例えば0.2〜2秒の適当な間
隔で判定装置13によシ重量値のサンプリングを行ない
、曲線A′の下降状況を確認するとともに、次いでT2
期間におけるその延長線即ち破線A“を既知の手段によ
ジ推定する。この破線A“は溶鋼のみの推移曲線である
ので、やがて、スラグ3の流出とともに前記実測値によ
る曲線A′の延長線はBの如く、更に急激に。
下降しはじめる。本発明は、この曲線Bを検知すること
によってスラグ流出を判断するのである。
によってスラグ流出を判断するのである。
即ち、これらの溶鋼のみの破線曲線A“と溶鋼とスラグ
の混合によ・る曲線Bの差△W(溶鋼とスラグの比重差
による重量差)が理論上スラグの混入を示すものとなる
。しかし実用的には判定に際しこの差△Wの値はロード
セルlOの機器精度の関係から誤認されるおそれがある
ので安定係数をみの場合、0.2チ×60トン−120
ks+とな9.120kgX 1.1 =132kf、
従って132kg以上の時調整器12よフモータ4へ信
号が送られSN4を閉止する。
の混合によ・る曲線Bの差△W(溶鋼とスラグの比重差
による重量差)が理論上スラグの混入を示すものとなる
。しかし実用的には判定に際しこの差△Wの値はロード
セルlOの機器精度の関係から誤認されるおそれがある
ので安定係数をみの場合、0.2チ×60トン−120
ks+とな9.120kgX 1.1 =132kf、
従って132kg以上の時調整器12よフモータ4へ信
号が送られSN4を閉止する。
第3図はスラグ混入防止のための制御をしない場合のX
70のラインノミイブ材のUST不合格率である。定常
部では低いレベルに位置するのに対して非定常部、特に
ヒートの変更時にオープン注入による不合格率が高くな
っている。この不合格部分を検鏡した結果、二次酸化物
系介在物やスラグの巻込み等が検出された。
70のラインノミイブ材のUST不合格率である。定常
部では低いレベルに位置するのに対して非定常部、特に
ヒートの変更時にオープン注入による不合格率が高くな
っている。この不合格部分を検鏡した結果、二次酸化物
系介在物やスラグの巻込み等が検出された。
第4図に本発明法のUST不合格率の実施例を示すが第
3図と比較すれば非定常部も定常部位盤に低減できてお
シ、また溶鋼歩留の向上環この発明の実施効果は大きい
。
3図と比較すれば非定常部も定常部位盤に低減できてお
シ、また溶鋼歩留の向上環この発明の実施効果は大きい
。
また、前記実施例においてはスラグ流出の判定精度を向
上させるために鋳造速度を一定にするという条件を付加
したが、適当な間隔で鋳造速度値をサンプリングし、前
述の推定曲線A“を逐次補正してやることによシ、該条
件を除外しても同等の効果が得られる。
上させるために鋳造速度を一定にするという条件を付加
したが、適当な間隔で鋳造速度値をサンプリングし、前
述の推定曲線A“を逐次補正してやることによシ、該条
件を除外しても同等の効果が得られる。
M1図は本発明方法の制御操作を説明するための概念図
、 第2図は本発明におけるタンディツシュ重量の変化状況
を示す図、 第3図はスラグ混入防止の制御を行なわない゛場合の製
品品質を示すグラフ、 第4図は本発明による制御を行なった場合の製品品質を
示すグラフである。 1・・・取鍋、2,7.9・・・溶鋼、3・・・スラグ
、4・・・取鍋操作ノズル(SN)、5・・・操作モー
タ、6・・・タンディツシュ、7′・・・溶鋼等内容物
、8・・・鋳型、10・・・ロードセル、11・・・重
量計、12・・・調整器、13・・・スラグ流出判定装
置。 代理人弁理士 秋 沢 政 光 他2名
、 第2図は本発明におけるタンディツシュ重量の変化状況
を示す図、 第3図はスラグ混入防止の制御を行なわない゛場合の製
品品質を示すグラフ、 第4図は本発明による制御を行なった場合の製品品質を
示すグラフである。 1・・・取鍋、2,7.9・・・溶鋼、3・・・スラグ
、4・・・取鍋操作ノズル(SN)、5・・・操作モー
タ、6・・・タンディツシュ、7′・・・溶鋼等内容物
、8・・・鋳型、10・・・ロードセル、11・・・重
量計、12・・・調整器、13・・・スラグ流出判定装
置。 代理人弁理士 秋 沢 政 光 他2名
Claims (1)
- (1) 鋼の連続鋳造において取鍋からタンディツシ
ュを介して鋳型内に溶鋼を注入するにあたシ、取鍋内残
存溶鋼の流出末期に取鍋の操作ノズル開度を一定にして
タンディツシュ内に収容された溶鋼の自然派による推定
重量を連続的に求め、一方、溶鋼等内容物を収容せるタ
ンディツシュの重量をロードセルなどの重量測定手段に
よって連続的に検出し、該実測タンディツシュ重量と前
記内容物が溶鋼のみを収容した場合のタンディツシュ推
定重量との差△Wを求め、数差△Wの値が予め設定され
ている限界値に達した時点で取鍋の操作ノズルを閉止す
ることを特徴とするタンディツシュ内のスラグ流出防止
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10432682A JPS58221643A (ja) | 1982-06-17 | 1982-06-17 | タンデイツシユ内のスラグ流出防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10432682A JPS58221643A (ja) | 1982-06-17 | 1982-06-17 | タンデイツシユ内のスラグ流出防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58221643A true JPS58221643A (ja) | 1983-12-23 |
Family
ID=14377805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10432682A Pending JPS58221643A (ja) | 1982-06-17 | 1982-06-17 | タンデイツシユ内のスラグ流出防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58221643A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0249573A2 (de) * | 1986-06-10 | 1987-12-16 | MANNESMANN Aktiengesellschaft | Verfahren und Einrichtung zum schlackenfreien Entleeren einer Giesspfanne |
-
1982
- 1982-06-17 JP JP10432682A patent/JPS58221643A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0249573A2 (de) * | 1986-06-10 | 1987-12-16 | MANNESMANN Aktiengesellschaft | Verfahren und Einrichtung zum schlackenfreien Entleeren einer Giesspfanne |
EP0249573A3 (de) * | 1986-06-10 | 1989-07-05 | MANNESMANN Aktiengesellschaft | Verfahren und Einrichtung zum schlackenfreien Entleeren einer Giesspfanne |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2882556B2 (ja) | 連続鋳造用インゴットモールドに粉末または粒状の材料を供給する方法および装置 | |
US4114675A (en) | Method and apparatus for pouring a mold with a selectable amount of casting material | |
CN107790665A (zh) | 一种中间包液位自动控制方法及系统 | |
JPH0712530B2 (ja) | 金属溶湯を鋳込む方法 | |
US3941281A (en) | Control device for regulating teeming rate | |
JPS58221643A (ja) | タンデイツシユ内のスラグ流出防止方法 | |
US4019563A (en) | Method and apparatus for controlling the batching of a melt for pressure tapping furnace | |
KR910006067B1 (ko) | 연속 주조 장치의 주입작업 개시 방법 | |
GB1602327A (en) | Method and apparatus for continuous casting | |
JP2702344B2 (ja) | アトマイズ金属粉末製造方法 | |
US4787604A (en) | Slag retention on discharge of a ladle | |
JP3610036B2 (ja) | 取鍋注入口最小開度判定方法及び判定装置 | |
JPS619966A (ja) | 取鍋残溶鋼量の推定方法 | |
JPS61222665A (ja) | スラグ流出検知方法 | |
JPS61129269A (ja) | 自動注湯方法 | |
JPS61136610A (ja) | 自動接種装置 | |
JP3689523B2 (ja) | 材料計量方法 | |
JPH09150241A (ja) | タンディッシュ内溶鋼注入終了方法 | |
JPH04172159A (ja) | 連続鋳造における浸漬ノズル内異常検知方法 | |
JPS5813455A (ja) | 注湯停止方法およびその装置 | |
JPH0773776B2 (ja) | 連続鋳造の異鋼種切替え方法 | |
SU942881A1 (ru) | Устройство дл разливки металла | |
JP2794489B2 (ja) | ダクタイル鋳鉄製造用注湯制御方法 | |
JP4457707B2 (ja) | タンディッシュ内溶鋼の注入終了方法 | |
JPH06344125A (ja) | 自動注湯装置 |